JP2011079246A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱伝導性能を有しつつ、気泡の影響のない高速な印字が可能なインクジェット記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 インクを吐出する複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出させる熱エネルギを発生する複数の発熱素子と、
前記吐出口列に沿って長穴状に形成され前記複数の吐出口にインクを供給する供給口と、を有する記録素子基板と、
前記供給口の長辺方向に沿って形成され前記供給口に連通される供給流路を有し、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記支持部材には、前記供給流路の開口を前記供給流路の短辺方向に跨る梁が設けられ、
前記梁の前記供給流路の長辺方向の断面形状が、前記供給口に向かって深くなる傾斜部を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
【選択図】 図4
【解決手段】 インクを吐出する複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出させる熱エネルギを発生する複数の発熱素子と、
前記吐出口列に沿って長穴状に形成され前記複数の吐出口にインクを供給する供給口と、を有する記録素子基板と、
前記供給口の長辺方向に沿って形成され前記供給口に連通される供給流路を有し、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記支持部材には、前記供給流路の開口を前記供給流路の短辺方向に跨る梁が設けられ、
前記梁の前記供給流路の長辺方向の断面形状が、前記供給口に向かって深くなる傾斜部を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
【選択図】 図4
Description
本発明は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッドに関する。
従来、例えば紙やOHP(OVER HEAD PROJECTOR)用シート等の被記録材に対して記録を行う記録装置は、様々な記録方式に対応した、記録ヘッドを搭載した形態で提案されている。この記録ヘッドには、ワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式等によるものがある。特にインクジェット方式は、被記録材に直接インク滴を噴射するので、ランニングコストが比較的安く、騒音が小さい等の特徴がある。このインクジェット方式のうち、電気熱変換素子を利用した記録方式は、高密度画像記録や高速記録に対応して実用化されている。
このような電気熱変換素子を利用した記録方式を採用したインクジェット記録装置には例えば、特許文献1に記載されるようなインクジェット記録ヘッドが代表的に用いられている。図6は、特許文献1に開示されているインクジェット記録ヘッドの構成を示す断面図である。
図6に示すように、記録素子基板103の表面には、電気熱変換素子からなる吐出エネルギ発生素子105及び記録液供給口106が設けられている。この記録素子基板103の吐出エネルギ発生素子105が形成された面には、記録液供給口106に対応して、2列をなして吐出口104Aが開口され、これら2列で1組をなすように配列された吐出口プレート104が設けられている。図6には、3組の吐出口列が設けられている構成例を示している。
また、記録素子基板103は、記録液供給流路101Aを有する支持部材101に支持されている。支持部材101には、記録液供給流路101Aが、上述の3組の吐出口列に対応する位置に、隔壁101Bを介して配置されている。
近年、インクジェット記録方式の利点を活かし、大判印刷の分野にインクジェット方式の記録装置が用いられるようになってきている。ここで、大判印刷とは、例えばイベント用やプレゼンテーション用に使う大型ポスター等のサイズ(記録領域)が比較的大きな印刷(記録)を指すものであり、このようなものの中には最大2M程度の幅で記録可能な装置もある。このような大判印刷では、記録装置に対して以下のような要望がある。
(1)被記録材の記録領域が大きいため、高速で記録したい。
(2)大判印刷では、被記録材に記録される画像が記録領域に亘って連続した画像であることが多いため、記録動作を途中で休止した場合に、記録される画像の色味が変わってしまう。このため、少なくとも同一の被記録材の記録領域内では記録動作を休止することを避け、連続して記録を行ないたい。
上述の(1)、(2)の要望に応えるために、まず、高速で記録するためには、記録素子としての電気熱変換素子の個数を増やすことによって達成することができる。一方、同一の被記録材内での連続記録に関しては、電気熱変換素子の駆動によって発生する熱の制御が重要な要素となる。このため、まず、本発明者らは、支持部材の、供給流路部に梁を適切な箇所に設けることにより、熱伝導の向上をはかり、発生する熱の抑制を実現した。
しかしながら、最近では、さらなる印字の高速化が要望されており、その一つの手段としては、印字パス数の軽減があげられる。印字パス数の軽減は、インクジェット記録ヘッドが記録幅方向を1回走査(主走査)する際の、印字のためにインクを吐出するノズル数を増やすことによって達成することができる。しかしながら、印字に使用するノズル数を増やすことで、インクを吐出する際に発生する気泡が従来と比較して多く発生することが分かった。さらに、上述の、インクを供給する供給流路部の梁上部に、この気泡が溜まり、場合によっては溜まった気泡によりインクの供給が遮断され、吐出が行なわれないこともあった。そのため、一定期間の記録動作を行なったのち、記録動作を一時中断して、気泡を取り除くために、吸引回復動作を行なう必要がある。したがって、このような大判印刷を行なう記録装置では、印字パス数を軽減することでの高速記録は困難であった。
