JP3710642B2 - 色物発泡スチロール成型品の再生装置 - Google Patents

色物発泡スチロール成型品の再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、家庭、事業所、店舗等より回収される色物発泡スチロール成型品を加熱した後、平面化し、表面の色模様部分を除去するための色物発泡スチロール成型品の再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭、事業所、店舗等より大量に排出される発泡スチロール成型品は、食品等の流通容器として広く利用されているが、原料が石油という貴重なエネルギー源であるため、リサイクルして再利用する対象として注目されている。
そこで従来から、白色の容器は、店頭等にて回収され、再度、発泡スチロール成型品としてリサイクルすることが既に広く実施されているが、表面に色模様が施された発泡スチロール成型品は、表面に色模様の無い白色品とは分類され、未だ回収率が低いのが現状である。
ところで、白色品は、回収後、洗浄、粉砕、溶解して、再度発泡スチロール成型品の原料として用いられているが、表面に色模様が施された品は着色料が含まれているため、そのままでは白色品と同様には再生できず、付加価値の低いプラスチック製品材料として利用されるにとどまっている。そこで、色物発泡スチロール成型品の回収率を向上させるためには、白色品の表面に色模様が施された部分をいかに効率良く除去するかが課題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、表面に色模様が施された発泡スチロール成型品は、表面の色模様の付いた部分を除去することによって、白色品と同様に扱うことができるが、成型品の形状が多種多様であるため、除去することが難しいという問題があった。
【0004】
また、成型された形状のまま表面の色模様が付いた部分のみを除去するには、下の白色部分も大量に除去することになり、再利用できる白色部分がほとんど残らないため、リサイクルするコストに見合わないという問題があった。
【0005】
この発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、多種多様な発泡スチロール成型品の形状に左右されることなく、色物発泡スチロール表面の色模様部分のみを容易に除去できる色物発泡スチロール成型品の再生装置 、および色模様部分を効率よく除去することによって再利用する価値の高い色物発泡スチロール成型品のリサイクル技術を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、一面または両面に色模様が施されたものであって、発泡スチロール成型品を加熱して内部残留応力の開放および軟化させ形状変化を促すための加熱手段と、軟化され形状変化を起した発泡スチロール成型品を所定の温度に維持された平面成型部で平面化するための発泡スチロール平面化手段と、前記平面化された発泡スチロール表面の色模様部分を除去するための色模様除去手段とを備えたものである。
【0007】
この発明の請求項2に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロール平面化手段が、所定の温度に維持された上下一対の加圧熱板で構成され、これらの間に発泡スチロール成型品を挟みこんで加圧平面化させるようにしたものである。
【0008】
この発明の請求項3に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、平面成型部に、発泡スチロール成型品の形状認識手段と、これにより判別した形状により少なくとも片側の加圧熱板を所定のスピードと加圧力で挟みこむ制御部とを設けたものである。
【0009】
この発明の請求項4に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロール平面化手段が、加熱維持された上側コンベアと下側コンベアからなるとともに、上側コンベアが下側コンベアに対して進行方向が次第に狭くなるような形で傾けて配置されており、発泡スチロール成型品を送りながら徐々に加圧して平面化させるようにしたものである。
【0010】
この発明の請求項5に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロールの加熱手段を、第1の所定温度まで昇温させて発泡スチロール成型品の予備加熱を行う第1の加熱部と、発泡スチロール成型品が概ね平面化する第2の温度雰囲気をもつ第2の加熱部とに分けて配置したものである。
【0011】
この発明の請求項6に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロールの内部残留応力を開放させる第1の所定温度を、発泡スチロール分子が転移を始める100℃以下とし、かつ発泡スチロール成型品が成型前の平板状に戻り始める第2の所定温度を110℃以上に設定したものである。
【0012】
