JPH08129041A - 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置 - Google Patents

通信ケーブルの静電結合測定方法および装置

Info

Publication number
JPH08129041A
JPH08129041A JP28717294A JP28717294A JPH08129041A JP H08129041 A JPH08129041 A JP H08129041A JP 28717294 A JP28717294 A JP 28717294A JP 28717294 A JP28717294 A JP 28717294A JP H08129041 A JPH08129041 A JP H08129041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quad
electrostatic coupling
communication cable
measured
combination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28717294A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Ota
操 大田
Kiyoshi Sagawa
潔 佐川
Tadashi Sato
忠 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP28717294A priority Critical patent/JPH08129041A/ja
Publication of JPH08129041A publication Critical patent/JPH08129041A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信ケーブルのカッド単位で心線を順不同に
ランダムにセットするだけで正規のカッド内実回線相互
間静電結合と隣接カッド実回線間静電結合との測定値が
得られる静電結合測定法を提供する。 【構成】 測定対象の通信ケーブルのカッドの心線をセ
ットする数十個〜数百個の電極を有する電極回路と、上
記電極回路の電極に接続するそれぞれ並列した4個のリ
レー群からなる単位リレー回路と、上記単位リレー回路
のリレー群と接続しカッド単位で組み合わせを変える組
合せリレー回路および静電結合測定器とからなり、単位
リレー回路および組合せリレー回路のリレーを接続・切
換してカッド内実回線相互間静電結合および隣接カッド
内実回線間静電結合を測定することを特徴とする通信ケ
ーブルの静電結合測定法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信ケーブルのカッ
ド内実回線相互間静電結合と隣接カッド実回線間静電結
合を測定する測定方法および測定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に、通信ケーブルのカッドの構造を
示す。即ち、通信ケーブルにおけるカッド1およびカッ
ド2のカッド内実回線相互間静電結合とは、回線(w1
−w2)と回線(w3 −w4 )間、および回線(w5
6 )と回線(w7 −w8 )間の静電結合であり、図3
のカッド1とカッド2とが隣接カッドの場合の隣接カッ
ド実回線間静電結合とは、回線(w1 −w2 )と回線
(w5 −w6 )間および回線(w1 −w2 )と回線(w
7 −w8 )間および回線(w3 −w4 )と回線(w7
8 )間および回線(w3 −w4 )と回線(w5 −w
6 )間の静電結合である。ここで隣接カッドとは、実際
にカッド同志が接触してなくとも1本の通信ケーブル内
に存在するカッド同志のことを指す。
【0003】図4に従来の通信ケーブルの静電結合の測
定方法の例をブロック図で示す。この静電結合の測定方
法は、カッド1の心線3の4心線w1 ,w2 ,w3 ,w
4 ,カッド2の心線4の4心線w5 ,w6 ,w7 ,w
8 ,・・・・、カッドnの心線5の4心線w4n-3,w
4n-2,w4n-1,w4nを各々指定された電極回路6の電極
1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6 ,T7 ,T8 ,・
・・・,T4n-3,T4n-2,T4n-1,T4n にそれぞれセ
ットし、カッド内実回線相互間静電結合を測定する場合
は、カッド1の測定時はリレー回路7のリレーR1 ,R
2 ,R3 ,R4 のみを接続し、カッド2の測定時は、リ
レー回路7のリレーR5 ,R6 ,R7 ,R8のみを接続
