JP2669586B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP2669586B2
JP2669586B2 JP5036503A JP3650393A JP2669586B2 JP 2669586 B2 JP2669586 B2 JP 2669586B2 JP 5036503 A JP5036503 A JP 5036503A JP 3650393 A JP3650393 A JP 3650393A JP 2669586 B2 JP2669586 B2 JP 2669586B2
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吉三 朴
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池田物産株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座席側を向き長手方向
に延びる開口溝を有し、車体等におけるフロア側に固定
するフロア側レールと、該フロア側レールに対し長手方
向に摺動可能に内嵌する摺接部に、前記フロア側レール
の開口溝より延出する座席取付用の支持部を連設した座
席側レールとから成るレールユニットを備え、該レール
ユニットの端部に保護カバーを装着するシートスライド
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートスライド装置とし
ては、例えば、実開平4−115936号公報に示すよ
うなものがある。
【0003】すなわち、シートスライド装置のレールユ
ニットは、車体フロア側に取付ブラケットを介して固定
されたロアレール(フロア側レール)に、略水平な摺接
部と該摺接に垂直に立設された支持部とから成るアッパ
レール(座席側レール)が摺動可能に内嵌して構成され
ており、ロアレールの端部と取付ブラケットとを覆い隠
すよう保護カバーが装着されている。
【0004】この保護カバーには、ロアレールの端部開
口から抜け出るアッパレールが干渉しないように、アッ
パレールの下部及び基部がそれぞれ通過し得る水平溝及
び垂直溝が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシートスライド装置のレールユニットに装着
する保護カバーでは、その垂直溝のみならず、後部座席
に着座する者の視野に入り易いカバー先端側にある水平
溝も、常時大きく開口したままの状態であるため、見栄
えが良くなく、外観品質上問題があった。
【0006】そこで、ロアレールの端部開口からアッパ
レールが抜け出る時のみ開口すれば足りる水平溝を隠蔽
するための蓋体を設けることが考えられるが、蓋体をア
ッパレールの動きに応じて開閉させるためのスプリング
等の取付け等の工夫が必要であるため、デザイン上の制
約があり、興趣に欠けるとともに、見栄えの十分な向上
が図れないという問題点があった。また、省スペース化
の要請に鑑み、外側に開く蓋体と車体フロア側にある他
部材との干渉を避けるための工夫が必要であった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、省スペース化を実現するとともに
レールの作動性を損なうことなく、レールの開口内部を
隠蔽して見栄えを良くして、外観品質を向上し、さらに
興趣に富むシートスライド装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、座席側を向き長手方向に延び
る開口溝(34)を有し、車体等におけるフロア側に固
定するフロア側レール(30)と、該フロア側レール
(30)に対し長手方向に摺動可能に内嵌する摺接部
(21)に、前記フロア側レール(30)の開口溝(3
4)より延出する座席取付用の支持部(23)を連設し
た座席側レール(20)とから成るレールユニット(1
0)を備え、該レールユニット(10)の端部に保護カ
バー(40)を装着するシートスライド装置(10a)
において、前記保護カバー(40)は、前記フロア側レ
ール(30)の端部にその外壁を周回するよう装着する
カバー本体(41)を備え、該カバー本体(41)に、
その先端側に開口し前記座席側レール(20)の摺接部
(21)の先端側が出没可能な開口部(42)と、該開
口部(42)の周縁上側の略中央に連なりカバー本体
(41)の基端側に向って延び、前記座席側レール(2
0)の支持部(23)が通過可能な挿通溝(43)とを
形成し、前記カバー本体(41)に、前記挿通溝(4
3)を間にして前記開口部(42)をそれぞれ片側略半
分ずつ上から覆う閉位置と、該閉位置より斜め前方に滑
り上り前記開口部(42)の下側が開く状態にする開位
置とに変位可能な一対の蓋体(60,60)を設け、か
つ前記カバー本体(41)の内側に、前記挿通溝(4
3)の両側において、それぞれ座席側レール(20)の
移動方向に直交する枢軸(53)により揺動可能に支持
され、該枢軸(53)より下方に延びる入力端(51)
と上方に延びる出力端(52)とを有す一対の動力伝達
部材(50,50)を配設し、各動力伝達部材(50)
