JP3224754B2 - テープ心線の撚合わせ治具 - Google Patents

テープ心線の撚合わせ治具

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JP3224754B2
JP3224754B2 JP02926197A JP2926197A JP3224754B2 JP 3224754 B2 JP3224754 B2 JP 3224754B2 JP 02926197 A JP02926197 A JP 02926197A JP 2926197 A JP2926197 A JP 2926197A JP 3224754 B2 JP3224754 B2 JP 3224754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバテープ心
線(以下、単に「テープ心線」と呼ぶ)の撚合わせ治具
に関し、とりわけ、複数のテープ心線から積層テープ心
線を形成し、前記積層テープ心線をスペーサに沿わせ撚
り合わせてテープ心線積層型光ファイバケーブルを製造
するテープ心線の撚合わせ治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ心線積層型光ファイバケー
ブルが知られている。このテープ心線積層型光ファイバ
ケーブルは、スペーサの表面に形成された螺旋状のスロ
ットに積層テープ心線を撚合わせ治具で撚り込むことに
より、積層テープ心線をスペーサに巻き付けたものであ
る。
【0003】処で、このテープ心線積層型光ファイバケ
ーブルには、テープ心線を抗張力体などの介在で保護し
たものがあり、図7に示すように、スペーサ50の同一
スロット51内に積層テープ心線53と、該積層テープ
心線53と材質、形状が相違する介在54を同時に撚り
込んだものがある。具体的構成としては、積層テープ心
線53上に、円形断面に形成され引張強さの大きい芳香
族ポリアミド系繊維(PE紐)を介在54として収納さ
せたものがある。このようなテープ心線積層型光ファイ
バケーブルは、従来装置では、第1の撚合わせ治具及び
第2の撚合わせ治具を製造ラインに沿って順次配置した
多段式の装置により製造され、ライン上流側の第1の撚
合わせ治具が積層テープ心線53を撚り込んだ後、下流
側の第2の撚合わせ治具が介在54を積層テープ心線5
3上に撚り込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような多段式の製造装置は、装置本体が巨大化するとと
もに、例えばスペーサに対する撚合わせ治具の捻じれを
補正する補正装置も大型化して高価なものとなるという
問題があった。本発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、比較的簡単な構造により、テープ心線と、該テープ
心線と材質、形状が相違する介在とをスペーサの同一ス
ロットに撚り込ませることができるテープ心線の撚合わ
せ治具を提供し、小形化とともに、従来装置と同等の撚
り線速が得られることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るテープ心線の撚合わせ治具は、表面にス
ロットが形成されたスペーサを通過可能にした円筒体
と、該円筒体の一端に形成された大径円盤状の段付きフ
ランジと、前記円筒体の他端に形成された小径円盤状の
フランジとを具備し、前記段付きフランジ及び前記フラ
ンジには第1のテープ心線を挿通させて前記スロットに
案内する第1のガイド部材と、介在あるいは第2のテー
プ心線を挿通させて前記スロットに案内する第2のガイ
ド部材及びガイド部とが円盤外方に向かって順次形成さ
れ、かつ前記第1ガイド部材と前記第2のガイド部材及
びガイド部とが前記円筒体を通過した前記スペーサのス
ロット進行方向と略一致する直線上に配置されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】あるいは、本発明に係るテープ心線の撚合
わせ治具は、前記段付きフランジの第1のガイド部材を
テープ心線集合ダイスで構成し、かつ第2のガイド部材
をアイレットガイドで構成するとともに、前記フランジ
の第1のガイド部材をゴムブッシュ挿入穴に嵌着したゴ
ムブッシュを介して装着されたガイドパイプとし、かつ
前記ガイド部を該フランジに貫設した介在挿入穴とした
ことを特徴としてもよい。
【0007】あるいは、本発明に係るテープ心線の撚合
わせ治具は、前記フランジのゴムブッシュ挿入穴と介在
挿入穴とを円盤の半径方向と平行にし、かつ円盤の中心
からオフセットさせた直線上に配置したことを特徴とし
てもよい。
【0008】あるいは、本発明に係るテープ心線の撚合
