JPH05238613A - シートのアキュムレート装置 - Google Patents

シートのアキュムレート装置

Info

Publication number
JPH05238613A
JPH05238613A JP7578992A JP7578992A JPH05238613A JP H05238613 A JPH05238613 A JP H05238613A JP 7578992 A JP7578992 A JP 7578992A JP 7578992 A JP7578992 A JP 7578992A JP H05238613 A JPH05238613 A JP H05238613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
feeding device
rolls
basket
sheet feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7578992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kishimoto
和夫 岸本
Kaname Aoki
要 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7578992A priority Critical patent/JPH05238613A/ja
Publication of JPH05238613A publication Critical patent/JPH05238613A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート貯留室に折り畳まれて貯留されている
シートの繰出しに、格別なほぐし等の機構を必要としな
いで、良好な巻取りが出来るようにする。 【構成】 シート繰出装置1とシート繰入装置3との間
に、シート2を貯留するバスケット20と、同バスケッ
ト20からのシート2を位置調整してシート繰入装置3
に送り出す為の一対のロール23a,23bを有する位
置調整機構22と、シート2を保持するモータ33によ
りプーリ34,36、ベルト35を介して回転するロー
ル31,32よりなる把持装置を配設してなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂シート、発泡体
シート等のシートの走行ラインの前工程と、後工程との
間に設置されるシートのアキュムレート装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より巻出機の前工程より繰出される
シートを後工程で加工処理する場合には、後工程を停止
することなく繰出機からシートを連続して後工程に供給
する必要があり、1例として、例えば実開昭64−43
055号公報に示すものが提案されている。この公報に
示すシート用アキュムレート装置は、図6及び図7に示
すようにシート繰出装置とシート繰入装置との間に、天
板41と側板42に囲まれたシート通路43を有するシ
ート貯留室4がシート2の走行ラインに沿って設けられ
ており、同シート通路の底部にシートの移行方向に回転
するベルトコンベア5が設けられているものであり、同
ベルトコンベア5の駆動によりシート2を折り畳むよう
にして貯留させるものである。
【0003】ここで図6及び図7について更に説明する
と、1は前工程となる巻出機等の後端に設けられるシー
ト繰出装置で一対のロール11,12からなるピンチロ
ールをモータ13によりプーリ14、ベルト15、プー
リ16を介して駆動し、両ロール11,12間に挟入せ
しめたシート2を所定速度で矢印の方向に連続供給する
ように形成している。3は後工程となる処理装置等の前
端に設けられるシート繰入装置であり、一対のロール3
1,32からなるピンチロールをモータ33によりプー
リ34、ベルト35、プーリ36を介して駆動し、両ロ
ール31,32間に挟入せしめたシート2を前記所定速
度と同調させた速度で矢印の方向に繰入れ、図示しない
ラミネータ等処理装置に供給するように形成している。
4はシート繰出装置1とシート繰入装置3との間に設置
されるシート貯留室で、図6に示すように天板41と側
板42,42とで囲まれてシート通路43が形成され、
同シート通路43がシート2の走行ラインに沿うように
して設けられている。5はシート貯留室4の底部にシー
ト2の移送方向と同方向に回転するベルトコンベアで、
一対のベルトプーリ51,52に複数本の帯ベルト53
を巻掛けて、ベルトプーリ51の回転軸に設けられてス
プロケット54にモータ55からスプロケット56、チ
ェン57を介して駆動伝達するようになっている。また
シート通路43の入口側と出口側にはベルトコンベア5
上に仕切板45a,46aをそれぞれ設けシート2がベ
ルトコンベア5に食い込むのを防止するようにしてい
る。6,7,8及び9はシート貯留室4の出口部48か
らシート繰入装置3へシート2を誘導するガイドロール
であり、ガイドロール6,7がシート貯留室4内の折り
畳まれたシート2を出口部48でほぐし、ガイドロール
8が、同ガイドロール8より下方にあるシート2の自重
でシート2を吊しながらシート貯留室4から一旦引き上
げて上昇させ、シート繰入装置3に一定張力で移送せし
めるものであり、夫々のガイドロール6,7,8及び9
の両端にはシート2の蛇行防止のため鍔61,71,8
1及び91が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のアキュムレート装置は、ベルトコンベア5を設置駆動
するものであるため、シートの巻ずれ防止のために、鍔
61,71,81,91付のガイドロール6,7,8,
9を設けて、シート貯留室4内で折り畳まれたシートを
ほぐすための機構の設置が必要となり、かつベルトコン
ベア設置のために設置スペースに問題があった。本発明
は前記従来の問題点を解消するシートのアキュムレート
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、シー
ト繰出装置とシート繰入装置との間に、シートを貯留す
るバスケットと、同バスケットからのシートを位置調整
してシート繰入装置に送り出す為の一対のロールを有す
る位置調整機構と、シートを保持する把持装置を配設し
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。
【0006】