の出力端(52)を、それぞれ対応する各蓋体(60)
の上端側に回動可能に連結し、前記座席側レール(2
0)の摺接部(21)がフロア側レール(30)の端末
より外側に抜け出る方向に移動する際、各蓋体(60,
60)が開位置に変位する一方、前記摺接部(21)が
フロア側レール(30)の端末より内側に入り込む方向
に移動する際、各蓋体(60)が閉位置に変位すべく、
前記摺接部(21)の両側に、それぞれ各動力伝達部材
(50)の入力端(51)を押引き可能な係合部(2
3)を設けたことを特徴とするシートスライド装置(1
0a)に存する。
【0009】
【作用】フロア側レール(30)の端末より内側に座席
側レール(20)の先端側が収まっているとき、フロア
側レール(30)の端部に装着してあるカバー本体(4
1)の開口部(42)は、該開口部(42)をそれぞれ
片側略半分ずつ開閉可能な一対の蓋体(60,60)に
よって塞がれている。
【0010】即ち、一対の蓋体(60,60)は、それ
ぞれ開口部(42)を上から覆う閉位置にあり、かかる
一対の蓋体(60,60)が開口部(42)を隠蔽する
ことで、カバー本体(41)の開口部(42)からはレ
ールユニット(10)の端末を覗くことができず、見栄
えが良くなり、外観品質上が向上する。
【0011】フロア側レール(30)に対して座席側レ
ール(20)が摺動し、座席側レール(20)の摺接部
(21)の先端側がフロア側レール(30)の端末から
外側に抜け出る方向に移動すると、摺接部(21)の両
側に設けた係合部(23)が、カバー本体(41)内側
に配設されている各動力伝達部材(50)の入力端(5
1)を外側に押し、そのまま入力端(51)は外側方向
に、一方の出力端(52)は内側方向に向うよう各動力
伝達部材(50)が揺動する。
【0012】このように、座席側レール(20)の外側
方向への移動に伴い、各動力伝達部材(50,50)が
揺動すると、内側方向へ揺動する出力端(52,52)
に連結されている一対の蓋体(60,60)が、元の閉
位置より斜め前方に滑り上り開位置に変位する。
【0013】それにより、カバー体の開口部(42)の
下側が開いた状態となり、該開口部(42)の下側から
座席側レール(20)の摺接部(21)が外側に抜け出
る。従って、レールユニット(10)の作動時において
は、カバー本体(41)の開口部(42)を開閉する一
対の蓋体(60,60)が邪魔となることなく、レール
の作動性は損なわれない。
【0014】一方、フロア側レール(30)の内部に、
座席側レール(20)端部が入り込むよう移動すると、
該座席側レール(20)の摺接部(21)の両側にある
係合部(23)が各動力伝達部材(50)の入力端(5
1)を内側方向に引き、そのまま入力端(51)は内側
方向に、出力端(52)は外側方向に向うよう各動力伝
達部材(50)は揺動する。それにより、開位置にあっ
た一対の蓋体(60,60)が滑り下りるように元の閉
位置に変位して、カバー体の開口部(42)が再び閉じ
た状態となる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図5は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、シートスライド装置10aを構成する
レールユニット10は、車体フロアに取付ブラケット3
5を介して固定されるフロア側レール30と、フロア側
レール30に前後移動可能に内嵌して座席を直接支持す
る座席側レール20とを組合せて成り、このレールユニ
ット10の後端部(或は前端部)には保護カバー40が
装着されている。
【0016】フロア側レール30は溝状断面形に形成さ
れ、底面部31と両側壁部32,32、それに天井部3
3を有している。天井部33の略中央には、長手方向に
延びてフロア側レール30の両端開口に連なる開口溝3
4が形成されている。
【0017】一方、座席側レール20は、フロア側レー
ル30に対しその長手方向に沿って摺動可能に内嵌する
摺接部21に、フロア側レール30の開口溝34より上
方に延出する座席取付用の支持部23を連設して成り、
断面が全体として逆T字形を成している。また、摺接部
21の両端縁は上向きに折曲されてフランジ22,22
が形成されている。
【0018】この座席側レール20は、図4に示すよう
に、2つのアングル材を背面合せに溶接したものであ
る。なお、座席側レール20の摺接部21とフロア側レ
ール30の底面部31との間には、図示省略したが球状
コロ等のベアリングが介装されている。
【0019】レールユニット10の後端部に装着された
保護カバー40は、フロア側レール30の後端部の外壁
を周回するよう装着する合成樹脂製のカバー本体41を
備えている。さらに詳しく言えば、カバー本体41は、
基端側のレールカバー部41aとブラケットカバー部4
1bとから成る。
【0020】カバー本体41のブラケットカバー部41
bは、レールユニット10の後端部のみならず取付ブラ
ケット35をも覆うように、レールカバー部41aの先
端から下方に向い滑らかな曲線状に延びている。
【0021】ブラケットカバー部41bには、座席側レ