わせ治具は、前記円筒体に、前記スロットを検知してス
ロットの変動に追従して前記円筒体を回動させるスロッ
ト検知ピンが設けられたことを特徴としてもよい。
【0009】また、上記目的を達成するために本発明に
係るテープ心線の撚合わせ治具は、表面にスロットが形
成されたスペーサを通過可能にした円筒体と該円筒体の
一端に形成された円盤状の段付きフランジとを具備し、
前記段付きフランジ及び前記円筒体には第1のテープ心
線を挿通させて前記スロットに案内する第1のガイド部
材と、介在あるいは第2のテープ心線を挿通させて前記
スロットに案内する第2のガイド部材及びガイド部とが
円盤及び円筒体の半径外方向に向かって順次形成され、
かつ前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材及び
前記ガイド部とが前記円筒体を通過した前記スペーサの
スロット進行方向と略一致する直線上に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0010】そして、上記構成によれば、円筒体の両端
部に配設された段付きフランジ及びフランジにそれぞれ
形成した第1のガイド部材と第2のガイド部材及びガイ
ド部とが、前記円筒体を通過したスペーサのスロット方
向と略一致する直線上に配置されているので、第1のガ
イド部材により案内されるテープ心線と第2のガイド部
材及びガイド部とにより案内される介在のスロットに対
する挿入角度を等しくできる。
【0011】あるいは、フランジのゴムブッシュ挿入穴
と介在挿入穴とを円盤の半径方向と平行にし、かつ円盤
の中心からオフセットさせた直線上に配置しているの
で、第1のガイド部材と第2のガイド部材及びガイド部
を、円筒体を通過したスペーサのスロット進行方向と略
一致する直線上に配置させることができる。特に第1の
ガイド部材により挿通案内されるテープ心線の側圧を低
減させて撚り線速を上げることができる。
【0012】あるいは、上記構成によれば、円筒体にス
ロット検知ピンが設けられたので、スロット検知ピンで
スロットを検知し、スロットの変動に追従させて円筒体
を移動することにより第1、第2のガイド部材をスロッ
トに対して最適位置に配置することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープ心線の
撚合わせ治具の好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係るテープ心線の撚合わせ
治具に一実施形態を示した斜視図、図2は図1の撚合わ
せ治具に使用するテープ心線集合ダイスで、(a)は正
面図、(b)は側面図、図3は図1の撚合わせ治具に使
用するガイドパイプで、(a)は正面図、(b)は側面
図である。図1に示すテープ心線の撚合わせ治具1は、
スペーサ2が通過する通過穴3を備えた円筒体7と、円
筒体7の一端に形成された大径円盤状の段付きフランジ
5と、円筒体7の他端に形成された小径円盤状のフラン
ジ6とを具備し、段付きフランジ5及びフランジ6にそ
れぞれテープ心線集合ダイス9及びガイドパイプ12
と、アイレットガイド10及び介在挿入穴15とを円盤
外側に向かって順次形成した構成からなる。
【0014】テープ心線集合ダイス9及びガイドパイプ
12は第1のガイド部材を構成しており、この第1のガ
イド部材は第1のテープ心線18(図4参照)を挿通さ
せてスペーサ2の表面に螺旋状に形成したスロット2a
に該第1のテープ心線18を案内する。また、アイレッ
トガイド10及び介在挿入穴15はそれぞれ第2のガイ
ド部材及びガイド部を構成しており、この第2のガイド
部材及びガイド部は介在14(図4参照)を挿通させて
該介在14スロット2aに案内する。尚、撚合わせ治具
1の下流側には筒状のボイス16が配置され、このボイ
ス16の通過穴16aをスペーサ2が通過する。
【0015】アイレットガイド10は介在14の受入れ
を円滑にする筒状の部材であり、段付きフランジ5の大
径部5bにボルト(図示しない)で固定されている。テ
ープ心線集合ダイス9は、図2(a),(b)に示すよ
うに、断面矩形状の開口穴9aを備えた筒状部材で、ア
イレットガイド10と同様に段付きフランジ5の小径部
5aにボルト(図示しない)で固定されている。積層テ
ープ心線(第1テープ心線)18(図4参照)は、テー
プ心線集合ダイス9の開口穴9aに入線することによ
り、積層されて引き込まれる。
【0016】ガイドパイプ12は、図3(a),(b)
に示すように、フランジ6のゴムブッシュ挿入穴6a
(図4参照)内にガイドパイプ12を取付けるゴムブッ
シュ19と、テープ心線集合ダイス9で積層した積層テ
ープ心線18を受け入れる受入口20と、この受入口2
