JP2677658B2 - メタル心線識別装置 - Google Patents

メタル心線識別装置

Info

Publication number
JP2677658B2
JP2677658B2 JP1051538A JP5153889A JP2677658B2 JP 2677658 B2 JP2677658 B2 JP 2677658B2 JP 1051538 A JP1051538 A JP 1051538A JP 5153889 A JP5153889 A JP 5153889A JP 2677658 B2 JP2677658 B2 JP 2677658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
core wire
color
quad
cores
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1051538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02231579A (ja
Inventor
健 辻村
哲郎 薮田
功 鈴木
誠 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1051538A priority Critical patent/JP2677658B2/ja
Publication of JPH02231579A publication Critical patent/JPH02231579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2677658B2 publication Critical patent/JP2677658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、複数の色付きメタル心線を含むケーブルを
対象とし、特に、各メタル心線を識別するメタル心線識
別装置に関するものである。
「従来の技術」 通信回線用のメタル心線は、通常、4本の心線をひと
まとまりとして螺旋状にひねってカッドと称し、これを
5単位まとめてサブユニットの構成している。従来、こ
のサブユニット内の各心線を識別する場合は、人間が心
線被覆の色とカッドのひねりを確認して心線1本1本を
識別していた。すなわち、人間は任意の1本についてこ
れを辿っていき、カッドのひねりによる機械的まとまり
を見つけてこれを含むカッドを取り出す。このカッドを
構成する4本の心線の色により、カッド自体の順位とカ
ッド内の各心線の順位を識別する。
この心線識別を自動化する場合、心線の色とカッドの
まとまりを検出する必要がある。カラーカメラでこれら
を同時に測定するためには、立体視・隠蔽情報の推測・
情景の理解等の技術が不可欠であり現実は困難である。
また、ひねられたカッドのまとまりを人間が行うような
方法で検出することは、器用な指と高性能の目があって
成しうるわけであり、電子的・機械的にこれを代替えす
ることは不可能に近い。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、カッドにまとめられ色付き心線を自動的に識別
することができるため心線識別装置を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 発明は、色付き被覆を有する心線を複数本撚って1単
位(カッド)とし、これを複数単位含むケーブルを対象
として、当該ケーブルの一部においてそれぞれ分離され
た各心線を識別するメタル心線識別装置において、同一
単位の心線を心線間の静電結合または電極結合を検出す
ることによって他の単位と分離する電気的検出手段と、
前記単位内における心線相互の区別および単位相互の区
別を、各心線の被覆の色を検出することによって行う光
学的検出手段と、前記電気的検出手段と光学的検出手段
とによって得られる情報の組み合わせに基づいて各心線
を識別する手段とを具備してなるものである。
「作用」 本発明によれば、心線間の静電結合または電磁結合を
検出することによって、同一単位に属する心線を他の単
位の心線から分離する。また、各心線の色をカラーセン
サによって検出する。そして、上記の単位相互の区別お
よび心線の色に基づいて各心線を識別する。
「実施例」 以下、図面を参照し本発明の一実施例について説明す
る。通信回線用メタル心線を収容するユニットケーブル
は通常、第9図に示すように4本の心線をひとまとまり
として螺旋状にひねってカッドと称し、これを5単位ま
とめてサブユニットを構成している。したがって、サブ
ユニットは20本の心線からなる。各心線は単一色の被覆
で覆われ、その色は8種類もある。そのうち5色(青、
黄、緑、赤、紫)はカッドを代表する色で、各カッドに
はこの5色のうちどれか1色の心線が唯一本含まれる。
カッド内の他の3本は残りの3色(白、茶、黒)で構成
され、この3色はどのカッドにも共通の色である。こう
して、20本の心線が8色で区別されている。すなわち、
第1番から第5番までのカッドは、それぞれのカッドを
代表する色のついた心線1本と共通色(白、茶、黒)の
ついた心線3本からなる。心線の識別は各々の心線にた
とえば第1表に示すような番号を付けることに相当す
る。
ある共通色、たとえば白の心線と別の白の心線とを識
別するためには、それぞれがどのカッドに含まれるかを
知る必要がある。カッドは螺旋状のひねりという機械的
特性で他のカッドと区別されているため、これを検出し
なくてはならない。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図は供給されたサブユニットについて、ローラを用
いてカッドの撚りをもどし20本の心線をランダムに分離
する装置を示す。1はサブユニット、2は分離用ローラ
である。
第2図は分離された20本の心線を、傾斜のついたくし
歯等を用いて所定の位置にセットする装置を示す。サブ
ユニット1を構成する20本の心線は基盤301上に、基盤3
01との隙間を心線径の1倍以上2倍以下に設定された押
さえ板302によって重ならずに置かれる。押さえ板302と
面を接して第2の板303が取り付けられている。この第
2の板には、所定の傾きをもってスリット304が形成さ
れており、このスリット304が押さえ板302から突き出た
ピン305に係合している。そして、この第2の板303はス
