JP2006076011A - 液体噴射記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録ヘッドを大型化することなく、高速かつ高画質の画像形成が可能な液体噴射記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 インク供給口4を挟んで、一方は大液滴を吐出する大ノズル1が、他方にはそれより小さい中液滴および小液滴を吐出する中ノズル2および小ノズル3が配置されている。小ノズルの数を中および大ノズルの数より多くすることで、小ノズルによる高品位で高速な印字を実現するとともに、中ノズルと小ノズルによるフォト高速印字、大ノズルによる高速印字を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を吐出し記録を行う液体噴射記録ヘッドに関し、特に液体の吐出量の異なる複数の液滴を利用して記録を行う液体噴射記録ヘッドに関する。
サーマルインクジェット技術を用いたカラーインクジェットプリンタは年々高解像度化しており、特に、画質を形成するために使用する記録ヘッドにおいては個々の液滴を吐出する吐出口配列の解像度が600dpi、1200dpiと年々高解像度化している。
また、画像を形成する吐出インク滴のサイズに関してはグレースケールのハーフトーン部や、カラーフォト画像における中間調、ハイライト部での粒状性を軽減させるべく、特にカラーインクを吐出させる記録ヘッドでは15pl程度から5pl、2plと年々小液滴化している。
しかし、小液滴、高解像度の記録ヘッドにおいては、フォト画像の印刷出力など高品位のユーザーニーズに対応できるものの、帳票におけるカラーグラフなどの解像度の要求されない粗い画像の印刷出力に対しては、小液滴、高解像度による画像出力データの肥大化、および、データ転送時間を多く必要とする点から、高速印刷の要求には反する結果となる。
これを改善するためには、高速印刷時には比較的大きいサイズの液滴で、少ない出力データサイズで画像を形成できることが望ましく、高画質印刷の場合には液滴サイズを変調させ、形成画像の粒状性を極力少なくすることが望まれるため、同一色インクの記録ヘッドノズル群で異なるサイズの液滴を吐出させ、一色あたりの液滴サイズを変調させることが求められる。
このような要求に対し、例えば、特許文献1には、同一の吐出口から異なるサイズのインク滴を吐出させる手段が開示されている。この場合、同一の吐出口に連通するインク流路内に異なるサイズの電気熱変換素子を配置し、個々の電気熱変換素子の発泡を使い分けることにより、同一の吐出口から複数種類のサイズのインク滴を吐出させることを可能にしている。
また、特許文献2には、大小のサイズのインク滴を吐出させる吐出口を交互に千鳥状に配置したインクジェット記録ヘッドが開示されている。
特開平08−183179号公報 米国特許第6137502号明細書
しかしながら、特許文献1においては、同一インク流路で異なる液滴を吐出させるため、異なるサイズの液滴によって、ノズル後方からのインク供給速度が変化し、インクジェット記録ヘッドを走させながらプリントを行う、いわゆるシリアル方式の記録装置では、同一のスキャンに異なるサイズの液滴を吐出することが困難であり、複数回の記録ヘッドのスキャンで大中小などの液滴を吐出し分ける必要がある。これは異なるサイズの液滴を同一周波数で吐出することができないため、高精細画像を形成する上では液滴サイズの変調制御が困難であることを意味する。
また、特許文献2に関しては大小の吐出口を同数配置しているため、吐出量を大きく設定すれば大吐出量を使用する高速印字には大きな問題はないが、高画質な階調印字(フォト印字)時には画質の低下の問題が生じる。逆に吐出量を小さく設定した場合には、フォトの画質は良化するが、印字パス数増による速度低下を招く。
本発明は、上述したような課題を考慮したうえで高速かつ高画質の画像形成が可能な液体噴射記録ヘッドを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本願発明の液体噴射記録ヘッドは、液体を供給する液体供給口からの液体を該液体供給口の両側に設けられた複数の吐出口から吐出して記録を行う液体噴射記録ヘッドにおいて、前記複数の吐出口は、それぞれ吐出口径の異なる第1の吐出口群、第2の吐出口群、第3の吐出口群を備え、前記第1の吐出口群の吐出口径は他の吐出口群の吐出口径よりも大きく、前記第3の吐出口群の吐出口径は他の吐出口群の吐出口径よりも小さいとともに、前記第3の吐出口群の吐出口数が、他の吐出口群の吐出口数よりも多いことを特徴とする。
上述の構成をとることによって、大ドットによる高速印字(1パス)に対応し、かつ中と小のドットでフォトの高速印字(2パス)に対応し、さらに小ドットのみでのフォト高画質にも高速印字が対応可能なインクジェット記録ヘッドを提供できる。
