JPH07218788A - Szスロットケーブルの製造装置 - Google Patents

Szスロットケーブルの製造装置

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JPH07218788A
JPH07218788A JP6033123A JP3312394A JPH07218788A JP H07218788 A JPH07218788 A JP H07218788A JP 6033123 A JP6033123 A JP 6033123A JP 3312394 A JP3312394 A JP 3312394A JP H07218788 A JPH07218788 A JP H07218788A
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JP
Japan
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slot
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bobbin
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Pending
Application number
JP6033123A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Uchiyama
義実 内山
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサ自体、あるいはその送り出しの過程
でねじりがあっても支障なくSZスロットケーブルが製
造できる。 【構成】 スペーサ1を送り出す送出ボビン3、各分線
孔41に中空の案内導入チューブ42の一端が固着され
た分線板4、案内導入チューブ42の自由端をスペーサ
1の各スロット1A内に収納包囲するように設けられる
円環状の集合ダイス5を有するSZスロットケーブルの
製造装置において、送出ボビン3は送り出されるスペー
サ1の軸線の周りに回転駆動できるように設けられ、か
つ送出ボビン3と分線板4の間にスロット1Aに係合す
る検知爪81を備えたスペーサのねじれ検知装置8が設
けられることを特徴とする装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はSZスロットケーブル
の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SZスロットケーブルというのは、図1
に示すように外周部に穿設されている複数本のつるまき
線状のスロット1Aが1ないし1.5ピッチ程度の適宜
大きさのピッチごとに巻き方向がS巻き,Z巻きに周期
的に変化するスペーサ1のそのスロット1Aに、たとえ
ばテープ心線のような光ファイバ線2が落とし込まれて
成る光ファイバケーブルのことである。
【0003】このようなSZスロットケーブルの製造装
置としては従来図5に示すものがよく知られている。図
5において符号3はSZスロットのスペーサ1を送り出
す送出ボビン、同2はこのスペーサ1のスロット1A内
に落とし込まれるテープ心線のような光ファイバ線、同
4は固定されている分線板、同5は集合ダイス、同6は
引取装置、しかして同7は製品のSZスロットケーブル
を巻き取る巻取ボビンを示すものであり、集合ダイス5
と引取装置6の間には図示していないが通常テープ巻き
装置などが装備される。
【0004】この装置の特徴的な構成は分線板4と集合
ダイス5の間に設けられる案内導入チューブ42であ
る。これは図3に示すように分線板4の各分線孔41に
一端が連通状態に固着された中空管状のものであり、そ
の他端は自由端となって延び、スペーサ1の各スロット
1A内に収納されて円環状の集合ダイス5によって押さ
えられる。この案内導入チューブ42は非常に曲がりや
すく、しかも曲がったときに内部の中空部が潰れて光フ
ァイバ線2が通りにくくならないように形成されたもの
である。
【0005】この装置によってSZスロットケーブルが
製造される過程を説明すると、はじめにこの案内導入チ
ューブ42を通して光ファイバ線2を各スロット1Aに
落とし込んだ姿にセットしたスペーサ1を下流の引取装
置6によって引き取ることによって、送りだされる光フ
ァイバ線2はこの案内導入チューブ42を通って次々と
スロット1A内に引き込まれ、製品のSZスロットケー
ブルが製造される。もちろんスロット1Aは周期的に
S,Zの巻き方向を取るから、案内導入チューブ42の
自由端は集合ダイス5の内側においてスペーサ1の引取
りの進行とともにそのスペーサ1への絡みつきの方向が
左、右に回転する(たとえば1ピッチごとにS,Zが変
わるものであれば360度ごとに反転する)わけであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既に説明したようにス
ペーサ1は図1に示すように適宜のピッチごとにそのス
ロット1Aのつる巻き方向が変化するけれども、中立点
Nは図中XX線に沿うように角度変化することなく軸方
向に真っ直ぐに延びた位置をとるように形成されてい
る。このため上述したSZスロットケーブルの製造工程
中において案内導入チューブ42の自由端はスロット1
Aの形状に従って左、右の所定角度の回転を繰り返すけ
れども、スペーサ1はその軸線の周りに回転せずに引き
取られるわけであるから、中立点Nの位置も図4のOP
線に示すように不変に真っ直ぐに延びることになるので
ある。
【0007】以上が正しい形に作られ、ねじれなく送り
出されたスペーサの場合であるが、実際の工程では必ず
しもこのようにならずに、図4でOQ線に示すように中
立点Nの位置が漸次ひとつの方向に偏ってしまうことが
たびたび出現する。この結果固定された分線板4に一端
が固着されている案内導入チューブ42の自由端もスロ
ット1Aの角度変化に遂に対応しきれずにケーブル製造
が不可能になってしまうおそれがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、スペーサを送り
出す送出ボビン、各分線孔に中空の案内導入チューブの
一端が固着された分線板、前記案内導入チューブの自由
端を前記スペーサの各スロット内に収納包囲するように
設けられる円環状の集合ダイスを有するSZスロットケ
ーブルの製造装置において、前記送出ボビンは送り出さ
れる前記スペーサの軸線の周りに回転駆動できるように
