JP2667785B2 - ラケット - Google Patents

ラケット

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JP2667785B2 JP5322794A JP32279493A JP2667785B2 JP 2667785 B2 JP2667785 B2 JP 2667785B2 JP 5322794 A JP5322794 A JP 5322794A JP 32279493 A JP32279493 A JP 32279493A JP 2667785 B2 JP2667785 B2 JP 2667785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテニスラケット、バトミ
ントンラケット、スカッシュラケット等のガットを張設
して使用するラケットに関し、特に、ラケットのガット
面の面圧分布を非対称としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、テニスラケット等
のラケット1では、一般にガットJの張り方(ガットパ
ターン)は、ラケット1の中心軸Cと一致するガットを
張設した面(ガット面2)の長軸Yに対して対称であ
り、ガット面2と垂直な方向(面外方向)に一定の変位
を与えるために必要な力(面圧)は長軸Yに対して左右
対称に分布している。また、このように左右対称に面圧
を分布させる場合、ガット面2の中央部分2aで打撃し
た場合に、好適な反発性能、スピン性能、打球感、コン
トロール性等が得られるように設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラケッ
トを使用するプレーヤーの中には、ガット面2の左側2
bで打撃する傾向のあるプレーヤーや、ガット面2の右
側2cで打撃する傾向のあるプレーヤーが存在し、この
ようなプレーヤーが上記左右対称の面圧分布を有し、中
央部分2aでの反発性能等が好適となるように設定した
ラケット1を使用すると、十分な反発性能等を得ること
ができない。
【0004】本発明は、上記従来のラケットにおける問
題を解決するためになされたものであって、ガット面の
左側あるいは右側で打撃する傾向のあるプレーヤーが打
撃する場合にも、十分な反発性能等を得られるようにす
ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、それ
ぞれガット面の短軸方向の端部を通り、長軸に対して平
行な第1境界線と第2境界線を設定し、ガット面の長軸
と第1境界線に挟まれた領域を第1領域、長軸と第2境
界線に挟まれた領域を第2領域とし、上記第1領域にお
ける長軸方向のガットと短軸方向のガットの交点により
形成される網目の短軸方向の長さの平均値と、上記第2
領域における上記網目の短軸方向の長さの平均値の値が
異なり、かつ、上記網目の短軸方向の長さの平均値のう
ち、値の小さいほうの平均値の値の大きい方の平均値に
対する比率を0.2以上0.9以下に設定していることを
特徴とするラケットを提供するものである。
【0006】
【作用】上記構成からなる本発明のラケットでは、ガッ
トパターンが長軸に対して左右非対称となり、上記第1
及び第2領域のうち長軸方向のガットの間隔を密に設定
した領域では面圧が高くコントロール性が良好である。
一方、長軸方向のガットの間隔を疎に設定した領域では
面圧が低く、反発性能、スピン性能が良好である。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係るラケットを示
している。図1及び図2(B)は、ラケット11を図2
(A)中の矢印A方向から見た図面であり、以下の説明
では、特に断らない限り「右側」又は「左側」という場
合には、上記矢印A方向からみた場合(ラケット11の
一方側の面11aから見た場合)を基準とする。
【0008】ラケット11では、フレーム12のガット
張設部12aに設けた複数のガット穴に短軸X方向のガ
ットJと長軸Y方向のガットKを張設してガット面14
を形成している。
【0009】ここで短軸Xとは、フレーム12の中心軸
Cに対して直交する方向でガット面14の長さが最長と
なる軸線である。また、長軸Yとは、フレーム12の中
心軸Cに対して平行な方向でガット面14の長さが最長
となる軸線であり、中心軸Cと一致している。
【0010】ガット面14では、隣接する長軸方向のガ
ットKと隣接する短軸方向のガットJが長軸Y方向の長
さがl、短軸方向の長さがmの矩形状の網目Mを複数個
形成する。
【0011】上記短軸Xと長軸Yの交点であるガット面
14の中心点Oから、短軸X方向左側にガット面14の
短軸Xの全長Wの1/2の位置、すなわち、ガット面1
4の左側の端部14aの位置に長軸Yに平行な第1境界
線P1を設定し、ガット面14の長軸Yと第1境界線P
1に挟まれる領域を第1領域A1とする。
【0012】また、上記ガット面14の中心点Oから短
