JP2678516B2 - スロット式ゲーム機 - Google Patents

スロット式ゲーム機

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JP2678516B2
JP2678516B2 JP2108611A JP10861190A JP2678516B2 JP 2678516 B2 JP2678516 B2 JP 2678516B2 JP 2108611 A JP2108611 A JP 2108611A JP 10861190 A JP10861190 A JP 10861190A JP 2678516 B2 JP2678516 B2 JP 2678516B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技媒体を賭けることに基づいて複数の表
示部にシンボルマークを可変表示せしめ、シンボルマー
クの停止結果における組合せ賞態様が発生したことに基
づき遊技価値が付与されるスロット式ゲーム機に関する
ものである。 〈従来の技術〉 遊技媒体としてのコイン等を投入して賭けることによ
り可変表示ゲームを行い、可変表示ゲーム結果としてシ
ンボルマークの組合せにより賞態様が発生すると賞態様
に応じたコインが排出されるスロット式ゲーム機が知ら
れている。 このような従来のスロット式ゲーム機では、シンボル
マークの組合せラインが1種類に固定されており、1ゲ
ームで1種類の賞態様しか発生しないようになってい
る。 しかし、上述したようなスロット式ゲーム機では、1
ゲームで1種類の賞態様しか発生しないことから、遊技
者の興趣を必ずしも効果的に高め得るものではないた
め、1ゲームに複数のコインを賭けることによりシンボ
ルマークの組合せを判定するライン(例えば、横ライン
や斜めライン)を複数設定できるようにして、1ゲーム
において複数の賞態様が発生する可能性のあるスロット
式ゲーム機が望ましい。 〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、1ゲームにおいて複数の賞態様が発生可能な
スロット式ゲーム機においては、発生した賞態様の全て
を遊技者が瞬時に掌握することは困難である。すなわ
ち、賞態様の発生に伴って遊技者が獲得出来る遊技媒体
の数を各賞態様毎に覚えていなければ、当該ゲームにお
いて発生した複数の賞態様の総計として遊技者が獲得出
来る遊技媒体の総数を瞬時(短時間)に認識することは
できないのである。 特に、初めて遊技を行うような初心者やスロット式ゲ
ームに不慣れな遊技者にとっては、発生した賞態様の種
別を認識することさえ困難であるため、停止したシンボ
ルマークと賭け数に応じて設定された判定ラインを逐一
見比べて確認しなければ、当該ゲーム機で発生した賞態
様の種別さえ把握できないのである。そのため、遊技に
不慣れな遊技者が行うスロット式ゲーム機では、ゲーム
が連続して円滑に行われ難く、比較的熟練した遊技者が
ゲームを行うスロット式ゲーム機に比べて、不慣れな遊
技者がゲームを行うスロット式ゲーム機の稼働率は低く
なってしまい、遊技店にとっても望ましいものではな
い。 加えて、初心者等のスロット式ゲームに不慣れな遊技
者は、賞態様の発生に伴って獲得できる遊技媒体の数に
対して過敏になり安く、各ゲームにおいて獲得出来た遊
技媒体の数を確認せずに次のゲームへ移行しない傾向が
ある。 さらに、近年は、遊技媒体を一定数まで予めスロット
式ゲーム機へ投入して遊技媒体をデータで扱う遊技機
や、所定の遊技情報が記憶されたカードを遊技機へ挿入
してカードに記憶された情報に基づいてゲームが行える
スロット式ゲーム機もあり、このような遊技媒体を無形
のデータとして扱うスロット式ゲーム機では、賞態様の
発生に基づき遊技者が賞として獲得した遊技媒体の数も
無形のデータとして付与されることとなる。このため、
従来のスロット式ゲーム機では、実際に排出される賞遊
技媒体(コイン等)の排出音などを頼りに、獲得した大
まかな遊技媒体数を把握できた熟練遊技者であっても、
データの形で賞態様に応じた遊技価値が付与されるスロ
ット式ゲーム機にあっては、獲得数の把握が困難となっ
てしまう。 〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技媒体(例
えば、情報カード51から読み取った得点コードなど)を
賭けることに基づいて複数の表示部(例えば、表示窓
6)にシンボルマーク(8)を可変表示せしめる可変表
示ゲームを行い、該シンボルマークの停止結果における
組合せ賞態様が発生したことに基づき遊技価値が付与さ
れるスロット式ゲーム機(1)であって、遊技者が保有
している遊技媒体数を表示する保有遊技媒体数表示手段
(例えば、データ表示器63)と、予め設定されている上
記複数の組合せ賞態様において付与される賞遊技媒体数
