JP2660081B2 - 写真用ストロボ及びその製造方法 - Google Patents

写真用ストロボ及びその製造方法

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JP2660081B2
JP2660081B2 JP2093459A JP9345990A JP2660081B2 JP 2660081 B2 JP2660081 B2 JP 2660081B2 JP 2093459 A JP2093459 A JP 2093459A JP 9345990 A JP9345990 A JP 9345990A JP 2660081 B2 JP2660081 B2 JP 2660081B2
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strobe
light emitting
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敏之 小倉
教尋 中井
達也 望月
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真撮影に利用される照明用の写真用スト
ロボ及びその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
予めパトローネ付き35mmフイルムを収納するととも
に、撮影レンズや簡易型のシャッタ等の撮影機構を備え
たユニット本体に、ストロボを組み込んで、暗い所でも
良好な撮影ができるようにしたレンズ付きフイルムユニ
ット(商品名「写ルンですフラッシュ」)が市販されて
いる。このレンズ付きフイルムユニットはカメラを所持
していないときでも、気軽に購入して写真撮影を楽しめ
るようにストロボもユニット本体同様安価に製造する必
要がある。
特開昭63−305329号公報の『簡易ストロボ及びその製
造方法』に開示されている簡易ストロボでは、ストロボ
回路を形成したプリント基板に放電管やリフレクタから
なる発光部を機械的に固定した後、放電管の両電極やト
リガ電極をリード線でプリント基板に接続している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記のストロボでは、柔軟なリード線を
用いて放電管とプリント基板との電気的な接続を行って
いるため、リード線の先端位置を自動的に決めることが
できず、手作業によるはんだ付けが必要になって製造コ
ストを充分に下げることができない。また、発光部をプ
リント基板に固定するために、プリント基板や発光部の
形状が複雑になったり、固定用の部材が必要になる等、
ローコスト化には不向きである。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、放電管やリ
フレクタからなる発光部の構造を改良することによって
自動組み立て適性を向上させ、製造コストを下げること
ができるようにした写真用ストロボ及びその製造方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、放電管及びリフ
レクタを含む発光部に剛性をもった電気接片を一体化
し、この電気接片を用いて発光部をプリント基板に仮止
めした後に、電気接片をプリント基板にはんだ付けでき
るようにしてある。
〔作用〕
上記構成によれば、発光部は電気接片によりプリント
基板上に位置決めされ、しかも電気接片の一端はプリン
ト基板に形成されたストロボ回路の所定位置に落ち着く
から、そのまま自動はんだ付け機に送り込んではんだ付
けを行うことができるようになる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明
する。
〔実施例〕
本発明の一実施例を示すストロボと、これを装着する
レンズ付きフイルムユニットとを示す第4図において、
ストロボ2は紙箱3によって覆われ、この紙箱3には発
光部4,充電ノブ5,脚部6等を露出させる開口が形成され
ている。レンズ付きフイルムユニット7は紙箱8によっ
て覆われ、この紙箱8には撮影レンズ9,ファインダ開口
部10,レリーズボタン11,フイルムカウンタ表示窓12,巻
上げノブ13,ホットシュー14等を露出させるための開口
が形成されている。なお、ストロボ2は前記脚部6をホ
ットシュー14に嵌合してレンズ付きフイルムユニット7
に取り付けて使用される。前記脚部6には一対の電気切
片6aが設けられており、レリーズボタン11の押圧により
図示しないシャッタが開閉すると、この電気切片6aを介
して発光部4が発光する。
第2図はストロボの構成を示すものである。このスト
ロボ2は本体ケース15,発光部4,プリント基板16,裏蓋17
