JPH0644685U - 二輪車用盗難防止装置 - Google Patents

二輪車用盗難防止装置

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JPH0644685U
JPH0644685U JP8202892U JP8202892U JPH0644685U JP H0644685 U JPH0644685 U JP H0644685U JP 8202892 U JP8202892 U JP 8202892U JP 8202892 U JP8202892 U JP 8202892U JP H0644685 U JPH0644685 U JP H0644685U
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JP
Japan
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bracket
wire rope
locking device
tube
key
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Pending
Application number
JP8202892U
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English (en)
Inventor
正和 福田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の不使用時に収納場所に苦慮することが
ないと共に、紛失するおそれもない二輪車用盗難防止装
置を提供する。 【構成】 オートバイ本体1のシートの下側にチューブ
3を設け、このチューブ3にワイヤロープ7を引出し可
能に収納できるように設ける。ワイヤロープ7は、チュ
ーブ3に抜け止めされていて、端部に施錠装置9を設け
ている。施錠装置9は、フレーム5に固着されたブラケ
ット12に施錠状態に係合し、キー操作によりその係合
が解除される構成である。使用時には、ワイヤロープ7
を引き出して車輪等に引っ掛けると共に施錠装置9をブ
ラケット12に係合させ、不使用時には図に示すように
収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二輪車の車輪等をロックして盗難防止を図るための二輪車用盗難防 止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
二輪車、例えばオートバイにおいては、ハンドルを左向きにすると共に、エン ジン始動用のシリンダ錠をキーによりロック状態とすることによって、ハンドル を左向き状態にロックする構成とし、この構成により盗難防止を図るようになっ ている。
【0003】 ところが、このような盗難防止装置においては、例えばハンドルを強く振ると 、ロック状態が解除されてしまうおそれがある。
【0004】 一方、オートバイとは別体で、ワイヤの端部に該ワイヤの両端部を連結する錠 装置を備えた盗難防止装置がある。このものは、ワイヤをオートバイ本体と車輪 とに跨がるように引っ掛けると共に、ワイヤの両端部を錠装置により連結して施 錠し、これにより車輪をロックして盗難防止を図るようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ワイヤを用いた盗難防止装置の場合、走行中などのように 、その盗難防止装置の不使用時の収納場所に苦慮するという不具合があり、また 紛失しやすいという欠点もあった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、装置の不使用時に収納場所に苦慮することがないと 共に、紛失するおそれもなく、使用勝手に優れた二輪車用盗難防止装置を提供す るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、二輪車本体に設けられた収納体と、 この収納体に一端部が抜け止めされた状態で引出し可能に収納される線条部材と 、前記二輪車本体に設けられたブラケットと、前記線条部材の他端部に設けられ 、前記ブラケットと施錠状態に係合すると共にキー操作に応じてブラケットとの 係合を解除する施錠装置とを具備する構成としたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】
盗難防止装置を使用する場合には、ブラケットと係合した施錠装置をキー操作 によりその係合を解除し、線条部材の他端部側を収納体から引き出して車輪等に 引っ掛け、施錠装置を二輪車本体側のブラケットに施錠状態に係合させる。この とき、線条部材の一端部は収納体に抜け止めされている。
【0009】 一方、盗難防止装置の使用を解除する場合(不使用時)には、ブラケットと係 合した施錠装置をキー操作によりその係合を解除し、線条部材を収納体に収納す ると共に、施錠装置をブラケットに施錠状態に係合させる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案をオートバイの盗難防止装置に適用した第1実施例につき図1な いし図4を参照して説明する。まず、図1及び図2において、二輪車本体である オートバイ本体1の後部におけるシート2の下側に、収納体としてのチューブ3 が一巻きした状態で納められている。
