JP2630856B2 - 電力光複合海底ケーブル - Google Patents

電力光複合海底ケーブル

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直樹 岡田
弘幸 沢野
章夫 茂木
末広 宮本
秀雄 鈴木
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Fujikura Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • G02B6/4427Pressure resistant cables, e.g. undersea cables

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Communication Cables (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力ケーブルと光フ
ァイバユニットとの複合海底ケーブルに関するもので、
特に電力ケーブルの外側に光ファイバユニットをらせん
巻きした層を設け、さらにその外側に1層の鉄線外装を
設けた構造の、電力光複合海底ケーブルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の複合ケーブルの断面の一
例を示す。10は複合ケーブルの全体である。12は電
力ケーブルで、14はその油通路、16は導体、18は
絶縁層、20は鉛シース、22はPEシース。電力ケー
ブル12の上に、光ファイバユニット24のらせん巻き
層を設ける。光ファイバユニットとしては、右側に拡大
して示すように、光フアイバ26を金属パイプ28内に
収容し、プラスチック(PE)シース30を施したもの
(以下パイプ型という)、あるいは左側に示すように、
テンションメンバの回りに光ファイバ26をUV樹脂3
2を用いて集合し、プラスチック(ナイロン)シース3
0を施したもの(以下集合型という)、などを用いる。
34は鉄線外装(亜鉛メッキ鉄線など)である。光ファ
イバユニット24の層は、鉄線外装34の層の直下に設
けられる。
【0003】ところが、上記のような1重鉄線外装ケー
ブルの場合、曲げ等の外力により、比較的容易に捻回し
(鉄線外装のゆるむ方向)、捻回するとケーブルが伸び
るという現象が発生するすなわち、図3に模型的に示す
ように、複合ケーブル10が、(a)の状態から角度θ
だけ捻回して(b)の状態になったとすると、ゆるんだ
鉄線外装34によって複合ケーブル10の長さが、L0
からL1に伸ばされる。なお、図3では、複合ケーブル
10の右端面を併記し、(a)のとき、端面の真上にあ
ったA点が、捻回により(b)のように移動したことを
示している。このように複合ケーブル10が伸びると、
光ファイバに応力が加わり、寿命低下、伝送損失劣化を
もたらす。
【0004】そこで、このような問題を解消するため
に、次の技術が提案されている(特願平2−19869
6号)。それは、図4に模型的に示すように、 (1)光ファイバユニット24の撚り方向と鉄線外装3
4の撚り方向を同一とし、かつ (2)鉄線外装34の撚りピッチPと層心径Dとの比P
/Dをnとし、光ファイバユニット24の撚りピッチ
p’と層心径d’との比p’/d’をm’とするき、n
/m’=D/d’ となるようにする、 ということである。このようにすると、上記のように、
捻回によりケーブルが伸びても、光ファイバユニットの
長さが変化せず、したがって光ファイバに応力が加わら
なくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、n/m’=D/d’となるようにケーブル設計を行
った場合、一般に光ユニットの撚りピッチp’は大きく
なる場合が多い。そのため、ケーブルを曲げたときに、
光ユニットに加わる応力は増大する。特に上記のよう
に、電力ケーブルの外側にらせん状に配する場合、その
層心径d’は大きくなることから、ケーブル曲げ時、中
立面の外側では光ユニットは大きな引張り応力を受け、
中立面の内側では大きな圧縮力を受けることになり、光
ファイバの伝送特性上、致命的な影響を受けることにな
りかねない。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1のように、(1)電
力ケーブルのプラスチックシース22にらせん状の溝2
3を設け、その中に光ファイバユニット24を収容する
こと、(2)らせん状の溝24の旋回方向を、鉄線外装
34の撚り方向と同一とすること、(3)鉄線外装34
の撚りピッチPと層心径Dとの比をnとし、前記溝23
のらせんピッチpと層心径dとの比をmとするとき、
n/m=D/d となるようにすること、という手段を
とる。
【0007】すなわち、図1のように、PEシース22