からなる。プラスチックで成形された本体ケース15の前
面上部には、発光部4を露出する開口18が形成されてお
り、その下方には上述した充電ノブ5が設けられてい
る。また、本体ケース15の内側には4個のボス19が形成
されており、これらのボス19は前記プリント基板16の周
縁部に形成されたボス穴21に嵌合して、プリント基板16
の固定を行う。
このプリント基板16の前面にはパターン回路25がメッ
キされており、このパターン回路25上には複数の端子穴
26と図中破線で示す3個の開口27とが形成されている。
端子穴26にはプリント基板16の裏面に載置されるトラン
ス28,メインコンデンサ29等の電気素子のリード端子30
が挿入され、また開口27には発光部4に一体化された後
述する電気接片が連通され、はんだ付けされている。前
記パターン回路25の一部例えば一点鎖線で囲んだ部分25
aは前記充電ノブ5とで充電スイッチを形成している。
前記発光部4の外郭はユニットケース34及び、この前
面に取り付けられる拡散板35で構成されており、内部の
放電管36とリフレクタ37を保護する。このリフレクタ37
の両側には開口38が形成されており、この開口38に連通
される放電管36を保持する。また、リフレクタ37はアル
ミで形成されており、放電管36が発する後方への照明光
を効率良く拡散板35に向けて反射する。
ユニットケース34には第1図に示すように、3個の電
気接片39〜41がインサート成形されており、中央の電気
接片40にはトリガ電極40aが、両側の電気接片39,41には
折曲部39a,41aがそれぞれ形成されている。この折曲部3
9a,41aは放電管36の端面に突出する電極棒36aに嵌着し
てこれを保持するとともに、放電管36の両極と電気接片
39,41との接続を行う。なお、この実施例では折曲部39
a,41aに電極棒36aを嵌着して接続させたが、これらをは
んだ付けしてもよい。ユニットケース34から外部に伸び
た電気接片39〜41は前記開口27にそれぞれ挿通されて、
前記パターン回路25にはんだ付け(第2図参照)されて
いる。
第3図はインサート金具を示すものであり、この金属
板46は表面をニッケルメッキした導電性のよい金属例え
ば銅板が用いられる。この金属板46には3個の開口47が
形成されており、これらの開口47は金型に形成された突
起等に嵌着され、前記ユニットケース34をインサート成
形する時の位置決めに用いられる。金属板46はユニット
ケース34と一体化された後、図中一点鎖線Aで折り曲げ
られ、さらに一点鎖線Bで切断されると、3個の前記電
気接片39〜41になる。
以下、このように構成された本発明のストロボの作用
について説明する。プリント基板16にストロボ回路を形
成する工程では、各電気素子のリード端子30は自動挿入
機により、プリント基板16の裏面側から端子穴26に挿入
される。この後、プリント基板16を前面をはんだ浴に接
触させる浸漬はんだ法で、全てのリード端子30はパター
ン回路25に一括してはんだ付けされる。プリント基板16
には自動組立ラインで電気素子が実装される。
また、発光部4の製造工程では、ユニットケース34は
金属板46をインサートしてプラスチックで成形される。
このとき、開口47を金型の突起に嵌着して、金属板46を
固定するため、折曲部39a,41aやトリガ電極40aの位置は
ユニットケース34に対して位置決めされる。この後、金
属板46は図中一点鎖線Aで折り曲げられ、さらに一点鎖
線Bで切断される。
電気接片39〜41が一体化されたユニットケース34に、
放電管36を保持したリフレクタ37を前面側から挿入す
る。すると電極棒36aが折曲部39a,41aに嵌着して保持さ
れ、放電管36は電気接片30,41に接続される。これによ
り、放電管36,リフレクタ37はユニットケース34内に位
置決めされる。この後、ユニットケース34の前面に拡散
板35を装着して、発光部4の製造工程は完了する。以上
の工程も自動組立ラインで行われる。
発光部4をプリント基板16に組み付ける工程では、電
気接片39〜41は発光部4を支える剛性を備えているの
で、自動挿入機により開口27を挿入して仮止めすること
ができる。この後、上述したはんだ付け方法により、電
気接片39〜41をパターン回路25にはんだ付けすることに
より、これらは結線され、また発光部4は3個の電気接
片39〜41を介して、プリント基板16に保持される。この
ため、プリント基板16やユニットケース34に係止用の係
合部をそれぞれ設けなくてもよいから、プリント基板16
とユニットケース34との形状を簡単にすることができ、
組付の自動化適正を向上させることができる。また、従
来のように手作業のはんだ付けから自動はんだ付けを行
うことも可能になる。
この後、プリント基板16を本体ケース15内に組み込む
