JP2676983B2 - 鋼板搬送制御方法 - Google Patents

鋼板搬送制御方法

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JP2676983B2
JP2676983B2 JP2164013A JP16401390A JP2676983B2 JP 2676983 B2 JP2676983 B2 JP 2676983B2 JP 2164013 A JP2164013 A JP 2164013A JP 16401390 A JP16401390 A JP 16401390A JP 2676983 B2 JP2676983 B2 JP 2676983B2
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torque
rolls
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伸一 伊藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/02Feeding or supporting work; Braking or tensioning arrangements, e.g. threading arrangements
    • B21B39/08Braking or tensioning arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2265/00Forming parameters
    • B21B2265/20Slip

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼板の搬送制御方法、特に鋼板とロール
との間のすべりを正しく検出でき、かつすべりが検出さ
れたらこれを抑制しつつ搬送を維持することが可能な鋼
板搬送制御方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の制御におけるすべり検出方法として
は、搬送速度設定値と各ロールの搬送速度実際値との間
の差が、予め定められた値を越えたことから検出するも
のや、各ロールの負荷(またはトルク)の検出値が著し
く減少したことから検出するもの等が知られている。
また、搬送制御については、すべりを検出したらロー
ドバランス制御(トルク検出値をその設定値にほぼ一致
させるための制御)を中止するのみか、または警報によ
りオペレータの介入を促す、などの方法が採られている
に過ぎない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のすべり検出は、ロール径の管理にもとづく速度
制御系のエラーや、もともと実負荷が小さいことに起因
して誤検出したり検出不能になるという問題がある。ま
た、搬送制御に関しては、一旦すべりが発生するとロー
ドバランス調節器はすべりを助長する方向に働くので
(すなわち、すべりが発生するとトルクが減少して偏差
が増大し、トルクを増大させる方向の制御が行なわれて
すべりが助長される。)、オペレータの介入があるまで
すべりが継続したり、またはオペレータの介入により搬
送速度を下げたり,停止させたりするため、生産性が損
なわれるなどの問題がある。
したがって、この発明の課題はすべりの誤検出をなく
すこと、またすべりを検出したら自動的にすべりを抑制
し、生産性を損なうことなく搬送を維持できるようにす
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
鋼板を搬送するブライドルロールを含む複数のロール
のうちの1つを基準としてこれを速度制御し、その他の
ロールはロードバランス調節器からの出力を補設定とし
てこれを別途与えられる負荷設定値に加算してトルク制
御または速度対トルクの垂下特性にもとづく制御を行な
う鋼板搬送制御において、前記ロードバランス調節器の
出力飽和にもとづき鋼板とロールとの間のすべりを検出
可能にする。
また、前記ロードバランス調節器の出力飽和にもとづ
き広範とロールとの間のすべりを検出したときは、鋼板
が次の鋼板に代わるまでの間は全ロールを速度対トルク
の垂下特性にもとづく制御(垂下特性付制御)に切り替
えてすべりを抑制するとともに、各ロールの負荷がほぼ
前記負荷設定値となるようにバランスさせ、かつ別途検
出される搬送速度実際値とその設定値との間に生じる偏
差を補正して搬送速度もほぼ所定の値となるように制御
する。
〔作用〕
ロードバランス調節器は予め定められた負荷(トル
ク)の設定値と検出値との偏差によって動作するので、
この出力が飽和するということは継続する定常偏差があ
ることを表わしており、しかもこの偏差はすべりに起因
しているので、高い確度ですべりを検出することができ
る。
また、すべりを検出した時点で、全搬送ロールを垂下
特性付制御に切り替えることにより、各ロールの負荷は
ほぼ予め定められた値に制御されてすべりは抑制され、
また搬送速度が負荷に依存して変動するのを、別途検出
される搬送速度実際値とその設定値との突き合わせによ
って補正し、搬送速度もほぼ所定の値となるように制御
する。
〔実施例〕
第1図はこの発明が適用されるシステムを説明するた
めのブロック図で、すべりを検出する前の状態を示す。
同図において、1は鋼板、2は鋼板搬送ロール、3は
ロール2の駆動電動機、4はトルク制御装置、4Aは速度
制御装置、5はロードバランス調節器である。したがっ
て、トルク制御装置4によって鋼鈑に所定の張力が与え
られ、速度制御装置4Aによって搬送速度がほぼ一定(V
