JPH0327363A - チオウラシル誘導体 - Google Patents

チオウラシル誘導体

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JPH0327363A
JPH0327363A JP2089251A JP8925190A JPH0327363A JP H0327363 A JPH0327363 A JP H0327363A JP 2089251 A JP2089251 A JP 2089251A JP 8925190 A JP8925190 A JP 8925190A JP H0327363 A JPH0327363 A JP H0327363A
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pyridyl
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Gabor Zolyomi
ガーボル ゾーリョミ
Ferenc Andrasi
フェレンツ アンドラーシ
Pal Berzsenyi
パール ベルジェニュイ
Elemer Ezer
エレメール エゼル
Hasuko Tibor
ティボル ハスコー
Kortai Ernoe
エルノェー コルタイ
Faigurnee Billkirsh Erzsebet
エルジェーベト ファイグルネー ビルカーシュ
Judit Matuz
ユディト マツズ
Lajos Toldi
ラヨス トルディ
Sevestieen Laszlo
ラースロー セベスティエーン
Fitler Zsuzsanna
ジュザンナ フィトレル
Katalin Saghy
カタリン サージュ
Laszlo Szporny
ラースロー スポルニュ
Aranui Peter
ペーテル アラーニュイ
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Richter Gedeon Nyrt
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    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D239/56One oxygen atom and one sulfur atom
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • C07D401/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なチオウラシル誘導体、それらを含有す
る医薬組戒物並びにそれらの製法に関する。
〔発明の構戒、作用および効果) 本発明は、次式【: (式中、R1およびR2は互いに独立に水素、CI〜4
アルキル、フエニル、フェニルー01〜4アルキル、ビ
リジルもしくはピリジル一〇I〜4アルキル基を表わし
: Eは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分技鎖の
飽和炭化水素鎖を意味し: R3はC2〜,アルカノイルアミノ、N−C.〜5アル
カノイルーN−C.〜4アルキルアミノもしくはジ(C
,〜4アルキル)アミノ基によりおよび所望により更に
ハロゲン、cl−4アルキル、C,〜4アルコキシもし
くはC2〜,アルカノイルオキシ基により0置換された
フエニル基;又は所望によりハロゲン、CI〜4アルキ
ル、Cl〜4アルコキシ、C !XSアルカノイルオキ
シもしくはフエニルC,〜4アルコキシ基によりモノー
もしくはポリ置換されたビリジル基を表わす) で表わされる新規なチオウラシル誘導体並びにそれらの
酸付加塩およびこれらの化合物を含有する医薬組戒物に
関する。
前記式Iで表わされる化合物は、価値ある薬理特性を有
し、すなわち該化合物は胃酸分泌を抑制し更に細胞保護
作用を示す。
前記式Iの化合物の好ましい基において、R,及びR2
は独立に互いに、水素、メチル、エチルまたはフェニル
基を表わし:R,はジ(Cl〜4アルキル)アミノ、例
えばジメチルアごノもしくはジエチルアミノ基により〇
一置換フェニル基を有し;更にEはメチレン基を表わす
式Iの化合物における他の好ましい基において、RI及
びRtは、独立に互いに水素、メチル、エチルもしくは
フエニル基を表わし;更にR3は未置換であるか、また
はメチル、エチル、メトキシもしくはエトキシ基により
o−.m=及び/゛またはp一置換された2−ピリジル
基を表わす。
式Iの特に好ましい化合物は、2−(2−ジメチルアミ
ノベンジル)チオー6−メチル−4(3H)一ビリミジ
ノン、2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー5−
エチル−6−メチル−4(3H)一ピリミジノン及び2
−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー4 (3H)
一ピリミジノンである。
胃酸分泌を抑制する物質は、胃腸の潰瘍の治療において
最大の重要性を有していることは公知である。
これらの化合物の一つのタイプは、H−2(ヒシクミン
ー2)レセプタ一一遮断薬(例えばシメチジンまたはラ
ニチジン)により代表され:他のタイプには、H” /
K”−ATP−アーゼ酵素抑制を介してそれらの作用を
示す化合物が含まれる。
この後者のタイプのたいていの物質は、ペンズイミダゾ
ール誘導体である。このような化合物は、例えば公開さ
れたヨーロッパ特許出願0,005, 129及び0,
204,215並びに米国特許4,’045,564、
4,359,465及び4,472,409に記載され
ている。同様の作用を示す化合物のうちで、種々の複素
環と縮合したイミダゾール誘導体(例えば公開されたヨ
ーロッパ特許出願0,234.485及び0.234,