本願発明によれば、いずれの形態においても高速印字とフォト高画質を両立することができる。さらに、大、中、小の液滴を吐出するノズルを1つのインク供給口の両側に配置しているので、記録ヘッドの大型化を招くことなく、上記種々の印字モードが低コストで達成可能である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面を参照して説明する。
図9,図10に、本発明を適用可能な記録ヘッドカートリッジ、液体噴射記録ヘッド、液体収納容器を説明するための斜視図を示す。
本実施形態の液体噴射記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドと称する。)は、記録ヘッドカートリッジを構成する一構成要素である。すなわち、図9に示すように、記録ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、この記録ヘッドH1001に対して着脱自在に設けられ記録ヘッドH1001にインクを供給するための液体収納容器(以下、インクタンク)H1900とを備えて構成されている。そして、記録ヘッドH1001は、インクタンクH1900から供給されたインク等の液体を、記録情報に応じて吐出口から吐出することで、記録媒体に文字や画像等を記録する。
この記録ヘッドカートリッジH1000は、記録装置側が備えるキャリッジに対して着脱可能にされている。この記録ヘッドカートリッジH1000は、キャリッジに設けられた接続端子部を介して電気的に接続されるとともに、キャリッジに設けられた位置決め部によって所定位置に固定されて支持される。
記録ヘッドH1001は、電気信号に応じて膜沸騰をインクに生じさせるための熱エネルギを生成する電気熱変換体として発熱体を用いて記録を行うバブルジェット(登録商標)方式の記録ヘッドである。この記録ヘッドH1001は、図8に示すように、記録用紙等の記録媒体に文字や画像等を記録するための記録素子ユニットH1002と、この記録素子ユニットH1002にインクを供給するためのインク供給ユニットH1003と、このインク供給ユニットH1003にインクを供給するためのインクタンクH1900を着脱可能に保持するためのタンクホルダーH2000とを備えている。
記録素子ユニットは、本実施例ではブラック、シアン,マゼンタ,イエローを吐出するために4組の記録素子部が設けられており、それぞれの色の収容されたインクタンクからのインクを吐出する。
図10に、記録素子ユニットH1002の構成を説明するために1組の記録素子部の一部を切り欠いた斜視図を示す。記録素子部は、厚さ0.5〜1mm程度のSi基板H1110の一方の面に、インクを吐出するための複数の電気熱変換素子H1103と、各電気熱変換素子H1103に電力を供給するAl等の電気配線とが、それぞれ成膜されて設けられている。そして、記録素子部には、電気熱変換素子H1103に対応する複数のインク流路H1111と複数の吐出口H1107とが、フォトリソグラフィ処理により形成されるとともに、各インク流路H1111に、インクを供給するためのインク供給口H1102を有する共通液室H1112が連通されて形成されている。
インク供給口H1102を有する共通液室H1112は、Siの結晶方位を利用した異方性エッチング処理やサンドブラスト処理などの処理方法で形成されている。すなわち、Si基板H1110が、ウエハー面方向に<100>、厚さ方向に<111>の結晶方位を持つ場合には、アルカリ系(KOH,TMAH,ヒドラジン等)による異方性エッチング処理によって、約54.7度の角度でエッチング処理を進行させて得る。これにより所望の深さにエッチング処理を行い、貫通口からなる長溝状のインク供給口H1102を有する共通液室H1112を形成する。
また、記録素子部には、インク供給口H1102を間に挟んで両側に電気熱変換素子H1103がそれぞれ1列ずつ千鳥状に配列されている。電気熱変換素子H1103と、この電気熱変換素子H1103に電力を供給するAl等の電気配線が、成膜されて形成されている。さらに、電気配線に電力を供給するための電極H1104が、電気熱変換素子H1103の両外側に配列されている。この電極H1104には、Au等のバンプH1105が熱超音波圧着法で形成されている。そして、Si基板H1110上には、各電気熱変換素子H1103に対応したインク流路H1111を構成するインク流路壁H1106と吐出口H1107が樹脂材料でフォトリソグラフィ処理によりに形成され、吐出口群H1108が形成されている。電気熱変換素子H1103に対向する位置に吐出口H1107が設けられているため、インク供給口H1102からインク流路H1111内に供給されたインクは、電気熱変換素子H1103の発熱作用により発生した気泡によって吐出口H1107から吐出される。
