JP2661723B2 - 平坦製品の製造方法 - Google Patents

平坦製品の製造方法

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JP2661723B2
JP2661723B2 JP63268358A JP26835888A JP2661723B2 JP 2661723 B2 JP2661723 B2 JP 2661723B2 JP 63268358 A JP63268358 A JP 63268358A JP 26835888 A JP26835888 A JP 26835888A JP 2661723 B2 JP2661723 B2 JP 2661723B2
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アーゲ・ラング
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固設の加硫用加熱板を有する加硫プレス機
の所定位置に、加硫する被加硫物を供給し、このプレス
機の一側から熱伝導性コンベアベルトを用いて搬出し、
例えばパイルマットである平坦な製品を製造する方法に
関する。
[従来の技術及びその課題] 従来の方法によれば、米国特許第4,447,201号に記載
のように、プレス機の両側から交互にマットが供給され
る。この方法によれば加圧加硫(press vulcanizing)
を行なう時間により、製造できる製品数の上限が定ま
る。
本発明は、プレス機の大きさ、したがってその加硫熱
のサイズを増大することなく、加圧加硫に要する時間を
短縮できる方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段、作用及び効果] この目的を達成する本発明の方法は、固設の加硫用加
熱板を有する加硫プレスステーションの所定位置に、加
硫する被加硫物を供給し、このプレスステーションから
熱伝導性コンベアベルトを用いて搬出することにより、
例えばゴム製の裏当てを有するパイルマットである平坦
な製品を製造する方法であって、前記被加硫物を搬送す
るときに、コンベアベルトによりプレスステーションに
供給される直前の予熱ステーションで、プレスステーシ
ョンにおける加硫温度よりも4乃至90℃,好ましくは20
℃低い温度に予熱し、この予熱した各被加硫物を、前記
コンベアベルトでこの予熱ステーションからプレスステ
ーションに向けて移動し、このプレスステーションに配
置するプレスダイアフラムは、プレス面に布が係合さ
れ、かつ、このプレス面が3.75が好ましい1.5−20の範
囲の長さと幅の比を有するほぼ矩形形状に形成されるこ
とを特徴とする。
この方法によると、プレス機すなわちプレスステーシ
ョンに搬送される前の予熱ステーションで被加硫物が予
め予熱されるため、プレスステーションにおける加硫時
間が短縮され、これに対応して平坦な製品の製造速度が
増大される。実際に、加圧加熱中に底部を成形する成形
板に被加硫物を乗せてコンベアベルトで移送する場合は
とくに重要である。これは、このような成形板は被加硫
物の底部の塑性変形、及び、この成形板自身の熱消費に
より加硫時間を特に遅らせるためである。更に、プレス
ステーションにおけるプレスダイアフラムのプレス面が
布に係合しかつこのプレス面の長さが幅よりも大きいこ
とにより、被加硫物からのガス及び蒸気のほとんどはプ
レス面の長手方向縁部から排出され、プレス機の短辺側
すなわちプレスステーションの被加硫物供給側および搬
出側で、排気マニホルドを省略でき、被加硫物の移送距
離を短くすることができる。
したがって、本発明の方法によれば、プレス機の大き
さ、したがってこのプレス機の加熱板のサイズを増大す
ることなく、加圧加硫に要する時間を短縮することがで
きる。
予熱中に被加硫物から発生するガス及び蒸気は、排気
フードを介して好適に排出される。
予熱は、予熱ステーションにおいてコンベアベルトの
下側の加熱板により好適に行われる。
プレス機におけるプレスダイアフラムの直下に少なく
とも1層で2層が好ましい布を配置し、この布を、被加
硫物の加硫中に発生する蒸気及びガスをこれに沿いある
いはこれを通して逃がすことが可能な材料で形成する。
したがって、被加硫物から発生するガス及び蒸気はダイ
アフラムに沿ってプレス機の両側に逃げることができ
る。このガス及び蒸気は加圧加硫時間が予熱工程により
短縮されても極めて大量に発生し、この布がない場合
は、このガス及び蒸気はダイアフラムとコンベアベルト
との間に蓄積され、刺激性の蒸気及びガス蓄積体を形成
し、これにより完成品を損う恐れがある。
上記布は、プレスダイアフラム上を自由に摺動する例
えばガラス繊維強化テフロン製の滑らかで伸張不能な材
料で形成するのが好ましい。
好ましい実施例では、上記布は、プレス機の両側で支
持され、2つのローラに巻き掛けられた無端のベルト状
に形成され、この2層の布はこのローラ間で一部が移動
可能でかつプレスダイアフラムに対して一部が移動可能
で、これらダイアフラムと2つの布層が加圧による加硫
中に、コンベアベルト上でプレス機内の被加硫物上に容
易に付着可能である。これにより、ベルトの寿命を延長
し、1層のベルトを使用した場合よりも、被加硫物に対
する成形圧力をより均一にすることができる。
短時間のプレス中でもガス及び蒸気が大量に形成され
るため、排気マニホルドによりプレス機の少なくとも一
部をプレスダイアフラムの高さで囲み、加圧加硫中に被
加硫物から発生する蒸気及びガスを排出する排気開口を
下方に開口させる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
[実施例] 第1図は、ゴム製の裏当てを設けた未加硫のパイルマ
ット1を供給ステーションA1に配置した状態を示し、こ
のパイルマット1は供給ステーションから間欠的に5つ
のステーション、すなわち供給ステーションA1、予熱ス
テーションPH、加圧加硫ステーションP、冷却及びガス
抜きステーションK、及び、排出ステーションA2を介し
て移送される。予熱ステーションPH及び加圧加硫ステー
ションPには加熱板8が配置されており、コンベアベル
ト9で被加硫物であるパイルマット1がこれらのステー
ションに移送されたときに、予熱し、加硫する。コンベ
アベルト9は駆動ローラ10により、図の右方に間欠的に
駆動される。この被加硫物1の供給及び排出はワークテ
ーブル11上で行われる。予熱ステーションPH、及び、冷
却及びガス抜きステーションKで発生するガス及び蒸気
を排出するため、固設の排気フード12が配置されてい
