JP2003311963A - 液体吐出ヘッドならびに前記液体吐出ヘッドを用いたヘッドカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドならびに前記液体吐出ヘッドを用いたヘッドカートリッジおよび画像形成装置

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JP2003311963A
JP2003311963A JP2002121208A JP2002121208A JP2003311963A JP 2003311963 A JP2003311963 A JP 2003311963A JP 2002121208 A JP2002121208 A JP 2002121208A JP 2002121208 A JP2002121208 A JP 2002121208A JP 2003311963 A JP2003311963 A JP 2003311963A
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 べたプリントの際に白筋を発生させない。 【解決手段】 第1の配列状態は、第1の吐出口25a
が、配列間隔d0で配列された第1の吐出口群50と、
配列間隔d1で配列された第2の吐出口群51とを有
し、吐出口列の両端側に第2の吐出口群51が配置さ
れ、その間に第1の吐出口群50が配置されている。第
2の配列状態は、第2の吐出口25bが、配列間隔d0
で配列された第1の吐出口群50と、配列間隔d2で配
列された第2の吐出口群52とを有し、吐出口列の両端
部に第2の吐出口群52が配置され、その間に第1の吐
出口群50が配置されている。第1の吐出口25aの直
径は第2の吐出口25bよりも大きく、吐出されるイン
ク滴の体積も多い。配列間隔d1は、配列間隔d2よりも
広く、また、配列間隔d0は、配列間隔d1および配列間
隔d2よりも狭い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を吐出するた
めの吐出口を有する液体吐出ヘッドならびにこれを用い
たヘッドカートリッジおよび画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやデジタルカメラ
の普及などにより、高階調のカラー印刷に対する需要も
高まってきており、これに伴ってインクジェットプリン
タの高性能化も進められつつある。高精細かつ高階調の
高品位プリント画像を得る手段として、 吐出するインクの体積を小さくし、吐出口の配列間
隔を狭め、解像度の向上を図る 特定の色インクに対し、これに含まれる色剤の割
合、つまり色剤の濃度が異なる複数(最低2つ)の色イ
ンクをそれぞれ吐出する複数の吐出口の配列を用意し、
必要に応じて濃インクと淡インクとを選択的に重ね打ち
することにより階調性の向上を図るなどの方法が特に有
効であると考えられる。
【0003】しかしながら、の方法を実現するため
に、吐出されるインク滴の体積をできるだけ小さくし高
精細かつ高階調の高品位プリント画像を得るためには、
記録媒体上により多くのインク液滴を精度良く着弾して
記録しなければならず、安定したインク滴体積を吐出し
記録媒体に精度良く着弾する吐出口とインク吐出ヘッド
の高い応答周波数が求められる。
【0004】また、の方法を実現しようとすると、特
定の色インクに対して濃インクと淡インクをそれぞれ吐
出する吐出口配列が必要となり、プリントヘッドの構造
が複雑になってしまう。このような小さなインク滴を吐
出口から吐出させる場合、インクの加熱に伴って膜沸騰
により成長する気泡を吐出口を介して大気に連通させる
方式のものが、例えば特開平4−10940号公報、特
開平4−10941号公報、特開平4−10742号公
報などで開示され、膜沸騰により成長する気泡を大気に
連通させずにインク滴を吐出する旧来のバブルジェット
(登録商標)方式のものと区別するため、いわゆるバブ
ルスルー方式と呼称される場合がある。
【0005】ところで、膜沸騰により成長する気泡を大
気に連通させずにインク滴を吐出する旧来のバブルジェ
ット方式によるプリントヘッドにおいては、吐出口から
吐出されるインク滴の大きさを小さくするに連れて吐出
口に連通するインク流路の通路断面積を小さくしなけれ
ばならず、吐出効率が低下して吐出口から吐出されるイ
ンク滴の吐出速度が低下してしまう不具合が生ずる。イ
ンク滴の吐出速度が低下すると、その吐出方向が不安定
になる上、プリントヘッドの休止時に水分の蒸発に伴っ
てインクの増粘化が起こり、吐出状態がさらに不安定と
なって初期吐出不良などが発生し、信頼性の低下を来す
おそれがある。
【0006】この点、気泡が大気に連通するバブルスル
ー方式のプリントヘッドは、インク滴の大きさを吐出口
の幾何学的形状のみで決定できるため、小インク滴を吐
出するのに適しており、温度などの影響を受けにくく、
インク滴の吐出量が旧来のバブルジェット方式のプリン
トヘッドと比較して非常に安定しているという利点があ
るため、高精細かつ高階調の高品位プリント画像を比較
的容易に得ることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高精細かつ高階調の高
品位プリント画像を得るには、上述した、の方法を
両方組み合わせたプリントヘッド構成が特に有効である
と考えられる。また、高速でプリント画像を得るには、
インクの吐出される周期を短くすることや、吐出体積の
大きなインクで記録画素を形成し記録密度を抑えること
も有効である。そこで、特定の色インクに対して淡イン
クの吐出体積を濃インクのインク吐出体積よりも大きく
し、それらのインク液滴の組合せで記録媒体上に画像を
記録するようにすれば、全体のインク吐出回数や周期を
抑えることができ、省エネルギでありかつ精度の高いイ