以下、本発明の各実施形態について説明するが、吐出口の配置を説明する説明図では、一組の記録素子部のみについて説明することとし、必要に応じ全ての記録素子部について同様の配置をしても良いし、特定の色を吐出する記録素子部(例えばブラックのみ、あるいはブラック以外のみ)についてのみ、各実施形態を適用しても良いものとする。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における、吐出口の配置を説明する模式的説明図である。
本実施形態では、吐出口径の最も大きい第1の吐出口群100aと、それより小さい第2の吐出口群100b,最も小さい第3の吐出口群100cを備えている。第1の吐出口群から吐出される液滴が最も大きく、第3の吐出口群から吐出される液滴が最も小さい。そこで、以下、第1の吐出口群1のノズルを大ノズル、第2の吐出口群2のノズルを中ノズル、第3の吐出口群3のノズルを小ノズル、とし、各吐出口から吐出される液滴を、それぞれ大ドット、中ドット、小ドットとして説明する。
本実施形態では、インク供給口500の左側に大ノズル100a,中ノズル100bが交互に複数配置している。そして、対岸であるインク供給口500の右側に小ノズル100cが複数配置されている。各ノズル100a,100b,100cは、圧力室400a,400b,400cおよびインク流路300a,300b,300cを介してインク供給口500に連通している。
図1において、大ノズル100aの吐出量Va=10pl、中ノズル100bの吐出量Vb=2.5pl、小ノズル100cの吐出量Vc=1plであり、ノズル100a,100b,100cとそれぞれのノズルに対応する熱変換素子200a,200b,200cを最適サイズにすることでこのような吐出量にすることができる。本実施形態では、ノズル100a、100b、100cは約300μm、約110μm、約70μmの吐出口面積で、これらに対応する熱変換素子サイズは、それぞれ30μm×30μm、22μm×22μm、20μm×20μmであり、42.3μmのピッチで配置されている。
このような吐出口を配置したヘッドをスキャンさせて印字を行う場合、例えば600dpi画素を4スキャンで印字するようにすると1plから29plまでの吐出量変調が可能になる。また1スキャンで印字を行う場合には、300dpi画素にノズル100a、100b、100cの全てを吐出し、300dpi画素あたりの吐出量が29plなる。300dpi印字のような高速印字はあまり画質は求められておらず上記のような少ない吐出量でも大きな問題にはならないが、より良い画質を求めるのであれば2スキャンにして58pl以内の吐出量にすればよい。これらは、画質と速度のバランスを考えて決めれば良く、特に限定されるものではない。
これにより複数回スキャンさせることによるフォト画像など高画質印字時に必要な諧調印字とカラーグラフなどの通常カラー印字における高速印字を可能にした。また、吐出口100cだけを使用した1plの更なる高密度高画質印字を大幅な印字速度のダウンをすることなく印字することを可能にした。
本実施形態については同一記録素子基板内に1pl、2.5pl、10pl混在した例についてのべたが、吐出量については、これに限定されるのもではない。
次に、図2を用いて、本実施形態の変形例について説明する。
図2(a)〜(c)のそれぞれは、本発明の第1実施形態の変形例を説明するための説明図である。
図2(a)は、図1の記録素子基板に対してインク流路の長さが違った図であり、それ以外は全て同じである。図2(a)に示すように大ノズル100aに対するインク流路200aと中ノズル100bに対するインク流路200bと小ノズル100cに対するインク流路100cはそれぞれに対応して流路長さを変えている。具体的には、図2(a)に示す各流路200a,200b,200cの流路長さA,B,CをB>A>Cの関係にしている。このことにより、大ノズルから吐出される10plのリフィル時間と中ノズルから吐出される2.5pl、小ノズルから吐出される1plのリフィル時間を調整し、同じ駆動周波数で階調印字できるようにした。また、小ノズルから吐出される1plだけを利用する高密度高画質印字には、駆動周波数を上げて印字することを可能にした。
