JP3950222B2 - 吸湿呼吸装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油入電気機器に取り付けられる吸湿呼吸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
吸湿呼吸装置は、油入電気機器の温度変化による絶縁油の呼吸に際し、該絶縁油が吸湿して劣化しないようにするためのものである。
【0003】
従来のこの種の吸湿呼吸装置は、図4及び図5に示されているように、有底筒状の容器1を有し、該容器1内は前下りに傾斜した受板2で上下に仕切られ、該受板2上の容器1内には吸湿剤収容室3が形成されている。吸湿剤収容室3内には吸湿剤4が充填されている。受板2の中央には通気孔5があけられ、該通気孔5を塞ぐように受板2上には金網6が載置され、ビス7で固定され、通気が行えるようになっている。
【0004】
容器1の前面には、吸湿剤監視窓8と吸湿剤取出部9が設けられている。吸湿剤監視窓8を構成する枠体10の下側構成部材10Aの上面には後下りの傾斜面11が設けられていて、吸湿剤排出時に枠体10の部分に吸湿剤4が取残されないようになっている。
【0005】
吸湿剤取出部9は、基端の下面が受板2の傾斜下端にほぼ一致するようにして該基端を容器1内の吸湿剤収容室3に連通させて先端を斜め下向きにして容器1に気密に取付けられた吸湿剤取出筒体12と、該吸湿剤取出筒体12の先端側内面に周方向に刻設されたネジ部に螺着されて吸湿剤取出筒体12の先端を閉塞する吸湿剤取出蓋13と、吸湿剤取出筒体12の先端と吸湿剤取出蓋13との間に介在されたパッキン14とで構成されている。
【0006】
容器1の底部15の中央には吸排気孔16が設けられ、該吸排気孔16に対応して底部15の下にはオイルポット17が配設されている。該オイルポット17を取付けるために底部15の下面には120度間隔で座板18が取付けられ、該座板18には内周にネジが刻設されている連結リング19が取付けられている。この連結リング19にオイルポット17が着脱自在に取付けられている。該オイルポット17はアクリル樹脂等の透明材で形成されている。オイルポット17の上端には、底部15と連結リング19との間に座板18をスペーサとして通気口20が形成されている。オイルポット17内の底側には油面位置基準線21の位置までシール油22が収容されている。油面位置基準線21はオイルポット17の外周に朱色で刻設されている。オイルポット17内には該オイルポット17の内径より小さな外径の吸排気管23が同心状に配設されている。該吸排気管23の上端は吸排気孔16を包囲して底部15の下面に気密に取付けられ、下端はシール油22中に浸漬されている。吸排気管23の下端には、上向きに切込み24が、油面位置基準線21を越えない高さで設けられている。容器1の下部には油面位置基準線21に対応して覗き窓25が設けられている。
【0007】
容器1の上端外周にはフランジ26が突設され、該フランジ26上にはパッキン27を介して該容器1の上端を閉塞する主蓋28が載置され、ボルト29とナット30とで気密に取付けられている。主蓋28には吸湿剤投入部31と本体連通部32が形成されている。吸湿剤投入部31は、主蓋28に形成された吸湿剤投入孔33と、吸湿剤投入孔33を包囲して主蓋28の上面には気密に取付けられた吸湿剤投入筒体34と、該筒体34の上部に切られた内ネジに螺着されて吸湿剤投入筒体34を閉塞しているキャップ状の吸湿剤投入蓋35と、図示しないが吸湿剤投入筒体34の上端と吸湿剤投入蓋35との間に介在されたパッキンとで構成されている。本体連通部32は、主蓋28に形成された通気孔36と、通気孔36を包囲して主蓋28の上面に気密に取付けられた通気管37と、該通気管37の上端外周に取付けられて図示しない油入電気機器の呼吸口に連結するための接続フランジ38とで構成されている。
【0008】
このような吸湿呼吸装置は、常時はシール油22がシールの役割をはたして内外の空気を遮断しているが、油入電気機器の内圧が下り、外気圧と該油入電気機器の内圧との差が一定値以上に達すると、オイルポット17内で油面が吸排気管23の内外で差が生じて、切込み24のところで空気の流通を許す。矢印で示した如く通気口20から吸気された外気は、シール油22を通って濾過された後、吸排気管23及び吸排気孔16を経て吸湿剤収容室3中を通りながら吸湿剤4で除湿され、乾燥空気となって本体連通部32を通って油入電気機器内に導入される。一方、油入電気機器内の温度が上昇してその内圧が上り、該油入電気機器から排気を行う場合は、吸気と逆の行程で外部に排気される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の吸湿呼吸装置では、外気との密封にシール油(絶縁油)22を使用しているため、定期的にオイルポット17の清掃と、シール油22の取換えが必要となり、保守に手間と時間がかかる問題点がある。
