JP2666665B2 - 多室型空気調和装置 - Google Patents
多室型空気調和装置Info
- Publication number
- JP2666665B2 JP2666665B2 JP4320463A JP32046392A JP2666665B2 JP 2666665 B2 JP2666665 B2 JP 2666665B2 JP 4320463 A JP4320463 A JP 4320463A JP 32046392 A JP32046392 A JP 32046392A JP 2666665 B2 JP2666665 B2 JP 2666665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor
- temperature
- refrigerant
- difference
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外機を屋上に,室内
機を各階に設置し、各階の室内機に冷媒を適正に分配で
きるようにした多室型空気調和装置に関する。
機を各階に設置し、各階の室内機に冷媒を適正に分配で
きるようにした多室型空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多室型空気調和装置として、例え
ば図3に示すようなものがある(特開平4−28970
号公報)。この空気調和装置は、圧縮機12,四路切換弁
13,室外熱交換器14,室外膨張弁15,室外ファン1
6をもつ室外機11を地上に設置する一方、室内膨張弁
18a,室内熱交換器19a,室内ファン20aをもつ室内
機17aを1階に、同様の部材18b,19b,20bをもつ
室内機17bを4階に夫々設置し、これらを順次管路2
1a〜21gで接続して環状の冷媒回路を構成している。
ここで、冷房運転の際、圧縮機12から吐出された高温
高圧のガス冷媒は、四路切換弁13を経て室外熱交換器
14で放熱して凝縮し、高圧の液冷媒は室内膨張弁18
a,18bで減圧された後、室内熱交換器19a,19bで室
内から吸熱しつつ蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって
圧縮機12に戻る。ところが、4階の室内機17bは、
1階の室内機17aより略10m高い位置に設置されてい
るため、室内膨張弁18bの上流側の液冷媒の圧力は、
室内膨張弁18aのそれよりも液柱分だけ低くなる。そ
の為、4階の熱交換器19bの冷媒流量が極端に絞られ
て、十分な冷房能力が出ない虞がある。そこで、1階の
室内機7aに付属の図示しない弁開度補正手段が、上記
液柱分に相当する絞り量Sを演算し、室内膨張弁18a
の開度を、4階の室内膨張弁18bの開度より常にSだ
け小さく制御して、4階の室内熱交換器19bに十分な
流量の液冷媒を供給し、十分な冷房能力を発揮させるよ
うにしている。
ば図3に示すようなものがある(特開平4−28970
号公報)。この空気調和装置は、圧縮機12,四路切換弁
13,室外熱交換器14,室外膨張弁15,室外ファン1
6をもつ室外機11を地上に設置する一方、室内膨張弁
18a,室内熱交換器19a,室内ファン20aをもつ室内
機17aを1階に、同様の部材18b,19b,20bをもつ
室内機17bを4階に夫々設置し、これらを順次管路2
1a〜21gで接続して環状の冷媒回路を構成している。
ここで、冷房運転の際、圧縮機12から吐出された高温
高圧のガス冷媒は、四路切換弁13を経て室外熱交換器
14で放熱して凝縮し、高圧の液冷媒は室内膨張弁18
a,18bで減圧された後、室内熱交換器19a,19bで室
内から吸熱しつつ蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって
圧縮機12に戻る。ところが、4階の室内機17bは、
1階の室内機17aより略10m高い位置に設置されてい
るため、室内膨張弁18bの上流側の液冷媒の圧力は、
室内膨張弁18aのそれよりも液柱分だけ低くなる。そ
の為、4階の熱交換器19bの冷媒流量が極端に絞られ
て、十分な冷房能力が出ない虞がある。そこで、1階の
室内機7aに付属の図示しない弁開度補正手段が、上記
液柱分に相当する絞り量Sを演算し、室内膨張弁18a
の開度を、4階の室内膨張弁18bの開度より常にSだ
け小さく制御して、4階の室内熱交換器19bに十分な
流量の液冷媒を供給し、十分な冷房能力を発揮させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
多室型空気調和装置において、室外機11を地上から屋
上に設置替えして暖房運転をする場合、次のような問題
が生じる。即ち、暖房運転では、圧縮機12から吐出さ
れたガス冷媒は、室内の熱交換器19a,19bに流入し
て放熱,凝縮するが、圧縮機12が屋上に設置されてい
るため、停止中に管路内に残った冷媒が、低い1階の熱
交換器19aに液となって溜まり込む。そのため、暖房
運転開始時に1階の室内膨張弁18aの上流側の液冷媒