図2(b)は、図1の記録素子基板にノズルフィルターを配置した図であり、それ以外は全て同じである。図2(b)に示すように大ノズル100aに対するノズルフィルター600aと中ノズル100bに対するノズルフィルター600bと小ノズル100cに対するノズルフィルター600cはそれぞれに対応して形状を変えている。図2(b)に示すようにノズルフィルターはインク流路壁の後端に配置され、大中小異なる吐出口に対応して形状を変えている。このことにより、小ノズルのゴミによる印字不良の低減すると同時に、大ノズルから吐出される10plのリフィル時間と中ノズルから吐出される2.5pl、小ノズルから吐出される1plのリフィル時間を調整し、同じ駆動周波数で階調印字できるようにした。本変形例ではノズルフィルターの形状を円柱にしたが特に形状については、限定されるものではない。
図2(c)は、図1の記録素子基板に対してインク流路の形状が違った図であり、それ以外は全て同じである。図2(c)に示すように大ノズル100aに対するインク流路200aと中ノズル100bに対するインク流路200bと小ノズル100cに対するインク流路100cはそれぞれに対応して流路形状を変えている。具体的には、図2(c)に示す各流路200a,200b,200cの流路幅2A,2B,2Cを次の2A>2C>2Bの関係式が成り立つ様にした。このことにより、大ノズルから吐出される10plのリフィル時間と中ノズルから吐出される2.5pl、小ノズルから吐出される1plのリフィル時間を調整し、同じ駆動周波数で階調印字できるようにした。また小吐出口から吐出される1plだけを利用する、高密度高画質印字に駆動周波数を上げて印字することを可能にした。
[第2実施形態]
図3(a)は、本発明の第2実施形態における、吐出口の配置を説明する模式的説明図である。
本実施形態では、インク供給口500の左側に大ノズル100a,中ノズル100bが交互に複数配置している。そして、対岸であるインク供給口500の右側に小ノズル100cが複数配置されている。各ノズル100a,100b,100cは、圧力室400a,400b,400cおよびインク流路300a,300b,300cを介してインク供給口500に連通している。
本実施形態において、大ノズル100aの吐出量Va=10pl、中ノズル100bの吐出量Vb=2.5pl、小ノズル100cの吐出量Vc=1plであり、吐出口100a,100b,100cとそれぞれの吐出口に対応する熱変換素子200a,200b,200cを最適サイズにすることで実現される。具体的には、本実施形態では、ノズル100a、100b、100cは約300μm、約110μm、約70μmの吐出口面積で、これらに対応する熱変換素子サイズは、それぞれ30μm×30μm、22μm×22μm、16μm×25μmであり、ノズル100a、100bは42.3μmのピッチ、ノズル100cは21.2μmのピッチで配置されている。
このような吐出口を配置したヘッドをスキャンさせて印字を行う場合、例えば600dpi画素を4スキャンで印字するようにすると1plから33plまでの吐出量変調が可能になる。また1スキャンで印字を行う場合には、300dpi画素に吐出口100a、100b、100cの全てを吐出し、300dpi画素あたりの吐出量が33plなる。300dpi印字のような高速印字はあまり画質は求められて折らず上記のような少ない吐出量でも大きな問題にはならないが、より良い画質を求めるのであれば2スキャンにして66pl以内の吐出量にすればよい。これらは、画質と速度のバランスを考えて決めれば良く、特に限定されるものではない。
これにより複数回スキャンさせることによるフォト画像など高画質印字時に必要な諧調印字とカラーグラフなどの通常カラー印字における高品位な高速印字を可能にした。また、吐出口100cだけを高密度に配置した為、吐出口100cだけを使用した1plの更なる高密度高画質印字を大幅な印字速度のダウンをすることなく印字することを可能にした。
本実施形態については同一記録素子基板内に1pl、2.5pl、10pl混在した例についてのべたが、吐出量については、これに限定されるのもではない。また、小の吐出口を大中の吐出口の倍密度で配置したが、この高密度の割合についてもこれに限定されるのもではない。
また、本実施形態の電気熱変換素子を駆動するためのMosトランジスタの配置の模式図を図3(b)に示す。図3(b)に示すように大ノズルの下に配置された熱変換素子100a駆動用のMosトランジスタ700と、中ノズルの下に配置された熱変換素子100b駆動用のMosトランジスタ700bと、小ノズルの下に配置された熱変換素子100c駆動用のMosトランジスタ700cのMosトランジスタについて、それぞれの面積をA,B,Cとした時に、A≧B>Cの関係式で配置した。そして、小ノズルに配置された熱変換素子だけの長方形にすることで熱変換素子に流れる電流を抑え、Mos面積が小さいことによる電圧降下をできるだけ抑えた。
上記のように、小吐出量の電気熱変換素子面積を小さくし、尚且つ長方形にすることで前期熱変換素子駆動用のMosトランジスタの面積を小さくし、記録素子基板を大きくすることなく小吐出口を高密度に配置することを可能にした。このことにより小吐出口から吐出される1plだけを利用する、高密度高画質印字の速度を上げることを可能にした。
