JP2663242B2 - 有機質廃棄物の発酵処理方法 - Google Patents

有機質廃棄物の発酵処理方法

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    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品加工や水産加工や
市場等から排出する肉屑、魚貝類の内臓・頭部・骨、又
はレストランやホテルや給食センター等から排出する廃
食材、畜産廃棄物、下水汚泥、その他の有機質廃棄物を
脱水してから発酵処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機質廃棄物に好気性高温菌を加
え、発酵槽中で加温、撹拌してこの種微生物の最適活動
環境を保持して発酵を促進させ、堆肥化や飼料化する方
法が行われているが、水分量を多く含む廃棄物の場合、
原料である有機物が発酵分解するための最適な水分率で
ある60%を越えると発酵菌の活動が阻害され、本来の
高速発酵が不可能になるので、処理槽に投入する前に前
処理機による水分調整をしていた。特に、おから、汚泥
等は、乾燥機や搾り機で含水率を50%〜60%に強制
脱水していた。また、前処理機によらない場合には、有
機質原料に他の水分率の低い調整材を付加して水分調整
をするか、あるいは一度発酵処理が完了した処理生成品
である発酵堆肥や発酵飼料を水分調整材として有機質原
料に付加していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前処理機によ
って水分調整を行う場合には、その前処理機のために余
分なコストがかかり、また水分調整材や処理生成品の戻
しによる水分調整を行う場合は、発酵槽の処理能力は約
3倍異なる。つまり廃棄物処理量の約3倍の処理容量の
装置を必要とする。また、従来の方法及び装置では、一
般に、有機質廃棄物自体を好気性発酵菌の発酵及びそれ
による分解が十分にし易い状態にしないまま処理するこ
とから、種々の工夫を加えた場合でも、有機質物が十分
に分解された顆粒状(含水率20%以下)の堆肥化又は
飼料化を行うには、48時間以上の長い処理時間を要し
ていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、有機質廃棄物の
脱水と発酵を蒸気を利用して非常に効率良くしかも急速
に行うことができることにより、有機質廃棄物を短時間
で発酵堆肥化又は飼料化できる方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による発酵方法
は、 外周に蒸気ジャケットを有する処理槽を使用し、処
理槽中及び蒸気ジャケット中に蒸気を同時に供給して、
処理槽内の有機質廃棄物を撹拌しながら蒸気熱で100
℃以上に直接加熱及び間接加熱する蒸煮処理工程と、 処理槽への蒸気供給を停止し、真空発生装置により
処理槽内を減圧し、蒸気ジャケット中には蒸気を引き続
き供給して、処理槽内の有機質廃棄物を蒸気ジャケット
から間接加熱しながら脱水乾燥させる加熱真空脱水乾燥
工程と、 真空発生装置による減圧状態を停止し、蒸気ジャケ
ット中に蒸気を引き続き供給したまま処理槽内を常圧状
態として、有機質廃棄物に好気性高温発酵菌を加える発
酵菌添加工程と、 蒸気ジャケット中に引き続き蒸気を供給するととも
に、処理槽中に空気を送り込む一方、処理槽から湿気を
排出しながら処理槽内の温度を温度センサで検出し、そ
の温度が設定上限温度以上に上昇したら蒸気ジャケット
への蒸気供給を停止し、設定下限温度以下に低下したら
蒸気ジャケットへ再び蒸気供給して、処理槽内の有機質
廃棄物を一定の温度範囲条件に保ちながら発酵及び乾燥
させる加温発酵乾燥工程と、からなる。
【0006】
【作用】本発明による作用を各工程毎に説明する。 <蒸煮処理工程> この工程では、処理槽中に蒸気を供給して処理物である
有機質廃棄物を蒸気熱で直接加熱すると同時に、処理槽
の外周の蒸気ジャケットにも蒸気を供給して蒸気熱で間
