JP2678919B2 - 小型車両の物入れ装置 - Google Patents

小型車両の物入れ装置

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JP2678919B2
JP2678919B2 JP63185074A JP18507488A JP2678919B2 JP 2678919 B2 JP2678919 B2 JP 2678919B2 JP 63185074 A JP63185074 A JP 63185074A JP 18507488 A JP18507488 A JP 18507488A JP 2678919 B2 JP2678919 B2 JP 2678919B2
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俊夫 濱
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は小型車両、例えばスクータの前面に取付けら
れるレッグシールドを利用した、小型車両の物入れ装置
に関するものである。
(従来の技術) スクータ等の小型車両には風防用のレッグシールドが
設けられるが、従来からこのレッグシールドを利用した
物入れ装置が実用化されている。この種の物入れ装置の
一般的な構造は、レッグシールドの前面に、鉄線を溶接
して製作したバスケットを取付けたものである。この場
合、バスケットに入れる荷物があるときには便利である
が、荷物が無いときにはこのバスケットが意外に邪魔と
なるものである。またバスケットの形状が決まってお
り、不変であることから、荷物の種類によっては必ずし
もこれに対応することができず、収容できないこともあ
る。
そこでこれを改良したものに、荷物積載用の装置がス
クータの前面内部に設けられたものとして、実開昭56−
70385号公報に開示されたものがある。これは三輪車等
の小型車両の風防装置の前面の一部に凹部を設け、この
凹部に下部を回動自在とした蓋板を取付け、この蓋板を
開放することによってその蓋板部分をバスケット、凹部
をトランクとしたものである。また、荷物入れが自転車
の前面に取付けられたものとして、実開昭57−32590号
公報に開示されたものがある。これは、自転車の前面に
折りたたみ可能なバスケットを設けたものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記二つの公報に記載された二つの技術のうち前者の
公報に開示された荷物積載用装置は、大きな蓋板や、こ
の蓋板を設けるための大きなスペースが必要となる問題
があり、一方、後者の公報に開示された自転車用折りた
たみ式バスケットは取付けが固定式であり、また取外し
もできないために、本発明の所期の課題を解決すること
にはならない。本発明は、このような問題点を解決する
ことを課題としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するための手段として、前
部に風防用のレッグシールド1を設けた小型車両におい
て、前記レッグシールド1の前面に開口部2を設け、こ
の開口部2の内側にワイヤ4を巻いたリール3を設ける
とともに、このリール3の巻戻し手段および逆転防止の
ロック機構20とを設け、前記リール3に巻いた前記ワイ
ヤ4にネット5を接続し、このネット5の一部に前記開
口部2を外部から閉塞する蓋部材6を取付けた構成とし
たものである。なお、本発明における巻戻し手段として
は、渦巻ばね、コイルばね等を採用することができる。
またロック機構20としては、ラチェットホイール14と爪
15とを組合わせたものを用いることができる。
(作用) 以上のように構成した本発明にあっては、搭乗者が荷
物を小型車両に収容する場合、レッグシールド1の表面
の開口部2を閉鎖している蓋部材6を外して引くことに
なる。蓋部材6はネット5に取付けられているので、蓋
部材6を引くにしたがって、開口部2よりこのネット5
が引き出されてくる。このときネット5に取付けられた
ワイヤ4は、リール3と同軸に取付けられた、巻戻し手
段に抗して出てくることになる。回転したリール3は巻
戻し手段によって復帰方向へ逆転しようとするが、リー
ル3に取付けられたロック機構がこのリール3の逆転を
阻止し、ネット5は外部に留まる。そこで、搭乗者はこ
の引き出されたネット5に荷物を入れれば、荷物はネッ
ト5に確実に保持されることになる。
ネット5をレッグシールド1の内部に収納する場合、
ロック機構を解除すればよい。この解除により、リール
3はワイヤ4を巻取る方向に回転し、ネット5をレッグ
シールド1の内部に引き戻す。これによってネット5は
自然にレッグシールド1の内部に収納される。最後に、
蓋部材6を開口部2に嵌めればレッグリールド1の開口
部2は閉塞される。
(実施例) 次に本発明の一実施例を図にもとづいて説明する。第
1図は本発明に係る物入れ装置のレッグシールド部分の
断面図であり、第2図はレッグシールドの外部前面図で
ある。図において、1はレッグシールド、2はそのレッ
グシールド1に設けられた開口部であり、3はレッグシ
ールド1の内部に取付けられたリールである。リール3
には一端がリール3に固定したワイヤ4が巻かれてお
