JP2671056B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JP2671056B2 JP2308866A JP30886690A JP2671056B2 JP 2671056 B2 JP2671056 B2 JP 2671056B2 JP 2308866 A JP2308866 A JP 2308866A JP 30886690 A JP30886690 A JP 30886690A JP 2671056 B2 JP2671056 B2 JP 2671056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電転写
プロセスを利用した画像形成装置、就中そのクリーニン
グ装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 像担持体に形成した可転写トナー像を、紙を主とする
転写材に転写する工程をくり返す周知の画像形成装置に
おいては、転写に寄与せず像担持体に残る残留トナーを
転写の都度充分に除去する必要があり、このためのクリ
ーニング手段として、ウレタンゴムなどの弾性部材から
なるクリーニングブレードのエッジを像担持体に圧接し
て、残留トナーをかき落とすように構成したものが、構
造が簡単で小型でスペース、コストの面で有利であり、
トナー除去機能もすぐれているので、従来からひろく実
用されていることはよく知られているとおりである。こ
の種のクリーニング装置は、走行する像担持体に、通常
方形の開口部をそなえたケーシングの、該開口部を像担
持体に対向させ、該開口部の一つの縁部にクリーニング
ブレードを、そのエッジが像担持体に圧接するように配
設し、転写後にクリーニング位置に到来する残留トナー
をかき落とすように構成してあるのが普通である。
ところで、このような構成の場合、クリーニングブレ
ードの前記エッジの長手方向延長部位にある、ケーシン
グの開口縁と像担持体表面との間には、両者が剛性材か
らなっているために若干の間隙を設けざるを得ず、この
部分からトナーが逸出することになるので、該部位にシ
ール部材を配設する必要がある。
第4図はこのようなクリーニング装置の一部を示す斜
視図、第5図は正面図であって、ケーシングCの像担持
体(不図示)に対向する開口部COには、板金材料からな
る支持部材6に弾性材からなるブレード材5を取着して
なるクリーニングブレード4が取付けてあり、該ブレー
ド材のエッジ5aが像担持体表面に圧接している。
クリーニングブレード4によってかき落とされたトナ
ーは前記開口部の縁部に、板金9にウレタンゴム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルムなどのシート8を取着
さてなるすくいシート7によってケーシング内に案内さ
れてトナー貯溜部位に至るものとする。
ブレード材5の両端には、該ブレード材の隅部の形状
に合わせたモルトプレン(商品名)などの弾性材からな
るシール部材10をケーシング縁部に取り付けてブレード
材両端部および像担持体表面に当接するように配設して
あって、(図にはその一方のみが示してある。)クリー
ニング装置側方からのトナーの溢出を阻止している。
しかしながら、このようなシール部材を配設したもの
は、モルトプレン製のシール部材は像担持体との摩擦が
大きくてこれを損傷しやすく、表面が粗くてトナーが漏
出しやすくまた圧力を加えたまま長時間放置すると老化
によって弾性を失ってトナー漏れがさらに著しくなるの
どの欠点を免れない。
本発明はこのような事態に鑑みてなされたものであっ
て、前述のような端部シール部材を、スポンジ状の材料
と表面が平滑な材料とを重畳して、取り付けが容易であ
り、長期の使用にも特性の劣化が生じにくく、さらにシ
ール機能のすぐれたクリーニング装置を提供することを
目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、クリーニング
装置のケーシングに配設されたクリーニング手段によっ
て像担持体から回収したトナーが、該ケーシング手段の
側方から逸出するのを阻止するため、該クリーニング手
段の両端部にシールを設けた画像形成装置のクリーニン
グ装置において、前記端部シールを、厚み0.1〜0.2mmで
像担持体に当接する平滑な表面を有する多孔質体と、該
多孔質体の裏面にこれと一体的に重畳した厚み1〜5mm
のスポンジ状弾性体とから構成したことを特徴とするク
リーニング装置である。
このように構成することによって、端部シール部材の
長寿命化をはかり、長期にわたって良好なクリーニング
を遂行することができる。
(実施例の説明) 第1図は本発明を適用したクリーニング装置の一部の
斜面図で、前記第4図々示の公知装置と対応する部分に
は同一の符号を付して示してあり、それらについての説
明は必要ない限り省略する。
図示の装置における端部シール部材20の構成は、第2
図に示すように、像担持体と摺擦した場合の摩擦、摩耗
が小さくて、像担持体と十分密着してトナーの漏出阻止
に有効な部材がよく、フッ素樹脂を多孔質状にしたフロ
ロポア(商品名:住友電工社製)、ゴアテックス(商品
名:ダウ・ケミカル社製)などが好適である。
このようなフッ素樹脂は、像担持体の基体として用い
られるアルミニゥム、ステンレス、あるいは感光体の上
にコートされるポリカーボネート、アクリルなどの樹脂
層との摺動性がよく、また、多孔性であるため適度の弾
性を有していて、像担持体表面に密着しやすい。
しかし、反面、フロロポアは、容易に塑性変形するた
め、長期にわたって安定的に適度の圧力で像担持体に圧
接させることが困難であるので、 第2図のように、シール部材20を、像担持体に摺擦す
る側の部材21と、クリーニング装置のケーシングに取着
する側の部材22とで構成し、部材21として前記フロロポ
アを使用し、部材22として長期にわたって弾性を維持で
きるような材料を使用して構成するものとする。
フロロポアからなる部材21の厚みは、薄すぎると表面
にしわが発生してトナー漏れが生じやすく、厚すぎると
硬くなって像担持体との密着性が悪くなるので、これら
を勘案して、0.1〜0.2mm程度とするのが好適である。
裏打部材たる前記部材22としては、耐久性が大で、長
期にわたって適度の弾性を維持して、像担持体に部材21
を圧接密着させ得るような材料を選択することが必要
で、これに適合するものとしては、ポリウレタン、EPD
M、クロロプレンゴム、シリコンゴムなどからなるスポ
ンジ状のものが好適である。
とくにポリウレタン、シリコンゴムは浸出物がが少な
く、また浸出物が感光体やトナーに悪影響を及ぼすこと
も少ないので適当である。
スポンジには独立気泡のものと連続気泡のものがある
ことは周知であるが、本発明に適用するには、耐久性が
大で、トナーが気泡を介して漏出することがないなどの
点から云うと、独立気泡のものが好適であるが硬度が大
であり、連続気泡のものはこれとはほぼ逆の傾向を有し
ているので、適宜選択的に利用すればよい。
部材22は60〜150メッシュ、厚みは1〜5mm程度のもの
が適当である。
連続気泡のものの場合にも、厚み3〜5mmあればトナ
ーが漏出することはない。
近来、トナーとして4〜8μm程度の微粒子のものが
利用されるようになって来ているが、このような場合に
も、本発明を適用することによってトナーの漏洩を有効
に阻止出来ることが確認されている。
第3図は本発明の他の実施態様を示すもので、図には
トナー除去手段としてブラシを用いたクリーニング装置
の該ブラシ部分近傍のみを示してある。
図のブラシ50が不図示の像担持体表面に当接して回転
し、この時の摩擦帯電によってブラシにトナーを付着さ
せてクリーニングを行なうものとする。
このような形式のクリーニング装置では、クリーニン
グ装置ケーシングの、像担持体に対向する開口部も大き
くなり、端部シール部材が像担持体に当接する面積も大
となるので両者の摩擦も大となり、トナーの飛散を避け
ることもさらに困難になり、このためにトナーの逸出が
発生しがちである。
このような場合にも、端部シール部材として、前述の
ような、多孔性のフッ素樹脂とスポンジ状の弾性材とを
接合したシール部材を用いることによって、トナーの漏
洩を有効に防止することが可能となる。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、クリーニング
ブレード、クリーニングブラシなどのクリーニング手段
によって像担持体表面の残留トナーを除去する画像形成
装置のクリーニング装置の、トナー逸出防止用の端部シ
ールを、像担持体に当接する薄肉で像担持体表面との摺
動性、密着性に富む多孔質体と、これより厚肉で常時良
好な弾性を維持するスポンジ材とを一体に重畳構成した
から、像担持体とシール部材との摺動性、密着性を向上
させ得るとともに、弾性に富むスポンジの裏打部材の存
在によって、多孔質体の塑性変形、これによる不整な皺
や歪みの発生によるトナーの漏洩を有効に阻止して長期
にわたって安定的に良好なシール作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様を示すクリーニング装置の一
部の斜面図、 第2図は同上端部シール部材の構成を示す斜面図、 第3図はシール部材の他の実施態様を示す一部の斜面
図、 第4図は公知のクリーニング装置の構成を示す一部の斜
面図、 第5図は同上正面図である。 4……クリーニングブレード、5……ブレード材、5a…
…ブレードエッジ、7……シート、8……すくいシー
ト、20……端部シール部材、21……フッ素樹脂多孔質
体、22……スポンジ状弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 正晴 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−129374(JP,A) 特開 平1−177066(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリーニング装置のケーシングに配設され
    たクリーニング手段によって像担持体から回収したトナ
    ーが、該ケーシング手段の側方から逸出するのを阻止す
    るため、前記クリーニング手段の両端部にシールを設け
    た画像形成装置のクリーニング装置において、 前記両端部のシールを、厚み0.1〜0.2mmで像担持体に当
    接する平滑な表面を有する多孔質体と、該多孔質体の裏
    面にこれと一体的に重畳した厚み1〜5mmのスポンジ状
    弾性体とから構成したことを特徴とするクリーニング装
    置。
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