JP2661346B2 - 車両用無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機の油圧制御装置

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JP2661346B2
JP2661346B2 JP2232231A JP23223190A JP2661346B2 JP 2661346 B2 JP2661346 B2 JP 2661346B2 JP 2232231 A JP2232231 A JP 2232231A JP 23223190 A JP23223190 A JP 23223190A JP 2661346 B2 JP2661346 B2 JP 2661346B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両用無段変速機の油圧制御装置に関する
ものである。
従来の技術 車両の動力伝達経路に介挿されてエンジンの回転を無
段階に変速して駆動輪へ伝達するための車両用無段変速
機が知られている。たとえば、一対の可変プーリに巻き
掛けられた伝動ベルトを介して動力が伝達され、その可
変プーリの有効径が変更されることにより速度比が変更
される一方、伝動ベルトの係合圧力、すなわち可変プー
リにおける挟圧力を発生させる油圧シリンダに供給され
る制御油圧に応じて動力伝達容量が調節される形式のベ
ルト式無段変速機や、一軸上に位置し且つ相対向する入
力側コーンおよび出力側コーンとの間に介挿され且つ回
転中心軸が上記一軸を含む平面内において回転中心軸が
回動可能なローラを介して動力が伝達され、そのローラ
の回転中心軸が回動させられることにより速度比が変更
される一方、ローラの係合圧力、すなわちローラに対す
る挟圧力を発生させる油圧シリンダに供給するライン油
圧に応じて動力伝達容量が調節される形式のトラクショ
ン式無段変速機などがそれである。そして、上記のよう
な無段変速機では、伝動ベルトやローラなどの伝動部材
の係合圧力に応じて伝達容量が決定される特徴がある。
上記の無段変速機において、入力トルク(伝達トル
ク)が増大する期間、たとえばトルクコンバータのトル
クの増幅作用がある期間にはそのトルク増幅作用に応じ
て伝動部材の係合圧力を高めることにより、その滑りを
防止することが提案されている。たとえば、ベルト式無
段変速機についての油圧制御装置を開示する特開昭57−
161361号では、伝動ベルトの係合圧力に関連するライン
圧を、スロットル弁開度θおよび減速比(=入力軸回転
速度Nin/出力軸回転速度Nout=1/速度比)に応じて高め
るだけでなく、トルクコンバータのステータの反力に応
じて上記ライン圧を高める形式の油圧制御装置が提案さ
れている。これによれば、スロットル弁開度θの増加に
よる入力トルクの増大に応じてライン圧を必要かつ充分
に制御するだけでなく、トルクコンバータのトルク増幅
作用による無段変速機への入力トルクの一時的な急増に
対処できるように伝動ベルトの係合圧力が高められて、
伝動ベルトの滑りが解消される。
発明が解決すべき課題 ところで、上記従来の油圧制御装置においては、入力
トルクが大幅に増大することに対処してライン圧を高め
るのであるが、たとえばトルクコンバータのトルク増幅
作用による場合には、ライン圧をたとえば20kg/cm2から
40kg/cm2へと2倍程度の油圧とする必要がある。このた
め、このような高圧のライン圧を発生させるために、オ
イルポンプおよび圧力制御弁などを高精度にて構成する
とともに、油圧シリンダの構成部品、バルブボデー、ポ
ンプボデーの剛性を高める必要があり、また、耐圧の高
いシール構造を各部に用いる必要があるので、油圧制御
装置が全体として大型となり且つ高価となる欠点があっ
た。また、上記のようにライン油圧が高圧化すれば、オ
イルポンプの動力損失が増大する不都合もある。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、伝動部材の係合圧力に関
連するライン油圧を高めることなく、入力トルクの増大
に対処できる車両用無段変速機の油圧制御装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、入力側回転部材から出力側回転部材へ動力を伝動