の圧力が、4階の室内膨張弁18aのそれよりも液柱分
だけ高くなって、ガス冷媒の偏流が生じ、吐出された高
温高圧のガス冷媒が1階の熱交換器18aに殆んど流れ
なくなって、1階の熱交換器19aが十分な暖房能力を
発揮できなくなる。そこで、これに対処すべく、上述の
冷房運転と同様の思想で、1階の室内膨張弁18aの開
度を、4階の室内膨張弁18bの開度より常に一定量だ
け大きく制御して、1階の室内熱交換器19a内の冷媒
の過冷却度を減じて暖房能力を向上させることが考えら
れる。
多室型空気調和装置において、室外機11を地上から屋
上に設置替えして暖房運転をする場合、次のような問題
が生じる。即ち、暖房運転では、圧縮機12から吐出さ
れたガス冷媒は、室内の熱交換器19a,19bに流入し
て放熱,凝縮するが、圧縮機12が屋上に設置されてい
るため、停止中に管路内に残った冷媒が、低い1階の熱
交換器19aに液となって溜まり込む。そのため、暖房
運転開始時に1階の室内膨張弁18aの上流側の液冷媒
の圧力が、4階の室内膨張弁18aのそれよりも液柱分
だけ高くなって、ガス冷媒の偏流が生じ、吐出された高
温高圧のガス冷媒が1階の熱交換器18aに殆んど流れ
なくなって、1階の熱交換器19aが十分な暖房能力を
発揮できなくなる。そこで、これに対処すべく、上述の
冷房運転と同様の思想で、1階の室内膨張弁18aの開
度を、4階の室内膨張弁18bの開度より常に一定量だ
け大きく制御して、1階の室内熱交換器19a内の冷媒
の過冷却度を減じて暖房能力を向上させることが考えら
れる。
【0004】しかしながら、1階と4階の室内熱交換器
18a,18bへのガス冷媒の分流比は、室内機17a,1
7bの設定温度や室内ファン20a,20bの設定風量によ
って様々に変化する為、室内膨張弁間の一定量の開度差
による上述の対処方法では、ガス冷媒を最適に分配する
ことができず、暖房能力を適正に発揮させるのが難し
い。また、暖房運転時の室内熱交換器内の冷媒の過冷却
度の制御は、従来、各室内機ごとに別々に、熱交換通路
の中間に設けられた凝縮温度センサが検出する凝縮温度
Dcと、暖房時の冷媒出口側の液管に設けられた液温セ
ンサが検出する液温度Dlとの差[(Dc−Dl)≧0]に比
例して開度を絞って行なわれていたため、凝縮温度セン
サの設置位置が悪かったり、1階の室内熱交換器19a
に液冷媒が溜まり込んだり偏流が生じたときは、上記差
が負値をとって制御ができないうえ、運転開始後液溜ま
りが解消する30分程度の間は、凝縮温度を制御のパラ
メータに使えないという問題がある。
18a,18bへのガス冷媒の分流比は、室内機17a,1
7bの設定温度や室内ファン20a,20bの設定風量によ
って様々に変化する為、室内膨張弁間の一定量の開度差
による上述の対処方法では、ガス冷媒を最適に分配する
ことができず、暖房能力を適正に発揮させるのが難し
い。また、暖房運転時の室内熱交換器内の冷媒の過冷却
度の制御は、従来、各室内機ごとに別々に、熱交換通路
の中間に設けられた凝縮温度センサが検出する凝縮温度
Dcと、暖房時の冷媒出口側の液管に設けられた液温セ
ンサが検出する液温度Dlとの差[(Dc−Dl)≧0]に比
例して開度を絞って行なわれていたため、凝縮温度セン
サの設置位置が悪かったり、1階の室内熱交換器19a
に液冷媒が溜まり込んだり偏流が生じたときは、上記差
が負値をとって制御ができないうえ、運転開始後液溜ま
りが解消する30分程度の間は、凝縮温度を制御のパラ
メータに使えないという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、暖房運転開始時
に低い階の室内熱交換器に液冷媒が溜まっていても、過
冷却度の制御に用いうるパラメータを見い出し、凝縮温
度が液温度よりも低くなっても上記パラメータに基づく
制御により低い階の室内機の暖房能力を適正かつ起動後
早期に発揮させることができる多室型空気調和装置を提
供することにある。
に低い階の室内熱交換器に液冷媒が溜まっていても、過
冷却度の制御に用いうるパラメータを見い出し、凝縮温
度が液温度よりも低くなっても上記パラメータに基づく
制御により低い階の室内機の暖房能力を適正かつ起動後
早期に発揮させることができる多室型空気調和装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多室型空気調和装置は、図1に例示するよ
うに、圧縮機12,四路切換弁13,室外熱交換器14を
もつ室外機11と、室内膨張弁18a〜18c,室内熱交
換器19a〜19cをもつ複数の室内機17a〜17cとを
順次管路21a〜21gで接続して冷媒回路を構成し、上
記複数の室内機17a〜17cが高低差をもって設置さ
れ、これらの室内機17a〜17cより高い位置に上記室
外機11が設置されたものにおいて、上記各室内熱交換
器17a〜17cに内部の冷媒温度を検出すべく設けられ
た凝縮温度センサ2a〜2cと、上記各室内熱交換器17
a〜17cの暖房時の冷媒出口側に冷媒液の温度を検出す
べく設けられた液温度センサ3a〜3cと、暖房運転時に
上記各凝縮温度センサ2a〜2cおよび各液温センサ3a
