JP2661221B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JP2661221B2 JP2661221B2 JP63317454A JP31745488A JP2661221B2 JP 2661221 B2 JP2661221 B2 JP 2661221B2 JP 63317454 A JP63317454 A JP 63317454A JP 31745488 A JP31745488 A JP 31745488A JP 2661221 B2 JP2661221 B2 JP 2661221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- overflow port
- drain valve
- drain
- washing tub
- water level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溢水口を備えた洗濯機に関する。
従来の技術 従来この種の洗濯機は、外槽側壁上部に設けた溢水口
と、前記外槽の底部に設けた排水弁とを備え、排水工程
において、前記排水弁を開き、これより洗濯槽内の水と
外に排水していた。
と、前記外槽の底部に設けた排水弁とを備え、排水工程
において、前記排水弁を開き、これより洗濯槽内の水と
外に排水していた。
また、すすぎ工程において、洗濯槽への給水を続けな
がらパルセータを正・反転駆動させて、外槽側壁上部に
設けた溢水口より水を排水させて、オーバーフローすす
ぎを行なっていた。
がらパルセータを正・反転駆動させて、外槽側壁上部に
設けた溢水口より水を排水させて、オーバーフローすす
ぎを行なっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の洗濯機では、排水弁が外槽の底部に設
けられているため、排水工程において、洗濯工程の洗剤
による泡および化学的に分解され溶け出した汚れの浮遊
物は、洗濯槽内の水位とともに移動し、ついには洗濯槽
内の布および洗濯槽内に付着した状態で排水工程が終了
してしまう。従って、次工程であるすすぎ工程におい
て、泡ぎれおよび汚れ落ちが悪く、十分なすすぎを行な
えないといった課題を有していた。
けられているため、排水工程において、洗濯工程の洗剤
による泡および化学的に分解され溶け出した汚れの浮遊
物は、洗濯槽内の水位とともに移動し、ついには洗濯槽
内の布および洗濯槽内に付着した状態で排水工程が終了
してしまう。従って、次工程であるすすぎ工程におい
て、泡ぎれおよび汚れ落ちが悪く、十分なすすぎを行な
えないといった課題を有していた。
また、すすぎ工程においては、洗濯槽内の水をオーバ
ーフローさせる溢水口が、外槽側壁上部に設けられてい
るため、使用者が低水位を選び、かつ、オーバーフロー
すすぎを選んだ場合、及び、布量センサー等によって、
洗濯量少,低水位と判定し、かつ、オーバーフローすす
ぎが選ばれている場合、水位が低水位に達した時点より
パルセータは正・反転駆動を行なうが、水位が溢水口に
達し、オーバーフローすすぎを行なうまで時間を費やす
ため、消費電力及び使用水量が増大し、不経済であると
いった課題を有していた。
ーフローさせる溢水口が、外槽側壁上部に設けられてい
るため、使用者が低水位を選び、かつ、オーバーフロー
すすぎを選んだ場合、及び、布量センサー等によって、
洗濯量少,低水位と判定し、かつ、オーバーフローすす
ぎが選ばれている場合、水位が低水位に達した時点より
パルセータは正・反転駆動を行なうが、水位が溢水口に
達し、オーバーフローすすぎを行なうまで時間を費やす
ため、消費電力及び使用水量が増大し、不経済であると
いった課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、洗濯槽上部の泡
および浮遊物と、洗濯槽下部に堆積する泥等の汚れを廃
棄することにより、十分なすすぎ効果を得ることを第1
の目的とする。
および浮遊物と、洗濯槽下部に堆積する泥等の汚れを廃
棄することにより、十分なすすぎ効果を得ることを第1
の目的とする。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本発明の第1の技術
的手段は、外槽と、この外槽側壁上部に設けた第1の溢
水口と、前記外槽底部からの排水制御を行う第1の排水
弁と、前記第1の溢水口より低い外槽側壁に設けた第2
の溢水口と、この第2の溢水口からの排水制御を行う第
2の排水弁と、水位検知手段の信号を入力し、前記第1
および第2の排水弁を制御する制御手段を備え、前記制
御手段は、排水工程において、前記水位検知手段が前記
第2の溢水口の水位に達したことを検知するまで前記第
2の排水弁を開き、前記第2の溢水口より排水を行なわ
せ、前記第2の溢水口の水位に達したことを検知した時
点より、前記第1の排水弁を開き、これより排水を行な
わせる構成である。
的手段は、外槽と、この外槽側壁上部に設けた第1の溢
水口と、前記外槽底部からの排水制御を行う第1の排水
弁と、前記第1の溢水口より低い外槽側壁に設けた第2
の溢水口と、この第2の溢水口からの排水制御を行う第
2の排水弁と、水位検知手段の信号を入力し、前記第1
および第2の排水弁を制御する制御手段を備え、前記制
御手段は、排水工程において、前記水位検知手段が前記
第2の溢水口の水位に達したことを検知するまで前記第
2の排水弁を開き、前記第2の溢水口より排水を行なわ
せ、前記第2の溢水口の水位に達したことを検知した時
