JPH06135266A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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Publication number
JPH06135266A
JPH06135266A JP4290555A JP29055592A JPH06135266A JP H06135266 A JPH06135266 A JP H06135266A JP 4290555 A JP4290555 A JP 4290555A JP 29055592 A JP29055592 A JP 29055592A JP H06135266 A JPH06135266 A JP H06135266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
opening
seat
cover member
slide device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4290555A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Miyauchi
富美雄 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP4290555A priority Critical patent/JPH06135266A/ja
Publication of JPH06135266A publication Critical patent/JPH06135266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】省スペース化を実現するとともにレールのスラ
イド時の作動性を損なうことなく、レールの開口内部を
隠蔽して見栄えを良くし、外観品質を向上することがで
きるシートスライド装置を提供すること。 【構成】外嵌する側のレール30の端部30aにカバー
部材50を装着し、該カバー部材50は、前記外嵌する
側のレール30から内嵌する側のレール20が抜け出る
ための開口部52を有し、該開口部52の傍らに、付勢
手段57により自動的に前記開口部52を開閉する蓋体
53を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体フロア側に固定す
る車体側のレールと、該車体側のレールに前後移動可能
に内嵌又は外嵌して座席を支持する座席側のレールとを
有するシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートスライド装置とし
ては、例えば、実開昭61−191935号公報に示す
ようなものがある。
【0003】すなわち、車体フロアに取付けられた案内
溝付きレール(車体側のレール)に、座席を支持する摺
動部材(座席側のレール)が内嵌しており、案内溝付き
レールには、ゴム製のカバー部材が装着されている。前
記案内溝付きレールの端部は開口しており、同様に前記
カバー部材の端部も開口している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシートスライド装置では、カバー部材の開口
部から案内溝付きレールの開口内部が見えるため、見栄
えが良くなく、外観品質上問題があった。そこでカバー
部材の開口部、即ちレールの開口内部を隠蔽すべく、他
の部材をカバー部材の傍らに取付けることが考えられる
が、他の部材の取付スペースの確保が難しく、省スペー
ス化の要請に反するものである。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、省スペース化を実現するとともに
レールの作動性を損なうことなく、レールの開口内部を
隠蔽して見栄えを良くし、外観品質を向上することがで
きるシートスライド装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、車体フロア(A)側に固定す
る車体側のレール(30)と、該車体側のレール(3
0)に前後移動可能に内嵌又は外嵌して座席(B)を支
持する座席(B)側のレール(20)とを有するシート
スライド装置(10)において、前記車体側のレール
(30)と前記座席(B)側のレール(20)とを組合
せた際に、外嵌する側の一方のレール(30)は溝状断
面に形成されており、該一方のレール(30)の前端部
及び後端部の少なくとも一方にカバー部材(50)を装
着し、前記カバー部材(50)は、前記一方のレール
(30)の端部外壁に沿うよう溝状断面に形成され、該
カバー部材(50)の先端側に、前記一方のレール(3
0)に内嵌する他方のレール(20)が前後移動する際
に一部が抜け出るための開口部(52)と、該開口部
(52)を閉じた状態と前記一方のレール(30)から
他方のレール(20)の一部が抜け出る際に前記開口部
(52)を開く状態とに開閉可能な蓋部(53)、該蓋
部(53)を閉じた状態に付勢する付勢手段(57)と
を備えたことを特徴とするシートスライド装置(10)
に存する。
【0007】
【作用】座席(B)が通常の着座位置にあるとき、シー
トスライド装置(10)の一方のレールの端部に装着さ
れているカバー部材(50)の開口部(52)は、付勢
手段(57)により該開口部(52)を閉じる状態に付
勢された蓋部(53)によって塞がれる。それにより、
他の部材を装着する等により余分なスペースを採ること
なく、カバー部材(50)の開口部(52)から覗かれ
るレールの開口内部を隠すことができ、見栄えを良くし
て、外観品質上を向上させることができる。
【0008】座席(B)の前後位置を調整すべく、車体
フロア(A)側に固定した車体側のレール(30)に対
