JPH11260650A - 吸湿呼吸装置 - Google Patents

吸湿呼吸装置

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JPH11260650A
JPH11260650A JP6505998A JP6505998A JPH11260650A JP H11260650 A JPH11260650 A JP H11260650A JP 6505998 A JP6505998 A JP 6505998A JP 6505998 A JP6505998 A JP 6505998A JP H11260650 A JPH11260650 A JP H11260650A
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健一 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルポットやシール油を使用しないで、外
気との密封を行える吸湿呼吸装置を得る。 【解決手段】 有底筒状の容器1内を通気性の受板で上
下に仕切る。受板上の容器1内には、吸湿剤4を収容す
る吸湿剤収容室3を形成する。容器1の底部15には呼
吸用孔を設け、容器1の上部には吸湿剤収容室3に連通
させる通気管37を設ける。容器1の底部15には、呼
吸用孔として排気孔39と吸気孔40とを設ける。容器
1の底部15には、吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧よ
り上昇してこの外気圧との差圧が所定値以上になった際
に排気用弁体41が開となって吸湿剤収容室3側の圧力
を排気孔39を経て放圧する排気用弁機構42と、吸湿
剤収容室3側の内圧が外気圧より低下してこの外気圧と
の差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体43が開と
なって吸湿剤収容室3側に外気を吸気孔40を経て吸込
む吸気用弁機構44とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油入電気機器に取
り付けられる吸湿呼吸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸湿呼吸装置は、油入電気機器の温度変
化による絶縁油の呼吸に際し、該絶縁油が吸湿して劣化
しないようにするためのものである。
【0003】従来のこの種の吸湿呼吸装置は、有底筒状
の容器1を有し、該容器1内は前下りに傾斜した受板2
で上下に仕切られ、該受板2上の容器1内には吸湿剤収
容室3が形成されている。吸湿剤収容室3内には吸湿剤
4が充填されている。受板2の中央には通気孔5があけ
られ、該通気孔5を塞ぐように受板2上には金網6が載
置され、ビス7で固定され、通気が行えるようになって
いる。
【0004】容器1の前面には、吸湿剤監視窓8と吸湿
剤取出部9が設けられている。吸湿剤監視窓8を構成す
る枠体10の下側構成部材10Aの上面には後下りの傾
斜面11が設けられていて、吸湿剤排出時に枠体10の
部分に吸湿剤4が取残されないようになっている。
【0005】吸湿剤取出部9は、基端の下面が受板2の
傾斜下端にほぼ一致するようにして該基端を容器1内の
吸湿剤収容室3に連通させて先端を斜め下向きにして容
器1に気密に取付けられた吸湿剤取出筒体12と、該吸
湿剤取出筒体12の先端側内面に周方向に刻設されたネ
ジ部に螺着されて吸湿剤取出筒体12の先端を閉塞する
吸湿剤取出蓋13と、吸湿剤取出筒体12の先端と吸湿
剤取出蓋13との間に介在されたパッキン14とで構成
されている。
【0006】容器1の底部15の中央には吸排気孔16
が設けられ、該吸排気孔16に対応して底部15の下に
はオイルポット17が配設されている。該オイルポット
17を取付けるために底部15の下面には120度間隔
で座板18が取付けられ、該座板18には内周にネジが
刻設されている連結リング19が取付けられている。こ
の連結リング19にオイルポット17が着脱自在に取付
けられている。該オイルポット17はアクリル樹脂等の
透明材で形成されている。オイルポット17の上端に
は、底部15と連結リング19との間に座板18をスペ
ーサとして通気口20が形成されている。オイルポット
17内の底側には油面位置基準線21の位置までシール
