JP4497400B2 - タオルの自動折り畳み供給装置 - Google Patents

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本発明は、タオルを自動的に二つ折りに折り畳んで、おしぼり巻上げ成形・包装機等に、供給するタオルの自動折り畳み供給装置に関する。
周知のように、飲食店等で広く用いられているおしぼりは、湿潤状態の小型タオルを円柱形状に巻上げ成形し、かつ樹脂フイルムで包装して使用に供されている。
また使用後には、洗浄・殺菌処理され、再び同様に巻上げ成形および包装されて使用に供される。
このような、おしぼりを自動的に巻上げ成形して包装する装置として例えば、水平方向に移動するベルトコンベアと同ベルトコンベアの上部に対向配置された巻上げガイドとで構成され、そのベルトコンベアに供給された湿潤状態のタオルを移送しながら所定円柱形状のおしぼりに巻上げ成形する巻上げ成形部と、成形部から送り出されたおしぼりを、個別ないしは複数個単位で、V字状とされた2枚の樹脂フイルム間に導くとともに、その周囲を熱圧着して封入・包装する包装部とを備えた装置が実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−69330号(第2〜5頁および図1)
しかしながら、それら従来の装置では下記のような問題がある。すなわち、従来のおしぼり巻上げ成形・包装装置では、通常、二つに折り畳んだタオルを送入して巻き上げ・包装する構成とされ、供給するタオルの折り畳みは人手に依存しているため、装置の処理速度を高めたとしても、供給側の処理能力は高め難く、結果として処理速度が制約される。またタオルを、巻上げ成形時に型崩れが生じないように正確に、かつすばやく折り畳むには習熟を要するため、熟練者と非熟練者とでは処理速度に大きな差が生じ、これが平均処理能力を低下させる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、タオルを自動的に折り畳んでおしぼり巻上げ成形・包装装置に供給することができ、しかも作業者の習熟度等の人的能力の影響を低く抑えて処理速度を安定して高く維持でき、よっておしぼり巻上げ成形・包装装置の高速化にも寄与できるタオルの自動折り畳み供給装置を提供することを目的としているものである。
上記の目的を達成するために請求項1に係る本発明のタオルの自動折り畳み供給装置は、タオルを二つ折りの状態に折り畳んで巻上げ成形等の後工程に供給するタオルの自動折り畳み供給装置であって、前記タオルを展開した状態で搬送可能な載置面を有する平置搬送手段と、前記平置搬送手段に続いて設けられ、同平置搬送手段から送り出される前記タオルの幅方向中央部を保持することにより両側を自由に垂下させ、幅方向の縦断面形状が逆U字形となる懸吊状態で搬送する懸吊搬送手段と、前記懸吊搬送手段に続いて設けられ、同懸吊搬送手段から送り出される前記タオルを保持して搬送しつつ、横転させて送り出す横転送出手段とを備え
前記平置搬送手段は、前記タオルよりも広幅の平形搬送ベルトを備える平置ベルトコンベアとし、前記懸吊搬送手段は、細幅の搬送ベルトを、始端部が前記平形搬送ベルトの終端部の幅方向中央部下方に位置し、かつ搬送面が水平となるように配するとともに、両側にガイド板を兼ねる側板を上辺縁が前記細幅搬送ベルトの搬送面よりも僅少に低くなるように配し、かつ少なくとも一方の側板の上辺部を前記細幅搬送ベルトの終端縁から所定寸法搬送方向に張り出させた構成の懸吊ベルトコンベアとし、前記横転送出手段は、一対の平形で幅狭の搬送ベルトをそれぞれ横転させ互いの搬送面が対面して接するように配し、かつ少なくとも一方の搬送ベルトを対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた構成であって、始端部を前記懸吊ベルトコンベアの側板の前方張出上辺部を対間に挟むような位置に配するとともに、同始端部よりも終端部側を低くして傾斜させて配設された挟持ベルトコンベアと、前記挟持ベルトコンベアの終端寄りの下方に位置し、平形の搬送ベルトの搬送面が水平であって搬送方向が平面視前記挟持ベルトコンベアの搬送方向と交差し、かつ前記幅狭搬送ベルトの終端部下側端との高さ間隔が所定少間隔となるように配設された裾払ベルトコンベアとを備えており、かつ前記挟持ベルトコンベアの前記裾払ベルトコンベアの始端側にある前記幅狭搬送ベルトの終端部の直前方に位置し、同幅狭搬送ベルトの終端回送曲面に所定間隔を隔てて沿い、かつ他方の幅狭搬送ベルトの終端回送面との間の間隔を狭くする一方、下辺側が開放端となるように配設された円弧状の偏向ガイド板とを備えたことを特徴とする
