JP2673477B2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JP2673477B2 JP4155601A JP15560192A JP2673477B2 JP 2673477 B2 JP2673477 B2 JP 2673477B2 JP 4155601 A JP4155601 A JP 4155601A JP 15560192 A JP15560192 A JP 15560192A JP 2673477 B2 JP2673477 B2 JP 2673477B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防湿・防滴構造の容
器、特に屋外設置の機器の除湿に適した除湿装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の防湿や防滴を目的とした容器、例
えば屋外設置の電気品収納ボックス等では、開閉部に防
水シールを設けたり、入線部は防水グランドパッキング
等で保護していた。また、上記構造では、ボックス内外
の温度差による呼吸作用で外気を呼び込みボックス内で
結露することがあるため、ボックスに通気路を設けると
共に、該通気路にフィルター機能を設けた吸湿材を装着
させるようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防湿・防滴構造では、一旦内部の水蒸気濃度が高くなる
と、その構造が逆作用して外気の水蒸気濃度が低くなっ
たにも拘らず乾燥状態とならず、遂には機器に結露して
それに含まれるイオン性不純物が凝縮されると機器を誤
動作させたり絶縁破壊させたりすることがあるという問
題があった。
【0004】また、通気路に吸湿材を装着させるもので
は、ボックスの呼吸作用と無関係に吸湿を行うから、長
期間に亘って使用する場合は、ボックスの大きさにあま
り関係なく能力の大きなものが必要となって効率的でな
いという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、呼吸作用のあるボックス内部等を長期間に亘って除
湿することができ、また、構造が簡単で取扱いが容易な
除湿装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の除湿装置では、防湿
・防滴構造の容器の壁部に取り付けられ該容器の内・外
部を連通する通気路を形成する筒状体と;透湿可能な貫
通微細孔を有する防水膜を前記筒状体内部に間隔を設け
て複数枚配置し前記通路を複数の小室に区画形成すると
共に、前記防水膜の平均孔径及び透湿度を、容器の内部
側から外部側に向かって順次大きくなるように形成した
通気体と;を備えている構成とした。
【0007】また、請求項2記載の除湿装置では、防湿
・防滴構造の容器の壁部に取り付けられ該容器の内・外
部を連通する通気路を形成する筒状体と;透湿可能な貫
通微細孔を有する防水膜を前記筒状体内部に間隔を設け
て複数枚配置し前記通路を複数の小室に区画形成すると
共に、前記防水膜の間隔を容器の内部側から外部側に向
かって順次拡大し前記小室の容積が容器の内部側から外
部側に向かって順次大きくなるように形成した通気体
と;を備えている構成とした。
【0008】また、請求項3記載の除湿装置では、請求
項1または請求項2記載の除湿装置において、前記防水
膜に空気振動圧を付与する振動手段を設けた構成とし
た。
【0009】また、請求項4記載の除湿装置では、請求
項1、請求項2または請求項3記載の除湿装置におい
て、前記通気路に防水膜を境にして容器内部側に冷却部
を向けると共に容器外部側に発熱部を向けた電子冷却素
子を設けた構成とした。
【0010】
【作用】請求項1記載の除湿装置では、容器に通気路を
設け呼吸作用を該通気路で集中して行わせる。前記通気
路は、防水膜を間隔を設けて配置することにより、複数
の小室に区画形成された状態となっているため、該通気
路から容器内に水滴が侵入するのを防止することができ
る。前記防水膜は、透湿可能な貫通微細孔を有している
ので、容器はこの通気路を通じて集中して呼吸作用を行
うことができる。この場合、吸入作用時では、容器の内
圧が外部と平衡するまで外気を吸入する。その後、外気
における水蒸気の濃度が容器内の水蒸気濃度より高い場
合は、水蒸気が貫通微細孔を介し容器側へ平衡するまで
移動するが、このとき、防水膜の平均孔径及び透湿度が
容器の内部側程小さくなっていることから、容器内部側
の小室の水蒸気濃度が徐々に高まり、水蒸気の容器側へ
の移動が緩慢となる。そのため、容器内の水蒸気濃度が
高くなることを遅らせることができる。容器内の水蒸気
の濃度が外気の濃度より高い場合は、容器内の水蒸気が
外気側へ移動する。この場合、通気路では、それぞれ外
気側に近い方の防水膜の方が室内側の防水膜より平均孔