を当該組合せ賞態様に対応して表示する賞遊技媒体数表
示手段(例えば、賞態様表示器59)と、当該可変表示ゲ
ームにおいて組合せ賞態様が発生することに基づき遊技
者が獲得した賞遊技媒体の総数を表示する獲得賞遊技媒
体数表示手段(例えば、デジタル式得点表示器67)と、
を具備して、当該可変表示ゲームにおいて組合せ賞態様
が発生した際には、上記賞遊技媒体数表示手段にその組
合せ賞態様の賞遊技媒体を個別に表示するとともに、そ
の組合せ賞態様の発生に基づき遊技者が獲得した賞遊技
媒体の総数を上記獲得賞遊技媒体数表示手段に表示し、
所定時間経過後に該獲得賞遊技媒体数表示手段に表示し
ている賞遊技媒体数の合計数を上記保有遊技媒体数表示
手段に加算して表示せしめるとともに、上記賞遊技媒体
数表示手段及び獲得賞遊技媒体数表示手段を初期表示状
態に復帰させることを特徴とするものである。 〈作 用〉 上記のように構成したスロット式ゲーム機にあって
は、可変表示ゲームにおいて組合せ賞態様が発生した際
に、賞遊技媒体数表示手段に発生した賞態様に応じて付
与される賞遊技媒体数を夫々表示するとともに、獲得賞
遊技媒体数表示手段に当該可変表示ゲームにおいて遊技
者が獲得した賞遊技媒体の総数を示し、遊技者が確認で
きる程度の所定時間経過後に遊技者が保有している遊技
媒体数を表示する保有遊技媒体数表示手段へ獲得賞遊技
媒体数表示手段に表示されている賞遊技媒体数を加算表
示するとともに、賞遊技媒体数表示手段及び獲得賞遊技
媒体数表示手段の表示を初期表示状態に復帰させる。 〈実施例〉 以下に本発明を図面に示した実施例に基づき説明す
る。 1はスロット式ゲーム機を示し、このゲーム機1は、
パチンコ機列等にそのまゝ配設できる様にパチンコ機用
機枠とほゞ同サイズの枠の機枠2と、この機枠2に対し
てヒンジ機構3により一側で開閉且つ着脱可能に支持さ
れた前面パネル4を備え、前面パネル4は常時、施錠機
構(図示ぜず)により機枠2に対して閉じた状態に係止
される(第1図)。尚、図中、5は上記施錠機構の解除
用の鍵穴を示す。 上記前面パネル4には、その前面中央に大型の表示窓
6を有し、この表示窓6には、三個の回転ドラム7…の
外周面に表示された各シンボルマーク8…が夫々臨む。
上記表示窓6の前面には曲面形状のガラス等の透明板9
を嵌め込み、この透明板9の表面には5本の賭けライン
10…が表示されている。上記賭けライン10中、上下に平
行な三本の賭けライン10はシンボルマーク8の横列を、
対角方向に斜めに交わる賭けライン10はシンボルマーク
8の斜めの列を夫々表示する。又、この表示窓6には、
回転ドラム7を組込んだゲームユニット11が前面パネル
4の裏側より組付けられる。 上記ゲームユニット11は、第2図及び第3図に示す様
に、ユニット枠12と、このユニット枠12の両側壁の間に
軸支された回転軸13と、この回転ドラム7を駆動する駆
動モータ14及び減速機15から成る回転ドラム駆動機構を
備え、上記回転軸13には三個の回転ドラム7を軸方向に
隔てゝ個々に支持する。 上記回転ドラム7は、円筒形であって、その外周面に
沿ってオレンジ、ベル、レモン、チェリー及びダイヤマ
ーク、並びに数字の「7」等の複数の種類のシンボルマ
ーク8を等間隔に表示する。そして、各回転ドラム7の
一側には、シンボルマーク8と等角度な係止溝16′…を
有するストッパプレート16を一体的に固定する。又、各
回転ドラム7の軸中心には、回転ドラム7の内周面との
間に面接触する比較的摩擦抵抗の高いスリップ面17′を
有する環状のスリップリング17を嵌め込み、このスリッ
プリング17の一端を止め輪18で回転軸13に固定すると共
に、他端をコイルバネ19のバネ力で止め輪18に向って押
圧する。 前記駆動モータ14と減速機15は、ユニット枠12の一側
外面に固定され、減速機15の出力15′には出力プーリ20
を嵌め付け、又、回転軸13の一端をユニット枠12の一側
より突出させ、その軸先端13′に入力プーリ21を嵌め付
け、両プーリ20,21の間に駆動ベルト22を掛け渡す。 一方、各回転ドラム7毎に停止機構23と位置検出機構
24を設ける。この停止機構23は、第4図に示す様に、ス
トッパプレート16の係止溝16′に噛み合う係止爪25′を
一端に備えた軸26を中心に揺動可能なストップレバー25
と、このストップレバー25の他端に作用する停止用ソレ
ノイド27を備え、常時、コイルバネ28の付勢力により、
ストップレバー25の係止爪25′をストッパプレート16の
係止溝16′に噛み合わせ、回転ドラム7の自由回転を阻
止する。 上記位置検出機構24は、第3図及び第5図に示す様
に、回転ドラム7の表裏面に貫通した複数の穿設孔29…
と、この穿設孔29を挟んで両側に臨む発光素子30と受光
素子31とから成る。上記穿設孔29は、第6図に示す様
に、同心円上に6列の開口列BS,B1〜B5を設定し、この