【0010】
本発明の目的は、オイルポットやシール油を使用しないで、外気との密封を行える吸湿呼吸装置を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、保守に手間と時間がかからない吸湿呼吸装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、有底筒状の容器内が通気性の受板で上下に仕切られ、受板上の容器内には吸湿剤を収容する吸湿剤収容室が形成され、容器の底部には呼吸用孔が設けられ、容器の上部には吸湿剤収容室に連通させる通気管が設けられている吸湿呼吸装置を改良するものである。
【0013】
本発明に係る吸湿呼吸装置においては、容器の底部に呼吸用孔として排気孔と吸気孔とが設けられている。また、容器の底部には、吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側の圧力を排気孔を経て放圧する排気用弁機構と、吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側に外気を吸気孔を経て吸込む吸気用弁機構とが設けられている。
【0014】
このように排気用弁機構と吸気用弁機構とを用いて吸排気を行うと、オイルポットやシール油を使用しないで、外気との密封を行うことができる。このため従来のように定期的にオイルポットの清掃を行ったり、シール油の取換えを行ったりする必要がなくなり、保守に手間と時間がかからない利点がある。
【0015】
上記排気用弁機構は、容器の底部に設けられて両端が異なる位置で吸湿剤収容室側に面する底部の上面に開口する排気通路と、吸湿剤収容室側に開口する排気通路の一方の開口部の周囲で底部の表面に設けられた排気用弁座と、通常は排気用弁座に接触して排気通路を閉じていて吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気通路を経て伝わる該内圧で押し上げられて排気通路を開く排気用弁体と、吸湿剤収容室側に面する排気用弁体と排気通路の一方の開口部と排気孔の開口部とを吸湿剤収容室側から隔離する隔離体とで構成する。このように本発明においては、吸湿剤収容室側に面する排気用弁体と排気通路の一方の開口部と排気孔の開口部とを吸湿剤収容室側から隔離するように隔離体を設けたので、排気用弁機構を吸気用弁機構と同じ向きにして、吸湿剤収容室側に向けても支障なく排気用弁機構を作動させることができる。
【0016】
また、吸気用弁機構は、容器の底部を貫通して外部と吸湿剤収容室側とを連通させている吸気孔を吸気通路として用いて、吸湿剤収容室側に開口する吸気通路の開口部の周囲で底部の表面に設けられた吸気用弁座と、通常は吸気用弁座に接触して吸気通路を閉じていて吸湿剤収容室側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて吸気通路を開く吸気用弁体とで構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係る吸湿呼吸装置における実施の形態の一例を示したもので、図1は該吸湿呼吸装置の要部縦断側面図、図2は図1の要部拡大縦断図である。なお、前述した図4及び図5と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0018】
この吸湿呼吸装置においては、容器1の上半部側の構成については前述した図5と同様である。この吸湿呼吸装置では、容器1の底部15に、呼吸用孔として排気孔39と吸気孔40とが設けられている。また、容器1の底部15には、吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気用弁体41が開となって該吸湿剤収容室3側の圧力を排気孔39を経て放圧する排気用弁機構42と、吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体43が開となって該吸湿剤収容室3側に外気を吸気孔40を経て吸込む吸気用弁機構44とが設けられている。
【0019】
