JP2676027B2 - 液体サンプル取出し用ニードルの洗浄装置 - Google Patents

液体サンプル取出し用ニードルの洗浄装置

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JP2676027B2
JP2676027B2 JP62288284A JP28828487A JP2676027B2 JP 2676027 B2 JP2676027 B2 JP 2676027B2 JP 62288284 A JP62288284 A JP 62288284A JP 28828487 A JP28828487 A JP 28828487A JP 2676027 B2 JP2676027 B2 JP 2676027B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば血液のような液体サンプルをフラス
コから取出すためのニードル、より詳細には液体サンプ
ル取出し用ニードルの洗浄装置に関する。 従来の技術及びその問題点 実験室における医療生物学的分析に於ては、血液サン
プル全体から白血球及び赤血球の数、及びヘモグロビン
の量等のような数々のパラメータを決定するために自動
装置が使用されることが知られている。血液サンプル
は、その後移し変えられる必要があり、その中の少くと
も一部は、ニードルによる試験管からの少量の採取とい
う形で行われ、この場合ニードルは血液内に挿入されそ
の少量を吸い上げる。この操作の後、再びサンプルを採
取する前に、ニードルは内部を慎重に洗浄される必要が
あり、さらに外面も洗浄させるのが好ましい。 従来、ニードルは一般に洗浄液内に浸漬され、この液
はニードル内部に浸入しその後排出される。洗浄を十分
に行うために、ニードルは乾燥されねばならず、これは
操作を複雑にすると共に新たな汚染の原因ともなった。
このような問題を回避すると共にニードル内部の洗浄を
適切に行うために、固定された洗浄ブロックが使用され
た。このブロックは移動可能な状態でニードルを浸漬さ
せる一種の容器であり、細い可撓性チューブによりポン
プシステムに接続され、該ポンプシステムは、洗浄液及
び乾燥のための気体（必要により採用される）をニード
ル内部に対し吸入及び排出させる。しかしながら、容器
の深さは洗浄されるべきニードルの長さに対応したもの
とされねばならず、ニードルは該容器内部で移動しうる
ように十分に長い接続チューブに接続されねばならない
ため、洗浄装置全体が嵩高いものとなり、又その機構が
複雑となっていた。 フランス国特許公開第354555号明細書にはサンプル採
取用ピペットの洗浄に使用される洗浄装置が開示されて
おり、該洗浄装置においてはピペットはサンプル容器内
にサンプル採取の為に進入し、上昇位置へ移動する。該
上昇位置では、ピペットは洗浄チャンバ内に連通し、洗
浄液が該チャンバ内に噴射せしめられ、該洗浄液はチャ
ンバ下部の開いたオリフィスを通って流れないようにピ
ペット内に吸い込まれる。この洗浄装置に於ては洗浄液
は、サンプル採取の際のサンプルの流れと同じ方向に吸
い込まれる。これは、次のような欠点を伴う、即ち該洗
浄液は、使用済み液用容器に移すために吸引用パイプか
ら取出さねばならず、このため該パイプに対し適切な制
御弁及び吸引ポンプと共にバイパス回路を設ける必要が
生じる。この洗浄装置は又次の欠点をも有する。洗浄液
と共にピペット内に吸引された空気はピペット内部でエ
マルジョンを形成し、該エマルジョンはピペット内壁を
外壁より劣った状態に洗浄するという状態を引起こし、
このような状態は液体のみによる内部の洗浄の場合と相
反する現象である。これに対しピペット内部の適切な洗
浄は、ピペット外部の洗浄より重要なのである。 この場合にも、ピペット又はサンプル採取用ニードル
を移動させねばならないため、特別な機構を必要とし装
置が嵩高いものとなる。 一方、ニードルが固定位置におかれる装置も存する。
ニードルの端部の洗浄は、この場合移動する洗浄カップ
により行われ、該カップはニードルが該カッブ内の液体
に浸漬するように下側から接近し、洗浄操作の終りにお
いて引下がる。この装置は、ニードルに対しカップが極
めて正確に移動するものであり、これが動作を微細なも
のにしている。これらすべての装置は、多量の洗浄液を
