JP2000114061A - 吸湿呼吸装置 - Google Patents
吸湿呼吸装置Info
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- JP2000114061A JP2000114061A JP10283927A JP28392798A JP2000114061A JP 2000114061 A JP2000114061 A JP 2000114061A JP 10283927 A JP10283927 A JP 10283927A JP 28392798 A JP28392798 A JP 28392798A JP 2000114061 A JP2000114061 A JP 2000114061A
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Abstract
気との密封を行える吸湿呼吸装置を得る。 【解決手段】 吸湿剤収容室を形成している容器1の底
部15の下に間隔をあけて呼吸弁ユニット40を配置
し、両者間を連通接続する透明筒体50内に呼吸動作表
示手段52を内蔵させる。呼吸弁ユニット40には、吸
湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇してこの外気圧と
の差圧が所定値以上になった際に排気用弁体58が開と
なって吸湿剤収容室側の圧力を排気孔を経て放圧する排
気用弁機構59と、吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より
低下してこの外気圧との差圧が所定値以上になった際に
吸気用弁体60が開となって吸湿剤収容室側に外気を吸
気孔を経て吸込む吸気用弁機構61とを設ける。
Description
り付けられる吸湿呼吸装置に関するものである。
化による絶縁油の呼吸に際し、該絶縁油が吸湿して劣化
しないようにするためのものである。
図6に示すように、有底筒状の容器1を有し、該容器1
内は前下りに傾斜した受板2で上下に仕切られ、該受板
2上の容器1内には吸湿剤収容室3が形成されている。
吸湿剤収容室3内には吸湿剤4が充填されている。受板
2の中央には通気孔5があけられ、該通気孔5を塞ぐよ
うに受板2上には金網6が載置され、ビス7で固定さ
れ、通気が行えるようになっている。
剤取出部9が設けられている。吸湿剤監視窓8を構成す
る枠体10の下側構成部材10Aの上面には後下りの傾
斜面11が設けられていて、吸湿剤排出時に枠体10の
部分に吸湿剤4が取残されないようになっている。
傾斜下端にほぼ一致するようにして該基端を容器1内の
吸湿剤収容室3に連通させて先端を斜め下向きにして容
器1に気密に取付けられた吸湿剤取出筒体12と、該吸
湿剤取出筒体12の先端側内面に周方向に刻設されたネ
ジ部に螺着されて吸湿剤取出筒体12の先端を閉塞する
吸湿剤取出蓋13と、吸湿剤取出筒体12の先端と吸湿
剤取出蓋13との間に介在されたパッキン14とで構成
されている。
が設けられ、該吸排気孔16に対応して底部15の下に
はオイルポット17が配設されている。該オイルポット
17を取付けるために底部15の下面には120度間隔
で座板18が取付けられ、該座板18には内周にネジが
刻設されている連結リング19が取付けられている。こ
の連結リング19にオイルポット17が着脱自在に取付
けられている。該オイルポット17はアクリル樹脂等の
透明材で形成されている。オイルポット17の上端に
は、底部15と連結リング19との間に座板18をスペ
ーサとして通気口20が形成されている。オイルポット
17内の底側には油面位置基準線21の位置までシール
油22が収容されている。油面位置基準線21はオイル
ポット17の外周に朱色で刻設されている。オイルポッ
ト17内には該オイルポット17の内径より小さな外径
の吸排気管23が同心状に配設されている。該吸排気管
23の上端は吸排気孔16を包囲して底部15の下面に
気密に取付けられ、下端はシール油22中に浸漬されて
いる。吸排気管23の下端には、上向きに切込み24
が、油面位置基準線21を越えない高さで設けられてい
る。容器1の下部には油面位置基準線21に対応して覗
き窓25が設けられている。
され、該フランジ26上にはパッキン27を介して該容
器1の上端を閉塞する主蓋28が載置され、ボルト29