開口列毎に夫々対を成す発光素子30と受光素子31を臨ま
せる。こゝでは、第5図に示す様に、シンボルマーク8
を回転ドラム7の円周方向のA〜U迄の21箇所に等間隔
に配列し、A〜Uにその位置を示すコードを開口列のB1
〜B5列を使用して穿設孔29の有無により表示する。又、
開口列のBS列には等間隔で穿設孔29を設け、このBS列の
穿設孔29により回転ドラム7の回転速度を検出する。 一方、前面パネル4の前面下部には、カード用の挿排
口32を開設し、この挿排口32にはリーダ/ライタユニッ
ト33が前面パネル4の裏側より取付けられる。なお、こ
のリーダ/ライタユニット33は、上記挿排口32から挿入
された情報カード(後に詳述)の遊技関連情報を読出す
読取手段として機能すると共に、該情報カードへ遊技関
連情報を書込む機能を一体的に備えたものである。 上記リーダ/ライタユニット33は、その外面が磁気シ
ールドケース34で覆われ、このケース34の一側面には上
記挿排口32に臨むカード挿排用ポケット35を、これと反
対側の他側面にはカード没収用ポケット36を夫々開設
し、上記挿排用ポケット35の下縁にはカード下面を受け
る横向きに張出したガイド片37を突設する。上記ケース
34内には、一端が挿排用ポケット35に、他端が没収用ポ
ケット36に臨むカード搬送装置38と、このカード搬送装
置38のカード走行路39に臨む録再兼用の磁気ヘッド40
と、カード走行路39の両端に位置する挿排用ポケット寄
りの第一検出器41と、没収用ポケット寄りの第二検出器
42を内蔵する。 上記カード搬送装置38は、ケース34内に固定される一
対の支持基板43,43と、両支持基板43に両端が軸支され
た上下二段に配設された対を成すプーリ44,45と、上段
に位置する両プーリ44,44の間に掛け渡されたガイドベ
ルト46と、下段に位置する両プーリ45,45の間に掛け渡
された搬送ベルト47を備え、下段プーリ45の一方に搬送
モータ48を連結し、両ベルト46,47の間にカードを挟ん
で搬送する。 又、カード没収用ポケット36はカード回収装置49に接
続され、このカード回収装置49はカード没収用ポケット
36とゲーム機列の下方に臨むベルト搬送式のカード回収
ライン50を結ぶものであり、ベルト搬送式のものであっ
てもよいし、カード没収用ポケット36から排出されたカ
ードをカード回収ライン50に落下させるだけの単なる筒
体であってもよい。 一方、ゲーム機1に使用する情報カード51は、第7図
に示す様に、キャッシュ・カードやクレジット・カード
とほゞ同大で、合成樹脂等から成る薄い板状のカード本
体52の表面にカードの走行方向に沿って帯状の磁気記録
面53を設けて成る。この磁気記録面53には、カードが保
有する利用回数を示す得点コードやカードの不正使用を
防止するためのカード識別コード等の遊技関連情報が暗
号化されて記録される。上記得点コードは、遊技者の投
資金額に応じてカードの発行時に記録され、投資額が百
円であれば例えば「5」得点が記憶され、この得点は遊
技者がゲーム可能な最小単位を意味する。又、識別コー
ドとしては、店の別を示す店コードやカードの発行年月
日を示す日付コード等がカードを発行時に記録される。 次ぎに、ゲーム機前面の操作機構を説明すると、表示
窓6の下方には各回転ドラム7の停止機構23を個々に作
動する三個のストップスイッチ54…を、右端にはゲーム
ユニット11の駆動モータ14を始動するスタートスイッチ
55を、その下方には遊技者の賭け率を入力する取込スイ
ッチ56、精算スイッチ57及びゲーム中断スイッチ58を夫
々配設する(第1図)。 又、表示関連機構を説明すると、表示窓6の斜め左上
方には賞態様の別を表示する上下五段に分かれた賞態様
表示器59を、中央上段にはゲーム機1の打止め状態を表
示する完了表示器60を、中央中段には大ボーナスゲーム
の権利が発生したことを表示する大ボーナス表示器61
を、中央下段にはボーナスゲームの権利が発生したこと
を表示するボーナス表示器62を、又、右端には遊技者が
獲得した総合得点を表示する7セグメントの四桁表示の
データ表示器63を夫々配設する。又、表示窓6の左側に
はゲーム機1が遊技可能状態にあることを表示する遊技
可表示器64を、表示窓6の各賭けライン10の右端には遊
技者の賭けた賭けライン10を表示する5個の賭率表示ラ
ンプ65…を、その横には各回に獲得した得点を表示する
棒グラフ状のアナログ式得点表示器66及び7セグメント
の二桁表示のデジタル式得点表示器67を夫々配設する。
更に、各ストップスイッチ54の上方には小さなストップ
表示ランプ68を、取込スイッチ56の上方には小さな取込
表示ランプ69を設ける。 一方、図中、70はゲーム機1の各種動作を制御するマ
イクロコンピュータ等よりなる制御装置を示し、この制
御装置70は、第10図に示す様に、CPU71、ROM72、RAM7
