JP2674689B2 - ケーブル巻取装置 - Google Patents

ケーブル巻取装置

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JP2674689B2
JP2674689B2 JP34615795A JP34615795A JP2674689B2 JP 2674689 B2 JP2674689 B2 JP 2674689B2 JP 34615795 A JP34615795 A JP 34615795A JP 34615795 A JP34615795 A JP 34615795A JP 2674689 B2 JP2674689 B2 JP 2674689B2
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雅寛 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル巻取装置に係
り、特に、電源ケーブル,光ケーブル,アンテナケーブ
ル等の巻取り/繰出しを円滑に行う場合に用いて好適な
ケーブル巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電源ケーブルを繰出しなが
ら所定の作業を行うようにした機器類においては、機体
内部に電源ケーブルの巻取/繰出用のリール機構が装備
されており、作業時には、機器本体に付設してある電源
ケーブル繰出口を介しリール機構から電源ケーブルを引
出して所定の電源に接続し、作業範囲に応じて電源ケー
ブルを適宜繰出しながら作業を行うようになっている。
【0003】図12は機器本体80に付設された電源ケ
ーブル繰出口81の構成例を示すものであり、電源ケー
ブル繰出口81の下方部には半円柱状のガイド部材82
が装備されており、ガイド部材82で電源ケーブル83
の下面をガイドすることによりケーブル被覆の保護を図
っている。また、図13は機器本体85に付設された電
源ケーブル繰出口86の他の構成例を示すものであり、
電源ケーブル繰出口86の両側部には1対の円柱状のガ
イド部材87,88が装備されており、ガイド部材8
7,88で電源ケーブル89の両側面をガイドすること
により被覆の保護を図っている。
【0004】他方、所定の操縦基地へ接続されたケーブ
ルの巻取/繰出を行うケーブルドラムを車体に搭載した
遠隔操縦車両では、前進走行時にはケーブルドラムから
ケーブルを車体後方へ適宜繰出し、後退走行時にはケー
ブルドラムにケーブルを適宜巻取るようになっている。
当該遠隔操縦車両においても、車体後端部に装備した1
対のガイドローラでケーブルの上下両面をガイドすると
共にケーブル被覆の保護を図っている。この種の遠隔操
縦車両としては、例えば特願平5−26275号等に記
載のものが先に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の遠隔操縦車両や機器類に装備されたケーブル巻
取機構にあっては、単に1対のガイドローラでケーブル
の上下両面をガイドしたり,円柱状のガイド部材でケー
ブルの下面や両側面をガイドする単純な構造に過ぎない
ため、ケーブル巻取機構(リール)とガイドローラ(ガ
イド部材)との位置関係等によっては、ケーブルの曲げ
半径が小さく且つケーブルの動作抵抗が大きくなる結
果、ケーブルにストレスが加わりケーブル心線の耐久性
に影響を及ぼすという問題があった。また、上述のよう
に単にガイドローラ(ガイド部材)でケーブルをガイド
する構造のため、車体(機器本体)を旋回動作させたり
した場合には、ガイドローラ(ガイド部材)によりケー
ブルに押圧力が加わりケーブル被覆に傷が付くという問
題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、ケーブル巻取機構から繰出されたケーブ
ルの曲げ半径を大きく且つケーブルの動作抵抗を小さく
することによりケーブルに加わるストレスを抑制し、ケ
ーブルの耐久性の向上を可能としたケーブル巻取装置を
提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、ケ
ーブルの巻取りを行うケーブル巻取機構と、該ケーブル