する伝動部材の係合圧力に応じて伝達容量が決定される
車両用無段変速機の油圧制御装置であって、(a)前記
入力側回転部材および出力側回転部材の速度比を制御す
る第1の油圧アクチュエータを制御するための変速制御
弁装置と、(b)前記無段変速機に入力される入力トル
クを検出する入力トルク検出手段と、(c)第1油室お
よびその第1油室に対応した第1受圧面と、第2油室お
よびその第2油室に対応した第2受圧面とを少なくとも
備え、それら第1受圧面および第2受圧面に前記係合圧
力を制御するためのライン油圧が作用させられることに
より、前記係合圧力を制御する第2の油圧アクチュエー
タと、(d)前記入力トルクに応じて前記第1油室およ
び第2油室の少なくとも一方への前記ライン油圧の供給
を実行あるいは停止することにより、入力トルクに応じ
てライン油圧が作用する受圧面積を変更する切換弁装置
と、を含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、切換弁装置により、入力トルクに
応じて前記第1油室および第2油室の少なくとも一方へ
の前記ライン油圧の供給が実行あるいは停止させられる
ことにより、入力トルクに応じてライン油圧が作用する
受圧面積が変更させられるので、入力トルクが大きくな
ったときには、ライン油圧を高めることなく係合圧力が
高められる。このため、高圧のライン油圧を発生させる
ために、オイルポンプおよび圧力制御弁などを高精度に
て構成したり、油圧シリンダの構成部品、バルブボデ
ー、ポンプボデーの剛性を高めたりする必要がなく、ま
た、耐圧の高いシール構造を各部に用いる必要がないの
で、油圧制御装置が全体として小型となり且つ安価とな
る。しかも、ライン油圧を高める必要がないので、オイ
ルポンプの動力損失が増大しない。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。
第2図は、FF式車両の動力伝達装置を説明する骨子図
である。図において、エンジン10の動力は、トルクコン
バータ12、前後進切換装置14、ベルト式無段変速機16、
減速ギヤ装置18、および差動歯車装置20を経て一対の前
輪22へ伝達されるようになっている。上記トルクコンバ
ータ12は、クランク軸24に連結されたポンプ羽根車26
と、前後進切換装置14と連結されたタービン羽根車28
と、一方向クラッチを介して固定されているステータ30
とから構成されており、第3図に示すトルク伝達特性を
備えている。第3図は一定スロットル弁開度で発進した
際の速度比、出力軸トルクの変化を示したものである。
図において、速度比が1より小さいコンバータ領域で
は、入力軸トルクが増幅されて出力軸から出力される
が、速度比が略1であるカップリング領域では、入力軸
トルクと略同じ大きさのトルクが出力軸から出力され
る。上記コンバータ領域では、ベルト式無段変速機16の
入力トルクが高められる。
上記前後進切換装置14は、図示しない遊星歯車装置、
前進用クラッチ、後進用ブレーキなどを備えており、図
示しない油圧回路からの油圧信号に従ってトルクコンバ
ータ12のタービン羽根車28から入力されたトルクを、正
回転方向あるいは逆回転方向に切り換えてベルト式無段
変速機16の入力軸32へ伝達する。ベルト式無段変速機16
は、入力軸32および出力軸34に設けられた一対の可変プ
ーリ36および38と、それら可変プーリ36および38に巻き
掛けられた伝動ベルト40とを備えている。この伝動ベル
ト40はベルト式無段変速機16の伝動部材として機能する
ものであり、伝動ベルト40の張力、換言すれば可変プー
リ38の伝動ベルト40に対する挟圧力にしたがって伝動容
量が決定される。
本実施例の油圧回路の要部は、第1図に示すように構
成されており、可変プーリ36のV溝幅を変更する入力側
油圧シリンダ42内の作動油容積が変速制御弁44により変
化させられて可変プーリ36のV溝幅が変更されることに
より、ベルト式無段変速機16の速度比ec(=出力軸回転
速度Nout/入力軸回転速度Nin)が変更されるようになっ
ている。また、ベルト式無段変速機16の出力側油圧シリ
ンダ46には、専ら伝動ベルト40の張力を制御するため