3、音声用IC74、レベルシフタ75、ドライバ76及び所要
の電源回路77を備え、その入力側のレベルシフタ75に
は、ゲームユニット11に組込まれている位置検出機構2
4、リーダ/ライタユニット33に組込まれている磁気ヘ
ッド40、第一検出器41及び第二検出器42、並びに前面パ
ネル4の前面に配設されたストップスイッチ54、スター
トスイッチ55、取込スイッチ56、精算スイッチ57及びゲ
ーム中断スイッチ58、その他防犯検出装置78及び確率調
整装置79を電気的に接続する。 尚、上記防犯検出装置78は、遊技者による不正手段を
発見することを目的とし、防犯検出装置78より不正信号
が発せられた際には、制御装置70によりゲーム機1の全
ての動作を停止してゲーム不能とする。例えば、故意に
遊技者が回転ドラム7の回転速度を遅延させる等したと
きには、BS列の穿設孔29により発生するパルス幅が変化
するので、このパルス幅の変化により遊技者の不正遊技
を発見するとよい。 又、確率調整装置79は、回転ドラム7のシンボルマー
ク8の揃う確率を調整するものであり、制御装置70を介
して回転ドラム7の停止機構23の作動タイミングを変化
させることにより行なう。 一方、制御装置70の出力側のドライバ76には、ゲーム
ユニット11に組込まれている駆動モータ14及び停止用ソ
レノイド27、リーダ/ライタユニット33に組込まれてい
る磁気ヘッド40及び搬送モータ48、並びに前面パネル4
の前面に配設された賞態様表示器59、完了表示器60、大
ボーナス表示器61、ボーナス表示器62、データ表示器6
3、遊技可表示器64、賭率表示ランプ65、アナログ式得
点表示器66、デジタル式得点表示器67、ストップ表示ラ
ンプ68及び取込表示ランプ69を電気的に夫々接続する。
又、前面パネル4に設けた効果音発生用のスピーカ80を
制御装置70の音声用IC74に電気的に接続する。 次いで、ゲーム機1の動作を説明すると、遊技者がゲ
ーム機1の挿排口32に情報カード51を挿入すると、第一
検出器41がオンとなり、制御装置70を介して搬送モータ
48が始動して情報カード51をリーダ/ライタユニット33
内に取込む。そして、情報カード51により第二検出器42
がオンとなったならば、制御装置70を介して搬送モータ
48を停止する。 そして、情報カード51の搬送途中で、情報カード51の
磁気記録面53の記録されている遊技関連情報を磁気ヘッ
ド40で読取り、読取った遊技関連情報は制御装置70に送
出され、制御装置70で照合される。制御装置70では、例
えば情報カード51から読取った識別コード(カード識別
情報)が制御装置70に記録されている識別コードと一致
するか否かを判定し、一致しない場合(例えば店コード
や日付コードが相違する場合や必要な情報が読み出せな
い場合等)には搬送モータ48を再度始動して、不正なカ
ードをカード没収用ポケット36から排出する。すなわ
ち、本実施例においては、情報カード51に記憶された遊
技関連情報の適否を判定するデータ判定手段としての機
能を制御装置70が備えるのである。 また、上記制御装置70によって不適正な遊技関連情報
が記憶されていると判定されて、カード没収用ポケット
36から排出された不正カードは、カード回収装置49及び
カード回収ライン50を介して回収される。すなわち、制
御装置70によって駆動制御される搬送モータ48,カード
没収用ポケット36,カード回収装置49,カード回収ライン
50等が協働することで不適正な遊技関連情報を記憶して
いる情報カード(遊技者が不正に改竄した可能性の高い
カード)を遊技者へ返却せずに回収するカード回収手段
として機能するのである。尚、カード回収手段が作動す
ることで不適正な遊技関連情報を記憶する情報カードが
回収された際には、店内の警報装置等を作動させてもよ
い。 上述したように、不適正な遊技関連情報が記憶されて
いる情報カードが挿入された際には、遊技者へ返却せず
に不正な情報カードを回収するものとすれば、情報カー
ドの遊技関連情報を不正に変更(金額情報を増額する
等)して、再び遊技機が受け付けるか否かの試行を繰り
返すことを防止できる。また、遊技者が情報カードを所
持している間に、情報カードに折れ目がついたり磁石等
の磁気が作用することで遊技関連情報に予期しない変化
が生じたり磁気情報自体の読み出しが不可能になってい
るようなケースもあるので、警報装置等によって、カー
ド回収手段が作動したことを遊技店員等に報らせるよう
にすれば、不正遊技者を特定するだけではなく、不本意
に情報カードを回収されてしまった遊技客に対しても迅
速な対応を取ることが出来る。 又、両コードが一致する際には、制御装置70は得点コ
ードに基づき情報カード51が保有する得点をデータ表示
器63に表示する。例えば、未使用の百円の情報カード51
であれば、データ表示器63に「5」得点を表示する。す