巻取機構の下方側に装備され当該ケーブル巻取機構から
繰出されたケーブルを案内するガイドローラとを備えた
ケーブル巻取装置において、前記ケーブル巻取機構と前
記ガイドローラとの間に、前記ケーブル巻取機構から繰
出されたケーブルが緩挿状態に挿通されるコイル状のケ
ーブルガイド部材をその軸線を上下方向にして配置し、
該ケーブルガイド部材の下方部に、当該ケーブルガイド
部材の下端部から繰出されたケーブルを取り囲む状態に
枠体を設けると共に、該枠体の各側壁部分の各々に、前
記ガイドローラを回転自在に装備する、という構成を採
っている。これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0008】請求項2の本発明は、前記請求項1記載の
ケーブル巻取装置において、前記ケーブル巻取機構と前
記ケーブルガイド部材との間に、前記ケーブル巻取機構
から繰出されたケーブルが挿通されるブラシ機構を設
け、該ブラシ機構を、ケーブル挿通用の空間部を有する
ブラシ支持体と,先端が前記ブラシ支持体の前記空間部
の中央へ向けられた状態で当該ブラシ支持体の内周壁に
沿って多数植設された毛から成るブラシとを備えて構成
する、という構成を採っている。
【0009】
【作用】請求項1の本発明によれば、ケーブル巻取機構
に対するケーブルの巻取りに際しては、ケーブルは、枠
体の各側壁部分に回転自在に各々装備された各ガイドロ
ーラのうちケーブルが接触しているケーブルでガイドさ
れ、更に枠体の上方部に軸線を上下方向にして配置され
たコイル状のケーブルガイド部材でガイドされ、ケーブ
ル巻取機構へ巻取られる。この時、ケーブルが枠体内部
で何れの方向へ振れた場合でも、枠体の各側壁部分にガ
イドローラが装備されているため、ケーブルはその振れ
に伴い接触したガイドローラで円滑にガイドされること
となる。また、コイル状のケーブルガイド部材はケーブ
ルの動きに追従して自在に動くため、ケーブルは円滑に
ガイドされることとなる。
【0010】請求項2の本発明によれば、ケーブル巻取
機構に対するケーブルの巻取りに際しては、ケーブル
は、枠体の各側壁部分に回転自在に各々装備された各ガ
イドローラのうちケーブルが接触しているケーブルでガ
イドされ、更に枠体の上方部に軸線を上下方向にして配
置されたコイル状のケーブルガイド部材でガイドされ、
更にブラシ機構のブラシ支持体の空間部を通り、ケーブ
ル巻取機構に巻取られる。この時、ケーブルがブラシ機
構のブラシ支持体の空間部を通過する際に、ブラシ支持
体の内周壁に沿って多数植設されたブラシにより、ケー
ブル表面に付着した例えばほこりや泥などが除去され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明のケーブル巻取装置を遠隔操縦
車両に適用してなる実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】先ず、本実施例におけるケーブル巻取装置
を搭載した遠隔操縦車両の概略構成を図5に基づき説明
すると、遠隔操縦車両1の車体2の上部には、ケーブル
巻取/繰出用のケーブルドラム3がドラム軸3aを介し
て回転自在に装備されると共に、後述する各モータの駆
動制御及び各ポテンショメータの検出信号に基づきケー
ブル張力制御等を行う制御部55が装備されている。ケ
ーブルドラム3は、支柱4の上部に固定された第1フレ
ーム部材5に支持されており、第1フレーム部材5は、
後述する4本の支柱21,22,23,24(図1及び
図2参照)に支持された第2フレーム部材20に連結固
定されている。
【0013】ケーブルドラム3は、車体2の上部に装備
されたドラム駆動モータ6により回転駆動されるように
なっており、ケーブルドラム3から繰出されたケーブル
(通信ケーブル)Cは、ガイドプーリ7及び後述するケ
ーブルガイド機構10の泥除去ブラシ組立体17,ガイ
ドスプリング16,ガイドローラ11〜14によりガイ
ドされると共に,車体2の後端部から地面上に垂下さ
れ、所定の操縦基地へ接続されている。ケーブルドラム
3付近の詳細構造については図4で詳述する。この場
合、図5ではケーブルドラム3のケーブル繰出側に装備
された後述のトラバーサ,各種ガイドプーリ等の図示を
