JPH032971Y2 - - Google Patents
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- JPH032971Y2 JPH032971Y2 JP18515684U JP18515684U JPH032971Y2 JP H032971 Y2 JPH032971 Y2 JP H032971Y2 JP 18515684 U JP18515684 U JP 18515684U JP 18515684 U JP18515684 U JP 18515684U JP H032971 Y2 JPH032971 Y2 JP H032971Y2
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- air
- antenna
- drying container
- drying
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はアンテナ・フイーダ系の内部の空気を
乾燥状態に維持し、温度変化による結露を防止す
るための簡易型の乾燥空気保持装置に関する。
乾燥状態に維持し、温度変化による結露を防止す
るための簡易型の乾燥空気保持装置に関する。
無線通信方式に使用されるアンテナ・フイーダ
系は、一般に屋外に設置され直射日光や寒風の直
接影響を受けて温度変化が激しい。このため、内
部の空気の湿度が高いと水蒸気が結露して水滴と
なり、伝送特性を劣化させる恐れがある。これを
防止するため、乾燥空気を一定の圧力で圧入して
外部からの水蒸気の進入を防止することが行われ
ている。近年、無線装置の省電力化が進むにつ
れ、アンテナ・フイーダ系の結露防止対策にも電
力を消費しない方法が強く望まれるようになつて
いる。電力を消費しない結露予防の方法として、
既に実公昭46−17213号公報にシリカゲル等の乾
燥材を通じてアンテナ・フイーダ系の空気を外気
と流通させ、温度上昇に伴うアンテナ・フイーダ
系内部の空気圧力の増加と、温度低下により内部
圧力が負圧となつてフイーダの継目などの気密不
良個所から湿つた外気を直接吸い込むのを防止す
る方法が提案されている。
系は、一般に屋外に設置され直射日光や寒風の直
接影響を受けて温度変化が激しい。このため、内
部の空気の湿度が高いと水蒸気が結露して水滴と
なり、伝送特性を劣化させる恐れがある。これを
防止するため、乾燥空気を一定の圧力で圧入して
外部からの水蒸気の進入を防止することが行われ
ている。近年、無線装置の省電力化が進むにつ
れ、アンテナ・フイーダ系の結露防止対策にも電
力を消費しない方法が強く望まれるようになつて
いる。電力を消費しない結露予防の方法として、
既に実公昭46−17213号公報にシリカゲル等の乾
燥材を通じてアンテナ・フイーダ系の空気を外気
と流通させ、温度上昇に伴うアンテナ・フイーダ
系内部の空気圧力の増加と、温度低下により内部
圧力が負圧となつてフイーダの継目などの気密不
良個所から湿つた外気を直接吸い込むのを防止す
る方法が提案されている。
上述の実公昭46−17213号による方法は、簡単
ではあるが外気を吸い込む際に霧滴などの空気中
に浮遊する水分も同時に吸い込むために乾燥材の
劣化が早く、交換または乾燥などの保守作業の周
期を短くするか、乾燥容器を大型化して乾燥材の
量を増やす必要があるなどの問題点がある。本考
案の目的は、上述の問題点を除去し、小型で保守
周期を長くでき、電力を必要としない簡易型の乾
燥空気保持装置を提供することである。
ではあるが外気を吸い込む際に霧滴などの空気中
に浮遊する水分も同時に吸い込むために乾燥材の
劣化が早く、交換または乾燥などの保守作業の周
期を短くするか、乾燥容器を大型化して乾燥材の
量を増やす必要があるなどの問題点がある。本考
案の目的は、上述の問題点を除去し、小型で保守
周期を長くでき、電力を必要としない簡易型の乾
燥空気保持装置を提供することである。
本考案の乾燥空気保持装置は、乾燥材を収納し
た乾燥容器の一端にアンテナ・フイーダ系などに
接続する乾燥空気流通口を設け、前記乾燥容器の
他端に空気等の気体を通過し少なくとも水分を通
過させない空気透過膜を備えた外気流通口を設
け、前記乾燥容器を通して空気を流通させるよう
にして構成される。
た乾燥容器の一端にアンテナ・フイーダ系などに
接続する乾燥空気流通口を設け、前記乾燥容器の
他端に空気等の気体を通過し少なくとも水分を通
過させない空気透過膜を備えた外気流通口を設
け、前記乾燥容器を通して空気を流通させるよう
にして構成される。
次に図面を参照して本考案の一実施例の構成図
で、1はシリカゲル等の乾燥材2を収納した乾燥
容器、3は空気は通すが水分は通さない空気透過
膜4を備えた外気流通口、5はアンテナ・フイー
ダ系6と接続する乾燥空気流通口である。空気透
過膜4には、例えば四弗化エチレン樹脂に特殊加