径及び透湿度が大きく、しかも外気側の水蒸気濃度は室
内側の水蒸気を排出しても高くならないため、外気側に
近い小室程水蒸気の濃度勾配が低く維持されるから水蒸
気の移動が促進される。これにより、容器内の除湿を動
力を使用することなく長期間に亘って行うことができ
る。
【0011】請求項2記載の除湿装置では、防水膜の間
隔を容器の内部側から外部側に向かって順次拡大し小室
の容積が容器の内部側から外部側に向かって順次大きく
なるように区画形成しているから、容器の内部側の水蒸
気濃度が容器の外部側より高いときは水蒸気は容積の小
さい室内側の小室から容積の大きい外気側の小室に抑制
されることなく移動し、これにより、容器内の除湿を動
力を使用することなく長期間に亘って行うことができ
る。また、外気における水蒸気濃度が容器内の水蒸気濃
度より高い場合は、水蒸気が貫通微細孔を介し容器側へ
平衡するまで移動するが、このとき、水蒸気は容積が大
きい小室から小さい小室側へ移動し、容器内部側の小室
の水蒸気濃度が徐々に高まるから水蒸気の容器内部側へ
の移動も緩慢となる。そのため、容器内の水蒸気濃度が
高くなることを遅らせることができる。
【0012】請求項3記載の除湿装置では、防水膜の面
に空気振動圧を付与させるので、水蒸気の拡散が促進さ
れ容器内から防水膜の貫通微細孔に侵入する水蒸気を外
気側へ積極的に移動させ、除湿作用を促進することがで
きる。
【0013】請求項4記載の除湿装置では、防水膜で通
気路を複数段に遮蔽することにより形成される小室内に
おいて、該小室の容器側の温度を低くすると共に、外気
側の温度を高くすることができるので、水蒸気の拡散が
促進され容器内の水蒸気を外気側に積極的に移動させ
て、除湿作用を促進させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明請求項1記載の除湿装置を第1
実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の除
湿装置を示す断面図である。本実施例の除湿装置Aは、
筒状ケーシング1と、通気体2とを主要な構成としてい
る。
【0015】前記筒状ケーシング1は、除湿すべきボッ
クス(容器)10に開設した取付穴10aに装着させる
もので、通気路11を形成する筒状体の一端側にフラン
ジ12を有し該フランジ12側をボックス10の外気側
10bにねじ13で締付固定するように形成されてい
る。また、該一端側開口を水蒸気の出口14とし、その
全面に虫や異物の侵入を阻止する防護ネット15を張設
している。また、該筒状ケーシング1の他端側開口をボ
ックス10の室内側10cに配置して水蒸気の入口16
とすると共に、同端部には雌ねじを設けて外周面に雄ね
じを有する固定リング17をねじ込み可能に形成してい
る。図中、18はボックス10とフランジ12との間に
装着されるゴムパッキングである。
【0016】前記通気体2は、水滴の侵入を阻止してボ
ックス10に呼吸作用を行わせると共にボックス10内
の除湿作用を行わせるものであって、透湿可能な4枚の
防水膜により形成されている。前記防水膜は、ボックス
10側から貫通微細孔の平均孔径が0.1μmの第1膜
20a,平均孔径が0.2μmの第2膜20b、平均孔
径が0.5μmな第3膜20c、平均孔径が0.6μm
の第4膜20dの4枚が水密構造のスペーサ21を介し
同一間隔で前記筒状ケーシング1内に着脱自在に装着さ
れる。この状態において、筒状ケーシング1の通気路1
1内は、入口16から出口14に向け3つの小室11
a,11b,11cが形成される。
【0017】前記各防水膜は、それぞれネット(図示せ
ず)で裏打ちして補強したものを円板状に打抜いたもの
であり、前記のように配列することにより筒状ケーシン
グ1の入口16から出口14に向けて透湿度が大きくな
る(第1膜,第2膜6800g/m・day、第3膜
7200g/m・day、第4膜7500g/m
day)。尚、前記各防水膜は、登録商標ミクロテック
スとして日東電工株式会社製造の四ふっ化エチレン樹脂
多孔質膜を使用した。
【0018】次に、作用を説明する。除湿装置Aは、通
気体2を通気路11に装着して形成され、ゴムパッキン
グ18を介してボックス10の取付穴10aに挿入して
取付けられる。この状態において、ボックス10の室内
側10cと外気側10bとの間には、4枚の防水膜と3
つの小室が介在することになる。まず、ボックス10
は、第4膜20dにより水滴を侵入させることなく呼吸
作用を行うことができる。そして、ボックス10の吸入
作用時では、ボックス10の内圧が外気と平衡するまで
吸入し、この後、外気における水蒸気の濃度がボックス
内の水蒸気濃度より高い場合は、各防水膜を介し室内側
10c側へ水蒸気が移動する。このとき、防水膜の平均
孔径および透湿度がボックス側程小さくなっていること