に、ライン圧調圧弁48により調圧されたライン圧Plが常
時作用されるようになっている。本実施例では、ライン
圧Plが伝動ベルト40の張力を制御するための制御油圧と
して機能している。
第1図に詳しく示すように、出力軸34は図示しないト
ランスアクスルハウジングにベアリング52を介して回転
可能に支持されており、その出力軸34には、可変プーリ
38を構成する固定ディスク54および可動ディスク56が設
けられている。すなわち、出力軸34には、固定ディスク
54が固設されているとともに、可動ディスク56が軸方向
に移動可能且つ軸まわりの回転不能に設けられている。
上記固定ディスク54および可動ディスク56間のV溝に伝
動ベルト40が巻き掛けられているのである。
上記出力軸34の可動ディスク56側には、円板状の底部
58とその底部58の外周縁から軸方向へ突き出す外筒部60
とを備えた有底円筒状の外周シリンダ部材62と、上記外
筒部60の内周側に位置し且つ前記可動ディスク56のボス
部63がスプライン嵌合により嵌め入れられる内筒部64と
その内筒部64の一端から外周側へ延びる外周フランジ部
66とを備えた内周シリンダ部材68とが固設されている。
上記ボス部63と内筒部64とのスプライン嵌合により、可
動ディスク56が軸方向の移動可能且つ軸まわりの回転不
能に出力軸34に設けられているのである。
環状ピストン70は、可動ディスク56の外周部に固定さ
れ且つ上記フランジ部66が摺動可能に嵌め入れられた円
筒状の円筒部72と、その円筒部72の一端から内周側へ付
き出し且つ外周シリンダ部材62の外筒部60の内周面と内
周シリンダ部材68の内筒部64の外周面とに摺動可能に嵌
合された内周フランジ部74とから構成されている。前記
出力側油圧シリンダ46は、上記可動ディスク56、外周シ
リンダ部材62、内周シリンダ部材68、環状ピストン70な
どにより構成されており、可動ディスク56、外周フラン
ジ部66、円筒部72に囲まれた第1油室76と、外周シリン
ダ部材62、内筒部64、内周フランジ部74に囲まれた第2
油室78との少なくとも一方に作動油が供給されることに
より作動させられるようになっている。すなわち、出力
側油圧シリンダ46は、第1油室76に対応した第1受圧面
と、第2油室78に対応し且つ第1受圧面と略同様の大き
さの第2受圧面とを備えており、その第1受圧面に作用
するライン圧Plに基づく推力と第2受圧面に作用するラ
イン圧Plに基づく推力とが独立に発生されるようになっ
ている。
なお、前記内周シリンダ部材68と環状ピストン70との
間に形成された第3油室80は、内筒部64および底部58内
に形成された大気開放油路82を介して大気に開放される
ことにより大気圧とされているが、絞り81を通して第1
油室76内の作動油が流出されることにより、第3油室80
内が作動油により満たされている。これにより、第1油
室76および第2油室78内に発生する遠心油圧を一部キャ
ンセルするようになっている。
オイルポンプ84は、エンジン10によって回転駆動され
ることにより、オイルタンク86内に還流した作動油をラ
イン油路88へ圧送する。ライン圧調圧弁48は、後述の電
子制御装置106からの指令信号に従って戻り油路92への
作動油漏出量を変化させてライン圧Plを調圧する。この
ライン圧Plは、前記変速制御弁44へ供給される一方、出
力軸34内に設けられた油路94および可動ディスク56内に
設けられた油路96を通して第1油室76へ常時供給されて
いる。また、切換弁98は、第2油室78を戻り油路92へ接
続する低圧側位置と、第2油室78をライン油路88へ接続
する高圧側位置とに切り換えられ得るように構成されて
おり、電子制御装置106により低圧側位置に位置させら
れたときには第2油室78内の受圧面に後述の潤滑油圧P0
を作用させるが、高圧側位置に位置させられたときには
切換弁98、出力軸34内に設けられた油路100、および外
周シリンダ部材62と内周シリンダ部材68との間の油路10
2を通して第2油室78内の受圧面にもライン圧Plを作用
させる。したがって、本実施例では、上記切換弁98が、
出力側油圧シリンダ46の受圧面積のうちライン圧Plが作
用する面積を変更するための切換弁装置として機能して
いる。