なわち、本実施例においては、このデータ表示器63が、
遊技者が保有している遊技媒体数を表示する保有遊技媒
体数表示手段として機能するのである。 これと同時に制御装置70は遊技可表示器64を点灯し、
ゲーム機1が遊技可能状態にあることを遊技者に知らせ
ると共に、取込表示ランプ69を点滅し、遊技者に取込ス
イッチ56の操作を促す。 次に、遊技者は、取込スイッチ56を操作して賭率を設
定する。例えば、取込スイッチ56を一回押すと、賭率が
「1」となり、表示窓6の中央の賭けライン10が有効と
なって、その賭けライン10の端部の賭率表示ランプ65が
点灯すると共に、データ表示器63の表示値「1」を減算
表示する。又、取込スイッチ56を二回押すと、賭率が二
倍に上昇し、上下三本の賭けライン10が有効となって、
賭率表示ランプ65が三個点灯し、データ表示器63の表示
値から「2」を減算表示する。更に、取込スイッチ56を
三回押すと、最高の賭率となり、五本の賭けライン10が
全て有効となって、五個の賭率表示ランプ65を全部点灯
し、データ表示器63の表示値から「3」を減算表示す
る。尚、実施例では取込スイッチ56を押す回数により賭
率を変えたが、このほか減算個数を表示した三個のスイ
ッチを設けてもい。 取込スイッチ56により賭率を設定後、遊技者がスター
トスイッチ55を操作することにより三個の回転ドラム7
が同時に高速回転する。即ち、スタートスイッチ55を操
作すると、スタート信号が送出され、制御装置70では、
三個の停止用ソレノイド27を一斉に励磁すると共に、同
時に回転ドラム7の駆動モータ14を作動する。停止用ソ
レノイド27が励磁すると、ストップレバー25が軸26を中
心に下方に回動し、その係止爪25′がストッパプレート
16の係止溝16′から係脱する。このため、駆動モータ14
が駆動されると、減速機15、プーリ20,21及び駆動ベル
ト22を介して回転軸13がスリップリング17と共に回転
し、回転ドラム7はスリップリング17のスリップ面17′
との間の摩擦抵抗によりストッパプレート16と一体的に
回転する。 従って、駆動モータ14が駆動すると、三個の回転ドラ
ム7が一斉に回転し、表示窓6からは回転ドラム7のシ
ンボルマーク8が回転しているのが見られるが、高速回
転しているため、シンボルマーク8の一つ一つを認識す
ることはできない。 そして、制御装置70では、回転ドラム7を回転すると
同時に、三個のストップ表示ランプ68を全て点灯し、遊
技者にストップスイッチ54の操作を促す。 遊技者は、タイミングを図ってストップスイッチ54を
順次操作し、各回転ドラム7を一つづつ停止させる。 ストップスイッチ54が操作されると、ストップスイッ
チ54からストップ信号が制御装置70に送出され、制御装
置70では対応する回転ドラム7の停止用ソレノイド27を
消磁する。例えば、一つのストップスイッチ54を操作す
ると、対応する停止用ソレノイド27が消磁し、コイルバ
ネ28の付勢力によりストップレバー25がその軸26を中心
に上方に回動し、その係止爪25′がストッパプレート16
の係止溝16′に噛み合い、該ストップスイッチ54の直上
に位置する一つの回転ドラム7が停止する。又、ストッ
プスイッチ54を操作したときには、スピーカ80より「ピ
ッ」というストップ音が発せられ、その上方に位置する
ストップ表示ランプ68が消灯する。尚、停止した回転ド
ラム7は、その内周面がスリップリング17のスリップ面
17′との間でスリップしているため、回転軸13や他の回
転ドラム7の回転には全く影響がない。 そして、ストップスイッチ54を操作する度に、対応す
る回転ドラム7が順次停止し、三個のストップスイッチ
54を全て操作すると、三つの回転ドラム7が全て停止
し、そのシンボルマーク8が表示窓6の賭けライン10上
に並ぶ。このようにして、シンボルマーク8…を可変表
示せしめる可変表示ゲームが行われる。 尚、制御装置70は、スタートスイッチ55からのスター
ト信号を入力すると、タイマ手段(図示せず)を稼動
し、このタイマ手段に設定された時間、例えば60秒以内
に全てのストップスイッチ54が操作されない場合には、
60秒経過後、全ての停止用ソレノイド27を消磁する。こ
のため、ストップスイッチ54が全く、或はその一部だけ
しか操作されない場合であっても、三つの回転ドラム7
自動的に停止する。 次ぎに、回転ドラム7が停止すると、賭けランプが点
灯している賭けライン10上に並んだシンボルマーク8の
停止結果における組み合わせにより、賞態様が決定され
る。 即ち、制御装置70には、シンボルマーク8の組み合わ
せによる種々の賞態様が予め記憶されており、この賞態
様と位置検出機構24からの検出信号に基く賭けライン10
上に並んだシンボルマーク8の組み合せを比較して賞態
様の成否を判別する。 例えば、賭率が「1」であれば、中央の一本の賭けラ
