JP2670591B2 - 鉄道車両用軸箱支持装置 - Google Patents

鉄道車両用軸箱支持装置

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JP2670591B2
JP2670591B2 JP3076940A JP7694091A JP2670591B2 JP 2670591 B2 JP2670591 B2 JP 2670591B2 JP 3076940 A JP3076940 A JP 3076940A JP 7694091 A JP7694091 A JP 7694091A JP 2670591 B2 JP2670591 B2 JP 2670591B2
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修司 岡根
利博 今井
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近畿日本鉄道 株式会社
近畿車輌 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄道車両用軸箱支持装
置に関し、さらに詳細には、軸箱体の車軸まわりの回転
変位を抑える構造を備えた支持装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の軸箱支持装置の一例を図6に示
す。この支持装置は一般に軸バリ式といわれるもので、
軸箱体aに車輪bの車軸が回転可能に軸受されるととも
に、この軸箱体aの真上に軸バネcが配置されており、
この軸バネcが台車枠dの端部を下側から受けている。
一方、上記軸箱体aの支持腕eが前後方向の片側(図示
の場合は後方)へ延びて設けられ、この支持腕eの先端
部が、支持ゴムfを介して上記台車枠dの支持ゴム受け
gに支持されている。しかして、上記支持ゴムfによ
り、上記軸箱体aは台車枠dに対して、前後、左右およ
び回転方向へ弾性支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな軸バリ式軸箱支持装置では、以下に列挙するような
問題点があり、その改良が要望されていた。 (1) 軸箱体aの支持腕eの長さは、台車枠dが上下方向
へ変位した時の軸バネ座面hの傾き角を小さくするた
め、できるだけ長く設定されるのが好ましいが、一方、
この支持腕eの長さ増大が軸箱体a自体の重量の増大を
招いている。
【0004】(2) 軸箱体aの支持腕eが長いため、台車
枠dに左右方向の荷重が作用した時の軸箱体aの軸受i
にかかる左右モーメントは大きく、これが軸受iの寿命
を縮めている。(3) 軸箱体aの長い支持腕eにより軸バ
ネcに大きなモーメント力が作用するため、該軸バネc
に発生する応力は、軸バネcが上下方向へ真っ直ぐに圧
縮される場合よりも大きく、これが軸バネcの寿命を縮
めている。
【0005】(4) 軸箱体aの支持腕eが長いことによ
り、支持腕eの先端が台車枠dと接近して、ここに嵌め
込まれる支持ゴムfの取付スペースが制限される。これ
がため、該支持ゴムfの形状寸法選択の自由度も非常に
小さく、軸箱支持装置として最適な支持剛性を得難い。 (5) 支持ゴムfは、上下方向に対しては硬いバネ定数で
台車枠dに支持されているため、車両走行時における車
輪bの回転により発生する振動が、軸箱体aを通じて上
記台車枠dへ伝わりやすく、これが乗り心地の低下を招
いている。
【0006】本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされ
たものであって、良好な乗り心地を得ることができ、し
かも、軸箱体の軽量化および各種構成部品の寿命延長を
図ることができる鉄道車両用軸箱支持装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の軸箱支持装置は、軸箱体の真上に、台車枠
を受支する軸バネが起立状に配置され、前記軸箱体の前
後方向の片側へのみ延びて設けられた支持腕の先端部
が、前記軸箱体を前記台車枠に対して左右及び前後方向
へ弾性支持すると共に前記軸バネの上下動に共動するよ
う上下方向へ柔軟に弾性支持する支持ゴムを介して、前
記台車枠に支持されてなり、これにより、前記軸箱体の
車軸回りの回転変位が抑制されてなることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】支持ゴムが、軸箱体を台車枠に対して上下方向
へ比較的柔軟に弾性支持すると共に、左右および前後方
向へ弾性支持する構造とされていることにより、以下の
要領で軸箱体の車軸回りの回転変位が抑えられる。
