JP2955952B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (1)考案の目的 (産業上の利用分野) この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電転写
プロセスを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニ
ング装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 上述のような周知の画像形成装置において、転写のさ
いに発生する残留トナーを像担持体から除去する手段と
して、ゴムのような弾性体からなるクリーニングブレー
ドの端縁のエッジを像担持体に当接して残留トナーをか
き落とすように構成したものが、構成が簡単、小型でコ
スト的にも有利であり、トナー除去機能も優れているの
で、従来からひろく実用されていることはよく知られて
いるとおりである。
この種のクリーニング装置は、通常、像担持体に対向
して開口部を有するケーシングの、該開口部に前記のよ
うなクリーニングブレードを配設して像担持体表面から
トナーを除去し、これをケーシング内に回収貯留するよ
うに構成してあるのが普通である。
ところで上記のようなクリーニング装置のケーシング
は剛性材料からなっているのが普通であるので、その開
口部の端縁が直接像担持体に当接させることは出来ず、
両者の間には若干の間隙を維持せざるを得ない。したが
って、回収したトナーがこの間隙部分から外部に逸出す
ることを免れない。
ケーシングの開口部端縁の一部には、クリーニングブ
レード、回収したトナーを誘導するすくいシートがあっ
て像担持体に当接しているのでトナーの逸出を阻止でき
るが、これら部材の存在しない部分、就中、像担持体に
当接するブレードエッジの延長側にある間隙部分からの
トナーの逸出を阻止するには、別途シール部材を配設す
る必要がある。
このようなシール手段について、第2図によって説明
する。
同図は、クリーニング装置を、像担持体(不図示)側
からみた一部の斜面図であって、クリーニング装置のケ
ーシングCの開口部には、その端縁に取着された板金6
に取り付けられた弾性ブレード材5をそなえたクリーニ
ングブレード4と、開口部端縁に取着された板金9とこ
れに装着された弾性フィルム8とからなるすくいシート
7が設けてあり、前記クリーニングブレード4のエッジ
5a、すくいシート7の線端縁8aが、紙面手前側配置され
た不図示の像担持体表面に当接して所定の機能を奏する
ことになる。
このような構成では、前述のように、ブレードエッジ
5aの延長上にある間隙部分が開放となっているので、こ
の部分をシールする必要がある。
このために、図示のように、モルトプレン製のシール
部材10をケーシング端縁に取着し、該部材10の表面を像
担持体に摺擦させるとともに、側面部をブレード材5の
側面に当接するように配設して側方からのトナーの逸出
を阻止するように構成してある。
この場合、図示はしてないが、シール部材10の、像担
持体に摺擦する側の表面に超高分子ポリエチレンシート
を貼着して、シール部材と像担持体との摩擦を小さく
し、トナー漏れの阻止機能の向上をはかるものも提案さ
れている。
このような構成のシール機構によって、クリーニング
装置からのトナー漏れを防止するのに一定の効果はある
が、材料特性の経時変化、摩擦などによって、長期にわ
たる安定した漏出阻止機能の維持には必ずしも十分では
ないというのが実状であった。
さらに、近来多用されるようになってきているカート
リッジ方式の装置においては、中途でのメンテナンスが
ないので、カートリッジの寿命一杯までトナー漏れがあ
ってはならず、また、画質の向上のため、トナーの粒経
も従来の8〜15μm程度から4〜8μmと次第に微粒化
して、トナーが漏出しやすくなっているので、クリーニ
ング装置の端部シールの性能の向上、その性能の維持に
対する要請が高まっている。
本発明はこのよう事態に鑑みてなされたものであっ
て、前述のような端部シール部材に、微細な繊維からな
る合成皮革を利用して、長期にわたってトナーの漏出を
有効に阻止できるようなクリーニング装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体表面
の残留トナーを除去するクリーニングブレードと、該ク
リーニングブレードの両端側からのトナーの逸出を阻止
する端部シール部材をそなえたクリーニング装置におい
て、前記端部シール部材を、像担持体に当接する合成皮
革と、これに一体的に付着する弾性部材から構成してな
ることを特徴とするものである。
このように構成することによって、長期にわたって良
好なトナー漏れ阻止作用がえられ、特に近来多用される
ようになってきている微粒状のトナーに対しても有効で
ある。
(実施例の説明) 第1図は、第2図において説述したような公知構成の
クリーニング装置に適用する端部シール部材のみを示す
斜面図で、これのクリーニング装置への装着は、前記シ
ール部材10の場合と同様であるので、特段の説明は省略
する。
端部シール部材20は、スポンジ状の弾性部材22に合成
皮革21を貼着して構成してあり、合成皮革表面を像担持
体に当接させる。
弾性部材22はウレタンゴムを多孔性のスポンジ状に構
成したモルトプレン(商品名)を使用するのが好適で、
60〜120メッシュで厚みが1〜5mm程度のものが適当であ
る。
合成皮革としては、0.001〜0.01デニール、殆どが3
〜4μmの太さの超極細のポリエステル繊維をポリウレ
タンと混合してバックスキン状に加工してなるエクセー
ヌ(商品名:トーレイ社製)が好適である。
このものは、比較的平滑で、繊維の配列に方向性があ
るので、像担持体の走行方向に合わせるように配置する
と摩擦も小さくなって好都合であり、厚みは0.3〜1.0mm
程度が適当である。
エクセーヌとモルトプレンを両面テープで接着し、さ
らに、モルトプレンの他面を両面テープでクリーニング
装置の所定部位に接着する。
このように構成することによって、合成皮革面を像担
持体に余り強く圧接せず、表面をソフトに像担持体表面
に当接しても、エクセーヌの微細で緻密な繊維が像担持
体に当接し、この場合、繊維を方向を像担持体の走行方
向に合わせると、トナーのブレードエッジ方向の移動を
遮断するような傾向となるので、粒径の小さいトナー
も、エクセーヌ層を通過して漏出することを最小限に限
定できる。
なお、端部シール材料として、エクセーヌ、モルトプ
レンについて説明したが、このものに限定されるもので
はないことは云う迄もなく、たとえば、弾性部材として
は、15〜25゜程度のシリコンゴムを利用することも出来
る。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によるときは、クリーニ
ング手段としてクリーニングブレードを使用するクリー
ニング装置における端部シールに、極微細な繊維で形成
した合成皮革と、これを像担持体に当接させる弾性材か
らなる裏打部材とからなるシール部材を使用することに
よって、微粒状のトナーでも、その漏出を有効に阻止
し、かつ長期にわたって安定したトナー漏れ阻止効果を
維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による端部シール部材の構成を示す斜面
図、 第2図は公知のクリーニング装置の構成を示す一部の斜
面図である。 4……クリーニングブレード、5……ブレード材、6…
…板金、7……すくいシート、8……弾性フィルム、9
……板金、10、20……端部シール部材、21……合成皮
革、22……弾性部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 博章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 長谷川 浩人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−44688(JP,A) 特開 平2−81079(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12 D06N 1/00 - 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体表面の残留トナーを除去するクリ
    ーニングブレードと、該クリーニングブレードの両端側
    からのトナーの逸出を阻止する端部シール部材をそなえ
    たクリーニング装置において、 前記端部シール部材を、像担持体に当接する合成皮革
    と、これに一体的に付着する弾性部材から構成してなる
    クリーニング装置。
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