JPS6135102B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135102B2 JPS6135102B2 JP12519583A JP12519583A JPS6135102B2 JP S6135102 B2 JPS6135102 B2 JP S6135102B2 JP 12519583 A JP12519583 A JP 12519583A JP 12519583 A JP12519583 A JP 12519583A JP S6135102 B2 JPS6135102 B2 JP S6135102B2
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- JP
- Japan
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- conveyor
- mount
- folding
- workpiece
- nip
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、各種ワーク、特に比較的長尺で折畳
み自在な繊維製品、例えばストツキング、パンテ
イストツキング、タオル、シーツ、ハンカチ等の
ワークを、台紙に巻付け包装するに当り、同台紙
上にワークを自動的に折畳み一体化する折畳み作
業を、全自動的に行なうための新しい折畳み方法
とその装置に関するものである。
み自在な繊維製品、例えばストツキング、パンテ
イストツキング、タオル、シーツ、ハンカチ等の
ワークを、台紙に巻付け包装するに当り、同台紙
上にワークを自動的に折畳み一体化する折畳み作
業を、全自動的に行なうための新しい折畳み方法
とその装置に関するものである。
既知のように、ストツキングやパンテイストツ
キングの包装に当つては、台紙に対してストツキ
ングを折り畳み状に巻付け、これをプラスチツク
フイルム製袋等に装入するのであり、台紙に対す
る折り畳み作業を自動化する手段については、各
種の方式や装置が提案され、また開発されてい
る。この自動化手段において最も重要な事は、台
紙に対してストツキングを弛みやずれなく、タイ
トに巻付けて整形することであり、薄手で整形性
に乏しく柔軟なストツキングを台紙に対して弛み
なく折畳み巻付けることは、きわめて困難であ
り、自動化上の問題点である。本発明はこのよう
な問題点を解決するためになされたものであつ
て、機械的なプツシイング手段や整形手段を用い
ることなく、ニツプ手段を具備した複数の移動用
コンベアを組合せてワークを一方向および正逆二
方向に移動自在とし、台紙の進入によつてワーク
を2つ折り状にすると共に、ワークの正逆移動を
介して2つ折りされたワークの台紙両端から突出
する部分を折返し状に折曲して両端内方に収容
し、更に台紙を半折することによつて、ワーク全
体を台紙の表裏両面に亘つて添接状に折畳み、更
にこのさい各コンベア及びニツプ手段として用い
るニツプローラ乃至コンベアの各移動、回転速度
を一定関係のもとに相違させることによつて、ワ
ークを台紙面に対して弛みのないタイトな巻付け
折畳みが確実容易に得られるようにしたもので、
従つてその特徴とする処は、移動速度V1のワー
ク渡架用前段コンベア上に供給したワークを、前
記コンベアと台紙進入間隙を介して直列に配置し
かつその移動速度V2(V2≧V1)のワーク渡架用後
段コンベア上に亘つて移動渡架させ、前記台紙進
入間隙上方から進入速度V3(V3≧V2)の台紙を該
間隙に向つてワーク幅員方向に亘りかつ垂直に進
入させると共に前記後段コンベアの逆送を介して
該コンベア上のワーク部分を反対方向に逆送し、
台紙進入一端を介するワークの折曲と共に移動速
度V3のニツプコンベアにおけるニツプローラを
具備したコンベア前端によるニツプを介して台紙
並びにワークを移動速度V4(V4≧V3)のワーク折
畳み用コンベア上に移送し、該コンベアによる移
動並びにワークを含む台紙一端の該コンベア他端
に配置したガイドストツパによる支承を介して台
紙を曲げ変形させ、前記ニツプローラを具備した
ニツプコンベア前端を通過した台紙他端を前記曲
げ変形の復原反発を介し、折畳み用コンベア一端
とニツプローラ前端とのオーバラツプ部分をへ
て、前記ニツプコンベア並びに該コンベアと対を
なす台紙半折用ガイドコンベア間に、折畳み用コ
ンベアの逆送を介しかつワーク折曲と共に移行さ
せ、前記ニツプコンベア並びに台紙半折用ガイド
コンベアによつて移動される台紙並びに台紙表裏
に折畳まれたワークにおけるワークを含む台紙他
端を、ニツプコンベア後端から台紙半折用ガイド
コンベアにおける半折用ガイド部分に半折用空間
を介して接触されかつ回転速度V3の半折用ガイ
ドローラ上に、ストツパ支承を介して渡架状に移
行させ、半折用ガイドローラの回転並びに前記ガ
イドローラ上に配置した移動速度V5(V5≧V3)の
半折用コンベアとローラ周面によるニツプを介
し、台紙をワークと共に半折状として前記半折用
ガイドコンベアにおける半折用ガイド部分と半折
用ガイドローラ間に移送することにより、台紙の
内外表面に亘つてワークが折畳まれかつ台紙と共
に半折された折畳みワークを得る点にあり、更に
またその特徴とする処は、前記折畳みを行なう装
置として、台紙進入間隙を介して直列に配置され
た移動速度V1のワーク渡架用前段コンベア並び
に移動速度V2(V2≧V1)でかつ正逆回動自在なワ
ーク渡架用後段コンベアと、前記台紙進入間隙の
上方に配置され前記ワークに向つて台紙を垂直に
かつ進入速度V3(V3≧V2)のもとに送り込む台紙
供給手段と、前記後段コンベアの下位に配置され
ると共に前記台紙進入間隙に臨む前端にニツプロ
ーラを具備した移動速度V3のニツプコンベア
と、その前端が前記ニツプローラ前端とオーバラ
ツプ状とされると共に後端にワークを含む台紙一
端のガイドストツパを具備しかつ移動速度V4
(V4≧V3)で正逆回動自在なワーク折畳み用コン
ベアと、前記ニツプコンベアの下位に対として配
置されかつニツプコンベア後端から離れて下方に
向う半折用ガイド部分を持つ移動速度V3の台紙
半折用ガイドコンベアと、該台紙半折用ガイドコ
ンベアにおける前記半折用ガイド部分に略V形の
半折用空間を介して対接する回転速度V3の半折
用ガイドローラと、半折用ガイドローラの上位に
ワークを含む台紙他端のストツパを介して対置さ
れ、コンベア前端がローラ周面に接離自在とされ
た移動速度V5の半折用コンベアとから成り、前
記各速度V1乃至V5間にV5≧V3≧V2≧V1およびV3
≦V4の関係が設定された点にある。
キングの包装に当つては、台紙に対してストツキ
ングを折り畳み状に巻付け、これをプラスチツク
フイルム製袋等に装入するのであり、台紙に対す
る折り畳み作業を自動化する手段については、各
種の方式や装置が提案され、また開発されてい
る。この自動化手段において最も重要な事は、台
紙に対してストツキングを弛みやずれなく、タイ
トに巻付けて整形することであり、薄手で整形性
に乏しく柔軟なストツキングを台紙に対して弛み
なく折畳み巻付けることは、きわめて困難であ
り、自動化上の問題点である。本発明はこのよう
な問題点を解決するためになされたものであつ
て、機械的なプツシイング手段や整形手段を用い
ることなく、ニツプ手段を具備した複数の移動用
コンベアを組合せてワークを一方向および正逆二
方向に移動自在とし、台紙の進入によつてワーク
を2つ折り状にすると共に、ワークの正逆移動を
介して2つ折りされたワークの台紙両端から突出
する部分を折返し状に折曲して両端内方に収容
し、更に台紙を半折することによつて、ワーク全
体を台紙の表裏両面に亘つて添接状に折畳み、更
にこのさい各コンベア及びニツプ手段として用い
るニツプローラ乃至コンベアの各移動、回転速度
を一定関係のもとに相違させることによつて、ワ
ークを台紙面に対して弛みのないタイトな巻付け
折畳みが確実容易に得られるようにしたもので、
従つてその特徴とする処は、移動速度V1のワー
ク渡架用前段コンベア上に供給したワークを、前
記コンベアと台紙進入間隙を介して直列に配置し
かつその移動速度V2(V2≧V1)のワーク渡架用後
段コンベア上に亘つて移動渡架させ、前記台紙進
入間隙上方から進入速度V3(V3≧V2)の台紙を該
間隙に向つてワーク幅員方向に亘りかつ垂直に進
入させると共に前記後段コンベアの逆送を介して