排気用弁機構42は、容器1の底部15に設けられて両端が異なる位置で吸湿剤収容室3側に面する底部15の上面に開口する排気通路45と、吸湿剤収容室3側に開口する排気通路45の一方の開口部45aの周囲で底部15の表面に設けられた排気用弁座46と、通常は排気用弁座46に接触して排気通路45を閉じていて吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気通路45を経て伝わる該内圧で押し上げられて排気通路45を開く排気用弁体41と、排気用弁機構42の上方部分である吸湿剤収容室3側に面する排気用弁体41と排気通路45の一方の開口部45aと排気孔39の開口部39aとを吸湿剤収容室3側から隔離する隔離体47とを主体として構成されている。排気用弁体41は、その下面にガイド軸48が下向きに突設され、開口部45a側の排気通路45の内面にはガイド軸48の昇降をガイドする昇降ガイド体49が気体の通過を許容するようにして設けられている。隔離体47は、前述した排気用弁機構42の上方部分以外に、吸気用弁機構44の上方部分も覆うようにしてカバー状に形成されて、底部15の上面にシール材50を介して気密に固定されている。隔離体47内には、排気用弁機構42側と吸気用弁機構44側とを仕切る仕切り体51が設けられている。吸気用弁機構44側の隔離体47内には、吸気した外気を吸湿剤収容室3側に供給する開口部52が設けられている。
【0020】
吸気用弁機構44は、容器1の底部15を貫通して外部と吸湿剤収容室3側とを連通させている吸気孔40が吸気通路53として用いられ、吸湿剤収容室3側に開口する吸気通路53の開口部53aの周囲で底部15の表面に設けられた吸気用弁座54と、通常は吸気用弁座54に接触して吸気通路53を閉じていて吸湿剤収容室3側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて吸気通路53を開く吸気用弁体43とで構成されている。吸気用弁体43は、その下面にガイド軸55が下向きに突設され、開口部53a側の吸気通路53の内面にはガイド軸55の昇降をガイドする昇降ガイド体56が気体の通過を許容するようにして設けられている。
【0021】
通気管37の上端は、本例では変圧器からなる油入電気機器57のコンサベータ58に繋がる連通管59に、相互の接続フランジ38,60で接続されている。コンサベータ58内には、油入電気機器57に供給される絶縁油61が収容されている。
【0022】
次に、このような吸湿呼吸装置における呼吸動作について、図3(A)〜(C)を参照して説明する。
【0023】
容器1内の吸湿剤収容室3側の圧力変動がない場合には、図3(A)に示すように、排気用弁機構42と吸気用弁機構44のいずれの弁体41,43もその自重で弁座46,54に接触していて、これら排気用弁機構42と吸気用弁機構44は閉となっていてこれらの弁機構42,44による呼吸作用はない。
【0024】
油入電気機器57側の圧力が上昇すると、コンサベータ58内の絶縁油61の油面が上がって吸湿剤収容室3側の圧力が上がり、この吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気通路45を経て伝わる該内圧で排気用弁体41が図3(B)に示すように押し上げられて排気通路45が開となる。これにより吸湿剤収容室3側の圧力は、排気孔39を経て外部に放圧されて低下する。この放圧作用により、吸湿剤収容室3側の圧力と容器1の外部の圧力とに圧力差がほぼなくなると、自重で排気用弁体41が下降して弁座46に接触し、排気用弁機構42が図3(A)に示すような閉状態に戻る。
【0025】
油入電気機器57側の圧力が低下すると、コンサベータ58内の絶縁油61の油面が下がって吸湿剤収容室3側の圧力が下がり、この吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より低下して外気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体43が図3(C)に示すように外気圧で押し上げられて吸気通路53が開となる。これにより外気が吸気通路53を経て吸湿剤収容室3側に供給され、吸湿剤収容室3側の圧力が上昇する。この外気の吸込み作用により、吸湿剤収容室3側の圧力と容器1の外部の圧力とに圧力差がほぼなくなると、自重で排気用弁体41が下降して弁座46に接触し、排気用弁機構42が図3(A)に示すような閉状態に戻る。
【0026】
このように排気用弁機構42と吸気用弁機構44とを用いて吸排気を行うと、オイルポットやシール油を使用しないで、外気との密封を行うことができる。
【0027】
このような構造の場合には、隔離体47が透明の場合には弁機構42,44の弁体41,43の動きを覗き窓25で監視できるが、隔離体47が不透明の場合には覗き窓25を省略することができる。また、隔離体47は吸気用弁機構44では省略することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る吸湿呼吸装置においては、排気用弁機構と吸気用弁機構とを用いて吸排気を行うので、オイルポットやシール油を使用しないで、外気との密封を行うことができる。このため従来のように定期的にオイルポットの清掃を行ったり、シール油の取換えを行ったりする必要がなくなり、保守に手間と時間がかからない利点がある。