【0009】すなわち、台車枠が上下方向へ変位する
と、軸バネの軸方向(上下方向)の弾発力によって、軸
箱体はその支持腕の先端支持部を中心として下方へ回転
しようとする。一方、このとき軸バネにも曲げモーメン
トが発生し、この曲げモーメントは軸箱体の支持腕先端
側を下方へ回転させるように働くことになり、上記軸バ
ネと逆方向の回転力が軸箱に作用することになる。
【0010】しかして、上記支持ゴムの弾性作用によ
り、上記支持腕先端側の下方への回転がある程度許容さ
れる結果、上記軸箱体の常態からの回転変位が相殺され
ることになる。これにより、軸箱体の回転変位による乗
り心地の低下が防止されるとともに、軸バネに作用する
モーメント力も低減される。
【0011】また、軸箱体の回転変位が減少される結
果、軸箱体の支持腕の長さを従来の軸バリ式に比較して
短くすることが可能となり、軸箱体の軸受に対するモー
メントが軽減されるとともに、支持ゴムの設置スペース
も大きく確保される。さらに、支持ゴムがあらゆる方向
への弾性を担保し、軸箱体からの振動を絶縁する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。本発明に係る軸箱支持装置を備えた鉄道車両
の台車部分を図1および図2に示し、台車1は、車体2
を支持する台車枠3と車輪4,4…等とを備えてなる。
【0013】台車枠3は、左右一対の側はり5,5と、
これらを連結する前後一対の横はり6,6とが略H形に
枠組みされてなる。上記側はり5,5の前後方向中央部
に空気バネ7,7が装着され、これらにより上記車体2
の幅方向両端部が弾性支持されている。
【0014】前後に配置された左右一対の車輪4,4
は、車軸8を介して左右の軸箱9,9に回転可能に支持
され、該軸箱9が軸箱支持装置20により上記台車枠3
の下側に配置されている。軸箱9は軸箱体10に軸受1
1が内装されてなり、この軸受11により上記車軸8の
両端部が軸支されている。また、各車軸8は、歯車箱1
2内に収納されたギヤ伝動系列(図示省略)を介して、
台車枠3に装置された主電動機13に連係されている。
14は車輪停止用のユニットブレーキである。
【0015】軸箱支持装置20の具体的構造は、図3お
よび図4に示すように、上記軸箱9の軸箱体10の真上
に軸バネ21が配置されるとともに、軸箱体10の支持
腕22の先端部22aが、支持ゴム23を介して上記台
車枠3に支持されてなる。
【0016】上記軸バネ21は台車枠3の前後方向端部
を受支するもので、大小二つのコイルバネ24,25か
らなる二重コイルバネであって、上記軸箱体10の上部
に起立状に配置されている。すなわち、軸箱体10の上
面10aには、バネ座26が防振ゴム27を介して取り
付けられ、このバネ座26上に、上記軸バネ21の下端
が支持固定されている。一方、上記台車枠3の側はり5
の前後端にはバネ帽28が固設され、該バネ帽28内に
上記軸バネ21の上端が支持固定されている。
【0017】また、上記バネ帽28および軸箱体10間
には、軸ダンパ29が設けられており(図1参照)、こ
れにより、上記軸バネ21の上下方向変位に対して減衰
力が与えられる。30は上記バネ帽28に取り付けられ
た上昇止めである。該上昇止め30の係止部30a内に
は、上記軸箱体10の係止突起31が遊嵌状に突入され
ており、台車1を吊り上げる時に軸箱体10が落ちない
ようにされている。
【0018】軸箱体10の支持腕22は前後方向の片側
へ、つまり、前側の軸箱体10にあっては後方へ、後側
の軸箱体10にあっては前方へ、それぞれ水平に延びて
設けられている。該支持腕22の先端部22aには、円
筒状の装着穴32が上下方向へ貫通して設けられてお
り、該装着穴32に上記支持ゴム23が同心状に圧入さ
れている。
【0019】該支持ゴム23は、上記軸箱体10を台車
枠3に対して上下、左右および前後方向へ弾性支持する
環状のもので、図4に示すように、径寸法の異なる複数
枚の積層板33,33…が同心状に空隙をもって積層さ
れるとともに、これらの空隙部分にゴム材34が一体に
充填されてなる。また、支持ゴム23の一部には、空間
23a,23aが径方向に延びて設けられており、これ
により支持ゴム23のゴム弾性力が所定値に調整されて
いる。該支持ゴム23は、その中心部分に中央支持孔2
3bを備え、これが上記台車枠3に取り付けられた内筒
35に支持されている。
【0020】上記内筒35は、上記台車枠3の下側部位
に上下方向へ延びて垂下状に固設され、この内筒35の
外径に上記支持ゴム23の中央支持孔23bが挿通支持
されている。すなわち、上記中央支持孔23bの内径面