リット304に案内され、図面右下にスライドするように
なっている。この第2の板303には心線径の1倍以上2
倍以下の幅の隙間が20個あり、下向きのくし歯状となっ
ている。また、その下端は所定の傾きにカットされてお
り、第2の板303が右下にスライドするにしたがってく
し歯の隙間1個について心線1本を収容していき、20本
の心線を分離する。
第3図は被覆上から金属部分に刺す電極、第4図はセ
ットされた心線の電気的特性を測定するための装置を示
す。401は電極、402は20個の電極を有するプラグ、403
は各電極からの信号を取り出すケーブルである。404は
複数本の心線の中から任意に2本の心線を選択して1方
を入力電圧発生器405に接続し、他方を出力電圧増幅器4
06に接続して、その他の心線をアース線に接続するため
のスイッチ回路である。407は、スイッチ回路404内の各
スイッチをオン/オフ制御して測定する2本の心線を選
択するとともに、出力電圧増幅器406の出力に基づいて
心線識別を行うコントローラである。第4図の例では、
心線1aと1bを選択しており、心線1aは入力電圧発生器40
5に、心線1bは出力電圧増幅器406にそれぞれ接続されて
いる。なお、本実施例に限らず、測定対象となる2本の
心線1a,1b以外の心線を開放状態とする構成も可能であ
る。
第5図はカッドの検出方法を説明する図である。20本
の心線の一端は電気的に開放されており、他の一端がば
らばらになって並んでいる状態であるとする。このばら
ばらの一端について、この部分のみの測定により各心線
を識別する過程を説明する。あるカッドに含まれる4本
の心線はひとまとまりで撚りが入れられているため、静
電結合・電磁結合といった電気的特性が残りの16本と比
較して異なる。この結果、任意の1本に電圧をかけると
き、同カッド内の他の3本に発生する電圧は残りの16本
に発生する電圧より大きな値となる。したがって、ある
一本を入力端とし、残る19本を出力端として電気的特性
の差をもとめる操作を、入力端を次々に変えて行うこと
により、20本の心線の各々について、5組のカッドのど
れに属するかを特定することができる。第5図におい
て、5は入力電圧、6は高出力電圧、7は低出力電圧、
8は入力心線、9は入力心線と同一カッドに属する心
線、10は入力心線と同一カッドに属さない心線、11は入
力心線を含むカッド、12は入力心線を含まないカッドで
ある。
第6図はセットされた心線の被覆の色をカラーセンサ
13で測定する装置を示す。カラーセンサ13からは3原色
(R・G・B)に対応する電圧が出力される。第7図は
各心線被覆の色をカラーセンサ13で測定したときに得ら
れる出力であり、8色について3原色に対応する電圧が
それぞれ図のように出力される。このパターンを調べる
ことにより心線の色を検出できる。そして、このカラー
センサ13の出力がコントローラ407(第4図)へ供給さ
れ、コントローラ407は出力電圧増幅器406の出力および
このカラーセンサ13の出力に基づいて、以下のアルゴリ
ズムで心線識別を行う。
第8図は心線識別の手順のアルゴリズムの一例を示す
図である。心線識別の最終目標を、順不同に並べられた
心線に第1表に示した番号を付けることとする。最初
に、定位置にセットされた、一つのサブユニット1を構
成する20本の心線をカラーセンサ13でスキャンしてその
色を測定する。そして、共通色のときにはその色に応じ
てs(i)=1〜3の値を与え、代表色のときにはその
色に応じて4〜8の値を与える。次に代表色、すなわち
s(j)≧4の心線を入力線として各共通色心線の電圧
出力を測定する。そして、高い電圧を示したものについ
て、入力線と出力線のsの値を用いて心線番号を計算す
る。すべての代表色を入力線として同様の操作を行えば
すべての心線番号が求まる。たとえば、青・黄・緑・赤
・紫の心線を含むカッドの番号をそれぞれ4,5,6,7,8と
し、カッド内の心線のうち白・茶・黒の番号をそれぞれ
1,2,3とすれば、上記のアルゴリズムによって第1表に
示したものと同一の心線の番号付けができる。第8図の
処理においては、色測定の後に電圧測定を行うが、この
順序は逆でもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、同一単位(カ
ッド)内の心線を心線間の静電結合または電磁結合を検
出することによって他の単位と分離する電気的検出手段
と、前記単位内における心線相互の区別および単位相互
の区別を、各心線の被覆の色を検出することによって行
う光学的検出手段と、前記電気的検出手段と光学的検出
手段とによって得られる情報の組み合わせに基づいて各
心線を識別する手段とを設けたので、長距離にわたって
敷設されたケーブルの一端において、サブユニット内の
カッドのひねり状態を保存することなく、ばらばらにな
った各心線を自動的に識別することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は供給されたサブユニットについてローラを用い
てカッドの撚りを取り20本の心線をランダムに分離する
装置を示す斜視図、第2図は分離された20本の心線を傾
斜のついたくし歯を用いて所定の位置にセットする装置
を示す斜視図、第3図は被覆上から金属部分に刺す電極
を示す図、第4図はセットされた心線の電気的特性を測
定するための装置を示すブロック図、第5図はカッドの
検出方法を説明するための図、第6図はセットされた心
線の被覆の色をカラーセンサで測定する装置を示す斜視
図、第7図は各心線被覆の色をカラーセンサで測定した
ときに得られる出力を示す図、第8図は心線識別の手順
を示す図、第9図はサブユニットの構成例を示す図であ
る。 1……サブユニット、404……スイッチ回路、405……入
力電力発生器、406……出力電圧増幅器、407……コント
ローラ、13……カラーセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅川 誠 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−54476(JP,A) 実開 昭50−24033(JP,U) 実開 平1−21378(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色付き被覆を有する心線を複数本撚って1
    単位とし、これを複数単位含むケーブルを対象として、