とナット30とで気密に取付けられている。主蓋28に
は吸湿剤投入部31と本体連通部32が形成されてい
る。吸湿剤投入部31は、主蓋28に形成された吸湿剤
投入孔33と、吸湿剤投入孔33を包囲して主蓋28の
上面には気密に取付けられた吸湿剤投入筒体34と、該
筒体34の上部に切られた内ネジに螺着されて吸湿剤投
入筒体34を閉塞しているキャップ状の吸湿剤投入蓋3
5と、図示しないが吸湿剤投入筒体34の上端と吸湿剤
投入蓋35との間に介在されたパッキンとで構成されて
いる。本体連通部32は、主蓋28に形成された通気孔
36と、通気孔36を包囲して主蓋28の上面に気密に
取付けられた通気管37と、該通気管37の上端外周に
取付けられて図示しない油入電気機器の呼吸口に連結す
るための接続フランジ38とで構成されている。
油22がシールの役割をはたして内外の空気を遮断して
いるが、油入電気機器の内圧が下り、外気圧と該油入電
気機器の内圧との差が一定値以上に達すると、オイルポ
ット17内で油面が吸排気管23の内外で差が生じて、
切込み24のところで空気の流通を許す。矢印で示した
如く通気口20から吸気された外気は、シール油22を
通って濾過された後、吸排気管23及び吸排気孔16を
経て吸湿剤収容室3中を通りながら吸湿剤4で除湿さ
れ、乾燥空気となって本体連通部32を通って油入電気
機器内に導入される。一方、油入電気機器内の温度が上
昇してその内圧が上り、該油入電気機器から排気を行う
場合は、吸気と逆の行程で外部に排気される。
うな従来の吸湿呼吸装置では、外気との密封にシール油
(絶縁油)22を使用しているため、定期的にオイルポ
ット17の清掃と、シール油22の取換えが必要とな
り、保守に手間と時間がかかる問題点がある。
を使用しないで、外気との密封を行える吸湿呼吸装置を
提供することにある。
かからない吸湿呼吸装置を提供することにある。
と吸気用弁機構の弁体とを同じ向きにして連通室側に向
けても支障なく作動させることができる吸湿呼吸装置を
提供することにある。
と吸気用弁機構の弁体とをユニットベース体自体でガイ
ドできる吸湿呼吸装置を提供することにある。
器内が通気性の受板で上下に仕切られ、該受板上の容器
内には吸湿剤を収容する吸湿剤収容室が形成され、容器
の上部には吸湿剤収容室と油入電気機器とを連通させる
通気孔が設けられている吸湿呼吸装置を改良するもので
ある。
器の底部の下には該容器内の圧力の変化により吸気と排
気とを行う呼吸弁ユニットが該容器の底部に対して間隔
をあけて固定的に配置されている。呼吸弁ユニットの吸
排気口と容器の底部の孔とが透明筒体で連通接続されて
いる。透明筒体には、呼吸弁ユニットを経ての呼吸動作
状態を表示する呼吸動作表示手段が内蔵されている。呼
吸弁ユニットは、ユニットベース体と、該ユニットベー
ス体の上面の中央側に連通室を形成するようにして該ユ
ニットベース体の上部に被せられて該ユニットベース体
の周縁部に対して気密にシールされている蓋体とを備え
ている。蓋体には吸排気口が、連通室を透明筒体内の通
路を経て容器内に連通させるように設けられている。ユ
ニットベース体の底部には、呼吸用孔として排気孔と吸
気孔とが設けられている。ユニットベース体には、吸湿
剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差
圧が所定値以上になった際に排気用弁体が開となって該
吸湿剤収容室側の圧力を排気孔を経て放圧する排気用弁
機構と、吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より低下して該
外気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体が
開となって該吸湿剤収容室側に外気を吸気孔を経て吸込
む吸気用弁機構とが設けられている。
と吸気用弁機構とを用いて吸排気を行うと、オイルポッ
トやシール油を使用しないで、外気との密封を行うこと
ができる。このため従来のように定期的にオイルポット
の清掃を行ったり、シール油の取換えを行ったりする必
要がなくなり、保守に手間と時間がかからない利点があ
る。また、容器の底部の下には呼吸弁ユニットを該容器
の底部に対して間隔をあけて配置し、この呼吸弁ユニッ
トの吸排気口と容器の底部の孔とを透明筒体で連通接続
し、透明筒体には呼吸弁ユニットを経ての呼吸動作状態