〜3cからの検出信号を受けて、平均凝縮温度Dcavを算
出するとともに、この平均凝縮温度Dcavに対する各液
温Dlの偏差(Dcav−Dl)を算出する演算手段1と、こ
の演算手段1が算出した偏差(Dcav−Dl)と予め定めら
れた目標過冷却温度Sc1の差Hi(=Dcav−Dl−Sc1)
を求め、この差の絶対値|Hi|が一定値Sc3を超えると
き、その差の絶対値が一定値を超える室内機17a〜1
7cの室内膨張弁18a〜18cの開度を、上記差の絶対
値|Hi|に応じた量|ΔP|だけ差の正,負に応じて増,減
する制御手段1を備えたことを特徴とする。
め、本発明の多室型空気調和装置は、図1に例示するよ
うに、圧縮機12,四路切換弁13,室外熱交換器14を
もつ室外機11と、室内膨張弁18a〜18c,室内熱交
換器19a〜19cをもつ複数の室内機17a〜17cとを
順次管路21a〜21gで接続して冷媒回路を構成し、上
記複数の室内機17a〜17cが高低差をもって設置さ
れ、これらの室内機17a〜17cより高い位置に上記室
外機11が設置されたものにおいて、上記各室内熱交換
器17a〜17cに内部の冷媒温度を検出すべく設けられ
た凝縮温度センサ2a〜2cと、上記各室内熱交換器17
a〜17cの暖房時の冷媒出口側に冷媒液の温度を検出す
べく設けられた液温度センサ3a〜3cと、暖房運転時に
上記各凝縮温度センサ2a〜2cおよび各液温センサ3a
〜3cからの検出信号を受けて、平均凝縮温度Dcavを算
出するとともに、この平均凝縮温度Dcavに対する各液
温Dlの偏差(Dcav−Dl)を算出する演算手段1と、こ
の演算手段1が算出した偏差(Dcav−Dl)と予め定めら
れた目標過冷却温度Sc1の差Hi(=Dcav−Dl−Sc1)
を求め、この差の絶対値|Hi|が一定値Sc3を超えると
き、その差の絶対値が一定値を超える室内機17a〜1
7cの室内膨張弁18a〜18cの開度を、上記差の絶対
値|Hi|に応じた量|ΔP|だけ差の正,負に応じて増,減
する制御手段1を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】例えば、室外機11が屋上に、室内機17a〜
17cが1階,中間階,最上階に夫々設置され、運転停止
中に各階の熱交換器19a〜19cには、液冷媒が上記順
に多量,普通量,少量夫々溜まり込んでいるものとする。
この状態で暖房運転を開始すると、圧縮機12から吐出
された高温高圧のガス冷媒の流入は、低階の室内熱交換
器ほど上記液冷媒に妨げられて減少する。従って、各室
内熱交換器19a〜19cに設けられた凝縮温度センサ2
a〜2cは、1階が過冷却液,中間階が湿り気味の蒸気,最
上階が乾き気味の蒸気である冷媒の温度、つまりこの順
に低,中,高の冷媒温度Dcを検出する一方、冷媒出口側
に設けられた液温度センサ3a〜3cは、凝縮後の液冷
媒の階に拘わらず略等しい液冷媒の温度Dlを検出す
る。演算手段1は、上記凝縮温度センサ2a〜2cが検出
した上記各冷媒の温度Dcの平均、つまり平均凝縮温度
Dcavを算出するとともに、この平均凝縮温度Dcavに対
する上記液温度センサ3a〜3cが検出した各液温Dlの
偏差(Dcav−Dl)を算出する。算出される偏差(Dcav−
Dl)は、上述の理由から逆にたとえば1階が大,中間階
が中,最上階が小の夫々正値となる。制御手段1は、演
算手段1が算出した上記偏差(Dcav−Dl)と予め定めら
れた目標過冷却温度(Sc1)の差(Hi=Dcav−Dl−S
c1)を求め、この差Hiは、たとえば上記順に一定値Sc2
を超える正値(過冷却過剰),略零(普通),一定値Sc2を超
える負値(過冷却不足)となる。そこで、制御手段1は、
1階の室内膨張弁18aの開度を増し,中間階のそれ18
bの開度をそのままとし,最上階のそれ18cの開度を減
じる。これにより、各階の室内熱交換器内19a〜19c
の冷媒は、1階19aが過冷却液から湿り蒸気に変わり,
中間階19bが湿り蒸気を保ち,最上階19cが乾きから
湿り蒸気に変わって、各階の室内熱交換器19a〜19c
の過冷却度が適正な一定値に調整され、階差による吐出
ガス冷媒の偏流がなくなって、運転開始から早期に各階
の室内機17a〜17cの暖房能力を適正に発揮させるこ
とができる。
17cが1階,中間階,最上階に夫々設置され、運転停止
中に各階の熱交換器19a〜19cには、液冷媒が上記順
に多量,普通量,少量夫々溜まり込んでいるものとする。
この状態で暖房運転を開始すると、圧縮機12から吐出
された高温高圧のガス冷媒の流入は、低階の室内熱交換
器ほど上記液冷媒に妨げられて減少する。従って、各室
内熱交換器19a〜19cに設けられた凝縮温度センサ2
a〜2cは、1階が過冷却液,中間階が湿り気味の蒸気,最
上階が乾き気味の蒸気である冷媒の温度、つまりこの順
に低,中,高の冷媒温度Dcを検出する一方、冷媒出口側
に設けられた液温度センサ3a〜3cは、凝縮後の液冷
媒の階に拘わらず略等しい液冷媒の温度Dlを検出す
る。演算手段1は、上記凝縮温度センサ2a〜2cが検出
した上記各冷媒の温度Dcの平均、つまり平均凝縮温度
Dcavを算出するとともに、この平均凝縮温度Dcavに対
する上記液温度センサ3a〜3cが検出した各液温Dlの
偏差(Dcav−Dl)を算出する。算出される偏差(Dcav−
Dl)は、上述の理由から逆にたとえば1階が大,中間階
が中,最上階が小の夫々正値となる。制御手段1は、演
算手段1が算出した上記偏差(Dcav−Dl)と予め定めら
れた目標過冷却温度(Sc1)の差(Hi=Dcav−Dl−S
c1)を求め、この差Hiは、たとえば上記順に一定値Sc2
を超える正値(過冷却過剰),略零(普通),一定値Sc2を超
える負値(過冷却不足)となる。そこで、制御手段1は、
1階の室内膨張弁18aの開度を増し,中間階のそれ18
bの開度をそのままとし,最上階のそれ18cの開度を減
じる。これにより、各階の室内熱交換器内19a〜19c
の冷媒は、1階19aが過冷却液から湿り蒸気に変わり,
中間階19bが湿り蒸気を保ち,最上階19cが乾きから
湿り蒸気に変わって、各階の室内熱交換器19a〜19c
の過冷却度が適正な一定値に調整され、階差による吐出
ガス冷媒の偏流がなくなって、運転開始から早期に各階
の室内機17a〜17cの暖房能力を適正に発揮させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は、本発明の多室型空気調和装置の一例を
示しており、この空気調和装置は、図3で述べた冷媒回
路の圧縮機12を含む室外機11を屋上Rに、室内機1
7a,17bを1階,2階に夫々設置し、3階にこれらと並
列に室内機17cを追加設置するとともに、各室内熱交
換器19a〜19cの熱交換路の略中間の冷媒温度を検出
する凝縮温度センサ2a〜2cと、各室内熱交換器19a
〜19cの暖房時の冷媒出口側の冷媒液の温度を検出す
る液温度センサ3a〜3cを設けたもので、図3と同じ部
材には同一の番号を付している。また、上記凝縮温度セ
ンサ2a〜2cおよび液温度センサ3a〜3cからの検出信
号に基づいて後述する演算を行ない、各室内膨張弁18
a〜18cを制御する演算手段と制御手段を兼ねるマイク
ロコンピュータからなる制御部1を設けている。なお、
室外膨張弁15と室内膨張弁18a〜18cの間の管路2
1dには、受液器4を介設し、上記管路21dおよび四路
切換弁13に連なる管路21fには、閉鎖弁5,6を介設
している。
明する。図1は、本発明の多室型空気調和装置の一例を
示しており、この空気調和装置は、図3で述べた冷媒回
路の圧縮機12を含む室外機11を屋上Rに、室内機1
7a,17bを1階,2階に夫々設置し、3階にこれらと並
列に室内機17cを追加設置するとともに、各室内熱交
換器19a〜19cの熱交換路の略中間の冷媒温度を検出
する凝縮温度センサ2a〜2cと、各室内熱交換器19a
〜19cの暖房時の冷媒出口側の冷媒液の温度を検出す
る液温度センサ3a〜3cを設けたもので、図3と同じ部
材には同一の番号を付している。また、上記凝縮温度セ
ンサ2a〜2cおよび液温度センサ3a〜3cからの検出信
号に基づいて後述する演算を行ない、各室内膨張弁18
a〜18cを制御する演算手段と制御手段を兼ねるマイク
ロコンピュータからなる制御部1を設けている。なお、
室外膨張弁15と室内膨張弁18a〜18cの間の管路2
1dには、受液器4を介設し、上記管路21dおよび四路
切換弁13に連なる管路21fには、閉鎖弁5,6を介設
している。
【0009】上記制御部1は、演算手段として、各凝縮
温度センサ2a〜2cの検出信号が表わす冷媒温度Dcの
平均値つまり平均凝縮温度Dcavを算出するとともに(図
2のS2参照)、この平均凝縮温度Dcavに対する各液温
センサ3a〜3cの検出信号が表わす液温Dlの偏差(Dca
v−Dl)を算出する。また、制御部1は、制御手段とし
て、上記偏差(Dcav−Dl)と予め定められた目標過冷却
温度Sc1(例えば5℃)の差Hi(i:サンプリング番号)を
求め(図2のS3参照)、この差の絶対値|Hi|が、2回
のサンプリングで連続して一定値Sc3(例えば2℃)を超
える時(図2のS5参照)、一定値Sc3を超えた室内機の
室内膨張弁18a〜18cの開度を、上記差の絶対値 |H
i| に比例した量 |ΔP|(=k×|Hi|)だけ差の正,負に
応じて増,減するようになっている(図2のS6参照)。
この開度の増減制御は、図2のS4に示すように、連続
する3回のサンプリングにおけるHiデータ(i=i−2,i
−1,i)が安定して、それらの相互差がSc2(例えば4
℃)以内である場合のみに行なう。
温度センサ2a〜2cの検出信号が表わす冷媒温度Dcの
平均値つまり平均凝縮温度Dcavを算出するとともに(図
2のS2参照)、この平均凝縮温度Dcavに対する各液温
センサ3a〜3cの検出信号が表わす液温Dlの偏差(Dca
v−Dl)を算出する。また、制御部1は、制御手段とし
て、上記偏差(Dcav−Dl)と予め定められた目標過冷却
温度Sc1(例えば5℃)の差Hi(i:サンプリング番号)を
求め(図2のS3参照)、この差の絶対値|Hi|が、2回