また、上記ライン圧調圧弁48および切換弁98から戻り
油路92へ流出した作動油の一部は逆止弁104を通してオ
イルタンク86へ還流させられるが、上記作動油の他の一
部は、図示しないオイルクーラへ供給されるとともに、
潤滑油として図示しない軸受部などへ供給されるように
なっている。上記逆止弁104は、オイルクーラや軸受部
などへ油を送出するために戻り油路92内の油圧をライン
圧Plよりも充分に低く且つ大気圧よりも高い一定の潤滑
油圧P0を発生させるためのものである。
電子制御装置106はCPU、ROM、RAMなどを含む所謂マイ
クロコンピュータであって、CPUはRAMの一時記憶機能を
利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って入
力信号を処理し、変速制御弁44、ライン圧調圧弁48、切
換弁98の作動を制御する。電子制御装置106は、たとえ
ば、図示しないセンサから、要求出力量に対応したスロ
ットル弁開度θ、入力軸32および出力軸34の回転速度を
読み込み、出力軸34の回転速度に基づいて車速Vを算出
するとともに、入力軸32および出力軸34の回転速度に基
づいてベルト式無段変速機16の変速比ecを算出する。ま
た、ポンプ羽根車26の回転速度を検出する回転センサ10
8、およびタービン羽根車28の回転速度を検出する回転
センサ110から、ポンプ羽根車26およびタービン羽根車2
8の回転速度を読み込み、トルクコンバータ12の速度比e
t(=タービン羽根車28の回転速度/ポンプ羽根車26の
回転速度)を算出する。この速度比etは、第3図に示す
ようにトルクコンバータ12の出力トルク値、すなわちベ
ルト式無段変速機16の入力トルク値に対応しているの
で、前記電子制御装置106は本実施例の入力トルク検出
手段として機能している。
ベルト式無段変速機16の速度比制御において、電子制
御装置106は、たとえば燃費および運転性を考慮した最
適曲線に沿ってエンジン10が作動するように予め求めら
れた関係から実際のスロットル弁開度θおよび車速Vに
基づいて目標回転速度Nin を決定し、実際の入力軸回
転速度Ninが目標回転速度Nin と一致するように速度比
を制御する。また、ライン圧制御では、電子制御装置10
6は、たとえば伝動ベルト40が必要かつ充分な張力とな
るように予め求められた関係から実際のスロットル弁開
度θおよび変速比ecに基づいてライン圧調圧弁48を駆動
し、オイルポンプ84の回転駆動に関する動力損失を可及
的に小さくする。
さらに、電子制御装置106は、トルクコンバータ12の
変速比etが予め記憶された判断基準値αに到達したか否
か、換言すればトルクコンバータ12がそのコンバータ領
域(トルク増幅領域)にあるか否かを逐次判断し、トル
クコンバータ12がコンバータ領域にあれば、切換弁98を
高圧側位置に切り換えてライン圧Plを第2油室78へ作用
させることにより可変プーリ38における挟圧力を略倍に
高める。上記判断基準値αは、トルクコンバータ12のコ
ンバータ領域を判断するための値であり、たとえば
「1」よりも僅かに小さい値が採用される。上記のこと
から、電子制御装置106において、通常走行では、速度
比etが判断基準値αに到達したと判断されているので、
切換弁98が低圧側位置に切り換えられて第2油室78内が
潤滑油圧P0とされ、ライン圧Plが第1油室76に作用させ
られることにより発生する挟圧力に基づいて伝動ベルト
40の張力が制御されるが、車両の発進に際して、速度比
etが判断基準値αより下回っていると判断されると、切
換弁98が高圧側位置に切り換えられて第2油室78内がラ
イン圧Plとされる。これにより、トルクコンバータ12の
トルク増幅作用によりベルト式無段変速機16の入力トル
クが高められる期間には、出力側油圧シリンダ46の推力
が高められて伝動ベルト40の滑りが防止される。
上述のように、本実施例によれば、出力側油圧シリン
ダ46が第1油室76および第2油室78を備えており、第1
油室76には常時ライン圧Plが作用させられてスロットル
弁開度θおよび速度比ecに基づく通常の張力制御が行わ
れる一方、電子制御装置106により速度比etに基づいて
トルクコンバータ12のコンバータ領域であると判断され