必要とし、このため作動の迅速性及びコストの点で不利
である。 本発明は、これら従来技術の問題点を解決し、ニード
ル固定型の自動サンプル採取装置に対し容易に適応しう
る洗浄装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、ニードルを通
す外側に開いた洗浄用円筒状チャンバを備え、ニードル
に接触するように移動せしめられる可動部により、サン
プル取出し装置のフレームに装着された液体サンプル取
出し用ニードルを洗浄するための装置であって、前記可
動部は、固定的に保持されたサンプル取出し用ニードル
を通す状態で該ニードルに沿って摺動する洗浄用ケース
を備え、該洗浄用ケースはニードルの下部を自由にして
サンプル取出し操作を容易にする上昇位置と、ニードル
の下端部全体を覆って洗浄を行う下降位置とを取ること
ができ、前記洗浄用ケースが前記下降位置にある時にニ
ードルの下端部は該ケース内の洗浄用円筒状チャンバの
内側に引込まれた状態にあり、この状態において前記洗
浄用円筒状チャンバの下部にはオリフィスを通じて減圧
状態が形成され、ニードルの上端部から該ニードル内に
噴射された洗浄液は前記オリフィスを通じて吸引され、
前記ニードル上端部からの噴射液がサンプル取出し時の
液体流れとは反対方向の流れに基づいてニードル内の洗
浄を行うようにされており、前記洗浄用ケースの洗浄用
円筒状チャンバの下部開口部にはエンドピースが設けら
れており、該エンドピースは、前記ニードルを通すこと
ができる径を有し、且つ洗浄液が前記洗浄用円筒状チャ
ンバから下方へ流出しないように下方へテーパ状になっ
ている縦断面形状を有していることを特徴とする洗浄装
置を提供するものである。 ここで、洗浄用円筒状チャンバの上部に第２のオリフ
ィスを設けた場合は、洗浄流体を噴射することによりニ
ードルの外面の洗浄を行うことができる。 本発明の他の実施態様によれば、洗浄用ケースの上部
に上部円筒状チャンバが設けられ、該チャンバにニード
ルが通され、該チャンバ側壁とニードルとの間にはガイ
ドピースが挿入されている。又、前記上部円筒状チャン
バがニードルとの間にシールを形成するための少なくと
も一つのシールを備えることができる。 本発明の更に他の実施態様によれば、前記洗浄用ケー
スが、ニードルに平行に延びるように固定されたガイド
コラム上を移動するスライドに固定されている。駆動シ
リンダに固定された可動ロッドは前記スライドに固定さ
れ、サンプル取出し装置のフレームに固定された断面直
角のブラケットは、前記コラム及び前記駆動シリンダの
双方を支持する役割をなすようにすることができる。 実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面と共に説明する。 第１図に示すように、サンプル取出し及び分析装置の
フレーム（６）の前部位置はコンパートメント（２）の
一部をなし、該コンパートメントの内部には、ニードル
（３）を挿通させるようにフラスコを適正位置におくこ
とができる。ニードル（３）の上端部は細い可撓性パイ
プ（４）により前記装置に接続され、浮動支持具（floa
ting stirrup）（７）により、フレーム（６）に固定さ
れたブラケット（５）に固定されている。この支持具
（７）は図示の如くニードル（３）をほぼ垂直に支持す
るが、小さい間隙をもって支持をなしている。フレーム
（６）におけるコンパートメント（２）の近傍には断面
直角のブラケット（８）が固定されており、該ブラケッ
トはガイドコラム（９）をニードル（３）に平行に支持
する役割をなす。ブラケット（８）には駆動シリンダ
（10）がほぼ垂直に延びるように固定されており、その
可動ロッド（11）はニードル（３）に平行に摺動する。
ガイドコラム（９）にはスライド（12）が係合されてお
り、該スライドはコラム（９）に対しガイドリング（1
3）を介在させることによりほとんど摩擦のない状態で
移動しうる。スライド（12）はクリップ（22）によりシ
リンダ（10）のロッド（11）の端部に固定されており、
その移動範囲はコラム（９）の一端から他端に及ぶよう
にされている。スライド（12）の一端はサンプル取出し
用コンパートメント（２）内に延びており、リンス又は
洗浄用ケース（14）を支持する役割をなし、サンプル取
出し用ニードル（３）を通した状態で該ニードルに沿っ