し、・・・・,カッドnの測定時はリレー回路7のリレ
ーR4n-3,R4n-2,R4n-1,R4nのみを接続し、各々の
カッドを静電結合測定器8により測定を行うのである。
【0004】また、隣接カッド実回線間静電結合を測定
する場合は、カッド1とカッド2の測定時は、リレー回
路7のリレーR1 ,R2 ,R7 ,R8 のみを接続し、隣
接カッド間を静電結合測定器8により測定を行うのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静電結
合を測定する場合には、通信ケーブルのカッド1の心線
1 ,w2 ,w3 ,w4 ,・・・・,カッドnの心線w
4n-3,w4n-2,w4n-1,w4nを1心線毎に決められた電
極回路6の電極T1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6
7 ,T8 ,・・・・,T4n-3,T4n-2,T4n-1,T4n
にそれぞれ1対1の対応でセットしなければならな
い。例えば、間違えてカッド1の心線w2 を電極回路6
の電極T3 に、心線w3 を電極回路6の電極T2 にセッ
トした場合は、カッド1の正規のカッド内実回線相互間
静電結合、およびカッド1と他のカッド間の正規の隣接
カッド実回線間静電結合が測定できなくなるという問題
がある。
【0006】この発明の目的は、前記した従来技術の欠
点を解消し、通信ケーブルのカッド単位で電極回路6の
電極T1 ,・・・・,T4nにそれぞれセットすれば、カ
ッド内の順番、例えば、カッド1の4心線w1 ,w2
3 ,w4 を電極回路6の電極T1 ,T2 ,T3 ,T4
に順不同でランダムにセットするだけで正規のカッド内
実回線相互間静電結合と隣接カッド実回線間静電結合と
の測定値が得られることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の心線
によって構成されるカッドを複数本束ねてなる通信ケー
ブルを被測定対象とし、該通信ケーブル内の所定の2本
の心線によって構成される各実回線の相互間の静電結合
を測定する方法において、前記通信ケーブルのカッド内
の任意の2本の心線の組合せによって構成される各回線
の相互間の静電結合を測定し、その測定を全ての心線の
組合せについて行い、実回線を特定することを特徴とす
る通信ケーブルの静電結合測定方法である。また、前記
通信ケーブルのカッド内の全ての心線の組合せについて
行った回線相互間の静電結合の測定値の内、最小値をそ
のカッドのカッド内実回線相互間静電結合の測定値とす
ることを特徴とする通信ケーブルの静電結合測定方法で
ある。さらに、前記通信ケーブルの隣接カッド間の実回
線相互間の静電結合を全て測定し、それら測定値の内、
最大値を正規の隣接カッド実回線間静電結合の測定し、
その測定値の内、最大値を正規の隣接カッド実回線間静
電結合の測定値とすることを特徴とする通信ケーブルの
静電結合測定法である。
【0008】また、複数の心線によって構成されるカッ
ドを複数本束ねてなる通信ケーブルを被測定対象とし、
前記心線と接続するための複数の電極を有する電極回路
と、該電極回路のそれぞれの電極に並列した複数個のリ
レーからなるリレー群を接続してなるカッド単位リレー
回路と、該カッド単位リレー回路のリレー群を接続され
該リレー群との連係により被測定心線の組合せを変える
組合せリレー回路と、該組合せリレー回路に接続され、
前記カッド単位リレー回路および組合せリレー回路によ
って選択された被測定心線の静電結合を測定する静電結
合測定器とから構成されていることを特徴とする通信ケ
ーブルの静電結合測定装置である。
【0009】
【作用】通信ケーブルのカッドの心線をセットする電極
回路の電極と静電結合測定器との間の単位リレー回路の
対応するリレーを単にオン・オフするだけで正規のカッ
ド内実回線相互間静電結合の測定を行い、さらにカッド
単位で電極回路の電極と静電結合測定器との間の単位リ
レー回路の接続の組み合わせを組合せリレー回路で接続
・切換を数回行い、数回の測定値の比較結果より隣接カ
ッド実回線間静電結合とを測定を可能としたものであ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は通信ケーブルの静電結合測定法を説明す
るための測定回路の構成図である。即ち、静電結合の測
定対象であるnカッドの通信ケーブル1,2,・・・
・,nの心線w1 ,w2 ,・・・・w4nを電極回路9の
電極T1 ,T2 ,・・・・,Tn に、カッド単位でカッ
ド内はランダムに接続する。例えば、カッド1の4心線
(w1 〜w4 )を電極回路9の電極(T1 〜T4 )に,
カッド2の4心線(w5 〜w8 )を電極回路9の電極