690におけるごと<)、置換されたオキサゾール、チ
アゾール及びイミダゾール誘導体(公開されたヨーロッ
パ特許出願G,262,845におけるごとく)並びに
イミダゾール、トリアゾール及びテトラゾール化合物(
公開されたヨーロッパ特許出願62−207270にお
けるごとく)は、すでに記載されてきている.本発明の
目的は、雄大な副作用を誘発することなくしかも著しい
細胞保護作用を示す、今日まで知られた胃酸分泌抑制物
質作用に達するかまたはそれを超える新規な化合物を見
い出すことになる。
本発明の過程において次の内容が見い出されて来ている
。すなわち公知の化合物とは化学構造が異なり、特に動
物実験(試験動物)に対し自発的により誘発的胃酸分泌
の双方の作用を示す本発明にかかる式Iの新規チオウラ
シル誘導体及びそれらの誘導体のあるものは、または細
胞保護作用をも示し、一方それらの毒性値はより有利で
ある。
本発明の別の面によれば、前記一般式(1)〔式中、R
IおよびRzは互いに独立に水素、C,〜4アルキルフ
エニル、フェニルーCI〜4アルキル、ピリジルもしく
はビリジルーC−4アルキル基を表わし; Eは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分技鎖の
飽和炭化水素鎖を意味し; R,はc l+sアルカノイルアミノ、N  C!〜,
アルカノイルーN−C,〜4アルキルアミノもしくはジ
(Cl〜4アルキル)アミノ基によりおよび所望により
更にハロゲン、Cl〜4アルキル、01〜4アルコキシ
もしくはC2〜,アルカノイルオキシ基により0置換さ
れたフヱニル基;又は所望によりハロゲン、CI〜4ア
ルキル、CI〜4アルコキシ、C2〜,アルカノイルオ
キシもしくはフェニルーC,〜4アルコキシ基によりモ
ノーもしくはポリ置換されたピリジル基を表わす〕で表
わされる新規化合物およびその酸付加塩の製造方法が提
供され、この方法は a)次式■: (式中、R1およびR2は先に定義した意味である) で表わされる化合物を、次式■: R3−E−X           (m)(式中、R
,およびEは先に定義した意味であり、更にXは脱離基
を表わす) で表わされる化合物、又はその付加塩の一種と反応させ
るか、又は b)前記式■(式中、R1およびR2は先に定義した意
味である)の化合物を、次式■a:R3  E  OH
          (I[Ia)(式中、R3および
Eは先に定義した意味である)で表わされる化合物と酸
性媒質中で反応させ、更に所望により得られた塩基を酸
を用いてその付加塩に変換し、あるいはまた逆に得られ
た塩を対応する塩基に変換することを含んでなる。
語句「脱離基J  (X基)は文献(T.A.Geis
sman:Principle of Organic
 Chea+istry,第3巻、W』.Freema
n, London+ 1968)において認められて
いる定義によれば、求核試薬の作用により容易に分解し
やすい基を含むものとする。これらの脱離基は、例えば
、ハロゲン、主に塩素、臭素及びヨウ素並びにスルホニ
ルオキシ基、例えば低級アルカンスルホニルオキシ及び
所望により置換されたベンゼンスルホニルオキシ基であ
る。従って、Xは好ましくは塩素、メタンスルホニルオ
キシもしくは4一トルエンスルホニルオキシ基ヲ有スる
本発明にかかるプロセスa)の好ましい態様によれば、
出発物質、好ましくは前記式■の化合物の酸付加塩を、
極性の非ペロトン性溶剤、好ましくはN,N−ジメチル
ホルマごド、N,N−ジメチルアセトアごド、ジメチル
スルホキシドもしくはアセトニトリルに溶解し、ついで
反応物を所望により有機もしくは無機酸結合剤、例えば
炭酸カリウム、ピリジンまたは酢酸ナトリウムの存在下
、均質溶液中で反応させる。生或物を単離する場合、以
下の内容が考えられるべきである。すなわち1molの
酸が、反応中に生じ、これは酸結合剤が用いられない場
合適当に中和される。反応混合物から、目的生戒物はそ
れ自体公知の方法により分離されさらに、所望により再
結晶法により精製される。
本発明のプロセスa)の他の好ましい態様によれば、前
記弐■の化合物のアルカリ金属塩、適当にはナトリウム
もしくはカリウム塩は、lmol 当量のアルカリ金属
水酸化物、炭酸塩もしくはアルコキシド、好都合には水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムまた
はナトリウムエトキシドを添加することにより分離され
る。この場合、水、低級アルカノール、例えばエタノー
ル、メタノールまたは水とそれらの混合物が溶剤として
用いられる。式■の化合物を得られた溶液に添加したの
ち、反応混合物を溶液の沸点で加熱する。
式■の化合物を塩の形で溶液に添加することは好ましい
。この場合、2mol 当量のアルカリ金属水酸化物、
炭酸塩もしくはアルコキシドが好ましく用いられ、それ
らのlmol当量は同一反応系内で式■の化合物を遊離
塩基に変換するために必要とされる。それにもかかわら
ず、反応はlmol当量のアルカリの存在下でも進行す
るが、しかしこの場合反応時間は溶解の困難性のためよ
り長時間である。式■の化合物はまた、その塩からあら
かじめ放出されるような形で用いることも出来さらに反
応混合物に塩基として添加されうる。
別な方法として、本発明によるプロセスa)は、適当な
溶剤、好ましくはエタノール、ベンゼン、酢酸エチル、
塩化メチレンまたはアセトニトリル中に、式■及び式■
の化合物または後者の塩をそれぞれ溶解し、ついで少な
くともlmol当量、好ましくは2mol当量のアルカ
リ金属水酸化物、炭酸塩もしくはアルコキシドを添加す
る。反応はアルカリ試薬を添加しなくとも進行する:こ
の場合、目的生戒物は塩として得られ、その塩から塩基
が公知の方法、例えば水酸化ナトリウムを用いて遊離す
る。
