JPH06316861A - 靴下材を高い動作信頼性で裏返す装置 - Google Patents

靴下材を高い動作信頼性で裏返す装置

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Publication number
JPH06316861A
JPH06316861A JP6057054A JP5705494A JPH06316861A JP H06316861 A JPH06316861 A JP H06316861A JP 6057054 A JP6057054 A JP 6057054A JP 5705494 A JP5705494 A JP 5705494A JP H06316861 A JPH06316861 A JP H06316861A
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JP
Japan
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sock
belts
pair
sock material
hosiery
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Application number
JP6057054A
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English (en)
Inventor
Mario Orosei
マリオ・オロセイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONTEI KONPURETSUTO SpA
Conti Complett SpA
Original Assignee
KONTEI KONPURETSUTO SpA
Conti Complett SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by KONTEI KONPURETSUTO SpA, Conti Complett SpA filed Critical KONTEI KONPURETSUTO SpA
Publication of JPH06316861A publication Critical patent/JPH06316861A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06GMECHANICAL OR PRESSURE CLEANING OF CARPETS, RUGS, SACKS, HIDES, OR OTHER SKIN OR TEXTILE ARTICLES OR FABRICS; TURNING INSIDE-OUT FLEXIBLE TUBULAR OR OTHER HOLLOW ARTICLES
    • D06G3/00Turning inside-out flexible tubular or other hollow articles
    • D06G3/02Turning inside-out flexible tubular or other hollow articles by mechanical means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • D04B1/24Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
    • D04B1/26Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel stockings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性の向上、傷つき防止。 【構成】 靴下材を裏返す装置は、靴下材(3)の把持
・前進手段(2)と、靴下材(3)の端部(3a)を開
く開口手段(5)と、第1部材(24)及び第2部材
(25)からなる裏返し手段(23)とを含む。第1部
材(24)は、開口した上端部(3a)を通して靴下材
(3)の中にその一方の端部を靴下材の爪先(3b)の
近傍に達するまで挿入可能であり、第2部材(25)を
挿入するための、端部から始まる空間(28)を形成し
ている。第2部材(25)は、第1部材(24)の端部
に装着された靴下材の爪先(3b)に係合し、靴下材
(3)への第1部材(24)の挿入方向とは逆方向に端
部を通って前記第1部材(24)に挿入され、第2部材
(25)に沿って靴下材(3)を裏返すことが可能であ
る。本装置には、裏返された靴下材(3)を第2部材
(25)から取り外す取外し手段(29a,29b)が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、典型的にはソックスや