と上記内筒35の外径面は、下方へ向けて縮径するテー
パ面とされており、上記支持ゴム23の中央支持孔23
bを下側から上記内筒35の外径面に嵌め込まれるとと
もに、内筒35の先端35aに締め付けられた押え金3
6により固定されている。
【0021】しかして、このように固定された支持ゴム
23により、上記軸箱体10は上記台車枠3に対して上
下、左右および前後方向へ弾性支持されており、軸バネ
21の伸縮動作時における車軸8回りの回転変位も最小
限に抑えられる。
【0022】次に、この軸バネ21の回転変位抑制のメ
カニズムについて、図5(a) 〜(c)の概略構造図を参照
しつつ説明する。図5(a) に示すように、支持腕22が
水平状態にある場合を常態とし、このときの軸バネ高さ
をh、軸箱体10の中心点をP、支持ゴム23の支持中
心点をO、PとOの距離をl、支持ゴム23のバネ定数
をkとする。軸バネ高さhが上下方向へδだけ変位し
(図示においては伸び)、h+δなる高さになった場合
を考える。
【0023】 いま、支持ゴム23が上下方向への弾
性変形を固定されて、軸箱体10の支持中心点Oまわり
の回転変位のみが許容されると仮定すると、図5(b) に
示すように、軸箱体10(より厳密にはバネ座面)は、
台車枠3に対して、上記支持中心点Oを中心として水平
に対しθなる傾き角をもつことになる。
【0024】この時、軸バネ21も同様に、その上下端
面がθなる傾き角となるため、軸バネ21には曲げモー
メントMが発生する。これにより、軸箱体10にも、そ
の変位中心点P´を軸として矢符A方向へ回転させよう
とする力が作用することになり、また、支持ゴム23の
支持中心点OにおいてもF=M/lなる上下方向力が作
用することになる。
【0025】しかし、支持ゴム23が上下方向への弾性
変形を固定されているため、軸箱体10は矢符A方向へ
は回転できず、結局、軸箱体10は上記傾き角θのまま
である。
【0026】 これに対して、本発明においては、支
持ゴム23が上下方向にkなるバネ定数を有し、上下方
向への弾性変形が可能である。
【0027】このため、該支持ゴム23の支持中心点O
が、図5(c) に示すように、上記上下方向Fの作用によ
り上下方向へxだけ変位して点O´となり、軸箱体10
の矢符A方向への回転が止まる。この変位点O´は、支
持ゴム23のバネ力k・xと、このとき支持腕22の先
端部22aに作用する上下方向力F´=M´/lとが同
じ力で釣り合った状態を示す。ただし、M´は支持ゴム
23の支持中心点が点O´にあるときの軸バネ21の曲
げモーメントである。
【0028】以上より、軸バネ21がδだけ上下方向へ
変位した場合、支持ゴム23が上下方向に固定されてい
ると、軸箱体10の傾き角は、θ=δ/1となるが(図
5(b))、一方、支持ゴム23が上下方向にkなるバ
ネ定数を有する場合、xだけ変位が少なくなり、軸箱体
10の傾き角もθ’=(δ−x)1=δ’/1となっ
て、θ’<θとなる。
【0029】つまり、軸バネ21に同じたわみδが発生
しても、支持ゴム23を上下方向へ弾性変形できる構造
とすることにより、軸バネ21に生ずる曲げモーメント
を利用して、軸箱体の傾きを小さくすることが可能とな
るのである。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下に列挙するようなすぐれた効果が得られる。
【0031】(1)軸箱体の支持腕の先端部が支持ゴム
を介して台車枠に支持されるとともに、該支持ゴムは、
上記軸箱体を台車枠に対して上下方向へ比較的柔軟に弾
性支持すると共に、左右および前後方向へ弾性支持する
構造とされて、台車枠の上下変位によって軸箱体に支持
腕先端部を中心とする回転作用が付加された場合に、軸
バネに発生する曲げモーメントにより、支持ゴムが支持
腕の上下変位を十分許容して、軸箱体の車軸回りの回転
変位が減少するように構成されているから、良好な乗り
心地が確保される。
【0032】すなわち、台車枠が上下方向へ変位する
と、軸バネの軸方向の弾発力により、軸箱体はその支持
腕の先端支持部を中心として下方へ回転しようとする
が、同時に軸バネに発生する曲げモーメントが、軸箱体
の支持腕先端側を下方へ回転させるように働いて、上記
軸バネと逆方向の回転力が軸箱に作用する。
【0033】本発明は、この作用力を、上記支持ゴムを
上下方向へも弾性変形可能なものとすることにより利用
して、上記支持腕先端側の下方への回転を許容し、上記
軸箱体の常態からの回転変位を相殺する。これにより、
軸箱体の回転変位による乗り心地の低下防止が可能とな
る。
【0034】(2) 軸箱体の回転変位が減少される結果、
軸箱体の支持腕の長さは、従来の軸バリ式のものに比較