本発明のプロセスa)の別の好ましい態様によれば、反
応は、所望により相転移触媒、好ましくは塩化ベンジル
トリエチルアンモニウムまたは塩化テトラブチルアンモ
ニウムを用い、水及び水と混和しない溶剤、例えば塩化
メチレン、ジクロ口エタンまたはクロロホルムの存在下
、不均一系中で行なわれる。この場合式■の化合物を、
少なくともlmol当量、好ましくは2mol当量のア
ルカリ金属水酸化物または炭酸塩を添加して水中に溶解
し、相転移触媒を添加しついで水と混和しない溶剤中の
式■の化合物の塩の溶液もしくは懸濁液を添加したのち
、二相系を室温で激しく撹拌する。
反応終了後、目的生威物を公知の方法で有機相から分離
する。
別の方法では、前記式■(式中Xはメタンスルホニルオ
キシまたはトルエンスルホニルオキシ基を意味する)の
化合物は、塩化メタンスルホニルまたはトルエンスルホ
ニルと、式■a(式中R,及びEは先に定義した意味で
ある)の化合物と、適当な溶剤、例えば塩素化炭化水素
、例えば塩化メチレンもしくはクロロホルムまたはエー
テル、例えばテトラヒドロフラン中、酸結合剤、例えば
トリエチルアξンの存在下で反応させることによって得
ることが出来、ついで得られた生或物を単離することな
く、相転移触媒及び少なくともio+ol当量、好まし
くは:)+ol 当量のアルカリ金属水酸化物もしくは
炭酸塩を添加することにより水にあらかしめ溶解した式
■の化合物を、上記反応混合物に添加する。得られた混
合物は公知の方法で処理される。
式■の化合物と、式■の物質との反応は、20’C〜反
応混合物の沸点温度で行なわれる。最適な反応温度は、
用いる出発化合物と溶剤に依存する。
二相系を用いる場合、戒分を好ましくは室温で反応させ
る。反応時間は、条件に依存し、30分〜36時間続く
. 必要ならば、目的生戒物の塩基はシリカゲルを用いたカ
ラムクロマトグラフィによりまたは再結晶法により精製
することが出来る。
本発明のプロセスb)によれば、式■の化合物は、好ま
しくは式■の化合物と式maの物質とを、水または水混
和性溶剤、例えば低級アルカノール、ケトン、カルボン
酸または水とそれらの混合物中酸性媒質中で反応させる
ことにより好ましく得られる。
この場合、ハロゲン化水素、硫酸もしくはリン酸、好ま
しくは塩酸が酸として用いられる。本発明の特に好まし
い態様によれば、式■及び式maの化合物のmo1 当
量の各々を、20゜C〜80゜Cの温度で濃塩酸溶液中
、あるいはまた混合物の沸点に関する共沸の式に対応し
て水性塩酸中で行なわれる。
この反応の場合、不均質な反応混合物が通常得られる。
何故ならば目的生成物の沈殿が、チオウラシル誘導体の
全量が溶解する前に始まるからである。生底物は塩の形
で得られ、これは濾過法により分離されさらに精製され
うる。目的生戒物を塩基の形で得たいと思う場合、反応
終了後、混合物をアルカリ性にし、塩基を抽出しついで
溶剤を蒸発後再結晶させる。所望により、塩基はクロマ
トグラフィ法により精製されさらに所望により塩に変換
されうる。
本発明にかかる任意のプロセスを用いて得られる弐■の
塩基は、無機もしくは有機酸、例えば塩酸、マレイン酸
もしくはフマル酸を用い対応する酸付加塩に変換するこ
とが出来る。この塩形或は、公知の方法により、例えば
塩基を適当な有機溶剤に熔解しついで対応する酸または
有機溶剤に溶解したこの酸の溶液を添加することにより
行なわれる。得られた塩は、濾過法によりまたは減圧下
で溶剤を蒸発させることにより分離され、所望により再
結晶法により精製される。
本発明にかかるプロセスにおいて出発物質として用いら
れる式■、式■及び式maの化合物の一部は公知である
;新規化合物は、公知の化合物に対して記載したプロセ
スまたは公知のプロセスに準じたプロセスを用いること
によりうることか出来る。
以下の内容は当業者に対し明らかである。すなわち式I
の化合物は、互変異性体の形で存在しうる。個々の互変
異性体の割合は、分子の置換基ならびにその結晶性また
は溶解状態に依存する。赤外吸収スペクトル(IR)に
よれば以下の内容が証明された。すなわち、例えば例6
の化合物は、それが結晶の場合2−(2−ジメチルアミ
ノーベンジル)チオー6−フェニルー4 (3H)一ピ
リミジノンの形で存在する;しかし、PMRスペクトル
により支持されるごとく、該化合物はそれが溶液中で存
在する場合2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー
4−フエニルー6−ヒドロキシピリミシンの形で存在す
る。従って、本発明は可能な互変異性体の一つに限定さ
れるものではなく各々の場合についてのものであり、全
ての互変異性体の構造が、それらの一方を命名する場合
には含まれるものである。
最初の部分で述べたごとく、本発明にかかる化合物は、
遊離な毒性値とともに秀れた胃酸分泌抑制及び細胞保護
作用を有する。式Iの化合物の胃酸分泌抑制作用は、以
下に述べる生体内試験方法を用いることにより評価され
た。対照薬物として、2−((2−ジメチルアミノベン
ジル)スルフィニル〕−IH−ベンズイξダゾール[D
rugsof theFuture 13、188 、
(1988)) 、以下化合物NC−1300及びオメ
プラヅール(公開されたヨーロッパ特許出瀬0,(lQ
5.129)を用いた。
■.胃酸分泌抑制効果 1. シエイの方法を用いた胃酸分泌印制効果の研究 24時間絶食せしめた後、体重130〜160gの雌の
OFAラットに、被検化合物を経口投与した。各々の用
量に対し15匹の動物を用いた。1時間後、シエイの方
法に従い[Gastroentrology 5、43
(1945)] 、エーテル麻酔条件下開腹しついで幽
門結紮を行なった。5時間後、過剰量のエーテルを用い
て動物を殺し、それらの胃を調べついで胃液の量及び酸
性含量を測定した。酸は、トッペル指示薬を用い、0.