省略してある。
【0014】遠隔操縦車両1を前進走行させる場合は、
操縦基地からケーブルCを介し遠隔操縦信号を送信して
ドラム駆動モータによりケーブルドラム3を逆回転(図
4反時計方向)させることにより、ケーブルCを車体後
方へ適宜繰出し、車輪8,9を介して前進走行するよう
になっている。他方、遠隔操縦車両1を後退走行させる
場合は、操縦基地からケーブルCを介し遠隔操縦信号を
送信してドラム駆動モータによりケーブルドラム3を正
回転(図4時計方向)させることにより、ケーブルCを
適宜巻取り、車輪8,9を介して後退走行するようにな
っている。
【0015】この場合、遠隔操縦車両1にアンテナを垂
設し、当該遠隔操縦車両1から離間した場所に居る操縦
者が所持したアンテナ付設の操縦装置から遠隔操縦車両
1へ向けて遠隔操縦用電波を送信し、ケーブルドラム3
に対するケーブルCの巻取り/繰出し等を遠隔操作する
ことにより、遠隔操縦車両1を走行させるようにしても
よい。
【0016】図4はケーブルドラム3及びケーブルガイ
ド機構10等の構成を示すものであり、ケーブルドラム
3は、ドラム軸3aと,当該ドラム軸3aの両端部に各
々装備された1対の円板3b,3cとを備えており、円
板3b,3cには、フレーム部材5が1対の取付板5a
・・を介して固定されている。ケーブルドラム3の円板
3bには、プーリ31が取付軸31aを介して固定され
ており、当該プーリ31とドラム駆動モータ6の駆動軸
6aに固定されたプーリ32との間には、ベルト33が
巻回されている。これにより、ドラム駆動モータ6を作
動させるとケーブルドラム3が回転するようになってい
る。
【0017】更に、ケーブルドラム3の円板3bの近傍
には、ドラム回転検出センサ34が装備されると共に、
ドラム回転検出センサ34には、プーリ35が取付軸3
5aを介して装着されており、当該プーリ35と上記プ
ーリ31に同軸に装着されたプーリ31bとの間には、
ベルト36が巻回されている。これにより、ドラム回転
検出センサ34でケーブルドラム3の回転数を検出し、
車体2上部の制御部55へ出力するようになっている。
これにより、制御部55は、ケーブルドラム3の回転数
に基づきケーブルCの巻取り長さまたは繰出し長さを算
定するようになっている。
【0018】ケーブルドラム3のケーブル巻取/繰出側
には、ケーブルドラム3から繰出されたケーブルCをガ
イドするガイドプーリ37が回転自在に装備されると共
に、ケーブルドラム3を支持するフレーム部材5には、
ガイド軸38,39が水平に配設されている。両ガイド
軸38,39には、ケーブルドラム3から繰出されたケ
ーブルCを挟持してガイドする1対のガイドプーリ4
0,41を備えたトラバーサ42が両ガイド軸38,3
9の軸方向へ移動自在に装備されている。
【0019】また、ケーブルドラム3の円板3cの外側
には、トラバーサ駆動モータ(図示略)が装備されてお
り、ガイド軸38の一端部に固定されたプーリ43とト
ラバーサ駆動モータの駆動軸に固定されたプーリ(図示
略)との間には、ベルト44が巻回されている。これに
より、トラバーサ駆動モータを作動させるとガイド軸3
8が回転する結果、トラバーサ42が両ガイド軸38,
39の軸方向へ適宜移動し、ケーブル巻取時にはケーブ
ルドラム3にケーブルCを均等に巻取るようになってい
る。
【0020】更に、第1フレーム部材5に連結固定され
た第2フレーム部材20には、ケーブルドラム3から繰
出されたケーブルCをガイドするガイドプーリ45,4
6,47,48,49,50が,第2フレーム部材20
上面に立設された各取付軸を介して回転自在に装備され
ると共に、ケーブルCを第2フレーム部材20の下方へ
ガイドするガイドプーリ7が,第2フレーム部材20上
部の取付部材7aに装着された取付軸を介して回転自在
に装備されている。
【0021】前述したガイドプーリ47,48は、その
各取付軸が支持部材51を介して張力検出用ポテンショ
メータ52の回転軸52aに装備されており、張力検出
用ポテンショメータ52は、ガイドプーリ47,48を
支持する支持部材51の回転角に対応した信号をリード
線52bを介して車体2上部の制御部55へ出力するよ
うになっている。これにより、制御部55は、ケーブル