てスライドすることによりケース（14）を底部か上部及
び上部から底部へ移動させるように、該ケース（14）を
伴って移動可能とされている。洗浄用ケース（14）は第
２図においてより詳細に示されており、該図に示すよう
にニードル（３）を通す貫通孔を備えている。その上部
には上部円筒状チャンバ（15）が形成されており、該チ
ャンバにニードル（３）が通され、該チャンバの底部に
は２個のＯリング（16）が備えられている。チャンバ
（15）の上部には更にガイドピース（17）が固定されて
おり、シールを伴ってニードル（３）をガイドする。洗
浄用ケース（14）の下部には洗浄用円筒状チャンバ（1
8）が設けられており、該チャンバ（18）の下端部は外
部に開いており、その開口部には所定断面形状のエンド
ピース（19）が設けられている。この洗浄用円筒状チャ
ンバ（18）の下部はオリフィス（23）に通じており、該
オリフィスには図外ポンプに接続された吸引用ダクトが
接続されている。 チャンバ（18）の上部は、他のオリフィス（20）に通
じており、該オリフィスには図外ポンプに接続されたイ
ンジェクションパイプ（21）が接続されており、該パイ
プは図において矢印で示された方向に、チャンバ（18）
の上端部において流体を導入する。この方向は、チャン
バ（18）の下部から流体を吸引するパイプ（24）におけ
る流れと逆である。 第１図は、シリンダ（10）から延びたロッド（11）に
より上昇位置に保持された洗浄用ケース（14）を示して
いる。一部分コンパートメント（２）内に位置するニー
ドル（３）は、サンプル取出しのためにフラスコを該コ
ンパートメント内にセットしようとするユーザーにとっ
て極めて取扱い易い位置にある。パイプ（４）を通じて
血液が取出されると、シリンダ（10）はロッド（11）を
引き下げる方向に作動しスライド（12）を下降させる。
これにより洗浄用ケース（14）は下降し、この間、洗浄
液がチャンバ（18）の上部内に、オリフィス（20）の高
さにおいてパイプ（21）を経て噴射せしめられる。これ
と同時にパイプ（24）内に吸引が作用せしめられ、これ
によりオリフィス（23）を通じてチャンバ（18）の下部
に減圧状態が形成される。従って洗浄用ケース（14）が
下降する間にニードル（３）の高さ方向全体に亘ってニ
ードル（３）の外面に対する第１の洗浄が行われ、この
場合装置及び洗浄回路内での血液の充満が回避される。 次に洗浄用ケース（14）は第２図に示す下降位置（第
１図において破線で示す）に到達せしめられ、この位置
において洗浄用ケース（14）はニードル（３）の下端部
を覆う状態となる。ニードル（３）の下端部はその後ケ
ース（14）の下側のオリフィスの内側までチャンバ（1
8）内において若干引き下げられる。この下降位置に到
達すると直ぐに、パイプ（21）を通じた流体の噴射は停
止せしめられ、一方パイプ（24）を通じた吸引は継続さ
れ、パイプ（４）を通じて上方からニードル（３）内へ
血液サンプル取出しの方向とは逆方向に洗浄流体が同時
に噴射される。この上方からの噴射により、流体はニー
ドル（３）の内部をその高さ全体にわたって洗浄し、エ
ンドピース（19）の近傍の下部位置に達する。この洗浄
流体はオリフィス（23）を通じて吸引され、従って流体
はケース（14）の外へ出ることはない。エンドピース
（19）の位置及び形状は、ニードル（３）の下端部と協
働して洗浄流体の流れがケース（14）の外に出るのを抑
止するように決められている。この操作の後、ケース
（14）は上昇位置に移動する。 この上昇の間、パイプ（４）を通じた流体の噴射は停
止されるが、パイプ（21）を通じた噴射が再び行われ、
パイプ（24）を通じた吸引は継続される。その結果この
過程においてニードル（３）の下端部に対し安全性を高
めるための補助的な洗浄が行われる。 ここにおいて、装置は新たなサンプルの取出し準備状
態となる。 この装置によれば、内部及び外面が極めて長いニード
ル（３）であっても構造簡単な洗浄ケースによりその洗
浄を行うことができる。該ケースは小型であり、サンプ
ル取出しの間においては装置の上部へ容易に引き上げら
れる。必要とされる洗浄液の量は、パイプ（24）を通じ
て吸引される量を含めて極めて少量である。更に、チャ
ンバ（18）の下端部は閉じられていないにもかかわらず