を表示する呼吸動作表示手段を内蔵させているので、弁
タイプであっても呼吸動作の表示を行わせることができ
る。
体に設けられて両端が異なる位置で連通室側に面するユ
ニットベース体の上面に開口する排気通路と、連通室側
に開口する排気通路の一方の開口部の周囲でユニットベ
ース体の表面側に設けられた排気用弁座と、通常は排気
用弁座に接触して排気通路を閉じていて吸湿剤収容室側
の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値
以上になった際に排気通路を経て伝わる該内圧で押し上
げられて排気通路を開く排気用弁体と、連通室側に面す
る排気用弁体と排気通路の一方の開口部と排気孔の開口
部とを連通室から隔離する隔離体とで構成されているこ
とが好ましい。このように構成すると、吸湿剤収容室側
の内圧で作動する排気用弁機構の弁体であっても、連通
室側に向けて動作するように構成することができる。
ス体の表面に開口させて設けられた排気用弁体ガイド凹
部の底部に設けられ、該排気用弁体ガイド凹部内に排気
用弁体が摺動自在に配置されていることが好ましい。こ
のように構成すると、排気用弁体にガイド軸を設け、こ
のガイド軸を排気通路内のガイド体でガイドさせるよう
な複雑な構造にせずに、排気用弁体をガイドさせること
ができる。
ーを配置することが好ましい。このように構成すると、
排気孔の出口から異物が侵入するのを防止することがで
きる。
ース体を貫通して外部と連通室側とを連通させている吸
気孔からなる吸気通路と、連通室側に開口する吸気通路
の開口部の周囲でユニットベース体の表面側に設けられ
た吸気用弁座と、通常は吸気用弁座に接触して吸気通路
を閉じていて吸湿剤収容室側の圧力が外気圧より低下し
て該外気圧との差圧が所定値以上になった際に外気圧で
押し上げられて吸気通路を開く吸気用弁体とで構成され
ていることが好ましい。このように構成すると、吸気用
弁機構の弁体を連通室側に向けて作動させることができ
る。
ス体の表面に開口させて設けられた吸気用弁体ガイド凹
部の底部に設けられ、該吸気用弁体ガイド凹部内に吸気
用弁体が摺動自在に配置されていることが好ましい。こ
のように構成すると、吸気用弁体にガイド軸を設け、こ
のガイド軸を吸気通路内のガイド体でガイドさせるよう
な複雑な構造にせずに、吸気用弁体をガイドさせること
ができる。
ーを配置することが好ましい。このように構成すると、
吸気孔の入口から異物が侵入するのを防止することがで
きる。
吸装置における実施の形態の一例を示したもので、図1
は該吸湿呼吸装置の縦断側面図、図2は図1の要部拡大
縦断図、図3は図2のフィルター押え板の正面図であ
る。なお、前述した図5及び図6と対応する部分には、
同一符号を付けて示している。
半部側の構成については前述した図6と同様である。
部15の中央に孔39が設けられている。
圧力の変化により吸気と排気とを行う呼吸弁ユニット4
0が該容器1の底部15に対して所定の間隔をあけて後
述するようにして固定的に配置されている。
41と、該ユニットベース体41の上面の中央側に連通
室42を形成するようにして該ユニットベース体41の
上部に被せられて該ユニットベース体41の周縁部に対
してシール材43を介して気密にシールされている蓋体
44とを備えている。蓋体44の中央には、連通室42
と連通する吸排気口45が設けられている。
1の底部15の孔39とは、アクリル樹脂等よりなる外
側透明筒体46で連通接続されている。この外側透明筒
体46の両端は、容器1の底部15と蓋体44とにシー
ル材47,48を介して当接され、かかる状態でユニッ
トベース体41と蓋体44とを貫通する複数本の取付け
ネジ49を容器1の底部15に締結することにより気密
にシールされている。また、かかる状態で、呼吸弁ユニ
ット40が取付けネジ49で容器1の底部15に吊り下
げ支持されている。
してアクリル樹脂等よりなる内側透明筒体50が接着剤
による接着で植設されている。この内側透明筒体50
は、容器1の底部15の孔39を貫通して容器1内に突
出する長さを有している。この内側透明筒体50内の通
路51を経て、呼吸弁ユニット40内の連通室42は容
器1内と連通されている。内側透明筒体50内の通路5
1には、呼吸弁ユニット40を経ての呼吸動作状態を表
示する呼吸動作表示手段52が内蔵されている。この呼
吸動作表示手段52は、内側透明筒体50の上端側を横