Cの張力が適正な状態となるようにドラム駆動モータ6
の回転を制御するようになっている。
【0022】また、第2フレーム部材20における車体
後方側の端部下方には、1対のケーブル繰出プーリ2
5,53が装備されており、ケーブル繰出プーリ25,
53は、プーリ駆動モータ54,56により互いに逆方
向へ回転駆動されるようになっている。プーリ駆動モー
タ54,56は、車体2上部の制御部55によりリード
線54a,56aを介してその回転が制御されるように
なっている。更に、ケーブル繰出プーリ25,53の下
方側には、泥除去ブラシ組立体17,ガイドスプリング
16,ガイドローラ11〜14等が配設されている。こ
れら各部については図1乃至図3及び図6乃至図7で詳
述する。
【0023】次に、本実施例における遠隔操縦車両1の
ケーブルガイド機構の構成を図1乃至図3及び図6乃至
図7を中心に説明すると、先ず図1乃至図3において、
ケーブルガイド機構10は、4本のガイドローラ11,
12,13,14と、各ガイドローラ11〜14を支持
するローラフレーム15と、ガイドスプリング16と、
泥除去ブラシ組立体17と、ケーブル振れ角センサ部1
8と、ケーブル繰出プーリ25,53と、プーリ駆動モ
ータ54,56と、ガイドロッド57等とを備える構成
となっている。
【0024】これを詳述すると、遠隔操縦車両1の第2
フレーム部材20の下方には、4本の支柱21,22,
23,24を介して矩形状のローラフレーム15が固定
されている。ローラフレーム15には、ガイドローラ1
1〜14の緩挿が可能な切欠部15a〜15dが形成さ
れると共に、当該ローラフレーム15には、前記の切欠
部15a〜15dによって4つの隅部15e〜15hが
形成されている。
【0025】ローラフレーム15の隅部15eと隅部1
5fとの間にはローラ軸11aが固定され、隅部15f
と隅部15hとの間にはローラ軸12aが固定され、隅
部15eと隅部15gとの間にはローラ軸13aが固定
され、隅部15gと隅部15hとの間にはローラ軸14
aが固定されている。そして、ローラフレーム15の各
切欠部15a〜15dには、ローラ軸11a〜14aを
介して軸方向寸法が長く形成された円柱状のガイドロー
ラ11〜14が回転自在に装備されている。
【0026】ここで、図8はローラフレーム15に対す
るガイドローラ11,12の取付状態を示すものであ
り、ローラフレーム15の隅部15fには、ガイドロー
ラ11,12のローラ軸11a,12aが挿通される穴
部15j,15kが形成されている。穴部15j,15
kの各軸線は上下方向にずらされた段違い状態に設定さ
れており、隅部15fの下端縁から穴部15j,15k
の軸線までの寸法L1,L2は、L1>L2なる大小関
係に設定されている。ローラフレーム15の他の3つの
隅部についても同様である。
【0027】即ち、ローラフレーム15の隅部15fに
おける穴部15j,15kの軸線を段違い状態に設定す
ることにより,換言すればローラ軸11a,12aの軸
線を段違い状態に設定することにより、ローラフレーム
15におけるブロック状の隅部15fの幅L3を厚く
(任意の寸法)することができるようになっている。こ
れにより、ローラフレーム15の隅部15fにローラ軸
11a,12aを確実に固定できるため、ローラフレー
ム15に対するガイドローラ11,12の取付構造が強
固なものとなるようになっている。他のガイドローラ1
3,14についても同様である。
【0028】ここで、図9はガイドローラR1,R2の
ローラ軸の軸線を同一平面上に設定すると共に,ローラ
軸固定用の取付部材として薄い板厚L4を有するL字状
の取付部材Tを使用した場合の例であり、ガイドローラ
R1,R2の取付構造としては強固ではない。従って、
本実施例では、ガイドローラの取付構造として前記図8
に示した取付構造を採用することにより、当該取付構造
を強固にしている。
【0029】また、図10(a)〜(c)はガイドロー
ラ同士の配置関係を示す例であり、図10(a)はガイ
ドローラRa,Rbを各端縁の1点で接触させて配置し
た例を示し、図10(b)はガイドローラRdの端面を
ガイドローラRcの外周面に接触させて配置した例を示
し、図10(c)はガイドローラRe,Rfの各端縁間
