JP2676364B2 - 原稿検知装置 - Google Patents

原稿検知装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発光素子及び受光素子を用いて原稿の有無
を検知する原稿検知装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、複写機など画像形成装置に備えられた原稿サイ
ズの検知手段は、原稿を照射する発光素子とその反射光
を受光する受光素子とが一対に設けられた検知ユニット
を複数個有しており、通常原稿台の3点の位置における
前記検知ユニットの出力から原稿のサイズを検知してい
る。
その際、各検知ユニットは、所定レベル以上の反射光
を受光した時に原稿有りと判断するように受光素子側の
ゲイン(増幅率)が調整されており、各点(3点)にお
ける原稿の有無から原稿のサイズが検出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の画像形成装置にあ
っては、受光素子側のゲインが予め固定されているた
め、発光素子及び受光素子の温度特性あるいは各々の単
品としての特性のばらつきによって原稿サイズを誤って
検知するという問題点があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、発光素子及び受光素子の各特性による誤差を補正で
き、精度良く原稿の有無を検知することができる原稿検
知装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の原稿検知装置は、載置台上に載置される原稿
にパルス発光により光を照射する発光素子と上記原稿か
らの反射光を受光する受光素子とからなる原稿有無検知
センサと、上記受光素子の出力に基づいて原稿の有無を
判断する判断手段と、上記判断手段の動作を調整する調
整モードを選択するモード選択手段と、上記調整モード
において、上記発光素子を所定の周波数でパルス発光さ
せて上記載置台上に載置される所定濃度の原稿を照射
し、上記受光素子の出力が原稿有りと判断できるか否か
を判定し、原稿有りと判断できない場合は上記受光手段
の出力が原稿有りと判断できるまで上記発光素子のパル
ス発光の周波数を変化させ、原稿有りと判断できる場合
はその時のパルス発光周波数を記憶する調整手段と、を
有し、上記調整モードが選択されていない時、上記発光
素子は上記調整手段により記憶された周波数でパルス発
光するように構成したものである。
更に、上記調整モードにおいて、原稿有りと判断した
か否かを表示する表示手段を有するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明の原稿検知装置においては、調整手段により発
光素子のパルス発光の周波数を変化させることができ、
原稿有りと判断可能なパルス発光周波数が設定されるの
で確実に原稿を検知することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づ
いて説明する。
第1図は本発明に係る画像形成装置の原稿サイズ検知
系の構成を示すブロック図である。図において、1a,1b,
1cは複数(ここでは三つ)の検知ユニットで、各々原稿
を照明する発光素子及び原稿からの反射光を受光する受
光素子を有している。2は各検知ユニット1a,1b,1cの発
光素子をパルス発光させ且つそのパルスの周波数を変更
可能な発光変更手段、3は各検知ユニット1a,1b,1cの受
光素子の出力から原稿のサイズを検知する原稿サイズ検
知手段である。
第2図は上記原稿サイズ検知手段の詳細を示すブロッ
ク図である。図中、4は発光変更手段2からのパルスに
より上述の発光素子5を発光させるドライバ、6,7は上
述の原稿及び受光素子で、これらにより上記検知ユニッ
トが構成されている。また、8は受光素子7の出力を増
幅する増幅回路、9はその増幅された信号からDC(直
流)成分をカットするフィルタ、10はフィルタ9の出力
パルス値を直流電圧値に変換する積分回路、11はその電
圧値を増幅する増幅回路、12はその増幅値を所定のレベ