接加熱する。有機質廃棄物を蒸気を使って100℃以上
に蒸煮すると、短時間で処理物中の諸雑菌の大半が死滅
(滅菌)すると共に、処理物に含まれる骨、殻等の分解
されずらい硬質の物質も軟化される。また、微生物発酵
では、動物性油脂分が多いと微生物の分解能力が伴わず
処理が難しいが、蒸気処理により油脂分の組成を変性す
るので、あとの発酵が容易となる。
【0007】<加熱真空脱水乾燥工程> この工程では、真空脱水を行うために処理槽への蒸気供
給は停止するが、蒸気ジャケットには引き続き蒸気を供
給して、有機質廃棄物を蒸気熱で間接加熱しながら真空
脱水して強制乾燥させる。蒸煮後の有機質廃棄物に含ま
れる水分は、減圧状態では真空度に応じた温度で蒸発又
は昇華が起こり短時間で乾燥が進むので、高速発酵させ
るための最適水分率である60%に短時間で調整するこ
とができる。
【0008】<発酵菌添加工程> この工程では、蒸気ジャケット中に蒸気を引き続き供給
して真空脱水後の温度を維持したまま、処理槽内を常圧
状態(大気圧状態)としてから、有機質廃棄物に好気性
高温発酵菌を加える。このとき、好気性高温発酵菌は、
増殖するにもまた処理物を分解するにも、処理物自体が
非常に好都合な状態になっているのに加え、処理槽内も
それを促進する環境になっているので、急速に増殖す
る。
【0009】<加温発酵乾燥工程> この工程では、蒸気ジャケット中に引き続き蒸気を供給
して加温するとともに、新鮮空気の送入と、湿気の排出
を同時に行いながら、温度検出して蒸気ジャケットへの
蒸気の供給と停止とを自動制御する。真空脱水直後に好
気性高温発酵菌が急速増殖することにより発酵熱が生
じ、処理物の温度が上昇することにより一層増殖して更
に温度を高め、処理物の温度が例えば80℃程度になっ
たところで処理槽内の加温を止めても自然発酵し、処理
物の温度を80℃程度に維持したまま増殖を続ける。従
って、処理槽内の加温を停止しても、自然発酵により処
理物の分解を有効に行えると共に、その発酵熱で処理物
を乾燥(脱水)させることができる。
【0010】好気性高温発酵菌の増殖がピークを過ぎる
と処理物の温度が下がるので、蒸気ジャケットに蒸気を
再び供給して加温しながら処理を継続する。水分率が2
0%以下になるまで処理すると、処理物は顆粒のように
なる。このようになるまでの処理を、同じ処理槽内で短
時間に行うことができるとともに、蒸気ジャケットをい
ずれの工程でも一貫して有効活用できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0012】図1に示した本発明の一実施例の発酵処理
装置は、処理槽1の本体2が横長円筒形でその外周に蒸
気ジャケット3を設け、また内部に撹拌体4を回転可能
に装着している。なお、蒸気ジャケット3は、処理槽本
体2の外周以外の部分に設けることもできる。処理槽本
体2の上部の一端寄りには、蓋5により気密に閉じるこ
とができる原料投入口6が突出して設けられ、またこの
原料投入口6より離れた他端には、同様に蓋(図示せ
ず)で気密に閉じることができる排出口7が突出して設
けられている。
【0013】撹拌体4は、中空の撹拌回転軸8の複数個
所に、その軸線に対し30度程度傾いた撹拌羽根9を放
射状に突設したものである。この撹拌体4は、排出口7
とは反対側で処理槽1の外部に設けた撹拌体駆動装置1
0により正逆回転され、原料投入口6から投入された原
料(有機質廃棄物)を均一に撹拌しながらゆっくりと排
出口7側へ送る。撹拌体駆動装置10は、モータ11の
回転をチェーン等を介して撹拌回転軸8に伝達する。
【0014】処理槽1には、次のように蒸気供給系統、
空気供給系統及び真空系統が接続されている。
【0015】蒸気供給系統は、外部の蒸気発生源12か
らの蒸気をレシーバ13で3つの経路に分岐させ、第1
は処理槽本体2の上部中央の突出したチャンバ14から
処理槽1内に、第2は蒸気ジャケット3内に、第3は中
空の撹拌回転軸8内へ循環して供給する。これら3つの
分岐経路にはそれぞれ蒸気入口弁15・16・17が設
けられている。
【0016】空気供給系統は、通風機18からの空気を