のサンプリングで連続して一定値Sc3(例えば2℃)を超
える時(図2のS5参照)、一定値Sc3を超えた室内機の
室内膨張弁18a〜18cの開度を、上記差の絶対値 |H
i| に比例した量 |ΔP|(=k×|Hi|)だけ差の正,負に
応じて増,減するようになっている(図2のS6参照)。
この開度の増減制御は、図2のS4に示すように、連続
する3回のサンプリングにおけるHiデータ(i=i−2,i
−1,i)が安定して、それらの相互差がSc2(例えば4
℃)以内である場合のみに行なう。
【0010】上記構成の制御部1は、図2のフローチャ
ートに従って、次のような制御を行なう。図1に示すよ
うに、室外機11が屋上Rに、室内機17a〜17cが
1,2,3階に夫々設置されているので、運転停止中に管
路21a〜21g内に残った冷媒は、液冷媒になって1,
2,3階の順に図1中のハッチングで示すように多量,普
通量,少量に夫々溜まり込んでいる。なお、図中の室内
熱交換器のハッチング部は過冷却液、ドット部は湿り蒸
気、空白部は過熱蒸気を夫々示している。さて、この状
態で、四路切換弁13を図示の実線の流路側に切り換
え、圧縮機12から吐出した高温高圧のガス冷媒を1〜
3階の室内熱交換器19a〜19cに供給する。すると、
高温高圧のガス冷媒の流入量は、溜まり込んだ上記液冷
媒に妨げられて低階の室内熱交換器ほど減少する。した
がって、図2のステップS1で、所定のサンプリング待
ち時間が経過すると、各室内熱交換器19a〜19cに設
けられた凝縮温度センサ2a〜2cは、1階2aが過冷却,
2階2bが湿り気味の蒸気,3階2cが乾き気味の蒸気で
ある冷媒の温度、つまりこの順に低,中,高の冷媒温度D
cを検出する。一方、各室内熱交換器19a〜19cの冷
媒出口側に設けられた液温度センサ3a〜3cは、1〜3
階とも略等しい凝縮後の液冷媒の温度Dlを検出する。
ートに従って、次のような制御を行なう。図1に示すよ
うに、室外機11が屋上Rに、室内機17a〜17cが
1,2,3階に夫々設置されているので、運転停止中に管
路21a〜21g内に残った冷媒は、液冷媒になって1,
2,3階の順に図1中のハッチングで示すように多量,普
通量,少量に夫々溜まり込んでいる。なお、図中の室内
熱交換器のハッチング部は過冷却液、ドット部は湿り蒸
気、空白部は過熱蒸気を夫々示している。さて、この状
態で、四路切換弁13を図示の実線の流路側に切り換
え、圧縮機12から吐出した高温高圧のガス冷媒を1〜
3階の室内熱交換器19a〜19cに供給する。すると、
高温高圧のガス冷媒の流入量は、溜まり込んだ上記液冷
媒に妨げられて低階の室内熱交換器ほど減少する。した
がって、図2のステップS1で、所定のサンプリング待
ち時間が経過すると、各室内熱交換器19a〜19cに設
けられた凝縮温度センサ2a〜2cは、1階2aが過冷却,
2階2bが湿り気味の蒸気,3階2cが乾き気味の蒸気で
ある冷媒の温度、つまりこの順に低,中,高の冷媒温度D
cを検出する。一方、各室内熱交換器19a〜19cの冷
媒出口側に設けられた液温度センサ3a〜3cは、1〜3
階とも略等しい凝縮後の液冷媒の温度Dlを検出する。
【0011】制御部1は、図2のステップS2で、凝縮
温度センサ2a〜2cが検出した上記冷媒温度Dcを読み
込んで、その平均値つまり平均凝縮温度Dcavを算出
し、ステップS3で、液温度センサ3a〜3cが検出した
上記冷媒液の温度Dlを読み込んで、各液温Dlの上記平
均凝縮温度Dcavに対する偏差(Dcav−Dl)を算出し、
さらにこの偏差(Dcav−Dl)と所定の目標過冷却温度S
c1の差Hi(=Dcav−Dl−Sc1)を算出する。ここで、
上記偏差(Dcav−Dl)は、各階の室内熱交換器の凝縮温
度を平均した値Dcavに対する各液管の温度Dlの差をと
っているので、この偏差は過冷却度が著しい低階ほど逆
に大きくなって、過冷却度を忠実に表わす尺度となり、
例えばどの室内熱交換器にも凝縮温度に対する液管温度
の逆転がないなら(Dc≧Dl)、1階が大,2階が中,3階
が小の夫々正値となる。そして、上記目標過冷却温度S
c1がたとえば5℃であるので、上記差Hiは、例えば1
階が一定値Sc3(例えば2℃)を超える正値(過冷却過
剰),2階が略零(普通),3階が一定値Sc3を超える負値
(過冷却不足)となる。
温度センサ2a〜2cが検出した上記冷媒温度Dcを読み
込んで、その平均値つまり平均凝縮温度Dcavを算出
し、ステップS3で、液温度センサ3a〜3cが検出した
上記冷媒液の温度Dlを読み込んで、各液温Dlの上記平
均凝縮温度Dcavに対する偏差(Dcav−Dl)を算出し、
さらにこの偏差(Dcav−Dl)と所定の目標過冷却温度S
c1の差Hi(=Dcav−Dl−Sc1)を算出する。ここで、
上記偏差(Dcav−Dl)は、各階の室内熱交換器の凝縮温
度を平均した値Dcavに対する各液管の温度Dlの差をと
っているので、この偏差は過冷却度が著しい低階ほど逆
に大きくなって、過冷却度を忠実に表わす尺度となり、
例えばどの室内熱交換器にも凝縮温度に対する液管温度
の逆転がないなら(Dc≧Dl)、1階が大,2階が中,3階