油22が収容されている。油面位置基準線21はオイル
ポット17の外周に朱色で刻設されている。オイルポッ
ト17内には該オイルポット17の内径より小さな外径
の吸排気管23が同心状に配設されている。該吸排気管
23の上端は吸排気孔16を包囲して底部15の下面に
気密に取付けられ、下端はシール油22中に浸漬されて
いる。吸排気管23の下端には、上向きに切込み24
が、油面位置基準線21を越えない高さで設けられてい
る。容器1の下部には油面位置基準線21に対応して覗
き窓25が設けられている。
【0007】容器1の上端外周にはフランジ26が突設
され、該フランジ26上にはパッキン27を介して該容
器1の上端を閉塞する主蓋28が載置され、ボルト29
とナット30とで気密に取付けられている。主蓋28に
は吸湿剤投入部31と本体連通部32が形成されてい
る。吸湿剤投入部31は、主蓋28に形成された吸湿剤
投入孔33と、吸湿剤投入孔33を包囲して主蓋28の
上面には気密に取付けられた吸湿剤投入筒体34と、該
筒体34の上部に切られた内ネジに螺着されて吸湿剤投
入筒体34を閉塞しているキャップ状の吸湿剤投入蓋3
5と、図示しないが吸湿剤投入筒体34の上端と吸湿剤
投入蓋35との間に介在されたパッキンとで構成されて
いる。本体連通部32は、主蓋28に形成された通気孔
36と、通気孔36を包囲して主蓋28の上面に気密に
取付けられた通気管37と、該通気管37の上端外周に
取付けられて図示しない油入電気機器の呼吸口に連結す
るための接続フランジ38とで構成されている。
【0008】このような吸湿呼吸装置は、常時はシール
油22がシールの役割をはたして内外の空気を遮断して
いるが、油入電気機器の内圧が下り、外気圧と該油入電
気機器の内圧との差が一定値以上に達すると、オイルポ
ット17内で油面が吸排気管23の内外で差が生じて、
切込み24のところで空気の流通を許す。矢印で示した
如く通気口20から吸気された外気は、シール油22を
通って濾過された後、吸排気管23及び吸排気孔16を
経て吸湿剤収容室3中を通りながら吸湿剤4で除湿さ
れ、乾燥空気となって本体連通部32を通って油入電気
機器内に導入される。一方、油入電気機器内の温度が上
昇してその内圧が上り、該油入電気機器から排気を行う
場合は、吸気と逆の行程で外部に排気される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吸湿呼吸装置では、外気との密封にシール油
(絶縁油)22を使用しているため、定期的にオイルポ
ット17の清掃と、シール油22の取換えが必要とな
り、保守に手間と時間がかかる問題点がある。
【0010】本発明の目的は、オイルポットやシール油
を使用しないで、外気との密封を行える吸湿呼吸装置を
提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、保守に手間と時間が
かからない吸湿呼吸装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、有底筒状の容
器内が通気性の受板で上下に仕切られ、受板上の容器内
には吸湿剤を収容する吸湿剤収容室が形成され、容器の
底部には呼吸用孔が設けられ、容器の上部には吸湿剤収
容室に連通させる通気管が設けられている吸湿呼吸装置
を改良するものである。
【0013】本発明に係る吸湿呼吸装置においては、容
器の底部に呼吸用孔として排気孔と吸気孔とが設けられ
ている。また、容器の底部には、吸湿剤収容室側の内圧
が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上に
なった際に排気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側の
圧力を排気孔を経て放圧する排気用弁機構と、吸湿剤収
容室側の内圧が外気圧より低下して該外気圧との差圧が
所定値以上になった際に吸気用弁体が開となって該吸湿
剤収容室側に外気を吸気孔を経て吸込む吸気用弁機構と
が設けられている。
【0014】このように排気用弁機構と吸気用弁機構と
を用いて吸排気を行うと、オイルポットやシール油を使
用しないで、外気との密封を行うことができる。このた
め従来のように定期的にオイルポットの清掃を行った
り、シール油の取換えを行ったりする必要がなくなり、