本発明の目的は、熱伝導性能を有しつつ、気泡の影響のない高速な印字が可能なインクジェット記録ヘッドを提供することである。
上記目的を達成する本発明は、
インクを吐出する複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出させる熱エネルギを発生する複数の発熱素子と、
前記吐出口列に沿って長穴状に形成され前記複数の吐出口にインクを供給する供給口と、を有する記録素子基板と、
前記供給口の長辺方向に沿って形成され前記供給口に連通される供給流路を有し、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記支持部材には、前記供給流路の開口を前記供給流路の短辺方向に跨る梁が設けられ、
前記梁の前記供給流路の長辺方向の断面形状が、前記供給口に向かって深くなる傾斜部を有することを特徴とする。
インクを吐出する複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出させる熱エネルギを発生する複数の発熱素子と、
前記吐出口列に沿って長穴状に形成され前記複数の吐出口にインクを供給する供給口と、を有する記録素子基板と、
前記供給口の長辺方向に沿って形成され前記供給口に連通される供給流路を有し、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記支持部材には、前記供給流路の開口を前記供給流路の短辺方向に跨る梁が設けられ、
前記梁の前記供給流路の長辺方向の断面形状が、前記供給口に向かって深くなる傾斜部を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録素子基板を指示する支持部材に設けられた梁の傾斜部により、インクの吐出によって発生した気泡の残留を防止でき、このため、印字パス数の軽減が可能となり、高速な印字ができる。また、一定期間で必要であった吸引回復動作を行なう必要がないため、インクの消費量も低減できる。
本実施形態で用いられるインクジェット記録ヘッドについて、以下、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの各構成要素を説明するための図面であり、記録ヘッド1001は、記録情報に応じた電気パルスによって、インクに気泡を生じさせる熱エネルギを生成する電気熱変換素子を用いて記録を行うバブルジェット(登録商標)方式を採っている。このバブルジェット(登録商標)方式の中で、記録ヘッド1001は、電気熱変換素子の主面に直交する方向にインクを吐出させるサイドシュータ型とされる記録ヘッドである。
記録ヘッド1001は、図1に示すように、記録素子ユニット1002と、インク供給ユニット1003と、タンクホルダ2000を備えて構成されている。また、記録素子ユニット1002は、第1の記録素子基板1100と、第2の記録素子基板1101と、これら各記録素子基板1100,1101を支持する支持部材としての第1のプレート1200とで構成されている。さらに、この記録素子ユニット1002は、電気配線テープ1300、電気コンタクト基板2200、第2のプレート1400を有して構成されている。また、インク供給ユニット1003は、インク供給部材1500、流路形成部材1600、ジョイントゴム2300、フィルタ1700、シールゴム1800を有して構成されている。
図2は、図1における記録ヘッド1001の第1の記録素子基板1100と第2の記録素子基板1101上に設けられた吐出口列を被記録材側から見た模式図である。第1の記録素子基板1100上に設けられた吐出口列1108Aは、モノクロ記録を比較的高速で記録するために、ブラックインクを吐出する吐出口を、イエロー・マゼンタ・シアン色のインクを吐出する吐出口に比べて多く備えている。本実施形態では、吐出口列長さで1.5倍程度、吐出口列数で2倍程度となっており、これら両方を加味すると3倍程度の個数の吐出口を備えている。したがって、ブラック単色記録の場合、イエロー・マゼンタ・シアン色に比べ、吐出口からインクを吐出する周波数が同じであっても、3倍の印字速度で記録することが可能である。
図3(A)は、図2におけるブラックインクを吐出する第1の記録素子基板1100の構成を一部分解した状態で示す斜視図である。第1の記録素子基板1100には、例えば、厚さ0.5MM〜1MMのSI基板に長穴状の貫通口からなる供給口1102がSIの結晶方位を利用した異方性エッチングやサンドブラスト等の加工方法で2列平行に形成されている。それぞれの供給口1102を挟んだ両側に電気熱変換素子1103がそれぞれ1列ずつ千鳥状に位置をずらして配列されている。また、電気熱変換素子1103と、電気熱変換素子1103に電力を供給するAL等の電気配線は、例えば、成膜技術によって形成されている。さらに、電気配線に電力を供給するための電極部1104が電気熱変換素子1103の両外側に配列されており、電極部1104にはAU等のバンプ1105が形成されている。そして、第1の記録素子基板1100上には、吐出口列1108を有する吐出口プレート1111が設けられている。この吐出口プレート1111には、電気熱変換素子1103に対応するインク流路を形成するためのインク流路壁1106と吐出口1107が、例えば、樹脂材料でフォトリソグラフィ技術によって形成されている。したがって、電気熱変換素子1103に対向して吐出口1107が設けられているため、供給口1102から供給されたインクは、電気熱変換素子1103上に発生した気泡によって吐出される。
図3(B)は、図2におけるイエロー・マゼンタ・シアンインクを吐出する第2の記録素子基板1101を一部分解した状態で示す斜視図である。第2の記録素子基板1101は、イエロー・マゼンタ・シアンの3色のカラーインクを吐出させるための記録素子基板である。この記録素子基板1101には、3個の供給口1102が並列され、それぞれの供給口1102を挟んだ両側に電気熱変換素子と吐出口が形成されている。また、第2の記録素子基板1101には、第1の記録素子基板1100と同様に供給口や電気熱変換素子、電気配線、電極部等が形成されている。さらに、第2の記録素子基板1101の上には、第1の記録素子基板1100と同様に、樹脂材料でフォトリソグラフィ技術によって、インク流路や吐出口を有する吐出口プレート1112が形成されている。そして、第1の記録素子基板1101と同様に、電気配線に電力を供給するための電極部1104にはAU等のバンプ1105が形成されている。