が小の夫々正値となる。そして、上記目標過冷却温度S
c1がたとえば5℃であるので、上記差Hiは、例えば1
階が一定値Sc3(例えば2℃)を超える正値(過冷却過
剰),2階が略零(普通),3階が一定値Sc3を超える負値
(過冷却不足)となる。
【0012】制御部1は、ステップS4で、今回,前回,
前々回と連続する3回のサンプリングにおけるHiデー
タ(i=i−2,i−1,i)の相互差がSc2(例えば4℃)以内
であるか否かを判断し、肯つまりデータが安定したと判
断すると、ステップS5に進んで、今回,前回の連続す
る2回のサンプリングで上記差Hiの絶対値 |Hi| が共
に一定値Sc3(例えば2℃)を超えるか否かを判断する。
そして、肯つまり過冷却度の尺度Hiにより過冷却が過
剰または不足と判断すると、ステップS6に進んで、1
階の室内膨張弁18aの開度をΔP(=k×Hi:正値)だけ
増加し、2階の室内膨張弁18bの開度をそのままに維
持し、3階の室内膨張弁18cの開度をΔP(:負値)だけ
増加,つまり−ΔP(:正値)だけ減少する。なお、ステッ
プS5で|Hi|が1回でもSc3以下と判断されれば、目
標過冷却温度Sc1が略達成されているとして、開度の調
整は行なわない。これにより、1〜3階の室内熱交換器
19a〜19cに流入する冷媒は、1階19aが過冷媒液
から湿り蒸気に変わり,2階19bが湿り蒸気を維持し,
3階19cが乾きから湿り蒸気に変わって、各階の室内
熱交換器19a〜19cの過冷却度が適正な一定値に調整
される。その結果、階差による吐出ガス冷媒の偏流がな
くなって、運転開始から早期に各階に室内機17a〜1
7cの暖房能力を適正に発揮させることができる。
前々回と連続する3回のサンプリングにおけるHiデー
タ(i=i−2,i−1,i)の相互差がSc2(例えば4℃)以内
であるか否かを判断し、肯つまりデータが安定したと判
断すると、ステップS5に進んで、今回,前回の連続す
る2回のサンプリングで上記差Hiの絶対値 |Hi| が共
に一定値Sc3(例えば2℃)を超えるか否かを判断する。
そして、肯つまり過冷却度の尺度Hiにより過冷却が過
剰または不足と判断すると、ステップS6に進んで、1
階の室内膨張弁18aの開度をΔP(=k×Hi:正値)だけ
増加し、2階の室内膨張弁18bの開度をそのままに維
持し、3階の室内膨張弁18cの開度をΔP(:負値)だけ
増加,つまり−ΔP(:正値)だけ減少する。なお、ステッ
プS5で|Hi|が1回でもSc3以下と判断されれば、目
標過冷却温度Sc1が略達成されているとして、開度の調
整は行なわない。これにより、1〜3階の室内熱交換器
19a〜19cに流入する冷媒は、1階19aが過冷媒液
から湿り蒸気に変わり,2階19bが湿り蒸気を維持し,
3階19cが乾きから湿り蒸気に変わって、各階の室内
熱交換器19a〜19cの過冷却度が適正な一定値に調整
される。その結果、階差による吐出ガス冷媒の偏流がな
くなって、運転開始から早期に各階に室内機17a〜1
7cの暖房能力を適正に発揮させることができる。
【0013】上記実施例では、図2のステップS4でH
iデータの安定を判断しているので、暖房運転が始まっ
て直後や運転室数が急に増減して、凝縮温度センサや液
温度センサの検出温度が不安定な場合は、これに基づい
た室内膨張弁18a〜18cの開度調整が行なわれないの
で、過冷却度の制御を誤ることがないという利点があ
る。尚、上記ステップS4の判断の基準値Sc2は実施例
の4℃に限らず、またこのステップS4を省略してもよ
く、ステップS3の目標過冷却温度Sc1やステップS5
の判断の一定値Sc3も、実施例の5℃や2℃に限られな
いのは勿論である。
iデータの安定を判断しているので、暖房運転が始まっ
て直後や運転室数が急に増減して、凝縮温度センサや液
温度センサの検出温度が不安定な場合は、これに基づい
た室内膨張弁18a〜18cの開度調整が行なわれないの
で、過冷却度の制御を誤ることがないという利点があ
る。尚、上記ステップS4の判断の基準値Sc2は実施例
の4℃に限らず、またこのステップS4を省略してもよ
く、ステップS3の目標過冷却温度Sc1やステップS5
の判断の一定値Sc3も、実施例の5℃や2℃に限られな
いのは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
多室型空気調和装置は、室内膨張弁,室内熱交換器をも
つ室内機を各階に、圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器を
もつ室内機を屋上に夫々設置して、これらを順次管路で
接続した冷媒回路において、各室内熱交換器の内部の冷
媒温度および冷媒出口側の冷媒液の温度を、夫々凝縮温
度センサおよび液温度センサで検出し、これらのセンサ
からの検出信号を受ける演算手段で、平均凝縮温度を算
出し、この平均凝縮温度に対する各液温の偏差を算出す
るとともに、制御手段により、上記算出された偏差と目
標過冷却温度の差を求め、この差の絶対値が一定値を超
える室内機に対して、その室内膨張弁の開度を、上記差