 I Nの水酸化ナトリウムで滴定することにより測定
した。結果は第1表に示す。
自然的胃酸分泌に関する本発明にかかる新規なチオウラ
シル誘導体の抑制剤効果を示す第1表の結果から以下の
内容が明らかである。すなわち上記試験において、例1
及び例10の化合物は対照薬物NC−1300と同等で
あり、一方例5の化合物は両方の対照薬物のいずれより
もより活性であることが判明している。
2. ラットにおける誘発された胃酸分泌の抑制方法 24時間絶食後、体重250〜320gの雄のOFAラ
ットを、40%ウレタン(0. 5 d/ 100g)
を用い麻酔しついで気管及び頚静脈にカニューレ挿入し
た(各々の用量に対し10匹の動物を用いた)。
ガラス製のカニューレを幽門の方向から胃に挿入した。
胃を、微温水で洗浄し、ついで送風によりきれいにした
。胃酸分泌は、ヒスタξン(5■/kg/時間)、また
はペンタガストリン(0.05■/kg/時間)または
カルバコール(0.01■/kg/時間)、をそれぞれ
ラ上大することにより誘発した。
試験化合物を、5時間継続する実験開始前30分までに
腹腔内投与(i.p.) Lた。実験結果を第2表〜第
4表に掲げる。
第2表〜第4表の結果から以下の内容が明らかである。
すなわち化合物は、用景一依存方法において誘発された
胃酸分泌を抑制した;それらの作用は、最初の2つの場
合において対照薬物の作用と同等でありさらに第3の場
合には対照薬物の作用に近かった. 第一」一一表 シエイの方法に従った胃酸分泌抑制作用第一」L一麦 ラットにおけるヒスタミンー誘発胃酸分泌の抑制第4表 ラットにおけるカルバコール ー誘発胃酸分泌の抑制 ラットにおけるペンタガストリン ー誘発胃酸分泌の抑制 3.犬における誘発された胃酸分泌の抑制方法 24時間絶食後体重6.3〜11.9kgの雌雄のビー
グル大を、ベントバルビタールナトリウム(30mg/
kg i.v.)を用いて麻酔した。気管及び両側の大
腿静脈にカニューレを挿入した。開腹後幽門を結紮し、
ガラス製のカニューレを胃の前方側に挿入しついで嚢糸
縫合により胃壁、腹壁及び腹皮に固定した。ゴム探針壱
口から胃に導入した。このようにして準備した動物を、
タルロフの枠に入れた。ベントバルビタールナトリウム
(5■/kg/時間)を注入して定常の睡眠を確保した
。胃を微温水で洗浄しついで空にした。分泌誘発剤(ヒ
スタξン、ペンタガストリン、カルバコール)を次の用
量を用い1時間あたり12mlの量で2時間投与した: ■/kg/時間 ヒスタミン          0.1ペンタガストリ
ン       0.03カルバコール       
  0.022時間後注入を停止し、生じた胃液の量を
測定しついでその酸の含料をトツペル指示薬を用い0.
INの水酸化ナトリウムで滴定することにより測定した
。例1の化合物を往入開始前30分までに動物に25 
g / kg i .p,の用量で投与した。
夷−5一表 犬におけるヒスタミンー誘発胃酸分泌の抑制l. 25mg/kg l−p・ 犬におけるペンタガストリン ー誘発胃酸分泌の抑制 l. 25■/kg 1.p. 勇一二L一聚 犬におけるカルバコールー誘発胃酸分泌の抑制分までに
0. 5 ml/ 100 gの容量で経口投与した.
(各々の用量に対し12匹の動物を用いた.)1時間後
、動物をエーテルを用いて殺しついでそれらの胃の腺部
の出血を評価した.結果を第8表に掲げる。
第一」L一表 細胞保護効果 以下の内容が言及出来る。すなわち例1の化合物は、ラ
ットにおけると同様に犬におレ)ても同I策の有効性を
もって三様の分泌誘発(分泌促進)ル1のいずれによっ
ても誘発された胃酸分泌を抑制する。
■.細胞保護効果 方法 修正されたロバート試験[Gastroenterol
ogy 17、761(1979)1を用いた。壊死剤
(2dの濃塩酸を含有する無水エタノール)を、被検化
合物投与後30第8表の結果から以下のことが明らかで
ある。
すなわち本発明にかかる化合物は、塩酸を含有するエタ
ノールにより誘発された壊死から保護することが出来、
従って該化合物は実質的に細胞保護効果を有する。
■.胃潰瘍一抑制効果 1. シエイの方法に従って実施したラットにおける胃
潰瘍一抑制効果 潰瘍の数に関連したEDso値: 例lの化合物 NC−1300(対照薬物) 潰瘍の重大性に関するED,。値: EDso p−0.mg/ kg 3.3 7.4 方法 体重150〜160gを有し24時間絶食した雌のOF
Aラットを用いた。(任意量の水を動物に飲ませた。)
被検物質を動物に経口投与し、ついで1時間後シェン[
Gastroenterology 5、43 (19
45) ]に従って開腹及び幽門結紮を、エーテル麻酔
条件下で行なった。18時間後、胃の膜質部分に形威さ
れた潰瘍の数及び寸法を顕微鏡で調べた。対照群に関し
て評価を行いついでED,。値を測定した。潰瘍の大き
さを0. 5〜32の点数として表わした。
例1の化合物 NC−1300(対照薬物) 潰瘍の発生に関するpos。値: 例1の化合物 NC−1300(対照薬物) EDS. EDS。
p・0・ 3.7 5.7 p・0・ 9.0 14.5 ■/kg ■/kg 2. レセルピンー誘発胃潰瘍の抑制 方法 24時間絶食後、雌のOFAラットに、被検化合物を経
口投与し、ついで1時間後5■/kgのレセルピンを皮
下投下(s.c.) Lた。18時間後、動物を殺し次
いでそれらの胃を顕微鏡で調べた。前節第1のもとで記
載した如く評価を行った。
潰瘍の数に関係したHD,。値: 潰瘍の発生に関するED,。値: 例lの化合物 NC−1300(対照薬物) EDs0 p・0・ 18 1日 ■/kg ED,.p.o.■/Scg 例1の化合物          168C−1300
(対照薬物)         8潰瘍の重大性に関す
るEDs。値: HD,。
■/kg 3. インドメタシンー誘発胃潰瘍の抑制方法 24時間絶食後、雌のRG−ウィスタ一系ラットに、被
検化合物を経口投与し、ついで30分後20■/kgの
インドメタシンを経口投与した。・評価は対照群に関し
て行い、ついでED,。値を測定した。
EDso l).0. mg/ kg 例1の化合物         8.2(5.9−11
.4)NC−1300(対照薬物)       8.
