JPH10166588A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH10166588A JPH10166588A JP8353555A JP35355596A JPH10166588A JP H10166588 A JPH10166588 A JP H10166588A JP 8353555 A JP8353555 A JP 8353555A JP 35355596 A JP35355596 A JP 35355596A JP H10166588 A JPH10166588 A JP H10166588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink jet
- recording head
- jet recording
- face surface
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
- 239000003595 mist Substances 0.000 abstract description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005201 scrubbing Methods 0.000 abstract 1
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 60
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- PCTMTFRHKVHKIS-BMFZQQSSSA-N (1s,3r,4e,6e,8e,10e,12e,14e,16e,18s,19r,20r,21s,25r,27r,30r,31r,33s,35r,37s,38r)-3-[(2r,3s,4s,5s,6r)-4-amino-3,5-dihydroxy-6-methyloxan-2-yl]oxy-19,25,27,30,31,33,35,37-octahydroxy-18,20,21-trimethyl-23-oxo-22,39-dioxabicyclo[33.3.1]nonatriaconta-4,6,8,10 Chemical compound C1C=C2C[C@@H](OS(O)(=O)=O)CC[C@]2(C)[C@@H]2[C@@H]1[C@@H]1CC[C@H]([C@H](C)CCCC(C)C)[C@@]1(C)CC2.O[C@H]1[C@@H](N)[C@H](O)[C@@H](C)O[C@H]1O[C@H]1/C=C/C=C/C=C/C=C/C=C/C=C/C=C/[C@H](C)[C@@H](O)[C@@H](C)[C@H](C)OC(=O)C[C@H](O)C[C@H](O)CC[C@@H](O)[C@H](O)C[C@H](O)C[C@](O)(C[C@H](O)[C@H]2C(O)=O)O[C@H]2C1 PCTMTFRHKVHKIS-BMFZQQSSSA-N 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 230000002940 repellent Effects 0.000 description 2
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/1433—Structure of nozzle plates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
- B41J2/16538—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/03—Specific materials used
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/11—Embodiments of or processes related to ink-jet heads characterised by specific geometrical characteristics
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
ェイス面の吐出口近辺に付着するのを防止し、ワイピン
グや拭きの回数の低減による、ヘッド寿命の延長を図る
ことのでき、また、耐水液を用いたインクジェット記録
において、着弾時の跳ね返りによるミストがフェイス面
の吐出口近辺に付着するのを防止し、印字上の着弾ずれ
や印字ドット抜けのないインクジェット記録ヘッドおよ
びインクジェット記録装置を提供することを目的として
いる。 【解決手段】本発明は、記録素子基板に形成された吐出
口列から、インク液滴を吐出し印字媒体に記録するイン
クジェット記録ヘッドにおいて、吐出口列の両側に構造
物が配設され、該構造物と記録ヘッドのフエイス面との
間に隙間が設けられていることを特徴とするものであ
る。
Description
液滴を吐出し印字媒体に記録するインクジェット記録ヘ
ッドおよび該ヘッドにより構成されたインクジェット記
録装置に関する。
を吐出し印字媒体に着弾させることにより、記録を行
う。しかし、インクジェット記録においては、着弾時に
インクの飛び散り現象が発生していた。図2及び図3に
基づき着弾時のインクの飛び散り現象に関し以下に説明
する。図2(a)ではヘッドと印字ヘッドから吐出した
液滴と印字媒体を図示している。(b)においては、液
滴が印字媒体に着弾し、(c)は印字媒体に対し鋭角に
跳ね返りミスト(以下ミストとも記す)が発生している
様子を図示した。さらに、図3は印字媒体上の一つのド