請求項2記載のように、前記挟持ベルトコンベアは、前記一対の幅狭搬送ベルトの互いに接する搬送面の背面側にバックアップローラー配するとともに、双方のバックアップローラーを搬送方向で互いに異なる位置に配置することで、双方の幅狭搬送ベルトを互いに接しながら蛇行させる構成とすることができる。
請求項3記載のように、前記裾払ベルトコンベアは、その搬送方向が平面視前記挟持ベルトコンベアの搬送方向に傾いた状態となるように配されているものとすることができる。
請求項4記載のように、前記タオルの横二つ折り幅よりも広幅の平ローラーに形成され、前記偏向ガイド板の直下方に位置し、前記挟持ベルトコンベアの搬送方向と直交して水平に、かつ相前後して対をなして配するとともに、少なくとも一方を駆動し他の一方を対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた一対の下方送出ローラーを設けているものとすることができる。
請求項5記載のように、前記平置ベルトコンベア、前記懸吊ベルトコンベア、前記挟持ベルトコンベアおよび前記裾払ベルトコンベアと、前記一対の下方送出ローラーの一方のローラーは、それぞれ個別のモーターで駆動され、かつそれら駆動モーターは制御部からの信号で同調作動するシンクロモーターとされているものとすることができる。
請求項6記載のように、前記平置ベルトコンベア、前記懸吊ベルトコンベア、前記挟持ベルトコンベアおよび前記裾払ベルトコンベアが備える搬送ベルトの搬送面と、前記一対の下方送出ローラーの胴部外周面とは粗面に形成されているものとすることができる。
請求項7記載のように、前記平置ベルトコンベアの始端側の直後方および終端側の上部に、同平置ベルトコンベアの平形搬送ベルト幅と略同幅とされ、胴部に粘着テープを多重に巻付けた塵取ローラーを軸平行に配し、かつ前記始端側の塵取ローラーは、中間に小径のアイドラーローラーを介装させるとともに前記平形搬送ベルトの始端側曲面に向けて所定押圧力で付勢して同平形搬送ベルトと同回転方向に追従回転する構成とし、前記終端側上部の塵取ローラーは、上下方向に移動自在に保持し、自重によって前記平形搬送ベルトの搬送面に接して追従回転する構成としているものとすることができる。
上記の構成を有する請求項1にかかる本発明のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、平置搬送手段により、タオルを展開した状態で搬送し、続く懸吊搬送手段にて、同タオルの幅方向中央部を保持することで両側を自由に垂下させ、縦断面形状が逆U字形となる懸吊状態、つまり実質的に二つ折りの状態にして搬送し、これを続く横転送出手段にて横転させて送り出し、これにより展開させて送り込んだタオルを連続かつ自動的に二つ折りの状態に折り畳んで後工程に供給することができる。
またタオルは、懸吊搬送手段による搬送過程において両側が自重で垂下するので、湿潤状態であれば、より容易に垂下して円滑に逆U字形となり、かつ安定して搬送することができる。またタオルの送り込み時には、展開させるだけで良く、作業者は特段の習熟や技能等を必要としないので、人的能力の影響を低く抑えて、処理速度を安定して高く維持でき、よって後工程の高速化にも寄与することができる。
なお、上記横転送出手段としては、懸吊搬送手段から懸吊状態で送り出されるタオルを、その上辺部を挟持して搬送しつつ、二重で垂下している下部を横水平方向に押しやることでタオル横転させて送り出す構成のもの、同懸吊状態のタオルを、始端側では垂直方向両側から挟持して搬送しつつ、挟持方向を終端側に向けて順次水平方向に倒すことでタオルを横転させて送り出す構成のもの、同懸吊状態のタオルを、始端側では上辺部と下辺部とを挟持して搬送しつつ、上下の挟持部を終端側に向けて順次水平方向に倒すことでのタオルを横転させて送り出す構成のもの等を採用することができる。
また、請求項1記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、平置搬送手段は、タオルよりも広幅の平形搬送ベルトを備える平置ベルトコンベアとし、続く懸吊搬送手段は、細幅の搬送ベルトを、始端部が平形搬送ベルトの終端部幅方向中央部下方に位置して搬送面が水平となるように配した懸吊ベルトコンベアとしているので、タオルを展開して、平置ベルトコンベアの平形搬送ベルトに載置して搬送し、そのタオルを、続く懸吊ベルトコンベアの細幅搬送ベルトにより、幅方向中央部を保持して両側を自由に垂下させて逆U字形の縦断面形状となる懸吊状態、つまり実質的に二つ折りの状態にして搬送することができる。また、細幅搬送ベルトの両側には、ガイド板を兼ねる側板を上辺縁が同細幅搬送ベルトの搬送面よりも僅少に低くなるように配しているので、垂下したタオルの両側が細幅搬送ベルトの駆動プーリーや回帰部等に巻き込まれることを回避することができる。また少なくとも一方の側板の上辺部を細幅搬送ベルトの終端縁から所定寸法搬送方向に張り出させているので、懸吊状態のタオルを、細幅搬送ベルトと後続の横転送出手段の可動部とが干渉し合わない前方まで送ることができる。