該コンベア上のワーク部分を反対方向に逆送し、
台紙進入一端を介するワークの折曲と共に移動速
度V3のニツプコンベアにおけるニツプローラを
具備したコンベア前端によるニツプを介して台紙
並びにワークを移動速度V4(V4≧V3)のワーク折
畳み用コンベア上に移送し、該コンベアによる移
動並びにワークを含む台紙一端の該コンベア他端
に配置したガイドストツパによる支承を介して台
紙を曲げ変形させ、前記ニツプローラを具備した
ニツプコンベア前端を通過した台紙他端を前記曲
げ変形の復原反発を介し、折畳み用コンベア一端
とニツプローラ前端とのオーバラツプ部分をへ
て、前記ニツプコンベア並びに該コンベアと対を
なす台紙半折用ガイドコンベア間に、折畳み用コ
ンベアの逆送を介しかつワーク折曲と共に移行さ
せ、前記ニツプコンベア並びに台紙半折用ガイド
コンベアによつて移動される台紙並びに台紙表裏
に折畳まれたワークにおけるワークを含む台紙他
端を、ニツプコンベア後端から台紙半折用ガイド
コンベアにおける半折用ガイド部分に半折用空間
を介して接触されかつ回転速度V3の半折用ガイ
ドローラ上に、ストツパ支承を介して渡架状に移
行させ、半折用ガイドローラの回転並びに前記ガ
イドローラ上に配置した移動速度V5(V5≧V3)の
半折用コンベアとローラ周面によるニツプを介
し、台紙をワークと共に半折状として前記半折用
ガイドコンベアにおける半折用ガイド部分と半折
用ガイドローラ間に移送することにより、台紙の
内外表面に亘つてワークが折畳まれかつ台紙と共
に半折された折畳みワークを得る点にあり、更に
またその特徴とする処は、前記折畳みを行なう装
置として、台紙進入間隙を介して直列に配置され
た移動速度V1のワーク渡架用前段コンベア並び
に移動速度V2(V2≧V1)でかつ正逆回動自在なワ
ーク渡架用後段コンベアと、前記台紙進入間隙の
上方に配置され前記ワークに向つて台紙を垂直に
かつ進入速度V3(V3≧V2)のもとに送り込む台紙
供給手段と、前記後段コンベアの下位に配置され
ると共に前記台紙進入間隙に臨む前端にニツプロ
ーラを具備した移動速度V3のニツプコンベア
と、その前端が前記ニツプローラ前端とオーバラ
ツプ状とされると共に後端にワークを含む台紙一
端のガイドストツパを具備しかつ移動速度V4
(V4≧V3)で正逆回動自在なワーク折畳み用コン
ベアと、前記ニツプコンベアの下位に対として配
置されかつニツプコンベア後端から離れて下方に
向う半折用ガイド部分を持つ移動速度V3の台紙
半折用ガイドコンベアと、該台紙半折用ガイドコ
ンベアにおける前記半折用ガイド部分に略V形の
半折用空間を介して対接する回転速度V3の半折
用ガイドローラと、半折用ガイドローラの上位に
ワークを含む台紙他端のストツパを介して対置さ
れ、コンベア前端がローラ周面に接離自在とされ
た移動速度V5の半折用コンベアとから成り、前
記各速度V1乃至V5間にV5≧V3≧V2≧V1およびV3
≦V4の関係が設定された点にある。
以下図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1図は本発明方法を実施するための折畳み
装置の全体配置を例示したものであり、ワーク渡
架用前段コンベア1は一部省略してあるが、駆、
従動ホイル1a,1aによつて矢印P方向に循環
回走自在に設けられ、該コンベア1と直列にかつ
台紙進入間隙7を置いてワーク渡架用後段コンベ
ア2が同じく駆、従動ホイル2a,2aによつ
て、矢印P方向並びに矢印P方向に正逆循環回走
自在に設けられ、該後段コンベア2に付属するも
のとして、コンベア2の矢印P方向の逆送時に、
コンベア2との間でワークをニツプするニツプロ
ーラ8が、枢軸9を支点として揺動自在な架構1
0を介して、コンベア2の上方に設けられ、ロー
ラ8は遊転自在とされる。前記台紙進入間隙7と
正対て両コンベア1,2の上方に、一対の台紙送
出ローラ11,11が可回動に対向配置され、図
示のように台紙12を挟持しかつ回動によつて、
台紙12をを前記間隙7に向つて垂直姿勢のもと
に積極送出するように設けられる。台紙12は第
6図にも例示するように、図例では長方形のもの
とされ、その略中央部分に折目12aが予じめ形
成されたものである。このさい前記両コンベア
1,2において、コンベア1の移動速度V1は、
コンベア2の移動速度V2に対し、V2≧V1の関係
にあり、また前記台紙12の進入速度V3はV3≧
V2の関係とされる。
と、第1図は本発明方法を実施するための折畳み
装置の全体配置を例示したものであり、ワーク渡
架用前段コンベア1は一部省略してあるが、駆、
従動ホイル1a,1aによつて矢印P方向に循環
回走自在に設けられ、該コンベア1と直列にかつ
台紙進入間隙7を置いてワーク渡架用後段コンベ
ア2が同じく駆、従動ホイル2a,2aによつ
て、矢印P方向並びに矢印P方向に正逆循環回走
自在に設けられ、該後段コンベア2に付属するも
のとして、コンベア2の矢印P方向の逆送時に、
コンベア2との間でワークをニツプするニツプロ
ーラ8が、枢軸9を支点として揺動自在な架構1
0を介して、コンベア2の上方に設けられ、ロー
ラ8は遊転自在とされる。前記台紙進入間隙7と
正対て両コンベア1,2の上方に、一対の台紙送
出ローラ11,11が可回動に対向配置され、図
示のように台紙12を挟持しかつ回動によつて、
台紙12をを前記間隙7に向つて垂直姿勢のもと
に積極送出するように設けられる。台紙12は第
6図にも例示するように、図例では長方形のもの
とされ、その略中央部分に折目12aが予じめ形
成されたものである。このさい前記両コンベア
1,2において、コンベア1の移動速度V1は、
コンベア2の移動速度V2に対し、V2≧V1の関係
にあり、また前記台紙12の進入速度V3はV3≧
V2の関係とされる。
前記ワーク渡架用後段コンベア2の直下には、
ニツプコンベア3が駆、従動ホイル3a,3aを
介して、矢印P方向に循環回走自在に配置され、
同コンベア3の台紙進入間隙7に臨む前端には、
ワーク渡架用前段コンベア1のホイル1aの枢軸
1bを利用して、同枢軸1bを支点とする揺動自
在な架構13を介して、コンベア前端に接離自在
なニツプローラ14が配置され、ニツプローラ1
4は図示省略してあるがバネ等によつてコンベア
前端に弾接される。このニツプコンベア3の矢印
P方向への移動速度はV3とされ、従つて台紙1
2の進入速度V3と等速の関係にある。ニツプコ
ンベア3及びニツプローラ14の下位には、ワー
ク折畳み用コンベア4が、駆、従動ホイル4a,
4aによつて、矢印P方向及び矢印P′方向に正逆
循環回走自在に配置され、図例では該コンベア4
は傾斜状に設置されると共に、そのコンベア前端
は図示のように上位のニツプコンベア3の前端と
オーバラツプ状の位置とされ、更にコンベア4の
終端側にはガイドストツパ15が配設され、同ス
トツパ15にはコンベア4における搬送面と平行
してガイド部15aが、充分な間隙のもとに前記
ニツプローラ14に近接する長さに形成されるの
であり、このワーク折畳み用コンベア4の移動速
度V4は、V4≧V3の関係とされる。前記ニツプコ
ンベア3の直下には、同コンベア3と対をなす台
紙半折用ガイドコンベア3′が駆、従動ホイル3
a′,3a′及びガイドホイル3bを介して、矢印P
方向に循環回走自在に配置される。即ち同コンベ
ア3′はホイル3aガイドホイル3b間におい
て、ニツプコンベア3の搬送部16と平行に対接
する搬送部17が形成されると共に、ニツプコン
ベア3の後端より若干引込んだ位置に配置された
前記ガイドホイル3bと他方のホイル3aとの間
に、下向きに変向する半折用ガイド部18が形成
されるのであり、同コンベア3′の矢印P方向へ
の移動速度はニツプベルト3側と同じく速度V3
とされる。この台紙半折用ガイドコンベア3の前
記半折用ガイド部18には、図示のように略V形
の半折用空間19を介して、半折用ガイドローラ
6が回動軸6aを介して矢印W方向に可回動に配
置され、かつそのローラ周面が対接されるのであ
り、このさい同ローラの回動速度はコンベア3′
と同じく速度V3とされる。更に半折用ガイドロ
ーラ6の上方にはストツパ20を介して半折用コ
ンベア5が配設される。同コンベア5は駆、従動
ホイル5a,5aによつて矢印P′方向に循環回走
自在に設けられると共に、コンベア5全体が一方
のホイル5aの枢軸5bを支点として揺動自在の
架構21に支持されることにより、同コンベア5