【0029】
また本発明においては、吸湿剤収容室側に面する排気用弁体と排気通路の一方の開口部と排気孔の開口部とを吸湿剤収容室側から隔離するように隔離体を設けたので、排気用弁機構を吸気用弁機構と同じ向きにして、吸湿剤収容室側に向けても支障なく排気用弁機構を作動させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸湿呼吸装置における実施の形態の一例を示した要部縦断側面図である。
【図2】 図1の要部拡大縦断図である。
【図3】 (A)(B)(C)は本例の吸湿呼吸装置における両弁機構の動作説明図である。
【図4】 従来の吸湿呼吸装置の正面図である。
【図5】 従来の吸湿呼吸装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 容器
2 受板
3 吸湿剤収容室
4 吸湿剤
5 通気孔
6 金網
7 ビス
8 吸湿剤監視窓
9 吸湿剤取出部
10 枠体
10A 下側構成部材
11 傾斜面
12 吸湿剤取出筒体
13 吸湿剤取出蓋
14 パッキン
15 底部
16 吸排気孔
17 オイルポット
18 座板
19 連結リング
20 通気口
21 油面位置基準線
22 シール油
23 吸排気管
24 切込み
25 覗き窓
26 フランジ
27 パッキン
28 主蓋
29 ボルト
30 ナット
31 吸湿剤投入部
32 本体連通部
33 吸湿剤投入孔
34 吸湿剤投入筒体
35 吸湿剤投入蓋
36 通気孔
37 通気管
38 接続フランジ
39 排気孔
39a 開口部
40 吸気孔
41 排気用弁体
42 排気用弁機構
43 吸気用弁体
44 吸気用弁機構
45 排気通路
45a 開口部
46 排気用弁座
47 隔離体
48 ガイド軸
49 昇降ガイド体
50 シール材
51 仕切り体
52 開口部
53 吸気通路
53a 開口部
54 吸気用弁座
55 ガイド軸
56 昇降ガイド体
57 油入電気機器
58 コンサベータ
59 連通管
60 接続フランジ
61 絶縁油

Claims (2)

  1. 有底筒状の容器内が通気性の受板で上下に仕切られ、前記受板上の前記容器内には吸湿剤を収容する吸湿剤収容室が形成され、前記容器の底部には呼吸用孔が設けられ、前記容器の上部には前記吸湿剤収容室に連通させる通気管が設けられている吸湿呼吸装置において、
    前記容器の底部には呼吸用孔として排気孔と吸気孔とが設けられ、
    且つ前記容器の底部には、前記吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側の圧力を前記排気孔を経て放圧する排気用弁機構と、前記吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側に外気を前記吸気孔を経て吸込む吸気用弁機構とが設けられ、
    前記排気用弁機構は、前記容器の底部に設けられて両端が異なる位置で前記吸湿剤収容室側に面する前記底部の上面に開口する排気通路と、前記吸湿剤収容室側に開口する前記排気通路の一方の開口部の周囲で前記底部の表面に設けられた排気用弁座と、通常は前記排気用弁座に接触して前記排気通路を閉じていて前記吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に前記排気通路を経て伝わる該内圧で押し上げられて前記排気通路を開く前記排気用弁体と、前記吸湿剤収容室側に面する前記排気用弁体と前記排気通路の一方の開口部と前記排気孔の開口部とを前記吸湿剤収容室側から隔離する隔離体とで構成されていることを特徴とする吸湿呼吸装置。
  2. 前記吸気用弁機構は、前記容器の底部を貫通して外部と前記吸湿剤収容室側とを連通させている前記吸気孔を吸気通路として用いて、前記吸湿剤収容室側に開口する前記吸気通路の開口部の周囲で前記底部の表面に設けられた吸気用弁座と、通常は前記吸気用弁座に接触して前記吸気通路を閉じていて前記吸湿剤収容室側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて前記吸気通路を開く前記吸気用弁体とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸湿呼吸装置。
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