保守に手間と時間がかからない利点がある。
【0015】この場合、排気用弁機構としては、容器の
底部に設けられて両端が異なる位置で吸湿剤収容室側に
面する底部の上面に開口する排気通路と、吸湿剤収容室
側に開口する排気通路の一方の開口部の周囲で底部の表
面に設けられた排気用弁座と、通常は排気用弁座に接触
して排気通路を閉じていて吸湿剤収容室側の内圧が外気
圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上になった
際に排気通路を経て伝わる該内圧で押し上げられて排気
通路を開く排気用弁体と、吸湿剤収容室側に面する排気
用弁体と排気通路の一方の開口部と排気孔の開口部とを
吸湿剤収容室側から隔離する隔離体とで構成することが
できる。特に、この排気用弁機構のように、吸湿剤収容
室側に面する排気用弁体と排気通路の一方の開口部と排
気孔の開口部とを吸湿剤収容室側から隔離するように隔
離体を設けると、排気用弁機構を吸気用弁機構と同じ向
きにして、吸湿剤収容室側に向けても支障なく排気用弁
機構を作動させることができる。
【0016】また、吸気用弁機構としては、容器の底部
を貫通して外部と吸湿剤収容室側とを連通させている吸
気孔が吸気通路として用いられ、吸湿剤収容室側に開口
する吸気通路の開口部の周囲で底部の表面に設けられた
吸気用弁座と、通常は吸気用弁座に接触して吸気通路を
閉じていて吸湿剤収容室側の圧力が外気圧より低下して
該外気圧との差圧が所定値以上になった際に外気圧で押
し上げられて吸気通路を開く吸気用弁体とで構成するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る吸湿
呼吸装置における実施の形態の一例を示したもので、図
1は該吸湿呼吸装置の要部縦断側面図、図2は図1の要
部拡大縦断図である。なお、前述した図4及び図5と対
応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0018】この吸湿呼吸装置においては、容器1の上
半部側の構成については前述した図5と同様である。こ
の吸湿呼吸装置では、容器1の底部15に、呼吸用孔と
して排気孔39と吸気孔40とが設けられている。ま
た、容器1の底部15には、吸湿剤収容室3側の内圧が
外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上にな
った際に排気用弁体41が開となって該吸湿剤収容室3
側の圧力を排気孔39を経て放圧する排気用弁機構42
と、吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より低下して該外
気圧との差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体43
が開となって該吸湿剤収容室3側に外気を吸気孔40を
経て吸込む吸気用弁機構44とが設けられている。
【0019】排気用弁機構42は、容器1の底部15に
設けられて両端が異なる位置で吸湿剤収容室3側に面す
る底部15の上面に開口する排気通路45と、吸湿剤収
容室3側に開口する排気通路45の一方の開口部45a
の周囲で底部15の表面に設けられた排気用弁座46
と、通常は排気用弁座46に接触して排気通路45を閉
じていて吸湿剤収容室3側の内圧が外気圧より上昇して
該外気圧との差圧が所定値以上になった際に排気通路4
5を経て伝わる該内圧で押し上げられて排気通路45を
開く排気用弁体41と、排気用弁機構42の上方部分で
ある吸湿剤収容室3側に面する排気用弁体41と排気通
路45の一方の開口部45aと排気孔39の開口部39
aとを吸湿剤収容室3側から隔離する隔離体47とを主
体として構成されている。排気用弁体41は、その下面
にガイド軸48が下向きに突設され、開口部45a側の
排気通路45の内面にはガイド軸48の昇降をガイドす
る昇降ガイド体49が気体の通過を許容するようにして
設けられている。隔離体47は、前述した排気用弁機構
42の上方部分以外に、吸気用弁機構44の上方部分も
覆うようにしてカバー状に形成されて、底部15の上面
にシール材50を介して気密に固定されている。隔離体
47内には、排気用弁機構42側と吸気用弁機構44側
とを仕切る仕切り体51が設けられている。吸気用弁機
構44側の隔離体47内には、吸気した外気を吸湿剤収