この発明の請求項7に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、加熱して平面化された発泡スチロール成型品を所定温度まで冷却させる冷却手段を備えたものである。
【0013】
この発明の請求項8に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロール表面の色模様除去手段として、切削機構の上方に配置した送りコンベア又は送りローラにて平面化した発泡スチロールを送りながら色模様を切削除去するようにしたものである。
【0014】
この発明の請求項9に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロール表面の色模様除去手段として、平面化した発泡スチロールを送る方向に対して上側、下側のいずれか、または上下両側に切削機構を配置したものである。
【0015】
この発明の請求項10に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、発泡スチロール表面の色模様除去手段として、平面化した発泡スチロールを送るとともに、その送り方向に対して上側、下側のいずれか、または上下両側に配置した切削機構を移動させることによって色模様を除去するようにしたものである。
【0016】
この発明の請求項11に係る色物発泡スチロール成型品の再生装置は、平面化された発泡スチロール成型品の厚み計測手段と、この計測手段で計測した厚みにより発泡スチロール表面の除去量を一定にするため除去手段を上下に動作させる制御部を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態による色物発泡スチロール成型品の再生装置を示す側面図であり、図において、1は例えば椀状の色物発泡スチロール成型品、2はこの発泡スチロール成型品1を乗せて間欠的に順次運ぶ搬送コンベア、3は発泡スチロール成型品1を加熱するための加熱部、4はこの加熱部3中に配置され、加熱された発泡スチロール成型品1を平面化するための平面成型部、5は平面化された発泡スチロール1aの表面の色付部分を切削除去する切削機構部である。
【0018】
次に動作について説明する。搬送コンベア2上の発泡スチロール成型品1を該コンベア2で加熱部3中の平面成型部4へ送る。この間に搬送コンベア2は加熱部3内を通過し、発泡スチロール成型品1を加熱し、第1の所定温度まで上昇させる。すると、加熱された発泡スチロール成型品1では、内部残留応力の開放が始まり、形状が変化し始める。そして、形状が変化して隆起部が平面化し始めた発泡スチロール成型品1を平面成型部4で隆起部を抑える方向へ加圧し、発泡スチロール成型品1を1aのように平面化する。その後、平面化された発泡スチロール成型品1aをコンベア2aにて切削機構部5へ送り、発泡スチロール表面の色模様部分を1bのように切削することによって、色物発泡スチロール成型品の表面を除去する作業が完了する。その後、1cのように、コンベア2aと2cによって次工程へ移送される。
【0019】
実施の形態2.
なお、図2は発泡スチロール成型品1を平面化する手段の他の実施形態を示す側面図であり、それぞれヒーター8a,8bにて加熱される上側の加圧熱板6と下側の送り機構付加圧熱板7を配置し、発泡スチロール成型品1をこれらの間に挟んだ状態で加熱と同時に加圧するようにしたものである。
【0020】
実施の形態3.
図3は平面化手段の他の実施形態を示すもので、実施の形態2における平面成型部に加圧制御部9を設け、これに接続した形状認識部10にて判断した結果を用い、上側の加圧熱板6に設けたスライド部11を介し、加熱維持された加圧熱板6を所定のスピードで上下に動作させることによって、成型品1の形状に応じた適正なスピードで平面化することができるようにしたものである。
【0021】
実施の形態4.
上記実施の形態2では、加圧熱板6、7にて加圧することによって発泡スチロール成型品1を平面化する場合について述べたが、本実施形態では、図4に示すように、加熱部3を通過する搬送コンベア2の上側に搬送コンベア2に対して進行方向が次第に狭くなるように傾けて加圧コンベア12を配置し、発泡スチロール成型品1を加熱部3内にて徐々に加圧することにより、平面化するようにしたものであり、このようにすることで、発泡スチロール成型品1の搬送中に平面化することができ、処理時間を大幅に短縮できる。
【0022】
実施の形態5.
次に、図5は発泡スチロール成型品を加熱する手段の一実施形態を示す側面図であり、本実施形態では、加熱部を第1加熱部13と第2加熱部14に並列して分けることにより、まず、第1加熱部13にて第1の所定温度に昇温して予備加熱を行ってのち、次に、第2の加熱部14にて発泡スチロール成型品が概ね平面化する加圧時の第2の温度雰囲気とすることで、それぞれの適正温度にコントロールできるようにしたものである。
すなわち、発泡スチロールの内部残留応力を開放させる第1の所定温度を、発泡スチロール分子が転移を始める100℃以下とし、かつ発泡スチロール成型品が成型前の平板状に戻り始める第2の所定温度を110℃以上に設定するようにした。
【0023】
実施の形態6.