ルと比較する比較回路で、以上により原稿サイズ検知手
段が構成されており比較回路12で受光素子7のアナログ
出力レベルを判定することにより原稿の有無、即ち原稿
サイズを検知するようになっている。なお、各増幅回路
8,11の増幅率は固定値となっており、また、比較回路12
で比較する判定レベルは変更可能となっている。
上記の原稿サイズ検知系においては、第2図の増幅回
路8,11の増幅率は従来と同様予め固定されているが、原
稿サイズ検知手段3で受光素子7のアナログ出力レベル
を判定する際、その判定レベルを変更することができる
ため、装置の操作部上で容易に各発光素子5及び受光素
子7の温度特性あるいはそれらの単品としての特性のば
らつきによる誤差を補正することができ、原稿6のサイ
ズを誤って検知することはない。また、発光変更手段2
により発光素子5をパルス発光させ、且つその発光周波
数を変えることができるので、上記補正を確実に行うこ
とができ、外乱光による誤検知も防止することができ
る。
第3図は第1図の原稿サイズ検知系を有した複写機の
概略構成を示したものである。図中、13は複写機本体、
14はその電源スイッチ、15は原稿6を載置する原稿台、
16は像形成部で、感光ドラム17を中心として構成され、
他に帯電器18,クリーナ19,イレースランプ20等を有して
いる。21,22は赤,黒のトナーを収納した現像器で、そ
れぞれの現像ローラ21a,22aが備えられている。23は転
写紙SH1,SH2を本体13内に供給するための給紙部で、着
脱可能なカセット24,25及びそれらの給紙ローラ26,27か
ら構成されている。28は露光ランプ29により原稿6を露
光走査して感光ドラム17上に結像させる光学系で、集光
レンズ30を含むレンズ系を有している。31は光学系28を
移動させる光学モータ、32は定着ローラ33を有した定着
器、34,35はヒータ、36は排紙トレイ、37は第1図の各
検知ユニット1a,1b,1cが載置される光学台である。な
お、その他の38は給送ローラ、39は帯電器、40は分離帯
電器、41は排紙ローラ、42は感光ドラム17を駆動するメ
インモータ、43,44は各現像器21,22の加圧用ソレノイド
を示し、またS1〜S15は上記各部に設けられた光学セン
サを示している。
また、第4図は上記複写機の制御ブロック図であり、
図中45は第1図の発光変更手段2及び原稿サイズ検知手
段3を含む制御部である。この制御部45は、図示してい
ないがCPU及び制御用のデータを格納したROMより構成さ
れ、装置全体の制御を行う。また、図中46は交流電源、
47は制御部45などに給電されるDC電源(DCP)、Sは第
3図に示した各センサ類、48は操作部、49はAC負荷の制
御部であるACドライバで、制御部45及びランプ29,ヒー
タ34,35等のAC負荷50を制御する。51は光学モータ31及
びメインモータ42を制御するモータ制御部、43は高圧発
生装置(HVT)で帯電器18,39,40及び現像器21,22に高圧
を供給する。53はソレノイド,クラッチ,ファン等の負
荷である。
次に、上述した複写機の動作について述べる。
電源スイッチ14が投入されると、先ず定着器32内のヒ
ータ34,35が発熱し、定着ローラ33が定着可能な所定温
度に達するのを待つ。定着ローラ33が所定温度に達する
と、メインモータ42を一定時間付勢して感光ドラム17,
定着器32等を駆動し、定着器32内のローラ33を均一な温
度にする。その後、メインモータ42を停止し、コピー可
能状態で待機する。ここで、メインモータ42は感光ドラ
ム17,定着器32,現像器21,22及び各種の転写紙搬送用ロ
ーラを駆動する。そして、操作部48よりコピー指令が入
力されると、コピー動作がスタートする。
〈像形成の説明〉 上記コピー指令により、メインモータ42を回転し、感
光ドラム17を矢印方向に回転させると共に、1次帯電器
18に高圧発生装置52から高圧を供給し、感光ドラム17上
に均一な電荷を与える。次に、露光ランプ6を点灯し、
光学モータ31を駆動し、原稿台15上に載置された原稿6
を矢印方向に露光走査して感光ドラム17上に投影する。