(T5 〜T8 )に,・・・・,カッドnの4心線(w
4n-3〜w4n)を電極回路9の電極(T4n-3〜T4n)にそ
れぞれランダムにセットする。
【0011】上記電極回路9の電極T1 ,T2 ,・・・
・,Tn は、単位リレー回路10のそれぞれ並列に設け
られた4個のリレー群(R11,R12,R13,R14),
(R21,R22,R23,R24),・・・・,(R(4n)1
(4n)2 ,R(4n)3 ,R(4n)4)に接続され、これらの
リレーR11〜R(4n)4 はリレー群(R11,R21,・・・
・,R(4n)1 )がそれぞれ接続されて接続線aとなり、
同様にリレー群(R12,R22,・・・・,R(4n)2 )が
それぞれ接続されて接続線b、リレー群(R13,R23
・・・・,R(4n)3 )がそれぞれ接続されて接続線cお
よびリレー群(R14,R24,・・・・,R(4n)4 )がそ
れぞれ接続されて接続線dとなる。そして、組合せリレ
ー回路11のそれぞれ2個のリレーから構成される9個
のリレーRy1〜Ry9に接続され、組合せリレー回路11
のリレーRy1は接続線a,bに、リレーRy2は接続線
a,cに、リレーRy3は接続線a,dに、リレーRy4
接続線a,bに、リレーRy5は接続線a,cに、リレー
y6は接続線a,dに、リレーRy7は接続線c,dに、
リレーRy8は接続線b,dに、リレーRy9は接続線b,
cにそれぞれ接続され、他端は静電結合測定器12に接
続される。
【0012】上記静電結合測定器12は、表示器14お
よびプリンタ15を接続した比較器13に接続され、比
較器13は記憶回路16に接続し、記憶回路16は単位
リレー回路10および組合せリレー回路11を制御する
リレー制御器17に接続されて構成されている。
【0013】次に、上記のように構成されている測定装
置に基づいて静電結合の測定方法を説明する。まず、カ
ッド内実回線相互間静電結合を測定する場合、測定する
カッド単位においてカッド単位リレー回路10のリレー
群(R11,R22,R33,R44),・・・・,リレー群
(R(4n-3)1 ,R(4n-2)2 ,R(4n-1)3 ,R4n4 )をそ
れぞれ接続し、正規の組合せを判別するため、リレー制
御器17により組合せリレー回路11を決められた3組
合せ(1回目はリレーRy1とリレーRy7,2回目はリレ
ーRy2とリレーRy8,3回目はリレーRy3とリレー
y9)で順次切換え・接続し、順次静電結合測定器12
で静電結合を測定する。そして、3組合せの測定値を比
較器13に出力し、比較器13での比較結果(3組合せ
の中で最小値が正規組合せであり、その最小値が選択さ
れる。)より、正規の組合せの測定値を表示器14やプ
リンタ15などに出力することにより、正規の各カッド
のカッド内実回線相互間静電結合の測定結果が得られ
る。
【0014】次に、隣接カッド実回線間静電結合を測定
する場合、カッド内実回線相互間静電結合の測定時に、
正規の測定結果が得られた時のカッド単位リレー回路1
0と組合せリレー回路11の接続状態を記憶回路16に
記憶しておき、その記憶結果をリレー制御器17にフィ
ードバックし、測定対象の二つの隣接カッドの正規組合
せを判別するために、カッド単位リレー回路10と組合
せリレー回路11とをリレー制御器17により、2組合
せを順次切換え・接続し、順次静電結合測定器12で静
電結合を測定し、2組合せの測定値を比較器13に出力
し、比較器13での比較結果(2組合せ共正規組合せで
あるが、最悪値である最大値を正規組合せに選択す
る。)より、正規組合せの測定値を表示器14やプリン
タ15に出力することにより、正規の2カッド間の各隣
接カッド実回線間静電結合の測定結果が得られる。
【0015】次に、実際のケーブルを測定した場合につ
いて説明する。図2に示すようなそれぞれ4対の心線の
2カッド19,20からなる通信ケーブル18の、カッ
ド内実回線相互間静電結合と隣接カッド実回線間静電結
合を測定する場合について説明する。電極回路9の電極
1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6 ,T7 ,T8 にカ
ッド19,20の4対の心線をカッド単位でランダムに
各心線が図1に示されたものとは違う順序でw1 ,w
3 ,w4 ,w2 ,w8 ,w7 ,w5 ,w6 の順でセット
されたとする。まず、No.1カッド19のカッド内実
回線間静電結合を測定する場合、カッド単位リレー回路
10のリレーR11,R22,R33,R44を接続し、組合せ
リレー回路11を次の3回の組合せで接続し、静電結合
を測定する。即ち、1回目は組合せリレー回路11のリ
レーRy1とリレーRy7とを接続することにより、No.