ンク液滴の吐出ヘッドが実現できる。そして、高精細か
つ高階調の高品位プリント画像を高速で得ることができ
る。
【0008】1つの吐出口から極めて少量のインク滴を
吐出させてプリントを行う場合、前述したように、イン
クジェットプリンタにおいては特にバブルスルー方式の
ものが適していると言える。
【0009】このようなインクジェット方式のプリント
ヘッドをキャリッジと共にプリント媒体に沿って高速で
走査移動させつつすべての吐出口からインク滴を連続的
に吐出させ、いわゆるべたプリントをプリント媒体に対
して行う場合、この時のインク滴の吐出状態を図9に示
す。プリントヘッド101の走査移動方向は、この図9
の紙面に対して垂直な方向であり、図示しない吐出口は
図の左右方向に配列した状態となっている。画像データ
がべたの場合には、各吐出口に対応するすべての吐出エ
ネルギ発生部(図示せず)が高い駆動周波数で駆動され
る。このため、吐出口からプリント媒体102に向けて
吐出するインク滴103の運動に伴い、その周囲に介在
する粘性を持った空気もインク滴103の運動に引きず
られて移動する。この結果、プリントヘッド101の吐
出口が開口する吐出口面104近傍がプリントヘッド1
01の周囲よりも減圧傾向となり、周囲の空気が減圧領
域へ気流となって流れ、その流れの影響によって、特に
吐出口の配列方向両端側に位置する吐出口から吐出され
るインク滴103がその配列方向中央側に引き寄せら
れ、プリント媒体102に対して所期の位置に吐出され
なくなることが判明した。このことから、端部の複数の
吐出液滴が中央部へ引き寄せられている。
【0010】このような現象の下で、べたプリントを複
数回のキャリッジの走査移動によって行った場合、この
時のプリント媒体に形成されるべたプリントの画像を図
10に模式的に示す。キャリッジはプリントヘッドと共
に図中、上方から下方に走査移動するが、この際に前回
の走査移動によって形成されたべた画像105と次の走
査移動によって形成されたべた画像106との間に白筋
107が形成されてしまうことが理解されよう。
【0011】このような不具合は、吐出口の配列間隔を
狭く設定し、1回の駆動操作によって10pl以下の少
量のインク滴を高周期で吐出できるバブルスルー方式の
インクジェットプリンタにおいて特に顕著に現れ、吐出
されるインク滴の体積の違いによって程度が異なること
が発明者の検討により分かった。表1は吐出口の配列間
隔1200dpi(21μm)のときの端ヨレ量(白筋
107の1/2の値)のデータである。
【0012】
【表1】 この理由としては、プリントヘッドをキャリッジと共に
プリント媒体に沿って高速で走査移動させつつすべての
吐出口からインク滴を連続的に吐出させるため、キャリ
ッジの形状や走査速度、吐出口配列の位置、吐出口とプ
リント媒体との距離、インク液滴の大きさや吐出速度な
どの要因が複雑にからみあっていると考えられる。これ
らの要因の中でも、本発明によって解決しようとする課
題は、インク液滴の大きさによって端ヨレ量(端部の複
数の吐出液滴が中央部へ引き寄せられている不具合)の
程度が異なるのを防止することである。また、大きさの
異なるインク液滴が混在することによる相互に影響し合
う端ヨレ量の最適な補正をすることである。例えば、約
4plを吐出する吐出口配列と約2plを吐出する吐出
口配列が混在し、両者を同時に吐出させながらキャリッ
ジを高速で走査させた場合、約4plのインク液滴を吐
出する吐出口配列の下流側に位置する約2plのインク
液滴は、単独で吐出させた時の1.5〜3倍の端ヨレ量
を示す。従来は、吐出エネルギ発生部に対する駆動周波
数を低く抑えたり、キャリッジが一回走査する間に吐出
駆動させる数を少なくすることによって上述した不具合
を緩和することも可能であった。しかしながら、吐出エ
ネルギ発生部に対する駆動周波数を低くしたり吐出駆動
数を少なく設定した場合にはプリント速度が遅くなって
しまい、高速でプリントアウトするというユーザのニー
ズに応えることができなくなってしまう。
【0013】そこで、本発明は、インク吐出体積の異な
る吐出口配列が混在しており大きさの異なるインク液滴
が同時に吐出されるようなインクジェットプリンタであ
っても、その配列方向両端側に位置する吐出口から吐出
されるインク滴の偏倚により、べたプリントに際に白筋
が発生しないように配慮した液体吐出ヘッドならびにこ
の液体吐出ヘッドを用いるヘッドカートリッジおよび画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリント媒体の搬送方向に対して略平行に配列
された複数の吐出口からなる吐出口列と、前記各吐出口
にそれぞれ対向して配置され、前記各吐出口から液体を
吐出させるための複数の吐出エネルギ発生部とを有し、
前記プリント媒体の搬送方向に対して交差する方向に走
査移動がなされる液体吐出ヘッドにおいて、前記各吐出
口列が、前記各吐出口の間隔が第1の間隔に設定されて
いる第1の吐出口群と、前記各吐出口列の両端部側に配
置されており、少なくとも、前記第1の間隔よりも広い
第2の間隔に設定された前記各吐出口が配列されている
第2の吐出口群を含む第3の吐出口群とを有し、前記第
1の間隔および前記第2の間隔が、吐出される液滴の各
体積に応じて異なるように設定されていることを特徴と
する。
【0015】上記の通りの本発明の液体吐出ヘッドは、
吐出口列が、第1の吐出口群と、第2の吐出口群を含む
第3の吐出口群とを有し、この吐出口列の両端部側の吐
出口の第2の間隔が第1の間隔よりも広くなるように設
定されている。これにより、液体の吐出時に周囲よりも
減圧傾向となり、周囲の空気が減圧領域へ気流となって
流れ、その流れの影響によって、特に吐出口の配列方向
の両端側に位置する吐出口から吐出される液体がその配
列方向の中央側に引き寄せられ、プリント媒体に対して
所期の位置に吐出されなくなるのを、吐出体積毎に個別
に防止することができる。
【0016】また、この吐出口の間隔は、吐出される液
滴の各体積に応じて異なるように構成されている。これ
により、同時に吐出される液滴の体積が2種類以上混在
していも、それぞれ吐出口間隔が適正量だけ補正するこ
とができる。
【0017】また、本発明の液体吐出ヘッドは、第3の
吐出口群が、吐出口列の末端の吐出口を含む第2の吐出
口群のみからなるものであってもよいし、第3の吐出口
群が、第1の間隔に設定され、吐出口列の末端の吐出口
を含む各吐出口からなる第4の吐出口群を含むものであ
ってもよい。
【0018】さらに、本発明の液体吐出ヘッドは、吐出
される液体が、同色インク、濃インク、淡インクからな
る群の中から選択された記録インクおよび/またはプリ
ント媒体に対するインクのプリント性を調整するための
処理液であってもよいし、吐出される液体が、記録イン
クであり、吐出されるインク滴の体積が大小の2種類
で、大小のインク滴の体積比が1.5〜3倍であり、吐
出される体積の大きいインクのほうが吐出される体積が
小さいインクよりも薄い色であり、吐出される体積が大
きいインクが、第2の間隔に設定された各吐出口から吐
出されるものであってもよい。あるいは、吐出される液
体は同色の記録インクであってもよい。
【0019】また、本発明の液体吐出ヘッドは、吐出エ
ネルギ発生部が、液体に膜沸騰を生じさせて吐出口から
液体を吐出させるための熱エネルギを発生する電気熱変
換体を有するものであってもよい。
【0020】本発明のヘッドカートリッジは、本発明の
液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給される液
体を貯溜する液体タンクとを具えていることを特徴とし
ており、液体タンクが、着脱手段を介して液体吐出ヘッ
ドに対して着脱可能であってもよい。
【0021】本発明の画像形成装置は、本発明の液体吐
出ヘッドの取り付け部と、プリント媒体の搬送手段とを
具え、前記液体吐出ヘッドの吐出口から吐出される液体
によってプリント媒体に画像を形成することを特徴とす
る。
【0022】上記の通りの本発明の画像形成装置は、本
発明の液体吐出ヘッドによりプリント媒体に画像を形成
するため、液体の吐出時に周囲よりも減圧傾向となり、
周囲の空気が減圧領域へ気流となって流れ、その流れの
影響によって、特に吐出口の配列方向の両端側に位置す
る吐出口から吐出される液体がその配列方向の中央側に
引き寄せられ、プリント媒体に対して所期の位置に吐出
されなくなるのを、吐出体積毎に個別に防止することが
できる。よって、同時に吐出される液滴の体積が2種類
以上混在していも、それぞれ吐出口間隔が適正量だけ補
正されているのでべたプリントを行った場合でも白筋が
発生しない高精細かつ高階調の高品位プリント画像を得
ることができる。
【0023】また、本発明の画像形成装置は、取り付け
部が、プリント媒体の搬送方向と交差する方向に走査移
動可能なキャリッジを有するものであってもよいし、液
体吐出ヘッドが、着脱手段を介してキャリッジに対して
着脱自在に搭載されるものであってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】なお、以下の各実施形態で示される数値は
一例であり、本発明はこれらに限定されるものではな
い。また、本発明は、各実施形態に限らず、これらをさ
らに組み合わせるものであってもよく、この明細書の特
許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるべ
き他の技術にも応用することができる。 (第1の実施形態)本発明による画像形成装置をインク
ジェットプリンタに応用した一実施形態について、図1
〜図9を参照しながら詳細に説明する。
【0026】本実施形態におけるインクジェットプリン
タの機構部分の外観を図1に示し、このインクジェット
プリンタに用いられるヘッドカートリッジの外観を分解
状態で図2に示し、そのプリントヘッドの外観を図3に
示す。すなわち、本実施形態におけるインクジェットプ
リンタのシャシー10は、所定の剛性を有する複数の板
状金属部材により構成され、このインクジェットプリン
タの骨格をなす。シャシー10には、図示しないシート
状のプリント媒体をインクジェットプリンタの内部へと
自動的に給送する媒体給送部11と、この媒体給送部1
1から1枚ずつ給送されるプリント媒体を所望のプリン
ト位置へ導くと共にこのプリント位置から媒体排出部1
2へとプリント媒体を導く媒体搬送部13と、プリント
位置に搬送されたプリント媒体に所定のプリント動作を
行うプリント部と、このプリント部に対する回復処理を
行うヘッド回復部14とが組み付けられている。
【0027】プリント部は、キャリッジ軸15に沿って
走査移動可能に支持されたキャリッジ16と、このキャ
リッジ16にヘッドセットレバー17を介して着脱可能
に搭載されるヘッドカートリッジ18とからなる。
【0028】ヘッドカートリッジ18が搭載されるキャ
リッジ16には、このヘッドカートリッジ18のプリン
トヘッド19をキャリッジ16上の所定の装着位置に位
置決めするためのキャリッジカバー20と、プリントヘ
ッド19のタンクホルダ21と係合してプリントヘッド
19を所定の装着位置に位置決めするように押圧する前
述のヘッドセットレバー17とが設けられている。ヘッ
ドセットレバー17は、キャリッジ16の上部に図示し
ないヘッドセットレバー軸に対して回動可能に設けら
れ、またプリントヘッド19との係合部には、ばね付勢
される図示しないヘッドセットプレートが設けられ、こ
のヘッドセットプレートのばね力によってプリントヘッ
ド19を押圧しながらキャリッジ16に装着するように
なっている。
【0029】プリントヘッド19に対するキャリッジ1
6の別の係合部には、図示しないコンタクトフレキシブ
ルプリントケーブル(以下、コンタクトFPCと称す)
22の一端部が連結され、このコンタクトFPC22の
一端部に形成された図示しないコンタクト部と、プリン
トヘッド19に設けられた外部信号入力端子であるコン
タクト部23とが電気的に接触し、プリントのための各
種情報の授受やプリントヘッド19への電力の供給など
を行い得るようになっている。
【0030】コンタクトFPC22のコンタクト部とキ
ャリッジ16との間には、図示しないゴムなどの弾性部
材が設けられ、この弾性部材の弾性力とヘッドセットプ
レートによる押圧力とによって、コンタクトFPC22
のコンタクト部とプリントヘッド19のコンタクト部2
3との確実な接触を可能とするようになっている。コン
タクトFPC22の他端部は、キャリッジ16の背面に
搭載された図示しないキャリッジ基板に接続されてい
る。
【0031】本実施形態におけるヘッドカートリッジ1
8は、インクを貯留するインクタンク24と、このイン
クタンク24から供給されるインクをプリント情報に応
じてプリントヘッド19の吐出口25(図4参照)から
吐出させる前述のプリントヘッド19とを有する。本実
施形態のプリントヘッド19は、キャリッジ16に対し
て着脱可能に搭載される、いわゆるカートリッジ方式を
採用している。
【0032】また、本実施形態では写真調の高画質なカ
ラープリントを可能とするため、例えば黒色、淡シアン
色、淡マゼンタ色、シアン色、マゼンタ色および黄色の
各色インクが独立した6個のインクタンク24を使用可
能としている。各インクタンク24には、ヘッドカード
リッジ18に対して係止し得る弾性変形可能な取り外し
用レバー26が設けられ、この取り外し用レバー26を
操作することにより、図3に示すように、プリントヘッ
ド19に対してそれぞれ取り外し可能となっている。
【0033】プリントヘッド19は、後述するプリント
素子基板27、前述のタンクホルダ21などから構成さ
れている。本実施形態におけるプリントヘッド19のプ
リント素子基板27の破断構造を図4に示し、その吐出
口の配列形態を図5に示し、そのA−A´断面構造を図
6にそれぞれ示す。本実施形態におけるプリント素子基
板27は、厚さが0.5mm〜1mmのシリコン基板の
上に成膜技術を用いて吐出エネルギ発生部、共通インク
室31、インク路33、吐出口25などを形成したもの
である。すなわち、プリント素子基板27には、これを
貫通する長孔状のインク供給口28が形成されている。
このインク供給口28の両側には、プリント媒体の搬送
方向、つまりインク供給口28の長手方向に沿って所定
間隔で2列に並ぶ複数(本実施形態では片側256個)
の電気熱変換体29が相互に半ピッチずらした状態で形
成されている。そして、それぞれの列の中心間距離は2
33μmであり、それぞれ吐出エネルギ発生部を構成し
ている。プリント素子基板27には、これら電気熱変換
体29の他、電気熱変換体29とプリンタ本体側との電
気的接続を行うための電極端子30およびアルミニウム
などで形成される図示しない電気配線などが成膜技術に
よって形成されている。
【0034】プリント素子基板27に形成された電極端
子30に対して連結される電気配線基板36は、プリン
ト素子基板27にインクを吐出するための電気信号を印
加するためのものであり、プリント素子基板27に対応
する電気配線と、この電気配線端部に位置し、プリンタ
本体からの電気信号を受け取るための前述のコンタクト
部23とを有しており、このコンタクト部23はタンク
ホルダ21の背面側に位置決め固定されている。この電
気配線基板36を介して図示しない駆動ICから電気熱
変換体29に対する駆動信号が与えられ、同時に駆動電
力がこの電気熱変換体29に供給される。
【0035】なお、インクタンク24を着脱可能に保持
するタンクホルダ21には、インクタンク24からプリ
ント素子基板27のインク供給口28に亙るインク流路
が形成されている。
【0036】プリント素子基板27上には、インク供給
口28に連通する共通インク室31を介して電気熱変換
体29とそれぞれ正対する複数の吐出口25を有する上
板部材32が形成される。すなわち、この上板部材32
とプリント素子基板27との間には、個々の吐出口25
と共通インク室31とに連通するインク路33が形成さ
れ、隣接するインク路33の間には仕切り壁34が形成
される。これら共通インク室31、インク路33および
仕切り壁34などは、吐出口25と同様にフォトリソグ
ラフィ技術により上板部材32と共に形成される。
【0037】インク供給口28から各インク路33内に
供給される液体は、対応するインク路33に臨む電気熱
変換体29に駆動信号が与えられることにより、電気熱
変換体29の発熱に伴って沸騰し、これにより発生する
気泡の圧力によって吐出口25から吐出される。この場
合、液室31内で発生する気泡は、その成長に伴って吐
出口25から大気連通状態となる。
【0038】本実施形態では、図5(a)に示す第1の
配列状態および図5(b)に示す第2の配列状態の二種
類の吐出口配列が混在するようにプリントヘッドを構成
した。
【0039】図5に示すプリンタヘッドは、図5(a)
に示す複数の第1の吐出口25aからなる吐出口列と、
図5(b)に示す第1の吐出口25aよりも吐出口の直
径が小さい複数の第2の吐出口25bからなる吐出口列
とを有する。
【0040】第1の配列状態は、配列間隔d0で配列さ
れた複数の第1の吐出口25aからなる第1の吐出口群
50と、配列間隔d1で配列された複数の第1の吐出口
25aからなる第2の吐出口群51とを有し、吐出口列
の両端側に第2の吐出口群51が配置され、その間に第
1の吐出口群50が配置されている。
【0041】すなわち、第1の配列状態では、一方の列
の末端吐出口25a´から数えて20個目までが、配列
間隔d1が600dpi間隔よりも1μmだけ広い43.
3μmに設定された第2の吐出口群51であり、両端部
に配置された第2の吐出口群51の間に、配列間隔d0
が600dpi(42.3μm)に設定された第1の吐
出口群50が配置されている。従って、その配列方向両
端に位置する末端吐出口25a´は、すべての吐出口が
600dpi間隔で配列している場合よりも、20μm
だけ余計に間隔が拡がる方向に位置がずれていることに
なる。また、他方の列は、一方の列に対してこれらの第
1の吐出口25aの配列間隔の1/2だけずらして配置
されており、従って2列合わせた第1の吐出口25aの
配列密度はほぼ1200dpiとなる。
【0042】また、第2の配列状態は、配列間隔d0
配列された複数の第2の吐出口25bからなる第1の吐
出口群50と、配列間隔d2で配列された複数の第2の
吐出口25bからなる第2の吐出口群52とを有し、吐
出口列の両端部に第2の吐出口群52が配置され、その
間に第1の吐出口群50が配置されている。
【0043】すなわち、第2の配列状態では、一方の列
の末端吐出口25b´から数えて20個目までが、配列
間隔d2が600dpi間隔よりも0.25μmだけ広い
42.55μmに設定された第2の吐出口群52であ
り、両端部に配置された第2の吐出口群52の間に、第
2の吐出口25bの配列間隔d0は600dpi(42.
3μm)間隔に設定されている。従って、その配列方向
両端に位置する末端吐出口25b´は、すべての吐出口
が600dpi間隔で配列している場合よりも、5μm
だけ余計に間隔が拡がる方向に位置がずれていることに
なる。また、他方の列は、一方の列に対してこれらの吐
出口の配列間隔の1/2だけずらして配置されており、
従って2列合わせた吐出口の配列密度はほぼ1200d
piとなる。
【0044】本実施形態ではこれら2つの吐出口列の間
の間隔(左右の列の第2の吐出口25bの中心間距離)
を23μmに設定している。第1の配列状態に並ぶ電気
熱変換体29は一辺が24μmの正方形で、第1の吐出
口25aは直径が14μmの円形であり、約4plのイ
ンク滴が吐出される。また、第2の配列状態に並ぶ電気
熱変換体29は一辺が22μmの正方形で、第2の吐出
口25bは直径が12μmの円形であり、約2plのイ
ンク滴がそれぞれの第1および第2の吐出口25a、2
5bから吐出されるようになっている。また、吐出速度
は10〜15m/sであった。
【0045】なお、第1および第2の吐出口25a、2
5bの形状として本実施形態のような円形以外に、長方
形や星形のような形状に設定しても、特に問題はない。
【0046】また、インク滴の体積比も、本実施形態で
は約2倍のものを一例に示したが、1.5〜3倍の範囲
内に設定されるものであってもよい。また、インクの色
については、吐出されるインク滴の体積に応じて、同色
のインク、濃インク、淡インクをどのように組み合わせ
て用いるものであってもよいが、吐出されるインク滴の
体積が大きいほうが吐出されるインク滴の体積が小さい
ほうよりも薄い色のインクとするのが好適である。ま
た、さらに、吐出する液体としては、インクのみなら
ず、プリント媒体に対するインクのプリント性を調整す
るための処理液であってもよい。
【0047】このようなインクジェット方式のプリント
ヘッド19をキャリッジ16と共にプリント媒体に沿っ
て高速で走査移動させつつすべての吐出口25からイン
ク滴を連続的に吐出させ、いわゆるべたプリントをプリ
ント媒体に対して行った。
【0048】写真調の記録を行う際には、複数回のパス
で画像を形成する多パス(マルチパス)を用いるが、本
実施形態では、4パスで記録を行い、メディアはCAN
ON製PR−101紙を用い、ムラの幅を測定した。ま
た、比較のため、従来のプリントヘッドにおけるムラの
幅についても測定した。
【0049】吐出口の間隔を600dpi間隔ですべて
等しく設定した従来のプリントヘッドでは、図10に示
すような白筋107の幅が、第1の配列状態において7
0μm程度にも達することが判明した。また、写真調の
記録を行う際には、図11のようにパスのつなぎ部分1
08がうっすら薄くなりムラに見えた。
【0050】一方、本実施形態のプリントヘッドの場
合、白筋107の幅が、第1の配列状態では約40μ
m、第2の配列状態では約6μmであった。
【0051】さらに、第1の配列状態の吐出口配列から
約4pl、第2の配列状態の吐出口配列から約2plの
インク滴を同時に吐出させた場合、約4plのインク液
滴を吐出する吐出口配列の下流側に位置する約2plの
インク液滴は、単独で吐出させた時の1.5〜3倍の端
ヨレ量(5〜8μm)を示す。表2にデータを示す。1
00%がノズル幅109のベタ記録に相当し、4パスの
最大デューティが25%に相当する。
【0052】
【表2】 このことから、本実施形態では第1の配列状態の吐出口
配列から約4pl、第2の配列状態の吐出口配列から約
2plのインク滴を同時に吐出させた場合を考慮して、
それらの配列方向両端部にそれぞれ位置する合計40個
の吐出口が中央側の吐出口の配列間隔に対して、第1の
配列状態と第2の配列状態においてそれぞれ1μmと
0.25μmずつ余計に間隔が拡がる方向に位置をずら
した。このため、写真調プリント記録の際に吐出口の配
列方向中央側で発生する減圧雰囲気により、それらの配
列方向両端部にそれぞれ位置する吐出口から吐出される
インク滴はそれらの配列方向中央側に引き寄せられ、最
終的にそれらの配列方向中央側に位置する吐出口から吐
出されてプリント媒体に到達したインク滴の間隔とほぼ
同じ間隔に修正される。この結果、従来では1回のキャ
リッジ16の走査移動毎に発生していた白筋などの発生
を未然に防止することができる。
【0053】このような写真調プリントの実施に際し、
プリント媒体とプリントヘッド19の第1および第2の
吐出口25a、25bが開口する吐出口面35との間隔
を1.6mmに設定し、キャリッジ16の走査移動速度
を毎秒422.3mmに設定した。このときの、プリン
トヘッドのノズルの応答周波数は20kHzである。 (第2の実施形態)上述した第1の実施形態では、図5
(a)及び図5(b)に示すように配列方向両端部に位
置する吐出口及び電気熱変換体の間隔を、それ以外の中
央側の間隔よりも広くすることを特徴としたが、本実施
形態では、図7(a)に示す第3の配列状態および図7
(b)に示す第4の配列状態のような吐出体積の異なる
二種類の吐出口配列が混在するようにプリントヘッドを
構成した。先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同
一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとす
る。
【0054】第3の配列状態は、複数の第1の吐出口2
5aが配列されており、その配列が、配列間隔d0で配
列された第1の吐出口群60と、配列間隔d3で配列さ
れた第3の吐出口群61aおよび配列間隔d0で配列さ
れた第4の吐出口群61bを含む第2の吐出口群61と
からなり、吐出口列の両端側に第2の吐出口群61が配
置され、その間に第1の吐出口群60が配置されている
ものである。
【0055】すなわち、その配列方向の第1の吐出口群
60および第4の吐出口群61bに位置する第1の吐出
口25aおよび吐出エネルギ発生部の配列間隔d0は相
互に等しく設定され、第1の吐出口群60と第4の吐出
口群61bとの間に位置する第3の吐出口群61aの第
1の吐出口25aおよび吐出エネルギ発生部の配列間隔
3は、配列間隔d0よりも広く設定されており、その間
隔の設定は、吐出される液滴の体積によって異なるもの
となっている。
【0056】より詳細には、第3の配列状態では、一方
の列の末端吐出口25a´から数えて4個目までである
第4の吐出口群61bと第1の吐出口群60との配列間
隔d 0は、600dpi(42.3μm)に設定されてい
る。また、第3の吐出口群61aに位置する20個の第
1の吐出口25aおよび吐出エネルギ発生部の配列間隔
3は、600dpi間隔よりも1μmだけ広い43.3
μmに設定されている。従って、その配列方向両端に位
置する末端吐出口25a´は、すべての吐出口が600
dpi間隔で配列している場合よりも、20μmだけ余
計に間隔が拡がる方向に位置がずれていることになる。
また、他方の列は、一方の列に対してこれらの吐出口の
配列間隔の1/2だけずらして配置されており、従って
2列合わせた吐出口の配列密度はほぼ1200dpiと
なる。
【0057】第4の配列状態は、複数の第2の吐出口2
5bが配列されており、その配列が、配列間隔d0で配
列された第1の吐出口群60と、配列間隔d4で配列さ
れた第3の吐出口群62aおよび配列間隔d0で配列さ
れた第4の吐出口群62bを含む第2の吐出口群62と
からなり、吐出口列の両端側に第2の吐出口群62が配
置され、その間に第1の吐出口群60が配置されている
ものである。
【0058】すなわち、その配列方向の第1の吐出口群
60および第4の吐出口群62bに位置する第2の吐出
口25bおよび吐出エネルギ発生部の配列間隔d0は相
互に等しく設定され、第1の吐出口群60と第4の吐出
口群62bとの間に位置する第3の吐出口群62aの第
2の吐出口25bおよび吐出エネルギ発生部の配列間隔
4は、配列間隔d0よりも広く設定されている。
【0059】より詳細には、第4の配列状態では、一方
の列の末端吐出口25b´から数えて4個目までである
第4の吐出口群62bと第1の吐出口群60の配列間隔
0は、600dpi(42.3μm)に設定されてい
る。また、第3の吐出口群62aに位置する20個の吐
出口25および吐出エネルギ発生部の配列間隔d4は、
600dpi間隔よりも0.25μmだけ広い42.55
μmに設定されている。従って、その配列方向両端に位
置する末端吐出口25b´は、すべての第2の吐出口2
5bが600dpi間隔で配列している場合よりも、5
μmだけ余計に間隔が拡がる方向に位置がずれているこ
とになる。また、他方の列は、一方の列に対してこれら
の吐出口の配列間隔の1/2だけずらして配置されてお
り、従って2列合わせた吐出口の配列密度はほぼ120
0dpiとなる。
【0060】なお、本実施形態では、吐出口の配列方向
両端から数えて4個目までの吐出口の直径を比較的大き
めの15μmに設定した。そのほかの実施の形態は、第
1の実施形態と重複のため省略するが、同様な効果を得
ることができる。 (第3の実施形態)上述した第1及び第2の実施形態で
は、インク供給口28に連なる共通インク室31の両側
に長手方向に沿って所定間隔で2列に並ぶ複数(第1の
実施形態では片側256個、合計512個)の第1およ
び第2の吐出口25a、25bの形状や寸法を、それら
から吐出される液滴の体積を同等になるように設計した
が、本実施形態では図8に示すように、同色のインクを
溜めることのできる共通インク室31の片側に配列する
第1の吐出口25aから吐出される液滴の体積ともう片
方の側に配列する第2の吐出口25bから吐出される液
滴の体積とが異なるように設計されていることを特徴と
している。
【0061】第5の配列状態は、一方の列が、配列間隔
0で配列された複数の第1の吐出口25aからなる第
1の吐出口群70と、配列間隔d5で配列された複数の
第1の吐出口25aからなる第2の吐出口群71とから
なり、吐出口列の両端側に第2の吐出口群71が配置さ
れ、その間に第1の吐出口群70が配置されており、ま
た、もう片方の側の列が、配列間隔d0で配列された複
数の第2の吐出口25bからなる第1の吐出口群70
と、配列間隔d6で配列された複数の第2の吐出口25
bからなる第2の吐出口群72とからなり、吐出口列の
両端側に第2の吐出口群72が配置され、その間に第1
の吐出口群70が配置されている。
【0062】すなわち、第5の配列状態では、一方の列
の末端吐出口25a´から数えて20個目までが、d5
の間隔、すなわち600dpi間隔よりも1μmだけ広
い43.3μmに設定された第2の吐出口群71であ
り、両端部に配置された第2の吐出口群71の間に、配
列間隔d0が600dpi(42.3μm)間隔に設定さ
れた第1の吐出口群70が配置されている。従って、そ
の配列方向両端に位置する末端吐出口25a´は、すべ
ての第1の吐出口25aが600dpi間隔で配列して
いる場合よりも、20μmだけ余計に間隔が拡がる方向
に位置がずれていることになる。また、もう片方の側の
列の末端吐出口25b´から数えて20個目までが、d
6の間隔、すなわち600dpi間隔よりも0.25μm
だけ広い42.55μmに設定された第2の吐出口群7
2であり、両端部に配置された第2の吐出口群72の間
に、配列間隔d0は600dpi(42.3μm)間隔に
設定された第1の吐出口群70が配置されている。従っ
て、その配列方向両端に位置する末端吐出口25b´
は、すべての第2の吐出口25bが600dpi間隔で
配列している場合よりも、5μmだけ余計に間隔が拡が
る方向に位置がずれていることになる。また、他方の第
2の吐出口25bの配列は、一方の列に対してこれらの
第1の吐出口25aの配列間隔の1/2だけずらして配
置されており、従って2列合わせた第1および第2の吐
出口25a、25bの配列密度はほぼ1200dpiと
なる。
【0063】本実施形態では、共通インク室31の一方
の列の第1の吐出口25aから吐出される液滴の体積は
約5plであり、電気熱変換体29は一辺が26μmの
正方形で、吐出口25は直径が16μmの円形に設定さ
れている。もう片方の側に配列する第2の吐出口25b
から吐出される液滴の体積は約2plであり、電気熱変
換体29は一辺が22μmの正方形で、第2の吐出口2
5bは直径が12μmの円形に設定されている。また、
吐出速度はいずれも10〜15m/sであった。
【0064】なお、吐出口25の形状として本実施形態
のような円形以外に、長方形や星形のような形状に設定
しても、特に問題はない。
【0065】このように、大小両方のインク液滴を吐出
できるような構成のプリントヘッドを用いれば、大きな
インク液滴を使って画素を形成し、記録密度を抑えて高
速にプリント画像を得ることもできるし、小さなインク
液滴を使って画素を形成し、記録密度を上げて高精細か
つ高階調の高品位プリント画像を得ることもできる。
【0066】以上説明した第1から第3の実施形態のい
ずれのプリントヘッドを用いてべたプリントを行った場
合においても、配列方向の両端部にそれぞれ位置する吐
出口が中央部の吐出口の配列間隔に対して余計に間隔が
拡がる方向に位置がずれており、さらに吐出される液体
の体積によってそのずれ量が異なっているので、吐出口
の配列方向の中央部側で発生する減圧雰囲気により、そ
れらの配列方向の両端部にそれぞれ位置する吐出口から
吐出されるインク滴はそれらの配列方向の中央部側に引
き寄せられ、最終的にそれらの中央部側に位置する吐出
口から吐出されてプリント媒体に到達したインク滴の間
隔とほぼ同じ間隔に修正される。この結果、吐出される
液滴の体積が異なる吐出口が混在するヘッドにおいて、
従来では1回のキャリッジの走査移動毎に発生していた
白筋などの発生を未然に防止することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、吐
出口列の吐出口間の間隔が、両端部側が広く、吐出され
る液滴の各体積に応じて異なるように構成されている。
このため、吐出口から吐出される液体がその配列方向の
中央側に引き寄せられ、プリント媒体に対して所期の位
置に吐出されなくなるのを吐出体積毎に個別に防止する
ことができ、同時に吐出される液滴の体積が2種類以上
混在していも、それぞれ吐出口間隔が適正量だけ補正さ
れているのでべたプリントを行った場合でも白筋が発生
しない高精細かつ高階調の高品位プリント画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置をインクジェットプ
リンタに応用した一実施形態の概略構造を表す斜視図で
ある。
【図2】本発明によるヘッドカートリッジを図1に示す
インクジェットプリンタに適用した一実施形態の外観を
分解状態で表す斜視図である。
【図3】図2に示したヘッドカートリッジにおけるプリ
ントヘッドの部分の斜視図である。
【図4】図3に示したプリントヘッドの主要部の概略構
造を表す破断斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるプリントヘッ
ドの吐出口および電気熱変換体の第1の配列状態および
第2の配列状態を示す破断平面図である。
【図6】図5中のA−A´断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるプリントヘッ
ドの吐出口および電気熱変換体の第3の配列状態および
第4の配列状態を示す破断平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態におけるプリントヘッ
ドの吐出口および電気熱変換体の第5の配列状態および
第6の配列状態を示す破断平面図である。
【図9】従来のインクジェットプリンタによるインクの
吐出状態を模式的に表す概念図である。
【図10】図9に示されたインクの吐出形態によってプ
リント媒体に1パスで形成されるべた画像を模式的に表
す概念図である。
【図11】図9に示されたインクの吐出形態によってプ
リント媒体に4パスで形成されるべた画像を模式的に表
す概念図である。
【符号の説明】
10 シャシー 11 媒体給送部 12 媒体排出部 13 媒体搬送部 14 ヘッド回復部 15 キャリッジ軸 16 キャリッジ 17 ヘッドセットレバー 18 ヘッドカートリッジ 19 プリントヘッド 20 キャリッジカバー 21 タンクホルダ 22 コンタクトフレキシブルプリントケーブル(コ
ンタクトFPC) 23 コンタクト部 24 インクタンク 25 吐出口 25a 第1の吐出口 25a´、25b´ 末端吐出口 25b 第2の吐出口 26 取り外し用レバー 27 プリント素子基板 28 インク供給口 29 電気熱変換体 30 電極端子 31 共通インク室 32 上板部材 33 インク路 34 仕切り壁 35 吐出口面 25a 第1の吐出口 25b 第2の吐出口 50、60、70 第1の吐出口群 51、52、61、62、71、72 第2の吐出口
群 61a 第3の吐出口群 61b 第4の吐出口群 d0、d1、d2、d3、d4、d5、d6 配列間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 虎近 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF31 AG13 AG15 AG16 AG39 AG40 AG80 AH13 BA04 BA13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント媒体の搬送方向に対して略平行
    に配列された複数の吐出口からなる吐出口列と、前記各
    吐出口にそれぞれ対向して配置され、前記各吐出口から
    液体を吐出させるための複数の吐出エネルギ発生部とを
    有し、前記プリント媒体の搬送方向に対して交差する方
    向に走査移動がなされる液体吐出ヘッドにおいて、 前記各吐出口列が、前記各吐出口の間隔が第1の間隔に
    設定されている第1の吐出口群と、前記各吐出口列の両
    端部側に配置されており、少なくとも、前記第1の間隔
    よりも広い第2の間隔に設定された前記各吐出口が配列
    されている第2の吐出口群を含む第3の吐出口群とを有
    し、前記第1の間隔および前記第2の間隔が、吐出され
    る液滴の各体積に応じて異なるように設定されているこ
    とを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第3の吐出口群が、前記吐出口列の
    末端の吐出口を含む前記第2の吐出口群のみからなる、
    請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第3の吐出口群が、前記第1の間隔
    に設定され、前記吐出口列の末端の吐出口を含む前記各
    吐出口からなる第4の吐出口群を含む、請求項1に記載
    の液体吐出ヘッド。
  4. 【請求項4】 吐出される液体が、同色インク、濃イン
    ク、淡インクからなる群の中から選択された記録インク
    および/またはプリント媒体に対するインクのプリント
    性を調整するための処理液である、請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 【請求項5】 吐出される液体が、記録インクであり、
    吐出されるインク滴の体積が大小の2種類で、前記大小
    のインク滴の体積比が1.5〜3倍であり、吐出される
    体積が大きいインクのほうが吐出される体積が小さいイ
    ンクよりも薄い色であり、前記吐出される体積が大きい
    インクが、前記第2の間隔に設定された前記各吐出口か
    ら吐出される、請求項1から3のいずれか1項に記載の
    液体吐出ヘッド。
  6. 【請求項6】 吐出される液体が、同色の記録インクで
    あり、吐出されるインク滴の体積が大小の2種類で、前
    記大小のインク滴の体積比が1.5〜3倍であり、吐出
    される体積が大きいインクが、前記第2の間隔に設定さ
    れた前記各吐出口から吐出される、請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記吐出エネルギ発生部が、液体に膜沸
    騰を生じさせて前記吐出口から液体を吐出させるための
    熱エネルギを発生する電気熱変換体を有する、請求項1
    から請求項6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに供給さ
    れる液体を貯溜する液体タンクとを具えていることを特
    徴とするヘッドカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記液体タンクが、着脱手段を介して前
    記液体吐出ヘッドに対して着脱可能である、請求項8に
    記載のヘッドカートリッジ。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項7のいずれか1項
    に記載の液体吐出ヘッドの取り付け部と、プリント媒体
    の搬送手段とを具え、前記液体吐出ヘッドの吐出口から
    吐出される液体によってプリント媒体に画像を形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記取り付け部が、プリント媒体の搬
    送方向と交差する方向に走査移動可能なキャリッジを有
    する、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記液体吐出ヘッドが、着脱手段を介
    して前記キャリッジに対して着脱自在に搭載される、請
    求項11に記載の画像形成装置。
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