ットに複数の液滴が時間差をもって着弾する様子を図示
したものであり、図3(c)には、印字媒体上に先に着
弾したインク滴がある状態での着弾においてはより顕著
に跳ね返りが発生している様子が示されている。
ット記録ヘッドのフェイス面に付着することにより、着
弾ずれや、不吐出の原因になっていた。また、基本色の
インクそれぞれに対してインクジェットヘッドを同一の
走査線上に配置した構成とし、これらのインクジェット
ヘッドによる走査の間に、これらのヘッド相互の距離に
対応した時間、吐出信号を遅延させることにより、同一
箇所に異なったインクジェットヘッドから吐出された複
数のインク滴を重ね、上記基本色以外の中間色のドット
を形成するカラー画像をプリントする場合において、飛
び散りが特に顕著に発生していた。
ては、フェイス面に撥水剤を形成することにより、吐出
口付近のインク滴をはじくようにし、不吐やよれを防止
していた。また、従来のインクジェット記録装置におい
ては、ある時間間隔ごとにフェイス面をワイピングや拭
きを行うことにより、フェイス面に付着した、インク滴
を除去し、上記の問題点に対応していた。また、インク
ジェット記録においては、印字物に耐水性を付加するた
めに、インクと反応する液体(以下耐水液と記す)を用
いる方法がある。具体的には、耐水液をインクジェット
記録ヘッドから吐出させ、耐水液とインクを印字媒体上
で混合させることにより、印字媒体上で反応が起こり耐
水性を持つ。すなわち、カラーインクジェット記録と同
様に耐水液とインクを重ねて着弾させていた。
たような従来のインクジェット記録装置においては、ワ
イピングや拭きをすることによりヘッド表面に形成され
た撥水剤がはがれたり、また、フェイス面の磨耗が発生
することにより、ヘッドの寿命を短くするという問題が
あった。また、耐水液を用いたインクジェット記録にお
いては、耐水液とインクが反応して発生する堅牢な固着
物が、着弾時の飛び散りにより印字ヘッドフェイス面に
付着し、印字上の着弾ずれや、さらには印字ヘッドから
インクが吐出しなくなる現象の結果として印字ドット抜
けが発生するという問題があった。
る課題を解決し、着弾時の跳ね返りによるミストがフェ
イス面の吐出口近辺に付着するのを防止し、ワイピング
や拭きの回数の低減による、ヘッド寿命の延長を図るこ
とのできるインクジェット記録ヘッドおよびインクジェ
ット記録装置を提供することを目的としている。また、
本発明は、耐水液を用いたインクジェット記録におい
て、着弾時の跳ね返りによるミストがフェイス面の吐出
口近辺に付着するのを防止し、印字上の着弾ずれや印字
ドット抜けのないインクジェット記録ヘッドおよびイン
クジェット記録装置を提供することを目的としている。
決するため、インクジェット記録ヘッドおよびインクジ
ェット記録装置をつぎのように構成したことを特徴とす
るものである。すなわち、本発明のインクジェット記録
ヘッドは、記録素子基板に形成された吐出口列から、イ
ンク液滴を吐出し印字媒体に記録するインクジェット記
録ヘッドにおいて、吐出口列の両側に構造物が配設さ
れ、該構造物と記録ヘッドのフェイス面との間に隙間が
設けられていることを特徴としている。また、本発明の
インクジェット記録ヘッドは、前記構造物と記録ヘッド
のフェイス面との間の隙間に、リブが設けられているこ
とを特徴としており、その際、リブの幅を前記構造物の
幅より狭く形成するようにしてもよい。また、本発明の
インクジェット記録ヘッドは、前記構造物を吐出口列に
対し平行に配するようにすることを特徴としている。ま
た、本発明のインクジェット記録ヘッドは、前記構造物
が、前記記録素子基板の支持部材に凹状態に形成した記
録素子基板に対して配設する構成を採ることもできる。
さらに、本発明のインクジェット記録装置は、上記した
いずれかのインクジェット記録ヘッドを構成する吐出口
列が形成された記録素子基板を複数有するインクジェッ
ト記録ヘッドからなり、該インクジェット記録ヘッドを
複数具備していることを特徴としている。
ッドの吐出口近辺に構造物を設けることにより、ミスト
が印字ヘッドの吐出口近辺に付着するのを防止するもの
である。以下にその原理について述べる。インクジェッ
ト記録ヘッドから吐出されたインク滴が紙に着弾し跳ね
返りミストは、図4に示す挙動を示す。第一に吐出液滴
流と同方向への空気の流れが発生し、その空気の流れが
紙面上で跳ね返る。そして、吐出液滴流近辺が低圧状態
になっていることと、その吐出液滴流と同方向への気流
に対し空気を供給するために、周囲から空気を引き込み
矢印bのような気流が発生する。この気流により、紙面
に対し斜めに跳ね返ったミストが、フェイス面に付着す
る。
気流を発生させないように、印字ヘッド吐出口周辺に構
造物を設ける。気流を発生させない原理について、以下
に述べる。図5に示すように、吐出液滴流近辺において
は、矢印aのように吐出液滴流と同じ方向に気流が発生
する。矢印aのような気流を継続させるためには気流の
根元に空気を供給しなければならない。そこで、構造物
とヘッドフェイス面の間に隙間を開けることにより、空
気の供給口を設けてやる。こうすることにより、吐出口
周辺の気流は、フェイス面から紙の方向に流れるため
に、紙面上で跳ね返るミストはこの気流に乗り、吐出口
周辺にくることがない(以下、吐出流効果と記す)。
ジェット記録ヘッドの斜視図である。1は、インクの吐
出する吐出口が形成されている記録素子基板、2は記録
基板上に複数配列され、インクを吐出するための開口で
ある吐出口である。3は、記録素子基板1が固定されて
いる支持部材である。7はインクジェッ卜記録ヘッドと
記録装置との電気的な導通をとる手段であるコンタクト
パッドである。
ヘッドのフェイス面周辺につけた構造物4の厚みは0.