4(5.7−12.3)例1の化合物 NC− t300 (対照薬物) オメペラゾール (対照薬物) 4. アスピリン及びストレスにより誘発された胃潰瘍
の抑制 方法 24時間絶食後、体重120 − 150gの雌のRG
−ウィスタ一系ラットに、被検化合物を投与し、ついで
アスピリンを経口投与した。動物をアスピリンの予備処
理により感作しついで連続的ストレス(囲いこみ、22
゜Cの温度の水中にちょっと沈めること)により動物の
胃の腺部内に強い潰瘍を誘発させた。潰瘍形或をO〜2
の点数として評価した。
ED50p.O.■/kg 5.酢酸一誘発慢性潰瘍に関する回復促進効果 方法 エーテルによる麻酔及び開腹後、50JI1の20%酢
酸を、雌RG−ウィスター系ラットの胃壁内に!/L人
した。5日後、1日2回15日間被検化合物を動物に経
口投与した。16日目に、動物をエーテルにより殺し、
さらに胃の表面に表われている潰瘍の大きさを測定した
。回復の程度は対照群と比較して決定した。
本発明によれば、例1の化合物の15mg/kg用量(
経口)で上記のごとく行なった投与の結果は、45%の
回復率の増加をもたらし、一方NC−1300対照薬物
の15■/kg用量(経口)による投与により35%の
回復率の増加が達威された。
第1節〜第4節で示した結果から以下の内容が明らかで
ある。種々の実験による潰瘍の増大が、対照薬物よりも
例1の化合物に著しくより強く抑制される。第5節によ
れば、対照薬物を用いるよりも例lの化合物を用いるこ
とにより増大した胃の潰瘍からの回復においてよりよい
結果が得られた. ■.急性毒性に関する研究 方法 これらの研究は、24時間絶食後のOFIマウス及びO
FAラットについて行なわれた。各用量に対し10匹の
動物を用いた。用量の回数は3回または4回であった。
結果を第9表に掲げる。
第−9一表 急性毒性 NC−1300 (対照薬物) i.p.    410     415     2
70(360−467)  (355−486)  (
241−302)245 (227−264) l.′ p.o.  >1000    >1000    >
30002400 NC−1300”  p.o.  >1000    
>1000     1300(対照薬物) *注:本発明にかかる化合物及び対照薬物の両方に関す
る正確な経口のLD,。値の測定は、化合物の溶解性に
より制限された. 1400 1500mg/kgの経口用量においてさえ本発明にか
かる化合物の経口投与によればいかなる動物の種に関し
ても行動に関する変化は誘発されずさらに死亡も認めら
れなかった(0/10);一方対照薬物を用いた経口投
与後、下垂、正向反射の損失及び呼吸困難が観察された
(上記症状に加え10匹のラツトのうち1匹がiooo
■/kgの経口投与後死亡した)。
本発明にかかる化合物の腹腔内投与による急性毒性は、
本質的にマウスにおいては同じであったが、対照薬物の
急性毒性よりもラットにおいては小さかった。
以上のことから以下の内容が明らかである。すなわち胃
酸分泌は、著しく抑制されさらに強い細胞保護作用が式
Iの化合物の投与により誘発され、その化合物の用量は
毒性用量の約100分のlである;従ってそれらの治療
(安全)指数は大変有利なものである。従って式Iの化
合物は胃腸(胃及び十二指腸)の潰瘍の治療に対し有用
である。
治療的用途に対し、本明にかかる活性化合物は、該化合
物を、経腸投与または非経口投与に対し通常用いられる
、非毒性の、不活性な固体もしくは液体担体及び/また
は添加剤とともに混合することにより医薬組威物に好ま
しく変換される。適当な担体は、例えば水、ゼラチン、
ラクトース、デンプン、ペクチン、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸、タルク及び植物油である。
補助剤(添加剤)として、例えば安定化剤及び湿潤化剤
(界面活性剤)並びに乳化剤もしくは分散剤、緩衝剤及
び香味剤が用いられうる。
上記担体及び添加剤を用い、本発明にかかる活性化合物
を有用な医薬組戒物、例えば固体の形態(例えば錠剤、
カプセル剤、ピル剤または坐剤)、液体の形態(例えば
水性もしくは油性液剤、懸濁液もしくは乳化剤)または
住人可能な液剤、懸濁剤もしくは乳化剤に製剤化出来る
。本発明にかかる化合物の適当な日用量は、各々有効或
分20■を含有する1個または2個の錠剤、カプセル剤
または糖剤である。
本発明を以下の実施例により非制限的に詳しく説明する
。新規化合物の構造は、赤外スペクトル(IR)及び’
}I−NMRまたはある場合には”C−1t?lRスペ
クトルにより明らかにされた。
(実施例] 災土 2−(2−ジメチルアごノベンジル)チオー6メチノレ
−4 (3H)一ピリミジノンのε周製10成のジメチ
ルスルホキシドに、0.71g(5mmo1)の6−メ
チル−2−チオウラシル[Ann.236、1 (19
86)]及び1.03 g ( 5 mmol )の(
2−クロロメチルフエニル)一ジメチルアンモニウムク
ロリド(J,Chem.Soc. 1954、4127
)に?容解したのち、反応混合物を室温で1時間撹拌し
、ついで60成の水に注ぐ。INの水酸化ナトリウム溶
液を添加することにより混合物のpHを6〜8に調節し
たのち、沈殿物を濾過しついで粗製塩基(1.3g)を
ヘンゼンから再結晶し1.08g (78.4%)の表
題化合物をうる。融点152〜154゜C(白色結晶)
皿主 2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー6メチル−
4 (3H)一ビリミジノンの調製355mg (2.
5mmol)の6−メチル−2−ヂオウラシルを、11
6+++g (5.05mmol)の金属ナトリウム及
びl5In1の無水エタノールから調製したナトリウム
エトキシド’MXに溶解する。混合物をおだやかに加温
しチオウラシルを溶解し、ついで515■(2.5mm
ol)の(2−クロロメチルフェニル)一ジメチルアン
モニウムクロリドを添加しついで反応混合物を1時間撹
拌しながら還流する。塩化ナトリウムが直ちに溶液から
沈殿する。減圧下で蒸発せしめたのち、残留物を水に吸
収させ、各々20rdのクロロホルムを用いて3回抽出
し、一緒にした有機相を20戚の水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥しついで減圧下で蒸発させる。淡黄色
の油状残留物を、ベンゼン及び石油エーテル1:1混合
物を用いてこすり287■(47.7%)の表題化合物
を白色結晶生戒物としてうる。融点151〜153゜C
班主 2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー6=メチル
−4(3H)一ピリミジノンの調製4。O g (0.