図6は加熱して平面化した発泡スチロール成型品を冷却する手段の一実施形態を示す側面図であり、本実施形態では、加熱部3から出てきた発泡スチロール成型品1aを該加熱部3外に配置された冷却水循環冷却ローラ15で挟んで、これにより、平面化後に冷却が行えるようにしたもので、平面化後の発泡スチロール成型品1aを第3の所定温度まで冷却することができ、これによって、冷却時の収縮における形状の変化を抑制することができる。
【0024】
実施の形態7.
本実施の形態7は、平面化後の発泡スチロール表面の色模様除去手段の一実施形態に関し、図7に示すように、切削機構5を送りコンベア16の下方に配置し、このコンベア16と切削機構5との間に平面化した発泡スチロール成型品1aを挟んだ状態で、コンベア16で搬送しながら切削するものである。
【0025】
実施の形態8.
図8も平面化後の発泡スチロール表面の色模様除去手段の他の実施態様を示すものであり、本実施態様では、水平並びに垂直方向に移動可能の発泡スチロールスライド部17を切削機構5の上方に配置し、このスライド部17と切削機構5との間に発泡スチロール成型品1aを挟んで搬送しながら切削するものである。
なお、上記実施形態では、切削機構5を下側に配置したものを示したが、この切削機構5は、平面化した発泡スチロールを送る方向に対して、その上側、下側のいずれか一方か、または上下両側に配置されていてもよい。
【0026】
実施の形態9.
また、図9は平面化後の発泡スチロール表面の色模様除去手段の他の実施態様を示すものであり、本実施形態では、切削機構5の上方に送りローラ18を配置し、この送りローラ18で発泡スチロール成型品1aを挟むことにより、切削機構5上を搬送するようにしたものである。
【0027】
実施の形態10.
図10は平面化後の発泡スチロール表面の色模様除去手段のもう一つの他の実施態様を示すものであり、本実施形態では、切削機構5を具備した切削機構スライドユニット19をコンベア20の上方に配置し、切削機構5をスライドユニット19にて移動させて平面化した発泡スチロール成型品の表面の色模様部分を1bのようにして切削除去するものである。
【0028】
実施の形態11.
図11は切削機構部5に平面化した発泡スチロール成型品1aの厚み計測部21を切削機構5の前方(図の左)に接続して設けたもので、この計測部21で計測した発泡スチロール成型品1aの厚みに応じて切削機構制御部22により切削機構移動部23を駆動させることで、成型品の切削量を調整するようにしたものである。これにより、平面化後の発泡スチロールの厚さに応じて適正な切削量に調整することができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1及び2の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、任意の形状の発泡スチロール成型品を平面化させることにより色物発泡スチロール成型品表面の色模様部分の除去が容易になるとともに、その後平面化した発泡スチロール成型品の色模様部分を除去することにより、以降、例えば色物トレーを白色トレーと同等に扱うことができるため、発泡トレー材料として再利用することができる。
【0030】
請求項3の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、平面成型部に形状認識部と加圧制御部を接続し、加圧熱板を所定の加圧力で作動させるようにしたので、成型品の形状に応じた適切なスピードと加圧で平面化することができる。
【0031】
請求項4の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、発泡スチロール成型品を搬送しながら徐々に加圧することにより平面化することができ、処理時間を短縮できる効果がある。
【0032】
請求項5及び6の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、発泡スチロールの加熱部を、予備加熱を行う第1の加熱部と、発泡スチロールが概ね平面化する温度雰囲気をもつ第2の加熱部に分割して配備したので、発泡スチロールを搬送しながら、適正温度にコントロールした状態で効率的に加工することができる。
【0033】
請求項7の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、発泡スチロールの平面化直後に、冷却手段で所定温度まで冷却するようにしたので、冷却時の収縮における形状の変化をなくすことができる。
【0034】
請求項8〜10の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、平面化した発泡スチロールを搬送しながら、その表面を効率的に切削除去できる効果がある。
【0035】
請求項11の色物発泡スチロール成型品の再生装置によれば、厚み計測部と、これによって除去手段を上下に動作させる制御部とを設け、成型品の切削量を調整するようにしたので、平面化した成型品の厚さに応じて適正な切削量を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1による色物発泡スチロール成型品の再生装置を示す側面図である。
【図2】 この発明の実施形態2による発泡スチロールの平面成型機構部を示す側面図である。
【図3】 この発明の実施形態3による発泡スチロールの平面成型機構部を示す側面図である。