図4(a)、(b)は本実施形態の変形例であり、図4(a)では大ノズル100aに対するインク流路200aと中ノズル100bに対するインク流路200bと小ノズル100cに対するインク流路100cはそれぞれに対応して流路形状を変えている(図2(c)に示す関係と同じにしている)。一方、図4(b)では、図4(a)の変形例に更にノズルフィルターを配置した点が異なっている。
[第3実施形態]
図5(a)は本発明の第3実施形態を示す図である。図5(a)において、1列に大ノズルと小ノズルが形成されており、大ノズル間の解像度は300DPI(ピッチ2P)であり、小ノズル間の解像度は600DPI(ピッチP)である。他の一列との位置的関係では、大ノズル中心と小ノズルの中心が一致している。
大中小それぞれの吐出量は、吐出口の配列ピッチPやインクの物性等によって変わるが、本実施形態においては、吐出口の配列ピッチPは600dpi、また大の吐出量は12pl、中の吐出量は4.5pl、小の吐出量は1.5plの場合を以下に説明する。
このインクジェット記録ヘッドは、インクジェット記録装置で吸引または加圧動作によってインク貯蔵部(不図示)からインク供給口を経由して吐出口にインクを充填される。
図6に本実施例のヘッドによる各印字モードにおける印字状態を示す。図6において(a)は普通紙カラー印字等の高速印字に対応した印字パターン、(b)はフォトの高速印字に対応した印字パターン、(c)はフォトの高画質に対応した印字パターンである。また(a)、(b)、(c)の記号の後ろの数字はマルチパス印字のパス数を示し、印字ドットが塗られているものがそのパス数で印字されたドット、印字ドットが白抜けのものがすでに前のパスで印字されたドットを示す。さらに本図においては、わかりやすくする為に、2ピッチ分(300dpi角)のドットの打ち込み状態のみを記載しており、ドットの大きさも実際よりも小さくしている。次に各モードの印字状態を詳細に説明する。
図6(a)−1は、上記のように普通紙カラー印字等の高速印字に対応した印字パターンであり、大ノズル2aより吐出されたドット11のみで印字される。ここで図1に示すように大ノズル2aはピッチ2Pで配列されているので、図6(a)−1に示すように2ピッチ分に1ドットに印字可能である。そして、スキャン方向にピッチPの位置で次の印字を行う。すなわち本実施例においては2パスで所望の打ち込み(100%)の印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには大ドット11が4ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、4×12pl=48plとなる。
図6(b)−1、図6(b)−2は、上記のようにフォトの高速印字に対応した印字パターンであり、中ノズル2bより吐出されたドット12と小ノズル2cより吐出されたドット13で印字される。ここで図5に示すように中・小ノズル12・13はピッチPの間隔で交互に配列されているので、図6(b)−1に示すように1パス目に2ピッチ分には中のドット12と小のドット13が同時に印字可能される。そして、スキャン方向にピッチPの1/2の位置で次の印字を行う。すなわち600dpi×1200dpiの印字となる。ここで、印字ドットの吐出周波数は、印字ドットの大きさ(吐出量)に大きく依存しており、ドットが小さいほどインクの戻り(以下リフィル時間)が早い為高い周波数での印字が可能である。本印字モードにおいては、大ドット11を吐出するノズルを使用していないので、図6(a)の大ドット11を吐出するノズルを使用した印字よりも高周波数の印字が可能である。本実施例においては、図6(a)の印字モードの駆動周波数が15kHzに対し、倍の30kHzの印字が可能であった。すなわち図6(a)と同じキャリッジのスキャン速度での印字が可能である。次に図6(b)−2に示すようにピッチPの奇数倍の紙送りを行った後2パス目に中ドット12の上に小ドット13が、小ドット13の上に中ドット12が印字される。これにより本実施例においてはキャリッジのスキャンスピードを落とすことなく2パスで所望の打ち込み(100%)となるので、フォトの高速印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには中・小ドット12・13がそれぞれ8ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、8×(4.5+1.5)pl=48plであり、図6(a)の印字と同じ打ち込み量となる。