0に連通するとともに先細状の先端がスペーサ2のスロ
ット2a(図1参照)内に配置されたパイプ部21とか
らなる。
【0017】図4に示すように、テープ心線集合ダイス
9とガイドパイプ12とは同軸上に配置され、テープ心
線集合ダイス9及びガイドパイプ12で案内される積層
テープ心線18は側面視でスペーサ2に対してβの傾斜
角をなす。そして、アイレットガイド10と介在挿入穴
15とは同軸上に配置され、アイレットガイド10及び
介在挿入穴15で案内される介在14は側面視でスペー
サ2に対して積層テープ心線18より大きいγの傾斜角
をなす。また、図5に示すように、テープ心線集合ダイ
ス9及びガイドパイプ12で案内される積層テープ心線
18は、平面視でスペーサ2に対してαの傾斜角をな
す。そして、アイレットガイド10及び介在挿入穴15
で案内される介在14は、平面視でスペーサ2に対して
ガイドパイプ12と同様にαの傾斜角をなす。積層テー
プ心線18と介在14とがスペーサ2に対してαの傾斜
角をなすことにより、積層テープ心線18及び介在14
を円筒体7を通過したスペーサ2のスロット2aの進行
方向と略一致する直線上に配置することができる。
【0018】図6に示すように、フランジ6に形成した
ゴムブッシュ挿入穴6aと介在挿入穴15とをフランジ
6の半径方向と平行にし、かつフランジ6の中心からオ
フセットさせた直線上に配置したので、図5に示すよう
に、テープ心線集合ダイス9及びガイドパイプ12で案
内される積層テープ心線18と、アイレットガイド10
及び介在挿入穴15で案内される介在14とを、スペー
サ2に対してαの傾斜角をなすように配置し、スロット
2aの進行方向と略一致する直線上に配置することがで
きる。
【0019】また、図4に示すように、円筒体7にスロ
ット検知ピン25が設けられている。このスロット検知
ピン25は、スペーサ2のスロット2aを検知して、ス
ロット2aの変動に追従させて円筒体7を回動すること
によりテープ心線集合ダイス9、ガイドパイプ12、ア
イレットガイド10及び介在挿入穴15をスロット2a
に対して最適位置に配置することができる。
【0020】次に、本発明に係るテープ心線の撚合わせ
治具の作用について説明する。図4に示すように、積層
テープ心線18はテープ心線集合ダイス9を介してガイ
ドパイプ12に導かれ、ガイドパイプ12を介してA位
置からスロット2aに挿入される。一方、介在14はア
イレットガイド10を介して介在挿入穴15に導かれ、
介在挿入穴15を介してA位置からスロット2aの挿入
される。この場合、介在14は積層テープ心線18上に
挿入される。そして、スロット2aに挿入された積層テ
ープ心線18及び介在14をボイス16で押さえ付ける
ことにより、スロット2aから抜け出さないようにす
る。
【0021】したがって、図4に示すようにスペーサ2
が回転しながら矢印方向に移動することにより、積層テ
ープ心線18がスロット2aに挿入されると同時に介在
14が積層テープ心線18の上に挿入されてスペーサ2
に螺旋状に巻き付けられる。このとき、図5に示すよう
に、テープ心線集合ダイス9及びガイドパイプ12で案
内される積層テープ心線18と、アイレットガイド10
及び介在挿入穴15で案内される介在14とを、スペー
サ2のスロット2aの進行方向と略一致する直線上に配
置したので、積層テープ心線18及び介在14のスロッ
ト2aに対する挿入角度を等しくできる。したがって、
介在14がスロット2aに挿入される際に、スロット2
a内に挿入された積層テープ心線18の積層状態を乱す
ことがない。
【0022】これにより、スロット2a内に挿入した積
層テープ心線18に積層崩れや積層反転などが発生しな
いので、積層テープ心線18をスペーサ2に良好に巻き
付けることができる。また、積層テープ心線18及び介
在14をスペーサ2のスロット2aの螺旋方向と略一致
する直線上に配置したので、積層テープ心線18の撚り
速度を従来の多段式装置と同様に設定することができ
る。
【0023】上記の実施の形態では、積層テープ心線1
8の上に介在14を積層挿入させる場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、積層テープ心線の上に新
たな積層テープ心線を積層して撚り合わせる場合にも勿
論適用できるものである。これにより、例えば4心の積
層テープ心線と8心の積層テープ心線とのそれぞれの積
層テープ心線同士を一括して同時に撚り合わせることが
可能になる。
【0024】次に、上記実施形態の変更例を図7乃至図
9により説明する。図7はテープ心線の撚合わせ治具の
側面図、図8は図7のB−B断面図、図9は図8のF矢
視図である。この撚合わせ治具1Aは、不図示のスペー