また、続く横転送出手段は、一対の平形で幅狭の搬送ベルトをそれぞれ横転させ互いの搬送面が対面して接するように配し、かつ少なくとも一方の搬送ベルトを対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた構成であって、始端部を懸吊ベルトコンベアの側板の前方張出上辺部を対間に挟むような位置に配するとともに、同始端部よりも終端部側を低くして傾斜させて配設された挟持ベルトコンベアと、その挟持ベルトコンベアの終端寄りの下方に位置し、平形の搬送ベルトの搬送面が水平で搬送方向が平面視挟持ベルトコンベアの搬送方向と交差し、かつ上方の挟持ベルトコンベアの終端部下側端との高さ間隔が所定少間隔となるように配設した裾払ベルトコンベアとを備えているので、挟持ベルトコンベアによって懸吊ベルトコンベアから送り出された懸吊状態のタオルを、上辺部を挟持して下部を二重で垂下させた状態で、斜め下方に向けて搬送する一方、同タオルの二重で垂下状態にある下部を、下方に配した裾払ベルトコンベアによって横水平方向に押しやって横転させて送り出すことができる。
更に、挟持ベルトコンベアの裾払ベルトコンベアの始端側にある幅狭搬送ベルトの終端部の直前方に位置し、幅狭搬送ベルトの終端回送曲面に所定間隔を隔てて沿い、かつ他方の幅狭搬送ベルトの終端回送面との間の間隔を狭くする一方、下辺側が開放端となるように配した円弧状の偏向ガイド板を備えているので、この偏向ガイド板によって、挟持ベルトコンベアの対の搬送ベルトで挟持されて垂直状態で送られてくるタオルの上辺部を、裾払ベルトコンベアの搬送方向とは逆方向に案内することにより、タオルの上辺部の折り重なりを防止しつつ倒伏させ、これにより垂直方向で二つ折りとされたタオル全体を横転させて送り出すことができる。
請求項2記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、挟持ベルトコンベアの対の幅狭搬送ベルトを、背面側に配したバックアップローラーを搬送方向で互いに異なる位置に配置して、双方の幅狭搬送ベルトを互いに接しながら蛇行させる構成としているので、一対の幅狭搬送ベルトの互いに接する搬送面における張力および付加された付勢力を均等化して、搬送するタオルに対する挟持・保持力を確かなものとすることができる。
請求項3記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、裾払ベルトコンベアは、搬送方向が平面視で挟持ベルトコンベアの搬送方向に向けて傾き、同搬送方向と所定角度で斜めに交差するように配しているので、挟持ベルトコンベアによって上辺部を挟持されて、斜め下方に向けて搬送されてくるタオルの下部を、同挟持ベルトコンベアの搬送速度と略同調できる斜め前方への速度もたせて横方向に押しやり、よってタオルにしわ等が生じないように無理なく横転させることができる。
請求項4記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、タオルの横二つ折り幅よりも広幅の平ローラーに形成され、偏向ガイド板の直下方に位置し、挟持ベルトコンベアの搬送方向と直交して水平に、かつ相前後して対をなして配するとともに、少なくとも一方を駆動し他の一方を対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた一対の下方送出ローラーを設けているので、裾払ベルトコンベアと偏向ガイド板とによって横転させられて送り出されてくる二つ折りのタオルを、同一対の下方送出ローラーで下方に向けて送り出し、例えば後工程の搬送ベルト上に送給することができる。
請求項5記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、平置ベルトコンベア、懸吊ベルトコンベア、挟持ベルトコンベアおよび裾払ベルトコンベアと、下方送出ローラーの一方のローラーは、それぞれ個別のモーターで駆動し、かつそれら駆動モーターは制御部からの信号で同調作動するシンクロモーターとしているので、各ベルトコンベアおよびローラーのタオルに対する搬送速度を調整・同調させて、タオルを円滑に搬送でき、また例えば、いずれかのベルトコンベアおよびローラーの駆動系に、タオルに随伴して持ち込まれた糸屑の絡まり等によって、過負荷が生じた時、フイードバック情報によって他のベルトコンベアおよびローラーを容易に停止させてトラブルの波及を防止でき、よって安定した運転を継続できる。