イン10が有効となり、当該ライン上に同じシンボルマー
ク8が、例えばオレンジマークが三個揃ったならば、賞
態様が達成され、その賞態様の別を賞態様表示器59に表
示すると共に、スピーカ80より賞態様達成音を発生す
る。すなわち、本実施例においては、この賞態様表示器
59が、予め設定されている複数の組合せ賞態様において
付与される賞遊技媒体数を当該賞遊技媒体数に対応して
表示する賞遊技媒体数表示手段として機能するのであ
る。 この賞態様の価値としては、「2」から最大「15」得
点が付与され、例えばオレンジマークが三個揃ったとき
には、賞態様表示器59の最上段のランプを点灯し、遊技
者にはその表示値の「2」得点が与えられる。更に、こ
の獲得得点はアナログ式得点表示器66及びデジタル式得
点表示器67に同時に表示されると共に、スピーカ80から
は賞態様達成音が発せられる。 尚、賭率を上げれば、有効な賭けライン10の数が増え
るので、賞態様の発生率が高くなり、一度に複数の賞態
様が同時に達成されることがある。その場合には、賞態
様表示器89の各表示値の合計点数がデジタル式得点表示
器67に表示される。すなわち、本実施例においては、こ
のデジタル式得点表示器67が、可変表示ゲームにおいて
組合せ賞態様が発生した際に遊技者が獲得した上記賞遊
技媒体数表示手段に表示された総合的な賞遊技媒体数を
表示する獲得賞遊技媒体数表示手段として機能するので
ある。但し、そのときの獲得得点の上限値が「15」得点
に制限されているため、例えば賞態様表示器59の「7」
と「14」の列のランプが同時に点灯しても、遊技者に
「21」得点が与えられることはなく、上限値の「15」得
点が与えられるに過ぎず、デジタル式得点表示器67にも
「15」得点しか表示されない。 そして、賞態様及び獲得得点は、遊技者がこれらの表
示内容を確認するのに必要十分な一定時間継続的に表示
され、その後、賞態様表示器59及びアナログ式得点表示
器66を消灯し、又、デジタル式得点表示器67の表示値を
帰零し、遊技者の獲得得点をデータ表示器63の表示値に
加算表示して当該ゲームを終了し、次回のゲームに備え
て再度取込表示ランプ69を点滅する。 尚、当該ゲームにおいて、回転ドラム7のシンボルマ
ーク8により賞態様が形成されなかった際には、回転ド
ラム7の停止後、速やかに取込表示ランプ69を点滅し
て、次回のゲームに移行する。 一方、特別ゲームに付き説明すると、まずボーナスゲ
ームは、賭けライン10上に数字の「7」が三個揃うこと
により、その権利が付与される。このボーナスゲームの
権利が付与されると、ボーナス表示器62を点灯すると共
に、スピーカ80からボーナスゲームを報知する効果音を
発生する。 このボーナスゲームにあっては、まず、一般ゲームと
同じ手順で取込スイッチ56を一回押すことにより中央の
賭けライン10を指定した後、スタートスイッチ55を操作
する。次いで、遊技者が一つのストップスイッチ54を操
作すると、当該一の回転ドラム7が停止し、このときに
中央の賭けライン10上に表示されているシンボルマーク
8により即座に賞態様が決定される。 即ち、ボーナスゲームにあっては、一般ゲームの様に
シンボルマーク8の組み合わせ態様により賞態様が決定
されるのでなく、シンボルマーク8の一個の価値により
賞態様が決定される。例えば、オレンジ、ベル、レモン
等のマーク中に「AAA」が付されたシンボルマークが中
央の賭けライン10上に出たならば、一般ゲームにおける
最高得点である「15」得点がボーナス得点として付与さ
れる。 次に、再度取込スイッチ56を一回押してからストップ
スイッチ54を操作すると、次ぎの回転ドラム7が停止
し、同様な手順で三個目の回転ドラム7を停止する。こ
の様にして三個の回転ドラム7が全て停止することを1
サイクルとし、最大4サイクル、即ちストップスイッチ
54を12回操作できるチャンスが与えられる。但し、その
12回のうちに、「AAA」マークを有するシンボルマーク
が6回出てしまうと、その時点でボーナスゲームが終了
し、ボーナス表示器62が消灯し、一般ゲームに移行して
しまう。尚、ストップスイッチ54を操作しない場合で
も、先の一般ゲームと同様にタイマ手段の設定時間経過
後に回転ドラム7が自動的に停止する。 更に、一般ゲームにおいて、ダイヤマークが揃うこと
を条件に大ボーナスゲームに移行する。この大ボーナス
ゲームの権利が与えられると、大ボーナス表示器61を点
灯すると共に、スピーカ80から大ボーナスゲームを報知
する効果音が発生する。 この大ボーナスゲームにおいては、先に説明したボー
ナスゲームを最大限三回できるチャンスが与えられる
が、このボーナスゲームは無条件にできる訳ではなく、
各回のボーナスゲームの前に前ゲームを行ない、この前
ゲームにおいてボーナスゲームの権利を獲得する必要が
ある。 上記前ゲームは、一般ゲームに類似し、賭けライン10
