JPS6021852Y2 - 信号用ケ−ブル - Google Patents
信号用ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6021852Y2 JPS6021852Y2 JP5338178U JP5338178U JPS6021852Y2 JP S6021852 Y2 JPS6021852 Y2 JP S6021852Y2 JP 5338178 U JP5338178 U JP 5338178U JP 5338178 U JP5338178 U JP 5338178U JP S6021852 Y2 JPS6021852 Y2 JP S6021852Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- signal
- signal cable
- electrical resistance
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ノイズ除去機能をもたせた信号用ケーブル電
線に関するものである。
線に関するものである。
コンピュータ装置など、いくつかに分割された回路ユニ
ットを組合せて一体化構成される装置においけは、第1
図に示すように回路ユニットA。
ットを組合せて一体化構成される装置においけは、第1
図に示すように回路ユニットA。
Bは信号ケーブル2によって接続されるが、その回路ユ
ニットA、 Bを構成しているバッファアンプ1の入力
信号が第2図のパルス波形の如<10MHzに方形波で
あった場合、信号ケーブル2を介して送出されるパルス
Pには図示していない電源回路やモータ回路あるいはリ
レーの接点回路、さらにはケーブルの浮遊容量などによ
り/イズQが混入し、回路ユニットB内のバッファアン
プ1を誤動作させる。
ニットA、 Bを構成しているバッファアンプ1の入力
信号が第2図のパルス波形の如<10MHzに方形波で
あった場合、信号ケーブル2を介して送出されるパルス
Pには図示していない電源回路やモータ回路あるいはリ
レーの接点回路、さらにはケーブルの浮遊容量などによ
り/イズQが混入し、回路ユニットB内のバッファアン
プ1を誤動作させる。
それを除するため、同図の如く、抵抗3、コンデンサ4
から成るπ形フィルターを回路ユニットBのバッファア
ンプ1の入力部に形成し、信号ケーブル2上のノイズを
除去することがなされる。
から成るπ形フィルターを回路ユニットBのバッファア
ンプ1の入力部に形成し、信号ケーブル2上のノイズを
除去することがなされる。
この回路方式によると、パルスP上のノイズQをほとん
ど除去するためには、π形フィルターの抵抗3の値を大
きく選ぶことによってなされるが、その値を大きくし、
バッファアンプの入力インピーダンスを大きくしすぎる
と回路ユニットBのバッファアンプ1は動作しなくなる
。
ど除去するためには、π形フィルターの抵抗3の値を大
きく選ぶことによってなされるが、その値を大きくし、
バッファアンプの入力インピーダンスを大きくしすぎる
と回路ユニットBのバッファアンプ1は動作しなくなる
。
そのため、抵抗値があまり大きく選べず、よってノイズ
除去効果が良く出来ない。
除去効果が良く出来ない。
また、信号ケーブルとして同軸ケーブルを用いることも
考えられるが、これはケーブル断面積が大きく、嵩ぼり
、しかも端末処理が非常に面倒である。
考えられるが、これはケーブル断面積が大きく、嵩ぼり
、しかも端末処理が非常に面倒である。
そこで、第1図において述べた欠点をなくすため、第3
図に示すように信号ケーブルとして、それぞれ外被を色
分けした信号線2aとグランド線2bをより合せそのグ
ランド線2bを接地するというツインペア線を用いたも
のや、第4図に示すように多数本の信号線群5を並列一
体化し、信号線5aとそれに隣接する線5bをグランド
線として接地するようにしたフラットケーブル6を用い
たものがあり、これにより信号線に混入するノイズを除
去するという方式も考案され実施されているが、やはり
両回路ユニットにはノイズフィルター機能をもたせるた
めの抵抗、コンデンサーが必要で、かつ後段の回路を動
作させるインピーダンスを保った状態で完全にノイズが
除去できず、また、フラットケーブルの場合、特に信号
線とグランド線が混同しやすく、誤配線を引き起こすお
それがあるなどと、コスト面および作業面での問題が多
かった。
図に示すように信号ケーブルとして、それぞれ外被を色
分けした信号線2aとグランド線2bをより合せそのグ
ランド線2bを接地するというツインペア線を用いたも
のや、第4図に示すように多数本の信号線群5を並列一
体化し、信号線5aとそれに隣接する線5bをグランド
線として接地するようにしたフラットケーブル6を用い
たものがあり、これにより信号線に混入するノイズを除
去するという方式も考案され実施されているが、やはり
両回路ユニットにはノイズフィルター機能をもたせるた
めの抵抗、コンデンサーが必要で、かつ後段の回路を動
作させるインピーダンスを保った状態で完全にノイズが
除去できず、また、フラットケーブルの場合、特に信号
線とグランド線が混同しやすく、誤配線を引き起こすお
それがあるなどと、コスト面および作業面での問題が多
かった。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を除去するこ
とにあり、その特徴とするところは、信号線に電気抵抗
が大きいものを使用し、それに近接一体化して設けられ
るグランド線には一般の電気抵抗の小さいものを使用す
ることによって信号ケーブル自体にノイズフィルター機
能をもたせたことである。
とにあり、その特徴とするところは、信号線に電気抵抗