に隙間を生じさせて配置した例を示している。図10
(c)の例ではガイドローラ間に隙間が有るため、当該
隙間にケーブルを挟み込む恐れがあるが、図10
(a),(b)の例ではガイドローラ間の隙間が殆んど
無いため、ケーブルを円滑にガイドすることができる。
本実施例では、ガイドローラの配置構造として前記図1
0(a)に示した配置構造を採用することにより、ケー
ブルの円滑なガイドを可能としている。
【0030】また、図11はガイドローラを大きい外径
を有するゴム部材により構成した例を示すものであり、
ケーブルドラムから繰出されたケーブルCに張力が加わ
っている場合でも、ゴム部材から成るガイドローラRg
におけるケーブル接触面がへこむため、ケーブルCの被
覆に傷等を付けること無く円滑にガイドすることができ
る。従って、本実施例のガイドローラ11〜14の材質
としては、ゴム部材を使用してもよい。
【0031】再度図1乃至図3において、ガイドプーリ
7の下方側には、1対のケーブル繰出プーリ25,53
が配置されると共に、モータ取付部材26を介してプー
リ駆動モータ54,56が配置されており、ケーブル繰
出プーリ25,53の各回転軸25a,53aは、プー
リ駆動モータ54,56の各駆動軸に各々連結されてい
る。ケーブル繰出プーリ25,53は、プーリ駆動モー
タ54,56の駆動に伴い回転し、ガイドプーリ7によ
りガイドされたケーブルCを下方へ繰出すようになって
いる。
【0032】ケーブル繰出プーリ25,53の下方側に
は、ケーブルCが挿通された泥除去ブラシ組立体17が
配置されており、泥除去ブラシ組立体17は、図6に示
す如く、円環状のブラシ植設部17aと、ブラシ植設部
17aの内周壁に植設されると共に先端がブラシ植設部
17a中心へ向けられた多数の毛から成るブラシ17b
と、ブラシ植設部17aに一体に且つ対称に連設された
取付部17c,17dとから構成されている。泥除去ブ
ラシ組立体17は、取付部17c,17dを介してモー
タ取付部材26に固定されている。
【0033】遠隔操縦車両1の後退走行時に車体2の後
端部から垂れ下がって地面上に置かれているケーブルC
をケーブルドラム3に巻取る場合に際して、ケーブルド
ラム3による巻取動作中のケーブルCが泥除去ブラシ組
立体17のブラシ17bを通過する時に、ケーブルCに
付着した泥などがブラシ17bにより除去されるように
なっている。これにより、ケーブルCに付着した泥など
を確実に除去できるため、ケーブルドラム3に対するケ
ーブルCの巻取動作が円滑に行われるようになってい
る。
【0034】泥除去ブラシ組立体17の下方側には、コ
イル状のガイドスプリング16がその軸線を上下方向に
した状態で配置されると共に、モータ取付部材26の下
端部には、2つのL字状の部材を組合わせた形状を有す
る第1ブラケット27(図7参照)がボルト穴27a,
27bに螺合されたボルト(図示略)を介して固定され
ており、第1ブラケット27には、ケーブル振れ角検出
用ポテンショメータ28が装着されている。
【0035】第1ブラケット27の空間部分27cに
は、ほぼコ字状の部材から成る第2ブラケット29(図
7参照)が,当該第2ブラケット29の穴部29a及び
第1ブラケット27の穴部27dに挿入された取付軸
(図示略)を介して装着されている。第2ブラケット2
9は、第1ブラケット27の内壁面27eにより規制さ
れる範囲内で前記取付軸を介して回動自在とされてお
り、第2ブラケット29には、ケーブル振れ角検出用ポ
テンショメータ30が装着されている。前記取付軸は、
ケーブル振れ角検出用ポテンショメータ28の回転軸2
8aに連結されている。
【0036】更に、第2ブラケット29の空間部分29
bには、ガイドロッド57(図7参照)が,当該ガイド
ロッド57の取付部57aの穴部57b及び第2ブラケ
ット29の穴部29cに挿入された取付軸(図示略)を
介して図3矢印方向へ回動自在に装着されている。前記
取付軸は、ケーブル振れ角検出用ポテンショメータ30
の回転軸(図示略)に連結されている。前述したケーブ
ル振れ角検出用ポテンショメータ28,30及び第1,
第2ブラケット27,29等が、ケーブル振れ角センサ
部18を構成している。
【0037】また、前述したガイドスプリング16の上
端部分16aは、第1ブラケット27にネジ32を介し
て固定されると共に、ガイドスプリング16の下端部分
16bは、ガイドロッド57の下端部に固定されてい
る。ガイドスプリング16は、そのコイル状部分がケー
ブルCの振れの度合いに追従して車体幅方向/車体前後
方向などの各方向へ自在に動くようになっており、ガイ
ドスプリング16の動きに伴いガイドロッド57も前記
取付軸を介して回動するようになっている。
【0038】ケーブル振れ角センサ部18のケーブル振
れ角検出用ポテンショメータ28は、ケーブルCの車体
前後方向(図1X軸方向)の振れの度合いに応じた信号
を遠隔操縦車両1の車体2上部の制御部55へ出力し、
ケーブル振れ角センサ部18のケーブル振れ角検出用ポ
テンショメータ30は、ケーブルCの車体幅方向(図1
Y軸方向)の振れの度合いに応じた信号を制御部55へ
出力するようになっている。これにより、制御部55
は、ケーブル張力が適正な状態となるようにプーリ駆動
モータ54,56の回転を制御するようになっている。
【0039】そして、ケーブル振れ角センサ部18の下
方側にローラフレーム15及びガイドローラ11〜14
を配置することにより、ケーブルドラム3から繰出した
ケーブルCの被覆に傷等を付けること無く円滑にガイド
すると共に、遠隔操縦車両1の走行時に地面から跳ね返
った石などの異物がケーブル振れ角センサ部18へ当た
ることを未然に防止するようになっている。
【0040】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0041】例えば遠隔操縦車両1を前進走行させる場
合、操縦基地からケーブルCを介して遠隔操縦車両1へ
遠隔操縦信号を送信すると、ドラム駆動モータによりケ
ーブルドラム3が逆回転し(図4反時計方向)、ケーブ
ルドラム3からケーブルCが更に繰出される結果、遠隔
操縦車両1はケーブルドラム3から繰出されたケーブル
Cを地面上に載置しながら前進走行する。
【0042】ケーブルドラム3から繰出されたケーブル
Cは、ガイドプーリ7等によりガイドされると共にケー
ブルガイド機構10のケーブル繰出プーリ25,53に
より車体下方へ繰出され、泥除去ブラシ組立体17及び
ガイドスプリング16を通り、更にガイドローラ11に
ガイドされ車体後方へ繰出される。この時、ケーブル振
れ角センサ部18の第1ポテンショメータ28によりケ
ーブルCの車体前後方向の振れ角が検出され、第2ポテ
ンショメータ30によりケーブルCの車体幅方向の振れ
角が検出される。これにより、制御部は、ケーブル張力
が適正な状態となるようにプーリ駆動モータ54,56
の回転を制御する。
【0043】ケーブルドラム3からガイドプーリ7等を
介して繰出されたケーブルCは、ケーブルガイド機構1
0のケーブル動作に追従して自在に動くガイドスプリン
グ16を介してガイドされるため、ケーブルCの曲げ半
径が大きくなると共に,ケーブルCの動作抵抗が小さい
ものとなり、これによりケーブルCにストレスが加わる
ことが未然に防止される。
【0044】また、ケーブルドラム3からガイドプーリ
7等を介して繰出されたケーブルCは、ケーブルガイド
機構10のローラフレーム15に強固に且つ回転自在に
装着された軸方向寸法が長いガイドローラ11の下端面
によりガイドされ車体後方へ繰出されるため、ケーブル
Cの被覆に傷を付くこと無く円滑にガイドされる。更
に、軸方向寸法が長いガイドローラ11がバンパとして
の機能も果たすため、ケーブルCの保護が図られる。
【0045】遠隔操縦車両1の前進走行時において当該
車両を右旋回させると、ケーブルCは図1左方向へ振れ
るため、ケーブルドラム3からガイドプーリ7等を介し
て繰出されたケーブルCは、ケーブルガイド機構10の
ローラフレーム15に強固に且つ回転自在に装着された
軸方向寸法が長いガイドローラ13の下端面によりガイ
ドされ車体左側へ繰出される。この場合も、上記と同様
にケーブルCにストレスが加わることが防止され、ケー
ブルCの保護が図られる。
【0046】また、遠隔操縦車両1の前進走行時におい
て当該車両を左旋回させると、ケーブルCは図1右方向
へ振れるため、ケーブルドラム3からガイドプーリ7等
を介して繰出されたケーブルCは、ケーブルガイド機構
10のローラフレーム15に強固に装着された軸方向寸
法が長いガイドローラ12の下端面によりガイドされ車
体右側へ繰出される。この場合も、上記と同様にケーブ
ルCにストレスが加わることが防止され、ケーブルCの
保護が図られる。
【0047】他方、遠隔操縦車両1を後退走行させる場
合、操縦基地からケーブルCを介して遠隔操縦車両1へ
遠隔操縦信号を送信すると、ドラム駆動モータによりケ
ーブルドラム3が正回転し(図4時計方向)、車体後方
の地面上に置かれているケーブルCが巻取られる結果、
遠隔操縦車両1は後退走行する。
【0048】車体後方の地面上に置かれているケーブル
Cは、ガイドローラ11によりガイドされ、ガイドスプ
リング16及び泥除去ブラシ組立体17を通り、更にケ
ーブル繰出プーリ25,53,ガイドプーリ7等により
ガイドされケーブルドラム3へ巻取られる。この時、ケ
ーブルCが泥除去ブラシ組立体17のブラシ17bを通
過する際に、ケーブルCに付着した泥などがブラシ17
bにより除去される。これにより、ケーブルCをケーブ
ルドラム3に円滑に巻取ることができる。
【0049】上述したように、本実施例によれば、遠隔
操縦車両1のケーブルドラム3に対するケーブルの巻取
/繰出時に,ローラフレーム15に強固に且つ回転自在
に装着された軸方向寸法が長いガイドローラ11〜14
でケーブルをガイドするため、ケーブルが車体後方/車
体前方/車体右側方/車体左側方の何れの方向へ振れた
場合でも、ケーブルの被覆に傷を付けること無く円滑に
ガイドすることができ、更に、軸方向寸法が長いガイド
ローラ11がバンパとしての機能も果たすため、ケーブ
ルCを保護することができる。
【0050】また、本実施例によれば、ケーブルドラム
3に対するケーブルの巻取/繰出時に,ケーブルCの動
きに追従して自在に動くガイドスプリング16でケーブ
ルをガイドするため、ケーブルの曲げ半径を大きく取る
ことができると共に,ケーブルの動作抵抗を小さくする
ことができ、この結果、ケーブルにストレスが加わるこ
とを防止でき、ケーブル心線の耐久性を向上させること
ができる。
【0051】更に、本実施例によれば、ケーブルドラム
3に対するケーブルの巻取時に,車体後方の地面上に置
かれているケーブルCが泥除去ブラシ組立体17のブラ
シ17bを通過するに伴い,ケーブルに付着した泥など
がブラシ17bにより除去されるため、泥などが付着し
ていないケーブルをケーブルドラム3に巻取ることがで
き、この結果、ケーブルの巻取動作を円滑に行うことが
できる。
【0052】ここで、本実施例では、本発明のケーブル
巻取装置を遠隔操縦車両に適用した場合を例に上げた
が、遠隔操縦車両に限定されるものではなく、例えば電
気機器類(掃除機等)の電源ケーブル巻取機構に適用し
てもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
のケーブル巻取装置によれば、ケーブル巻取機構とガイ
ドローラとの間に,ケーブル巻取機構から繰出されたケ
ーブルが緩挿状態に挿通されるコイル状のケーブルガイ
ド部材をその軸線を上下方向にして配置しているため、
ケーブル巻取機構へのケーブルの巻取時には、コイル状
のケーブルガイド部材がケーブルの動きに追従して自在
に動きながらケーブルをガイドする結果、ケーブルの曲
げ半径を大きく取ることができると共に,ケーブルの動
作抵抗を小さくすることができ、これによりケーブルに
ストレスが加わることを防止でき、ケーブル心線の耐久
性を向上することができる。また、ケーブルガイド部材
の下方部に,ケーブルガイド部材の下端部から繰出され
たケーブルを取り囲む状態に枠体を設けると共に,枠体
の各側壁部分の各々にガイドローラを回転自在に装備し
ているため、ケーブル巻取機構へのケーブルの巻取時に
は、ケーブルが枠体内部で何れの方向へ振れた場合で
も、ケーブルの被覆に傷を付けること無く円滑にガイド
することができ、これによりケーブル心線の耐久性の向
上を図ることができる、という効果を奏する。
【0054】請求項2の本発明のケーブル巻取装置によ
れば、ケーブル巻取機構とケーブルガイド部材との間
に,ケーブル巻取機構から繰出されたケーブルが挿通さ