の前記ニツプコンベア3の終端側に向う前端がロ
ーラ6の周面に接離自在とされるのであり、その
矢印P′方向の移動速度V5はV5≧V3の関係とされ
る。尚ワーク渡架用後段コンベア2、ワーク折畳
み用コンベア4におけるガイドストツパ15、更
に台紙半折用ガイドローラ6上のストツパ20に
は、それぞれワークまたはワークと台紙の位置検
出用として、光電スイツチその他による検知部材
22,23,24が図示のように配置されるので
ある。また第1図におけるワーク渡架用前段コン
ベア1後段コンベア2上にはワーク25,25が
示されているが、本発明ではこのワーク25とし
て、第6図に例示するようなパンテイストツキン
グを1例として示し、25aはトウ部、25bは
レツグ部、25cはパンテイ部を示しているが、
本発明では同図に示すようにパンテイストツキン
グ1足1pの場合でも、2足2pの場合でも、本
発明方法によつて同様に台紙12に対して折畳む
ことが可能であり、1足の場合はワーク25を伸
展状としてワーク渡架用前段コンベア1上に供給
し、2足の場合はワーク25の1足目は伸展状と
し、これに対し2足目は図示のように2つ折り状
として1足目のワーク25におけるパンテイ部2
5c上に重ねた状態で供給するのであり、折畳内
容は両者共同一である。
ニツプコンベア3が駆、従動ホイル3a,3aを
介して、矢印P方向に循環回走自在に配置され、
同コンベア3の台紙進入間隙7に臨む前端には、
ワーク渡架用前段コンベア1のホイル1aの枢軸
1bを利用して、同枢軸1bを支点とする揺動自
在な架構13を介して、コンベア前端に接離自在
なニツプローラ14が配置され、ニツプローラ1
4は図示省略してあるがバネ等によつてコンベア
前端に弾接される。このニツプコンベア3の矢印
P方向への移動速度はV3とされ、従つて台紙1
2の進入速度V3と等速の関係にある。ニツプコ
ンベア3及びニツプローラ14の下位には、ワー
ク折畳み用コンベア4が、駆、従動ホイル4a,
4aによつて、矢印P方向及び矢印P′方向に正逆
循環回走自在に配置され、図例では該コンベア4
は傾斜状に設置されると共に、そのコンベア前端
は図示のように上位のニツプコンベア3の前端と
オーバラツプ状の位置とされ、更にコンベア4の
終端側にはガイドストツパ15が配設され、同ス
トツパ15にはコンベア4における搬送面と平行
してガイド部15aが、充分な間隙のもとに前記
ニツプローラ14に近接する長さに形成されるの
であり、このワーク折畳み用コンベア4の移動速
度V4は、V4≧V3の関係とされる。前記ニツプコ
ンベア3の直下には、同コンベア3と対をなす台
紙半折用ガイドコンベア3′が駆、従動ホイル3
a′,3a′及びガイドホイル3bを介して、矢印P
方向に循環回走自在に配置される。即ち同コンベ
ア3′はホイル3aガイドホイル3b間におい
て、ニツプコンベア3の搬送部16と平行に対接
する搬送部17が形成されると共に、ニツプコン
ベア3の後端より若干引込んだ位置に配置された
前記ガイドホイル3bと他方のホイル3aとの間
に、下向きに変向する半折用ガイド部18が形成
されるのであり、同コンベア3′の矢印P方向へ
の移動速度はニツプベルト3側と同じく速度V3
とされる。この台紙半折用ガイドコンベア3の前
記半折用ガイド部18には、図示のように略V形
の半折用空間19を介して、半折用ガイドローラ
6が回動軸6aを介して矢印W方向に可回動に配
置され、かつそのローラ周面が対接されるのであ
り、このさい同ローラの回動速度はコンベア3′
と同じく速度V3とされる。更に半折用ガイドロ
ーラ6の上方にはストツパ20を介して半折用コ
ンベア5が配設される。同コンベア5は駆、従動
ホイル5a,5aによつて矢印P′方向に循環回走
自在に設けられると共に、コンベア5全体が一方
のホイル5aの枢軸5bを支点として揺動自在の
架構21に支持されることにより、同コンベア5
の前記ニツプコンベア3の終端側に向う前端がロ
ーラ6の周面に接離自在とされるのであり、その
矢印P′方向の移動速度V5はV5≧V3の関係とされ
る。尚ワーク渡架用後段コンベア2、ワーク折畳
み用コンベア4におけるガイドストツパ15、更
に台紙半折用ガイドローラ6上のストツパ20に
は、それぞれワークまたはワークと台紙の位置検
出用として、光電スイツチその他による検知部材
22,23,24が図示のように配置されるので
ある。また第1図におけるワーク渡架用前段コン
ベア1後段コンベア2上にはワーク25,25が
示されているが、本発明ではこのワーク25とし
て、第6図に例示するようなパンテイストツキン
グを1例として示し、25aはトウ部、25bは
レツグ部、25cはパンテイ部を示しているが、
本発明では同図に示すようにパンテイストツキン
グ1足1pの場合でも、2足2pの場合でも、本
発明方法によつて同様に台紙12に対して折畳む
ことが可能であり、1足の場合はワーク25を伸
展状としてワーク渡架用前段コンベア1上に供給
し、2足の場合はワーク25の1足目は伸展状と
し、これに対し2足目は図示のように2つ折り状
として1足目のワーク25におけるパンテイ部2
5c上に重ねた状態で供給するのであり、折畳内
容は両者共同一である。
本発明における台紙12に対するワーク25の
巻付け折畳みは、前記した装置を介し以下のよう
にして行なわれる。即ち第1図及び第6図におい
て、第6図における第1ステツプにおいて示す
ように、ワーク25を一足1pの場合は上段に示
す姿勢のもとに、また二足2pの場合は下段に示
す重合姿勢のもとに、第1図示のワーク移動用前
段コンベア1上に供給することにより、ワーク2
5はコンベア1の速度V1のもとに台紙12の供
給装置側に向つて進行し、コンベア1の終端から
そのトウ部25aを先頭として、ワーク移動用前
段コンベア2側に移乗し、そのトウ部25aが検
知部材22によつて検出されるまで進むことにな
る。このさいトウ部25aが台紙進入間隙7上を
越えてコンベア1からコンベア2に渡るのは、両
コンベア1,2が矢印P方向の同方向に移動する
からであり、このさいコンベア1の速度V1より
コンベア2の速度V2をより速くしてあるのは
(5%程度、V2を速くする)、コンベア1上でワ
ーク25に弛みや、たるみ等がある場合、また、
コンベア1からコンベア2上に移る場合に生じる
弛みやたるみを取るためのものである。
巻付け折畳みは、前記した装置を介し以下のよう
にして行なわれる。即ち第1図及び第6図におい
て、第6図における第1ステツプにおいて示す
ように、ワーク25を一足1pの場合は上段に示
す姿勢のもとに、また二足2pの場合は下段に示
す重合姿勢のもとに、第1図示のワーク移動用前
段コンベア1上に供給することにより、ワーク2
5はコンベア1の速度V1のもとに台紙12の供
給装置側に向つて進行し、コンベア1の終端から
そのトウ部25aを先頭として、ワーク移動用前
段コンベア2側に移乗し、そのトウ部25aが検
知部材22によつて検出されるまで進むことにな
る。このさいトウ部25aが台紙進入間隙7上を
越えてコンベア1からコンベア2に渡るのは、両
コンベア1,2が矢印P方向の同方向に移動する
からであり、このさいコンベア1の速度V1より
コンベア2の速度V2をより速くしてあるのは
(5%程度、V2を速くする)、コンベア1上でワ
ーク25に弛みや、たるみ等がある場合、また、
コンベア1からコンベア2上に移る場合に生じる
弛みやたるみを取るためのものである。
こうしてワーク25のトウ部25aを検知部材
22によつて検知すれば、これと共に直ちに台紙
供給装置としての一対の台紙送出ローラ11,1
1を図矢印のように回動させ、台紙12をその進
入速度V3のもとに台紙進入間隙7側に向つて進
出させ、また同時に後段コンベア2側を反転させ
て、矢印P方向と反対の矢印P方向に向つて、速
度V2のもとにこのコンベア2上に乗つているワ
ーク部分を、台紙進入間隙7側に向つて逆送を開
始するのであり、この逆送時には枢軸9架構10
によつて保持されているニツプローラ8を下降さ
せ、コンベア2との間でワーク25のレツグ部2
5bをニツプして、その逆送を確実とするのであ
り、これによりワーク25は、コンベア1,2の
移動方向が反対となり、下降した台紙12の一端
12bによりコンベア1,2の中間、即ち、台紙
進入間隙7内に強制的に2つ折り状となつて台紙
12と共に進入することになる。このさい前記台
紙12の進入速度V3を、コンベア1,2側の移