ストッキングの靴下材を高い動作信頼性で内側を外側へ
裏返す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、靴下材は、両端が開いた
筒状材を形成し、続いて、縫うか、かがるかして靴下材
の爪先になるどちらかの端を閉成することによって、一
般的には製造される。
【0003】靴下材の爪先は、その内側を外側に裏返し
ておいて閉じなければならないので、包装する前にこの
靴下材を裏返す必要がある。
【0004】靴下材を内側から外側へ裏返すのに現在使
用されている種々の装置のうち、軸が平行になっており
それぞれの軸の回りに逆方向に回転する1対のローラを
有する装置が知られている。2本のローラは、互いに近
づいたり遠ざかったりし、以て、裏返しにされる靴下材
をそれらの間に挟むことができる。靴下材は、ローラの
相互に接触する領域における接線方向の速度の向きにあ
る側部から爪先が突き出るように、その2本のローラ間
に挟まれる。
【0005】靴下材の爪先が突き出るその側部に、この
公知の装置は、棒材を有している。この棒材は、両方の
ローラに接する平面内に配設され、縦方向に動いて靴下
材の爪先に係合し、ローラの相互に接触する領域におけ
る周速度の方向と逆方向にそれら2本のローラの間を前
進することができる。これにより、この棒材の前進運動
とそれらローラの回転運動との組み合わせ運動により、
靴下材がその棒材に沿って裏返される。
【0006】これらの装置は一般的には、更に1対の逆
回転する副ローラを有している。この副ローラは、棒材
の挿入側と反対側に、2本の主ローラに隣接して配設さ
れている。そして、この副ローラは、2本の主ローラに
対して逆方向に回転し、以て、その棒材の前進が終わっ
たときに、その棒材で裏返しにされた靴下材に係合し、
その棒材が後退して初期の位置へ戻る間に棒材から靴下
材を取り外すようになっている。
【0007】その他の種類の装置では、本質的には同じ
動作概念に基づいているのであるが、2本のローラを2
本の互いに対向したベルトに置き換えて、これらの間に
靴下材と、この靴下材の爪先に当たる棒材を受け入れる
ようになされている。これら2本のベルトは、靴下材と
接する部分に関しては、同じ方向の速度で、棒材がこれ
らベルトの間に挿入される向きとは逆方向に駆動され、
以て、棒材に沿って靴下材を同様に裏返すようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置でも高い
生産性を得ることができるが、子供用の靴下など小さな
靴下材を裏返すのには信頼性が十分ではない。更に、こ
れらの装置は、裏返す際にローラやベルトが靴下材をこ
すったり圧迫したりするため、繊細な糸を使った靴下材
を傷めることがある。
【0009】本発明の狙いは、裏返しにされる靴下材の
サイズに関係なく高い動作信頼性で靴下材を裏返す装置
を提供して前記の問題点を解決することにある。この狙
いの範囲において、本発明の目的は、繊細な、即ち、低
強度の糸で作られた靴下材の場合であっても、傷めない
で靴下材を裏返すことのできる装置を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、高い生産性を有し、現在の靴
下材生産工場の要求を満足させる装置を提供することに
ある。本発明の更なる目的は、靴下材を裏返す既存の装
置の生産コストに対して対抗できる生産コストの装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この狙いとこれらの目的
を達成するため、本発明に係る靴下材裏返し装置は、靴
下材を把持し、該靴下材の上端部が前進方向に向くよう
に当該靴下材を前進方向に沿って動かす把持・前進手段
と、靴下材に係合して前進方向に対して横切る方向に動
作し、当該靴下材の上端部を開く開口手段と、第1部材
および棒状の第2部材からなる靴下材を裏返す手段であ
って、前記第1部材が、前記開口した端部を通して靴下
材の中にその一方の端部を靴下材の爪先の近傍に達する
まで挿入されることが可能であるとともに、前記第2部
材を挿入するための、前記端部から始まる空間を形成
し、前記第2部材が、前記第1部材の端部に装着された
靴下材の爪先に係合し、靴下材への前記第1部材の挿入
方向とは逆方向に前記端部を通って前記第1部材に挿入
され、前記第2部材に沿って前記靴下材を裏返すことが
可能である、靴下材裏返し手段と、裏返された靴下材を
前記第2部材から取り外す取外し手段と、からなってい
る。
【0011】
【実施例】次に、添付図面に非限定的な例として図示さ
れた本発明の好適な、しかし、これに限定しない実施例
を詳細に説明し、本発明による装置の更なる特徴と利点
を明らかにする。
【0012】前記の図面を参照すると、全体的に参照番
号1で示す本発明による装置は、以下で明らかにする
が、裏返される靴下材3を把持し、該靴下材3の上端部