軸方向右側にガット面14の全長Wの1/2の位置、す
なわち、ガット面14の右側の端部14bの位置に長軸
Yに平行な第2境界線P2を設定し、ガット面14の長
軸Yと第2境界線P2に挟まれる領域を第2境界領域A
2とする。
【0013】本発明では、ガット面14の左側の領域で
ある第1領域A1と右側の領域である第2領域A2で長
軸Y方向のガットKの間隔を異ならせ、ガットパターン
を長軸Yに対して左右非対称としている。
【0014】第1領域A1に存在する網目Mの短軸X方
向の長さの平均値をm1とし、第2領域A2に存在する
網目Mの長軸Y方向の長さの平均値をm2とする。な
お、第1領域A1と第2領域A2の両方にまたがる網目
Mについては、その面積の半分以上が属する領域に存在
するものとする。
【0015】本発明では、上記平均値m1,m2のうち値
が小さいほう、すなわち長軸Y方向のガットKの間隔が
密である方の、値が大きいほう、すなわち長軸方向Yの
ガットKの間隔が疎である方(図1の場合は平均値
2)に対する比率を0.2以上0.9以下に設定してい
る。図1の場合、第1領域A1の方が第2領域A2より
も、長軸Y方向のガットKの間隔は密であり、m1<m2
であるから、0.2≦m1/m2<0.9としている。
【0016】このように本発明のラケット11では、長
軸Yに対して左右非対称のガットパターンに設定してい
るため、ガット面14の面圧の分布も長軸Yに対して左
右非対称となる。そのため、本発明のラケット11で
は、ガット面14の左側又は右側で打撃する傾向のある
プレーヤーであっても、良好な反発性、スピン性、コン
トロール性を得ることができ、ボールを打球する面を変
える事によって、状況に沿った反発特性を得ることがで
きる。
【0017】また、本発明のラケット11では、上記の
ように面圧分布が左右非対称であるため、ガット面14
の第1領域A1で打撃した場合と、第2領域A2で打撃
した場合で反発性、コントロール性能、スピン性能が異
なる。
【0018】すなわち、図1において長軸Y方向Yのガ
ットKの間隔を密に設定した第1領域A1では、面圧が
高いため、この第1領域A1で打撃するとコントロール
性が良好である。一方、長軸Y方向のガットKの間隔を
疎に設定した第2領域A2では、面圧が低いため、この
右側領域A2で打撃すると、反発性能が良好であると共
に、ガットJ,Kの変形量が大きいためボールとガット
J,Kの摩擦が大きくスピン性が良好である。よって、
本発明のラケット11では、ガット面の右側又は左側で
打撃する場合、ラケット11のボールの飛来方向に対す
る向きを代えて打撃することにより、コントロール性、
反発性能、スピン性を異ならせることができる。
【0019】例えば、ガット面14の左側で打撃する傾
向のあるプレーヤーの場合、ボールが上記図1(A)の
矢印A方向から飛来するように、ラケットの一方の面1
1aをボールの飛来方向に向けるようにラケット11を
把持すれば、面圧が高い第1領域A1でボールを打撃す
ることになるため、コントロール性が良好である。一
方、このプレーヤーが、図1(A)の矢印B方向からボ
ールが飛来するように、ラケット11の他方の面11b
をボールの飛来方向に向けるようにラケット11を把持
すれば、面圧の低い第2領域A2でボールを打撃するこ
とになるため、反発性、スピン性が良好である。
【0020】図3及び図4は、本発明の実施例を示して
いる。この第1実施例に係るラケット11Aはテニスラ
ケットでありフレーム12のガット張設部12aにガッ
トを張設して使用するものである。
【0021】本実施例では、フレーム12のガット張設
部12aに、短軸X方向にガットJ1,J2,…J18,J
19を張設するための横用ガット穴a1,a2…a18,a19
及びb1,b2…b18,b19を設けている。ここで横用ガ
ット穴a1,a2…a18,a19と横用ガット穴b1,b2
18,b19のうち同じ添字を付した穴は短軸Xの方向に
互いに対向して1本のガットJ1,J2…J18,J19が挿
通される。
【0022】また、フレーム12のガット張設部12a
には、長軸Y方向のガットK1,K2,…K13,K14を張
設するための縦用ガット穴c1,c2…c13,c14及びd
1,d2…d13,d14を設けている。ここで、縦用ガット
穴c1,c2…c13,c14と縦用ガット穴d1,d2
13,d14のうち同じ添字を付した穴は長軸方向に互い
に対向して1本のガットK1,K2…K13,K14が挿通さ
れる。
【0023】張設されたガットJ1,J2…J18,J19
1,K2…K13,K14が形成するガット面4の短軸X方
向の全長Wは240mmで、長軸Y方向の全長Lは320
mmである。
【0024】このラケット11Aでは、ガット面14の
トップ部12b側の端部14dとガットJ1の間隔、隣
接する短軸方向のガットJ1,J2…J18,J19間の間
隔、及びガットJ19とガット面4のヨーク部12c側の
端部14eとの間隔がそれぞれ表1に示す距離となるよ
うに上記横用ガット穴a1,a2…a18,a19及びb1