る期間には、切換弁98が高圧側位置に切り換えられて第
2油室78にもライン圧Plが供給され、伝動ベルト40に対
する挟圧力が上記通常の張力制御に比較して略倍に高め
られる。このため、ライン圧Plを2倍程度に高めること
によりトルクコンバータ12のトルク増幅に対処する油圧
制御装置に比較して、オイルポンプ84およびライン圧調
圧弁48などを高精度にて構成したり、油圧シリンダ46の
構成部品、変速制御弁44やライン圧調圧弁48などのバル
ブボデー、オイルポンプ84のポンプボデーの剛性を高め
たりする必要がなく、また、耐圧の高いシール構造を各
部に用いる必要がないので、油圧制御装置が全体として
小型となり且つ安価となる。しかも、ライン油圧を高め
る必要がないので、オイルポンプ84の動力損失が増大し
ないのである。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の
説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符
号を付して説明を省略する。
第4図の実施例では、前記第1油室76の受圧面積を
A1、第2油室78の受圧面積をA2とすると、それらの関係
がA1<A2となるように構成されているとともに、第1油
室76を戻り油路92に接続して潤滑油圧P0とする低圧側位
置と第1油室76をライン油路88に接続してライン圧Plと
する高圧側位置とに切り換えられる第2切換弁120がさ
らに加えられている。そして、トルクコンバータ12のス
テータ30が受ける反力を検出する反力センサ122が設け
られており、その反力センサ122からの信号が電子制御
装置106へ供給されるようになっている。上記ステータ3
0が受ける反力は、トルクコンバータ12の出力軸トルク
(=ベルト式無段変速機16の入力トルク)に対応するも
のであるから、反力センサ122からの信号の大きさによ
り、ベルト式無段変速機16の入力トルクを検知できるの
である。
電子制御装置106は、上記反力センサ122からの信号の
大きさに応じて、出力側油圧シリンダ46の挟圧力を3段
階に変化させる。すなわち、電子制御装置106には、第
1の判断基準値β、第2の判断基準値β(但し、β
>β)が予め記憶されており、反力センサ122から
の信号の大きさがβを超える場合には、切換弁98およ
び第2切換弁120をそれぞれ高圧側位置に切り換えて第
1油室76および第2油室78にライン圧Plを供給し、出力
側油圧シリンダ46の挟圧力を最も高くする。次いで、反
力センサ122からの信号の大きさがβを下回ると、第
2切換弁120を低圧側位置に切り換え、さらにその信号
の大きさがβを下回ると、第2切換弁120を高圧側位
置に戻すとともに切換弁98を低圧側位置に切り換えるこ
とにより、出力側油圧シリンダ46の挟圧力を順次低くす
るのである。これにより、本実施例の油圧制御装置で
も、前述の実施例と同様の効果を得ることができる。な
お、本実施例の出力側油圧シリンダ46の機構によれば、
切換弁98および第2切換弁120をそれぞれ低圧側位置に
切り換えて第1油室76および第2油室78に潤滑油圧P0
作用させることにより、出力側油圧シリンダ46の挟圧力
をさらに低くして4段階に変化させることもできる。
第5図は、出力側油圧シリンダ46の挟圧力に関与する
油室が3つ設けられた例を示している。図において、3
つの円板壁130、132、134が出力軸34に固定されてお
り、可動ディスク56に固定された円筒状シリンダ部材13
6内に摺動可能に嵌め入れられることにより、3つの油
室138、140、142が形成されている。それら油室138、14
0、142とライン油路88および戻り油路92との間には、3
つの切換弁144、146、148がそれぞれ設けられている。
前述の実施例のように、前記電子制御装置106により反
力センサ122からの信号の大きさが最も大きいときには
3つの切換弁144、146、148を高圧側位置に切り換える
が、その信号の大きさの減少に伴って順次低圧側位置に
切り換えることによって、ベルト式無段変速機16の入力
トルクに応じて出力側油圧シリンダ46の挟圧力を3段階
に変化させることができる。
第6図は、第1図の実施例の第2油室78に、ライン圧