サが通過する通過穴103を備えて太径に形成された円
筒体107と、円筒体107の一端に形成された円盤状
の段付きフランジ105と、円筒体107の他端に形成
され円盤状のフランジ106とを具備し、段付きフラン
ジ105及び円筒体107にはそれぞれ第1のテープ心
線18(図4参照)を挿通させて前記スペーサのスロッ
ト2aに案内する第1のガイド部材となるテープ心線集
合ダイス109及びガイドパイプ112と、介在(図4
参照)あるいは第2のテープ心線を挿通させて前記スペ
ーサのスロット2aに案内する第2のガイド部材となる
アイレットガイド110及びガイド部115となる介在
挿入穴115とを円盤及び円筒体の半径外方向に向かっ
て順次形成した構成からなる。
【0025】第1のガイド部材となるテープ心線集合ダ
イス109及びガイドパイプ112は、段付きフランジ
105及び円筒体107を貫通して形成されたガイドパ
イプ挿通穴116内に順次配置され、ガイドパイプ11
2の先端はフランジ106面より突出してスペーサのス
ロット2a内に位置するように配置されている。また、
段付きフランジ105及び円筒体107を貫通して介在
挿入穴115が形成されており、段付きフランジ105
に形成された介在挿入穴115には第2ガイド部材とな
るアイレットガイド110が装着され、円筒体107に
形成された介在挿入穴115はそのままガイド部とな
る。なお、図1には、円筒体107の外表面にこの介在
挿入穴115が長円状に開口されている。
【0026】前記テープ心線集合ダイス109及びガイ
ドパイプ112と、アイレットガイド110及び介在挿
入穴115とは、先の実施形態と同様、ともに円筒体1
07を通過したスペーサのスロット進行方向とそれぞれ
所定角度を有して略一致する直線状に配置されている。
また、フランジ106面において、図9に示すように、
ガイドパイプ挿通穴116と介在挿入穴115とは、フ
ランジ半径方向と平行にし、かつ円筒体107の軸中心
からオフセットされた直線状に配置されている。なお、
集合ダイス109、ガイドパイプ112、アイレットガ
イド110は、先の実施形態と同様に構成したものが適
用される。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるテープ
心線の撚合わせ治具によれば、第1のガイド部材により
案内されるテープ心線と第2のガイド部材及びガイド部
により案内される介在のスロットに対する挿入角度を等
しくできる。したがって、スロット内に挿入された積層
テープ心線は積層状態が後から挿入される介在により乱
されることがなく、積層崩れや積層反転を生じないで良
好にスペーサに巻き付けられる。また、積層テープ心線
及び介在のスロットに対する挿入角度を等しくできるの
で、積層テープ心線の撚り速度を従来の多段式装置と同
様に設定することができる。この結果、従来の必要とし
ていた多段のテープ心線の撚合わせ治具を比較的簡単な
構成の1つのテープ心線の撚合わせ治具として、テープ
心線積層型光ファイバケーブル製造装置の小型化を図る
ことができる。また、1つのテープ心線の撚合わせ治具
とすることにより、スペーサに対する撚合わせ治具の捻
じれを補正する補正装置も小形化を図ることができるの
で、補正装置の価格を低く抑えることができる。
【0028】あるいは、テープ心線の撚合わせ治具によ
れば、フランジのゴムブッシュ挿入穴と介在挿入穴とを
円盤の半径方向と平行にし、かつ円盤の中心からオフセ
ットさせて直線上に配置している。したがって、第1の
ガイド部材と第2のガイド部材及びガイド部を、円筒体
を通過したスペーサのスロット進行方向と略一致させる
ことができる。これにより、第1のガイド部材により案
内されるテープ心線と第2のガイド部材及びガイド部に
より案内される介在のスロットに対する挿入角度を等し
くできる。
【0029】あるいは、テープ心線の撚合わせ治具によ
れば、円筒体にスロット検知ピンが設けられたので、ス
ロット検知ピンでスロットを検知し、スロットの変動に
追従させて円筒体を移動することにより第1、第2のガ
イド部をスロットに対して最適位置に配置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープ心線の撚合わせ治具を示し
た斜視図である。
【図2】図1のテープ心線の撚合わせ治具に使用するテ
ープ心線集合ダイスで、(a)は正面図、(b)はその
側面図である。
【図3】図1のテープ心線の撚合わせ治具に使用するガ
イドパイプで、(a)は正面図、(b)はその側面図で
ある。
【図4】本発明に係るテープ心線の撚合わせ治具の側面
視での断面図である。
【図5】本発明に係るテープ心線の撚合わせ治具の平面
視での断面図である。