ール20の摺接部21の先端側が出没可能な開口部42
が形成されており、また、レールカバー部41aの上面
部には、前記開口部42の周縁上側の略中央に連なり座
席側レール20の支持部23が通過可能な長手方向に延
びる挿通溝43が形成されている。
【0022】また、カバー本体41には、挿通溝43を
間にして開口部42を片側略半分ずつ閉じる閉位置(図
2,4参照)と、該閉位置より斜め前方に滑り上り開口
部42の下側が開く状態にする開位置(図3,5参照)
とに、変位可能な一対の蓋体60,60を設けられてい
る。図1に示すように、各蓋体60は、レールカバー部
41の滑らかに湾曲した開口部42の両端縁に沿うよう
に、上端部61から下端部62にかけて曲線状に形成さ
れている。
【0023】カバー本体41の内側には、挿通溝43の
両側でそれぞれ座席側レール20の移動方向に直交する
枢軸53により揺動可能に支持され、該枢軸53より下
方に延びる入力端51と上方に延びる出力端52とを有
す一対の動力伝達部材50,50が配設されている。
【0024】各動力伝達部材50の出力端52の上端縁
は、それぞれ対応する各蓋体60の上端部61に枢支ピ
ン54を介して回動可能に連結されている。一方、各動
力伝達部材50の入力端51の下端縁が延びる位置にあ
る座席側レール20の摺接部21には、座席側レール2
0の移動に伴い各動力伝達部材50の入力端51を押引
きし得る係合部23が設けられている。
【0025】この係合部23は、図1に示すように、座
席側レール20の摺接部21の両側にあるフランジ2
2,22の後端側に設けられており、さらに詳しく言え
ば、係合部23は、摺接部21がフロア側レール30の
端末より外側に抜け出る際に、動力伝達部材50の入力
端51に当接して入力端51を外側に押すフランジ端末
23aと、摺接部21がフロア側レール30の端末より
内側に入り込む際に、動力伝達部材50の入力端51に
引っ掛かり入力端51を内側に引く切り爪23bとから
成る。
【0026】このような座席側レール20の摺接部21
に設けられた係合部23と、動力伝達部材50とによ
り、摺接部21がフロア側レール30の端末より外側に
抜け出る方向に移動する際に、一対の蓋体60,60が
開位置に変位する一方、摺接部21がフロア側レール3
0の端末より内側に入り込む方向に移動する際、一対の
蓋体60,60が閉位置に変位すべく設定されている。
【0027】次に、作用を説明する。図1に示すよう
に、フロア側レール30の後端部に保護カバー40のカ
バー本体41を装着することで、フロア側レール30の
端末開口のバリやシャープエッジ、それに取付ブラケッ
ト35等による危険性が無くなり、安全性が向上すると
ともに見栄えも良くなる。
【0028】また、フロア側レール30の後端部開口よ
り内側に座席側レール20の先端側が収まっていると
き、フロア側レール30の後端部に装着してあるカバー
本体41の開口部42は、図2及び図4に示すように、
該開口部42をそれぞれ片側略半分ずつ開閉可能な一対
の蓋体60,60によって塞がれる。
【0029】即ち、一対の蓋体60,60は、それぞれ
開口部42を上から覆う閉位置にあり、かかる一対の蓋
体60,60が開口部42を隠蔽することで、カバー本
体41の開口部42からはレールユニット10の端末を
覗くことができず、見栄えが良くなり、外観品質上が向
上する。
【0030】一方、座席(図示せず)の前後位置調整の
ために、フロア側レール30に対して座席側レール20
が後方に、即ち図1において、座席側レール20の摺接
部21の先端側がフロア側レール30の端末から外側に
抜け出る方向に移動すると、摺接部21の両側にある各
係合部23のフランジ端末23aが、カバー本体41内
側に支持されている各動力伝達部材50の入力端51を
外側に押し、そのまま入力端51は外側方向に、一方の
出力端52は内側方向に向うよう各動力伝達部材50が
揺動する。
【0031】そして、レールユニット10の内側方向
(図3において反時計方向)に揺動する出力端52に連
結された一対の蓋体60,60が、元の閉位置より斜め
前方に滑り上り開位置に変位する。それにより、カバー
体の開口部42の下側が開いた状態となり、該開口部4
2の下側から座席側レール20の摺接部21が外側に抜
け出る。
【0032】従って、レールユニット10の作動時にお
いては、カバー本体41の開口部42を開閉する一対の
蓋体60,60が邪魔となることなく、レールの作動性
は損なわれない。このように座席側レール20の移動力
が、そのまま各動力伝達部材50を介して一対の蓋体6
0,60に伝わるから、一対の蓋体60,60による開
口部42の開閉を確実に行なうことができる。
【0033】再び、フロア側レール30の内部に、座席
側レール20の先端側が引き込まれるよう移動すると、
座席側レール20の摺接部21の両側にある各係合部2
3の切り爪23bが、各動力伝達部材50の入力端51
を内側方向に引き、そのまま入力端51は内側方向に、
出力端52は外側方向に向うよう各動力伝達部材50は
揺動する。
【0034】それにより、図3及び図5に示すよう開位
置にあった一対の蓋体60,60が滑り下りるようにし