空気供給口弁19を介して原料投入口6の近くから処理
槽1内に供給する。その供給を行う場合には、通風機1
8に接続されている排気口弁20を開く。
【0017】真空系統は、処理槽1内を、吸気口弁2
1、ミストセパレータ22及び減圧吸引弁23を介して
真空発生装置24により減圧状態にする。
【0018】次に、このようなシステムによって魚介類
等の有機質廃棄物を処理する一例について説明する。先
ず、原料投入口6から処理槽1内に処理物である有機質
廃棄物を投入し、原料投入口6の蓋5及び排出口7の蓋
を閉じて密閉状態としてから、蒸気入口弁15を開いて
処理槽1内に蒸気を送入すると同時に、蒸気入口弁16
及び17も開いて処理槽本体2の外表面を覆う蒸気ジャ
ケット3内及び撹拌回転軸8内にも蒸気を通し、処理槽
1の外部及び撹拌体4からも加熱する。処理槽1内の蒸
気圧力は例えば1.5Kg/cm2 、温度は約120℃
とし、投入された処理物を撹拌体4で撹拌しながら蒸煮
する。撹拌体4は例えば0.5〜3rpmで正転・停止
・逆転を繰り返す。このような高温・加圧状態で熱効率
良く蒸煮することにより、原料中に含まれる骨、殻等の
分解されずらい硬質の物質も短時間で軟化する。また、
高温処理により原料中の諸雑菌が滅菌されると共に、油
脂分の組成が変性されて油脂分の発酵分解が容易にな
る。
【0019】約30分間蒸煮したら、蒸気入口弁15を
閉じて処理槽1内への蒸気の送入を停止し、脱圧する。
次に、吸気口弁21及び減圧吸引弁23を開き、真空発
生装置24を運転して処理槽1内を圧力150mmHg
(沸騰温度60℃)程度まで減圧し、処理物の水分を脱
水乾燥させる。この場合、処理物を撹拌しながら蒸気ジ
ャケット3には引き続き蒸気を通して加熱するので乾燥
効率が良く、処理物にもよるがおよそ3時間で処理物の
水分率は60%前後になる。
【0020】処理物の水分率が60%に調整されたら真
空発生装置24の運転を停止して、処理槽1内を常圧状
態(大気圧状態)とし、ここで好気性高温発酵菌を投入
する。そして、空気供給口弁19を開き、減圧吸引弁2
3を閉じ、排気口弁20を開き、通風機18を運転し
て、空気供給口から処理槽1内の処理物に空気を送り必
要酸素量を確保すると共に、乾燥により発生する昇華水
蒸気分を排出する。蒸気ジャケット3内には引き続き蒸
気を供給し、処理槽1内に付設した温度センサ(図示せ
ず)で槽内の温度を検出し、処理物の温度が約80℃に
なるように蒸気制御弁(図示せず)をオン・オフして温
度制御する。
【0021】このようにして加温・撹拌・空気の補給等
の諸条件を好気性高温発酵菌に最適な状態に保ち、発酵
を促進させて、処理物の温度が上昇し80℃に達した時
点で、自動制御により加温を止め自然発酵とする。発酵
菌は分解発酵により急速に増殖して行くので加温が止ま
ってもその発酵熱で80℃の処理物温度は当分低下しな
い。発酵菌の増殖がピークを過ぎると処理物温度が下が
り、60℃を下廻ったら温度センサが感知して自動制御
が働き、再び蒸気熱を利用して加温すると共に通風機1
8で湿気を排出して乾燥させる。温度制御しながら乾燥
させ、原料投入後20時間で排出口7から処理物を排出
したところ、肥料又は飼料とするのに好適な水分率15
%の顆粒状の発酵乾燥物が得られた。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば次のよ
うな効果がある。 処理物である有機質廃棄物を蒸気熱により100℃
以上に加熱することにより、処理物中の諸雑菌を滅菌す
ると共に、処理物に含まれる硬質の物質を軟化させてか
ら、新たに好気性高温発酵菌を加えて発酵させるので、
その発酵を急速に行える。特に、処理槽中に蒸気を供給
して処理物である有機質廃棄物を蒸気熱で直接加熱する
と同時に、処理槽の外周の蒸気ジャケットにも蒸気を供
給して蒸気熱で間接加熱して蒸煮するので、処理物中の
諸雑菌を短時間で滅菌できると共に、処理物に含まれる
骨、殻等の分解されずらい硬質の物質も短時間に軟化さ
せることができ、また微生物発酵では、動物性油脂分が