3aを前進方向4に向けて当該靴下材3を前進方向4に
沿って動かす把持・前進手段2と、靴下材3に係合して
前進方向4に対して横切る方向に動作し、靴下材3の上
端部3aを開く開口手段5とを有する。
【0013】更に詳細に説明すると、把持・前進手段2
は少なくとも2対のベルト、すなわちプーリ7a、8a
および7b、8bの周りにそれぞれ巻回された第1のベ
ルト対6aと6bと、第2のベルト対10aと10bと
を有する。プーリ7aと7bは、互いに同軸になってお
り、プーリ8aと8bは、同じ軸を有し、靴下材の前進
方向4に沿ってプーリ7aと7bより前方に間隔を置い
て配置されている。プーリ7a、7bおよび8a、8b
は、該プーリ間に張られたベルト6aと6bの一方のあ
る部分が、他方のベルトの対応する部分と実質的に同一
平面にあり、かつ、前進方向4に沿って靴下材3が動い
ている間、靴下材3の配設平面をなす仮想平面9に他方
のベルトの対応する部分とともに接するように、配設さ
れている。
【0014】プーリ7aと8aは、プーリ7bと8bか
ら前進方向4に対して横切る方向に離れて配置され、偏
平にされて前進方向4に対して平行にされた靴下材3の
両縁に近接して係合するようになっている。
【0015】把持・前進手段2の第2ベルト対10aと
10bは、配設平面9に対して前記第1ベルト対のベル
ト6aおよび6bと対称に配設されるとともに、前記配
設平面9に対して前記プーリ7a、8aおよび7b、8
bと対称に同様に配設されたプーリ11a、12aおよ
び11b、12bに巻回されている。
【0016】実際には、プーリ7a、8aおよび7b、
8bの間に張られて配設平面9に対向するベルト6aと
6bの部分は、前記配設平面9に配設された偏平な靴下
材の一方の側に係合し、これに対してプーリ11a、1
2aおよび11b、12bの間に張られて配設平面9の
他方の面に対向するベルト10aと10bの部分は、靴
下材3の他方の側に係合している。
【0017】開口手段5は、偏平な靴下材3の両側を挟
むことができ、靴下材3の上端部3aを開くために、偏
平な靴下材3の配設平面9に対して両側に離れて動くこ
とができる把持手段からなる。
【0018】この開口手段5は、好ましくは、少なくと
も2対のベルト、すなわちプーリ14a、15a並びに
16a、およびプーリ14b、15b並びに16bにそ
れぞれ巻回された第1のベルト対13aと13b、第2
のベルト対19aと19bを有している。
【0019】プーリ14aと14bは、靴下材3の前進
方向4の前記プーリ7aと7bより上流側で相互に同軸
に配設されており、それらの共通軸は、前記前進方向4
に対して横切る方向になっている。プーリ15aと15
bは、前記プーリ7aと7bに同軸でそれらの間に設け
られている。一方、プーリ16aと16bは、相互に同
軸で前進方向4の前記プーリ15aと15bより下流側
に設けられ、それらの共通軸は、前記プーリ15aと1
5bの軸と配設平面9の間の距離より大なる距離を隔て
て、前記配設平面9から離れて配置されている。プーリ
14a、14b、15a、15bおよび16a、16b
は、それらの軸が互いに平行になっており、ベルト6a
と6bの間に配設されている。プーリ14a、14b、
15a、15bおよび16a、16bは、更に、ベルト
13aと13bの第1部分17が配設平面9に実質的に
接し、それらの第2部分18が前進方向4に沿って前記
配設平面9から漸次離れて行くような経路をベルト13
aと13bが通るように、配設されている。更に、前進
方向4に対して横切る方向におけるプーリ14aと14
bの間隔は、互いに非常に近接しているプーリ15aと
15bの間隔より大きくなっており、プーリ16aと1
6bの間隔は、また、プーリ15aと15bの間隔より
大きくなっている。
【0020】このようにして、ベルト13aと13b
は、その第1部分17で互いに漸次近づき、その第2部
分18で互いに離れて行くようになっている。
【0021】開口手段5の第2ベルト対19aと19b
は、配設平面9に対して前記第1ベルト対13aおよび
13bと対称になっている。同様に、第2のベルト対1
9aと19bは、プーリ14a、14b、15a、15
bおよび16a、16bに実質的に同じで、配設平面9
に対してそれらと対称に配設されたプーリ20a、20
b、21a、21bおよび22a22bの周りに巻回さ
れている。
【0022】プーリ14aと14bは、共通軸の周りに
回転するように、自明の方法で駆動され、例えばギヤ比
1の1対の歯車30aと30bによってプーリ20aと
20bに連結されている。これにより、配設平面9に接
するベルトの部分は前進方向4に沿って前進させられ
る。プーリはこれらのベルトによって連結され、プーリ
15aと15bはプーリ7aと7bが固着された共通軸
の回りに回転し、また同様にプーリ21aと21bはプ
ーリ11aと11bが固着された共通軸の回りに回転す