して大幅に短くすることができるとともに、これに伴っ
て支持腕の断面形状も小さく設定することができ、この
結果、軸箱体自体の軽量化が図れる。
【0035】(3) 軸箱体の支持腕を短くできるため、台
車枠に左右方向の荷重が作用した時の軸箱体の軸受にか
かる左右モーメントも小さく、軸受寿命の延長が図れ
る。 (4) また、軸箱体の支持腕を短くできると、支持腕の先
端と台車枠との間に余裕ができ、ここに嵌め込まれる支
持ゴムの取付スペースを十分確保できる。この結果、支
持ゴムの形状寸法選択の自由度が大きく、軸箱支持装置
として最適な支持剛性を得ることができる。
【0036】(5) さらに、軸箱体の支持腕を短くできる
と、軸バネに作用するモーメント力が低減でき、これに
より、該軸バネに発生する応力を小さく抑えて、軸バネ
の寿命を延長できる。
【0037】(6) 支持ゴムが上下方向を含めてあらゆる
方向へ弾性を有するため、車両走行時における車輪の回
転により発生する振動が、軸箱体を通じて台車枠へ伝わ
るのを絶縁でき、この点でも良好な乗り心地を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例である軸箱支持装置を備
えた鉄道車両の台車部分を示す側面図である。
【図2】同鉄道車両の台車部分を示す平面図である。
【図3】同台車部分における軸箱支持装置を一部切開し
て示す側面拡大図である。
【図4】図3におけるIV-IV 線に沿った同軸箱支持装置
の断面図である。
【図5】同軸箱装置における軸バネの回転変位抑制のメ
カニズムを説明するための概略構造図で、(a) は支持腕
が水平状態にある常態を示し、(b) は支持ゴムが上下方
向への弾性変形を固定された場合において軸バネ高さが
上下方向へ変位した状態を示し、(c) は支持ゴムが上下
方向へ弾性変形が可能な場合において軸バネ高さが上下
方向へ変位した状態を示す。
【図6】従来の軸バリ式の軸箱支持装置を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 台車 3 台車枠 4 車輪 8 車軸 9 軸箱 10 軸箱体 20 軸箱支持装置 21 軸バネ 22 軸箱体の支持腕 22a 支持腕の先端部 23 支持ゴム 23a 支持ゴムの空間 23b 支持ゴムの中央支持孔 32 支持腕の装着穴 33 積層板 34 ゴム材 35 内筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 利博 大阪府東大阪市稲田新町3丁目9番60号 近畿車輌株式会社本社工場内 (56)参考文献 特開 昭63−269772(JP,A) 特開 平1−160777(JP,A) 実開 平2−126972(JP,U) 特公 昭62−49232(JP,B2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸箱体の真上に、台車枠を受支する軸バ
    ネが起立状に配置され、 前記軸箱体の前後方向の片側へのみ延びて設けられた支
    持腕の先端部が、前記軸箱体を前記台車枠に対して左右
    及び前後方向へ弾性支持すると共に前記軸バネの上下動
    に共動するよう上下方向へ柔軟に弾性支持する支持ゴム
    を介して、前記台車枠に支持されてなり、 これにより、前記軸箱体の車軸回りの回転変位が抑制さ
    れてなる ことを特徴とする鉄道車両用軸箱支持装置。
  2. 【請求項2】 前記軸箱体の支持腕の先端部に、装着穴
    が上下方向へ延びて設けられ、該装着穴に環状の前記支
    持ゴムが装着穴と同心状に嵌着され、一方、前記台車枠
    に内筒が上下方向へ延びて固設され、該内筒に前記支持
    ゴムの中央支持孔が挿通支持されている請求項1に記載
    の鉄道車両用軸箱支持装置。
  3. 【請求項3】 前記支持ゴムは、複数枚の積層板が同心
    状に空隙をもって積層されるとともに、これらの空隙部
    分にゴム材が一体に充填されてなる請求項2に記載の鉄
    道車両用軸箱支持装置。
  4. 【請求項4】 前記支持ゴムの一部に、所定のゴム弾性
    を担保する空間が設けられている請求項3に記載の鉄道
    車両用軸箱支持装置。
  5. 【請求項5】 前記支持ゴムの中央支持孔内径面と前記
    内筒の外径面が、下方へ向けて縮径するテーパ面とされ
    ている請求項2に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
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