また、図1において支持部材としての第1のプレート1200は、例えば、厚さ0.5MM〜10MMのアルミナ(AL2O3)材料で形成されている。なお、第1のプレートの素材は、アルミナに限られることなく、記録素子基板1100の材料の線膨張率と同等の線膨張率を有し、かつ記録素子基板1100材料の熱伝導率と同等もしくは同等以上の熱伝導率を有する材料で作られることが好ましい。例えば、第1のプレート1200の素材は、シリコン(SI)、窒化アルミニウム(ALN)、ジルコニア、窒化珪素(SI3N4)、炭化珪素(SIC)、モリブデン(MO)、タングステン(W)のうちいずれであってもよい。第1のプレート1200には、第1の記録素子基板1100にブラックインクを供給するための供給口1201と、第2の記録素子基板1101にシアン、マゼンタ、イエローのカラーインクを供給するための供給口1201とが形成されている。また、第1の記録素子基板1100及び第2の記録素子基板1101は、それぞれ第1のプレート1200に対して位置精度良く、接着固定される。
電気配線テープ1300は、第1の記録素子基板1100及び第2の記録素子基板1101に対してそれぞれ電気的に接続されている。この電気配線テープ1300は、それぞれの記録素子基板1100,1101を組み込むための複数の開口部と、それぞれの記録素子基板の電極部に対応する電極端子1302とを有している。また、電気配線テープ1300の端部には、記録装置からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子を有する電気コンタクト基板2200と電気的に接続される電極端子部1303が設けられている。電極端子1302と電極端子部1303は、連続した銅箔の配線パターンで形成されている。
第2のプレート1400は、例えば、厚さ0.5MM〜1MMの1枚の板状部材であり、例えば、アルミナ(AL2O3)等のセラミックや、ALやSUS等の金属材料、及び樹脂材料等で形成されている。また、第1の記録素子基板1100及び第2の記録素子基板1101と電気配線テープ1300とが平面的に電気的に接続されるように、第2のプレート1400が第1のプレート1200に接着されている。また、電気配線テープ1300は、裏面が第2のプレート1400に接着固定された後、第1のプレート1200の一側面で折り曲げられ、第1のプレート1200の側面に接着剤で接着されている。
(実施例)
本実施例の、第1の記録素子基板1100と第1のプレート1200の詳細な形状について図4を参照して説明する。
本実施例の、第1の記録素子基板1100と第1のプレート1200の詳細な形状について図4を参照して説明する。
まず、従来の、第1の記録素子基板1100と第1のプレート1200の形状について、図5を参照して説明する。図5(A)は、本実施例の第1のプレート1200の形状を被記録材側から見た状態の図を示している。図5(B)は、図5(A)における第1のプレート1200と記録素子基板1100との関係を示すB−B断面図である。図5(C)は、図5(A)における第1のプレート1200と記録素子基板1100との関係を示すC−C断面図である。
図5(B)に示すように、第1の記録素子基板1100には、2つの供給口1102が隣接して設けられている。第1のプレート1200の供給流路1200Aは、各供給口1102に連通されており、2つの供給口1102に跨って開口されている。また、供給流路1200Aは、第1のプレート1200の厚み方向に貫通して設けられている。また、図5(C)に示すように、各梁1215は、2つの供給口1102に跨って設けられている。また、梁1215は、第1のプレート1200の厚み方向に亘って設けられており、
その断面には傾斜を設けていない。このため、連続記録動作中の気泡が、2つの供給口1102の上部に残留する。
その断面には傾斜を設けていない。このため、連続記録動作中の気泡が、2つの供給口1102の上部に残留する。
次に、図4(A)は、本実施例の第1のプレート1200の形状を被記録材側から見た状態の図を示している。本実施例では、それぞれの梁1215の断面には傾斜部1216が設けられている。図4(C)は、図4(A)における第1のプレート1200と記録素子基板1100との関係を示すC−C断面図であり、図4(D)は、図4(A)における第1のプレート1200と記録素子基板1100との関係を示すD−D断面図である。
図4(C)に示すように、第1の記録素子基板1100には、2つの供給口1102が隣接して設けられている。第1のプレート1200の供給流路1200Aは、各供給口1102に連通されており、2つの供給口1102に跨って開口されている。また、供給流路1200Aは、第1のプレート1200の厚み方向に貫通して設けられている。各梁1215は、2つの供給口1102に跨って設けられている。また、梁1215は、第1のプレート1200の厚み方向に亘って設けられている。
図4(D)には、梁1215の断面にはそれぞれ傾斜部1216が設けられており、前記供給口1102に向かって深くなっている。また、この傾斜部の角度は、8.5から17度の範囲にあることが望ましく、これより大きい角度になると、第1のプレート1200の製造が困難となる。本実施例では、傾斜部の角度θを17度にして、製造上問題ないことを確認している。
(比較例)
次に、従来の記録ヘッドと本実施例の記録ヘッドについて、吸引動作を行わないで、印字させた場合の比較を行なった。結果は、吸引動作を行わないで、印字を行うと、従来ヘッドは、A2サイズ300枚程度で不吐出状態になるのに対し、本実施例では、650枚まで継続して印字を行うことが出来た。