【図4】 この発明の実施形態4による発泡スチロールの平面成型機構部を示す側面図である。
【図5】 この発明の実施形態5による発泡スチロールの加熱部を示す側面図である。
【図6】 この発明の実施形態6による発泡スチロールの冷却部を示す側面図である。
【図7】 この発明の実施形態7による発泡スチロールの色模様除去機構部を示す側面図である。
【図8】 この発明の実施形態8による発泡スチロールの色模様除去機構部を示す側面図である。
【図9】 この発明の実施形態9による発泡スチロールの色模様除去機構部を示す側面図である。
【図10】 この発明の実施形態10による発泡スチロールの色模様除去機構部を示す側面図である。
【図11】 この発明の実施形態11による発泡スチロールの色模様除去機構部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 発泡スチロール成型品、2 搬送コンベア、3 加熱部、4 平面成型部、5 切削機構部、6,7 加圧熱板、8a,8b ヒーター部、9 加圧制御部、10 形状認識部、11 板スライド部、12 加圧コンベア、13 第1加熱部、14 第2加熱部、15 冷却水循環冷却ローラ、16 送りコンベア、17 発泡スチロールスライド部、18 送りローラ、19 切削機構スライドユニット、21 厚み計測部、22 切削機構制御部、23 切削機構移動部。

Claims (11)

  1. 一面または両面に色模様が施された発泡スチロール成型品の再生装置であって、発泡スチロール成型品を加熱して内部残留応力の開放および軟化させ形状変化を促すための加熱手段と、軟化され形状変化を起した発泡スチロール成型品を所定の温度に維持された平面成型部で平面化するための発泡スチロール平面化手段と、前記平面化された発泡スチロール表面の色模様部分を除去するための色模様除去手段とを備えたことを特徴とする色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  2. 発泡スチロール平面化手段が、所定の温度に維持された上下一対の加圧熱板で構成され、これらの間に発泡スチロール成型品を挟みこんで加圧平面化させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  3. 平面成型部に、発泡スチロール成型品の形状認識手段と、これにより判別した形状により少なくとも片側の加圧熱板を所定のスピードと加圧力で挟みこむ制御部とを設けたことを特徴とする請求項2記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  4. 発泡スチロール平面化手段が、加熱維持された上側コンベアと下側コンベアからなるとともに、上側コンベアが下側コンベアに対して進行方向が次第に狭くなるような形で傾けて配置されており、発泡スチロール成型品を送りながら徐々に加圧して平面化させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  5. 発泡スチロールの加熱手段を、第1の所定温度まで昇温させて発泡スチロール成型品の予備加熱を行う第1の加熱部と、発泡スチロール成型品が概ね平面化する第2の温度雰囲気をもつ第2の加熱部とに分けて配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  6. 発泡スチロールの内部残留応力を開放させる第1の所定温度を、発泡スチロール分子が転移を始める100℃以下とし、かつ発泡スチロール成型品が成型前の平板状に戻り始める第2の所定温度を110℃以上に設定したことを特徴とする請求項5記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  7. 加熱して平面化された発泡スチロール成型品を所定温度まで冷却させる冷却手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  8. 発泡スチロール表面の色模様除去手段として、切削機構の上方に配置した送りコンベア又は送りローラにて平面化した発泡スチロールを送りながら色模様を切削除去するようにしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  9. 発泡スチロール表面の色模様除去手段として、平面化した発泡スチロールを送る方向に対して上側、下側のいずれか、または上下両側に切削機構を配置したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  10. 発泡スチロール表面の色模様除去手段として、平面化した発泡スチロールを送るとともに、その送り方向に対して上側、下側のいずれか、または上下両側に配置した切削機構を移動させることによって色模様を除去するようにしたことを特徴とする請求項9に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
  11. 平面化された発泡スチロール成型品の厚み計測手段と、この計測手段で計測した厚みにより発泡スチロール表面の除去量を一定にするため除去手段を上下に動作させる制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の色物発泡スチロール成型品の再生装置。
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