    当該ケーブルの一部においてそれぞれ分離された各心線
    を識別するメタル心線識別装置において、 同一単位内の心線を心線間の静電結合または電磁結合を
    検出することによって他の単位と分離する電気的検出手
    段と、 前記単位内における心線相互の区別および単位相互の区
    別を、各心線の被覆の色を検出することによって行う光
    学的検出手段と、 前記電気的検出手段と光学的検出手段とによって得られ
    る情報の組み合わせに基づいて各心線を識別する手段
    と、 を具備してなるメタル心線識別装置。
JP1051538A 1989-03-03 1989-03-03 メタル心線識別装置 Expired - Lifetime JP2677658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051538A JP2677658B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 メタル心線識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051538A JP2677658B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 メタル心線識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02231579A JPH02231579A (ja) 1990-09-13
JP2677658B2 true JP2677658B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=12889804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1051538A Expired - Lifetime JP2677658B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 メタル心線識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2677658B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526940A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Komu Denshi Kaihatsu Kk 通信ケーブルのペア線識別方法および装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417325U (ja) * 1977-07-06 1979-02-03
JPS5417325A (en) * 1977-07-08 1979-02-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd Direct pressure type mold clamping apparatus
JPS5554476A (en) * 1978-10-17 1980-04-21 Fujikura Ltd Discrimination system for core of multi-core cable
JPH0690267B2 (ja) * 1987-07-16 1994-11-14 富士通株式会社 ディジタル・スクィド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02231579A (ja) 1990-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0292194B1 (en) Method and apparatus for color identification
US3020335A (en) Color coded cable
EP0840406A3 (en) Modular plug and modular jack
US4128736A (en) Cable design with limited color coding
US6002247A (en) Method for determining correct pairing of bundled twisted wire pair circuitry
JP2677658B2 (ja) メタル心線識別装置
US5751847A (en) Method and apparatus for determining the color or color code of an object
JP2017096830A (ja) コネクタ
US5162792A (en) On-the-fly arrangement for interconnecting leads and connectors
JPH0338712B2 (ja)
JPH06342025A (ja) ツイストペア心線識別装置
JPH03245413A (ja) 被覆線材およびその使用方法
JPS6328867Y2 (ja)
KR102571108B1 (ko) 케이블 양품 검사시스템
JPS6035136Y2 (ja) S−z撚ワンタツチコネクタ−用ケ−ブル
JP2679461B2 (ja) ケーブル整列機
US4842539A (en) Strand-to-strand short circuit tester
JP2841200B2 (ja) 配列パターン検査装置
JPS6021852Y2 (ja) 信号用ケ−ブル
US6560865B2 (en) Arrangement apparatus for multi-core round cable and method for using same
JPH08129041A (ja) 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置
JPH0664114B2 (ja) 多芯ケーブルの素線対応関係識別方法および装置
JP2604464Y2 (ja) コネクタ結線装置
JPH04155275A (ja) 電気配線端末識別方法
JPH0545574U (ja) 三線式ケーブル試験器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 12