2…b18,b19を配置している。
【0025】
【表1】
【0026】また、このラケット1Aでは、ガット面4
の左側の端部4aとガットK1間の間隔、隣接する長軸
方向のガットK1,K2…K13,K14間の間隔、ガットK
14とガット面4の右側の端部4b間の間隔が下記の表2
に示す距離となるよう上記縦用ガット穴c1,c2
13,c14とd1,d2…d13,d14を配置している。
【0027】
【表2】
【0028】本実施例のラケット1Aでは、ガット面1
4の中心点Oから短軸X方向の両側にガット面14の短
軸Xの全長Wの1/2の位置、すなわち、ガット面14
の左側の端部4aと右側の端部4bの位置にそれぞれ長
軸Yに平行な境界線P1と境界線P2を設定し、長軸Y
と第1境界線P1に挟まれた領域を左側領域A1、長軸
Yと第2境界線P2に挟まれた領域を右側領域A2とす
ると、第1領域A1に存在する網目Mの短軸X方向の長
さの平均値m1は13.39であり、第2領域A2に存在
する網目Mの短軸X方向の長さの平均値m2は19.17
である。よって、本実施例では、上記平均値m1,m2
うち小さいほうの平均値m1の大きい方の平均値m2に対
する比率(m1/m2)は、0.72である。
【0029】本実施例のラケット1Aは上記のようなガ
ットパターンとしているため、ガット面4の第1領域A
1では、長軸Y方向のガットKの間隔が密であり面圧が
高く、一方、第2領域A2では、長軸Y方向のガットK
の間隔が疎であって面圧が低い。図5(A)の測定装置
で測定した第1実施例のラケット1Aの面圧を図6に示
す。
【0030】図5(A)中、20は万能圧縮・引張試験
機であり、上下方向に移動するロードフレーム21の先
端に直径22mmの円柱状の治具22を取付けている。ラ
ケット11Aは固定台13上にフレーム12のガット張
設部12aを8カ所固定している。
【0031】ロードフレーム21を図中下方に移動さ
せ、治具22をガット面14に押し付けて、ガット面1
4の反力値はロードセル24により検出する。この検出
した反力値及びガット面14に反力0で当接した状態か
らの治具22の変位をコントローラ25を介してX−Y
プリンタ26に入力し、図5(B)に示すように、横軸
が変位、縦軸が反力の線図を得る。
【0032】図6は、短軸X上で左側の端部14aから
の距離を異ならせた場合の面圧(ガット面4を5mm変位
させた場合の反力)を示している。なお、ガットは縦糸
を55ポンド,横糸を44ポンドで張り上げた。
【0033】図6から明らかなように、実施例のラケッ
ト1Aでは、ガット面14の左側の端部14a付近で
は、面圧は約20kg、ガット面14の中央部14c付近
では、面圧は約15kg、右側の端部14b付近では、面
圧は約17kgである。
【0034】このように、第1実施例のラケット11A
ではガット面14の左側の第1領域A1では、比較的面
圧が高い一方、右側の第2領域A2では、比較的面圧が
低い。よって、第1領域A1で打撃するとコントロール
性が良好である。一方、第2領域A2では、反発性、ス
ピン性が良好である。
【0035】
【実験例】本発明の効果を確認するための実験を行っ
た。比較例として、図7に示す従来のラケット11B
(住友ゴム工業(株)製ダンロップDP−80)を用意
した。
【0036】このラケット11Bは、短軸X方向のガッ
トJ1,J2…J18,J19と長軸Y方向のガットK1,K2
…K15,K16を張設しており、ガット面14の短軸X方
向の全長Wは240mmで、長軸X方向の全長Lは320
mmである。
【0037】このラケット1Bでは、ガット面14のト
ップ部12b側の端部4dとガットJ1の間隔、隣接す
る短軸方向のガットJ1,J2…J18,J19間の間隔、及
びガットJ19とガット面4のヨーク部12c側の端部4
eとの間隔を表3に示す距離に設定している。
【0038】
【表3】
【0039】また、このラケット1Bでは、ガット面1
4の左側の端部14aとガットK1間の間隔、隣接する
長軸方向のガットK1,K2…K15,K16間の間隔、ガッ
トK16とガット面14の右側の端部4b間の距離を下記
の表4に示す距離に設定している。
【0040】
【表4】
【0041】比較例のラケット11Bでは、ガット面4
の左側k端部4aと右側の端部4bの位置に長軸Yに平
行な第1境界線P1と第2境界線P2をそれぞれ設定
し、長軸Yと第1境界線P1に挟まれた領域を左側領域
A1、長軸Yと第2境界線P2に挟まれた領域を右側領
域A2とすると、第1領域A1、第2領域A2に存在す
る網目Mの短軸X方向の長さの平均値m1,m2はともに
13.89であり、比率(m1/m2)は1.00である。
【0042】比較例のラケット11Bの面圧を上記図5
(A)に示す装置で測定した結果は、図8に示す通りで
ある。この図8に示すように、比較例のラケット11B
では、ガット面14の面圧は長軸Yに対してほぼ左右対
称に分布している。
【0043】本実験では、20人のトップレベルのアマ