点より、前記第1の排水弁を開き、これより排水を行な
わせる構成である。
作用 上記第1の技術的手段によれば、排水工程時にはまず
外槽の側壁の第2の溢水口から汚れた水を排水するた
め、水面上に浮かんでいる浮遊物,泡等を外槽底部にあ
る衣類に接触させることなく排水でき、よって、これら
汚染物を衣類に再付着させずにすみ、次のすすぎ工程の
すすぎ効果を高めることができる。
外槽の側壁の第2の溢水口から汚れた水を排水するた
め、水面上に浮かんでいる浮遊物,泡等を外槽底部にあ
る衣類に接触させることなく排水でき、よって、これら
汚染物を衣類に再付着させずにすみ、次のすすぎ工程の
すすぎ効果を高めることができる。
実 施 例 以下、本発明の第1の実施例を第1図および第2図に
基づき詳細に説明する。第1図において、1は外槽であ
り、この外槽1内には洗濯槽2を配している。また、外
槽1の下部側壁には、連通管3aを介して水位検知手段3
を付設するとともに、外槽1側壁上部にはオーバーフロ
ー用排水パイプ4aと連通した第1の溢水口4が設けてあ
り、これによって、洗濯槽2の水位が第1の溢水口4を
超えないようにしてある。また、外槽1の底部には第1
の排水弁5を介して排水管15を引き出してあり、この排
水管15を前記オーバーフロー用排水パイプ4aを連通させ
てある。さらに、外槽1側壁部には、前記第1の溢水口
4より低く、前記第1の排水弁5より高い位置に、溢水
ホース6aと連通した第2の溢水口6を設けてあり、前記
溢水ホース6aは外槽1の底部に設けられた第2の排水弁
7に連通させてある。また、その第2の排水弁7より引
き出した排水管20は前記オーバーフロー用排水パイプ4a
に連通させても、連通させなくても良いものである。こ
こで、第1および第2の排水弁5および7は排水弁駆動
手段10に電気的に接続して、この排水弁駆動手段10をマ
イクロコンピュータ11によって制御することにより、洗
濯槽2内の水の排水を制御するようにしている。
基づき詳細に説明する。第1図において、1は外槽であ
り、この外槽1内には洗濯槽2を配している。また、外
槽1の下部側壁には、連通管3aを介して水位検知手段3
を付設するとともに、外槽1側壁上部にはオーバーフロ
ー用排水パイプ4aと連通した第1の溢水口4が設けてあ
り、これによって、洗濯槽2の水位が第1の溢水口4を
超えないようにしてある。また、外槽1の底部には第1
の排水弁5を介して排水管15を引き出してあり、この排
水管15を前記オーバーフロー用排水パイプ4aを連通させ
てある。さらに、外槽1側壁部には、前記第1の溢水口
4より低く、前記第1の排水弁5より高い位置に、溢水
ホース6aと連通した第2の溢水口6を設けてあり、前記
溢水ホース6aは外槽1の底部に設けられた第2の排水弁
7に連通させてある。また、その第2の排水弁7より引
き出した排水管20は前記オーバーフロー用排水パイプ4a
に連通させても、連通させなくても良いものである。こ
こで、第1および第2の排水弁5および7は排水弁駆動
手段10に電気的に接続して、この排水弁駆動手段10をマ
イクロコンピュータ11によって制御することにより、洗
濯槽2内の水の排水を制御するようにしている。
前記マイクロコンピュータ11は前記水位検知手段3を
接続した入力部12と、この入力部12からの信号を受けて
排水弁駆動手段10を制御する制御手段13と、この制御手
段13からの制御信号を出力する出力部14とを備えてい
る。
接続した入力部12と、この入力部12からの信号を受けて
排水弁駆動手段10を制御する制御手段13と、この制御手
段13からの制御信号を出力する出力部14とを備えてい
る。
次に、第2図により排水工程における制御手段13の動
作を説明する。
作を説明する。
排水工程においては、S1で、排水弁駆動手段10を介し
て第2の排水弁7を開いてこれに溢水ホース6aによって
連通された第2の溢水口6より排水を開始し、S2で、水
位検知手段3から出力された検知信号により、前記第2
の溢水口6の水位までの排水完了を検知すると、S3で、
排水弁駆動手段10を介して第1の排水弁5を開いて、外
槽1底部より排水を開始し、S4で、水位検知手段3から
出力された検知信号により設定排水水位までの排水完了
を検知した後、次工程へ移る。
て第2の排水弁7を開いてこれに溢水ホース6aによって
連通された第2の溢水口6より排水を開始し、S2で、水
位検知手段3から出力された検知信号により、前記第2
の溢水口6の水位までの排水完了を検知すると、S3で、
排水弁駆動手段10を介して第1の排水弁5を開いて、外
槽1底部より排水を開始し、S4で、水位検知手段3から
出力された検知信号により設定排水水位までの排水完了
を検知した後、次工程へ移る。
以上のように、排水工程において、洗濯槽2内の水
を、第2の溢水口6の水位に達するまでは第2の溢水口
6より排水を行なわせ、それ以後は、第1の排水弁5よ
り排水を行なわせるため、洗濯槽2上部の洗濯工程の洗
剤による泡および化学的に分解され溶け出した汚れの浮
遊物は、第2の溢水口6より廃棄され、洗濯槽内の布9
および洗濯槽底部8に付着しない。また、洗濯槽底部8
に堆積した泥等のよごれは、第1の排水弁5により、洗
濯槽下部より廃棄されるため、泡ぎれおよび汚れ落ちが
良く、十分なすすぎを行なうことができる。
を、第2の溢水口6の水位に達するまでは第2の溢水口
6より排水を行なわせ、それ以後は、第1の排水弁5よ
り排水を行なわせるため、洗濯槽2上部の洗濯工程の洗
剤による泡および化学的に分解され溶け出した汚れの浮