容室3側に供給する開口部52が設けられている。
【0020】吸気用弁機構44は、容器1の底部15を
貫通して外部と吸湿剤収容室3側とを連通させている吸
気孔40が吸気通路53として用いられ、吸湿剤収容室
3側に開口する吸気通路53の開口部53aの周囲で底
部15の表面に設けられた吸気用弁座54と、通常は吸
気用弁座54に接触して吸気通路53を閉じていて吸湿
剤収容室3側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との
差圧が所定値以上になった際に外気圧で押し上げられて
吸気通路53を開く吸気用弁体43とで構成されてい
る。吸気用弁体43は、その下面にガイド軸55が下向
きに突設され、開口部53a側の吸気通路53の内面に
はガイド軸55の昇降をガイドする昇降ガイド体56が
気体の通過を許容するようにして設けられている。
【0021】通気管37の上端は、本例では変圧器から
なる油入電気機器57のコンサベータ58に繋がる連通
管59に、相互の接続フランジ38,60で接続されて
いる。コンサベータ58内には、油入電気機器57に供
給される絶縁油61が収容されている。
【0022】次に、このような吸湿呼吸装置における呼
吸動作について、図3(A)〜(C)を参照して説明す
る。
【0023】容器1内の吸湿剤収容室3側の圧力変動が
ない場合には、図3(A)に示すように、排気用弁機構
42と吸気用弁機構44のいずれの弁体41,43もそ
の自重で弁座46,54に接触していて、これら排気用
弁機構42と吸気用弁機構44は閉となっていてこれら
の弁機構42,44による呼吸作用はない。
【0024】油入電気機器57側の圧力が上昇すると、
コンサベータ58内の絶縁油61の油面が上がって吸湿
剤収容室3側の圧力が上がり、この吸湿剤収容室3側の
内圧が外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以
上になった際に排気通路45を経て伝わる該内圧で排気
用弁体41が図3(B)に示すように押し上げられて排
気通路45が開となる。これにより吸湿剤収容室3側の
圧力は、排気孔39を経て外部に放圧されて低下する。
この放圧作用により、吸湿剤収容室3側の圧力と容器1
の外部の圧力とに圧力差がほぼなくなると、自重で排気
用弁体41が下降して弁座46に接触し、排気用弁機構
42が図3(A)に示すような閉状態に戻る。
【0025】油入電気機器57側の圧力が低下すると、
コンサベータ58内の絶縁油61の油面が下がって吸湿
剤収容室3側の圧力が下がり、この吸湿剤収容室3側の
内圧が外気圧より低下して外気圧との差圧が所定値以上
になった際に吸気用弁体43が図3(C)に示すように
外気圧で押し上げられて吸気通路53が開となる。これ
により外気が吸気通路53を経て吸湿剤収容室3側に供
給され、吸湿剤収容室3側の圧力が上昇する。この外気
の吸込み作用により、吸湿剤収容室3側の圧力と容器1
の外部の圧力とに圧力差がほぼなくなると、自重で排気
用弁体41が下降して弁座46に接触し、排気用弁機構
42が図3(A)に示すような閉状態に戻る。
【0026】このように排気用弁機構42と吸気用弁機
構44とを用いて吸排気を行うと、オイルポットやシー
ル油を使用しないで、外気との密封を行うことができ
る。
【0027】このような構造の場合には、隔離体47が
透明の場合には弁機構42,44の弁体41,43の動
きを覗き窓25で監視できるが、隔離体47が不透明の
場合には覗き窓25を省略することができる。また、隔
離体47は吸気用弁機構44では省略することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る吸湿呼吸装置においては、
排気用弁機構と吸気用弁機構とを用いて吸排気を行うの
で、オイルポットやシール油を使用しないで、外気との
密封を行うことができる。このため従来のように定期的
にオイルポットの清掃を行ったり、シール油の取換えを
行ったりする必要がなくなり、保守に手間と時間がかか
らない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸湿呼吸装置における実施の形態
の一例を示した要部縦断側面図である。
【図2】図1の要部拡大縦断図である。
【図3】(A)(B)(C)は本例の吸湿呼吸装置にお