から、室内側10cの水蒸気の濃度が高まるにつれ、水
蒸気の移動は極めて緩慢となる。
【0019】次に、ボックス10における室内側10c
の水蒸気濃度が外気の水蒸気濃度より高い場合は、室内
側の水蒸気が外気側10bへ移動する。この場合、通気
路における各小室11a,11b,11cでは、それぞ
れ外気側10bに近い方の防水膜の方が室内側10cの
防水膜より透湿度が大きく、しかも外気側の水蒸気濃度
は室内側の水蒸気を排出しても高くならないため、外気
側に近い小室程水蒸気の濃度勾配が低く維持されるから
水蒸気の移動が促進される。従って、除湿装置Aは、ボ
ックス10の除湿作用を行うことができる。
【0020】以上、説明してきたように本実施例の除湿
装置Aでは、呼吸作用のあるボックス内部を長期に亘っ
て除湿することができる。また、構造が簡単で取付けや
取り扱いが大変容易である。
【0021】次に、請求項2記載の除湿装置Bを図2に
示す第2実施例に基づいて説明する。尚、本実施例にお
いて前記第1実施例と同一構成部分は同一の符号を付し
てその説明は省略する。本実施例の除湿装置Bは、通気
体3を構成する第1膜30a、第2膜30b、第3膜3
0c、第4膜30dが同一物性の防水膜(貫通微細孔の
孔径0.6μm、透湿度7500g/m・day)と
すると共に、防水膜間隔を室内側10cから外気側10
bに向け順次大きくすることにより小室31a,31
b,31cの容積を順次拡大し除湿時の水蒸気の濃度勾
配を形成させることに特徴がある。本実施例の筒状ケー
シング4は、室内側10c側に雄ねじを有し、雌ねじを
有するリング40を螺着してフランジ41との間で締付
固定するように形成されている。図中、42は防水用の
O−リングである。本実施例の除湿装置Bは、第1実施
例と同じく、室内側10cの水蒸気濃度が外気側10b
より高いとき水蒸気は容積の小さい小室側から容積の大
きい方の小室に抑制されることなく移動するから第1実
施例の除湿装置Aと同様の効果を有する。また、外気側
10bにおける水蒸気濃度が室内側10cの水蒸気濃度
より高い場合は、水蒸気が貫通微細孔を介し容器側へ平
衡するまで移動するが、このとき、水蒸気は容積が大き
い小室から小さい小室側へ移動し、容器内部側の小室の
水蒸気濃度が徐々に高まるから水蒸気の容器内部側への
移動も緩慢となる。そのため、容器内の水蒸気濃度が高
くなることを遅らせることができる。
【0022】次に、請求項3記載の除湿装置を第3実施
例で説明する。尚、本実施例においても前記実施例と同
一構成部分は同一の符号を付してその説明は省略する。
図3は本実施例の除湿装置を示す断面図である。本実施
例の除湿装置Cは、室内側に振動手段5を設けたことに
特徴がある。すなわち、前記振動手段5は、筒状ケーシ
ング6の入口60にリング状フレーム50が螺着され、
該フレーム50に円形状マグネット51が固定されてい
る。図中、50aは通気孔である。そして、前記フレー
ム50の一端に振動板52が柔軟な支持部材53で第1
膜20aに面合した状態に設けられ、また、可動コイル
54が前記円形状マグネット51に挿入された状態で振
動板52に固定されている。この可動コイル54は空気
振動圧(低周波数程度)を出力するアンプ(図示せず)
に接続されている。本実施例の除湿装置Cは、常時室内
側10cから防水膜に空気振動圧を付与することによ
り、水蒸気の拡散が促進され貫通微細孔に侵入する水蒸
気を外気側10bへ積極的に移動させるから、除湿作用
を促進させることができる。尚、本実施例では、室内側
10cおよび外気側10bに湿度センサを設けて室内の
水蒸気濃度が外気側より高くなった時点で振動手段を作
動させるように形成してもよい。
【0023】次に、請求項4記載の除湿装置を第4実施
例で説明する。尚、本実施例においても前記実施例と同
一構成部分は同一符号を付してその説明は省略する。図
4は本実施例の除湿装置の要部を示す断面図である。本
実施例の除湿装置Dは、電子冷却素子6を通気体2に設
けたことに特徴がある。
【0024】前記電子冷却素子6は、第1膜20a、第
2膜20b、第3膜20c、第4膜20dの室内側10
cに冷却部60を向けると共に外気側10bに発熱部6
1を向けて配置し、それぞれ膜の一部を切欠して水密性
のパッキングを介し取り付けられている。各電子冷却素
子6には極めて微弱な冷却作用と発熱作用を行わせ、か
つボックス10側の小室11aの温度が低く外気側小室
11cの温度が高くなるようにコントロールすることに
よって、通気路11内の水蒸気の濃度勾配を外気側に傾
けると共に水蒸気の拡散を促進し、水蒸気を外気側に積
極的移動させ、除湿作用を促進させることができる。
尚、本実施例においても、室内側10cおよび室外側1
0bに湿度センサを設けて室内の水蒸気濃度が外気より
高くなった時点で電子冷却素子を作用させるように形成
してもよい。