【0011】 チューブ3の一端部には、図3に示すように金属製のストッパ4が取着されて いて、このストッパ4がオートバイ本体1におけるフレーム5の側部に溶接によ り固着されている。フレーム5の上部部分はカバー6により覆われており、チュ ーブ3は、そのカバー6及びシート2より覆われた状態なっている。なお、この 場合、チューブ3の他端部は、自由状態でもよいが、フレーム5に固定しておく ことが好ましい。
【0012】 線条部材としてのワイヤロープ7は、上記チューブ3に、ストッパ4の挿通孔 4aに挿通された状態で引出し可能に収納されている。ワイヤロープ7の一端部 にはチューブ3内において挿通孔4aよりも径大なテール部材7aが固着されて いて、このテール部材7aが上記ストッパ4により抜け止めされるようになって いる。
【0013】 ワイヤロープ7の他端部はチューブ3のストッパ4から外方へ導出されていて 、その先端部に連結部材8を介して施錠装置9が連結されている。この施錠装置 9は、図3に示すように、突出及び後退が可能で常には突出方向へ付勢されたロ ックピン10と、専用のキー(図示せず)が差し込まれるキー挿入孔11aを有 すると共に、差し込まれたキーにより回動操作されるキーロータ11とを備えて いて、キーロータ11がキーにより矢印A方向へ回動操作されることに応じてロ ックピン10が後退する(引込み方向へ移動する)構成となっている。ロックピ ン10の先端部には、ガイド用の斜面10aが形成されている。
【0014】 そして、上記フレーム5において、ストッパ4が固着された近傍部位には、金 属製のブラケット12が溶接により固着されている。このブラケット12は、上 記施錠装置9が側方から収容される収容部13と、この収容部13に施錠装置9 が収容された状態でロックピン10が係合する係合孔14と、収容部13に施錠 装置9が収容された状態でキーロータ11の前面部を露出させる開口部15とを 有している。なお、図2に示すように、ブラケット12部分は側方から見える部 位に配置されている。
【0015】 次に上記構成の作用を説明する。盗難防止装置の不使用時には、図1及び図2 に示すように、ワイヤロープ7の大半がチューブ3内に収納され、施錠装置9が ブラケット12の収容部13に収容された状態となっている。この状態では、施 錠装置9のロックピン10が係合孔14に係合して施錠状態となっている。
【0016】 盗難防止装置を使用する場合には、まずキーロータ11のキー挿入孔11aに 図示しないキーを差し込み、そのキーによりキーロータ11を矢印A方向へ回動 操作してロックピン10を引っ込み方向へ後退させ、そのロックピン10と係合 孔14との係合を解除させる。この状態で、施錠装置9をブラケット12の収容 部13から外す。
【0017】 そして、ワイヤロープ7の他端部を引っ張ってワイヤロープ7を引き出し、そ のワイヤロープ7を図4に示すようにオートバイ本体1の後輪16に引っ掛け、 施錠装置9をブラケット12の収容部13に挿入して収容する。
【0018】 このとき、ロックピン10は突出状態にあるが、施錠装置9を収容部13へ挿 入する際に斜面10aが収容部13の縁部に当たってロックピン10は引っ込み 方向へ移動し、ロックピン10が係合孔14と対応する位置まで挿入されると、 ロックピン10は付勢力で突出方向へ移動してその係合孔14と係合し、以て施 錠状態となる。また、ワイヤロープ7はチューブ3に対して抜け止めされている から、ワイヤロープ7を強く引っ張っても、ワイヤロープ7がチューブ3から抜 けてしまうことはない。
【0019】 このような施錠状態では、施錠装置9のロックピン10とブラケット12の係 合孔14との係合を解除しない限り、後輪16の回転が阻止されるようになり、 これにより盗難を防止することができる。
【0020】 一方、斯様な盗難防止装置の使用を解除する場合(不使用時)には、キーロー タ11のキー挿入孔11aにキーを差し込み、前述と同様にキーによりキーロー タ11を矢印A方向へ回動操作してロックピン10を引っ込み方向へ後退させ、 そのロックピン10とブラケット12の係合孔14との係合を解除させて、施錠 装置9をブラケット12の収容部13から外す。
【0021】 この後、ワイヤロープ7をチューブ3側へ押し込んでチューブ3に収納すると 共に、施錠装置9を再びブラケット12の収容部13に挿入し、ロックピン10 を係合孔14に係合させる(図1及び図2参照)。
【0022】 斯様な第1実施例によれば、盗難防止装置の使用時には、キーロータ11のキ ー挿入孔11aに合致するキーを用いない限り、施錠装置9とブラケット12と の係合を解除できないから、確実な盗難防止効果を発揮できる。
【0023】 そして、盗難防止装置の不使用時には、ワイヤロープ7はオートバイ本体1側 のチューブ3内に収納されると共に、施錠装置9がブラケット12と係合してい るから、収納場所に苦慮するということがないと共に見掛けを悪くすることもな く、また、ワイヤロープ7等が紛失するおそれもない。しかも、施錠装置9がブ ラケット12と施錠状態で係合しているから、ワイヤロープ7がいたずらされる おそれもない。
【0024】 図5及び図6は本考案の第2実施例を示したものであり、第1実施例とは次の 点が異なっている。すなわち、ワイヤロープ7を引出し可能に収納する収納体と して、例えば金属製のパイプ17を用い、このパイプ17をオートバイ本体1の フレーム5に溶接などにより固着している。この場合も、パイプ17の端部にス トッパ18を設け、ワイヤロープ7を抜け止めするようにしている。