【作用】シート繰出装置からのシートは、通常はバスケ
ット内に貯留せず位置調整機構を介してシート繰入機構
に送られ巻取機で巻かれる。巻取機を取り替えて巻取る
場合には、把持装置でシートを保持するとシート繰出装
置からのシートは、バスケット内に順次折り曲げられな
がら貯留される。そして前記把持装置を解放して、新た
な巻芯で巻取り開始すると、バスケット内のシートは一
対のロールで位置調整される位置調整機構を介してシー
ト繰入装置に送り出され、シートはシート端面の位置を
調整された状態で新たな巻芯で巻取ることが出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の第1実施例を示す。さて図1
において1は前工程となる巻出し機等の後端に設けられ
たシート繰出装置で、一対のロール11,12からなる
ピンチロールをモータ13によりプーリ14、ベルト1
5、プーリ16を介して駆動し、同両ロール11,12
間に挟入せしめたシート2を所定速度で矢印の方向に連
続供給するように形成している。3は後工程となる処理
装置等の前端に設けられたシート繰入装置であり、一対
のロール31,32からなるピンチロールをモータ33
によりプーリ34、ベルト35、プーリ36を介して駆
動し、同両ロール31,32間に挟入せしめたシート2
を前記所定速度と同調させた速度で矢印の方向に供給
し、巻芯38に巻かれる。なお、この繰入装置3は、シ
ート2を保持する把持装置をも兼ねている。またモータ
13,33は、図示しない自動制御装置を介して運転開
始、運転停止及び変速等の運転制御を行なうようになさ
れていれば、シート繰出装置1とシート繰入装置3との
間のシート2の貯留状態を、自動的に制御することが可
能となり好ましい。
【0008】20はシート繰出装置1とシート繰入装置
3との間に設置されるバスケットであり、同バスケット
20は、上部が解放され、底面と4側面を適宜の間隔で
組み立てたパイプ21等で形成されていて、表面にはシ
ート2に損傷を与えないように樹脂コーティングしてあ
る。なお、バスケット20はシート2を貯留できる形状
であればよいため、簡便、かつ安価に形成するためにパ
イプ等を使用しているが、この構造に限定されるもので
はない。22はシート2の位置調整をする位置調整機構
で、図2で示すように平行する一対のロール23a,2
3bで構成されている。24はシート2の端部位置を検
出する位置検出器、25は同位置検出器24の値に基づ
いて動作されるシリンダである。さてシート2の位置調
整は、所定の間隔に配設された一対のロール23a,2
3bを、シリンダ25によりシート2に対して斜め方向
に移動して行なう。より具体的には、図3、図4に示す
如くロール23a,23bを共に同方向に傾斜すること
によって、シート2の位置を調整する。図3はロール2
3aと23bを共に左斜め位置とした状態であって、シ
ート2を左方向にずらす場合を示し、図4のロール23
a,23bの傾きはシート2を逆方向に制御する場合を
示している。なお、図中26,27,28,29は何れ
もガイドロールである。
【0009】次に前記の如く構成された第1実施例につ
いて作用を説明すると、シート2はシート繰出装置1か
らガイドロール26,27を介して位置調整機構22で
シート端部の位置調整をなし、ガイドロール28,29
を介してシート繰入装置3へ導かれ、巻芯38に巻かれ
る。そして巻芯38が一杯となったときには、空の巻芯
と交換させるため、シート繰入装置3でシート2を保持
すると共に、シート2を切断して新たな巻芯に端部を巻
き付ける。この作業の間、シート2の先端部は、前記シ
ート繰入装置3で挟持された状態を保持し、シート排出
装置1からのシート2は図1の破線で示すように曲げら
れたり、横方向にずれたりしながら、或いは任意の形状
でバスケット20内に積層貯留される。次いで新たな巻
芯に交換された後巻始めると、バスケット20内のシー
ト2は順次位置調整機構22で位置調整された後に繰入
装置3に送られる。このため従来のように巻芯を交換す
る間、バスケット内に乱雑に貯留されるシート2は単に
貯留可能であればよい。係る状態で貯留されたシート
は、巻取りを開始しても皺や巻ずれがなく、良好に巻取
ることができる。
【0010】図5は本発明の第2実施例を示す。なお、
ここでは第1実施例との相違点のみについて説明する。
図5において19はニップロールで、図示しないアーム
にその両端を回転可能に支持されており、ローラ12を
中心にして回動自在となっている。また19aはニップ
ロール19との間でシート2をニップするロール、18
はニップロール19と一体で回転するプーリ17とプー
リ16の間に掛けられているベルトである。なお、プー
リ16と17の径は、ロール12とニップロール19の
回転数が所定の比率(例えば1:1/2)になる様に設
定されている。
【0011】次に第2実施例について作用を説明する。
この第2実施例の場合も第1実施例と同様に巻芯38が
満巻になると、図1に示すシート繰入装置3でシート2
を保持する。そしてシート2を切断して新たな巻芯に端
部を巻き付ける。この作業の間シート2の先端部は、前
記繰入装置3で挟持された状態を保持すると共に、ニッ
プロール19が実線の位置から下方へ回転して来てロー
ル19aとの間でシート2を把持し、2点鎖線の状態と
なる。このときニップロール19はロール12に対して
1/2の回転比率となっているため、シート排出装置1
から送られて来るシート2は、2点鎖線で示す様にバス
ケット4内に蓄積される。なお、前記の如く蓄積される
シートの量は、ライン速度の変更によって増減するが、
最大速度においてシート2の下面が床に接触しないよう
に設定してある。また新たな巻芯に交換された後は、ニ
ップロール19は実線の位置に戻り、ライン速度の調整
によりバスケット4内のたるみシートを解消して行くと
共に、位置調整機構8で位置調整され、繰入装置3へ送
られて行く。以上はニップロール19が1個の場合につ
いて説明したが、ニップロールを2個設けて、回転比率
を1:2/3:1/3に設定する等、ニップロール19
の個数を増加することにより、シートの蓄積量を任意に
設定できる。従って第2実施例の場合は、たるんだシー
ト間の接触や、床面との接触を回避できることからシー
トが汚れたり、傷付くことがない。また、シートが床面
に蓄積された時に生ずるシートの横ずれ、横崩れも回避
できる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、位置