次に、従来の記録ヘッドと本実施例の記録ヘッドについて、吸引動作を行わないで、印字させた場合の比較を行なった。結果は、吸引動作を行わないで、印字を行うと、従来ヘッドは、A2サイズ300枚程度で不吐出状態になるのに対し、本実施例では、650枚まで継続して印字を行うことが出来た。
本実施例では、第1のプレートの供給流路の梁に傾斜部が設けられることによって、単位時間当たり同じインク滴を吐出した場合でも、従来に比べて、不吐出状態に至るまでの印字枚数を多くすることが可能となった。したがって、記録ヘッドへの吸引回復動作の回数を減らし、記録動作の間に休止時間を確保したりする頻度が低下し、記録速度を向上することができる。
また、本実施例において、記録方式として熱エネルギを生成する電気熱変換素子を用いたバブルジェット(登録商標)方式における、特にサイドシュータ型の構成を挙げて説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、電気熱変換素子の主面に平行な方向にインクが吐出されるエッジシュータ型等の他のタイプのインクジェット記録ヘッドについても適用可能であることは勿論である。
1001 記録ヘッド
1100 第1の記録素子基板
1101 第2の記録素子基板
1102 供給口
1103 電気熱変換素子
1108 吐出口列
1200 第1のプレート(支持部材)
1200A 供給流路
1215 梁
1216 傾斜部
1100 第1の記録素子基板
1101 第2の記録素子基板
1102 供給口
1103 電気熱変換素子
1108 吐出口列
1200 第1のプレート(支持部材)
1200A 供給流路
1215 梁
1216 傾斜部
Claims (5)
- インクを吐出する複数の吐出口が配列されてなる吐出口列と、
前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出させる熱エネルギを発生する複数の発熱素子と、
前記吐出口列に沿って長穴状に形成され前記複数の吐出口にインクを供給する供給口と、を有する記録素子基板と、
前記供給口の長辺方向に沿って形成され前記供給口に連通される供給流路を有し、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記支持部材には、前記供給流路の開口を前記供給流路の短辺方向に跨る梁が設けられ、
前記梁の前記供給流路の長辺方向の断面形状が、前記供給口に向かって深くなる傾斜部を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 前記、梁の傾斜部の角度が8.5から17度の範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記記録素子基板には、複数の前記供給口が隣接して設けられ、
前記供給流路は、複数の前記供給口に跨って開口されている、請求項1ないし2に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 前記梁は、複数の前記供給口に跨って設けられている、請求項1ないし3に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記供給流路は、前記支持部材の厚み方向に貫通して設けられ、
前記梁は、前記支持部材の厚み方向に亘って設けられている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2009234150A Pending JP2011079246A (ja) | 2009-10-08 | 2009-10-08 | インクジェット記録ヘッド |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9770911B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-09-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection head and liquid ejection apparatus with beam-shaped members in flow passage |
US10336072B2 (en) * | 2017-03-10 | 2019-07-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection head ejecting liquid, liquid ejection apparatus, and method for manufacturing liquid ejection head |
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2009
- 2009-10-08 JP JP2009234150A patent/JP2011079246A/ja active Pending
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US9770911B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-09-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection head and liquid ejection apparatus with beam-shaped members in flow passage |
US10336072B2 (en) * | 2017-03-10 | 2019-07-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid ejection head ejecting liquid, liquid ejection apparatus, and method for manufacturing liquid ejection head |
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