 1mol)の水酸化ナトリウムを、100一の水に溶
解し、ついで7. 1 g (0.05mol)の6一
メチル−2−チオウラシルを得られた溶液に溶解する。
0.5gの塩化ベンジルトリメチルアンモニウムを添加
後、ついで100rn1のクロロホルムに溶解した10
.3 g (0.05mol)の2−(クロロメチルフ
ェニノレ)一ジメチノレアンモニウムクロリドの}容冫
夜を添加後、2相の系を室温で3時間激しく撹拌する。
一方、必要により、水相のρH値を、10%炭酸ナトリ
ウム溶液を添加して9〜10に調節する。反応終了後、
相が分離し、有機相を10%の炭酸ナトリウム溶液で洗
浄しついで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥しついで減圧下で蒸発させる。このよ
うにして、13.1gの粗製生戒物を帯黄色の結晶とし
て得、これを約70一のエタノールから再結晶し白色結
晶として収率10.6g (77%)で表題化合物をう
る。融点152〜154゜C このようにして得られた100■の生成物を、5戚の熱
エタノールに溶解し、2戚のエタノールに溶解した65
%のピクリン酸150mgを含有する溶液を添加してつ
いで混合物を沸点に加熱する。冷却後、沈殿した結晶を
濾過しついでエタノールから再結晶し黄色結晶として表
題化合物のビクラートをうる。融点119〜122゜C
,元素分析に基づき、ビクラートの式はC+4H+’y
NzOS.CJJzOt.CJsOHである。(溶媒和
の形態であることが化合物の’}l−NMRスペクトル
により判明した)300■の表題化合物を、30dの無
水エタノールに溶解しついで乾燥したガス状塩化水素を
冷却溶液に導入する。沈殿した結晶を濾過し、エタノー
ルで洗浄しついで減圧下デシケーター中で乾燥し白色結
晶として表題化合物の二塩酸塩をうる。融点130 −
 132゜C、元素分析に基づき、二塩酸の式はCzH
++N:+OS.2HCl.2CJsOHである。
槻土二則 例3で記載したプロセスを用い、第lO表に示される式
Iの化合物をtilMした。記号の意味、収率及び融点
を第10表に示す。
芽ユユ更一麦 且旦 2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー6−メチル
−4 (3H)一ピソ?ジノンの調製0.71g (5
m+m61)の6−メチル−2−チオウラシル、0.7
6g (5wmol)の2−ジメチルアミノベンジルア
ルコール(J.Chem.Soc. 1954、412
7)及び5dの濃塩酸を含有する混合物を、60’Cで
3時間撹拌し、ついで冷却しさらに氷で冷却しながら5
Nの水酸化ナトリウム溶液を添加してアルカリ性にする
。混合物を、各々20一のクロロホルムで3回抽出する
。有機相を一緒にしたのち、炭酸ナトリウム溶液で洗浄
しついで飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥しさらに蒸発させる。残留物を、酢酸
エチルから2回再結晶し表題化合物を収率0.59g 
(43%)でうる。
融点151〜153゜C 聞肥 2−((5−エチル−4−メトキシピリジンー2−イル
)メチル〕チオー6−メチル−4(3)一ピリξジノン
の調製 0.71 g ( 5 mmol )の6−メチル−2
−チオウラシル及び0.65 g (11.7mmol
)の水酸化カリウムを、10dの水に溶解する。同時に
、1.22 g (5.5mmol)の2−クロロメチ
ル−5−エチル−4−メトキシピリジニウムクロリド(
融点123〜125゜C)及び0. 1 gの塩化テト
ラブチルアンモニウムを10dのクロロホルムに溶解す
る。二種の溶液を一猪にしたのち、反応混合物を室温で
20時間激しく撹拌する。相が分離したのち、水相を5
dのクロロホルムで各々3回抽出し、一緒にした有機相
を塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥しついで減圧下で蒸発させる。残留物を酢酸エチル
で完全に砕き、濾過しついで得られた粗製生戒物をエタ
ノールから再結晶し白色結晶として表題化合物0.68
g(47%)をうる。融点167 〜16B’C炎迎 2−((4−メチルピリジン−2−イル)メチル]一チ
オー6−メチル−4(3H)一ピリミジノンの調製 1.23g (10mmol)の2−ヒドロキシメチル
−4−メチルピリジン[Bull.Chem.Soc.