動速度V1.V2よりも速くしたこと(V3はV2より10
%程度速くする)は、同じくワーク25側に生じ
ようとするたるみや皺を防止するためである。以
上が本発明による折畳み行程の第1ステツプで
ある。続いて第2図に示すように、第6図におけ
る第2ステツプに移行する。台紙12と共にか
つ2つ折り状となつて台紙進入間隙7内に入つた
ワーク25は、台紙12の速度V3が速度V1.V2の
何れよりも速いことにより、適当な緊張下に台紙
12と共に間隙7を通過して、ニツプコンベア3
ニツプローラ14によつてニツプされつつ、台紙
12の一端12b側を先頭として逐次下方に進行
し、その一端12b側が折畳み用コンベア4に当
ることによつて、第2図示のように折れ曲りなが
ら、同コンベア4の矢印P方向への移動によつ
て、ストツパ15側に向つて逐次進行することに
なる。このさいニツプコンベア3ニツプローラ1
4によつて把持されたワーク25は、これ以降は
台紙12及びニツプコンベア3の速度V3によつ
て進行するが、、コンベア3側によつて把持され
る以前の後段コンベア2上のワーク25は、コン
ベア2ニツプローラ8のニツプにより、速度V2
によつて進み、また、前段コンベア1上に乗つて
いるパンテイ部25c側のワーク25は、ニツプ
ローラ等でニツプされていないため、コンベア1
上を滑りながら速度V3で進行することになる。
また台紙12の表裏両面に一端12bから折畳ま
れて折畳み用コンベア4に入るワーク25のレツ
グ部25bは、前記した後段コンベア2の速度
V2とニツプコンベア3の速度V3とにおける速度
差により10%程度の張力を残しながら、コンベア
4上に移動してゆくことになる。以上のような運
動状態下に、台紙12ワーク25は逐次折畳み用
コンベア4側に移行し、その一端12b側がワー
ク25の折曲部分と共に、コンベア4側に配置し
た検知部材23によつて検出されるまで進行する
ことになる。
22によつて検知すれば、これと共に直ちに台紙
供給装置としての一対の台紙送出ローラ11,1
1を図矢印のように回動させ、台紙12をその進
入速度V3のもとに台紙進入間隙7側に向つて進
出させ、また同時に後段コンベア2側を反転させ
て、矢印P方向と反対の矢印P方向に向つて、速
度V2のもとにこのコンベア2上に乗つているワ
ーク部分を、台紙進入間隙7側に向つて逆送を開
始するのであり、この逆送時には枢軸9架構10
によつて保持されているニツプローラ8を下降さ
せ、コンベア2との間でワーク25のレツグ部2
5bをニツプして、その逆送を確実とするのであ
り、これによりワーク25は、コンベア1,2の
移動方向が反対となり、下降した台紙12の一端
12bによりコンベア1,2の中間、即ち、台紙
進入間隙7内に強制的に2つ折り状となつて台紙
12と共に進入することになる。このさい前記台
紙12の進入速度V3を、コンベア1,2側の移
動速度V1.V2よりも速くしたこと(V3はV2より10
%程度速くする)は、同じくワーク25側に生じ
ようとするたるみや皺を防止するためである。以
上が本発明による折畳み行程の第1ステツプで
ある。続いて第2図に示すように、第6図におけ
る第2ステツプに移行する。台紙12と共にか
つ2つ折り状となつて台紙進入間隙7内に入つた
ワーク25は、台紙12の速度V3が速度V1.V2の
何れよりも速いことにより、適当な緊張下に台紙
12と共に間隙7を通過して、ニツプコンベア3
ニツプローラ14によつてニツプされつつ、台紙
12の一端12b側を先頭として逐次下方に進行
し、その一端12b側が折畳み用コンベア4に当
ることによつて、第2図示のように折れ曲りなが
ら、同コンベア4の矢印P方向への移動によつ
て、ストツパ15側に向つて逐次進行することに
なる。このさいニツプコンベア3ニツプローラ1
4によつて把持されたワーク25は、これ以降は
台紙12及びニツプコンベア3の速度V3によつ
て進行するが、、コンベア3側によつて把持され
る以前の後段コンベア2上のワーク25は、コン
ベア2ニツプローラ8のニツプにより、速度V2
によつて進み、また、前段コンベア1上に乗つて
いるパンテイ部25c側のワーク25は、ニツプ
ローラ等でニツプされていないため、コンベア1
上を滑りながら速度V3で進行することになる。
また台紙12の表裏両面に一端12bから折畳ま
れて折畳み用コンベア4に入るワーク25のレツ
グ部25bは、前記した後段コンベア2の速度
V2とニツプコンベア3の速度V3とにおける速度
差により10%程度の張力を残しながら、コンベア
4上に移動してゆくことになる。以上のような運
動状態下に、台紙12ワーク25は逐次折畳み用
コンベア4側に移行し、その一端12b側がワー
ク25の折曲部分と共に、コンベア4側に配置し
た検知部材23によつて検出されるまで進行する
ことになる。
次いで本発明では、第3図に示すように、前記
折畳み用コンベア4における第3ステツプの運動
行程に移行する。この第3ステツプの運動行程
は、第6図において第3ステツプとして示した
台紙12とワーク25の形態を得るためのもので
あつて、第3図において、折畳み用コンベア4上
に第2ステツプを介して移行された台紙12ワ
ーク25は、コンベア4の終端側に配置したガイ
ドストツパ15から、コンベア4の搬送面と平行
に突設されたガイド部15aとの間を、矢印P′方
向に進行するが、このガイド部15aとコンベア
4の搬送面との間は、ワーク25台紙12の合計
厚さに対し、約倍程度の充分な間隙を設定してあ
り、このためワーク25台紙12は常に滑りが生
じる状態で移動するようにされ、必要に応じてコ
ンベア4の表面も平滑面とされる。このワーク折
畳み用コンベア4は、台紙を含むワークの一端
が、コンベア搬送面上にニツプコンベア3側から
最初に接触した時、これを円滑に矢印P′方向に転
向させ、その全体の進行を円滑とすると共に、ガ
イドストツパ15の存在を介して台紙12側に曲
げ変形を生じさせることによつて、台紙12の他
端12cがワーク25と共にニツプコンベア3と
台紙半折用ガイドコンベア3間に円滑にニツプさ
れるようにしたものであり、このためその矢印P
方向及び矢印P方向に正逆移動自在とされ、かつ
その移動速度V4をニツプコンベア3側の速度V3
に対し、V3≦V4のように設定したものである。
前記ガイドストツパ15のガイド部15a、コン
ベア4の傾斜、更には速度V5によつて、台紙1
2の一端12b側を先頭として、台紙12は稍過
剰給送気味にコンベア4上を矢印P′方向に進行
し、その先頭を検知部材23によつて検出すると
共に、コンベア4を矢印P′方向から矢印P方向に
反転逆送するのである。この反転逆送のタイミン
グは、台紙12ワーク25の進行前端がガイドス
トツパ15に衝止するまでには行なう必要がある
が、台紙12ワーク25の進行方向前端、即ちワ
ーク25を含む台紙12の一端12b側がガイド
ストツパ15のストツパ部分に衝当すると共に、
以下の運動が生じることになる。
折畳み用コンベア4における第3ステツプの運動
行程に移行する。この第3ステツプの運動行程
は、第6図において第3ステツプとして示した
台紙12とワーク25の形態を得るためのもので
あつて、第3図において、折畳み用コンベア4上
に第2ステツプを介して移行された台紙12ワ
ーク25は、コンベア4の終端側に配置したガイ
ドストツパ15から、コンベア4の搬送面と平行
に突設されたガイド部15aとの間を、矢印P′方
向に進行するが、このガイド部15aとコンベア
4の搬送面との間は、ワーク25台紙12の合計
厚さに対し、約倍程度の充分な間隙を設定してあ
り、このためワーク25台紙12は常に滑りが生
じる状態で移動するようにされ、必要に応じてコ
ンベア4の表面も平滑面とされる。このワーク折
畳み用コンベア4は、台紙を含むワークの一端
が、コンベア搬送面上にニツプコンベア3側から
最初に接触した時、これを円滑に矢印P′方向に転
向させ、その全体の進行を円滑とすると共に、ガ
イドストツパ15の存在を介して台紙12側に曲
げ変形を生じさせることによつて、台紙12の他
端12cがワーク25と共にニツプコンベア3と
台紙半折用ガイドコンベア3間に円滑にニツプさ
れるようにしたものであり、このためその矢印P
方向及び矢印P方向に正逆移動自在とされ、かつ
その移動速度V4をニツプコンベア3側の速度V3
に対し、V3≦V4のように設定したものである。
前記ガイドストツパ15のガイド部15a、コン