)に保たれている。なお、かかる制御方式自体は従来
公知のもので、この発明はこのような制御において如何
にしてすべりを検出するかが当面の問題である。
第2図を参照して、この発明によるすべり検出の概念
につき説明する。
すなわち、トルク(負荷)検出値τをその設定値τ
にほぼ一致させるための制御を行なうロードバランス調
節器5の出力端に、すべり検出部6を設けて調節器5の
出力を監視し、その値が予め定められた飽和検出レベル
に達したとき、すべりとして検出する。つまり、すべり
が発生すると調節器5はトルクを増大させる方向に働
き、やがてその出力が飽和することになるので、このこ
とを利用してすべりを検出するものである。なお、トル
ク検出値τとして、ここではトルク制御装置4から出力
される値を用いている。また、かかる検出部6は第1図
の各調節器5対応に設けるものとする。
そして、このような手法ですべりが検出されたら、第
1図に示されるロードバランス調節器5を全て自動的に
切り離すと同時に、第1図のトルク制御装置4,速度制御
装置4Aを第3図のように全て垂下特性付制御装置7に切
り替え、垂下特性付制御を行なう。
垂下特性付制御とは、例えばトルクまたは張力τと速
度Nについて、第4図の如き右下がりの関係をもって制
御するもので、トルクを考慮しつつ速度を制御するとき
に好適な制御手法である。つまり、このようにすれば、
速度を多少変化させるだけで、最適な制御点を見つけて
トルクと速度をともに制御できるからである。
また、搬送速度検出部8により検出される鋼鈑の搬送
速度実際値VFBを、その設定値Vに一致させるべく所
定の調節演算を行なう搬送速度補設定器9の出力を補設
定として設定値Vに加える。これは、基準となるロー
ルを速度制御から垂下特性付制御に切り替えたことによ
り生じる速度誤差を補償するためである。なお、この状
態は鋼鈑が次の鋼鈑に代わるまで続く。また、第3図の
符号1は鋼鈑、2は鋼鈑搬送ロール、3はロール2の駆
動電動機を示し、第1図と同様である。
第1図では基準となるロール以外の各ロールに対し、
トルク制御装置4を用いて厳密なトルク制御を行なうよ
うにしているが、トルク制御装置4のかわりに垂下特性
付制御装置を用いて垂下特性付制御をすることもでき、
この場合に発生する問題も上記と同様にして解決するこ
とができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ロードバランス調節器の出力飽和
からすべりを検出するようにしたので、従来のものより
正確な検出が可能となり誤検出を回避することができ
る。また、すべりが検出されたら、すべてのロールを垂
下特性付速度制御に自動的に切り替え、各ロールの負担
すべき負荷および搬送速度をほぼ所定の値に維持するよ
うにしたので、オペレータの介入を必要とせずに鋼鈑搬
送を継続することができ、生産性を損なうおそれもなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されるシステムを説明するため
のブロック図、第2図はこの発明におけるすべり検出方
法を説明するための概要図、第3図はこの発明の実施例
を説明するためのブロック図、第4図は垂下特性を説明
するための説明図である。 1……鋼鈑、2……鋼板搬送ロール、3……駆動電動
機、4……トルク制御装置、4A……速度制御装置、5…
…ロードバランス調節器、6……すべり検出部、7……
垂下特性付制御装置、8……搬送速度検出部、9……搬
送速度補設定器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼板を搬送するブライドルロールを含む複
    数のロールのうちの1つを基準としてこれを速度制御
    し、その他のロールはロードバランス調節器からの出力
    を補設定としてこれを別途与えられる負荷設定値に加算
    してトルク制御または速度対トルクの垂下特性にもとづ
    く制御を行なう鋼板搬送制御において、 前記ロードバランス調節器の出力飽和にもとづき鋼板と
    ロールとの間のすべりを検出可能にしてなることを特徴
    とする鋼板搬送制御方法。
  2. 【請求項2】鋼板を搬送するブライドルロールを含む複
    数のロールのうちの1つを基準としてこれを速度制御
    し、その他のロールはロードバランス調節器からの出力
    を補設定としてこれを別途与えられる負荷設定値に加算
    してトルク制御または速度対トルクの垂下特性にもとづ
    く制御を行なう鋼板搬送制御において、 前記ロードバランス調節器の出力飽和にもとづき鋼板と
    ロールとの間のすべりを検出したときは、鋼板が次の鋼
    板に代わるまでの間は全ロールを速度対トルクの垂下特
    性にもとづく制御に切り替えてすべりを抑制するととも
    に、各ロールの負荷がほぼ前記負荷設定値となるように
    バランスさせ、かつ別途検出される搬送速度実際値とそ
    の設定値との間に生じる偏差を補正して搬送速度もほぼ
    所定の値となるように制御することを特徴とする鋼板搬
    送制御方法。
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JP6372434B2 (ja) * 2015-07-10 2018-08-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 ブライドルロールのロードバランス制御装置

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