【図6】図1のA−A線断面図である。
【図7】本発明に係るテープ心線の撚合わせ治具の変更
例を示す側面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】図7のF方向矢視図である。
【図10】テープ心線積層型光ファイバケーブルを示す
断面図である。
【符号の説明】
1 テープ心線の撚合わせ治具 2 スペーサ 2a スロット 3 通過穴 5 段付きフランジ 6 フランジ 6a ゴムブッシュ挿入穴 7 円筒体 9 テープ心線集合ダイス(第1のガイド部材) 12 ガイドパイプ(第1のガイド部材) 14 介在 10 アイレットガイド(第2のガイド部材) 15 介在挿入穴(ガイド部) 18 積層テープ心線(第1のテープ心線) 25 スロット検知ピン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−248439(JP,A) 特開 平4−229911(JP,A) 特開 昭60−262117(JP,A) 特開 昭62−209404(JP,A) 特開 昭64−62605(JP,A) 実開 平2−113712(JP,U) 実開 平2−45505(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にスロットが形成されたスペーサを
    通過可能にした円筒体と、該円筒体の一端に形成された
    大径円盤状の段付きフランジと、前記円筒体の他端に形
    成された小径円盤状のフランジとを具備し、 前記段付きフランジ及び前記フランジには第1のテープ
    心線を挿通させて前記スロットに案内する第1のガイド
    部材と、介在あるいは第2のテープ心線を挿通させて前
    記スロットに案内する第2のガイド部材及びガイド部と
    が円盤外方向に向かって順次形成され、かつ前記第1ガ
    イド部材と前記第2のガイド部材及びガイド部とが前記
    円筒体を通過した前記スペーサのスロット進行方向と略
    一致する直線上に配置されていることを特徴とするテー
    プ心線の撚合わせ治具。
  2. 【請求項2】 前記段付きフランジの第1のガイド部材
    をテープ心線集合ダイスで構成し、かつ第2のガイド部
    材をアイレットガイドで構成するとともに、前記フラン
    ジの第1のガイド部材をゴムブッシュ挿入穴に嵌着した
    ゴムブッシュを介して装着されたガイドパイプとし、か
    つ前記ガイド部を該フランジに貫設した介在挿入穴とし
    たことを特徴とする請求項1記載のテープ心線の撚合わ
    せ治具。
  3. 【請求項3】 前記フランジのゴムブッシュ挿入穴と前
    記介在挿入穴とを円盤の半径方向と平行にし、かつ円盤
    の中心からオフセットさせた直線上に配置したことを特
    徴とする請求項1記載のテープ心線の撚合わせ治具。
  4. 【請求項4】 前記円筒体に、前記スロットを検知しス
    ロットの変動に追従して前記円筒体を回動させるスロッ
    ト検知ピンが設けられたことを特徴とする請求項1記載
    のテープ心線の撚合わせ治具。
  5. 【請求項5】 表面にスロットが形成されたスペーサを
    通過可能にした円筒体と該円筒体の一端に形成された円
    盤状の段付きフランジとを具備し、 前記段付きフランジ及び前記円筒体には第1のテープ心
    線を挿通させて前記スロットに案内する第1のガイド部
    材と、介在あるいは第2のテープ心線を挿通させて前記
    スロットに案内する第2のガイド部材及びガイド部とが
    円盤及び円筒体の半径外方向に向かって順次形成され、
    かつ前記第1ガイド部材と前記第2のガイド部材及びガ
    イド部とが前記円筒体を通過した前記スペーサのスロッ
    ト進行方向と略一致する直線上に配置されていることを
    特徴とするテープ心線の撚合わせ治具。
  6. 【請求項6】 前記第1のガイド部材をテープ心線集合
    ダイス及びガイドパイプで構成し、かつ第2のガイド部
    材をアイレットガイドで構成するとともに、前記ガイド
    部を前記段付きフランジ及び前記円筒体に貫設した介在
    挿入穴で構成したことを特徴とする請求孔5記載のテー
    プ心線の撚合わせ治具。
  7. 【請求項7】 前記ガイドパイプを挿通したガイドパイ
    プ挿通穴と前記介在挿入穴とを前記円筒体の半径方向と
    平行にし、かつ該円筒体の軸中心からオフセットさせた
    直線上に配置したことを特徴とする請求項5記載のテー
    プ心線の撚合わせ治具。
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