ける両弁機構の動作説明図である。
【図4】従来の吸湿呼吸装置の正面図である。
【図5】従来の吸湿呼吸装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 受板 3 吸湿剤収容室 4 吸湿剤 5 通気孔 6 金網 7 ビス 8 吸湿剤監視窓 9 吸湿剤取出部 10 枠体 10A 下側構成部材 11 傾斜面 12 吸湿剤取出筒体 13 吸湿剤取出蓋 14 パッキン 15 底部 16 吸排気孔 17 オイルポット 18 座板 19 連結リング 20 通気口 21 油面位置基準線 22 シール油 23 吸排気管 24 切込み 25 覗き窓 26 フランジ 27 パッキン 28 主蓋 29 ボルト 30 ナット 31 吸湿剤投入部 32 本体連通部 33 吸湿剤投入孔 34 吸湿剤投入筒体 35 吸湿剤投入蓋 36 通気孔 37 通気管 38 接続フランジ 39 排気孔 39a 開口部 40 吸気孔 41 排気用弁体 42 排気用弁機構 43 吸気用弁体 44 吸気用弁機構 45 排気通路 45a 開口部 46 排気用弁座 47 隔離体 48 ガイド軸 49 昇降ガイド体 50 シール材 51 仕切り体 52 開口部 53 吸気通路 53a 開口部 54 吸気用弁座 55 ガイド軸 56 昇降ガイド体 57 油入電気機器 58 コンサベータ 59 連通管 60 接続フランジ 61 絶縁油

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の容器内が通気性の受板で上下
    に仕切られ、前記受板上の前記容器内には吸湿剤を収容
    する吸湿剤収容室が形成され、前記容器の底部には呼吸
    用孔が設けられ、前記容器の上部には前記吸湿剤収容室
    に連通させる通気管が設けられている吸湿呼吸装置にお
    いて、 前記容器の底部には呼吸用孔として排気孔と吸気孔とが
    設けられ、 且つ前記容器の底部には、前記吸湿剤収容室側の内圧が
    外気圧より上昇して該外気圧との差圧が所定値以上にな
    った際に排気用弁体が開となって該吸湿剤収容室側の圧
    力を前記排気孔を経て放圧する排気用弁機構と、前記吸
    湿剤収容室側の内圧が外気圧より低下して該外気圧との
    差圧が所定値以上になった際に吸気用弁体が開となって
    該吸湿剤収容室側に外気を前記吸気孔を経て吸込む吸気
    用弁機構とが設けられていることを特徴とする吸湿呼吸
    装置。
  2. 【請求項2】 前記排気用弁機構は、前記容器の底部に
    設けられて両端が異なる位置で前記吸湿剤収容室側に面
    する前記底部の上面に開口する排気通路と、前記吸湿剤
    収容室側に開口する前記排気通路の一方の開口部の周囲
    で前記底部の表面に設けられた排気用弁座と、通常は前
    記排気用弁座に接触して前記排気通路を閉じていて前記
    吸湿剤収容室側の内圧が外気圧より上昇して該外気圧と
    の差圧がが所定値以上になった際に前記排気通路を経て
    伝わる該内圧で押し上げられて前記排気通路を開く前記
    排気用弁体と、前記吸湿剤収容室側に面する前記排気用
    弁体と前記排気通路の一方の開口部と前記排気孔の開口
    部とを前記吸湿剤収容室側から隔離する隔離体とで構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の吸湿呼吸
    装置。
  3. 【請求項3】 前記吸気用弁機構は、前記容器の底部を
    貫通して外部と前記吸湿剤収容室側とを連通させている
    前記吸気孔が吸気通路として用いられ、前記吸湿剤収容
    室側に開口する前記吸気通路の開口部の周囲で前記底部
    の表面に設けられた吸気用弁座と、通常は前記吸気用弁
    座に接触して前記吸気通路を閉じていて前記吸湿剤収容
    室側の圧力が外気圧より低下して該外気圧との差圧が所
    定値以上になった際に外気圧で押し上げられて前記吸気
    通路を開く前記吸気用弁体とで構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の吸湿呼吸装置。
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