2mm、構造物4のx方向長さ0.8mm、y方向長さ
は20mmである。また、構造物4とヘッドフェイス面
との隙間の距離は0.2mm、構造物4間の距離は0.
7mmである。直方体の構造物4とそれをヘッドにつけ
る構造物4と一体化したリブ6がある。そのリブ6の寸
法は、x方向長さ0.8mm、y方向長さ0.3mmで
ある。また、構造物4の材料はSUSを用いている。イ
ンクジェット記録ヘッドにおいては、吐出体積8.5p
l、吐出速度18m/s、吐出口は600DPIの解像
度で記録素子基板1上に配列されている。また、インク
ジェット記録装置(不図示)である。キャリッジの往復
どちらでも印字をし、吐出口から紙までの距離は1.5
mm、駆動周波数は8kHz、印字解像度は1200D
PIである。
図6に示す。5は、インクにより画像が形成される紙で
ある。本実施例の構成において、印字後にインクジェッ
ト記録ヘッドのフェイス面を観察したところ、図6の斜
線部のように、ミストが付着した。すなわち、フェイス
面と構造物4の隙間にミストが付着しているが、そこで
留まり、吐出口2周辺には到達していない。このよう
に、吐出流効果により構造物4のないインクジェット記
録ヘッドと比較して吐出口周辺のミスト量をかなり減少
させることができた。このことにより、従来のインクジ
ェット記録装置よりワイピング回数を減らすことがで
き、ヘッドの寿命を延ばすことができた。
mであったが、ヘッドフェイス面との隙間の距離との合
計長さが、フェイス面と紙との距離より小さければどん
な長さでもよい。また、構造物4の材料としては、SU
Sではなく、例えばPETやポリプロピレン等のプラス
チックを用いることもできる。このようなプラスチック
材料を用いる時には、図7に示すように、構造物4とフ
ェイス面との隙間にリブ6を設けることにより強度を保
持できる。
凹のように下がった構成においても、図8に示すヘッド
吐出口2周辺の断面図のように構造物4を設けることで
吐出流効果が得られる。具体的には、記録素子基板1x
方向長さは2.6mm、記録素子基板1が支持部材3に
対し0.2mmだけ凹状態になっている。構造物の寸法
は上記実施例と同じである。この構成においても、斜線
部のようにミストが付着するように、吐出流効果があ
り、吐出口2周辺へのミストの付着を防止することがで
きる。
おけるインクジェット記録ヘッドの斜視図である。本実
施例においては、耐水液を用いたカラーインクジェット
記録装置を用いているために、インクジェット記録ヘッ
ドは、記録素子基板1が3つ設けられている。そして、
記録装置には、二つのインクジェット記録ヘッドが搭載
されている。
ヘッドのフェイス面周辺につけた構造物4の厚みは0.
2mm、構造物4のx方向長さ3mm、y方向長さは3
8mmである。また、構造物4とヘッドフェイス面との
隙間の距離は0.1mm、構造物間の距離は1.0mm
である。構造物の材料はSUSを用いている。インクジ
ェット記録ヘッドにおいては、吐出体積5pl、吐出速
度15m/s、吐出口2は一つの記録素子基板1上に3
00DPIの解像度で列間の距離0.3mmで2列に合
計512個が配列されている。吐出口2から紙までの距
離は1.5mm、駆動周波数は10kHz、印字解像度
は1200DPIである。ABCD断面図の吐出口周辺
図を図10に示す。本実施例では、インクを吐出する吐
出口が512個構成されているので、構造物4の強度を
上げるためのリブが構造物4のy方向の間にあり斜線で
示した。リブ6のx方向の長さは1mmである。また、
ヘッドのxy面の断面図を図11に示す。このように、
一つのリブのy方向長さは2mmであり、リブ間は10
mmである。
ジェット記録ヘッドのフェイス面を観察したところ、図
10のように、ミストが付着した。すなわち、フェイス
面と構造物4の隙間にミストが付着しているが、そこで
留まり、吐出口2周辺には到達していない。このよう
に、吐出流効果により構造物4のないインクジェット記
録ヘッドと比較して吐出口周辺のミスト量をかなり減少
させることができた。本実施例では、リブのx方向幅を
構造物のx方向幅より小さくし、かつ構造物のx方向中
心にリブを設け、即ち構造物の吐出口側にはリブの無い
状態にすることにより、リブのある構成において吐出流
効果を上げている。
効果により、ミストが吐出口2周辺にくることがないと
共に、構造物4のx方向長さを1.5mmにすることに
より、隣の記録素子1の吐出口からの吐出液滴が紙面に
着弾するときのミストがフェイス面と構造物4の隙間に
入りやすくなるのを防止した。そして、耐水液を用いた
インクジェット記録において、着弾時の跳ね返りによる
ミストがフェイス面の吐出口2近辺に付着するのを防止
し、印字上の着弾ずれや印字ドット抜けを防止すること
ができた。
側に構造物を配設した構成によって、上記した吐出流効
果を得ることができ、構造物の設けられていないインク
ジェット記録ヘッドに比して、吐出口周辺のミスト量を
著しく減少させることが可能となり、ワイピング回数の
低減化によりヘッドの寿命の大幅な延長を図ることがで
きる。また、本発明は構造物の構成により、上記耐水液
を用いたインクジェット記録において、着弾時の跳ね返
りによるミストがフェイス面の吐出口近辺に付着するの
を防止することができるため、耐水液とインクが反応し
て発生する堅牢な固着物が、印字ヘッドフェイス面上で
発生するのを防ぐことが可能となり、印字上の着弾ずれ
や印字ドット抜けの防止を達成することができる。
ヘッドの斜視図である。
象を示す図であり、図2(a)は印字媒体から吐出した
液滴と印字媒体との関係、図2(b)は液滴が印字媒体
に着弾した状態、図2(c)はミストが発生している状
態をそれぞれ示している。
差をもって着弾する様子を示す図であり、図3(a)は
印字媒体から吐出した液滴と印字媒体との関係、図3
(b)は液滴が印字媒体に着弾した状態、図3(c)は
ミストがより顕著に発生している状態をそれぞれ示して
いる。
である。
説明するための図である。
CD断面でのヘッド吐出口周辺を示す図である。
イス面との間隙にリブを設けたインクジェット記録ヘッ
ドの斜視図である。
基板が支持部材に対して凹のように下がったものを用い
た場合の構成を示す図である。
ヘッドの斜視図である。
BCD断面でのヘッド吐出口周辺を示す図である。
録ヘッドの断面を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】記録素子基板に形成された吐出口列から、
インク液滴を吐出し印字媒体に記録するインクジェット
記録ヘッドにおいて、吐出口列の両側に構造物が配設さ
れ、該構造物と記録ヘッドのフェイス面との間に隙間が
設けられていることを特徴とするインクジェット記録ヘ
ッド。 - 【請求項2】前記構造物と記録ヘッドのフェイス面との
間の隙間に、リブが設けられていることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項3】前記リブは、その幅が前記構造物の幅より
狭く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の
インクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】前記構造物が、吐出口列に対し平行である
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に
記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項5】前記構造物が、前記記録素子基板の支持部
材に凹状態に形成した記録素子基板に対して配設されて
いることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1
項に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載
のインクジェット記録ヘッドを構成する吐出口列が形成
された記録素子基板を複数有するインクジェット記録ヘ
ッドからなり、該インクジェット記録ヘッドを複数具備
していることを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35355596A JP3618943B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 |
EP97122198A EP0849083B1 (en) | 1996-12-17 | 1997-12-16 | An ink-jet head and an ink-jet apparatus |
DE69726104T DE69726104T2 (de) | 1996-12-17 | 1997-12-16 | Tintenstrahlkopf und Tintenstrahlapparat |
ES97122198T ES2208811T3 (es) | 1996-12-17 | 1997-12-16 | Cabezal de chorros de tinta y aparato por chorros de tinta. |
US08/992,582 US6089694A (en) | 1996-12-17 | 1997-12-17 | Ink jet head and an ink jet apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35355596A JP3618943B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166588A true JPH10166588A (ja) | 1998-06-23 |
JP3618943B2 JP3618943B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=18431640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35355596A Expired - Fee Related JP3618943B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6089694A (ja) |
EP (1) | EP0849083B1 (ja) |
JP (1) | JP3618943B2 (ja) |
DE (1) | DE69726104T2 (ja) |
ES (1) | ES2208811T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7669952B2 (en) | 2000-05-23 | 2010-03-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead integrated circuit assembly with compensation controller |
CN108535253A (zh) * | 2017-03-03 | 2018-09-14 | 住友化学株式会社 | 标注装置、缺陷检查系统以及膜制造方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7499647B2 (en) * | 2000-05-22 | 2009-03-03 | Opvista Incorporated | Fully protected broadcast and select all optical network |
US7120359B2 (en) * | 2000-05-22 | 2006-10-10 | Opvista Incorporated | Broadcast and select all optical network |
US6830309B2 (en) | 2000-09-06 | 2004-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing ink jet recording head, ink jet recording head and ink jet recording method |
AUPR224000A0 (en) * | 2000-12-21 | 2001-01-25 | Silverbrook Research Pty. Ltd. | An apparatus (mj28) |
WO2006002080A2 (en) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Opvista Incorporated | Optical communication using duobinary modulation |
US20060275035A1 (en) * | 2005-05-02 | 2006-12-07 | Way Winston I | Multiple interconnected broadcast and select optical ring networks with revertible protection switch |
WO2007044939A2 (en) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Opvista Incorporated | Optical ring networks using circulating optical probe in protection switching with automatic reversion |
US7773883B1 (en) | 2007-05-04 | 2010-08-10 | Vello Systems, Inc. | Single-fiber optical ring networks based on optical double sideband modulation |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784858A (en) * | 1980-11-18 | 1982-05-27 | Ricoh Co Ltd | Ink mist recovery device |
JPH0288247A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-28 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
DE69031666T2 (de) * | 1989-01-13 | 1998-04-02 | Canon Kk | Tintenstrahlaufzeichnungskopf, Tintenstrahlaufzeichnungsgerät und Wischverfahren hierfür |
JP2667277B2 (ja) * | 1990-03-14 | 1997-10-27 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
US5548309A (en) * | 1990-08-03 | 1996-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for wiping an ink jet recording head with control of relative speed between wiper and head |