図6(c)−1〜図6(c)−4は、上記のようにフォトの高画質印字に対応した印字パターンであり、小ノズル2cより吐出されたドット13のみで印字される。ここで図5(a)に示すように小ノズル13はピッチPの間隔でインク供給口を挟んで交互に配列されているので、図6(c)−1に示すように1パス目に2ピッチ分には小のドット13が2列印字される。本印字モードにおいては小ドット13のみを印字しているので、クロストークの影響が軽減されるので、当然印字周波数は図6(b)の印字モードよりさらに高くすることが可能である。本実施例では、キャリッジのスキャン速度を統一する観点より印字モード図6(b)と同じ30kHzでの印字を行った。次に図6(c)−2に示すようにピッチPの奇数倍の紙送りを行った後2パス目に小ドット13を2列印字する。次に図6(c)−3に示すようにピッチPよりも1/4ピッチずらした紙送りを行った後印字をスキャン方向にも1/4ピッチずらして3パス目の印字を行う。次に図6(c)−4に示すようにピッチPの奇数倍の紙送りを行った後、図6(c)−3と同様に、スキャン方向にも1/4ピッチずらして4パス目に小ドット13を2列印字する。すなわち2400dpi×2400dpiの印字となる。本実施例では、図6(c)−1〜図6(c)−2と図6(c)−3〜図6(c)−4の印字ドットをずらした例を示したが、上述したように実際のドットは図6のドットより大きいので、図6(c)−1〜図6(c)−2と図6(c)−3〜図6(c)−4の印字ドットを重ねても良好な印字が得られた。すなわち本実施形態においては4パスで所望の打ち込み(100%)となるので、フォトの高画質印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには小ドット13が32ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、32×1.5pl=48plであり、図6(a)および図6(b)の印字と同じ打ち込み量となる。
以上述べたように本実施形態によれば、大・中・小径吐出量を持つノズル群を備えたインクジェットヘッドにおいて、小ドットの吐出口の数が多いため高速印字でフォトの高画質プリントが可能となり、かつ中と小のドットでフォトの高速印字(2パス)にも対応可能であり、さらに大ドットのみでの1パスも高速印字(2パス)にも対応可能である。
以上本実施形態について説明してきたが、もちろん大中小径吐出量や印字モードは本実施形態の数字に限定されるものではない。なお、図5(b)は本発明の第3実施形態の変形例を示す図である。本変形例では第3実施形態(図5(a))から大・小ノズル2a・2cを中・小ノズル2b・2cを千鳥に配置した図である。本変形例においては、大ノズル1および、中ノズル2bをインク供給口4に近い側に配置している。これにより、大・中のノズルのリフィル時間を早くし図6のモード(b)をより高い周波数で印字することによりフォト高速印字の更なる高速化に対応できる。本変形例においては、大ノズル1および中ノズル2をインク供給口4に近い側に配置したが、もちろん小ノズル2cをインク供給口4に近い側に配置して図6のモード(c)のフォト高画質印字をさらに高速化を優先する対応も可能である。
[第4実施形態]
図7は本発明の第4実施形態を示す図である。図7において、1列に大ノズルと小ノズルが形成されており、大ノズル間の解像度は300DPI(ピッチ2P)であり、小ノズル間の解像度は1200DPI(ピッチP/2)である。他の一列には、中ノズルと小ノズルが形成されており、中ノズル間の解像度は300DPI(ピッチ2P)であり、小ノズル間の解像度は1200DPI(ピッチP/2)である。2列の位置的関係は、大ノズル中心と中ノズルの中心はP、大ノズル中心と小ノズルの中心はP/4ずれている。
大中小それぞれの吐出量は、吐出口の配列ピッチPやインクの物性等によって変わるが、本実施例においては、吐出口の配列ピッチPは600dpi、また大の吐出量は12pl、中の吐出量は4.5pl、小の吐出量は1.5plの場合を以下に説明する。
図8に本実施例のヘッドによる各印字モードにおける印字状態を示す。図8において(a)は普通紙カラー印字等の高速印字に対応した印字パターン、(b)はフォトの高速印字に対応した印字パターン、(c)はフォトの高画質に対応した印字パターンである。また(a)、(b)、(c)の記号の後ろの数字はマルチパス印字のパス数を示し、印字ドットが塗られているものがそのパス数で印字されたドット、印字ドットが白抜けのものがすでに前のパスで印字されたドットを示す。さらに本図においては、わかりやすくする為に、2ピッチ分(300dpi角)のドットの打ち込み状態のみを記載しており、ドットの大きさも実際よりも小さくしている。次に各モードの印字状態を詳細に説明する。