して、座席側のレール(20)を前後移動させると、車
体側のレール(30)及び座席側のレール(20)のう
ち外嵌する側のレール(30)に対して内嵌する側のレ
ール(20)が相対的に前後移動し、該内嵌する側のレ
ール(20)の一部が、前記外嵌する側のレール(3
0)の端部開口(30b)から抜け出る。
【0009】この時、内嵌する側のレール端部は、外嵌
する側のレール端部に装着されたカバー部材(50)の
蓋部(53)を付勢手段(57)の付勢力に抗して外側
に押し開き、該カバー部材(50)の開口部(52)か
ら外部に抜け出る。従って、シートスライド装置(1
0)の作動時において、カバー部材(50)の開口部
(52)を開閉する蓋部(53)が邪魔となることな
く、作動性が損なわれることがない。
【0010】なお、再び外嵌する側のレール(30)の
内部に、内嵌する側のレール端部が引き込まれると、カ
バー部材(50)の蓋部(53)が付勢手段(57)の
付勢力によって自動的に開口部(52)を閉じる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示している。図
1及び図6に示すように、シートスライド装置10は、
車体フロアAにレッグ部材40を介して固定するロアレ
ール部材(車体側のレール)30と、ロアレール部材3
0に前後移動可能に内嵌して座席Bを直接支持するアッ
パレール部材(座席側のレール)20とを具備して成
る。なお、ロアレール部材30の後端部30aは、レッ
グ部材40を介して車体フロアAにボルト41で固定さ
れている。
【0012】図1及び図2に示すように、ロアレール部
材30は、溝状断面形に形成され、底面部31と、両側
壁部32,32を有している。また、両側壁部32,3
2には、その上端縁より内側下方に延びる下向折返部3
3,33が設けられている。一方、アッパレール部材2
0も同様に溝状断面形に形成され、天井部21と、該天
井部に立設された鉛直帯板状部21aと、両側壁部2
2,22とを有している。また、両側壁部22,22に
は、その下端縁より外側上方に延びる上向折返部23,
23か設けられている。
【0013】アッパレール部材20はロアレール部材3
0に内嵌しており、逆にロアレール部材30はアッパレ
ール部材20に外嵌している。このようにロアレール部
材30の開口30bと、アッパレール部材20の開口と
が合わさり、ロアレール部材30の底面部31及び両側
壁部32,32、並びにアッパレール部材20の天井部
21及び両側壁部22,22により取り囲まれて空隙が
形成されている。なお、図1に示すように、アッパレー
ル部材20の下側とロアレール部材30との間には、ベ
アリング60が内装されている。
【0014】ロアレール部材30の後端部30aにはカ
バー部材50が装着されている。カバー部材50のカバ
ー本体50aは、ロアレール部材30の端部30aの外
壁に沿うよう溝状断面に合成樹脂から形成されている。
カバー本体50aには、アッパレール部材20の鉛直帯
板状部21aが挿通するためのスライド溝51が形成さ
れている。また、カバー本体50aの先端側には、ロア
レール部材30に内嵌するアッパレール部材20が前後
移動する際にその一部が抜け出るための開口部52と、
該開口部52を開閉する蓋部53と、該蓋部53を閉じ
た状態に付勢するスプリング(付勢手段)57とが設け
られている。
【0015】図3及び図4に示すように、蓋部53はカ
バー本体50aに一体的に形成されており、蓋部53の
下端縁と開口部52の周縁下側との間には薄皮状ヒンジ
が形成されている。また、開口部52の周縁上側には、
蓋部53が開口部52の内側に入り込むのを防止するス
トッパ54,54が設けられている。蓋部53の裏面に
は、スプリング57の一端を止着する第1取付部55が
設けられており、開口部52の周縁下側に裏面には、ス
プリング57の他端を小孔に掛止する第2取付部56が
設けられている。
【0016】カバー部材50の蓋部53は、スプリング
57の付勢力によって、図1に示すように、通常はカバ
ー本体50aの開口部52を閉じる位置にあるが、ロア
レール部材30の開口30bからアッパレール部材20
の後端側が抜け出る際には、図2に示すように、開口部
52を開く状態となるものである。
【0017】次に、作用を説明する。図1に示すよう
に、シートスライド装置10のアッパレール部材20の
後端部30aを、カバー部材50で覆うことができる。
それにより、アッパレール部材20の端末のバリやシャ
ープエッジ等による危険性が無くなり、安全性が向上す
る。
【0018】図6及び図1に示すように、座席Bが通常
の着座位置にあるとき、アッパレール部材20の後端部
30aに装着されたカバー部材50の開口部52は、ス
プリング57により該開口部52を閉じる状態に付勢さ
れている蓋部53によって塞がれる。それにより、他の
部材の装着等を要さず余分なスペースを採ることなく、
アッパレール部材20が出没するためのカバー部材50
の開口部52から覗かれるレールの開口内部を隠蔽で
き、見栄えを良くして、外観品質上を向上することがで
きる。
【0019】座席B(図6に示す)の前後位置を調整す
べく、ロアレール部材30に対してアッパレール部材2
0を後方へ移動させると、アッパレール部材20の端末
がロアレール部材30の開口30bより出て、カバー部
材50の蓋部53の裏側に当接する。さらにアッパレー
ル部材20が後進すると、その端末が蓋部53を押し、
スプリング57の付勢力に抗して蓋部53が薄皮状ヒン
ジを揺動中心として外側に開かれる。
【0020】それにより、アッパレール部材20の一部
はロアレール部材30の開口30b及びカバー部材50
の開口部52から抜け出ることができ、シートスライド
装置10の作動時において、カバー部材50がアッパレ
ール部材20のスライドの邪魔となることなく、作動性
が損なわれることはない。