多いと微生物の分解能力が伴わず処理が難しいが、蒸気
処理により油脂分の組成を変性するので、あとの発酵が
一層容易となる。
【0023】 処理槽への蒸気供給は停止するが、蒸
気ジャケットには引き続き蒸気を供給して、有機質廃棄
物を蒸気ジャケットからの蒸気熱で間接加熱しながら真
空脱水して強制乾燥させるので、処理物中の水分を昇華
させて短時間で発酵菌の活動に最適な含水率に脱水でき
るため、水分調整材や生成品の戻しによる混合物の付加
が不要である。
【0024】 処理物を蒸気で直接及び間接加熱する
ことから、発酵菌として熱に強い好気性高温発酵菌を用
い、減圧脱水による水分調整の後、処理槽内を常圧状態
(大気圧状態)に切り換えてから、蒸気ジャケットによ
る間接加熱状態を維持したまま好気性高温発酵菌を混入
し、以降、高速発酵と乾燥までを一つの処理槽で操作し
て処理生成品とするので、従来の自然発酵法、高速発酵
法と処理機に比較して処理時間が著しく短縮される。
【0025】 処理槽の外周の蒸気ジャケットを、蒸
煮処理工程では処理槽の補助加熱源として、加熱真空脱
水乾燥工程では、真空脱水作用を損なわない間接加熱に
よる熱乾燥源として、発酵菌添加工程では真空脱水後の
温度維持のための加温源として、加温発酵乾燥工程では
好熱性好熱発酵菌の発酵及びその温度自動管理のための
加温源として、いずれの工程でも一貫して有効活用する
ので、処理効率及び処理管理の向上が図れる。
【0026】 処理物を直接加熱する処理槽と、間接
加熱及び加温する蒸気ジャケットのいずれも熱源として
蒸気を使用するので、熱量の密度が高く、北海道などの
寒冷地域においても好気性高温発酵菌の効率的活動を阻
害することがなく、冬期間でも有機質廃棄物の発酵が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠した処理槽と蒸気供給系統、空気供
給系統及び真空系統とを併せて示す本発明の一実施例の
システム構成図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 処理槽本体 3 蒸気ジャケット 4 撹拌体 5 蓋 6 原料投入口 7 排出口 8 撹拌回転軸 9 撹拌羽根 10 撹拌体駆動装置 11 モータ 12 蒸気発生源 13 レシーバ 14 チャンバ 15・16・17 蒸気入口弁 18 通風機 19 空気供給口弁 20 排気口弁 21 吸気口弁 22 ミストセパレータ 23 減圧吸引弁 24 真空発生装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に蒸気ジャケットを有する処理槽を使
    用し、処理槽中及び蒸気ジャケット中に蒸気を同時に供
    給して、処理槽内の有機質廃棄物を撹拌しながら蒸気熱
    で100℃以上に直接加熱及び間接加熱する蒸煮処理工
    程と、 前記処理槽への蒸気供給を停止し、真空発生装置により
    処理槽内を減圧し、前記蒸気ジャケット中には蒸気を引
    き続き供給して、処理槽内の有機質廃棄物を蒸気ジャケ
    ットから間接加熱しながら脱水乾燥させる加熱真空脱水
    乾燥工程と、 前記真空発生装置による減圧状態を停止し、蒸気ジャケ
    ット中に蒸気を引き続き供給したまま処理槽内を常圧状
    態として、有機質廃棄物に好気性高温発酵菌を加える発
    酵菌添加工程と、 蒸気ジャケット中に引き続き蒸気を供給するとともに、
    処理槽中に空気を送り込む一方、処理槽から湿気を排出
    しながら処理槽内の温度を温度センサで検出し、その温
    度が設定上限温度以上に上昇したら蒸気ジャケットへの
    蒸気供給を停止し、設定下限温度以下に低下したら蒸気
    ジャケットへ再び蒸気供給して、処理槽内の有機質廃棄
    物を一定の温度範囲条件に保ちながら発酵及び乾燥させ
    る加温発酵乾燥工程と、 からなることを特徴とする有機質廃棄物の発酵処理方
    法。
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