が大きいものを使用し、それに近接一体化して設けられ
るグランド線には一般の電気抵抗の小さいものを使用す
ることによって信号ケーブル自体にノイズフィルター機
能をもたせたことである。
以下その具体的な構成を示し本考案を詳述する。
第5図aは本考案の一実施例を示すツインペア化した信
号ケーブルの正面図であり、またbはその断面形状を示
した図である。
号ケーブルの正面図であり、またbはその断面形状を示
した図である。
同図に示すように本考案による信号ケーブルは、一般的
な銅線、スズメッキ銅線、金またはメッキ銅線、アルミ
線などによる芯線が銅、銀色のグランド線7と、銅ニツ
ケル系など、電気抵抗が1m、につき約100〜300
Ωと高抵抗でグランド線7の径より小径で、芯線が黒色
系の抵抗線、いわゆる信号線8、並びにそれらを被い一
体化するマイラー、ポリエチレン、ナイロン、テフロン
、合皮ゴム、ビニルなどの誘電体、電気絶縁体の絶縁体
9とから成るものである。
な銅線、スズメッキ銅線、金またはメッキ銅線、アルミ
線などによる芯線が銅、銀色のグランド線7と、銅ニツ
ケル系など、電気抵抗が1m、につき約100〜300
Ωと高抵抗でグランド線7の径より小径で、芯線が黒色
系の抵抗線、いわゆる信号線8、並びにそれらを被い一
体化するマイラー、ポリエチレン、ナイロン、テフロン
、合皮ゴム、ビニルなどの誘電体、電気絶縁体の絶縁体
9とから成るものである。
このように、大径のグランド線7と、グランド線より小
径で抵抗値の大きい信号線8を一体化したものを、第6
図の如く回路ユニットAと8間接続用の信号ケーブル1
0として用い信号線8をバッファアンプ1の出力および
入力端子に接続し、グランド線7を接地することによっ
て、その信号ケーブル10自体は第7図の等価回路図に
示すように、π形フィルターはほとんど除去される。
径で抵抗値の大きい信号線8を一体化したものを、第6
図の如く回路ユニットAと8間接続用の信号ケーブル1
0として用い信号線8をバッファアンプ1の出力および
入力端子に接続し、グランド線7を接地することによっ
て、その信号ケーブル10自体は第7図の等価回路図に
示すように、π形フィルターはほとんど除去される。
なお、上記の実施例においては、グランド線7と信号線
8とを平行に一体化したものについて述べたが、この2
本の線をよってツインペア線にしたものでも同じ効果を
有する。
8とを平行に一体化したものについて述べたが、この2
本の線をよってツインペア線にしたものでも同じ効果を
有する。
また、第8図はこのような原理にもとづいて製造したフ
ラットケーブルの実施例で、グランド線7、信号線8が
交互に並設され、それを絶縁体9により連続的に被っで
ある。
ラットケーブルの実施例で、グランド線7、信号線8が
交互に並設され、それを絶縁体9により連続的に被っで
ある。
この場合も、前述と同様に端末の回路ユニットにおいて
信号線、グランド線として接続、接地することによって
上記効果を有する。
信号線、グランド線として接続、接地することによって
上記効果を有する。
なお、この種の回路ユニット間の接続用ケーブルにおい
ては、第9図および第10図の如く、回路チェックなど
において送出信号がプラス信号1Hjか、ゼロ信号1L
Jかを目視点検するため、発光ダイオード11をその信
号ケーブル10の途中に接続し、それに電流を流して発
光させることがなされるが、この場合、発光ダイオード
11の許容電流が制限されているため、従来は電源回路
や信号ケーブルに抵抗12を挿入しなければならない。
ては、第9図および第10図の如く、回路チェックなど
において送出信号がプラス信号1Hjか、ゼロ信号1L
Jかを目視点検するため、発光ダイオード11をその信
号ケーブル10の途中に接続し、それに電流を流して発
光させることがなされるが、この場合、発光ダイオード
11の許容電流が制限されているため、従来は電源回路
や信号ケーブルに抵抗12を挿入しなければならない。
しかし、本考案は第11図の如く、抵抗線を用いた信号
ケーブル10を使用することによって単に発光ダイオー
ド11を接続するだけで済む。
ケーブル10を使用することによって単に発光ダイオー
ド11を接続するだけで済む。
なお、上記の実施例においては、フィルター効果を大に
するため信号ケーブルを形成する信号線とグランド線の
外径を異なるものについて説明したが、これは同一外径
のものでも本考案の目的は充分に達成できるものである
。
するため信号ケーブルを形成する信号線とグランド線の
外径を異なるものについて説明したが、これは同一外径
のものでも本考案の目的は充分に達成できるものである
。
上述の実施例からも明らかなように本考案は、信号線と
して電気抵抗の大きいものを使用し、グランド線として
普通の線を使用して一体化し、信号ケーブル自体にノイ
ズフィルター機能をもたせるようにしたものである。
して電気抵抗の大きいものを使用し、グランド線として
普通の線を使用して一体化し、信号ケーブル自体にノイ
ズフィルター機能をもたせるようにしたものである。
したがって、本考案によれば、ノイズフィルター効果が
大きく、従来のように端末の回路ユニット各々に別途フ
ィルター回路を設ける必要がなく、回路構成が簡単で、
端末処理も極めて簡単である。
大きく、従来のように端末の回路ユニット各々に別途フ
ィルター回路を設ける必要がなく、回路構成が簡単で、
端末処理も極めて簡単である。
また、布線する場合、グランド線と信号線とは径が異な
ると共に、芯線の色も異なるので誤配線という問題も解
消できる。
ると共に、芯線の色も異なるので誤配線という問題も解
消できる。
さらに、信号ケーブル途中において信号点検する際も付
加する回路素子は少なくて済むなどと、ノイズ除去、回