チュアプレーヤが実施例のラケット11Aと比較例のラ
ケット11Bを用いて、ガット面14の第1領域A1と
第2領域A2のそれぞれについて20球〜30球のボー
ルを打撃し、反発性、コントロール性能、スピン性能に
ついて「普通」、「良い」、「悪い」の3段階の評価を
行った。なお、ガットはナイロンガットを使用し、縦糸
を55ポンド、横糸を44ポントで張設した。実験結果
は、表5、表6に示す通りである。
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】上記表5から、第1領域A1で打撃した場
合、実施例のラケット11Aは、この第1領域A1の面
圧を高く設定しているため、比較例のラケット11Bと
比べてコントロール性能が良好であることが確認でき
る。また、上記表6から、第2領域A2で打撃した場
合、実施例のラケット11Aは、この第2領域A2の面
圧を低く設定していため、比較例のラケット11Bと比
べて反発性能、スピン性能が良好であることが確認でき
る。
【0047】また、実施例のラケット11A、比較例の
ラケット11Bについて反発試験を行った。この反発試
験では、図9に示すように実施例のラケット11A及び
比較例のラケット11Bのガット面14に対して初速度
0の硬式用テニスボール20を衝突させ、跳ね返った
テニスボール20の速度Vrを測定した。反発係数は下
記の式(1)で表される。
【0048】(反発係数)=Vr/V0 …(1)
【0049】反発試験の結果は図10に示すとおりであ
る。この図10から、第2領域A2で打撃した場合に
は、本発明の第2実施例のラケット1Aは、この第2領
域A2の面圧を低く設定しているため、実施例のラケッ
ト1Bと比較して反発性が良好である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のラケットでは、ガット面の短軸方向の端部を通り、長
軸に対して平行な第1境界線と第2境界線を設定し、ガ
ット面の長軸と第1境界線に挟まれた領域である第1領
域における網目の短軸方向の長さの平均値と、長軸と第
2境界線に挟まれた領域である第2領における網目の短
軸方向の長さの平均値のうち、値の小さいほうの平均値
の値の大きい方の平均値に対する比率を0.2以上0.9
以下に設定している。そのため、本発明のラケットで
は、ガット面の面圧分布が長軸に対して左右非対称とな
り、反発性、スピン性能が良好な部分や、コントロール
性が良好な部分がガット面の中央部分ではなく長軸に対
して左右いずれかの方向にずれた位置に存在するため、
ガット面の左側又は右側で打撃する傾向のあるプレーヤ
ーであっても、良好な反発性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のラケットを示す部分正面図である。
【図2】 (A)はラケットの側面図、(B)はラケッ
トの正面図である。
【図3】 実施例のラケットを示す部分正面図である。
【図4】 実施例のラケットを示す部分正面図である。
【図5】 (A)は面圧の測定装置を示す概略図、
(B)はX−Yレコーダの出力を示す概略図である。
【図6】 実施例における左側端部からの距離と面圧の
関係を示すグラフである。
【図7】 比較例のラケットを示す部分正面図である。
【図8】 比較例における左側端部からの距離と面圧の
関係を示すグラフである。
【図9】 反発試験の方法を示す概略図である。
【図10】 反発試験の結果を示す線図である。
【図11】 ガット面を説明するための概略図である。
【符号の説明】 11,11A,11B ラケット 12 フレーム 12a ガット張設部 A1 第1領域 A2 第2領域 J,K ガット M 網目 P1 第1境界線 P2 第2境界線 X 短軸 Y 長軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれガット面(14)の短軸(X)
    方向の端部(14a,14b)を通り、長軸(Y)に対
    して平行な第1境界線(P1)と第2境界線(P2)を
    設定し、ガット面(4)の長軸(Y)と第1境界線(P
    1)に挟まれた領域を第1領域(A1)、長軸(Y)と
    第2境界線(P2)に挟まれた領域を第2領域(A2)
    とし、 上記第1領域(A1)における長軸(Y)方向のガット
    (K)と短軸(X)方向のガット(J)の交点により形
    成される網目(M)の短軸(X)方向の長さの平均値
    (m1)と、上記第2領域(A2)における上記網目
    (M)の短軸(X)方向の長さの平均値(m2)の値が
    異なり、かつ、上記網目(M)の短軸(X)方向の長さ
    の平均値(m1,m2)のうち、値の小さいほうの平均値
    の値の大きい方の平均値に対する比率(m1/m2)を
    0.2以上0.9以下に設定していることを特徴とするラ
    ケット。
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