工を施して作られた連続多孔質の薄膜を使用し、
空孔の直径と気孔率を適当に選択すれば、微小な
霧滴などの水分を通過させずに、気体のみを自由
に通過させることができる。更に、この材質は強
度の非親水性であるから水膜が付着して通気性を
損うことはなく、膜面積をアンテナ・フイーダ系
の内容積に対応して適宜に設計すれば、ほとんど
抵抗なく空気を通過して内外圧力の差を生ずるこ
とがない。従つて、アンテナ・フイーダ系の温度
が低下した場合には外気流通口2から空気透過膜
および乾燥材を通して外気を取り入れて内部圧力
が負圧となるのを防止でき、温度が上昇した場合
には内圧が上昇して過大となるのを防ぐことがで
きる。この様な構成とすれば空気中に含まれる霧
滴等の水分を大量に吸入することがないので乾燥
材の劣化を最小にすることができる。なお、第1
図の実施例では空気透過膜4は1枚であるが、複
数枚設けても差支えない。
で、1はシリカゲル等の乾燥材2を収納した乾燥
容器、3は空気は通すが水分は通さない空気透過
膜4を備えた外気流通口、5はアンテナ・フイー
ダ系6と接続する乾燥空気流通口である。空気透
過膜4には、例えば四弗化エチレン樹脂に特殊加
工を施して作られた連続多孔質の薄膜を使用し、
空孔の直径と気孔率を適当に選択すれば、微小な
霧滴などの水分を通過させずに、気体のみを自由
に通過させることができる。更に、この材質は強
度の非親水性であるから水膜が付着して通気性を
損うことはなく、膜面積をアンテナ・フイーダ系
の内容積に対応して適宜に設計すれば、ほとんど
抵抗なく空気を通過して内外圧力の差を生ずるこ
とがない。従つて、アンテナ・フイーダ系の温度
が低下した場合には外気流通口2から空気透過膜
および乾燥材を通して外気を取り入れて内部圧力
が負圧となるのを防止でき、温度が上昇した場合
には内圧が上昇して過大となるのを防ぐことがで
きる。この様な構成とすれば空気中に含まれる霧
滴等の水分を大量に吸入することがないので乾燥
材の劣化を最小にすることができる。なお、第1
図の実施例では空気透過膜4は1枚であるが、複
数枚設けても差支えない。
以上詳細に説明したように、本考案の乾燥空気
保持装置によれば、運転に電力を使用せず乾燥容
器を大型化せずに保守周期を長くすることができ
る効果がある。
保持装置によれば、運転に電力を使用せず乾燥容
器を大型化せずに保守周期を長くすることができ
る効果がある。
第1図は本考案の一実施例の構成図であり、参
照番号1は乾燥容器、2は乾燥材、3は外気流通
口、4は空気透過膜、5は乾燥空気流通口、6は
アンテナ・フイーダ系である。
照番号1は乾燥容器、2は乾燥材、3は外気流通
口、4は空気透過膜、5は乾燥空気流通口、6は
アンテナ・フイーダ系である。
Claims (1)
- 乾燥材を収納した乾燥容器の一端にアンテナ・
フイーダ系などに接続する乾燥空気流通口を設
け、前記乾燥容器の他端に空気等の気体を通過し
少なくとも水分を通過させない空気透過膜を外気
流通口を設け、前記乾燥容器を通して空気を流通
させるように構成されたことを特徴とする乾燥空
気保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18515684U JPH032971Y2 (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18515684U JPH032971Y2 (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61100010U JPS61100010U (ja) | 1986-06-26 |
JPH032971Y2 true JPH032971Y2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=30742632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18515684U Expired JPH032971Y2 (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6369832B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2018-08-08 | 日本無線株式会社 | 空中線用立体回路の防水構造 |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP18515684U patent/JPH032971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61100010U (ja) | 1986-06-26 |
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