1カッド19の回線(w1 −w3 )と回線(w4 −w
2 )とを実回線と仮定した静電結合を、2回目は組合せ
リレー回路11のリレーRy2とリレーRy8とを接続する
ことにより、No.1カッド19の回線(w1 −w4
と回線(w3 −w2 )とを実回線と仮定した静電結合
を、3回目は組合せリレー回路11のリレーRy3とリレ
ーRy9とを接続することにより、No.1カッド19の
回線(w1 −w2 )と回線(w3 −w4 )とを実回線と
仮定した静電結合を、各々静電結合測定器12で測定
し、3回の測定値を比較器13で比較され、その中の最
小値を示す。3回目の組合せの回線(w1 −w2 )と回
線(w3 −w4)とを実回線と仮定した測定値が表示器
14やプリンタ15などに出力され、No.1カッド1
9の正規のカッド内実回線間静電結合の測定結果が得ら
れる。
【0016】また、同時に3回目の組合せであるリレー
y3とリレーRy9とが接続された状態を記憶回路16に
記憶しておく。同様に、No.2カッド20のカッド内
実回線相互間を測定すると、1回目の組合せの回線(w
8 −w7 )と回線(w5 −w6 )とを実回線と仮定した
測定値が比較器13で選択され、表示器14やプリンタ
15などに出力され、No.2カッド20の正規のカッ
ド内実回線相互間静電結合の測定結果が得られる。ま
た、同時に1回目の組合せであるリレーRy1とリレーR
y7とが接続された状態を記憶回路16に記憶しておく。
【0017】次に、No.1カッド19とNo.2カッ
ド20との隣接カッド実回線間静電結合を測定する場合
は、各カッドのカッド内実回線相互間静電結合を測定し
た場合の組合せリレー回路11の接続状態が記憶された
記憶回路16により、カッド単位リレー回路10と組合
せリレー回路11を次の2回の組合せで接続し、静電結
合を測定する。1回目はNo.1カッド19について、
カッド内実回線相互間静電結合の測定時の記憶より、組
合せリレー回路11のリレーRy3,Ry9、カッド単位リ
レー回路10のリレーR11,R44をそれぞれ接続し、N
o.2カッド20について、リレーRy9の接続点にカッ
ド内実回線相互間静電結合測定時の回線(w8 −w7
が接続されるように、カッド単位リレー回路10のリレ
ーR52,R63とを接続することにより、No.1カッド
19の回線(w1 −w2 )とNo.2カッド20の回線
(w8 −w7 )とを実回線とした静電結合を、2回目は
組合せリレー回路11のリレーRy3,Ry9とカッド単位
リレー回路10のリレーR11,R44はそのまま接続を継
続し、No.2カッド20について、リレーRy9の接続
点にカッド内実回線相互間静電結合測定時の回線(w5
−w6 )が接続されるように、カッド単位リレー回路1
0のリレーR72,R83とをそれぞれ接続することによ
り、No.1カッド19の回線(w1 −w2 )とNo.
2カッド20の回線(w5 −w6 )とを実回線とした静
電結合とを、各々静電結合測定器12で測定し、2回の
測定値が比較器13で比較され、最悪値である最大値を
正規の隣接カッド実回線間静電結合の測定値と選択し、
測定値を表示器14やプリンタ15などに出力すること
により、正規のNo.1カッド19とNo.2カッド2
0との隣接カッド実回線間静電結合の測定結果が得られ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の通信ケ
ーブルの静電結合測定方法によれば、通信ケーブルのカ
ッド内実回線相互間静電結合と隣接カッド実回線間静電
結合を測定する方法であり、通信ケーブルのカッド単位
の順を順番通りにセットすれば、カッド内の心線につい
てはランダムにセットしても、正規なカッド内実回線相
互間静電結合と隣接カッド実回線間静電結合を測定する
ことが可能である。また、これにより、測定対象の通信
ケーブルの電極へのセット方法が簡略化することが可能
と共に、測定値の信頼性も向上できる。さらに、測定対
象の通信ケーブルの電極へのセットを自動化する場合に
は、カッド内の心線判別が不要となり、自動装置の簡略
化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の通信ケーブルの静電結合測定方法に
適用される測定装置のブロック図、
【図2】4対の通信ケーブルのカッドの構造を示す説明
図、
【図3】通信ケーブルのカッドの構造を示す説明図、
【図4】従来の通信ケーブルの静電結合の測定方法に適
用される測定装置のブロック図である。
【符号の説明】
1,2 カッド 3,4,5 カッド1,2,nの4心線 6,9 電極回路 7 リレー回路 8,12 静電結合測定器 10 カッド単位リレー回路 11 組合せリレー回路 13 比較器 14 表示器 15 プリンタ 16 記憶回路 17 リレー制御器 18 4対の通信ケーブル 19 第1カッド 20 第2カッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の心線によって構成されるカッドを
    複数本束ねてなる通信ケーブルを被測定対象とし、該通
    信ケーブル内の所定の2本の心線によって構成される各
    実回線の相互間の静電結合を測定する方法において、 前記通信ケーブルのカッド内の任意の2本の心線の組合
    せによって構成される各回線の相互間の静電結合を測定
    し、その測定を全ての心線の組合せについて行い、実回
    線を特定することを特徴とする通信ケーブルの静電結合
    測定方法。
  2. 【請求項2】 前記通信ケーブルのカッド内の全ての心