請求項6記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、平置ベルトコンベア、懸吊ベルトコンベア、挟持ベルトコンベアおよび裾払ベルトコンベアが備える搬送ベルトの搬送面と、下方送出ローラーの胴部外周面とは粗面に形成しているので、搬送するタオルに位置ずれが生じることを抑えて、送入されたタオルを安定して搬送しながら折り畳むことができる。
請求項7記載のタオルの自動折り畳み供給装置によれば、平置ベルトコンベアの始端側の直後方および終端側の上部に、平置ベルトコンベアの平形搬送ベルト幅と略同幅とされ、胴部に粘着テープを多重に巻付けた塵取ローラーを軸平行に配しているので、平置ベルトコンベアで展開して搬送するタオルの、下面を始端側の塵取ローラーに、上面を終端側の塵取ローラーに接触させ、タオルに付着している糸屑等の塵を胴部の粘着テープに転移付着させて除去し、糸屑等の塵の侵入による駆動系のトラブルを回避することができる。また、始端側の塵取ローラーは、中間にアイドラーローラーを介装した状態で付勢することで平形搬送ベルトと同方向に追従回転させ、終端側上部の塵取ローラーは、自重によって平形搬送ベルトの搬送面に接して追従回転させる構成としているので、継続使用によって胴部の粘着テープが塵取機能を失った時、平形搬送ベルトとの追従回転関係を簡易に解除し、胴部の最外周粘着テープを取り除いて塵取機能を回復させることを容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図7は本発明の実施例にかかるタオルの自動折り畳み供給装置を示すもので、図1は本例装置の概要構成を示す斜視図、図2は正面図、図3は平面図、図4〜図7は要部の作動説明図、図8は同装置の実装状態を示す概要図である。
本実施例の装置101は、図1〜図3に示すように、送入側に配設され、タオルTを展開した状態で搬送する平置搬送部(平置搬送手段)1と、この平置搬送部1に続いて設けられ、同平置搬送部1から送り出されるタオルTの幅方向中央部を保持し、両側を自由に垂下させた懸吊状態で搬送する懸吊搬送部(懸吊搬送手段)2と、この懸吊搬送部2に続いて設けられ、同懸吊搬送部2から送り出されるタオルTの上辺部を挟持し、搬送しながら横転させて送り出す横転送出部(横転送出手段)3とを主要部として備えている。
平置搬送部1は、タオルTよりも広幅の平形搬送ベルト11を備える平置ベルトコンベア10を配設してなり、かつその平置ベルトコンベア10は、展開したタオルTの載置が容易で、かつ送入状態の視認が行えるように、終端側を始端側よりも高くして、平形搬送ベルト11の搬送面を斜め後方に向けさせている。
また、平形搬送ベルト11の、始端側の直前方および終端側の上部に、同平形搬送ベルト11の幅と略同幅とされた胴部に粘着テープを多重に巻き付けた塵取ローラー12、14を軸平行に配している。始端側の塵取ローラー12は、中間に小径のシリコン樹脂製のアイドラーローラー13を介装させるとともに、図示省略の付勢バネによって、平形搬送ベルト11の始端曲面に向けて付勢して同回転方向に追従回転させる構成としている。一方、終端側の塵取ローラー14は、上下方向に移動自在に保持し、自重によって平形搬送ベルト11の搬送面に接して追従回転させる構成としている。
また、終端側の塵取ローラー14の中央部外周に平溝を設ける一方、その溝内下方を通した形態で、平形搬送ベルト11の終端曲面に所定間隔を隔てて沿う円弧状に形成された幅狭のガイド板15を配し、このガイド板15で搬送中のタオルTの前端縁の浮き上がりを防止する構成としている。
平置搬送部1に続く懸吊搬送部2は、細幅(本例では、3mm幅)の搬送ベルト21を、始端部が平形搬送ベルト11の終端部の幅方向の中央部下方に位置し、かつ搬送面が水平となるように配するとともに、両側にガイド板を兼ねる側板22、23を、上辺縁が細幅搬送ベルト21の搬送面よりも僅少に低くなるようにして垂直方向に平行に配し、かつ一方の側板22の上辺部を細幅搬送ベルト21の終端縁から所定寸法だけ搬送方向に張り出させた構成の懸吊ベルトコンベア20(本例では、両側の側板を含む全幅が10mm)を配設してなる構成としている。
