JP2670597B2 - クロワッサン生地の調心、折り曲げ方法および装置 - Google Patents

クロワッサン生地の調心、折り曲げ方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡錘型の形状のパン生
地、例えば、巻き上げられたクロワッサン生地の折り曲
げ方法および装置に関し、生産を搬送の途中でその中心
より折り曲げて下流の工程に移送し、最終的に折り曲が
った、または湾曲した形状のクロワッサンを得る方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロワッサンは、湾曲されたり、
折り曲げられたりした形状の最終製品が一般的であり、
これらの形状の成形品を得るために種々の成形装置が提
案されている。例えば、オランダ特許出願第88004
02号、ドイツ特許出願第P4039793.9号のよ
うに、搬送するコンベア上で巻き上げられたクロワッサ
ン生地を両端より曲げるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術はク
ロワッサン生地を折り曲げる際にその生地の中心より曲
げることが難しく、曲げられた生地は左右対称でなく、
製品にならない欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するものであり、クロワッサン生地の中心部より確
実に折り曲げて左右対称の製品を得るものである。その
方法は、巻き上げられたクロワッサン生地をコンベアで
搬送し、このコンベア上に設けた、走行線に対して対称
に一対の係止部材で、その対向面が下流側が近づくよう
に傾斜させてなる係止部材に、クロワッサン生地を当接
させてコンベアベルトとの摩擦によって回転させ、クロ
ワッサン生地の中央が一対の係止部材の中心線と一致す
るようにした後、クロワッサン生地の中心を押圧部材に
よって押圧し、係止部材をその対向する下流端を中心に
して内側に揺動させてクロワッサン生地を折り曲げるこ
とを特徴とするクロワッサン生地の調心、折り曲げ方法
である。また、その装置は、クロワッサン生地を搬送す
るコンベアと、このコンベアの走行線に対して対称に一
対の係止板を設け、係止板を対向面の下流側が近づくよ
うに傾斜させてクロワッサン生地の当接する面とし、前
記対向する面でクロワッサン生地を折り曲げるように一
対の係止板を揺動可能に設けるとともに、この一対の係
止板の間の中間位置でコンベア面に対して上下動可能な
押圧部材を設けたことを特徴とするクロワッサン生地の
調心、折り曲げ装置である。この際、上記係止板がベル
ト機構であっても、同様に目的を達成することができ
る。
【0005】
【実施例】本発明を一実施例に基づき説明する。1はあ
らかじめ巻上げ装置などにより巻き上げられたクロワッ
サン生地を示し2はこれらを搬送する成形コンベアを示
す。この上に係止板3を設けており、係止板3は一対の
板を成形コンベア2の走行線上に対称にその係止板3の
内側が下流に向くようにハの字に設けている。
【0006】この係止板3の中央位置には押圧部材4を
設けている。この押圧部材4は成形コンベア2の面に対
して接近離間するように設けており、この上下動はこの
押圧部材4に付設された上下動装置5によって作動す
る。係止板3は揺動軸31に軸支されておりこの軸を中心
に揺動可能となっている。第2実施例としては図6に示
すように係止部材として走行線に対称に一対の係止ベル
ト6を設けている。係止ベルト6は駆動ローラー61と従
動ローラー62とに張架された無端ベルト63よりなり駆動
軸を中心に内側へ揺動可能に設けられている。この係止
ベルト6の下流に隣接して一対の挟圧ベルト7を同様に
コンベア2の搬送線上に対称に設けている。挟圧ベルト
7はやはり無端ベルト71とローラ72、73よりなり対向し
て設けベルト71が向きあう面を生地の通路としている。
係止ベルト6の中間には第一実施例と同様の押圧部材41
を設けている。第三実施例としては、図7に示すごとく
コンベア22上に係止板33、係止ベルト66、挟圧ベルト77
を連接して設けている。これらはそれぞれの中心線が成
形コンベアの一つの搬送線上に一致するように設けてい
る。
【0007】
【作用】次に本発明の動作による作用効果をまず図1〜
4で説明すると、向きや芯が一つの搬送線上に定まらな
い状態で搬送されてくるクロワッサン生地1は最初に係
止板3に当接する。クロワッサン生地1はコンベア2の
ベルトとのマサツによって係止板3の位置で停滞しなが
ら回転するが、左右の係止板3の接触位置が対称でない
場合には、生地1の中央が係止板3の中心線と一致する
ように左右対称の接触となって安定するまで、その調心
作用が働く。次に押圧部材4が生地1の中央上流側を押
圧し、折り曲げし易くする。ついで係止板3が揺動軸31
を中心として駆動装置( 図示せず) により平行かそれ以