装置の底から流体がこぼれるということがない。 ニードル外面の洗浄と共に行われるサンプル取出し時
とは逆方向の流れによりニードル（３）の内部の洗浄、
及びシール（16）によるニードル（３）の上部外面の洗
浄は、従来の装置による場合に比べて極めて優れた結果
をもたらす。 好ましくは、ニードル（３）は垂直方向に対し傾斜さ
れ、これによりサンプル収容フラスコの装置内への導入
及び装置内での取扱いがより容易となる。更に、ニード
ル（３）は浮動支持具（７）によりサポート（５）に支
持されるので位置を固定されることはなく、ケース（1
4）の摺動の際に元の位置に対し僅かに傾斜することが
でき、動きを静止される虞れがない。ケースサポートは
コラム（９）及びリング（13）により完全にガイドされ
るので、小型及び低出力のシリンダ（10）は、ケース
（14）を移動させるのに十分である。また、ニードル
（３）の外面に対しほとんど摩擦を伴わないで摺動しう
るガイドピース（17）により、ケース（14）はニードル
（３）上を容易摺動し得る。 発明の効果 本発明に係る液体サンプル取出し用ニードルの洗浄装
置は、ニードルを通す外側に開いた洗浄用円筒状チャン
バを備え、ニードルに接触するように移動せしめられる
可動部により、サンプル取出し装置のフレームに装着さ
れ、可動部は、サンプル取出し装置に対し固定的に保持
されたニードルを通す状態で該ニードルに沿って摺動す
る洗浄用ケースを備えている。洗浄用ケースは、ニード
ルの下部を自由にしてサンプル取出し操作を容易にする
上昇位置をとることができるので、洗浄用ケース底端部
から突出したニードルを挿通させるように、フラスコ等
を適正位置に置くことができ、しかもニードルは移動せ
ず固定的に保持されているから、ニードルを移動させる
構造に比しサンプリング操作の安全が確保され得る。 また、洗浄用ケースは、ニードルの下端部全体を覆っ
て洗浄を行う下降位置を取ることができ、その位置に
て、ニードル下端部が洗浄ケース内の洗浄用円筒状チャ
ンバの内側に引込まれた状態にある。この状態において
洗浄用円筒状チャンバの下部にはオリフィスを通じて減
圧状態が形成され、ニードルの上端部からニードル内に
噴射された洗浄液はオリフィスを通じて吸引され、該液
がサンプル取出し時の液体流れとは反対方向の流れに基
づいてニードル内部の洗浄を行うようにされている。こ
のように、ニードル内部に噴射された洗浄液はオリフィ
スを通じて吸引されるから、洗浄用ケース底端部から流
出することがなく、ニードル内部の洗浄を適切に行うこ
とができる。特に、前記洗浄用ケースの洗浄用円筒状チ
ャンバの下部開口部にはエンドピースが設けられてお
り、該エンドピースは、前記ニードルを通すことができ
る径を有し、且つ洗浄液が前記洗浄用円筒状チャンバか
ら下方へ流出しないように下方へテーパ状になっている
縦断面形状を有しているので、洗浄液の流出が確実に防
止され、血液を含んだ洗浄液の流出による汚染や感染の
防止が確実となる。また、サンプル取出し時の液体流れ
とは反対方向に洗浄液がニードル内部の洗浄を行うの
で、ニードル内部の汚れをより適切に除去し得る。 更に、本発明の洗浄装置は、洗浄用ケースの洗浄用円
筒状チャンバの下部に設けられたオリフィスにより洗浄
後の洗浄液が吸引されるので、洗浄装置下方に洗浄後の
洗浄液の排出用配管、受け槽等の特別な装置を設ける必
要がなく、この点からもサンプル取出し用のフラスコ等
を手操作で洗浄装置下方に位置決めすることが容易であ
り、また嵩張らない。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は洗浄装置
の縦断正面図、第２図は第１図に示す装置における要部
を示す縦断正面図である。 （３）……ニードル （６）……フレーム （７）……浮動支持具 （８）……ブラケット （９）……コラム （10）……駆動シリンダ （11）……可動ロッド （12）……スライド （14）……洗浄用ケース （15）……上部円筒状チャンバ （16）……Ｏリング （17）……ガイドピース （18）……洗浄用円筒状チャンバ （19）……エンドピース （20）……オリフィス （23）……オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルジュ シャンゼイ フランス国 78130 イブリーヌ レ ミュロー リュ デ ピュイゾー 29- ２ (56)参考文献 特開 昭60−63461（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−42754（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 １．ニードルを通す外側に開いた洗浄用円筒状チャンバ
    を備え、ニードルに接触するように移動せしめられる可
    動部により、サンプル取出し装置のフレームに装着され
    た液体サンプル取出し用ニードルを洗浄するための装置
    であって、前記可動部は、固定的に保持されたサンプル
    取出し用ニードルを通す状態で該ニードルに沿って摺動
    する洗浄用ケースを備え、該洗浄用ケースはニードルの
    下部を自由にしてサンプル取出し操作を容易にする上昇
    位置と、ニードルの下端部全体を覆って洗浄を行う下降
    位置とを取ることができ、前記洗浄用ケースが前記下降
    位置にある時にニードルの下端部は該ケース内の洗浄用
    円筒状チャンバの内側に引込まれた状態にあり、この状
    態において前記洗浄用円筒状チャンバの下部にはオリフ
    ィスを通じて減圧状態が形成され、ニードルの上端部か
    ら該ニードル内に噴射された洗浄液は前記オリフィスを
    通じて吸引され、前記ニードル上端部からの噴射液がサ
    ンプル取出し時の液体流れとは反対方向の流れに基づい
    てニードル内の洗浄を行うようにされており、前記洗浄
    用ケースの洗浄用円筒状チャンバの下部開口部にはエン
    ドピースが設けられており、該エンドピースは、前記ニ
    ードルを通すことができる径を有し、且つ洗浄液が前記
    洗浄用円筒状チャンバから下方へ流出しないように下方
    へテーパ状になっている縦断面形状を有していることを
    特徴とする洗浄装置。 ２．前記洗浄用ケースの上部に上部円筒状チャンバが設
    けられ、該チャンバにニードルが通され、該チャンバ側
    壁とニードルとの間にはガイドピースが挿入されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の洗浄装
    置。 ３．前記上部円筒状チャンバがニードルとの間にシール
    を形成するための少なくとも一つのシールを備えている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の洗浄装
    置。 ４．ニードルの外面の補助的な洗浄及び前記ケース移動
    の際におけるニードル高さ全体に亘る洗浄を行うため
    に、液体を噴射するための付加的なオリフィスが前記洗
    浄用円筒状チャンバの上部に設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第１項に記載の洗浄装置。 ５．前記洗浄用ケースが、ニードルに平行に延びるよう
    に固定されたガイドコラム上を移動するスライドに固定
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
    載の洗浄装置。 ６．固定された駆動シリンダの可動ロッドが前記スライ
    ドに固定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    １項又は第５項に記載の洗浄装置。 ７．サンプル取出し装置のフレームに固定された断面直
    角のブラケットが、前記コラム及び前記駆動シリンダ双
    方を支持する役割をなす特許請求の範囲第５項又は第６
    項に記載の洗浄装置。 ８．サンプル取出し用ニードルが、サンプル取出し装置
    のフレームに固定されたブラケットに対し浮動支持具に
    より支持されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
    に記載の洗浄装置。
JP62288284A 1986-11-14 1987-11-13 液体サンプル取出し用ニードルの洗浄装置 Expired - Fee Related JP2676027B2 (ja)

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