の側面に、多数の溝23を螺旋状に設けておいて、それ
ぞれの中に光ファイバユニット24を収容する。光ファ
イバユニット24の長さと溝23の長さとは、ほぼ等し
い。25は押え巻きである。溝23と鉄線外装34との
関係を上記のようにする。なお、この関係は、上記従来
例(図2)における、光ファイバユニット24と鉄線外
装34との関係と同じである。なお、溝23の層心径d
は、溝23のほぼ中心を通る円の直径である。
【0008】
【作用】(1)光ファイバユニット24を溝23内に収
容することにより、光ファイバユニット24に鉄線外装
34の側圧が加わらなくなる。 (2)また光ファイバユニット24を溝23内に配置す
ることにより、直接押え巻き25により押えられること
がなくなり、曲げを受けたとき、光ファイバユニット2
4が溝23内で容易に移動できる、その結果、中立面の
外側と内側で光ファイバユニット24に加わる引張り応
力と圧縮応力とが相殺される。 (3)溝23の旋回方向と鉄線外装34の撚り方向を同
一とし、かつ鉄線外装34の撚りピッチPと層心径D、
ならびに溝23のらせんピッチpと層心径dとの関係
を、n/m=D/d(ただしp/d=m、P/D=n)
となるようにすることにより、捻回の前後で、溝23の
長さにほとんど変化がなくなる。したがって、3内に収
容してある光ファイバユニット24の長さもほとんど変
化しない。
【0009】
【実施例】光ファイバユニット24としてパイプ型(図
2の右側)と集合型(図2の左側)のものを用い、図1
の構造の本発明品と図2の構造の従来品を作製し、それ
ぞれの場合について、特性を比較して、表1に示した。
なお、 ・鉄線外装34の層心径D=1600mm ・鉄線外装34の撚りピッチP=120mm ・溝23の層心径d=100mm ・溝23のらせんピッチp=1110mm ・光ファイバユニット24の層心径d’=100mm ・光ファイバユニット24の撚りピッチp’=1110mm である。
【0010】
【表1】 この表から、本発明品における曲げ特性の著しい向上が
伺われる。
【0011】
【発明の効果】(1)光ファイバユニットを溝内に収容
することにより、光ファイバユニットに鉄線外装の側圧
が加わらなくなる。したがって、特別に耐側圧性に優れ
た光ファイバユニットを必要としない。 (2)また光ファイバユニットを溝内に配置することに
より、直接に押え巻きにより押えられることがなくな
り、曲げを受けたとき、光ファイバユニットが溝内で容
易に移動できる、その結果、中立面の外側と内側で光フ
ァイバユニットに加わる引張り応力と圧縮応力とが相殺
される。したがって、曲げ特性が改善される。 (3)溝の旋回方向と前記鉄線外装の撚り方向を同一と
し、かつ前記鉄線外装の撚りピッチPと層心径D、なら
びに溝のらせんピッチpと層心径dとの関係を、n/m
=D/d(ただしp/d=m、P/D=n)となるよう
にすることにより、捻回の前後で、溝の長さにほとんど
変化がなくなる。したがって、溝内に収容してある光フ
ァイバユニットの長さもほとんど変化しない。したがっ
て、捻回特性に優れた複合ケーブルになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における断面の説明図。
【図2】従来例における断面の説明図。
【図3】一重鉄線外装ケーブルの場合、捻回すると、鉄
線の作用によりケーブルが伸びることの説明図。
【図4】従来の複合ケーブルにおける捻回前後の状態の
説明図。
【符号の説明】
10:複合ケーブル 12:電力ケーブル 14:油通路 16:ケーブル導体 18:ケーブル絶縁層 20:鉛シース 22:プラスチックシース 23:らせん状の溝 24:光ファイバユニット 26:光ファイバ 28:金属パイプ 30:シース 34:鉄線外装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (56)参考文献 特開 昭63−274014(JP,A) 特開 平4−87111(JP,A) 実開 昭63−192613(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルの外側に光フアイバユニッ
    トをらせん巻きした層を設け、その外側に1層の鉄線外
    装を設けた、電力光複合海底ケーブルにおいて、前記光
    ファイバユニットは、前記電力ケーブルのシースに設け
    た、旋回方向が前記鉄線外装の撚り方向と同一な、らせ
    ん状の溝の中に収容されており;かつ前記鉄線外装の撚
    りピッチPと層心径Dとの比をnとし、前記溝のらせん
    ピッチpと層心径dとの比をmとするとき、 n/m=
    D/d となるようにしてある、電力光複合海底ケーブ
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