と、発光部4は開口18に嵌合される。そして、本体ケー
ス15に裏蓋17を取り付け、紙箱3に装填することで、ス
トロボ2が製品化される。
なお、この実施例では電気接片39〜41を介して、発光
部4をプリント基板16に接続・保持させたが、発光部4
をプリント基板16に支持できる太いリード線を用いても
同じ効果を得ることができる。また、電気接片39〜41は
電気素子が実装されたプリント基板16にはんだ付けした
が、電気接片39〜41と電気素子とを一括してはんだ付け
してもよい。
第5図は本発明の別の実施例を示すものであり、この
ユニットケース60はプラスチックで一体に成形されてお
り、その裏面に係合用の一対のボス61を3個所に形成し
ている。このユニットケース60に一体化される3個の電
気接片62〜64には、それぞれ一対のボス穴65が形成され
ている。このように構成された実施例では、ユニットケ
ース60に電気接片62〜64を装着した後、ボス穴65から突
出するボス62を溶融してこれらを固着する。このように
して電気接片62〜64をユニットケース60に一体化するこ
とにより、上記実施例と同様にプリント基板16に組み込
むことができる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のストロボ及び
その製造方法では放電管及びリフレクタを含む発光部に
剛性をもった電気接片を一体化し、この電気接片を用い
て発光部をプリント基板に仮止めできるようにしたか
ら、発光部とプリント基板とのはんだ付け工程を自動化
できる。また発光部は電気接片を介してプリント基板に
固定されるので、発光部をプリント基板に固定するため
の機構や、固定用の部材が不要になる。したがって、こ
のストロボでは製造コストをより低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のストロボの第1実施例を示す要部斜視
図である。 第2図は本発明のストロボの内部構成を示す斜視図であ
る。 第3図は第1図に示すストロボに用いられるインサート
金具の斜視図である。 第4図は第2図に示すストロボとこれを使用するレンズ
付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。 第5図は本発明のストロボの第2実施例を示す要部斜視
図である。 2……ストロボ 4……発光部 16……プリント基板 34……ユニットケース 36……放電管 37……リフレクタ 39〜41……電気接片 39a,41a……折曲部 40a……トリガ電極。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−305329(JP,A) 特開 昭54−74422(JP,A) 実公 昭52−3899(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボ回路を形成したプリント基板と、
    放電管,リフレクタを含む発光部とからなる写真用スト
    ロボにおいて、 前記発光部に、放電管の各電極に一端が接続されストロ
    ボ回路に他端が接続される剛性をもった電気接片を一体
    化し、この電気後片の他端をプリント基板に形成された
    発光部取付け用の開口に挿入して発光部をプリント基板
    に仮止めできるようにしたことを特徴とする写真用スト
    ロボ。
  2. 【請求項2】放電管,リフレクタを含む発光部と、この
    発光部に一体化され、放電管の各電極に一端が接続され
    ストロボ回路に他端が接続される剛性をもった電気接片
    と、この電気接片の他端が挿入される開口及びストロボ
    回路が形成されたプリント基板とからなる写真用ストロ
    ボの製造方法において、 前記電気接片の他端をプリント基板の開口に挿入して発
    光部の位置決めと仮止めとを行う工程と、該開口に挿入
    された電気接片の他端をプリント基板にはんだ付けする
    工程とからなることを特徴とする写真用ストロボの製造
    方法。
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US4156890A (en) * 1977-10-26 1979-05-29 Gte Sylvania Incorporated Flash assembly using elongated trigger bar
JPS63305329A (ja) * 1987-06-05 1988-12-13 Fuji Photo Film Co Ltd 簡易ストロボ及びその製造方法

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