ベア4の傾斜、更には速度V5によつて、台紙1
2の一端12b側を先頭として、台紙12は稍過
剰給送気味にコンベア4上を矢印P′方向に進行
し、その先頭を検知部材23によつて検出すると
共に、コンベア4を矢印P′方向から矢印P方向に
反転逆送するのである。この反転逆送のタイミン
グは、台紙12ワーク25の進行前端がガイドス
トツパ15に衝止するまでには行なう必要がある
が、台紙12ワーク25の進行方向前端、即ちワ
ーク25を含む台紙12の一端12b側がガイド
ストツパ15のストツパ部分に衝当すると共に、
以下の運動が生じることになる。
図において台紙12の一面とコンベア4との間
に位置するワーク部分はワーク25のレツグ部2
5bであり、第2ステツプにおいて述べたよう
に、このレツグ部25bは速度V3>V2の設定に
よつて、10%程度の張力を残した緊張状態に伸展
されているが、このレツグ部25bは後述する台
紙12の半折と共に包装袋内へ装入した時、外部
に露呈する部分であり、その外観を良好とするた
め伸展状とされているが、本発明ではこの伸展状
態を維持しながら、ワーク25の台紙12に沿う
折畳みを行なうようにしたものであり、即ちワー
ク25を含む台紙一端12bがガイドストツパ1
5に衝当しても、台紙12の他端12c側はニツ
プコンベア3ニツプローラ14側によつてニツプ
された状態にあり、強制的に送り出されてゆくの
で、台紙12は過剰給送気味と相まつて、台紙1
2はこのストツパ部分とニツプコンベア3間にお
いて、コンベア4の搬送面とストツパ15のガイ
ド部15aの間で波打ち状の曲げ変形による屈折
形態となる。こうした状態から台紙12の他端1
2c側がニツプコンベア3ニツプローラ14を通
過して外れることにより、他端12cは第3図の
鎖線から実線に示されるように、ニツプコンベア
3の前端周面側に、台紙12の曲げ変形による反
発力、また台紙12の曲げ変形による屈折形態に
よつてワーク25のレツグ部25bが折畳み用コ
ンベア4の搬送面側に押し付けられることによつ
てP′方向の力が発生するため、前端周面に押し付
けられながら、ニツプコンベア3の矢印P方向
(進行方向)に変形移動することになる。このよ
うに台紙12の他端12cがワーク25と共に実
線で示した姿勢に伸展するに従つて、台紙12の
曲げ変形は解消して元のストレートな長さに復元
するが、コンベア4の前端がコbベア3の前端と
オーバラツプ状態とされ、かつコンベア4が矢印
P方向にV4の速度で移動することによつて、台
紙12の他端12cにワーク25が弛みなくタイ
トに把持され、このタイトなワーク折曲状態下に
ワーク25を含む台紙12の他端12cはオーバ
ラツプ部分をへて、ニツプコンベア3とこれと対
をなす台紙半折用ガイドコンベア3′との間に給
送されることになる。このさい台紙12に曲げ変
形が生じた時、台紙12の一面とガイド部15a
との間のレツグ部分は、固定状態のガイド部15
a側に接触しているので、この状態のままで移動
すると、接触抵抗を生じて台紙12との間にずれ
を生じて、弛みの原因となるおそれがあるが、実
際には曲げ変形が生じている時には、このワーク
部分は移動することなく、台紙の曲げ変形が復元
して屈折形態がなくなつた時に、始めて反転する
ので、前記弛みの生じることは全くないのであ
る。前記のようにして台紙12の他端12cはワ
ーク25と共にコンベア3,3′間に給送ニツプ
され、両コンベア3,3′のP矢印方向移動によ
つて図で示すように進行する。このさい台紙12
の他端12cがニツプコンベア3ニツプローラ1
4のニツプから解放されて、先に述べたニツプコ
ンベア3の前端周面への鎖線から実線への運動開
始と共に、ニツプローラ14は図示のようにニツ
プコンベア3の前端周面から離開させることが適
当である。ニツプコンベア3及び台紙半折用ガイ
ドコンベア3′の搬送部16,17によつて矢印
P方向に進行する台紙12ワーク25において、
やがてその他端12c側はガイドローラ3bを通
過して、両コンベア3,3′から解放されるが、
台紙12に適当な腰の強さを持つものを用いるこ
とによつて、台紙12ワーク25の全体は図示の
ような姿勢を保ちながら送出されるが、ある程度
送出されれば、自重並びにワーク25の張力バラ
ンス等につつて前傾気味に下方に下がるが、本発
明では図示のように、その下り始める位置に、台
紙半折用ガイドコンベア3′における半折用ガイ
ド部18に対接する半折用ガイドローラ6を配置
しているので、台紙12の他端12c側はこのガ
イドローラ6の周面にガイドされ、同ローラ6は
矢印W方向に速度V3で回動されているため、ロ
ーラ周面を他端12cは滑りながらストツパー2
0に衝当するまで進行されるのである。このよう
にして第3ステツプの運動行程が完了する。
に位置するワーク部分はワーク25のレツグ部2
5bであり、第2ステツプにおいて述べたよう
に、このレツグ部25bは速度V3>V2の設定に
よつて、10%程度の張力を残した緊張状態に伸展
されているが、このレツグ部25bは後述する台
紙12の半折と共に包装袋内へ装入した時、外部
に露呈する部分であり、その外観を良好とするた
め伸展状とされているが、本発明ではこの伸展状
態を維持しながら、ワーク25の台紙12に沿う
折畳みを行なうようにしたものであり、即ちワー
ク25を含む台紙一端12bがガイドストツパ1
5に衝当しても、台紙12の他端12c側はニツ
プコンベア3ニツプローラ14側によつてニツプ
された状態にあり、強制的に送り出されてゆくの
で、台紙12は過剰給送気味と相まつて、台紙1
2はこのストツパ部分とニツプコンベア3間にお
いて、コンベア4の搬送面とストツパ15のガイ
ド部15aの間で波打ち状の曲げ変形による屈折
形態となる。こうした状態から台紙12の他端1
2c側がニツプコンベア3ニツプローラ14を通
過して外れることにより、他端12cは第3図の
鎖線から実線に示されるように、ニツプコンベア
3の前端周面側に、台紙12の曲げ変形による反
発力、また台紙12の曲げ変形による屈折形態に
よつてワーク25のレツグ部25bが折畳み用コ
ンベア4の搬送面側に押し付けられることによつ
てP′方向の力が発生するため、前端周面に押し付
けられながら、ニツプコンベア3の矢印P方向
(進行方向)に変形移動することになる。このよ
うに台紙12の他端12cがワーク25と共に実
線で示した姿勢に伸展するに従つて、台紙12の
曲げ変形は解消して元のストレートな長さに復元
するが、コンベア4の前端がコbベア3の前端と
オーバラツプ状態とされ、かつコンベア4が矢印
P方向にV4の速度で移動することによつて、台
紙12の他端12cにワーク25が弛みなくタイ
トに把持され、このタイトなワーク折曲状態下に
ワーク25を含む台紙12の他端12cはオーバ
ラツプ部分をへて、ニツプコンベア3とこれと対
をなす台紙半折用ガイドコンベア3′との間に給
送されることになる。このさい台紙12に曲げ変
形が生じた時、台紙12の一面とガイド部15a
との間のレツグ部分は、固定状態のガイド部15
a側に接触しているので、この状態のままで移動
すると、接触抵抗を生じて台紙12との間にずれ
を生じて、弛みの原因となるおそれがあるが、実
際には曲げ変形が生じている時には、このワーク
部分は移動することなく、台紙の曲げ変形が復元
して屈折形態がなくなつた時に、始めて反転する
ので、前記弛みの生じることは全くないのであ
る。前記のようにして台紙12の他端12cはワ
ーク25と共にコンベア3,3′間に給送ニツプ
され、両コンベア3,3′のP矢印方向移動によ
つて図で示すように進行する。このさい台紙12
の他端12cがニツプコンベア3ニツプローラ1
4のニツプから解放されて、先に述べたニツプコ
ンベア3の前端周面への鎖線から実線への運動開
始と共に、ニツプローラ14は図示のようにニツ
プコンベア3の前端周面から離開させることが適
当である。ニツプコンベア3及び台紙半折用ガイ
ドコンベア3′の搬送部16,17によつて矢印
P方向に進行する台紙12ワーク25において、
やがてその他端12c側はガイドローラ3bを通
過して、両コンベア3,3′から解放されるが、
台紙12に適当な腰の強さを持つものを用いるこ
とによつて、台紙12ワーク25の全体は図示の
ような姿勢を保ちながら送出されるが、ある程度
送出されれば、自重並びにワーク25の張力バラ
ンス等につつて前傾気味に下方に下がるが、本発
明では図示のように、その下り始める位置に、台