上になるまで揺動し生地1を折り曲げる。次に押圧部材
4が上昇して生地1から離れると同時に、係止板3は上
流側の揺動軸32を中心に外側に揺動して下流側を拡開さ
せ、生地を下流に搬送させ生地1の中心より二つに折り
曲げられた状態で下流に供給することができる。
【0008】第二実施例では、図6に示すように、生地
11は下流へ搬送され係止ベルト6に当接する。係止ベル
ト6はこの時は停止しており生地11は回転しながら巾方
向への調心が行われ、その位置で回転する。
【0009】次に押圧部材41が下降して生地11の中央を
押圧し、これにより押圧された生地11は、その上流側が
深く押圧される。次に、係止ベルト6がそれぞれ内側へ
ベルト63が互い平行に向うまで揺動すると、生地11をそ
の両端から折曲げることになる。この時押圧部材41によ
る押えつけられているので折曲げが容易となり、左右対
称に折り曲げることが可能となる。係止ベルト6が向い
合った状態のままで押圧部材41は上昇する。そして次に
ベルト63が回転して下流方向へ生地を移動させて、挟圧
ベルト7へ供給する。挟圧ベルト7と係止ベルト6はほ
ぼ同じ速度で回転し、また成形コンベア2とほぼ同じく
回転しておりここに供給された生地1は挟圧され折り曲
げが強固となり完了する。
【0010】図7の第三実施例は係止板33、係止板66を
両方設け、これにより個々の調心時間を減らすことがで
き生産能力のアップにつながる。
【0011】これら折曲げの一連の動作は、生地の進入
をセンサー等により検出を行った後タイマー、シークエ
ンサー等を使った制御装置により作動手順が制御され
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように簡便な機構により巻
き上げられたクロワッサン生地を搬送の途中で中心線を
一致するように整列させる。またクロワッサン生地の長
さや直径が混在する状態で搬送されても容易に、整列を
行うことができ、これを中心より折り曲げて左右対称の
折り曲げ製品を得ることができる。また本発明は巻き上
げられたクロワッサン生地で説明しているが、特にこれ
に限定されることはなく、これら類似の形状や円柱形状
の製品の調心折り曲げに有効であり、これら製品の生産
自動化に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の平面図である。
【図2】本発明の第一実施例の作用説明図である。
【図3】本発明の第一実施例の作用説明図である。
【図4】本発明の第一実施例の作用説明図である
【図5】押圧部材の一部断面側面図である。
【図6】本発明の第二実施例の平面図である。
【図7】本発明の第三実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 クロワッサン生地 2 成形コンベア 3 係止板 4 押圧部材 5 上下動装置 6 係止ベルト 7 挟圧ベルト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き上げられたクロワッサン生地をコン
    ベアで搬送し、このコンベア上に設けた、走行線に対し
    て対称に一対の係止部材で、その対向面が下流側が近づ
    くように傾斜させてなる係止部材に、クロワッサン生地
    を当接させてコンベアベルトとの摩擦によって回転さ
    せ、クロワッサン生地の中央が一対の係止部材の中心線
    と一致するようにした後、クロワッサン生地の中心を押
    圧部材によって押圧し、係止部材をその対向する下流端
    を中心にして内側に揺動させてクロワッサン生地を折り
    曲げることを特徴とするクロワッサン生地の調心、折り
    曲げ方法。
  2. 【請求項2】 クロワッサン生地を搬送するコンベア
    と、このコンベアの走行線に対して対称に一対の係止板
    を設け、係止板を対向面の下流側が近づくように傾斜さ
    せてクロワッサン生地の当接する面とし、前記対向する
    面でクロワッサン生地を折り曲げるように一対の係止板
    を揺動可能に設けるとともに、この一対の係止板の間の
    中間位置でコンベア面に対して上下動可能な押圧部材を
    設けたことを特徴とするクロワッサン生地の調心、折り
    曲げ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、係止板
    ベルト機構であるあることを特徴とするクロワッサン生
    地の調心、折り曲げ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の装置において、
    一対の係止板の下流に隣接して、内側を生地の通路とし
    た対向する一対の無端ベルトを設けたことを特徴とする
    クロワッサン生地の調心、折り曲げ装置。
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