    線の組合せについて行った回線相互間の静電結合の測定
    値の内、最小値をそのカッドのカッド内実回線相互間静
    電結合の測定値とすることを特徴とする通信ケーブルの
    静電結合測定方法。
  3. 【請求項3】 前記通信ケーブルの隣接カッド間の実回
    線相互間の静電結合を全て測定し、それら測定値の内、
    最大値を正規の隣接カッド実回線間静電結合の測定値と
    することを特徴とする請求項1記載の通信ケーブルの静
    電結合測定法。
  4. 【請求項4】 複数の心線によって構成されるカッドを
    複数本束ねてなる通信ケーブルを被測定対象とし、前記
    心線と接続するための複数の電極を有する電極回路と、
    該電極回路のそれぞれの電極に並列した複数個のリレー
    からなるリレー群を接続してなるカッド単位リレー回路
    と、該カッド単位リレー回路のリレー群と接続され該リ
    レー群との連係により被測定心線の組合せを変える組合
    せリレー回路と、該組合せリレー回路に接続され、前記
    カッド単位リレー回路および組合せリレー回路によって
    選択された被測定心線の静電結合を測定する静電結合測
    定器とから構成されていることを特徴とする通信ケーブ
    ルの静電結合測定装置。
JP28717294A 1994-10-28 1994-10-28 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置 Pending JPH08129041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28717294A JPH08129041A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28717294A JPH08129041A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08129041A true JPH08129041A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17714018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28717294A Pending JPH08129041A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08129041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095247A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 日立金属株式会社 多心ケーブルの評価方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095247A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 日立金属株式会社 多心ケーブルの評価方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5559427A (en) Instrument and method for testing local area network cables
EP0912944A1 (en) Cascade connection of communicating devices
JP4773304B2 (ja) 検査装置および検査方法
JP2007507715A (ja) スタブ長を低減させた効率的スイッチングアーキテクチャ
JPH0868821A (ja) 複数電気線用導通試験器
JP2002350486A (ja) 電気配線システムの検査装置及び方法
EP0414014B1 (en) Semiconductor device and method of testing the same
JPH08129041A (ja) 通信ケーブルの静電結合測定方法および装置
JP3233347B2 (ja) 集積回路試験装置及び集積回路試験方法
JP3255961B2 (ja) 情報配線設備の接続情報取得装置
JPS6141974A (ja) 多心ケ−ブルの試験装置
JPH1125767A (ja) ツイストペアケーブル及びこれを用いたバスシステム
JPH09505187A (ja) 電気スイッチングアセンブリ
JP2002078130A (ja) ケーブル検査方法および装置
JPH0575681U (ja) 絶縁抵抗測定装置
RU2054799C1 (ru) Способ подключения устройств или элементов с несколькими выводами к устройству коммутации
JPH1051942A (ja) 電気機器の信号発信ユニット特定方法及び信号発信ユニット特定機能付き電気機器
JP2633692B2 (ja) 半導体試験方法
JPH0191547A (ja) 共通バスシステム
JP2677658B2 (ja) メタル心線識別装置
JPH0545574U (ja) 三線式ケーブル試験器
JPS6191536A (ja) 自己支持形光フアイバケ−ブルの断線検出装置
JPS5951368A (ja) 半導体素子のリ−ク電流測定方法
JPS636694Y2 (ja)
JPS60138477A (ja) 多導体電気機器の電気試験方法