調整機構を設置したため、バスケット内で如何なる状態
でシートが貯留されていても、良好に巻取ることができ
る。従って簡単なバスケットで貯留すればよいため、ア
キュムレートの時間を長く取ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すアキュムレート装置
の側面図である。
【図2】図1における位置調整機構を示す斜視図であ
る。
【図3】図1における位置調整機構のロールの傾け状態
を示す説明図である。
【図4】図1における位置調整機構のロールの図3と逆
方向の傾け状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すシートのアキュムレ
ート装置の側面図である。
【図6】従来の巻取装置の1例を示す側面図である。
【図7】図5のB〜B断面図である。
【符号の説明】
1 シート繰出装置 2 シート 3 シート繰入装置 11,12 ロール 13,33 モータ 14,16,31,32 プーリ 15,35 ベルト 17 プーリ 18 ベルト 19,19a ニップロール 20 バスケット 21 パイプ 22 位置調整機構 23a,23b ロール 24 位置検出器 25 シリンダ 26,27,28,29 ガイドロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート繰出装置とシート繰入装置との間
    に、シートを貯留するバスケットと、同バスケットから
    のシートを位置調整してシート繰入装置に送り出す為の
    一対のロールを有する位置調整機構と、シートを保持す
    る把持装置を配設したことを特徴とするシートのアキュ
    ムレート装置。
JP7578992A 1992-02-28 1992-02-28 シートのアキュムレート装置 Withdrawn JPH05238613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7578992A JPH05238613A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 シートのアキュムレート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7578992A JPH05238613A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 シートのアキュムレート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05238613A true JPH05238613A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13586339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7578992A Withdrawn JPH05238613A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 シートのアキュムレート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05238613A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6378751B1 (en) * 2000-08-15 2002-04-30 Moore North America, Inc. Accumulator system for foldable sheet-like material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6378751B1 (en) * 2000-08-15 2002-04-30 Moore North America, Inc. Accumulator system for foldable sheet-like material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4624163B2 (ja) 紙葉類収納繰出装置
JPH0398808A (ja) 硬貨包装機用包装紙供給装置
JPS63295349A (ja) 貯蔵装置
JPS593372B2 (ja) ウエブ状物質供給装置
JP5134731B2 (ja) 紙葉類収納繰出装置
JP2006069708A (ja) 紙幣収納繰出装置
JPH10511632A (ja) 巻取り装置
JPS60157437A (ja) 印刷物等の製品供給装置及びその作動方法
JP4497400B2 (ja) タオルの自動折り畳み供給装置
JP5176528B2 (ja) 媒体収納繰出装置
JPH07277561A (ja) ループ領域における加工されるシート材の支承および案内のための装置
JPH05238613A (ja) シートのアキュムレート装置
EP1602084B1 (en) Drum machine for the overlapping storage of banknotes
JP6539412B2 (ja) 紙葉類収容装置及び紙葉類収容装置の制御方法
JP2771093B2 (ja) 紙幣出金装置
JP4445455B2 (ja) ラベリングマシン用テープの引き出し装置およびラベリングマシン
JPH02267684A (ja) 物品取扱い装置
JPH0749344B2 (ja) ずれ重なり集合物として巻取られた印刷製品の巻き戻し装置
JP2745040B2 (ja) 紡機におけるスライバーの切断方法
US3935980A (en) Continuous tape paying apparatus
WO2004067382A2 (en) Apparatus and method for dispensing wrapper and wrapping products
JP4068411B2 (ja) シート繰出装置
JPS6246858A (ja) シ−ト積載装置
JP3423643B2 (ja) 仕組み巻玉と仕組み巻玉の乾燥巻取り方法、および仕組み単板の巻取り装置
KR20010043026A (ko) 권취릴, 베니어시트의 권취장치, 베니어시트권취롤로의테이프급송장치, 베니어시트권취롤의 권취해제장치 및합판의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518