【0025】 また、この場合、パイプ17からのワイヤロープ7の引き出し方向が第1実施 例と異なっており、これに伴い、施錠装置9の向き、及びブラケット12の収容 部13の向きも第1実施例とは異なっているが、使用方法は第1実施例と同様で ある。
【0026】 図7及び図8は本考案の第3実施例を示したものであり、第2実施例とは次の 点が異なっている。すなわち、ワイヤロープ7を引出し可能に収納する収納体と して、内部に巻取りドラム19を備えた収納ケース20を用い、この収納ケース 20をオートバイ本体1の側面に固着している。
【0027】 ワイヤロープ7の一端部は収納ケース20内において巻取りドラム19に固定 されており、収納ケース20の前面部に設けられ摘み21を回動操作することに より、ワイヤロープ7が巻取りドラム19に巻き取られて収納ケース20に収納 される構成となっている。なお、施錠装置9及びブラケット12部分は、第2実 施例と同様な構成となっている。
【0028】 図9は本考案の第4実施例を示したものであり、この第4実施例は、盗難防止 装置をオートバイ本体1の前部側に設けるようにしたところが、上記した第1実 施例ないし第3実施例とは異なっている。
【0029】 具体的には、オートバイ本体1の前部左側に、ワイヤロープ7を引出し可能に 収納する収納体としての収納ケース22を固定して設けると共に、施錠装置9が 係合するブラケット23を固定して設ける。なお、図9中、24はハンドル、2 5はキーシリンダ装置、26は燃料タンクである。
【0030】 この実施例では、盗難防止装置を使用する場合には、ハンドル24を左に向け た状態で、ワイヤロープ7をハンドル24における左側のフロントフォーク24 aに引っ掛け、ハンドル24をロックする構成としている。
【0031】 これら第2ないし第4実施例においても、第1実施例と同様な作用効果を得る ことができる。
【0032】 なお、本考案は上記しかつ図面に示した各実施例に限定されるものではなく、 例えば線条部材としてはワイヤロープ7に代えて、鎖のようなものでも良く、ま た、オートバイに限らず自転車にも適用できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適 宜変形して実施することができる。
【0033】
【考案の効果】 以上の記述にて明らかなように、本考案によれば、盗難防止装置の使用時には 、施錠装置とブラケットとの係合をキー操作により解除しない限り解除できない から、確実な盗難防止効果を発揮でき、そして、不使用時には、線条部材は二輪 車本体側の収納体に収納されると共に、施錠装置がブラケットと係合しているか ら、収納場所に苦慮するということがないと共に見栄えを悪くすることもなく、 また、線条部材等を紛失するおそれもない等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部の平面図
【図2】要部の側面図
【図3】一部を破断して示す要部の斜視図
【図4】使用状態の側面図
【図5】本考案の第2実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】本考案の第3実施例を示す要部の側面図
【図8】要部の横断平面図
【図9】本考案の第4実施例を示す要部の平面図
【符号の説明】
1はオートバイ本体(二輪車本体)、3はチューブ(収
納体)、7はワイヤロープ(線条部材)、9は施錠装
置、10はロックピン、12はブラケット、14は係合
孔、17はパイプ(収納体)、20は収納ケース(収納
体)、22は収納ケース(収納体)、23はブラケット
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車本体に設けられた収納体と、この
    収納体に一端部が抜け止めされた状態で引出し可能に収
    納される線条部材と、前記二輪車本体に設けられたブラ
    ケットと、前記線条部材の他端部に設けられ、前記ブラ
    ケットと施錠状態に係合すると共にキー操作に応じてブ
    ラケットとの係合を解除する施錠装置とを具備して成る
    二輪車用盗難防止装置。
JP8202892U 1992-11-27 1992-11-27 二輪車用盗難防止装置 Pending JPH0644685U (ja)

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JP8202892U JPH0644685U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 二輪車用盗難防止装置

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JPH0644685U true JPH0644685U (ja) 1994-06-14

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JP8202892U Pending JPH0644685U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 二輪車用盗難防止装置

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