る。これらの事実によって、ベルトが巻かれた各プーリ
に回転運動が確実に伝達される。
【0023】本発明による装置は、更に靴下材3を裏返
す手段23を有し、該手段は第1部材24と棒状の第2
部材25とからなっている。
【0024】更に詳細には、第1部材24は実質的に2
本の棒材26aと26bからなっている。これらの棒材
はそれらの縦方向の一方の端部で環状体27と結び付け
られている。この環状体27は、第1部材24の内部
に、棒材26aと26bとともに空間28を形成してい
る。該空間28は、環状体27が位置する第1部材24
の端部で開口し、そこから始まっている。第2部材25
は、以下に明かにするが、前記空間28に挿入可能にな
っている。
【0025】有利なことに、環状体27は、2本の曲が
り部材28aと28bによって連結された、直径方向に
互いに対向した2本の直線部材27aと27bによっ
て、実質的に楕円形状を有している。棒材26aと26
bの端部は、当該棒材26aと26bに対して実質的に
直角なっているピボット軸の回りに、環状体27の2本
の部材28aと28bに軸支されている。このため、棒
材26bに対して26aが、あるいはこの逆に、縦方向
に平行運動をすることによって、環状体27は、互いに
接する2本の棒材26aと26bと実質的に同一平面に
ある位置から、互いに平行で離れた2本の棒材26aと
26bに対して実質的に直角になった平面にある位置に
移動する。
【0026】第1部材24は、簡略にするために示して
いないが公知の移動手段によって、環状体27を支える
その端部が、靴下材の前進方向4と反対方向を向くよう
に、ベルトの第1部分17の端における開口手段5のベ
ルトの間で、前進方向4と平行に位置させることができ
る。
【0027】第2部材25は、環状体27を通って第1
部材24の中に緩く挿入できるような寸法を有する棒材
で構成されている。環状体27を通して第2部材25を
挿入することは、簡略にするために示していない公知の
運動手段によって行うことができる。
【0028】本発明による装置は、更に、第2部材25
から靴下材3を取外す手段を有する。この取外し手段
は、1対のローラ29aと29bによって構成されてい
る。これらのローラは、環状体27に挿入された第2部
材25に両側から横方向に接触し、該第2部材25と接
触する領域において当該第2部材25の先端に向かう方
向の一定周速度で、互いに反対方向に回転するようにな
っている。これにより、以下に明らかにするように、靴
下材3が第2部材25から滑って外されるようになって
いる。
【0029】靴下材を裏返す、本発明による装置の動作
は次のようになる。偏平な靴下材3の上端部3aを前進
方向4に向けるとともに、プーリ14a、14bおよび
20a、20bの間に位置させて、装置1に供給する
と、ベルト13a、13bおよび19a、19bは偏平
な靴下材の両側部分を挟み、前進方向4に沿ってそれを
移動させる。前進方向4に沿って靴下材3を前進させて
いる間、ベルト13aと13bおよび19aと19b
は、それらの経路の第1部分17に沿って互いに漸次近
づいて行くことによって、靴下材の両側部分を挟み、靴
下材は、一方の側をベルト13aと13bの間の正中線
上で、また他方の側をベルト19aと19bの間で保持
される。
【0030】その後、ベルト13aと13bおよび19
aと19bが靴下材の両側部分を挟み続けている間に、
この靴下材3は、前進方向4に進行しながら、ベルト6
a,6bおよび10a,10bの作用を受ける。すなわ
ち、ベルト6a,6bおよび10a,10bは靴下材の
縦方向の縁に近接する両側部分を挟む。プーリ15a、
15bと21a、21bの出口において、ベルトの経路
の第2部分18が配設平面9から離れて行くことによっ
て、靴下材3の上端部3aが開かれる。靴下材3は、前
進方向4に沿って更に進行し続けながら、互いに接した
2本の棒材26aと26bと同一平面になった環状体2
7を有する第1部材24を内部に受け入れる。
【0031】靴下材3が第1部材24を完全に受け入れ
て、該靴下材の爪先3bが環状体27に近接すると、棒
材26aと26bが互いに逆に縦方向に移動し、これに
より環状体27は、棒材26aと26bに対して実質的
に直角の平面上に移動し、続いて棒材26aと26bは
互いに平行に離間する。この時、第2部材25の先端部
が環状体27を通って第1部材24に挿入され、これに
より、図7、図9および図10に示すように、靴下材3
は完全に裏返される。
【0032】この靴下材3が完全に裏返されると、ロー
ラ29aと29bが第2部材25の上で裏返された靴下
材3に両側方向から当接され、これにより第2部材25
から前記靴下材3が外され、続いてこの第2部材25は
第1部材24から引き抜かれる。
【0033】それから、第1部材24は、新たに裏返し
にされる靴下材3を受け入れるため、再びベルト13