Jap. 3、413(1955)] 、2.1!n1
.( 15mmol )のトリエチルアミン及び25戚
のクロロホルムを含有する溶液を、O′cに冷却しつい
で0.85m1(11.7mmol)の塩化メタンスル
ホニルを撹拌下で添加する。30分間撹拌後、20一の
IN水酸化ナトリウム溶液に溶解した0.2gのベンジ
ルトリエチルアンモニウムクロリド及び1.42g (
10mmol)の6一メチ/l/−2−−f−オーウラ
シルを添加し、ついで反応混合物を室温で10時間激し
く撹拌しさらに常法により処理する。得られた粗製生戒
物を、ジイソプ口ピルエーテルを用いて該生戒物を完全
に砕くことにより結晶化せしめる。融点157〜158
゜C得られた生或物をさらにトルエン及び酢酸エチルの
混合物から再結晶して精製し、表題化合物1.19g 
(48%)をうる。融点161〜162゜C 奥込 2−((4−メチルビリジン−2−イル)メチル〕−チ
オー5−エチル−6−メチル−4(3H)一ピリミジノ
ンの調製 例l3で記載したプロセスを用い、5−エチルー6−メ
チル−2−チオウラシル及び2−ヒドロキシメチルビリ
ジンから表題化合物を調製する。
(収率6l%で得られた)粗製生戒物を酢酸エチルから
一再結晶し、純粋な物質を融点130〜132゜Cでう
る。
班旦 2−((5−エチルピリジン−2−イル)メチル]チオ
ー6−メチル−4(3H)一ピリミジノンの調製 例12で記載したプロセスを用いて、2−クロロメチル
−5−エチルビリジニウムクロリド(融点126〜12
B’C)及び6−メチル−2−チオウラシルを用い表題
化合物を調製する。エタノールから再結晶後、表題化合
物を白色再結晶生戒物として収率5l%でうる。融点1
27〜128゜C班セ 6−メチル−2−〔(ピリジン−2−イル)メチル〕−
チオー4(3H)一ピリミジノンの調製例12で記載し
たプロセスを用い、6−メチル=2−チオウラシル及−
o−2−クロロメチルピリジニウムクロリドから表題化
合物をうる。2−プロパノールから再結晶後、表題化合
物を帯黄色結晶生底物として収率45%でうる。融点1
54〜156゜C斑旦 2−(4−プロモー2−ジメチルアミノベンジル)一チ
オー6−メチル−4 (3H)一ピリミジノンの調製 1− O g (3. 5mmol)の(5−ブロモー
2−クロロメチルフェニル)一ジメチルアンモニウムク
ロリド(融点118 〜120゜C)及び0.97 g
 ( 7. 0 mmol )の無水炭酸カリウムを、
15dのN,N−ジメチルアセトアξドに溶解した0.
45 g ( 3. 2 mm,ol )の6−メチル
−2−チオウラシルの溶液に添加し、ついで反応混合物
を100゜Cの油浴中で3時間撹拌する。室温で冷却後
、無機塩を濾過しついで濾液を減圧下で蒸発させる。蒸
発残留物を、5dの水及び5dのクロロホルムの混合物
とともに振とうし分離後有機相を各々5dのクロロホル
ムで4回抽出する。一緒にした有機相を水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し゛ついで蒸発させる。油状
残留物を、溶離剤として酢酸エチル/ベンゼン4:1混
合物を用いシリカゲル力ラムによりクロマトグラフィ処
理して精製する。純粋な分画を減圧下で蒸発させついで
残留物をエタノールから再結晶し表題化合物を白色結晶
物質として0.56g (49.5%)をうる。融点1
63〜164゜C 班旦 2−((3.5−ジメチル−4−メトキシビリジン−2
−イル)メチル〕チオー6−メチル4  (3H)ビリ
ミジノンの調製 15mのエタノール及び3Inlの水の混合物に、0.
22 g ( 4. 0 mmol’)の水酸化カリウ
ムを溶解シタのち、最初に0.28 g ( 2. 0
 mmol )の6−メチル2−チオウラシノレ、つい
で15成のエタノーノレに冫容解した0.44 g (
 2. O LIlmol )の2−クooメチル3,
5−ジメチル−4−メトキシビリジニウムクロリド(融
点127〜128゜C)の溶液を添加する。
反応混合物を室温で20時間撹拌し、ついでエタノール
を減圧下で蒸発させ、10dの水を残留物に添加しつい
で生戒物を各々5dのクロロホルムで3回抽出する。一
緒にした有機相を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥しついで減圧下で蒸発させる。残留物を2−プロパ
ノールから再結晶し白色結晶性生戒物として表題化合物
0.21g (36%)をうる。融点231〜233゜
C 奥旦 2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオー4(3H)
ピリミジノンの調製 INの水酸化ナトリウム水溶液6 mllに溶解した0
.38 g ( 3. 0 mmol )の2−チオウ
ラシル(Am,Chem.J.40、550(1908
) )の冫容液を、6dのクoロホルムに?容解した0
.62 g ( 3. 0 mmol )の(2−クロ
ロメチルフエニル)ジメチルアンモニウムクロリドの溶
液に約30分間激しく撹拌しながら添加する。
添加終了後、水性溶液のpl{を調節しついで所望によ
り、20%の炭酸カリウム溶液を添加してpHを9に調
節する。しかるのち、反応混合物を2時間撹拌し相を分
離し、水相を各々5 mlのクロロホルムで2回抽出し
、一緒にした有機相を5dのIN水酸化ナトリウム溶液
で洗浄し、ついで各々5dの水で2回洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥しさらに減圧下で蒸発させる。残留物
を、石油エーテルで完全に砕き、濾過しついでエタノー
ルから再結晶し白色結晶生戒物として表題化合物0.6
6g(84%)をうる。融点156〜158゜C班別二
■ 以下に掲げる式I(式中R1は水素であり、Eはメチレ
ン基を表わし、さらにR3は2−ジメチルアミノフェニ
ル基を表わす)の化合物を、例19で記載したプロセス
を用い対応する出発物質から調製した。R2の意味、得
られた化合物の収率及び融点をまた表11に示す。
第11表 例番号  R2  収率% 20   シク■ブロビ)L      5721  
 イソブUピル       7622   エチル 
         6923   ペンシル     
    5224   イソプチル        5
5*クロロホルムから再結晶後 m.p.  ’C 164−166 115−116 130−131 173−1749 102−104 明星 医薬組或物の調製 有効成分として各々20■の2−(2−ジメチルアミノ
ヘンジル)チオー6−メチル−4 (3H)ピリミジノ
ン(例lの化合物)各々20■の2−(2−ジメチルア
ミノベンジル)チオー4 (3H)ピリミジノン(例5
の化合物)を含有する錠剤を、製薬産業において通常知
られているプロセスを用いて調製する。1個の錠剤は次
の戒分を含有する: −炭一立一        一亙一 有効或分         20.0 ラクトース        122.0トウモロコシデ