上のシンボルマーク8の組み合わせ態様によりボーナス
ゲームの権利が与えられる。即ち、遊技者の賭けた賭け
ライン10上に、シンボルマーク8の図柄は関係なく、
「AAA」マークを有するシンボルマーク8が三個揃う
と、次回のボーナスゲームを行なう権利が与えられ、先
に説明したボーナスゲームの手順でゲームが行なわれ
る。 但し、前ゲームを無制限にできる訳でなく、その回数
がトータルで30回を越えると、その権利を喪失する。例
えば、三回のボーナスゲームの前に前ゲームを三回やる
ことになるが、一回目では10回、二回目では15回前ゲー
ムを行なうと、三回目では5回以内に「AAA」マークを
有するシンボルマークが三個揃わなければ、三回目のボ
ーナスゲームを行なう権利を失い、その時点で、一般ゲ
ームに移行してしまう。 従って、三回のボーナスゲームを終了するか、前ゲー
ムの回数がトータルで30回を越えるか、いずれか先に達
成された条件に従って大ボーナスゲームが終了し、大ボ
ーナス表示器61が消灯する。尚、大ボーナスゲームの終
了時における累積獲得得点が600点を越えているときに
は、一般ゲームに移行することなく、大ボーナスゲーム
の終了後、完了表示器60を点灯し、ゲーム機1を打止め
状態とする。 完了表示器60が点灯すると、制御装置70に精算信号が
送出され、制御装置70は搬送モータ48を逆転駆動し、情
報カード51を挿排口32に向かって搬送し、第1検出器が
オンからオフに変換したならば搬送モータ48を停止す
る。この搬送途中で、磁気ヘッド40によりデータ表示器
63に現に表示されている総合獲得得点を情報カード51の
磁気記録面53に記録する。従って、挿排口32からは記録
済の情報カード51が排出され、データ表示器63の表示を
帰零すると共に、遊技可表示器64を消灯する。 又、遊技者がゲームの途中で精算スイッチを操作した
際にも、同様な精算が行なわれる。 一方、ゲーム途中でゲームを一時中断したい場合に
は、ゲーム中断スイッチ58を操作する。ゲーム中断スイ
ッチ58を操作すると、上記精算時と同様に磁気ヘッド40
によりデータ表示器63に現に表示されている総合獲得得
点を情報カード51の磁気記録面53に記録すると共に、当
該ゲーム機1の固有ナンバを同時に記録した上、挿排口
32からは記録済の情報カード51を排出し、データ表示器
63の表示を帰零すると共に、遊技可表示器64を点灯状態
から点滅状態に変換し、当該ゲーム機1がゲーム中断状
態にあることを表示する。 遊技者は取出したカードを持ってタバコや飲食物など
の景品に交換してもよいし、カードを持ってトイレ等に
自由に行くことができる。そして、遊技を再開したい場
合には、情報カード51を挿排口32に再度挿入すればよ
い。 情報カード51を挿入すると、磁気ヘッド40により遊技
関連情報と共にゲーム機1の固有ナンバが読取られ、こ
の固有ナンバは制御装置70で当該ゲーム機1の登録ナン
バと比較され、両者が一致していれば、遊技可表示器64
が点灯状態に復帰し、当該ゲーム機1がゲーム中断状態
からゲーム可能状態に復帰する。 これに対して、固有ナンバが相違したり、全く固有ナ
ンバが記録されていな情報カード51が挿入された場合に
は、当該情報カード51は挿排口32から遊技者にそのまゝ
戻される。このため、ゲーム中断スイッチ58を操作した
際には、ゲーム中断中のゲーム機1を他の遊技者に使用
されてしまうことがないので、遊技者が安心してゲーム
機1から離れることができる。すなわち、当該ゲーム機
1に対して特定の遊技者が占有権を確保している状態
(中断状態)は、一般の遊技者が遊技可能な待機状態で
はないので、データ判定手段による遊技関連情報の適否
判定は行わず、固有ナンバによるチェックのみを行い、
該当する固有ナンバ以外の情報カードを受け付けずに返
却する制御を行うのである。 更に、ゲーム中にデータ表示器63の表示値が帰零して
しまった際には、遊技可表示器64を消灯し、ゲーム不能
とする。この使用済の情報カード51は、カード没収用ポ
ケット36からカード回収装置49及びカード回収ライン50
を介して回収される。尚、使用済のカードであることが
わかる様に、情報カード51に色を塗布したり、パンチ等
で穴を開けたり、或はそのことを磁気的に記録し、カー
ドの再利用を防止する手段を講じておくとよい。 尚、図面に示した実施例ではゲームユニット11として
回転ドラム7を利用したが、これに限らずに7セグメン
トLEDにより表示したり、ブラウン管や液晶等を利用し
てシンボルマークを映像表示する様にしてもよい。 又、図面に示した実施例では、磁気カードを利用した
が、このほかにICカードを使用してもよい。尚、ICカー
ドを使用する際には、専用のリーダ/ライタによる逐次
精算方式を採用してもよく、この際には精算スイッチが
不要となる。 更に、図面に示した実施例ではリーダ/ライタを使用