路の簡略化並びに経済化に大きく寄与するものである。
加する回路素子は少なくて済むなどと、ノイズ除去、回
路の簡略化並びに経済化に大きく寄与するものである。
第1図〜第4図は従来技術により信号ケーブルに混入す
るノイズを除去する方法を説明するための図であって、
第1図は信号ケーブルに単線を使用した場合の回路接続
図、第2図はノイズがパルス波に混入した場合のパルス
波形図、第3図は信号ケーブルにツインペア線を使用し
た場合の実施例図、第4図は信号ケーブルにフラットケ
ーブルを使用した場合の実施例図である。 第5図〜第7図は本考案の一実施例を説明するための図
であって、第5図aは径および材質の異なる線を一体化
した状態を示す正面図、第5図すはその断面側面図であ
る。 第6図は本考案の信号ケーブルを用いて回路ユニット間
を接続した状態を示す図で、第7図は第6図の等価回路
図である。 第8図は本考案の他の実施例を示す信号ケーブル(フラ
ットケーブル)の側面断面図、第9図および第10図は
従来、信号ケーブル途中において回路チェックする場合
の素子接続構成を示した図、第11図は本考案による信
号ケーブルを使用した場合の素子接続構成を示した図で
ある。 7・・・・・・グランド線、8・・・・・・信号線(抵
抗線)、9・・・・・・絶縁体、10・・・・・・信号
ケーブル。
るノイズを除去する方法を説明するための図であって、
第1図は信号ケーブルに単線を使用した場合の回路接続
図、第2図はノイズがパルス波に混入した場合のパルス
波形図、第3図は信号ケーブルにツインペア線を使用し
た場合の実施例図、第4図は信号ケーブルにフラットケ
ーブルを使用した場合の実施例図である。 第5図〜第7図は本考案の一実施例を説明するための図
であって、第5図aは径および材質の異なる線を一体化
した状態を示す正面図、第5図すはその断面側面図であ
る。 第6図は本考案の信号ケーブルを用いて回路ユニット間
を接続した状態を示す図で、第7図は第6図の等価回路
図である。 第8図は本考案の他の実施例を示す信号ケーブル(フラ
ットケーブル)の側面断面図、第9図および第10図は
従来、信号ケーブル途中において回路チェックする場合
の素子接続構成を示した図、第11図は本考案による信
号ケーブルを使用した場合の素子接続構成を示した図で
ある。 7・・・・・・グランド線、8・・・・・・信号線(抵
抗線)、9・・・・・・絶縁体、10・・・・・・信号
ケーブル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 電気抵抗の大きい電線と、電気抵抗の小さい電線と
を絶縁し、絶縁体で一体化して信号ケーブルを形威し、
前者の電線を信号線として用い、後者の電線を接地線と
して用いることによって該信号ケーブル自体にノイズフ
ィルター機能をもたせたことを特徴とする信号用ケーブ
ル。 2 電気抵抗の大きい信号用電線の外径を、それと一体
化する接地用電線の外径より小さくしたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の信号用ケーブル
。 3 電気抵抗の小さい接地用電線と、電気抵抗の大きい
信号用電線とを交互に多数本並設腰それを絶縁体で被い
フラットケーブル状にしたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項または第2項に記載の信号用ケーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5338178U JPS6021852Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 信号用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5338178U JPS6021852Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 信号用ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54156786U JPS54156786U (ja) | 1979-10-31 |
JPS6021852Y2 true JPS6021852Y2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=28946239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5338178U Expired JPS6021852Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 信号用ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021852Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018014561A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
-
1978
- 1978-04-24 JP JP5338178U patent/JPS6021852Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018014561A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54156786U (ja) | 1979-10-31 |
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