ンプン   20.5 微品質セルロース      10.0ゼラチン   
       3.5 タルク           2.0 ステアリン         1.0 硫酸マグネシウム      1.0 合計 180.0 有効成分として前記式■の他の任意の化合物を含有する
錠剤は、上記の同様の戒分を用いて調製することが出来
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は互いに独立に水素、C_
    1_〜_4アルキル、フェニル、フェニル−C_1_〜
    _4アルキル、ピリジルもしくはピリジル−C_1_〜
    _4アルキル基を表わし; Eは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の
    飽和炭化水素鎖を意味し; R_3はC_2_〜_5アルカノイルアミノ、N−C_
    2_〜_5アルカノイル−N−C_1_〜_4アルキル
    アミノもしくはジ(C_1_〜_4アルキル)アミノ基
    により更に所望により更にハロゲン、C_1_〜_4ア
    ルキル、C_1_〜_4アルコキシもしくはC_2_〜
    _5アルカノイルオキシ基によりo置換されたフェニル
    基;又は所望によりハロゲン、C_1_〜_4アルキル
    、C_1_〜_4アルコキシ、C_2_〜_5アルカノ
    イルオキシもしくはフェニル−C_1_〜_4アルコキ
    シ基によりモノ−もしくはポリ置換されたピリジル基を
    表わす) で表わされるチオウラシル誘導体並びにそれらの酸付加
    塩およびそれらの互変異性体。 2、2−(2−ジメチルアミノベンジル)チオ−6−メ
    チル−4(3H)−ピリミジンおよびその酸付加塩であ
    る、請求項1記載のチオウラシル誘導体およびそれらの
    酸付加塩。3、2−(2−ジメチルアミノベンジル)チ
    オ−4(3H)−ピリミジノンおよびその酸付加塩であ
    る、請求項1記載のチオウラシル誘導体およびそれらの
    酸付加塩。 4、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は互いに独立に水素、C_
    1_〜_4アルキル、フェニル、フェニル−C_1_〜
    _4アルキル、ピリジルもしくはピリジル−C_1_〜
    _4アルキル基を表わし; Eは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の
    飽和炭化水素鎖を意味し; R_3はC_2_〜_5アルカノイルアミノ、N−C_
    2_〜_5アルカノイル−N−C_1_〜_4アルキル
    アミノもしくはジ(C_1_〜_4アルキル)アミノ基
    によりおよび所望により更にハロゲン、C_1_〜_4
    アルキル、C_1_〜_4アルコキシもしくはC_2_
    〜_5アルカノイルオキシ基によりo置換されたフェニ
    ル基;又は所望によりハロゲン、C_1_〜_4アルキ
    ル、C_1_〜_4アルコキシ、C_2_〜_5アルカ
    ノイルオキシもしくはフェニル−C_1_〜_4アルコ
    キシ基によりモノ−もしくはポリ置換されたピリジル基
    を表わす) で表わされるチオウラシル誘導体並びにそれらの酸付加
    塩およびそれらの互変異性体の製造方法であって、 a)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は先に定義した意味である
    ) で表わされる化合物を、次式III: R_3−E−X(III) (式中、R_3およびEは先に定義した意味であり、更
    にXは脱離基を表わす) で表わされる化合物、又はその付加塩の一種と反応させ
    るか、又は b)前記式II(式中、R_1およびR_2は先に定義し
    た意味である)の化合物を、次式IIIa:R_3−E−
    OH(IIIa) (式中、R_3およびEは先に定義した意味である)で
    表わされる化合物と酸性媒質中で反応させ、更に所望に
    より得られた塩基を酸を用いてその付加塩に変換し、あ
    るいはまた逆に得られた塩を対応する塩基に変換する、
    前記方法。 5、工程a)において同一反応系内で得られた前記式I
    IIの化合物を用いて反応を行う、請求項4記載の方法。 6、前記式III(式中、RおよびEは先に定義した意味
    であり、Xは塩素を表わす)で表わされる化合物、又は
    その塩の一種を用いる、請求項4または5記載の方法。 7、有効成分として次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は互いに独立に水素、C_
    1_〜_4アルキル、フェニル、フェニル−C_1_〜
    _4アルキル、ピリジルもしくはピリジル−C_1_〜
    _4アルキル基を表わし; Eは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の
    飽和炭化水素鎖を意味し; R_3はC_2_〜_5アルカノイルアミノ、N−C_
    2_〜_5アルカノイル−N−C_1_〜_4アルキル
    アミノもしくはジ(C_1_〜_4アルキル)アミノ基
    によりおよび所望により更にハロゲン、C_1_〜_4
    アルキル、C_1_〜_4アルコキシもしくはC_2_
    〜_5アルカノイルオキシ基によりo置換されたフェニ
    ル基;又は所望によりハロゲン、C_1_〜_4アルキ
    ル、C_1_〜_4アルコキシ、C_2_〜_5アルカ
    ノイルオキシもしくはフェニル−C_1_〜_4アルコ
    キシ基によりモノ−もしくはポリ置換されたピリジル基
    を表わす) で表わされるチオウラシル誘導体もしくはそれらの医薬
    として許容されうるそれらの酸付加塩並びに製薬業にお
    いて通常用いられる担体および/または添加剤を含んで
    なる、医薬組成物。 8、医薬組成物の製造方法であって、請求項4記載の方
    法に従って調製される、有効成分としての請求項4記載
    の式 I (式中、R_1、R_2、R_3およびEは請
    求項4で定義した意味である)のチオウラシル誘導体又
    はその医薬として許容されうる酸付加塩を、製薬業にお
    いて通常用いられる担体および/または添加剤と混合し
    次いで医薬組成物に変換する、前記方法。 9、胃腸系(胃、十二指腸潰瘍)の潰瘍もしくは胃酸誘
    発性胃障害を煩う患者の治療方法であって、請求項1の
    式 I (式中、R_1、R_2、R_3およびEは請求
    項1で定義した意味である)のチオウラシル誘導体の有
    効量もしくはその医薬として許容されうる酸付加塩を投
    与することを特徴とする、前記方法。
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