【0025】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成は前記実施例に限定されるもので
はなく発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。例えば、防水膜の枚数や裏打ち
材料等は任意に設定することができる。
【0026】防水膜の組合わせは任意である。
【0027】取付けは電気製品に限らず、ギヤケース、
コンテナ等にも行うことができる。尚、ギヤケース等に
はトラップを介して取付けることもできる。
【0028】除湿の促進に毛細管を利用した水蒸気圧の
調整手段を付加してもよい。
【0029】振動手段は、可動コイル形に限らず、クリ
スタル型、圧電素子型等任意に設定することができる。
また、取付けも室内側に限らず、室外側、室内外の両側
等取付可能であるし、空気振動圧や振動数も強弱、高低
等様々に組合せることができる。
【0030】ボックスには複数個の除湿装置を設けても
よい。また、そのうちの少くとも1個の除湿装置は、他
の除湿装置より低い透湿度と高い通気度を持たせること
により、他の除湿装置が除湿時に空気の導入を行わせ、
全体の除湿能力を高めるようにしてもよい。
【0031】除湿装置の室内側または室外側、あるいは
防水膜同士の間にファンを設け、該ファンにより室内側
の空気を防水膜面に圧縮させて局所的に水蒸気濃度を高
めることにより、除湿能力を高めるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1及び請求項2記載の除湿装置にあっては、前記構成と
したため、呼吸作用のある容器の内部を長期に亘って除
湿することができる。また、構造が簡単であり、取付け
や取扱いが大変容易であるという効果が得られる。請求
項3記載の除湿装置にあっては、前記請求項1または請
求項2における効果の外、空気振動圧を防水膜に付与す
ることにより、除湿作用を促進させることができるとい
う効果が得られる。請求項4記載の除湿装置にあって
は、前記請求項1、請求項2または請求項3における効
果の外、通気路内部における水蒸気の濃度勾配を外気側
に傾け除湿作用を促進させることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の除湿装置を示す断面図であ
る。
【図2】第2実施例の除湿装置を示す断面図である。
【図3】第3実施例の除湿装置を示す断面図である。
【図4】第4実施例の除湿装置を示す断面図である。
【符号の説明】
A,B,C,D 除湿装置 1,4 筒状ケーシング(筒状体) 2,3 通気体 5 振動手段 6 電子冷却素子 10 ボックス(容器) 10b 外気側 10c 室内側(容器内) 11 通気路 11a,11b,11c 小室 20a,30a 第1膜 20b,30b 第2膜 20c,30c 第3膜 20d,30d 第4膜 51 円形状マグネット(振動手段) 52 振動板(振動手段) 54 可動コイル(振動手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防湿・防滴構造の容器の壁部に取り付け
    られ該容器の内・外部を連通する通気路を形成する筒状
    体と; 透湿可能な貫通微細孔を有する防水膜を前記筒状体内部
    に間隔を設けて複数枚配置し前記通路を複数の小室に区
    画形成すると共に、前記防水膜の平均孔径及び透湿度
    を、容器の内部側から外部側に向かって順次大きくなる
    ように形成した通気体と;を備えていることを特徴とす
    る除湿装置。
  2. 【請求項2】 防湿・防滴構造の容器の壁部に取り付け
    られ該容器の内・外部を連通する通気路を形成する筒状
    体と; 透湿可能な貫通微細孔を有する防水膜を前記筒状体内部
    に間隔を設けて複数枚配置し前記通路を複数の小室に区
    画形成すると共に、前記防水膜の間隔を容器の内部側か
    ら外部側に向かって順次拡大し前記小室の容積が容器の
    内部側から外部側に向かって順次大きくなるように形成
    した通気体と;を備えていることを特徴とする除湿装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の除湿装置
    において、前記防水膜に空気振動圧を付与する振動手段
    を設けたことを特徴とする除湿装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の除湿装置において、前記通気路に防水膜を境にして容
    器内部側に冷却部を向けると共に容器外部側に発熱部を
    向けた電子冷却素子を設けたことを特徴とする除湿装
    置。
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