a、13bおよび19a、19bの間で、かつ、該ベル
トがプーリ15a、15bおよび21a、21bから離
れるところに位置させられ、サイクルが繰り返される。
【0034】実際には、靴下材の上端部を前もって開い
ておくことにより、第1部材が靴下材の中に確実に正し
く挿入され、靴下材の寸法に拘らず確実に正しく裏返さ
れるので、本発明による靴下材を裏返す装置は、企図し
た狙いを総て果たすことが観察された。
【0035】更に、靴下材は摩擦で滑らせることにより
裏返されないので、裏返すときに靴下材を傷める可能性
がなく、安全性が高い。
【0036】このように考案された装置は、本発明の概
念の範囲においてさまざまな修正、変形が可能である。
さらに、その装置の細部は、技術的に等価な要素で置き
換えることが可能である。
【0037】実際には、寸法だけでなく使用材料も、要
求や技術状況に従って変更することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、靴下材
の上端部を前もって開いておくことにより、第1部材が
靴下材の中に確実に正しく挿入され、靴下材の寸法に拘
らず確実に正しく裏返される。更に、靴下材は摩擦で滑
らせて裏返されないので、裏返すときに靴下材を傷める
可能性がなく、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図4のI−I線における本発明による装置の
断面図。
【図2】 靴下材の内側に裏返し手段の第1部材が挿入
された状態における、本発明による装置の図1と同様の
断面図。
【図3】 図2のIII−III線断面図。
【図4】 靴下材が外された状態における図3のIV−
IV線断面図。
【図5】 図3に対応した作動状態において、裏返し手
段の第1部材が挿入されている状態を示す斜視図。
【図6】 本発明による裏返し手段の第1および第2部
材によって行われる靴下材の裏返しプロセスを示す斜視
図。
【図7】 本発明による裏返し手段の第1および第2部
材によって行われる靴下材の裏返しプロセスを示す斜視
図。
【図8】 本発明による裏返し手段の第1および第2部
材によって行われる靴下材の裏返しプロセスを示す斜視
図。
【図9】 本発明による裏返し手段の第1および第2部
材によって靴下材を裏返す方法の軸方向断面図。
【図10】 本発明による裏返し手段の第1および第2
部材によって靴下材を裏返す方法の軸方向断面図。
【符号の説明】
2…把持・前進手段、 3…靴下材、
3a…上端部、 3b…爪先、
4…前進方向、 5…開口手
段、6a,6b,10a,10b…ベルト、 9…配列
平面、13a,13b…第1ベルト対、 19
a,19b…第2ベルト対、17…第1部分、
18…第2部分、23…裏返し手段、
24…第1部材、25…第2部材、
26a,26b…棒材、27…
環状体、 28…空間、28
a,28b…曲がり部材、 29a,29b…
取外し手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下材(3)を把持し、該靴下材(3)
    の先端(3a)が前進方向(4)に向くように当該靴下
    材(3)を前進方向(4)に沿って動かす把持・前進手
    段(2)と、 靴下材(3)に係合して前進方向(4)に対して横切る
    方向に動作し、当該靴下材(3)の上端部(3a)を開
    く開口手段(5)と、 第1部材(24)および棒状の第2部材(25)からな
    る靴下材(3)を裏返す手段(23)であって、 前記第1部材(24)が、前記開口した上端部(3a)
    を通して靴下材(3)の中にその一方の端部を靴下材の
    爪先(3b)の近傍に達するまで挿入されることが可能
    であるとともに、前記第2部材(25)を挿入するため
    の、前記端部から始まる空間(28)を形成し、 前記第2部材(25)が、前記第1部材(24)の端部
    に装着された靴下材の爪先(3b)に係合し、靴下材
    (3)への前記第1部材(24)の挿入方向とは逆方向
    に前記端部を通って前記第1部材(24)に挿入され、
    前記第2部材(25)に沿って前記靴下材(3)を裏返
    すことが可能である、靴下材裏返し手段(23)と、 裏返された靴下材(3)を前記第2部材(25)から取
    り外す取外し手段(29a,29b)と、 からなることを特徴とする靴下材裏返し装置。
  2. 【請求項2】 靴下材(3)の上端部(3a)に挿入さ
    れるように企図された前記第1部材の少なくともその端
    部が、実質的に環形状を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記把持・前進手段(2)は少なくとも
    2対のベルト(6a、6b、10a、10b)からな
    り、 第1のベルト対(6a,6b)は、実質的に前記前進方