Plよりも低い2種類の圧力PoおよびPmを択一的に作用さ
せることにより出力側油圧シリンダ46の挟圧力を変化さ
せる実施例を示している。図において、ライン圧Plを発
生させるライン圧調圧弁48と潤滑油圧P0を発生させる逆
止弁104との間には、ライン圧Plよりも低く且つ潤滑油
圧P0よりも高い第2のライン圧Pmを発生させる第2の調
圧弁150が設けられており、切換弁98が低圧側位置に切
り換えられると上記潤滑油圧P0が第2油室78に作用させ
られるが、切換弁98が高圧側位置に切り換えられると上
記第2のライン圧Pmが第2油室78に作用させられるよう
になっている。本実施例では、ライン圧PlおよびPmが制
御油圧として機能している。このようにしても、第1図
の実施例と同様に切換弁98が電子制御装置106により制
御されることにより、その実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
第7図に示される実施例においては、第3油室80に2
種類の作動油圧PlおよびPoが択一的に作用されることに
より、出力側油圧シリンダ46の挟圧力が変化させられる
ようになっている。図において、第1図の実施例と比較
して、絞り81が削除されることにより第3油室80と第1
油室76との間が遮断されるとともに、切換弁98が除去さ
れて、油路82を介して第3油室80をライン油路88に接続
してライン圧Plを作用させる高圧側位置と、油路82を介
して第3油室80を戻り油路92に接続して潤滑油圧Poを作
用させる低圧側位置とに切り換えられる第3切換弁152
が設けられている。この第3切換弁152は、電子制御装
置106により、第1図の切換弁98とは逆に第3図におけ
るカップリング領域では高圧側に、コンバータ領域では
低圧側に位置させられるようになっている。このため、
第1油室76および第2油室78内は常時ライン圧Plとされ
る一方、第3油室80内は、カップリング領域ではライン
圧Plに切り換えられて第2油室78に基づく推力が略相殺
されるが、すなわち、伝動ベルト40を挟圧する方向のラ
イン圧Plの受圧面積が実質的に減少されるが、コンバー
タ領域では潤滑油圧Poに切り換えられることにより、伝
動ベルト40を挟圧する方向のライン圧Plの受圧面積が増
加されてベルト挟圧力が大幅に高められるのである。こ
のように本実施例の油圧制御装置によっても、第1図の
実施例と同様の効果を得ることができる。本実施例にお
いては、第1油室76および第2油室78が第1油室に対応
し、第3油室80が第2油室に対応するとともに、第3切
換弁152がライン油圧に作用する受圧面積を変更するた
めの切換弁装置として機能している。
なお、ベルト式無段変速機16の入力トルクの一時的な
急増期間のない車両、たとえばトルクコンバータ12のコ
ンバータ領域における伝動ベルト40の滑り対策を必要と
しない車両では、第3切換弁152を、低車速領域では低
圧側位置に、高車速領域では高圧側位置に切り換えられ
るように制御することにより、上記第7図の油圧制御装
置において、遠心油圧に基づく伝動ベルト40への過大な
挟圧力が好適に防止される。すなわち、第3油室80が大
気に開放されることにより大気圧とされている場合に
は、たとえ第1図の実施例のように第3油室80が作動油
で満たされていても、第1油室76および第2油室78内に
発生する遠心油圧は一部がキャンセルされるに過ぎな
い。これに対し、上記機構を備えた油圧制御装置を使用
すれば、供給される作動油の圧力が第3受圧面に作用す
るのに加えて、第3切換弁152が車速に応じて切り換え
られることにより、低車速領域では潤滑油圧Poが、高車
速領域ではライン圧Plが第3油室80に供給されるため、
高速走行になるに従って増加する遠心油圧を大幅にキャ
ンセルすることができる。これと同等の効果は、絞り81
が除去され且つ切換弁152が設けられて上記と同様に車
速に応じて切り換えられることにより、第4図および第
6図の実施例の油圧制御装置においても亨受される。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明した
が、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例において切換弁98、120が低