れるブラシ機構を設けているため、例えば本発明のケー
ブル巻取装置を,ケーブルを介して屋外走行する無人車
両に搭載した場合には、地面を引き摺ったケーブルをケ
ーブル巻取機構に巻取る際に、ケーブルに付着した泥な
どをブラシ機構により除去することができ、これにより
ケーブル巻取機構に泥などが付着することを防止できる
ため、ケーブル巻取機構を常時円滑に動作させることが
できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例におけるケーブルド
ラムのケーブル繰出側に装備されたケーブルガイド機構
の構成を示す説明図である。
【図2】図1におけるケーブルガイド機構の要部の構成
を示す説明図である。
【図3】図1におけるケーブルガイド機構の各部の配置
状態を示す一部を断面とした説明図である。
【図4】本実施例におけるケーブルドラム及びケーブル
ガイド機構等の構成を示す一部を省略した説明図であ
る。
【図5】本実施例における遠隔操縦車両の概略構成を示
す説明図である。
【図6】本実施例における泥除去ブラシ組立体の構成を
示す説明図である。
【図7】本実施例における第1及び第2ブラケット,第
1及び第2ポテンショメータ並びにガイドロッドを分解
した状態を示す説明図である。
【図8】本実施例における両ガイドローラの軸線を上下
方向でずらした状態を示す説明図である。
【図9】両ガイドローラの軸線を上下方向で一致させた
例を示す説明図である。
【図10】図10(a)は両ガイドローラを各端縁の1
点で接触させて配置した例を示す説明図、図10(b)
は一方のガイドローラの端面を他方のガイドローラの外
周面に接触させて配置した例を示す説明図、図10
(c)は両ガイドローラの各端縁間に隙間を生じさせて
配置した例を示す説明図である。
【図11】変形例におけるゴム部材により形成したガイ
ドローラがケーブルに接触してへこんだ状態を示す説明
図である。
【図12】従来例におけるケーブル繰出口の例を示す説
明図である。
【図13】他の従来例におけるケーブル繰出口の例を示
す説明図である。
【符号の説明】
3 ケーブル巻取機構としてのケーブルドラム 11〜14 ガイドローラ 15 枠体としてのローラフレーム 16 ケーブルガイド部材としてのガイドスプリング 17 ブラシ機構としての泥除去ブラシ組立体 17a ブラシ支持体としてのブラシ植設部 17b ブラシ C ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 11/02 H02G 11/02 Q

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの巻取りを行うケーブル巻取機
    構と、該ケーブル巻取機構の下方側に装備され当該ケー
    ブル巻取機構から繰出されたケーブルを案内するガイド
    ローラとを備えたケーブル巻取装置において、 前記ケーブル巻取機構と前記ガイドローラとの間に、前
    記ケーブル巻取機構から繰出されたケーブルが緩挿状態
    に挿通されるコイル状のケーブルガイド部材をその軸線
    を上下方向にして配置し、 該ケーブルガイド部材の下方部に、当該ケーブルガイド
    部材の下端部から繰出されたケーブルを取り囲む状態に
    枠体を設けると共に、該枠体の各側壁部分の各々に、前
    記ガイドローラを回転自在に装備して成ることを特徴と
    したケーブル巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のケーブル巻取装置に
    おいて、前記ケーブル巻取機構と前記ケーブルガイド部
    材との間に、前記ケーブル巻取機構から繰出されたケー
    ブルが挿通されるブラシ機構を設け、 該ブラシ機構を、ケーブル挿通用の空間部を有するブラ
    シ支持体と,先端が前記ブラシ支持体の前記空間部の中
    央へ向けられた状態で当該ブラシ支持体の内周壁に沿っ
    て多数植設された毛から成るブラシとを備えて構成して
    成ることを特徴としたケーブル巻取装置。
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