これで、感光ドラム17上に原稿6の静電潜像が形成され
る。そして、この潜像は現像器21あるいは22により現像
され、転写帯電器39により転写紙SH1あるいはSH2に転写
され、分離帯電器40の部分で感光ドラム17から分離され
る。次に、クリーナ19により感光ドラム17上に残ってい
る残留トナーが回収され、イレースランプ20により均一
に除電された後、再びコピーサイクルを繰り返す。その
際、第1の現像器21と第2の現像器22は、操作部48から
の選択指令により何れか一方が感光ドラム17に当接さ
れ、例えば第1の現像器21には赤色のトナーを入れてカ
ラー現像器とし、第2の現像器22には黒色のトナーを入
れて黒色現像器としている。これらの現像器21,22のド
ラム17への加圧(当接)及び解除は、各々のソレノイド
43及び44により行われ、ソレノイド43のONにより赤色の
現像器21がドラム17から解除され、ソレノイド44のONに
より黒色の現像器22がドラム17に加圧される。そして、
各現像器21,22内には、それぞれ黒トナーセンサS15,カ
ラートナーセンサS6が配置されており、各現像器21,22
の現像ローラ21a,22aには高圧発生装置52から現像バイ
アス電圧が印加されている。
また、光学系28は制御部45からの指令に従ってモータ
制御部51を介してメインモータ42を正転,逆転させるこ
とにより、往復制御される。そして、センサS1は光学系
28のホームポジションセンサとして設けられており、ス
タンバイ中はこの位置で停止している。センサS2は原稿
画像の先端位置に対応する画先センサで、コピーシーケ
ンス制御のタイミングに使用している。センサS3は最大
走査時のリミッタ位置(反転位置)検出用センサであ
る。また、光学系28は制御部45からの指令でカセットサ
イズ及び複写倍率に従ったスキャン長で往復動作をす
る。
〈操作部の説明〉 次に操作部48の動作について説明する。
第5図は操作部48の操作パネル100の外観図である。
図中、101は複写機本体13への通電を制御する電源スイ
ッチ、102は倍率を任意倍率、例えば1%きざみで指定
するズームキー、103は定形縮小倍率を指示する縮小キ
ー、104は等倍コピー選択するキー、105は定形倍率を指
示する倍率キー、106はカセットを選択するキー、107は
コピー濃度を調整するキー、108はコピー濃度調整キー1
07で指定されたコピー濃度を変更する濃度補正キーで、
本実施例ではコピー濃度調整キー107によって露光ラン
プ29の点灯電圧を制御することによりコピー濃度を調整
し、コピー濃度補正キー108によって現像バイアスを変
更することによりコピー濃度を変更している。109はク
リア/ストップキーで、コピー動作実行中はコピー停止
キーとして動作する。110はコピーキー、111は予熱キ
ー、112は標準モードに復帰させるキー、113はカラー選
択キーで、このキー113により現像器21,22の切替えを行
う。114は原稿6の長さとコピー後の希望の長さを入力
し、その倍率を選択する時に使用するアスタリスクキ
ー、115はテンキーで、このキー115により複写枚数を入
力する。116は自動濃度調整モードを指定するAEキー、1
17は原稿サイズと複写倍率に応じて最適な転写紙を選択
する自動用紙選択モードを指定するキー、118は原稿サ
イズ及び指定された転写紙サイズに応じて最適な倍率を
選択する自動倍率選択モードを指定するキー、119はメ
モリに設定された倍率を呼び出すキー、120はメモリに
倍率を登録するキー、121はトナーなし,コントロール
カウンタなし及びジャムの発生状態を示す警告表示器、
122はアスタリスクキー、114は倍率計算する時に点灯す
るLED、123は指定された定形倍率モードを表示するLED
で、キー103、105により指定される。124は複写に使用
されるカセットが何かを表示するLED、125は装着されて
いるカセットを表示するLEDで、例えば上段にA3、下段
にA4が装着されていて、下段を選択している場合、カセ
ット表示用LEDはA3,A4のところが点灯し、LED124はA4の
ところが点灯する。127は手差し,上段,下段の内どれ
