JP2672340B2 - 液体噴射記録装置 - Google Patents

液体噴射記録装置

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JP2672340B2 JP19203288A JP19203288A JP2672340B2 JP 2672340 B2 JP2672340 B2 JP 2672340B2 JP 19203288 A JP19203288 A JP 19203288A JP 19203288 A JP19203288 A JP 19203288A JP 2672340 B2 JP2672340 B2 JP 2672340B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/18Ink recirculation systems

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録ヘッドの吐出口を覆蓋するキャップ部
材を具えた液体噴射記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、液体噴射記録装置の回復系ではその記録ヘッド
を乾燥や塵埃の付着から守るためにキャップ部材が使用
されており、また、記録ヘッドが待機状態にあって所定
時間経過したときや記録量が所定量に達すると、上述の
キャップ部材対向位置に記録ヘッドを導き、記録液(以
下ではインクという)を吐出させる予備吐出の行われる
ことが知られている。
第5図はこのようなキャップ部材と記録ヘッドとの相
対関係を示し、1は記録ヘッド、2はその吐出面1Aに設
けられた吐出口、3は吐出面1Aの密封が可能なキャップ
部材であり、予備吐出が行われるときあるいは待機中、
この図に示すようにキャップ部材3は吐出面1Aに密接し
た状態または吐出面1Aから僅か離隔した状態に保たれ、
インクの予備吐出が行われる。4はキャップ部材3の内
腔3A内を湿潤状態に保つためにインク溜り3Bに貯留され
ているインクである。
ところで、このようなキャップ部材3ではその内容積
が小さすぎると、記録ヘッド1との非接触状態に保たれ
ている間に湿潤性を失い易く、記録ヘッド1に封着され
た直後からある程度の湿潤性が保たれるようにするには
その内容積を大きく保つ必要がある。従って、通常の場
合はその奥行寸法を記録ヘッド1と被記録材(不図示)
との間の距離の数倍ないし数十倍程度に保つように構成
されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のキャップ部材では、記
録ヘッド1から予備吐出が行われるときに、吐出口2か
ら液滴5が形成されて吐出されるが、このとき主滴6の
あとにサテライトと呼ばれている主滴6の数分の1の体
積のインク滴(以下で副滴という)7が形成されること
があり、これらが第5図に示すように同時に空中を飛翔
する。なお、これらのインク滴は例えば1mm当り16個の
吐出口2が配列されているので約1.5×10-8g程度の極め
て小さい粒子である。
しかして、これらのインク滴6や7は飛翔中に空気抵
抗によて徐々にその初速を失い、最初は直線的に飛翔し
ているものが6Aや7Aで示すように不安定な軌跡を画くよ
うになる。かくして、速度を失ったインク滴は極く僅か
な空気流にも押し流されてキャップ部材の内腔3A内を浮
遊し、その一部は吐出面1Aに付着する。特に記録ヘッド
1の待機中ヘッド1とキャップ部材3との間に所定の間
隔が保たれるような装着では空気の対流が発生し易く、
また、1回の予備吐出では上述したようなインクの付着
が僅かでも相当長時間にわたって待機状態に保たれるよ
うな場合には複数回の予備吐出が行われることによって
付着インクが増加する。
そこで、このようなインクの付着によって記録時にお
ける正常なインクの吐出が妨げられたり、多量に付着し
た場合は、被記録材上に転写されてしまい、記録画像を
損う虞がある。また、第6図に示すように複数色のイン
クをそれぞれ吐出させるノズル8A〜8Dを有し、同一のキ
ャップ部材3によって密封可能な記録ヘッド11では吐出
面11Aに付着した各種の色のインク滴12がノズル内に入
り込み混色のために記録画像に変色の発生する虞があっ
た。
本発明の目的は、上述したような従来の課題に着目
し、その不具合を取除くべく、予備吐出時に吐出された
インク滴のキャップ部材内の浮遊を防止し、記録ヘッド
のインク吐出面にインク滴が付着しないようになして、
記録品位が損われることのないようにした液体噴射記録
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本発明は、非記録時に
記録ヘッドのインク吐出面に設けられたインク吐出口を
覆蓋するためのキャップ部材を具え、前記記録ヘッドの
インク吐出機能を回復するために、前記キャップ部材内
に前記インク吐出口からインクを予備吐出する液体噴射
記録装置において、前記キャップ部材の内部に、該キャ
ップ部材が前記インク吐出口を覆蓋しているときに前記
インク吐出面と近接して、前記予備吐出されたインクの
滴を捕捉するインク滴受止め部材を設け、前記インク滴
受止め部材は、前記予備吐出されたインクの滴を通過さ
せるための通過孔が形成された部材と、前記通過孔を通
過したインクの滴を受止めるための部材とを含み、これ
らの部材は前記インクの滴の吐出方向に並設されている
ことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明によれば、予備吐出されたインクの滴を捕捉す
るためのインク滴受止め部材として、インクの滴を通過
させる通過孔が設けられた部材と、その通過孔を通過し
たインクの滴を受止める部材とを並設して具えることに
より、後者の部材にあたって放射状にはね返されたイン
クの小敵を前者の部材によって確実に捕捉する。これに