紙半折用ガイドコンベア3′における半折用ガイ
ド部18に対接する半折用ガイドローラ6を配置
しているので、台紙12の他端12c側はこのガ
イドローラ6の周面にガイドされ、同ローラ6は
矢印W方向に速度V3で回動されているため、ロ
ーラ周面を他端12cは滑りながらストツパー2
0に衝当するまで進行されるのである。このよう
にして第3ステツプの運動行程が完了する。
続いて本発明では第3図の状態から、第4図及
び第5図に示す第4ステツプの運動行程に入る。
この第4ステツプの運動行程は、第6図において
第4ステツプとして図示したように、台紙12
をその折目12aから半折することによつて、台
紙12と共にその内外両面に折畳まれたワーク2
5を得るための最終行程であり、即ち第4図のよ
うに、台紙12のワークを含む他端12cがスト
ツパ20に衝止された状態で、尚コンベア3,
3′によつて台紙12をワーク25と共に送出す
ることにより、また前記他端12cのストツパ2
0による衝当を検知部材24によつて検知すると
共に、、半折用ガイドローラ6の上方にストツパ
20を介して設置されている半折用コンベア5
を、その枢軸5bを支点とする架構21の揺動を
介し、下向き傾斜姿勢とすることによつて、一端
12bがワークと共にコンベア3,3′間に把持
送出され、他端12cはストツパ20に衝止され
ている台紙12は、その上面側をコンベア3コン
ベア5によつて閉塞されることと相まつて、折目
12aを半折基準線として、図示のように漸次V
形に、かつガイドコンベア3′の半折用ガイド部
18とガイドローラ6の周面間に形成された半折
用空間19内に下向きに折曲されてゆくことにな
る。またこの折曲に当り、前記半折用コンベア5
の下向き傾斜は、図示のように台紙12の前記V
形折曲を適切に助長することになる。こうして第
4図の状態から第5図に示されるように、前記半
折用コンベア5の前端側が半折用ガイドローラ6
の周面に、ワーク25を含む台紙12の他端12
c側をローラ周面との間で接支状にニツプすると
共に、半折用ガイドコンベア5をP′矢印方向に速
度V5のもとに始めて駆動するのである。このさ
いその移動速度V5は半折用ガイドコンベア3′及
び半折用ガイドローラ6の回動速度V3に対しV5
≧V3の関係に設定する。また半折用ガイドロー
ラ6の周面は、金属ローラの場合にはクロムメル
ツキ処理等をして平滑面とされる。尚速度V5は
速度V3に対し、20%程度速くする。従つて図示
の状態において、台紙12の一端12b側はコン
ベア3,3′によりV3の速度で送出され、また他
端12c側はコンベア5ガイドローラ6によつて
V5の速度で送出されることによつて、その折目
12aによる折曲部側を先頭として、コンベア
3′の半折用ガイド部18ガイドローラ6の対接
側に向つて進行し、折曲部側からニツプされてゆ
くことになる。このさい台紙12のコンベア5ロ
ーラ6によつてニツプされている部分の進行速度
は最終的には前記折曲部側の進行速度に規制され
ることになる。即ちコンベア5ローラ6によつて
ニツプされた後、コンベア5の駆動によるV5の
速度で矢印P′方向に反転進行される台紙12とワ
ーク25は、ガイドローラ6の周面との間では、
ローラ周面の平滑性によつて滑りを生じ、最初は
コンベア4側によるV5の速度で進行を開始する
が、ニツプ部分から進出するに従つて、漸次台紙
12の折目12aによる折曲部側の進行速度に規
制されてゆくのである。従つてこの時、コンベア
5とワーク25とはV5の速度で、台紙12はV3
の速度で運動するため、結果的にはワーク25と
台紙12との間で滑りが生じ、これによつて台紙
12の折曲内面側に位置しているワーク部分は折
曲部に向つて押し込まれる状態となり、この状態
で進行しながらコンベア3′の半折用ガイド部1
8と半折用ガイドローラ6の接合部入口に向つ
て、折曲部分を先頭として進入するので折曲部に
ワーク25の折返し先端が把持された状態で、半
折用ガイド部18とガイドローラ6によりニツプ
されてゆく。また台紙12の折曲外面側に添接し
ているワーク25側でも、前記折曲部によつて支
持されると共に、一端12b他端12cによる支
持下に台紙12と共に進行して、半折用ガイド部
18ガイドローラ6の接合部入口に入るので、台
紙12の半折と共にワーク25は台紙25の内外
両面に亘り、弛みやたるみなくきわめてタイトに
密着して折畳まれることになる。従つて台紙12
ワーク25の折目12aを先頭とする半折形態が
半折用ガイド部18ガイドローラ6の対接面を通
過して、第6図で示す第5ステツプに図示した
最終折畳形状となつて、第5図においてガイドコ
ンベア3′のホイル3a′側から、次工程としての
袋入部側に移行する時、第6図示のように、台紙
12の一端12b他端12cにおける折曲部イ,
ロにおいて、ワーク25はゆるみなくタイトに巻
付け折曲され、また折目12aによる折曲部ハに
おいては、その折曲内部においてワーク25の折
返し端は折目12aまで正確に押入された同じく
タイトな折込み形態が得られるのであり、これに
よつてワーク25の台紙12の半折された内外表
面における弛みやたるみ、皺等を生じない整一に
密着しかつ伸展状とされたタイトな巻付け折畳み
が完全に得られ、包装時に商品外観を美麗に仕上
げることができる。
び第5図に示す第4ステツプの運動行程に入る。
この第4ステツプの運動行程は、第6図において
第4ステツプとして図示したように、台紙12
をその折目12aから半折することによつて、台
紙12と共にその内外両面に折畳まれたワーク2
5を得るための最終行程であり、即ち第4図のよ
うに、台紙12のワークを含む他端12cがスト
ツパ20に衝止された状態で、尚コンベア3,
3′によつて台紙12をワーク25と共に送出す
ることにより、また前記他端12cのストツパ2
0による衝当を検知部材24によつて検知すると
共に、、半折用ガイドローラ6の上方にストツパ
20を介して設置されている半折用コンベア5
を、その枢軸5bを支点とする架構21の揺動を
介し、下向き傾斜姿勢とすることによつて、一端
12bがワークと共にコンベア3,3′間に把持
送出され、他端12cはストツパ20に衝止され
ている台紙12は、その上面側をコンベア3コン
ベア5によつて閉塞されることと相まつて、折目
12aを半折基準線として、図示のように漸次V
形に、かつガイドコンベア3′の半折用ガイド部
18とガイドローラ6の周面間に形成された半折
用空間19内に下向きに折曲されてゆくことにな
る。またこの折曲に当り、前記半折用コンベア5
の下向き傾斜は、図示のように台紙12の前記V
形折曲を適切に助長することになる。こうして第
4図の状態から第5図に示されるように、前記半
折用コンベア5の前端側が半折用ガイドローラ6
の周面に、ワーク25を含む台紙12の他端12
c側をローラ周面との間で接支状にニツプすると
共に、半折用ガイドコンベア5をP′矢印方向に速
度V5のもとに始めて駆動するのである。このさ
いその移動速度V5は半折用ガイドコンベア3′及
び半折用ガイドローラ6の回動速度V3に対しV5
≧V3の関係に設定する。また半折用ガイドロー
ラ6の周面は、金属ローラの場合にはクロムメル
ツキ処理等をして平滑面とされる。尚速度V5は
速度V3に対し、20%程度速くする。従つて図示
の状態において、台紙12の一端12b側はコン
ベア3,3′によりV3の速度で送出され、また他
端12c側はコンベア5ガイドローラ6によつて
V5の速度で送出されることによつて、その折目
12aによる折曲部側を先頭として、コンベア
3′の半折用ガイド部18ガイドローラ6の対接
側に向つて進行し、折曲部側からニツプされてゆ
くことになる。このさい台紙12のコンベア5ロ
ーラ6によつてニツプされている部分の進行速度
は最終的には前記折曲部側の進行速度に規制され
ることになる。即ちコンベア5ローラ6によつて
ニツプされた後、コンベア5の駆動によるV5の
速度で矢印P′方向に反転進行される台紙12とワ
ーク25は、ガイドローラ6の周面との間では、
ローラ周面の平滑性によつて滑りを生じ、最初は
コンベア4側によるV5の速度で進行を開始する
が、ニツプ部分から進出するに従つて、漸次台紙
12の折目12aによる折曲部側の進行速度に規
制されてゆくのである。従つてこの時、コンベア
5とワーク25とはV5の速度で、台紙12はV3
の速度で運動するため、結果的にはワーク25と
台紙12との間で滑りが生じ、これによつて台紙
12の折曲内面側に位置しているワーク部分は折
曲部に向つて押し込まれる状態となり、この状態
で進行しながらコンベア3′の半折用ガイド部1
8と半折用ガイドローラ6の接合部入口に向つ
て、折曲部分を先頭として進入するので折曲部に
ワーク25の折返し先端が把持された状態で、半
折用ガイド部18とガイドローラ6によりニツプ
されてゆく。また台紙12の折曲外面側に添接し
ているワーク25側でも、前記折曲部によつて支
持されると共に、一端12b他端12cによる支
持下に台紙12と共に進行して、半折用ガイド部
18ガイドローラ6の接合部入口に入るので、台
紙12の半折と共にワーク25は台紙25の内外
両面に亘り、弛みやたるみなくきわめてタイトに
密着して折畳まれることになる。従つて台紙12
ワーク25の折目12aを先頭とする半折形態が
半折用ガイド部18ガイドローラ6の対接面を通
過して、第6図で示す第5ステツプに図示した
最終折畳形状となつて、第5図においてガイドコ
ンベア3′のホイル3a′側から、次工程としての
袋入部側に移行する時、第6図示のように、台紙
12の一端12b他端12cにおける折曲部イ,
ロにおいて、ワーク25はゆるみなくタイトに巻
付け折曲され、また折目12aによる折曲部ハに
おいては、その折曲内部においてワーク25の折
返し端は折目12aまで正確に押入された同じく
タイトな折込み形態が得られるのであり、これに
よつてワーク25の台紙12の半折された内外表
面における弛みやたるみ、皺等を生じない整一に
密着しかつ伸展状とされたタイトな巻付け折畳み
が完全に得られ、包装時に商品外観を美麗に仕上
げることができる。
以上の第1ステツプ乃至第5ステツプに亘
る台紙12とワーク25の折畳み、半折運動は、
間欠的に行なわれるものでなく、一貫した連続運
動として連続することはいうまでもない。
る台紙12とワーク25の折畳み、半折運動は、
間欠的に行なわれるものでなく、一貫した連続運
動として連続することはいうまでもない。
本発明による台紙12ワーク25の折畳み方法
によれば、以下の点において従来方法に比し、優
れた効果を発揮できる。即ち台紙6の一面にワー
ク25の主要部分(外部に露呈して観察される部
分)を添接し、台紙12の両端から突出したワー
ク25の両端を台紙12の他面に折返し状に畳み
込むに当り、ワーク渡架用前段、後段コンベア
1,2上にワーク25を伸展状に渡架させ、台紙
進入間隙7に向つて台紙12を垂直に進入させる
と共に、これら3者間にV3≧V2≧V1の速度関係
を与えることにより、機械的な押込み部材等を用
いる必要なく、台紙12の一端12bによるワー
ク25の2つ折り状折曲と台紙12の進入に伴う
一体同行が円滑に行なわれるのであり、更にワー
ク25を含む一端12b側のニツプローラ14ニ
ツプコンベア3によるニツプ給送を介して、これ
を折畳み用コンベア4上に移行させ、同コンベア
4におけるガイドストツパ15による一端12b
側の支承と、V3≦V4なる速度設定とコンベア4
の正逆送切換えによつて、台紙12の両端12
b,12c側におけるワーク25の突出部分の折
返し、更には他端12cによるニツプコンベヤ3
及び台紙半折用ガイドコンベア3′側への転送、
ニツプという一連の折畳みが、ワーク25の台紙
12一面側へのタイトな添接密着を介して円滑に
かつ自動的に得られ、整形プレート等を用いる必
要なく、ワーク25を弛みやたるみの生じない伸
展状態のもとに確実に得られる。またこうしてニ
ツプコンベア3台紙半折用ガイドコンベア3′に
送り込んだ台紙12ワーク25は両コンベア3,
3′のニツプ移送によつて円滑に整形されて、コ
ンベア3′の半折用ガイド部8と半折用ガイドロ
ーラ6側に移動し、台紙12の他端12cと一端
12bのコンベア3,3′およびガイドローラ6
と半折用コンベア5によるニツプ、更には半折用
コンベア5の下降により、ワーク25を含む台紙
12は、その折目12aを折曲線として半折用空
間19内に略V形に円滑に半折されるのであり、
こうして半折姿勢となつた台紙12ワーク25
を、その折目12aによる折曲部を先頭として半
折用ガイド部18ガイドローラ6間にニツプさせ
ることによつて、ワーク25は台紙12の内外両
面に亘つて、弛みやたるみ、皺等を生じることな
く、タイトな巻付け折畳みが最終的に完成するの
であり、以上の連続動作は、各コンベアの移動速
度並びにガイドローラ6における回動速度の相違
と、所要部分におけるニツプ構造、特定コンベア
の正逆切換えを介して、全自動的に行なえるので
あり、これによつてワーク25を傷めることな
く、その整一均斉でタイトな巻付け折畳み効果が
得られる点で、優れた利点を持つことになり、特
に台紙12の両端12b,12c及び折目12a
内外におけるワーク25の確実な折畳み巻付けが
安定して得られ、最終製品の外観を著しく向上さ
せ商品価値を増大することになる。また本発明に
よれば、その装置としても、図示実施例でも明か
なように、コンベアとローラの他には所要部分に
おけるストツパの設置と、各コンベア並びにガイ
ドローラの速度調整のみで足り、きわめて簡単な
ものでよく、台紙の腰の強さ、大小、ワークの伸
縮性、素材特性に対応して、その速度制御を行な
う事により、多様な適応性を持つものであり、特
にプツシヤーや整形プレート等の機械的部材を全
く使用しないので、1例として示したパンテイス
トツキングその他の繊維製品に対しては特に傷そ
の他を生じない点で有利であり、屈撓自在でソフ
トなワークの台紙を介する折畳み手段として優れ
たものである。
によれば、以下の点において従来方法に比し、優
れた効果を発揮できる。即ち台紙6の一面にワー
ク25の主要部分(外部に露呈して観察される部
分)を添接し、台紙12の両端から突出したワー
ク25の両端を台紙12の他面に折返し状に畳み
込むに当り、ワーク渡架用前段、後段コンベア
1,2上にワーク25を伸展状に渡架させ、台紙
進入間隙7に向つて台紙12を垂直に進入させる
と共に、これら3者間にV3≧V2≧V1の速度関係
を与えることにより、機械的な押込み部材等を用
いる必要なく、台紙12の一端12bによるワー
ク25の2つ折り状折曲と台紙12の進入に伴う
一体同行が円滑に行なわれるのであり、更にワー
ク25を含む一端12b側のニツプローラ14ニ
ツプコンベア3によるニツプ給送を介して、これ
を折畳み用コンベア4上に移行させ、同コンベア
4におけるガイドストツパ15による一端12b
側の支承と、V3≦V4なる速度設定とコンベア4
の正逆送切換えによつて、台紙12の両端12
b,12c側におけるワーク25の突出部分の折
返し、更には他端12cによるニツプコンベヤ3
及び台紙半折用ガイドコンベア3′側への転送、
ニツプという一連の折畳みが、ワーク25の台紙
12一面側へのタイトな添接密着を介して円滑に
かつ自動的に得られ、整形プレート等を用いる必
要なく、ワーク25を弛みやたるみの生じない伸
展状態のもとに確実に得られる。またこうしてニ
ツプコンベア3台紙半折用ガイドコンベア3′に
送り込んだ台紙12ワーク25は両コンベア3,
3′のニツプ移送によつて円滑に整形されて、コ
ンベア3′の半折用ガイド部8と半折用ガイドロ
ーラ6側に移動し、台紙12の他端12cと一端
12bのコンベア3,3′およびガイドローラ6
と半折用コンベア5によるニツプ、更には半折用
コンベア5の下降により、ワーク25を含む台紙
12は、その折目12aを折曲線として半折用空
間19内に略V形に円滑に半折されるのであり、
こうして半折姿勢となつた台紙12ワーク25
を、その折目12aによる折曲部を先頭として半
折用ガイド部18ガイドローラ6間にニツプさせ
ることによつて、ワーク25は台紙12の内外両
面に亘つて、弛みやたるみ、皺等を生じることな
く、タイトな巻付け折畳みが最終的に完成するの
であり、以上の連続動作は、各コンベアの移動速
度並びにガイドローラ6における回動速度の相違
と、所要部分におけるニツプ構造、特定コンベア
の正逆切換えを介して、全自動的に行なえるので
あり、これによつてワーク25を傷めることな
く、その整一均斉でタイトな巻付け折畳み効果が
得られる点で、優れた利点を持つことになり、特
に台紙12の両端12b,12c及び折目12a
内外におけるワーク25の確実な折畳み巻付けが
安定して得られ、最終製品の外観を著しく向上さ
せ商品価値を増大することになる。また本発明に