て、図2及び図4に示すよう元の閉位置に変位して、カ
バー体の開口部42が再び閉じた状態となる。
【0035】このように本実施例に係るシートスライド
装置10aでは、一対の蓋体60,60が、座席側レー
ル20の前後移動に伴う各動力伝達部材50,50の揺
動よって、カバー本体41の滑らかな外表面に沿うよう
に移動し、開閉の際の各蓋体60の端縁が外側に広がる
ことがなく、かつ移動量も少なくてすみ、車体フロア側
にある他部材との干渉を未然に避けることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るシートスライド装置によれ
ば、レールユニットの端部に装着する保護カバーに座席
側レールが抜け出るための開口部を設け、該開口部をそ
の両端縁に沿って滑らかに変位する一対の蓋体により開
閉することができるから、レールユニットの作動性を損
なうことなく、レールの開口内部を隠蔽して見栄えを良
くし、外観品質を向上することができ、さらに保護カバ
ーの開口部を開閉する際の各蓋体が外側に広がることも
なく、車体フロア側にある他部材との干渉を避けること
ができ、省スペース化を実現できる。
【0037】また、各蓋体の開閉動作は、座席側レール
の前後移動に伴い揺動する動力伝達部材により座席側レ
ールの移動力をそのまま利用して行なうから、レールユ
ニットの作動性を損なうことなく、確実に各蓋体の開閉
を行なうことができ、またデザイン上及び作動上におい
て興趣に富ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシートスライド装置の
後端部側を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシートスライド装置の
後端部に装着した保護カバーの蓋体が閉位置にある状態
を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るシートスライド装置の
後端部に装着した保護カバーの蓋体が開位置にある状態
を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るシートスライド装置の
後端部に装着した保護カバーの蓋体が閉位置にある状態
を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るシートスライド装置の
後端部に装着した保護カバーの蓋体が開位置にある状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
10a…シートスライド装置 10…レールユニット 20…座席側レール 23…係合部 30…車体側レール 40…保護カバー 41…カバー本体 42…開口部 50…動力伝達部材 60…蓋体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席側を向き長手方向に延びる開口溝を有
    し、車体等におけるフロア側に固定するフロア側レール
    と、該フロア側レールに対し長手方向に摺動可能に内嵌
    する摺接部に、前記フロア側レールの開口溝より延出す
    る座席取付用の支持部を連設した座席側レールとから成
    るレールユニットを備え、該レールユニットの端部に保
    護カバーを装着するシートスライド装置において、 前記保護カバーは、前記フロア側レールの端部にその外
    壁を周回するよう装着するカバー本体を備え、該カバー
    本体に、その先端側に開口し前記座席側レールの摺接部
    の先端側が出没可能な開口部と、該開口部の周縁上側の
    略中央に連なりカバー本体の基端側に向って延び、前記
    座席側レールの支持部が通過可能な挿通溝とを形成し、 前記カバー本体に、前記挿通溝を間にして前記開口部を
    それぞれ片側略半分ずつ上から覆う閉位置と、該閉位置
    より斜め前方に滑り上り前記開口部の下側が開く状態に
    する開位置とに変位可能な一対の蓋体を設け、かつ前記
    カバー本体の内側に、前記挿通溝の両側において、それ
    ぞれ座席側レールの移動方向に直交する枢軸により揺動
    可能に支持され、該枢軸より下方に延びる入力端と上方
    に延びる出力端とを有す一対の動力伝達部材を配設し、 各動力伝達部材の出力端を、それぞれ対応する各蓋体の
    上端側に回動可能に連結し、前記座席側レールの摺接部
    がフロア側レールの端末より外側に抜け出る方向に移動
    する際、各蓋体が開位置に変位する一方、前記摺接部が
    フロア側レールの端末より内側に入り込む方向に移動す
    る際、各蓋体が閉位置に変位すべく、前記摺接部の両側
    に、それぞれ各動力伝達部材の入力端を押引き可能な係
    合部を設けたことを特徴とするシートスライド装置。
JP5036503A 1993-02-25 1993-02-25 シートスライド装置 Expired - Lifetime JP2669586B2 (ja)

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