より、後者の部材から放射状に飛散したインクの小敵が
インク吐出面まではね返されることを確実に防止して、
インクの吐出不良や記録画像の乱れ等の発生を防止す
る。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具
体的に説明する。
まず、本発明の実施例に先立ち、参考例としての構成
を第1図から第3図により説明する。第1図および第2
図は、第1の参考例を示す。ここで14は予備吐出時に記
録ヘッド1の吐出口2から吐出されたインク滴6や不図
示の副滴7を受止めるためにキャップ部材13内に設けた
インク滴受止め部材であり、本例ではインク滴受止め部
材14を記録ヘッド吐出面1Aから例えば3〜5mm程度離隔
した近傍位置に配置する。
このように構成したキャップ部材13では、インクの予
備吐出時に吐出口2から所定の初速を保って吐出された
インク滴6が空中を飛翔するが、3〜5mm程度の間は空
気中を浮遊するほどにはその速度が衰えないので、飛翔
したインク滴6および副滴7(図示せず)はインク滴受
止め部材14によって受止められ、部材14に付着したイン
ク滴15は第2図に示すようにインク溜り13Bに滴下して
湿潤用のインクとして使用される。
第3図は、第2の参考例を示し、本例は、インク滴受
止め部材24を吸水性のある多孔質材料で形成したもので
ある。本例の場合は、インク滴6(7)が付着しても部
材24内に吸収されるので、ヘッド1と対向する面にイン
ク滴が付着して盛上るようなことがなく、従って部材24
とヘッド1との間の距離を更に短かく保ち、効果的に受
止めを実施することができる。
第4図は、本発明の一実施例を示す。本例は複数のイ
ンク滴受止め部材14A,14Bおよび14Cを並列に配設したも
ので、15Aおよび15Bは部材14Aおよび14Bの吐出口2とほ
ぼ対向する位置に設けられたそれぞれ通過孔である。本
例のように構成することによって、たとえ、初速が非常
に速いような場合にあっても吐出されたインク滴6が14
A等にあたってはねかえされ、ためにその放射状に飛散
した小滴が吐出面1Aに付着するようなことがない。な
お、本例ではインク滴受止め部材を14A〜14Cの3枚とし
たが部材の数はこれに限られるものではない。
ところで本実施例の場合、インク滴6は、部材14A、1
4Bの制限された通過孔15A、15Bを通過してから部材14C
によって受止められるため、その部材14Cにあたって放
射状にはね返された小敵は、部材14B、14Aによって確実
に捕捉されることになる。したがって、放射状に飛散し
た小敵が吐出面1Aまではね返されるようなことはない。
また本例のように、インク滴受止め部材として、3つの
部材14A、14B、14Cをインク滴6の吐出方向に並設する
ことにより、つまり通過孔15A、15Bが形成された部材14
A、14Bと、それらの通過孔15A、15Bを通過してきたイン
ク滴6を受止める部材14Cとを並設したことにより、部
材14Cから放射状に飛散した小敵は、2つの部材14A、14
Bによって吐出面1Aまでのはね返りが防止されることに
なる。
また、本例において、これらのインク滴受止め部材を
第3図に示したようにそれぞれ多孔質材料で形成するこ
ともできる。
更にまた、第1図や第3図に示した例において、その
インク滴受止め部材の吐出面1Aと対向する面を微細な凹
凸のある粗面に形成し、弾着したインク滴がはね返らぬ
ようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、予備吐出されたイン
クの滴を捕捉するためのインク滴受止め部材として、イ
ンクの滴を通過させる通過孔が設けられた部材と、その
通過孔を通過したインクの滴を受止める部材とを並設し
て具えることにより、後者の部材にあたって放射状には
ね返されたインクの小滴を前者の部材によって確実に捕
捉することができる。この結果、後者の部材から放射状
に飛散したインクの小敵がインク吐出面まではね返され
ることを確実に防止して、インクの吐出不良や記録画像
の乱れ等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の参考例としてのキャップ部材の構成を
模式的に示す断面図、 第2図は、第1図のキャップ部材におけるインク滴の挙
動の説明図、 第3図は、第2の参考例としてのキャップ部材の構成を
模式的に示す断面図、 第4図は、本発明の一実施例におけるキャップ部材の構
成を模式的に示す断面図、 第5図および第6図は従来の回復系における予備吐出時
のインク滴の挙動をそれぞれ模式的に示す断面図であ
る。 1……記録ヘッド、 1A……吐出面、 2……吐出口、 3,13……キャップ部材、 3A……内腔、 6……主滴(インク滴)、 7……副滴(インク滴)、 14,24,14A〜14C……インク滴受止め部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非記録時に記録ヘッドのインク吐出面に設
    けられたインク吐出口を覆蓋するためのキャップ部材を
    具え、前記記録ヘッドのインク吐出機能を回復するため
    に、前記キャップ部材内に前記インク吐出口からインク
    を予備吐出する液体噴射記録装置において、 前記キャップ部材の内部に、該キャップ部材が前記イン
    ク吐出口を覆蓋しているときに前記インク吐出面と近接
    して、前記予備吐出されたインクの滴を捕捉するインク
    滴受止め部材を設け、 前記インク滴受止め部材は、前記予備吐出されたインク
    の滴を通過させるための通過孔が形成された部材と、前
    記通過孔を通過したインクの滴を受止めるための部材と
    を含み、これらの部材は前記インクの滴の吐出方向に並
    設されていることを特徴とする液体噴射記録装置。
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