遊物は、第2の溢水口6より廃棄され、洗濯槽内の布9
および洗濯槽底部8に付着しない。また、洗濯槽底部8
に堆積した泥等のよごれは、第1の排水弁5により、洗
濯槽下部より廃棄されるため、泡ぎれおよび汚れ落ちが
良く、十分なすすぎを行なうことができる。
また、水位検知手段3を用いずに、ある設定時間、第
2の排水弁7を開いた後、ある設定時間、第1の排水弁
5を開く制御手段13の動作においても上記と同様の効果
が得られるものである。
2の排水弁7を開いた後、ある設定時間、第1の排水弁
5を開く制御手段13の動作においても上記と同様の効果
が得られるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、排
水工程において、洗濯槽内の水を洗濯槽中部の第2の溢
水口と洗濯槽底部の第1の排水弁より排水させるため、
洗濯槽上部の洗濯工程の洗剤による泡および化学的に分
解され溶け出した汚れの浮遊物は、第2の溢水口より廃
棄され、洗濯槽内の布および洗濯槽底部に付着せず、ま
た、洗濯槽底部に堆積した泥等のよごれは、第1の排水
弁により洗濯槽下部より廃棄されるため、泡ぎれおよび
汚れ落ちが良く、十分なすすぎを行なうことができる。
水工程において、洗濯槽内の水を洗濯槽中部の第2の溢
水口と洗濯槽底部の第1の排水弁より排水させるため、
洗濯槽上部の洗濯工程の洗剤による泡および化学的に分
解され溶け出した汚れの浮遊物は、第2の溢水口より廃
棄され、洗濯槽内の布および洗濯槽底部に付着せず、ま
た、洗濯槽底部に堆積した泥等のよごれは、第1の排水
弁により洗濯槽下部より廃棄されるため、泡ぎれおよび
汚れ落ちが良く、十分なすすぎを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の洗濯機の第1の実施例を示すブロック
図、第2図は同排水工程における制御手段の動作を示す
フローチャートである。 1……外槽、2……洗濯槽、3……水位検知手段、4…
…第1の溢水口、5……第1の排水弁、6……第2の溢
水口、7……第2の排水弁、10……排水弁駆動手段、13
……制御手段、17……パルセータ駆動手段、18……給水
弁駆動手段。
図、第2図は同排水工程における制御手段の動作を示す
フローチャートである。 1……外槽、2……洗濯槽、3……水位検知手段、4…
…第1の溢水口、5……第1の排水弁、6……第2の溢
水口、7……第2の排水弁、10……排水弁駆動手段、13
……制御手段、17……パルセータ駆動手段、18……給水
弁駆動手段。
Claims (1)
- 【請求項1】外槽と、この外槽側壁上部に設けた第1の
溢水口と、前記外槽底部からの排水制御を行う第1の排
水弁と、前記第1の溢水口より低い外槽側壁に設けた第
2の溢水口と、この第2の溢水口からの排水制御を行う
第2の排水弁と、前記第1および第2の排水弁を制御す
る制御手段を備え、前記制御手段は、排水行程におい
て、前記第2の溢水口の水位に達するまで第2の排水弁
を開いて、前記第2の溢水口より排水を行わせ、前記第
2の溢水口の水位に達すると前記第1の排水弁を開い
て、外槽底部より排水を行わせる構成とした洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317454A JP2661221B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317454A JP2661221B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02161998A JPH02161998A (ja) | 1990-06-21 |
JP2661221B2 true JP2661221B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18088405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63317454A Expired - Lifetime JP2661221B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2661221B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101812785B (zh) * | 2010-04-01 | 2011-08-31 | 松下家电研究开发(杭州)有限公司 | 一种全自动洗衣机进水控制方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62201190A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | シャープ株式会社 | 洗濯機の制御方法 |
JPS6340595A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-20 | 松下電器産業株式会社 | 自動洗濯機 |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP63317454A patent/JP2661221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02161998A (ja) | 1990-06-21 |
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