よれば、その装置としても、図示実施例でも明か
なように、コンベアとローラの他には所要部分に
おけるストツパの設置と、各コンベア並びにガイ
ドローラの速度調整のみで足り、きわめて簡単な
ものでよく、台紙の腰の強さ、大小、ワークの伸
縮性、素材特性に対応して、その速度制御を行な
う事により、多様な適応性を持つものであり、特
にプツシヤーや整形プレート等の機械的部材を全
く使用しないので、1例として示したパンテイス
トツキングその他の繊維製品に対しては特に傷そ
の他を生じない点で有利であり、屈撓自在でソフ
トなワークの台紙を介する折畳み手段として優れ
たものである。
第1図は本発明方法を実施する装置の全体正面
図、第2図乃至第5図は本発明方法による各折畳
運動行程の説明図、第6図は同各運動行程におけ
る成形形状の説明図である。 1,2…ワーク渡架用前、後段コンベア、3…
ニツプコンベア、3′…台紙半折用ガイドコンベ
ア、4…ワーク折畳み用コンベア、5…半折用コ
ンベア、6…半折用ガイドローラ、7…台紙進入
間隙、8,14…ニツプローラ、11…台紙送出
ローラ、12…台紙、12a…台紙折目、12b
…台紙一端、12c…台紙他端、15…ガイドス
トツパ、20…ストツパ、22,23,24…検
知部材。
図、第2図乃至第5図は本発明方法による各折畳
運動行程の説明図、第6図は同各運動行程におけ
る成形形状の説明図である。 1,2…ワーク渡架用前、後段コンベア、3…
ニツプコンベア、3′…台紙半折用ガイドコンベ
ア、4…ワーク折畳み用コンベア、5…半折用コ
ンベア、6…半折用ガイドローラ、7…台紙進入
間隙、8,14…ニツプローラ、11…台紙送出
ローラ、12…台紙、12a…台紙折目、12b
…台紙一端、12c…台紙他端、15…ガイドス
トツパ、20…ストツパ、22,23,24…検
知部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動速度V1のワーク渡架用前段コンベア上
に供給したワークを、前記コンベアと台紙進入間
隙を介して直列に配置しかつその移動速度V2
(V2≧V1)のワーク渡架用後段コンベア上に亘つ
て移動渡架させ、前記台紙進入間隙上方から進入
速度V3(V3≧V2の台紙を該間隙に向つてワーク
幅員方向に亘りかつ垂直に進入させる共に前記後
段コンベアの逆送を介し該コンベア上のワーク部
分を反対方向に逆送し、台紙進入一端を介するワ
ークの折曲と共に移動速度V3のニツプコンベア
におけるニツプローラを具備したコンベア前端に
よるニツプを介して台紙並びにワークを移動速度
V4(V4≧V3)のワーク折畳み用コンベア上に移送
し、該コンベアによる移動並びにワークを含む台
紙一端の該コンベア他端に配置したガイドストツ
パによる支承を介して台紙を曲げ変形させ、前記
ニツプローラを具備したニツプコンベア前端を通
過した台紙他端を前記曲げ変形の復原反発を介
し、折畳み用コンベア一端とニツプローラ前端と
のオーバラツプ部分をへて、前記ニツプコンベア
並びに該コンベアと対をなす台紙半折用ガイドコ
ンベア間に折畳み用コンベアの逆送を介しかつワ
ーク折曲と共に移行させ、前記ニツプコンベア並
びに台紙半折用ガイドコンベアによつて移動され
る台紙並びに台紙表裏に折畳まれたワークにおけ
るワークを含む台紙他端を、ニツプコンベア後端
から台紙半折用ガイドコンベアにおける半折用ガ
イド部分に半折用空間を介して接触されかつ回転
速度V3の半折用ガイドローラ上に、ストツパ支
承を介して渡架状に移行させ、半折用ガイドロー
ラの回転並びに前記ガイドローラ上に配置した移
動速度V5(V5≧V3)の半折用コンベアとローラ周
面によるニツプを介し、台紙をワークと共に半折
状として前記半折用ガイドコンベアにおける半折
用ガイド部分と半折用ガイドローラ間に移送する
ことにより、台紙の内外表面に亘つてワークが折
畳まれかつ台紙と共に半折された折畳みワークを
得ることを特徴とするワーク折畳み方法。 2 台紙進入間隙を介して直列に配置された移動
速度V1のワーク渡架用前後コンベア並びに移動
速度V2(V2≧V1)でかつ正逆回動自在なワーク渡
架用後段コンベアと、前記台紙進入間隙の上方に
配置され前記ワークに向つて台紙を垂直方向にか
つ進入速度V3(V3≧V2)のもとに送り込む台紙供
給手段と、前記後段コンベアの下位に配置される
と共に前記台紙進入間隙に臨む前端にニツプロー
ラを具備した移動速度V3のニツプコンベアと、
その前端が前記ニツプローラ前端とオーバラツプ
状とされると共に後端にワークを含む台紙一端の
ガイドストツパを具備しかつ移動速度V4(V4≧
V3)で正逆回動自在なワーク折畳み用コンベア
と、前記ニツプコンベアの下位に対として配置さ
れかつニツプコンベア後端から離れて下方に向う
半折用ガイド部分を持つ移動速度V3の台紙半折
用ガイドコンベアと、該台紙半折用ガイドコンベ
アにおける前記半折用ガイド部分に略V形の半折
用空間を介して対接する回転速度V3の半折用ガ
イドローラと、半折用ガイドローラの上位にワー
クを含む台紙他端のストツパを介して対置され、
コンベア前端がローラ周面に接離自在とされた移
動速度V5の半折用コンベアとから成り、前記各
速度V1乃至V5間にV5≧V3≧V2≧V1およびV3≦V4
の関係が設定されたことを特徴とするワークク折
畳み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12519583A JPS6015359A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ワ−ク折畳み方法並びに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12519583A JPS6015359A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ワ−ク折畳み方法並びに装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015359A JPS6015359A (ja) | 1985-01-26 |
JPS6135102B2 true JPS6135102B2 (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=14904268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12519583A Granted JPS6015359A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ワ−ク折畳み方法並びに装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015359A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241697A (ja) * | 1985-08-17 | 1987-02-23 | 今井 守 | フトンクリ−ニング用すすぎ脱水方法 |
JPS6379880U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-26 | ||
JPS63295759A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-02 | 柴山工業株式会社 | クリ−ニング装置 |
JP2740827B2 (ja) * | 1988-12-10 | 1998-04-15 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 用紙の封入装置 |
JP4699590B2 (ja) * | 2000-07-31 | 2011-06-15 | Sriスポーツ株式会社 | ラケットフレーム |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP12519583A patent/JPS6015359A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015359A (ja) | 1985-01-26 |
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