り、ワイヤ4の他端には柔軟性を有するネット5が接続
されている。ネット5の先端(ネット5の底部)には開
口部2を閉鎖するための蓋部材6が取付けられている
(第3図も参照)。また、ネット5の開口部の半周に
は、レッグシールド1の内部より引き出したネット5を
レッグシールド1の外面に形成されたフック用穴7に引
っかけるためのフック8(第4図参照)が4個取付けら
れている(第5図参照)。さらにネット5及び蓋部材6
にはレッグシールド1に形成されたホック止め9に掛止
させるホック10,11(ネット5用のホック11の形状は第
6図参照)が2個ずつ取付けられている。なお、12は開
口部2に取付けた蓋部材6用のホック止めである。
また、リール3には同軸に、巻戻し手段である渦巻ば
ね13(第7図参照)が装着されており、リール3に巻い
たワイヤ4が解かれるときリール3の回転とともに渦巻
ばね13も巻かれて、リール3を逆転復帰させる付勢力を
得るようになっている。
さらに、リール3の外側面にはリール3と同軸にラチ
ェットホイール14が取り付けられている。そしてこのラ
チェットホイール14には、リール3の逆転を防止する爪
15が掛止している。爪15にはチューブ16入りワイヤ17の
一端が接続しており、その他端には復帰ばね18を介して
押ボタン19がレッグシールド1の外部表面に取付けられ
ている。これらラチェットホイール14、爪15、チューブ
16入りワイヤ17、そして復帰ばね18を介した押ボタン19
がロック機構20を構成する。
以上のように構成したこの装置において、塔乗者が持
っている荷物を小型車両、例えばスクータで運搬しよう
とする場合、まずレッグシールド1の表面の開口部2を
閉塞している蓋部材6を持って引き、開口部2より外
す。蓋部材6にはネット5が取付けられているので、蓋
部材6をそのまま引けば開口部2よりネット5が引き出
される。このときネット5が取付けられたワイヤ4は、
レッグシールド1の内部でリール3を回転させながら、
すなわちリール3に取付けられた渦巻ばね13を巻きなが
ら、リール3から解かれて伸び出てくる。回転したリー
ル3は渦巻ばね13の復帰方向へ逆転しようとするが、リ
ール3と同軸のラチェットホイール14に掛止した爪15が
リール3の逆転を阻止し、ネット5は外部に留まる。そ
こで、塔乗者はこの引き出されたネット5に取付けられ
たフック8をレッグシールド1の穴7にかけ、さらにホ
ック10,11をホック止め9にはめてネット5によるバス
ケットを形成させ、荷物(図示せず)をネット5に収容
する。
次に、ネット5をレッグシールド1の内部に収納する
場合は、リール3に取付けられたラチェットホイール14
と、ラチェットホイール14に掛止した爪15とのロックを
解除すれば、リール3は渦巻ばねの復帰力によって逆回
転し、これによってワイヤ17及びネット5はレッグシー
ルド1内部に引き戻されて収納される。最後に、ネット
5に取付けられた蓋部材6を開口部2に設けられた蓋部
材6用ホック止め12に嵌めればレッグシールド1は閉塞
される。
なお、本実施例においては、戻し手段に渦巻きばね13
を用いたが、コイルばねを用いてリール3を戻してもよ
い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明はレッグシールド
内に自動巻取式のネットを設けたものであるから、荷物
を携行するときのみこのネットを取出せばよく、使用し
ないときにはネットをレッグシールド内に収納しておけ
ばよい。したがって、小型車両の前面の外観が大変よく
なるとともに、製作にあたってはデザインの自由度が大
きくなる効果もある。また荷物を収容したときには柔軟
性を有するネットが荷物の形状に沿って自由に変形する
ので、荷物が確実に保持される等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面側面図、第2図は
レッグシールドの前面の斜視図、第3図は開口部からネ
ットが引出されているところを示す斜視図、第4図はネ
ットに取付けたフックを示す斜視図、第5図はレッグシ
ールドの前面にネットを取付けたところを示す斜視図、
第6図はネットに取付けたホックを示す斜視図、第7図
は第1図のVII矢視図である。 1……レッグシールド、2……開口部 3……リール、4……ワイヤ 5……ネット、6……蓋部材 13……渦巻きばね、20……ロック機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部に風防用のレッグシールドを設けた小
    型車両において、前記レッグシールドの前面に開口部を
    設け、該開口部の内側にワイヤを巻いたリールを設ける
    とともに、該リールの巻戻し手段および逆転防止のロッ
    ク機構とを設け、前記リールに巻いた前記ワイヤにネッ
    トを接続し、該ネットの一部に前記開口部を外部から閉
    塞する蓋部材を取付けたことを特徴とする小型車両の物
    入れ装置。
JP63185074A 1988-07-25 1988-07-25 小型車両の物入れ装置 Expired - Lifetime JP2678919B2 (ja)

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