US5428381A (en) * | 1993-07-30 | 1995-06-27 | Xerox Corporation | Capping structure |
JPH0796603A (ja) * | 1993-07-31 | 1995-04-11 | Sony Corp | インクジェット記録装置 |
JP3554099B2 (ja) * | 1996-02-13 | 2004-08-11 | キヤノン株式会社 | インクジェットプリント装置 |
US6435648B1 (en) * | 1996-02-13 | 2002-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection apparatus using air flow to remove mist |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP35355596A patent/JP3618943B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-16 EP EP97122198A patent/EP0849083B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-16 ES ES97122198T patent/ES2208811T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-16 DE DE69726104T patent/DE69726104T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-17 US US08/992,582 patent/US6089694A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7669952B2 (en) | 2000-05-23 | 2010-03-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead integrated circuit assembly with compensation controller |
US7976117B2 (en) | 2000-05-23 | 2011-07-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead integrated circuit assembly with compensation controller |
CN108535253A (zh) * | 2017-03-03 | 2018-09-14 | 住友化学株式会社 | 标注装置、缺陷检查系统以及膜制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2208811T3 (es) | 2004-06-16 |
EP0849083A3 (en) | 1999-03-24 |
US6089694A (en) | 2000-07-18 |
DE69726104T2 (de) | 2004-08-26 |
DE69726104D1 (de) | 2003-12-18 |
JP3618943B2 (ja) | 2005-02-09 |
EP0849083B1 (en) | 2003-11-12 |
EP0849083A2 (en) | 1998-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3950770B2 (ja) | インクジェット記録装置および予備吐出方法 | |
JP2006281542A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03234539A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2001038917A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP3618943B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 | |
JP4086593B2 (ja) | インクジェット記録装置および予備吐出方法 | |
JP2003311963A (ja) | 液体吐出ヘッドならびに前記液体吐出ヘッドを用いたヘッドカートリッジおよび画像形成装置 | |
US7526860B2 (en) | Method of manufacturing nozzle plate, liquid ejection head, and image forming apparatus comprising liquid ejection head | |
US7572730B2 (en) | Method of manufacturing wiring substrate, liquid ejection head and image forming apparatus | |
EP0936070A2 (en) | Liquid ejecting method and liquid ejecting head | |
JP2004042454A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPS63252749A (ja) | インクオンデマント型のインクジエツトヘツド | |
JPH0939256A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2011079246A (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
JPH04235039A (ja) | 記録ヘッド、記録ヘッドカートリッジ及びインクジェット記録装置 | |
US11173714B1 (en) | Piezoelectric printing device with vias through piezoelectric plate | |
US7364278B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
JP3158688B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2006272597A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2006315307A (ja) | 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
JPS61164838A (ja) | インクジエツトヘツド | |
JPH07214796A (ja) | インクジェットプリントヘッド | |
JP2006027180A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法 | |
JP3916184B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4000571B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置、及び液体吐出ヘッドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |