JP2674773B2 - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2674773B2
JP2674773B2 JP1143988A JP1143988A JP2674773B2 JP 2674773 B2 JP2674773 B2 JP 2674773B2 JP 1143988 A JP1143988 A JP 1143988A JP 1143988 A JP1143988 A JP 1143988A JP 2674773 B2 JP2674773 B2 JP 2674773B2
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正則 室伏
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群馬日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリニアモータに関し、特にフロッピーディス
ク装置の磁気ヘッド駆動機構に用いるリニアモータに関
する。
[従来の技術] 従来、この種のフロッピーディスク装置の磁気ヘッド
駆動機構に用いるリニアモータは、第7図に示すように
なっていた。
このリニアモータは、固定子1と、可動子6を備え
る。
固定子1は、図示せぬが一次鉄心を含む固定子構成要
素を備える。
可動子6は、図示せぬが二次鉄心磁極歯を有し、固定
子1上で直線方向に移動可能にされている。
また、固定子1と可動子6との間には図示せぬが固定
子1上で可動子6を転動可能に支持し、上記可動子の直
接移動を助ける転動部材が設けてある。
更に、固定子1には可動子6の最大移動位置を制限す
る移動制限部材としての制限ピン9が突出形成してあ
り、この制限ピン9に当接する当接部材6a,6bが可動子
6に形成してある。
そして、制限ピン9及び当接部6a,6bを介し固定子1
上で可動子6を一定範囲で移動可能としている。
尚、この場合、制限ピン9は、位置固定の状態となっ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のリニアモータにあっては、制限ピン9
が固定子1上で位置固定状態となっており、可動子6の
最大移動位置あるいは移動量の制限は部品の段階で加工
され、調整機能を持たない構造となっていたため、フロ
ッピーディスク装置の磁気ヘッド駆動用に用いる場合、
磁気ヘッドの媒体トラックとの位置合せを行うにはリニ
アモータ全体を移動し調整しなければならず面倒である
という欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになした
もので、その解決手段として本発明は、固定子と、該固
定子上に直線方向へ転動可能に支持させた可動子と、上
記固定子より突出させた上記可動子の移動制限部材と、
上記可動子に設けた上記移動制限部材との当接部とを備
えるリニアモータにおいて、上記移動制限部材は、固定
子の一部に回転可能に設けた回転操作部を有する取付部
と、該取付部に偏心させて設けた上記可動子の最大移動
位置又は移動量制限用のカム部とを備える構成としてい
る。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図は本発明の一実施例に係るリニアモータの平面
図で、第2図は第1図の側面図である。
これら第1図及び第2図は可動子6が−Y方向に最大
移動した状態を示している。
このリニアモータは固定子1と、可動子6とを備え、
固定子1は一次鉄心2、駆動巻線3、永久磁石4及び回
動可能に装置された移動制限部材5により構成されてい
る。
移動制限部材5は、固定子1の一部に回転可能に取付
けた回転操作部5c付きの取付部5bと、この取付部5bに偏
心させて設けた円柱状のカム部5aとを有する。
可動子6は、当接部6a,6b及び二次鉄心磁極歯6cを有
する。当接部6a,6bは移動制限部材5のカム部5aと当接
するようになっている。また固定子1と可動子6との間
には転動部材7が設けてあり、この転動部材7は一次鉄
心磁極歯2aと二次鉄心磁極歯6cとの間隙長を保って可動
子6の円滑な直線移動を助けるようになっている。
そして、駆動巻線3に流す駆動電流と一次鉄心磁極歯
2aと、永久磁石4と、二次鉄心磁極歯6cとの磁気的相互
作用によって可動子6は+Yあるいは−Y方向に直線移
動し、その移動範囲は当接部6aあるいは、6bが移動制限
部材5のカム部5aに当接する範囲に規制されるが、取付
部5bを操作してカム部5aを任意角度だけ回転させること
により、可動子6の最大移動位置を調整することができ
る。
第3図は移動制限部材5のカム部5aを第1図の位置か
ら180゜回転させた状態を示す部分平面図である。第1
図と第3図を比較してわかるように可動子6は取付孔1a
を基準にY0からY1に変化する。
第4図は第1図に示した移動制限部材5の下側からみ
た斜視図、第5図は第4図の底面図で、取付部5bとカム
部5aの外周が接するように偏心させて形成してあり、取
付部5bの操作部5cはドライバ挿入孔として形成してあ
る。
第6図は本発明の他の実施例のカム部形状を示す移動
制限部材の底面図である。
この移動制限部材8は、カム部8aを取付部8bの中心点
0を中心に、同一半径の弧Aとほぼ点対称の位置に、角
度の変化に対応して半径を変化させた弧Bを有する形状
とし、取付部8bを固定子1に対し移動制限部材5と同様
に装置することにより、可動子6の一方向の最大移動位
置を変えずに反対方向の最大移動位置を調整することが
でき、またカム8の弧A、弧Bの位置を入れ替え(180
゜回転)るならば可動子6の最大移動位置調整は前述の
状態とは逆の関係の調整が可能となるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のリニアモータは、移動制
限部材は、固定子の一部に回転可能に設けた回転操作部
を有する取付部と、該取付部に偏心させて設けた可動子
の最大移動位置又は移動量制限用のカム部とを備えるも
のとしたため、フロッピーディスク装置の磁気ヘッド駆
動用に使用した場合、磁気ヘッドの媒体最外周位置ある
いは最内周位置を容易に調整でき、リニアモータ自体の
取付は高精度の位置決めを必要としないため、装置とし
ての組立作業及び調整行程が簡素化されるばかりでなく
前述の磁気ヘッドの位置精度も向上できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリニアモータの平面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の状態か
ら、カムを180゜回転させた状態を示す部分平面図、第
4図は移動制限部材の斜視図、第5図は第4図の底面
図、第6図は本発明の他の実施例を示す移動制限部材を
示す底面図、第7図は従来のリニアモータの平面図であ
る。 1:固定子、5:移動制限部材 5a:カム部、6:可動子 6a,6b:当接部、8:移動制限部材 8a:カム部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子と、該固定子上に直線方向へ転動可
    能に支持させた可動子と、上記固定子より突出させた上
    記可動子の移動制限部材と、上記可動子に設けた上記移
    動制限部材との当接部とを備えるリニアモータにおい
    て、上記移動制限部材は、固定子の一部に回転可能に設
    けた回転操作部を有する取付部と、該取付部に偏心させ
    て設けた上記可動子の最大移動位置又は移動量制限用の
    カム部とを備えることを特徴とするリニアモータ。
JP1143988A 1988-01-21 1988-01-21 リニアモータ Expired - Fee Related JP2674773B2 (ja)

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