設けられ、かつ前記送出ボビンと分線板の間にねじれ検
知装置が設けられることを特徴とするSZスロットケー
ブルの製造装置である。
【0009】
【作用】ねじれ検知装置がスペーサの中立点の進行経路
の所定の直線からの角度的ずれを検知し、このねじれ検
知信号によってスペーサの送出ボビンがその送り出され
るスペーサの軸線のまわりに回転駆動されてそのねじれ
を修正する。
【0010】
【実施例】図1についてこの発明の一実施例装置を説明
する。図1の装置では図5について説明した従来装置に
使用されているのと同一の要素が多く含まれているが、
それらについては説明を省略し、新しく出てきた符号の
要素のみを説明する。
【0011】送出ボビン3は装架フレーム31に回転可
能に取り付けられ、その装架フレーム31には回転駆動
軸32が固着される。この回転駆動軸32は端部に設け
られたチェインスプロケット、あるいはプーリーなどの
伝動手段を介してモータ33から回転駆動される。駆動
用のモータ33としてはパルスモータ、またはサーボモ
ータのように、外部からの電気的指令によって小角度の
回転駆動に適したものが好ましい。
【0012】送出ボビン3と分線板4との間にはねじれ
検知装置8が設けられる。これはこれから突出する検知
爪81をスペーサ1のいずれかのスロット1Aに差し込
んだものであって、これによってスペーサ1のねじれ角
度を検出する。実際の装置としてはいわゆるポテンショ
メータが多く使用される。これは一口に言えば、マグネ
ットと磁気抵抗素子とを平行な平面状態に近接させてお
き、どちらか一方を角度的に変位させてこの両者間の抵
抗変化を測定するものであり、本願装置の場合検知爪8
1を上記両者の一方に連結しておくわけである。
【0013】ねじれ検出装置としてはこの他に、基準位
置からの角度のずれ量を光学変換してバイナリーコード
で演算装置に伝達する光学式のロータリーエンコーダ
や、電磁誘導方式によってコイルとその内部に同軸的に
配設される鉄心との間の相対的な角度変位を計測でき
る、いわゆるセルシン式の装置などが応用できる。
【0014】既に説明したSZスロットケーブルの製造
工程から分かるように、検知爪81はスペーサ1の進行
にしたがって、そのスロット1AのSZ反転周期に対応
する角度だけ正、逆回転する。つまりスロット1Aが1
ピッチ周期の反転ならば、360度ごとに正逆反転する
わけである。
【0015】しかしながらスペーサ1にねじれがある場
合は、上の例でたとえば(360+α)度正回転し、つ
いで逆方向に360度回転しても結局α度だけ残ること
になる。このことはスペーサ1の中立点Nの位置が基準
位置、たとえば真上の位置から角度的に+α度回転した
位置にずれることを意味する。この発明のねじれ検知装
置8はこのねじれ角度αを検知できるように構成され
る。
【0016】スペーサ1にこのようなねじれが検知され
たときは随時か、あるいはそのねじれ角αが累積してあ
る所定角度以上になったときにモータ33に検知信号を
送るように構成される。この検知信号を受けたモータ3
3は所定角度回転し、装架フレーム31をそのスペーサ
1のねじれを無くす方向に回転して中立点Nを所定の基
準位置、この場合たとえば真上に戻すように調整するこ
とになる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ねじれ検知装置がス
ペーサの中立点の進行経路の所定の直線からの角度的ず
れを検知できるから、このねじれ検知信号によってスペ
ーサの送出ボビンをその送り出されるスペーサの軸線の
まわりに所定角度だけ回転駆動してそのスペーサのねじ
れを容易に修正できる効果があり、したがってスペーサ
自体に多少のねじれがあったり、その送出しの工程でね
じれが発生することがあっても常に優れたSZスロット
ケーブルを製造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に使用するSZスロットのスペーサを
示す平面図である。
【図2】この発明の一実施例装置を示す側面図である。
【図3】SZスロットケーブルの製造装置において案内
導入チューブによって光ファイバ線をスロット内に落と
し込む状態を説明する側断面図である。
【図4】スペーサのねじれによってその中立点に漸次角
度的ずれが発生する状況を説明する簡略説明図である。
【図5】従来の典型的なSZスロットケーブル製造装置
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スペーサ 1A スロット 2 光ファイバ線 3 送出ボビン 31 装架フレーム 32 回転駆動軸 33 モータ 4 分線板 41 分線孔 42 案内導入チューブ 5 集合ダイス 6 引取装置 7 巻取ボビン 8 ねじれ検知装置 81 検知爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサ(1)を送り出す送出ボビン
    (3)、各分線孔(41)に中空の案内導入チューブ
    (42)の一端が固着された分線板(4)、前記案内導
    入チューブ(42)の自由端を前記スペーサ(1)の各
    スロット(1A)内に収納包囲するように設けられる円
    環状の集合ダイス(5)を有するSZスロットケーブル
    の製造装置において、前記送出ボビン(3)は送り出さ
    れる前記スペーサ(1)の軸線の周りに回転駆動できる
    ように設けられ、かつ前記送出ボビン(3)と分線板
    (4)の間にスペーサのねじれ検知装置(8)が設けら
    れることを特徴とするSZスロットケーブルの製造装
    置。
JP6033123A 1994-02-04 1994-02-04 Szスロットケーブルの製造装置 Pending JPH07218788A (ja)

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JP6033123A JPH07218788A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 Szスロットケーブルの製造装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100338455B1 (ko) * 1999-04-07 2002-05-27 오카야마 노리오 광 케이블 집합 장치 및 광 케이블 집합 방법
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