切って取付けられた支持ピン53と、この支持ピン53
に吊り紐54で吊り下げられた例えば鳥の羽よりなる表
示体55とで構成されている。
ース体41の底部に隣接して開口させて呼吸用孔として
排気孔56と吸気孔57とが設けられている。また、ユ
ニットベース体41には、吸湿剤収容室3側の内圧が外
気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になっ
た際に排気用弁体58が開となって該吸湿剤収容室3側
の圧力を排気孔56を経て放圧する排気用弁機構59
と、吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より低下して該外
気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体60
が開となって該吸湿剤収容室3側に外気を吸気孔57を
経て吸込む吸気用弁機構61とが設けられている。
1に設けられて両端が異なる位置で連通室42側に面す
るユニットベース体41の上面に開口する排気通路62
と、連通室42側に開口する排気通路62の一方の開口
部62aの周囲でユニットベース体41の表面側に設け
られた排気用弁座63と、通常は排気用弁座63に接触
して排気通路62を閉じていて吸湿剤収容室3側の内圧
が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上に
なった際に排気通路62を経て伝わる該内圧で押し上げ
られて排気通路62を開く前述した排気用弁体58と、
連通室42側に面する排気用弁体58と排気通路62の
一方の開口部62aと排気孔56の開口部56aとを連
通室42から隔離する隔離体64とで構成されている。
トベース体41の表面に開口させて設けられた排気用弁
体ガイド凹部65の底部に設けられている。この排気用
弁体ガイド凹部65内に排気用弁体58が摺動自在に配
置されている。
1を貫通して外部と連通室42側とを連通させている吸
気孔57からなる吸気通路66と、連通室42側に開口
する吸気通路66の開口部の周囲でユニットベース体4
1の表面側に設けられた吸気用弁座67と、通常は吸気
用弁座67に接触して吸気通路66を閉じていて吸湿剤
収容室3側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差
圧が所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて吸
気通路66を開く前述した吸気用弁体60とで構成され
ている。
トベース体41の表面に開口させて設けられた吸気用弁
体ガイド凹部68の底部に設けられている。この吸気用
弁体ガイド凹部68内に吸気用弁体60が摺動自在に配
置されている。
気孔56と吸気孔57には、これらを共通に覆ってフィ
ルター69があてがわれている。該フィルター69には
フィルター押え板70が当接され、該フィルター押え板
70は固定ネジ71でユニットベース体41に固定され
ている。該フィルター押え板70には、複数の通気孔7
0aが設けられている。
横切ってフィルター72が取付けられている。
1を保護するように保護筒体73が取付けられている。
いる通気管37は、コンサベータ74を介して油入変圧
器の如き油入電気機器75に接続されている。
吸動作について、図4(A)〜(C)を参照して説明す
る。
ない場合には、図4(A)に示すように、排気用弁機構
59と吸気用弁機構61のいずれの弁体58,60もそ
の自重で弁座63,67に接触していて、これら排気用
弁機構59と吸気用弁機構61は閉となっていてこれら
の弁機構59,61による呼吸作用はない。
コンサベータ74内の絶縁油の油面が上がって吸湿剤収
容室3側の圧力が上がり、この吸湿剤収容室3側の内圧
が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上に
なった際に、通路51,連通室42,排気通路62を経
て伝わる該内圧で排気用弁体58が図4(B)に示すよ
うに押し上げられて該排気通路62が開となる。これに
より吸湿剤収容室3側の圧力は、排気孔56を経て外部
に放圧されて低下する。この放圧動作時には、内側透明
筒体50内の通路51には、下向きに空気が流れ、これ
により呼吸動作表示手段52の鳥の羽よりなる表示体5