る。この冷却及びガス抜きステーションの下側には冷却
テーブル15が配置されており、コンベアベルト9により
移送されてきた被加硫物1を底部の成形板(moulding p
late)16を通して冷却する。この成形板16は被加硫物を
載置してこのシステム中を移送するものである。各ステ
ーション間では、各テーブル間に大きな温度差があり、
このため断熱テーブル部17を配置し、コンベアベルト9
を支えるようになっている。
第1図には更に、例として下方に向く蒸気及びガス抜
きダクト18が示されている。このダクト18は上述のよう
にプレス機の水平方向に最も長い側部に沿って配置して
もよく、あるいは、プレス機の周部でプレスダイアフラ
ム19の高さと同一レベルに配置してもよい。
コンベアベルト9は無端状で、2つの駆動ローラ10で
駆動される。このコンベアベルトはプレス機の開口を通
り、テーブル11,15の下側、及び、予熱ステーションPH
における加熱板8の下側に形成された空間を挿通され
る。
第2図はプレス機内のコンベアベルト9とプレスダイ
アフラム19との間の詳細を示すもので、この間には無端
状の布21が配置されており、両端をキャリッジ22に捲装
して支持されている。図ではプレス機Pの一部の断面の
みを示し、第1図の排気マニホルド18は拡大して示して
ある。パイルマット供給部には耐熱性材料で形成された
可撓性のスクリーン(yielding screen)が配置されて
おり、パイルマットをプレス機内に出入りさせると共
に、排気マニホルド18に負圧が作用した場合に周部から
の匂いを排気マニホルド18に排出する。
予熱とは関係なく、上記の布により、例えば3−5重
量パーセントあるいはこれ以上の水分を含む被加硫物で
も、これを損傷することなく短時間で加圧加硫すること
ができる。
キャリア22の少なくとも1つは、プレス機のダイアフ
ラム閉付け部内に並行移動可能に装着されている。した
がって、布21はダイアフラム19がプリント媒体(print
medium)圧力により膨脹され、あるいは、ダイアフラム
19の上の低圧で収縮されることにより、緩まりあるいは
緊張する。この布21はガラス繊維強化テフロンで形成す
るのが好ましい。
冷却テーブル15上の排気フードを上述のように固設す
る代りに、高さ方向に移動可能に配置してもよく、これ
により冷却テーブル15に続くワークテーブル11を省略で
き、この場合の冷却テーブル15は冷却テーブルとして作
用すると共に、加硫を終えた製品を排出する排出テーブ
ルとしても作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図はゴム製の裏当てを有するパイルマット等の平坦
製品を製造する本発明の実施例に用いる装置の説明図、
第2図はプレスダイアフラムの近部における加圧部の細
部を示す断面図である。 1……パイルマット、8……加熱板、9……コンベアベ
ルト、10……ローラ、11,15……テーブル、17……断熱
テーブル部、18……排気マニホルド、19……プレスダイ
アフラム、21……布、22……キャリア。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固設の加硫用加熱板(8)を有する加硫プ
    レスステーション(P)の所定位置に、加硫する被加硫
    物を供給し、このプレスステーションから熱伝導性コン
    ベアベルト(9)を用いて搬出することにより、例えば
    ゴム製の裏当てを有するパイルマットである平坦な製品
    を製造する方法であって、前記被加硫物(1)を搬送す
    るときに、コンベアベルト(9)によりプレスステーシ
    ョンに供給される直前の予熱ステーション(PH)で、プ
    レスステーション(P)における加硫温度よりも4乃至
    90℃,好ましくは20℃低い温度に予熱し、この予熱した
    各被加硫物を、前記コンベアベルト(9)でこの予熱ス
    テーション(PH)からプレスステーション(P)に向け
    て移動し、このプレスステーションに配置するプレスダ
    イアフラムは、プレス面に布が係合され、かつ、このプ
    レス面が3.75が好ましい1.5−20の範囲の長さと幅の比
    を有するほぼ矩形形状に形成されることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】予熱中に被加硫物(1)から発生するガス
    及び蒸気を排気フード(12)を介して排出することを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記予熱ステーション(PH)における予熱
    は、コンベアベルト(9)の下側に配置された加熱板
    (8)で行なうことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】前記プレス機(P)におけるプレスダイア
    フラム(19)の直下に少なくとも1層の布(21)を配置
    し、この布を、被加硫物の加硫中に発生する蒸気及びガ
    スをこれに沿いあるいはこれを通して逃がすことが可能
    な材料で形成したことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記布(21)は、滑らかで伸張不能な材料
    で形成され、プレスダイアフラム(19)上を自由に摺動
    する例えばガラス繊維強化テフロン製であることを特徴
    とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】前記布(21)は、プレス機(P)の両側で
    支持され、2つのローラ(22)に巻き掛けられた無端の
    ベルト状に形成され、この2層の布は前記ローラ間で一
    部が移動可能でかつプレスダイアフラム(19)に対して
    一部が移動可能で、これらダイアフラムと2つの布層が
    加圧による加硫中に、コンベアベルト(9)上でプレス
    機(P)内の被加硫物(1)の上に容易に付着可能なこ
    とを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記プレス機の少なくとも一部を囲みかつ
    プレスダイアフラムの高さに排気マニホルドを配置し、
    加圧による加硫中に被加硫物から発生する蒸気及びガス
    を排出することを特徴とする請求項4記載の方法。
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