図8(a)−1は、上記のように普通紙カラー印字等の高速印字に対応した印字パターンであり、大ノズル2aより吐出されたドット11のみで印字される。ここで図7に示すように大ノズル2aはピッチ2Pで配列されているので、図8(a)−1に示すように2ピッチ分に1ドット印字可能である。そして、スキャン方向にピッチPの位置で次の印字を行う。すなわち本実施形態においては2パスで所望の打ち込み(100%)の印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには大ドット11が4ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、4×12pl=48plとなる。
図8(b1)−1、図8(b1)−2は、上記のようにフォトの高速印字に対応した印字パターンであり、中ノズル2bより吐出されたドット12と小ノズル2cより吐出されたドット13で印字される。ここで図7に示すように配列されているので、図8(b1)−1に示すように1パス目に、2ピッチ分の格子には中ドット12と小ドット13が同時に印字可能される。そして、スキャン方向にピッチPの1/2の位置で次の印字を行う。すなわち600dpi*1200dpiの印字となる。ここで、印字ドットの吐出周波数は、印字ドットの大きさ(吐出量)に大きく依存しており、ドットが小さいほどインクの戻り(以下リフィル時間)が早い為高い周波数での印字が可能である。本印字モードにおいては、大ドット11を吐出するノズルを使用していないので、図8(a)の大ドット11を吐出するノズルを使用した印字よりも高周波数の印字が可能である。本実施例においては、図8(a)の印字モードの駆動周波数が15kHzに対し、倍の30kHzの印字が可能であった。すなわち図8(a)と同じキャリッジのスキャン速度での印字が可能である。次に図8(b1)−2に示すようにピッチPの奇数倍の紙送りを行った後2パス目に中ドット12の上に小ドット13が、小ドット13の上に中ドット12が印字される。これにより本実施形態においてはキャリッジのスキャンスピードを落とすことなく2パスで所望の打ち込み(100%)となるので、フォトの高速印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには中・小ドット12・13がそれぞれ8ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、8×(4.5+1.5)pl=48plであり、図8(a)の印字と同じ打ち込み量となる。
さて、本実施例の場合、さらに中ドットを図8(b2)−1、図8(b2)−2のように配置することも可能である。本印字モードにおいては、小ドットを異なるノズルで形成できるために、図8(b1)−1、図8(b1)−2と比べてムラの少ない中ドットが形成できる。
図8(c)−1〜図8(c)−2は、上記のようにフォトの高画質印字に対応した印字パターンであり、小ノズル2cより吐出されたドット13のみで印字される。ここで図7に示すように小ノズル13はピッチP/2の間隔でインク供給口を挟んで2個ずつ交互に配列されているので、図8(c)−1に示すように1パス目に2ピッチ分には小のドット13が2列印字される。本印字モードにおいては小ドット13のみを印字しているので、当然印字周波数は図8(b)の印字モードよりさらに高くすることが可能である。本実施例では、キャリッジのスキャン速度を統一する観点より印字モード図8(b)と同じ30kHzでの印字を行った。次に図8(c)−2に示すようにピッチPよりも1/4ピッチずらした紙送りを行った印字を行う。すなわち2400dpi*2400dpiの印字となる。本実施例では、図8(c)−1〜図8(c)−2の印字ドットをずらした例を示したが、上述したように実際のドットは図のドットより大きいので、図8(c)−1〜図8(c)−2と印字ドットを重ねても良好な印字が得られた。すなわち本実施形態においては2パスで所望の打ち込み(100%)となるので、フォトの高画質印字が可能である。この時2ピッチ分のピクセルには小ドット13が32ドット打ち込まれるので、合計の打ち込み量は、32×1.5pl=48plであり、図8(a)および図8(b)の印字と同じ打ち込み量となる。
以上述べたように本実施形態によれば、大・中・小径吐出量を持つノズル群を備えたインクジェットヘッドにおいて、小ドットの吐出口の数が多いため高速印字でフォトの高画質プリントが可能となり、かつ中と小のドットでフォトの高速印字(2パス)にも対応可能であり、さらに大ドットのみでの1パスも高速印字(2パス)にも対応可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、小径吐出量を吐出する吐出口2cが大径吐出量を吐出する吐出口2aと中径吐出量を吐出する吐出口2bよりも多いので高品位の印字を実現することができる。また、中ドットを中ノズル2bで印字できるのでズジ、ムラのない安定した画像が得られる。小径吐出が対岸に交互に配置されているので、クロストークの影響をうけにくく、小ドットのみでのフォト高画質をいっそう高速に印字することが可能なインクジェット記録ヘッドを提供できる。
本発明の第1実施形態の吐出口配列を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態の変形例を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態の吐出口配列を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態の変形例を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態の吐出口配列を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態の液体噴射記録ヘッドによる、各印字モードにおける印字状態を説明するための説明図である。 本発明の第4実施形態の吐出口配列を説明するための説明図である。 本発明の第4実施形態の液体噴射記録ヘッドによる、印字モードの変形例における印字状態を説明するための説明図である。 本発明に適用可能な記録カートリッジの斜視図である。 本発明に適用可能な記録素子基板の構成を示す一部切り欠き説明斜視図である。
符号の説明
2a、100a 大ノズル
2b、100b 中ノズル
2c、100c 小ノズル
3,500,H1102 インク供給口
200a,200b,200c 電気熱変換素子
300a、300b、300c インク流路
400a、400b、400c 圧力室
600a、600b、600c ノズルフィルター
700a,700b,700c Mosトランジスタ
H1000 記録ヘッドカ−トリッジ
H1001 記録ヘッド
H1002 記録素子ユニット
H1003 インク供給ユニット
H1103 電気熱変換素子(記録素子)
H1104 電極
H1105 バンプ
H1106 インク流路壁
H1107 吐出口
H1108 吐出群
H1110 Si基板
H1900 インクタンク
H2000 タンクホルダー

Claims (7)

  1. 液体を供給する液体供給口からの液体を該液体供給口の両側に設けられた複数の吐出口から吐出して記録を行う液体噴射記録ヘッドにおいて、
    前記複数の吐出口は、それぞれ吐出口径の異なる第1の吐出口群、第2の吐出口群、第3の吐出口群を備え、
    前記第1の吐出口群の吐出口径は他の吐出口群の吐出口径よりも大きく、前記第3の吐出口群の吐出口径は他の吐出口群の吐出口径よりも小さいとともに、
    前記第3の吐出口群の吐出口数が、他の吐出口群の吐出口数よりも多いことを特徴とする液体噴射記録ヘッド。
  2. 前記第3の吐出口群は前記液体供給口の片側のみに配置され、該液体供給口の他方には前記第1および第2の吐出口群が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録ヘッド。
  3. 前記第1の吐出口群の吐出口および第2の吐出口群の吐出口が交互に配置されるとともに、該交互に配置された吐出口の配列密度と、前記第3の吐出口群の配置密度が等しいことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射記録ヘッド。
  4. 前記第1の吐出口群の吐出口および第2の吐出口群の吐出口が交互に配置されるとともに、該交互に配置された吐出口の配列密度が、前記第3の吐出口群の配置密度よりも低密度であることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射記録ヘッド。
  5. 前記第1および第3の吐出口群が前記液体供給口の片側に配置され、他方には前記第2および第3の吐出口群が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録ヘッド。
  6. 前記第3の吐出口群の吐出口と前記液体供給口との距離が、前記第1または前記第2の吐出口群の吐出口と前記液体供給口との距離よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録ヘッド。
  7. 前記第1、第2、第3の吐出口群に対応する流路の液体供給口側の端部に、各吐出口群の大きさに対応するフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録ヘッド。
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