5が縮むので、外部から外側透明筒体46と内側透明筒
体50を経て表示体55の縮んだ状態を目視することに
より、排気動作が行われていることを確認できる。
圧力と容器1の外部の圧力とに圧力差がほぼなくなる
と、自重で排気用弁体58が下降して弁座63に接触
し、排気用弁機構59が図3(A)に示すような閉状態
に戻る。
ると、コンサベータ74内の絶縁油の油面が下がって吸
湿剤収容室3側の圧力が下がり、この吸湿剤収容室3側
の内圧が外気圧より低下して外気圧との差圧が所定値以
上になった際に吸気用弁体60が図4(C)に示すよう
に外気圧で押し上げられて吸気通路66が開となる。こ
れにより外気が吸気通路66,連通室42,通路51を
経て吸湿剤収容室3側に供給され、吸湿剤収容室3側の
圧力が上昇する。この吸気動作時には、内側透明筒体5
0内の通路51には、上向きに空気が流れ、これにより
呼吸動作表示手段52の鳥の羽よりなる表示体55が広
がるので、外部から外側透明筒体46と内側透明筒体5
0を経て表示体55の広がった状態を目視することによ
り、吸気動作が行われていることを確認できる。
室3側の圧力と容器1の外部の圧力とに圧力差がほぼな
くなると、自重で排気用弁体60が下降して弁座67に
接触し、排気用弁機構61が図4(A)に示すような閉
状態に戻る。
構61とを用いて吸排気を行うと、オイルポットやシー
ル油を使用しないで、外気との密封を行うことができ
る。
72を経て行われるので、排気孔56と吸気孔57から
異物が侵入するのを防止することができる。
箇所に外側透明筒体46と内側透明筒体50が存在して
二重構造になっているが、内側透明筒体50の外周にフ
ランジを一体に設け、このフランジを容器1の底部15
の下面にシール材を介してあてがい、取付けネジ49で
呼吸ユニット40を容器1の底部15に締結すると、外
側透明筒体46を省略することができ、呼吸動作表示手
段52を覗く箇所の構造を簡略化することができる。
ユニットの排気用弁機構と吸気用弁機構とを用いて吸排
気を行うので、オイルポットやシール油を使用しない
で、外気との密封を行うことができる。このため従来の
ように定期的にオイルポットの清掃を行ったり、シール
油の取換えを行ったりする必要がなくなり、保守に手間
と時間がかからない利点がある。また、呼吸弁ユニット
は容器の底部の下に間隔をあけて配置し、この呼吸弁ユ
ニットの吸排気口と容器の底部の孔とを透明筒体で連通
接続し、透明筒体には呼吸弁ユニットを経ての呼吸動作
状態を表示する呼吸動作表示手段を内蔵させているの
で、弁タイプであっても呼吸動作の表示を支障なく行わ
せることができる。
の一例の縦断側面図である。
である。
呼吸弁ユニットの動作説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 有底筒状の容器内が通気性の受板で上下
に仕切られ、前記受板上の前記容器内には吸湿剤を収容
する吸湿剤収容室が形成され、前記容器の上部には前記
吸湿剤収容室と油入電気機器とを連通させる通気孔が設
けられている吸湿呼吸装置において、 前記容器の底部の下には該容器内の圧力の変化により吸
気と排気とを行う呼吸弁ユニットが該容器の底部に対し
て間隔をあけて固定的に配置され、 前記呼吸弁ユニットの吸排気口と前記容器内の下部とが
透明筒体で連通接続され、前記透明筒体には前記呼吸弁
ユニットを経ての呼吸動作状態を表示する呼吸動作表示
手段が内蔵され、 前記呼吸弁ユニットは、ユニットベース体と、該ユニッ
トベース体の上面の中央側に連通室を形成するようにし
て該ユニットベース体の上部に被せられて該ユニットベ
ース体の周縁部に対して気密にシールされている蓋体と
を備え、前記蓋体には前記吸排気口が前記連通室を前記
透明筒体内の通路を経て前記容器内に連通させるように
設けられ、 前記ユニットベース体の底部には呼吸用孔として排気孔
と吸気孔とが設けられ、 且つ前記ユニットベース体には、前記吸湿剤収容室側の
内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以
上になった際に排気用弁体が開となって該吸湿剤収容室
側の圧力を前記排気孔を経て放圧する排気用弁機構と、
前記吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より低下して該外気
圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体が開と
なって該吸湿剤収容室側に外気を前記吸気孔を経て吸込
む吸気用弁機構とが設けられていることを特徴とする吸
湿呼吸装置。 - 【請求項2】 前記排気用弁機構は、前記ユニットベー
ス体に設けられて両端が異なる位置で前記連通室側に面
する前記ユニットベース体の上面に開口する排気通路
と、前記連通室側に開口する前記排気通路の一方の開口
部の周囲で前記ユニットベース体の表面側に設けられた
排気用弁座と、通常は前記排気用弁座に接触して前記排
気通路を閉じていて前記吸湿剤収容室側の内圧が外気圧
より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際
に前記排気通路を経て伝わる該内圧で押し上げられて前
記排気通路を開く前記排気用弁体と、前記連通室側に面
する前記排気用弁体と前記排気通路の一方の開口部と前
記排気孔の開口部とを前記連通室から隔離する隔離体と
で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸
湿呼吸装置。 - 【請求項3】 前記排気用弁座は前記ユニットベース体
の表面に開口させて設けられた排気用弁体ガイド凹部の
底部に設けられ、該排気用弁体ガイド凹部内に前記排気
用弁体が摺動自在に配置されていることを特徴とする請
求項2に記載の吸湿呼吸装置。 - 【請求項4】 前記排気孔の出口にフィルターが配置さ
れていることを特徴とする請求項1または2に記載の吸
湿呼吸装置。 - 【請求項5】 前記吸気用弁機構は、前記ユニットベー
ス体を貫通して外部と前記連通室側とを連通させている
前記吸気孔からなる吸気通路と、前記連通室側に開口す
る前記吸気通路の開口部の周囲で前記ユニットベース体
の表面側に設けられた吸気用弁座と、通常は前記吸気用
弁座に接触して前記吸気通路を閉じていて前記吸湿剤収
容室側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差圧が
所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて前記吸
気通路を開く前記吸気用弁体とで構成されていることを
特徴とする請求項1に記載の吸湿呼吸装置。 - 【請求項6】 前記吸気用弁座は前記ユニットベース体
の表面に開口させて設けられた吸気用弁体ガイド凹部の
底部に設けられ、該吸気用弁体ガイド凹部内に前記吸気
用弁体が摺動自在に配置されていることを特徴とする請
求項5に記載の吸湿呼吸装置。 - 【請求項7】 前記吸気孔の入口にフィルターが配置さ
れていることを特徴とする請求項5または6に記載の吸
湿呼吸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28392798A JP3961694B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 吸湿呼吸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28392798A JP3961694B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 吸湿呼吸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000114061A true JP2000114061A (ja) | 2000-04-21 |
JP3961694B2 JP3961694B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=17672023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28392798A Expired - Lifetime JP3961694B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 吸湿呼吸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3961694B2 (ja) |
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