【0021】なお、座席B(図6に示す)を元の位置に
戻すべく前方へ移動させると、ロアレール部材30の内
部にアッパレール部材20が引き込まれるが、これと連
動してカバー部材50の蓋部53はスプリング57の付
勢力により開口部52を閉じるよう揺動し、開口部52
の周縁に形成さストッパ54,54に当接して止まる。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるシートスライド装置によ
れば、外嵌する側のレールの端部にカバー部材を装着
し、該カバー部材は、前記外嵌する側のレールから内嵌
する側のレールが抜け出るための開口部を有し、該開口
部の傍らに、付勢手段により自動的に前記開口部を開閉
する蓋体を設けたから、省スペース化を実現するととも
にレールのスライド時の作動性を損なうことなく、レー
ルの開口内部を隠蔽して見栄えを良くし、外観品質を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシートスライド装置を
示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシートスライド装置を
示す作用説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係るシートスライド装置を
構成するカバー部材の蓋体が開いた状態を示す斜視図で
ある。
【図4】図3のIII −III 線断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係るシートスライド装置を
構成するカバー部材の蓋体が開いた状態をカバー部材の
内側から見た状態を示す作用説明図である。
【図6】本発明の一実施例に係るシートスライド装置を
装着した座席の斜視図である。
【符号の説明】
10…シートスライド装置 20…アッパレール部材(座席側のレール) 30…ロアレール部材(車体側のレール) 40…レッグ部材 50…カバー部材 52…開口部 53…蓋体 57…スプリング(付勢手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フロア側に固定する車体側のレール
    と、該車体側のレールに前後移動可能に内嵌又は外嵌し
    て座席を支持する座席側のレールとを有するシートスラ
    イド装置において、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとを組合せた
    際に、外嵌する側の一方のレールは溝状断面に形成され
    ており、該一方のレールの前端部及び後端部の少なくと
    も一方にカバー部材を装着し、 前記カバー部材は、前記一方のレールの端部外壁に沿う
    よう溝状断面に形成され、該カバー部材の先端側に、前
    記一方のレールに内嵌する他方のレールが前後移動する
    際にその一部が抜け出るための開口部と、該開口部を閉
    じた状態と前記一方のレールから他方のレールの一部が
    抜け出る際に前記開口部を開く状態とに開閉可能な蓋部
    と、該蓋部を閉じた状態に付勢する付勢手段とを備えた
    ことを特徴とするシートスライド装置。
JP4290555A 1992-10-28 1992-10-28 シートスライド装置 Pending JPH06135266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4290555A JPH06135266A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 シートスライド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4290555A JPH06135266A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 シートスライド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06135266A true JPH06135266A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17757550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4290555A Pending JPH06135266A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 シートスライド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06135266A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427962B1 (en) * 1999-05-10 2002-08-06 Bertrand Faure Equipements S.A. Slide rail for a vehicle seat
US7905462B2 (en) 2006-02-07 2011-03-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. End cover for vehicle seat adjuster

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427962B1 (en) * 1999-05-10 2002-08-06 Bertrand Faure Equipements S.A. Slide rail for a vehicle seat
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