    向(4)に平行で互いに離間し、偏平な靴下材(3)の
    一方の側と接触するようになっており、 第2のベルト対(10a,10b)は、偏平な靴下材
    (3)の配設平面(9)に対して前記第1ベルト対(6
    a、6b)に対称に配設され、該第1ベルト対(6a、
    6b)の部分に平行なそれらの部分が偏平な靴下材
    (3)の他方の側と接触するようになっていることを特
    徴とし、さらに、 前記ベルト部分が同じ方向に平行運動し、前記前進方向
    (4)に沿って靴下材を動かすことができることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記開口手段(5)は、偏平な靴下材
    (3)の対向する両側に係合することができ、かつ、前
    記靴下材(3)の上端部(3a)を開くために靴下材
    (3)の配設平面(9)から反対方向に動かすことがで
    きる把持手段からなることを特徴とする請求項1−3の
    いずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記開口手段(5)は少なくとも2対の
    ベルト(13a、13b、19a、19b)を有し、 第1ベルト対(13a、13b)には、第1部分(1
    7)と第2部分(18)を備えた部分がその経路に沿っ
    て延在し、 前記第1部分(17)は、前記把持・前進手段(2)を
    構成するベルトの間に配設され、偏平な靴下材(3)の
    配設平面(9)と実質的に同一平面にあり、 前記第2部分(18)は、靴下材(3)の前進方向
    (4)に沿って前記第1部分(17)の下流側に配設さ
    れ、偏平な靴下材(3)の配設平面(9)から漸次離れ
    ていくようになっており、 開口手段(5)の第1ベルト対(13a、13b)を構
    成する2本のベルトのそれぞれの部分は、横に並べて配
    設されるとともに、第1部分(17)に沿って、靴下材
    の前進方向(4)に向かうにつれてお互いに漸次近づい
    て、偏平な靴下材(3)の一方の側をベルト対(13
    a、13b)の間に挟み、そして第2部分(18)の第
    1区画を越えたところで、漸次離れて、前記先端(3
    a)を開いた後靴下材(3)から離れてその係合を解く
    ようになっており、 第2ベルト対(19a、19b)は、偏平な靴下材
    (3)の配設平面(9)に対して前記第1ベルト対(1
    3a、13b)と実質的に対称に配設され、偏平な靴下
    材(3)の両側に前記第1ベルト対と同時に動作するこ
    とを特徴とする請求項1−4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1部材(24)は1対の互いに平
    行な棒材(26a、26b)を有し、 それらの一方の端部は、靴下材の開口上端部(3a)を
    通って挿入されることが可能な環状体(27)の直径方
    向に対向する2つの部分(28a、28b)と連結され
    るとともに、前記ベルトが通る経路の前記第2部分(1
    8)に近接した、前記開口手段(5)のベルトの部分の
    間に配設され、 前記環状体(27)が、靴下材(3)の中にその上端部
    (3a)から自動的に挿入されるようなっていることを
    特徴とする請求項1−5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記1対の棒材(26a、26b)の一
    方の端部は、前記環状体(27)の直径方向に対向する
    2つの部分(28a、28b)に軸支され、 前記2本の棒材(26a、26b)は、お互いに逆方向
    に制御可能に移動できるようになっており、 これにより、前記環状体(27)が、お互いに近接した
    前記2本の棒材(26a、26b)と実質的に同一平面
    となる配置から、お互いに離間した前記2本の棒材(2
    6a、26b)に対して実質的に直角な平面上の配置
    に、あるいはこの逆に、移動するようになっていること
    を特徴とする請求項1−6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記環状体(27)は、2つの曲がり部
    分(28a、28b)によって接続された、直径方向に
    対向し互いに平行な2本の直線部分を有する実質的に楕
    円の形状をしており、 前記2本の棒材(26a、26b)は、当該2本の棒材
    (26a、26b)に実質的に垂直なピボット軸で、前
    記2つの曲がり部分(28a、28b)に軸支されてい
    ることを特徴とする請求項1−7のいずれかに記載の装
    置。
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