圧側位置に切り換えられた場合には、第2油室78または
第1油室76が潤滑油圧P0を導く戻り油路92に接続されて
いたが、大気にドレンされるように構成されてもよい。
また、前述の実施例では、トルクコンバータ12の速度
比et或いはステータ30の反力に基づいてベルト式無段変
速機16の入力トルクが検出されていたが、たとえば前後
進切換装置14が前進2速以上を備えているときのそのギ
ヤ比や、パワー走行用マップに基づいて目標回転速度N
in を決定するときのパワー走行選択スイッチに基づい
て、トルクコンバータ12のトルク増幅作用以外の原因に
よるベルト式無段変速機16の入力トルクの増加を検出す
るようにしてもよいのである。また、スロットル弁開度
θに基づき、スロットル弁開度θが大きい期間だけ第2
油室78にライン圧Plを作用させるように構成してもよ
い。要するに、ベルト式無段変速機16の高負荷時に、第
2油室78内に作用するライン圧に基づいて出力側油圧シ
リンダ46の推力を高めるようにされていればよいのであ
る。
また、前述の第1図の実施例では、第1油圧76にライ
ン圧Plが常時供給され、第2油室78に作用する油圧が切
換弁98により切り換えられていたが、逆に第2油室78に
ライン圧Plが常時供給され、第1油室76に作用する油圧
が切換弁98により切り換えられるように構成されてもよ
いのである。
また、前述の実施例ではベルト式無段変速機について
説明されていたが、たとえば特公昭63−29142号公報の
第4図に示されるトラクション式無段変速機などの無段
変速機であってもよい。この場合には、一軸上に位置し
且つ相対向する入力側コーンおよび出力側コーンとの間
に介挿され且つ回転中心軸が上記一軸を含む平面内にお
いて回動可能なローラが伝動部材として機能し、そのロ
ーラに対する挟圧力を発生させる油圧シリンダに供給す
るライン油圧に応じて動力伝達容量が調節される。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変
更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図の実施例の油圧制御回路の要部および
出力側可変プーリの断面構成を示す図である。第2図
は、本発明の一実施例を含む車両用動力伝達装置を示す
骨子図である。第3図は、第2図のトルクコンバータの
特性を示す図である。第4図、第5図、第6図および第
7図は、本発明の他の実施例を示す第1図に相当する図
である。 16:ベルト式無段変速機 42:入力側油圧シリンダ(第1の油圧アクチュエータ) 44:変速制御弁(変速制御弁装置) 46:出力側油圧シリンダ(第2の油圧アクチュエータ) 98:切換弁(切換弁装置) 106:電子制御装置(入力トルク検出手段) 120:第2切換弁(切換弁装置) 144,146,148:切換弁(切換弁装置) 152:第3切換弁(切換弁装置)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転部材から出力側回転部材へ動力
    を伝動する伝動部材の係合圧力に応じて伝達容量が決定
    される車両用無段変速機の油圧制御装置であって、 前記入力側回転部材および出力側回転部材の速度比を制
    御する第1の油圧アクチュエータを制御するための変速
    制御弁装置と、 前記無段変速機に入力される入力トルクを検出する入力
    トルク検出手段と、 第1油室および該第1油室に対応した第1受圧面と、第
    2油室および該第2油室に対応した第2受圧面とを少な
    くとも備え、該第1受圧面および第2受圧面に前記係合
    圧力を制御するためのライン油圧が作用させられること
    により、前記係合圧力を制御する第2の油圧アクチュエ
    ータと、 前記入力トルクに応じて前記第1油室および第2油室の
    少なくとも一方への前記ライン油圧の供給を実行あるい
    は停止することにより、該入力トルクに応じて該ライン
    油圧が作用する受圧面積を変更する切換弁装置と、 を含むことを特徴とする車両用無段変速機の油圧制御装
    置。
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