が選択されているかを示すLED、128はカセット内の紙が
ない場合あるいはカセットが装着されていない場合点灯
するLED、129はコピー枚数表示用LED、130は自動濃度調
整モードを示すLED、131は濃度表示用LED、132はスタン
バイ表示用LEDで、コピー可能な時は緑色、コピー不可
能な時は赤色で点灯する。133は指定された現像器の色
を表示するLED、134は自動用紙選択モードを示す表示
器、135は自動倍率選択モードを示すLEDである。なお、
トナーなしの表示器121aは、現像器切替え用の選択キー
113により指定された現像器のトナーが有るか無いかの
表示をする。すなわち、黒色トナーが無い場合は黒色の
現像器22が選択された場合のみ点灯し、カラーの現像器
21が選択されている場合は消灯している。逆にカラート
ナーがない場合も同様である。
前述したパルス発光の周波数変更による発光素子5及
び受光素子7の各特性に基づく誤差の補正は、上記操作
パネル100上で容易に行えるようになっている。その
際、検知ユニット1a,1b,1cの上方の原稿台15の上部に当
たる場所に原稿と判断できる限界濃度の原稿6を置き、
操作パネル100上で検知ユニット1a,1b,1cの調整を行
う。この時、各検知ユニット1a,1b,1cが原稿有りの信号
を出した場合は操作パネル100上のAEキー130が点灯し、
原稿無しの信号の場合には消灯する。これにより、原稿
サイズを検知することが可能となる。
第6図は上記検知ユニットの調整動作の概略を示すフ
ローチャートである。
先ず、ステップS1において操作パネル100上で例えば
検知ユニット1aの調整モードが選択されたと判定する
と、ステップS2で検知ユニット1aの出力から原稿が有る
か無いかを判定する。この時、原稿有と判定した場合は
ステップS3で操作部100上のLED130を点灯させ、原稿無
と判定した場合にはステップS4でLED130は消灯となる。
次に、ステップS5で検知ユニット1aのパルス発光周波数
の調整を行うための信号(コード)をテンキー115より
入力する。この時、ステップS6でその入力コードがLED1
29に表示されると共に、LED136に検知ユニット1aの発光
素子に対するパルス発光周波数が表示される。
上記の設定が終了すると、LED136に表示された周波数
で検知ユニット1aの発光素子がパルス発光し、原稿検知
が行われる。その際、原稿台15上に原稿と判断できる限
界濃度の原稿を置き、ステップS7で上記発光素子からの
反射光により原稿有と判断可能であるかどうかを判定す
る。この時、原稿有と判断できなければステップS8で上
記パルス発光周波数を変化させ、これを原稿有と判断で
きるまで繰り返す。そして、原稿有と判断可能になった
時の発光周波数をステップS9で制御部45のメモリに記憶
し、次にステップS10で前述した判定レベルの調整モー
ドになっていなければ、検知ユニット1aのパルス発光周
波数調整を終了する。
次に、上記ステップS10で判定レベルの調整モードに
なっていれば、ステップS11でそのレベル調整を行うた
めの信号(コード)をテンキー115より入力する。この
時、同様にステップS12でLED129にそのコードが表示さ
れると共に、LED136に検知ユニット1aに対する原稿有無
の判定レベルが表示される。そして、上記の設定が終了
すると、上述したステップS7〜S9と同様の動作が行われ
る。即ち、上記の判定レベルで原稿検知が行われるが、
その際、原稿台15上に同じく原稿を判断できる限界濃度
の原稿を置き、ステップS13で原稿有と判断可能かどう
かを判定し、原稿有と判断できなければステップS14
判定レベルを変化させ、これを繰り返す。そして、原稿
有と判断できるようになった時、ステップS15でその時
の判定レベル値を制御部45に記憶する。これで、発光周
波数の調整と共に、判定レベルの調整が完了する。
他の検知ユニット1b,1cに対しても上記と同様に調整
を行うことができ、その際、制御部45には各検知ユニッ
ト1a,1b,1cの周波数データ及び判定レベルのテーブルが
あり、これらの三つの検知ユニット1a,1b,1cを全て同レ
ベルの検知感度に調整することができる。そして、各調
整された検知ユニット1a,1b,1cの発光素子は常時パルス
発光しており、押圧板(原稿台15の蓋)が閉じる直前の
各検知ユニット1a,1b,1cの出力を制御部45に取り込んで
原稿6のサイズを検知している。
上記実施例では原稿検知の判定レベル及びパルス発光
周波数の調整をテンキーなどの各キー及び各表示LEDを
用いて行ったが、操作部に液晶を置くことにより、調整
のためのキー操作を容易にし、調整時間等を短縮するこ
とも可能である。
また、原稿検知の判定レベルは、例えばソフトボリュ
ームにより変化させて調整を行うことができ、ハードボ
リュームにより判定レベルを変化させることも可能であ
る。その場合、三つの検知ユニットの出力をマイコンの
A/D変換入力部へ接続し、それぞれに対応するハードボ
リュームも同様にマイコンのA/D変換入力部へ接続す
る。そして、制御部で各検知ユニットの出力値から各々
に対応するハードボリュームの設定値を判定レベルとし
て原稿の有無を判断することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、発光素子を所
定の周波数でパルス発光させて所定濃度の原稿を照射
し、受光素子の出力が原稿有りと判断できるか否かを判
定し、原稿有りと判断できない場合は上記受光手段の出
力が原稿有りと判断できるまで上記発光素子のパルス発
光の周波数を変化させ、原稿有りと判断できる場合はそ
の時のパルス発光周波数を記憶する調整手段を備えてい
るため、個々の発光素子、受光素子のばらつきを補正し
て常に精度良く原稿有無の検知を行うことができる。
また、適正な周波数でパルス発光させることにより、
外光の影響を受けることなく精度良く原稿有無の検知を
行うことができ、誤検知を防止することができる。
また、発光素子をパルス発光させることにより、直流
点灯させる方式に比べ発光素子に負担がかからず、高輝
度の発光を行わせることができ、精度良く原稿有無の検
知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の原稿サイズ検知系
のブロック図、第2図は第1図の原稿サイズ検知手段の
詳細を示すブロック図、第3図は第1図の検知系を有し
た複写機の概略構成図、第4図は第3図の複写機の制御
ブロック図、第5図は第4図の操作部の操作パネルの外
観図、第6図は検知ユニットの調整動作を示すフローチ
ャートである。 1a,1b,1c……検知ユニット 2……発光変更手段 3……原稿サイズ検知手段 5……発光素子 6……原稿 7……受光素子 13……複写機本体 45……制御部 48……操作部 100……操作パネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置台上に載置される原稿にパルス発光に
    より光を照射する発光素子と上記原稿からの反射光を受
    光する受光素子とからなる原稿有無検知センサと、 上記受光素子の出力に基づいて原稿の有無を判断する判
    断手段と、 上記判断手段の動作を調整する調整モードを選択するモ
    ード選択手段と、 上記調整モードにおいて、上記発光素子を所定の周波数
    でパルス発光させて上記載置台上に載置される所定濃度
    の原稿を照射し、上記受光素子の出力が原稿有りと判断
    できるか否かを判定し、原稿有りと判断できない場合は
    上記受光手段の出力が原稿有りと判断できるまで上記発
    光素子のパルス発光の周波数を変化させ、原稿有りと判
    断できる場合はその時のパルス発光周波数を記憶する調
    整手段と、 を有し、上記調整モードが選択されていない時、上記発
    光素子は上記調整手段により記憶された周波数でパルス
    発光することを特徴とする原稿検知装置。
  2. 【請求項2】更に、上記調整モードにおいて、原稿有り
    と判断したか否かを表示する表示手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の原稿検知装置。
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