の絶対値に応じた量だけ差の正,負に応じて増,減するよ
うにしているので、過冷却度を正確に表わす尺度たる上
記差に基づいて室内膨張弁の開度を調整し、吐出冷媒ガ
スの各階間での偏流をなくして、各室内熱交換器の暖房
能力を総て適正かつ早期に発揮させることができ、多室
型空気調和装置の使用性,汎用性の向上に大いに貢献す
る。
多室型空気調和装置は、室内膨張弁,室内熱交換器をも
つ室内機を各階に、圧縮機,四路切換弁,室外熱交換器を
もつ室内機を屋上に夫々設置して、これらを順次管路で
接続した冷媒回路において、各室内熱交換器の内部の冷
媒温度および冷媒出口側の冷媒液の温度を、夫々凝縮温
度センサおよび液温度センサで検出し、これらのセンサ
からの検出信号を受ける演算手段で、平均凝縮温度を算
出し、この平均凝縮温度に対する各液温の偏差を算出す
るとともに、制御手段により、上記算出された偏差と目
標過冷却温度の差を求め、この差の絶対値が一定値を超
える室内機に対して、その室内膨張弁の開度を、上記差
の絶対値に応じた量だけ差の正,負に応じて増,減するよ
うにしているので、過冷却度を正確に表わす尺度たる上
記差に基づいて室内膨張弁の開度を調整し、吐出冷媒ガ
スの各階間での偏流をなくして、各室内熱交換器の暖房
能力を総て適正かつ早期に発揮させることができ、多室
型空気調和装置の使用性,汎用性の向上に大いに貢献す
る。
【図1】 本発明の多室型空気調和装置の一実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】 上記実施例の制御部の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】 従来の多室型空気調和装置を示す回路図であ
る。
る。
1…制御部、2a〜2c…凝縮温度センサ、3a〜3c…液
温度センサ、11…室外機、12…圧縮機、13…四路
切換弁、14…室外熱交換器、15…室外膨張弁、17
a〜17c…室内機、18a〜18c…室内膨張弁、19a
〜19c…室内熱交換器、21a〜21g…管路。
温度センサ、11…室外機、12…圧縮機、13…四路
切換弁、14…室外熱交換器、15…室外膨張弁、17
a〜17c…室内機、18a〜18c…室内膨張弁、19a
〜19c…室内熱交換器、21a〜21g…管路。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機(12),四路切換弁(13),室外熱
交換器(14)をもつ室外機(11)と、室内膨張弁(18a
〜18c),室内熱交換器(19a〜19c)をもつ複数の室
内機(17a〜17c)とを順次管路(21a〜21g)で接続
して冷媒回路を構成し、上記複数の室内機(17a〜17
c)が高低差をもって設置され、これらの室内機(17a〜
17c)より高い位置に上記室外機(11)が設置された多
室型空気調和装置において、 上記各室内熱交換器(17a〜17c)に内部の冷媒温度を
検出すべく設けられた凝縮温度センサ(2a〜2c)と、 上記各室内熱交換器(17a〜17c)の暖房時の冷媒出口
側に冷媒液の温度を検出すべく設けられた液温度センサ
(3a〜3c)と、 暖房運転時に上記各凝縮温度センサ(2a〜2c)および各
液温センサ(3a〜3c)からの検出信号を受けて、平均凝
縮温度(Dcav)を算出するとともに、この平均凝縮温度
(Dcav)に対する各液温(Dl)の偏差(Dcav−Dl)を算出
する演算手段(1)と、 この演算手段(1)が算出した偏差(Dcav−Dl)と予め定
められた目標過冷却温度(Sc1)の差(Hi=Dcav−Dl−
Sc1)を求め、この差の絶対値(|Hi|)が一定値(Sc3)を
超えるとき、その差の絶対値が一定値を超える室内機
(17a〜17c)の室内膨張弁(18a〜18c)の開度を、
上記差の絶対値(|Hi|)に応じた量(ΔP)だけ差の正,負
に応じて増,減する制御手段(1)を備えたことを特徴と
する多室型空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320463A JP2666665B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 多室型空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320463A JP2666665B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 多室型空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159843A JPH06159843A (ja) | 1994-06-07 |