懸吊搬送部2に続く横転送出部3は、懸吊搬送部2から送り出されるタオルTの上辺部を挟持して搬送する挟持ベルトコンベア30と、この挟持ベルトコンベア30の終端寄りの下方に配された裾払ベルトコンベア40と、挟持ベルトコンベア30の終端部に配された偏向ガイド板50と、この偏向ガイド板50の下方に配された一対の下方送出ローラー51、52とを配設してなる構成としている。
そして挟持ベルトコンベア30は、一対の平形で幅狭(本例では、15mm幅)の搬送ベルト31、32を、図1および図3に示すように、それぞれ横転させて互いの搬送面同士が対面して接するように配し、かつ一方の幅狭搬送ベルト31を、図示省略の付勢バネによって、相手側の幅狭搬送ベルト32に向けて付勢させるとともに、図3に示すように、相接する搬送面の背面側に配した双方のバックアップローラー31a、32aを搬送方向で互いに異なる位置に配置することで、一対の幅狭搬送ベルト31、32を互いに接しながら蛇行させる構成としている。さらに、図1および図2に示すように、始端部を懸吊ベルトコンベア20の側板22の前方張出上辺部を対間に挟むような位置に配するとともに、終端部が始端部よりも低くなるように傾斜させて配設している。
また、この挟持ベルトコンベア30の幅狭搬送ベルト31、32は、図2および図3中に一点鎖線で示す支持盤33に吊下支持させるとともに、同支持盤33に載設したモーターM3によって、チェン掛け駆動し、同期させて駆動する構成としている。また支持盤33は、始端側を支点として終端側を上方に向けて回動可能に配設し、必要に応じて挟持ベルトコンベア30を垂直方向に回動させて内部の点検整備が容易に行えるようにしている。
一方、裾払ベルトコンベア40は、図2および図3に示すように、挟持ベルトコンベア30の終端寄りの下方に位置し、平形の搬送ベルト41の搬送面が水平であって、搬送方向が平面視で挟持ベルトコンベア30の搬送方向に向けて傾いて、同挟持ベルトコンベア30の搬送方向と交差し、かつ幅狭搬送ベルト31、32の終端部下側端との高さ間隔が所定少間隔(二つに折り畳んだタオルTの円滑な通過を許容する少間隔)となるように配設してなる構成としている。
また、偏向ガイド板50は、図3に示すように、挟持ベルトコンベア30の裾払ベルトコンベア40の始端側にある幅狭搬送ベルト31の終端部の直前方に位置し、同幅狭搬送ベルト31の終端回送曲面に所定間隔を隔てて沿う円弧状に形成されるとともに、他方の幅狭搬送ベルト32の終端回送面との間の間隔を狭くする一方、図2に示すように、支持盤33に吊下支持されて下辺側が開放端となるように配設してなる構成とされている。
また、下方送出ローラー51、52は、タオルTの横二つ折り幅よりも広幅の平ローラーに形成され、偏向ガイド板50の直下方に位置し、挟持ベルトコンベア30の搬送方向と直交して水平に、かつ相前後して対をなして配するとともに、一方の下方送出ローラー51を駆動し、他の一方の下方送出ローラー52を、図示省略の付勢バネによって、対の相手側に向けて付勢させた構成としている。
翻って、上記の平形搬送ベルト11、細幅搬送ベルト21、一対の幅狭搬送ベルト31、32および搬送ベルト41の搬送面と、上記一対の下方送出ローラー51、52の胴部外周面とは粗面に形成して、搬送するタオルTに位置ずれが生じることを抑制できるようにしている。
また、図3に示すように、平置ベルトコンベア10、懸吊ベルトコンベア20、挟持ベルトコンベア30および裾払ベルトコンベア40と、下方送出ローラー51は、それぞれ個別のモーターM1〜M5で駆動する構成としている。これらのモーターM1〜M5は、図示省略の制御部からの信号で同調作動するシンクロモーターとすることで、各ベルトコンベアおよびローラーの搬送速度を調整・同調させて、タオルTを円滑に搬送でき、また例えば、いずれかのベルトコンベアおよびローラーの駆動系に、タオルTに随伴して持ち込まれた糸屑の絡まり等によって、過負荷が生じた時、フイードバック情報によって他のベルトコンベアおよびローラーを容易に停止させてトラブルの波及を防止でき、よって安定した運転を継続できるようにしている。
なお下方送出ローラー52は、もう一方の下方送出ローラー51に押付られ追従して回転する構成としているが、下方送出ローラー52自身もモーター駆動させるようにしても良い。この場合、下方送出ローラー51・52は回転数を合わせて駆動させることで、タオルTを真下に送り出すようにし、ベルトコンベヤBに送給する際折り重ならないようにする。
上記構成の本実施例の装置101では、湿潤状態のタオルTを、横に広げながら、図4に示すように、平置搬送部1の塵取ローラー12および平形搬送ベルト11の始端縁部に垂れ掛けるようにしてセットすることで、平形搬送ベルト11の搬送面上に展開させて送り込み、これによって搬送するタオルTの下面を、塵取ローラー12に接触させて付着している糸屑等の塵を胴部の粘着テープに転移付着させて除去する。続いて同平形搬送ベルト11で搬送するタオルTの前端縁をガイド板15によって、終端側上部の塵取ローラー14との間に導いて通過させ、これによってタオルTの上面を、塵取ローラー14に接触させて付着している糸屑等の塵を胴部の粘着テープに転移付着させて除去する。
つまり平置搬送部1では、湿潤状態のタオルTを、展開させて搬送する一方、送入するタオルTに付着していた糸屑等の塵を除去し、糸屑等の装置内侵入に起因する駆動系のトラブルを回避することができる。また、始端および終端側の塵取ローラー12、14は、平形搬送ベルト11に追従回転させる構成としているので、継続使用によって胴部の粘着テープが塵取機能を失った時、平形搬送ベルト11との追従回転関係を簡易に解除し、胴部の最外周粘着テープを取り除いて塵取機能を回復させることを容易に行うことができる。
次いで、平置搬送部1の平置ベルトコンベア10から展開した状態で送り出されたタオルTを、続く懸吊搬送部2の懸吊ベルトコンベア20によって、同タオルTの幅方向中央部を保持することで両側を自由に垂下させ、図5に示すように、幅方向の縦断面形状が逆U字形となる懸吊状態にして搬送する。
ここで、懸吊ベルトコンベア20は、細幅搬送ベルト21の両側にガイド板を兼ねる側板22、23を配した構成としているので、垂下したタオルTの両側が細幅搬送ベルト21の駆動プーリーや回帰部等に巻き込まれることを回避でき、また一方の側板22の上辺部を搬送方向に張り出させているので、懸吊状態のタオルTを、細幅搬送ベルト21と後続の挟持ベルトコンベア30の可動部とが干渉し合わない前方まで水平方向に送ることができる。つまり懸吊搬送部2では、タオルTを、幅方向中央部を保持して搬送することで、実質的に二つ折りの状態にすることができる。
次いで、続く横転送出部3では、懸吊ベルトコンベア20から逆U字形となる懸吊状態で送り出されたタオルTを、挟持ベルトコンベア30によって、同タオルTの上辺部を挟持し、これにより垂直方向で二つ折りに折り畳み、かつ二重に折り畳んだ下部を垂下させた状態で斜め下方に向けて搬送する。
一方、同二重に垂下させたタオルTの下部を、図6に示すように、下方に配した裾払ベルトコンベア40の搬送ベルト41の搬送面に載せて、挟持ベルトコンベア30の搬送方向に向けて傾く横水平方向に押しやりつつ、挟持ベルトコンベア30の一対の幅狭搬送ベルト31、32で挟持されて垂直状態で送られてくるタオルTの上辺部を、図7に示すように、偏向ガイド板50によって、裾払ベルトコンベア40の搬送方向とは逆方向に案内し倒伏させる。
これにより、垂直方向で二つ折りに折り畳まれたタオルTを、しわや折り重なった部分等が生じることなく横転させて送り出すことができる。また、二つに折り畳まれ、かつ横転されて送り出されたタオルTは、偏向ガイド板50の直下方に配した一対の下方送出ローラー51、52によって下方に向けて送り出し、例えば、図1〜図3中に二点鎖線で示す後工程の入側のベルトコンベアBの搬送面上に送給する。
ここで、挟持ベルトコンベア30の一対の幅狭搬送ベルト31、32は、一方を他方に付勢し、かつ互いに接しながら蛇行させる構成としているので、一対の幅狭搬送ベルト31、32の互いに接する搬送面における張力および付加された付勢力を均等化して、搬送するタオルTに対する挟持・保持力を確かなものとして、タオルTを高速に、かつ安定して搬送することができる。
一方、裾払ベルトコンベア40は、その搬送方向が平面視で挟持ベルトコンベア30の搬送方向に向けて傾かせて斜めに交差するように配しているので、挟持ベルトコンベア30によって搬送されてくるタオルTの垂下した下部を、同挟持ベルトコンベア30の搬送速度と略同調できる斜め前方への速度もたせて横方向に押しやり、よってタオルTにしわ等が生じないように無理なく横転させることができる。つまり横転送出部3では、懸吊搬送部2で逆U字形となる懸吊状態とされたタオルTを、連続して高速かつ安定に搬送しながら横転させて送り出すことができる。
従って、本実施例の装置101では、展開させて送り込んだタオルTを連続かつ自動的に二つ折りに折り畳んで、おしぼり巻上げ成形・包装装置等の後工程に供給することができ、しかもタオルの送り込み時には、展開させるだけで良く、作業者は特段の習熟や技能等を必要としない。
次に本実施例の装置101の実装例を、図8により簡約説明する。図8において、201はおしぼり巻上げ成形・包装装置あって、このおしぼり巻上げ成形・包装装置201は、水平方向に移動するベルトコンベアBによって二つ折りのタオルTを搬送しながら、同ベルトコンベアBの上部に対向配置した巻上げガイドGに接触させることで、所定円柱形状のおしぼりRTに巻上げ成形し、そのおしぼりRTを、前部と後部とから繰り出されて、ベルトコンベアBの終端部下方でV字状とされた2枚の樹脂フイルムFの間に導くともに、その周囲をシールカットヘッドSによって熱圧着して封入・包装する周知の構成のものである。
一方、本実施例の装置101は、同おしぼり成形・包装装置201の上に、互いの主搬送方向が逆向きになり、横転送出部3の下方送出ローラー51、52が、ベルトコンベアBの始端側の直上方になるように載設し、これにより組み合わせた装置全体の設置面積を低く抑えている。
そして、このように本例装置101を組み込んだおしぼり成形・包装装置201では、従前の手で折り畳んで供給していた時には、熟練作業者で1時間当り約800本であったのに対し、平均的な作業者で1時間当り約1,200本を処理できた。
以上に述べたように、本実施例にかかるタオルの自動折り畳み供給装置によれば、湿潤状態のタオルを連続かつ自動的に折り畳んで、おしぼり巻上げ成形・包装装置等の後工程に供給することができ、しかも作業者の習熟度等の人的能力の影響を低く抑えて処理速度を安定して高く維持でき、よっておしぼり巻上げ成形・包装装置等の後工程の高速化にも寄与することができる。
上記に本発明の一実施例を挙げたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本例では横転送出部を、懸吊搬部から送り出されるタオルの上辺部を挟持して搬送しつつ、二重で垂下している下部を横水平方向に押しやることでタオル横転させて送り出す構成のものとしたが、これはタオルに対する接触面積を低く抑えるに好適であるためである。
したがって、この横転送出部は、二つ折りのタオル幅と略同幅の一対の平形搬送ベルトをそれぞれの搬送面が対面して接し、かつ始端側では垂直方向で、終端側では水平方向で対面するように捻曲させた構成の挟持ベルトコンベアを配し、懸吊状態のタオルを全体的に挟持して搬送しつつ横転させて送り出す構成ものとしても良い。
もしくは一対の幅狭の平形搬送ベルトを有し上記同様の捻曲構成とされた二つの挟持ベルトコンベアを、互いに所定間隔を隔てて始端側では上下に、始端側では水平幅方向で並ぶような位置関係に配し、懸吊状態のタオルを、上辺部と下辺部とを挟持して搬送しつつ上下の挟持部を水平方向に倒すことで、同タオルを横転させて送り出す構成のもの等とされて良い。
また、折り畳むとともに横転させたタオルを一対の送出ローラーで下方に送り出す構成としたが、これは本例装置を既存の形態のおしぼり成形・包装装置の上部に組み込み、全体としての設置面積を低く抑えることを想定した構成であって、必要に応じて斜め前方等に送り出す構成とされて良いことは言うまでもない。二つの挟持ベルトコンベア
本発明の実施例にかかるタオルの自動折り畳み供給装置の概要構成を示す斜視図である。 同装置の概要構成を示す正面図である。 概要構成を示す平面図である。 同装置の要部の作動説明図である。 同装置の要部の作動説明図である。 同装置の要部の作動説明図である。 同装置の要部の作動説明図である。 同装置の実装状態を示す概要図である。
符号の説明
1 平置搬送部(平置搬送手段)
2 懸吊搬送部(懸吊搬送手段)
3 横転送出部(横転送出手段)
10 平置ベルトコンベア
11 平形搬送ベルト
12 塵取ローラー
13 アイドラーローラー
14 塵取ローラー
15 ガイド板
20 懸吊ベルトコンベア
21 細幅搬送ベルト
22・23 側板
30 挟持ベルトコンベア
31・32 幅狭搬送ベルト
31a・32a バックアップローラー
33 支持盤
40 裾払ベルトコンベア
41 搬送ベルト
50 偏向ガイド板
51・52 下方送出ローラー
B ベルトコンベア
F 樹脂フイルム
G ガイド
M1〜M5 モーター
S シールカットヘッド
T タオル
RT おしぼり
101 自動折り畳み供給装置
201 おしぼり巻上げ成形・包装装置

Claims (7)

  1. タオルを二つ折りの状態に折り畳んで巻上げ成形等の後工程に供給するタオルの自動折り畳み供給装置であって、
    前記タオルを展開した状態で搬送可能な載置面を有する平置搬送手段と、前記平置搬送手段に続いて設けられ、同平置搬送手段から送り出される前記タオルの幅方向中央部を保持することにより両側を自由に垂下させ、幅方向の縦断面形状が逆U字形となる懸吊状態で搬送する懸吊搬送手段と、前記懸吊搬送手段に続いて設けられ、同懸吊搬送手段から送り出される前記タオルを保持して搬送しつつ、横転させて送り出す横転送出手段とを備え
    前記平置搬送手段は、前記タオルよりも広幅の平形搬送ベルトを備える平置ベルトコンベアとし、
    前記懸吊搬送手段は、細幅の搬送ベルトを、始端部が前記平形搬送ベルトの終端部の幅方向中央部下方に位置し、かつ搬送面が水平となるように配するとともに、両側にガイド板を兼ねる側板を上辺縁が前記細幅搬送ベルトの搬送面よりも僅少に低くなるように配し、かつ少なくとも一方の側板の上辺部を前記細幅搬送ベルトの終端縁から所定寸法搬送方向に張り出させた構成の懸吊ベルトコンベアとし、
    前記横転送出手段は、一対の平形で幅狭の搬送ベルトをそれぞれ横転させ互いの搬送面が対面して接するように配し、かつ少なくとも一方の搬送ベルトを対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた構成であって、始端部を前記懸吊ベルトコンベアの側板の前方張出上辺部を対間に挟むような位置に配するとともに、同始端部よりも終端部側を低くして傾斜させて配設された挟持ベルトコンベアと、
    前記挟持ベルトコンベアの終端寄りの下方に位置し、平形の搬送ベルトの搬送面が水平であって搬送方向が平面視前記挟持ベルトコンベアの搬送方向と交差し、かつ前記幅狭搬送ベルトの終端部下側端との高さ間隔が所定少間隔となるように配設された裾払ベルトコンベアとを備えており、
    かつ前記挟持ベルトコンベアの前記裾払ベルトコンベアの始端側にある前記幅狭搬送ベルトの終端部の直前方に位置し、同幅狭搬送ベルトの終端回送曲面に所定間隔を隔てて沿い、かつ他方の幅狭搬送ベルトの終端回送面との間の間隔を狭くする一方、下辺側が開放端となるように配設された円弧状の偏向ガイド板とを備えていることを特徴とするタオルの自動折り畳み供給装置。
  2. 前記挟持ベルトコンベアは、前記一対の幅狭搬送ベルトの互いに接する搬送面の背面側にバックアップローラー配するとともに、双方のバックアップローラーを搬送方向で互いに異なる位置に配置することで、双方の幅狭搬送ベルトを互いに接しながら蛇行させる構成としていることを特徴とする請求項1記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
  3. 前記裾払ベルトコンベアは、その搬送方向が平面視前記挟持ベルトコンベアの搬送方向に傾いた状態となるように配されていることを特徴とする請求項1または2記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
  4. 前記タオルの横二つ折り幅よりも広幅の平ローラーに形成され、前記偏向ガイド板の直下方に位置し、前記挟持ベルトコンベアの搬送方向と直交して水平に、かつ相前後して対をなして配されるとともに、少なくとも一方を駆動し他の一方を対の相手側に向けて所定押圧力で付勢させた一対の下方送出ローラーを設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
  5. 前記平置ベルトコンベア、前記懸吊ベルトコンベア、前記挟持ベルトコンベアおよび前記裾払ベルトコンベアと、前記一対の下方送出ローラーの一方のローラーは、それぞれ個別のモーターで駆動され、かつそれら駆動モーターは制御部からの信号で同調作動するシンクロモーターとされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
  6. 前記平置ベルトコンベア、前記懸吊ベルトコンベア、前記挟持ベルトコンベアおよび前記裾払ベルトコンベアが備える搬送ベルトの搬送面と、前記一対の下方送出ローラーの胴部外周面とは粗面に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
  7. 前記平置ベルトコンベアの始端側の直後方および終端側の上部に、同平置ベルトコンベアの平形搬送ベルト幅と略同幅とされ、胴部に粘着テープを多重に巻付けた塵取ローラーを軸平行に配し、かつ前記始端側の塵取ローラーは、中間に小径のアイドラーローラーを介装させるとともに前記平形搬送ベルトの始端側曲面に向けて所定押圧力で付勢して同平形搬送ベルトと同回転方向に追従回転する構成とし、前記終端側上部の塵取ローラーは、上下方向に移動自在に保持し、自重によって前記平形搬送ベルトの搬送面に接して追従回転する構成としていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のタオルの自動折り畳み供給装置。
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