したが、これに限らず、中央のコンピュータで各カード
の保有する遊技関連情報を集中管理する様にすれば、ラ
イタが不要となる。例えば、磁気カード毎にカード固有
ナンバを設定し、この固有ナンバをカードの発行時に各
カードに記録すると共に、中央コンピュータに登録して
おけば、以後その固有ナンバを使用して各ゲーム機と中
央コンピュータとの間でデータを交換できる。従って、
各ゲーム機ではカードの固有ナンバを読取るリーダだけ
があれば足り、中央コンピュータに記録されている当該
カードが保有する遊技関連情報を呼び出してゲームを行
ない、又、精算時にあっても、カード固有ナンバを使用
して総合獲得得点を中央コンピュータに再登録する様に
すればよい。 〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、可変表示ゲーム
において組合せ賞態様が発生した際に、賞遊技媒体数表
示手段に発生した賞態様に応じて付与される賞遊技媒体
数を夫々表示するとともに、獲得賞遊技媒体数表示手段
に当該可変表示ゲームにおいて遊技者が獲得した賞遊技
媒体の総数を表示し、遊技者が確認できる程度の所定時
間が経過した後に、遊技者が保有している遊技媒体数を
表示する保有遊技媒体数表示手段へ獲得賞遊技媒体数表
示手段に表示されている賞遊技媒体数を加算表示すると
ともに、賞遊技媒体数表示手段及び獲得賞遊技媒体数表
示手段の表示を初期表示状態に復帰させるので、初めて
遊技を行う初心者やスロット式ゲームに不慣れな遊技者
であっても、発生した賞態様に対して遊技者が獲得出来
る遊技媒体数や1ゲームにおいて遊技者が獲得出来た遊
技媒体の総数を瞬時に把握することが出来る。 従って、スロット式ゲームに不慣れな遊技者であって
も、当該可変表示ゲームにおいて獲得できた遊技媒体数
を容易に把握できるので、獲得遊技媒体数の確認等に要
する時間のロスを極力減らすことが可能となり、連続し
て円滑にゲームを行うことができ、スロット式ゲーム機
の稼働率が低下することを防止できるので、遊技店にと
っても望ましいものとなる。 加えて、遊技媒体を所定数まで予めゲーム機へ投入し
て遊技媒体を無形のデータとして扱うスロット式ゲーム
機や、所定の遊技情報が記憶されたカードをゲーム機へ
挿入してカードに記憶された情報に基づいてゲームを行
うスロット式ゲーム機の如く、賞態様に応じた遊技価値
が無形のデータとして付与される場合であっても、獲得
した遊技価値の量を遊技者は各表示手段により把握する
ことができるので、全ての遊技者が安心して遊技を行う
ことが可能なスロット式ゲーム機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はスロット
式ゲーム機の正面図、第2図はゲームユニットの斜視
図、第3図は同上の一部断面図、第4図は停止機構の説
明図、第5図は回転ドラムの側面図、第6図は回転ドラ
ムの穿設孔の説明図、第7図はリーダ/ライタユニット
の斜視図、第8図は同上の内部斜視図、第9図は同上の
簡略内部説明図、第10図は制御装置の配線図である。 図中、1はゲーム機、6は表示窓、8はシンボルマー
ク、51は情報カード、59は賞態様表示器、63はデータ表
示器、67はデジタル式得点表示器を夫々示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技媒体を賭けることに基づいて複数の表示部にシ
    ンボルマークを可変表示せしめる可変表示ゲームを行
    い、該シンボルマークの停止結果における組合せ賞態様
    が発生したことに基づき遊技価値が付与されるスロット
    式ゲーム機であって、 遊技者が保有している遊技媒体数を表示する保有遊技媒
    体数表示手段と、 予め設定されている上記複数の組合せ賞態様において付
    与される賞遊技媒体数を当該組合せ賞態様に対応して表
    示する賞遊技媒体数表示手段と、 当該可変表示ゲームにおいて組合せ賞態様が発生するこ
    とに基づき遊技者が獲得した賞遊技媒体の総数を表示す
    る獲得賞遊技媒体数表示手段と、 を具備して、 当該可変表示ゲームにおいて組合せ賞態様が発生した際
    には、上記賞遊技媒体数表示手段にその組合せ賞態様の
    賞遊技媒体を個別に表示するとともに、その組合せ賞態
    様の発生に基づき遊技者が獲得した賞遊技媒体の総数を
    上記獲得賞遊技媒体数表示手段に表示し、所定時間経過
    後に該獲得賞遊技媒体数表示手段に表示している賞遊技
    媒体数の合計数を上記保有遊技媒体数表示手段に加算し
    て表示せしめるとともに、上記賞遊技媒体数表示手段及
    び獲得賞遊技媒体数表示手段を初期表示状態に復帰させ
    ることを特徴とするスロット式ゲーム機。
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