JP2668738B2 - ワーク加熱装置 - Google Patents
ワーク加熱装置Info
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- JP2668738B2 JP2668738B2 JP9829190A JP9829190A JP2668738B2 JP 2668738 B2 JP2668738 B2 JP 2668738B2 JP 9829190 A JP9829190 A JP 9829190A JP 9829190 A JP9829190 A JP 9829190A JP 2668738 B2 JP2668738 B2 JP 2668738B2
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- heat
- heating device
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体組立装置の製造に用いるダイボンダ
ー、キュア装置、ワイヤボンダー等におけるワーク加熱
装置に関する。
ー、キュア装置、ワイヤボンダー等におけるワーク加熱
装置に関する。
[従来の技術] 半導体組立装置の製造は、板状部材よりなるリードフ
レームへの熱硬化接合剤の滴下工程、リードフレームに
前記熱硬化接合剤を介してデバイスを付けるダイボンデ
イング工程、熱硬化接合剤を乾燥させてデバイスをリー
ドフレームに固着させるキュア工程、リードフレームの
リードポストとデバイスのパツドとをワイヤで接続する
ワイヤボンデイング工程を経て行われる。
レームへの熱硬化接合剤の滴下工程、リードフレームに
前記熱硬化接合剤を介してデバイスを付けるダイボンデ
イング工程、熱硬化接合剤を乾燥させてデバイスをリー
ドフレームに固着させるキュア工程、リードフレームの
リードポストとデバイスのパツドとをワイヤで接続する
ワイヤボンデイング工程を経て行われる。
そして、これらの工程の内、ダイボンデイング工程、
キュア工程、ワイヤボンデイング工程、即ちこれらの工
程で用いるダイボンダー、キュア装置、ワイヤボンダー
においては、リードフレーム等のワークを加熱するため
にワーク加熱装置が用いられる。ワーク加熱装置はヒー
トブロックを有し、このヒートブロックの上面は平担加
工されてワークとの接触度を良くしている。
キュア工程、ワイヤボンデイング工程、即ちこれらの工
程で用いるダイボンダー、キュア装置、ワイヤボンダー
においては、リードフレーム等のワークを加熱するため
にワーク加熱装置が用いられる。ワーク加熱装置はヒー
トブロックを有し、このヒートブロックの上面は平担加
工されてワークとの接触度を良くしている。
なお、この種の装置としては、例えば特開昭62−2336
71号公報、特開昭63−316444号公報、特開平2−16743
号公報、実開平2−8033号公報があげられる。
71号公報、特開昭63−316444号公報、特開平2−16743
号公報、実開平2−8033号公報があげられる。
[発明が解決しようとする課題] ヒートブロックは、前記したように平担加工されてい
るが、実際には平担度は必ずしも一定ではなく、またワ
ークにはそり等があり、ワークとヒートブロックとの接
触面にはエアギャップが生じる。
るが、実際には平担度は必ずしも一定ではなく、またワ
ークにはそり等があり、ワークとヒートブロックとの接
触面にはエアギャップが生じる。
従来技術は、前記したエアギャップにより熱供給効率
が悪いという問題点があった。またワークとヒートブロ
ックとの接触点が熱流入口となって温度勾配が生じる。
この温度勾配によってリードフレームが加熱されると、
製品により加熱条件の違いとなって品質のばらつきの原
因となるという問題点もあった。
が悪いという問題点があった。またワークとヒートブロ
ックとの接触点が熱流入口となって温度勾配が生じる。
この温度勾配によってリードフレームが加熱されると、
製品により加熱条件の違いとなって品質のばらつきの原
因となるという問題点もあった。
本発明の目的は、熱供給効率の向上及び均一な加熱が
可能なワーク加熱装置を提供することにある。
可能なワーク加熱装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、ワークを加熱するヒートブロック上に遠
赤外線放射性のセラミックス材を設けることにより達成
される。
赤外線放射性のセラミックス材を設けることにより達成
される。
[作用] ヒートブロックの熱は、遠赤外線放射性のセラミック
ス材によって助けられてワークに効果的に供給される。
ス材によって助けられてワークに効果的に供給される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。周
知構造よりなるヒートブロック1の上面には、遠赤外線
放射性のセラミックス材2が一体設けられている。セラ
ミックス材2は、ヒートブロック1上に塗布して形成し
ても、またブロック加工したものを固定してもよい。
知構造よりなるヒートブロック1の上面には、遠赤外線
放射性のセラミックス材2が一体設けられている。セラ
ミックス材2は、ヒートブロック1上に塗布して形成し
ても、またブロック加工したものを固定してもよい。
従って、ヒートブロック1の熱は、遠赤外線放射性セ
ラミックス材2によって助けられてリードフレーム等の
ワーク3に供給されることになる。このため、セラミッ
クス材2とワーク内2にエアギャップがあっても、熱伝
導、輻射、対流による熱供給が効果的に行われると共
に、ヒートブロック1とワーク3の両者の間の熱の流れ
は全体で一様に平均化する。
ラミックス材2によって助けられてリードフレーム等の
ワーク3に供給されることになる。このため、セラミッ
クス材2とワーク内2にエアギャップがあっても、熱伝
導、輻射、対流による熱供給が効果的に行われると共
に、ヒートブロック1とワーク3の両者の間の熱の流れ
は全体で一様に平均化する。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ヒ
ートブロックの熱は、遠赤外線放射性のセラミックス材
によって助けられてワークに効果的に供給される。
ートブロックの熱は、遠赤外線放射性のセラミックス材
によって助けられてワークに効果的に供給される。
第1図は本発明の一実施例を示す要部説明図である。 1:ヒートブロック、2:セラミックス材、 3:ワーク。
Claims (1)
- 【請求項1】ワークを加熱するヒートブロック上に遠赤
外線放射性のセラミックス材を設けたことを特徴とする
ワーク加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9829190A JP2668738B2 (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | ワーク加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9829190A JP2668738B2 (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | ワーク加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03296230A JPH03296230A (ja) | 1991-12-26 |
JP2668738B2 true JP2668738B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=14215825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9829190A Expired - Fee Related JP2668738B2 (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | ワーク加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112556887B (zh) * | 2020-12-22 | 2022-11-22 | 北京强度环境研究所 | 一种侧向进出水的Gardon式热流计 |
-
1990
- 1990-04-14 JP JP9829190A patent/JP2668738B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03296230A (ja) | 1991-12-26 |
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Legal Events
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