JP2666665B2 true JP2666665B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=18121735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320463A Expired - Fee Related JP2666665B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 多室型空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2666665B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5448566B2 (ja) * | 2009-05-21 | 2014-03-19 | 三菱重工業株式会社 | マルチ空気調和機 |
JP5506433B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2014-05-28 | 三菱重工業株式会社 | マルチ型空気調和機 |
JP2015117854A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
JP6609417B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2019-11-20 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機 |
JP6569536B2 (ja) | 2016-01-08 | 2019-09-04 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
JP6638446B2 (ja) * | 2016-02-10 | 2020-01-29 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
JP6716960B2 (ja) * | 2016-03-01 | 2020-07-01 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320463A patent/JP2666665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06159843A (ja) | 1994-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1091178B1 (en) | Multiroom air conditioner and control method therefor | |
JP6609417B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH06265232A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5034066B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2666665B2 (ja) | 多室型空気調和装置 | |
JP3194652B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3627101B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3684860B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4074422B2 (ja) | 空調機とその制御方法 | |
JPH1030853A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP2012127613A (ja) | 空気調和装置 | |
JP3057985B2 (ja) | 多室型空気調和装置 | |
JPH0791717A (ja) | 空気調和機 | |
JPH1038398A (ja) | 電動式膨脹弁の制御装置 | |
KR100565995B1 (ko) | 실내기 설치 위치에 따른 멀티형 에어컨의 운전 방법 | |
JPH08320158A (ja) | 冷暖房装置 | |
JP2893844B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR100270723B1 (ko) | 공기조화장치 | |
JPH04214153A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JPH05126384A (ja) | 空気調和機 | |
JP2536313B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
JPH025319Y2 (ja) | ||
JP2755040B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
JP2689025B2 (ja) | 多室形空気調和機 | |
JP6906689B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |