JP2637322B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

Info

Publication number
JP2637322B2
JP2637322B2 JP29024591A JP29024591A JP2637322B2 JP 2637322 B2 JP2637322 B2 JP 2637322B2 JP 29024591 A JP29024591 A JP 29024591A JP 29024591 A JP29024591 A JP 29024591A JP 2637322 B2 JP2637322 B2 JP 2637322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge tube
reflector
electrode plate
diffusion plate
trigger electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29024591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05127227A (ja
Inventor
征次 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fujinon Corp
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujinon Corp, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP29024591A priority Critical patent/JP2637322B2/ja
Publication of JPH05127227A publication Critical patent/JPH05127227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2637322B2 publication Critical patent/JP2637322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ装置に関し、
さらに詳しくはストロボ装置の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フイルムを内蔵した容器に簡単な撮影機
構を組み込んで、低価格で提供されているレンズ付きフ
イルムユニットの中にはストロボ装置を備えたレンズ付
きフイルムユニット「写ルンです フラッシュ」等があ
る。ところで、上記のようなレンズ付きフイルムユニッ
トに用いられるストロボ装置においては、可能な限りロ
ーコストである必要からストロボ発光部の構造を簡略化
し、さらに、大量生産によるコストダウンを図ることが
望まれている。
【0003】このようなレンズ付きフイルムユニットに
用いられるストロボ装置の発光部を図6に示す。発光部
は、拡散板11、反射傘12、放電管13、トリガ電極
板14、及び保持部材15とから構成されている。これ
らの組み立ては、トリガ電極板14を取り付けた保持部
材15に反射傘12を前面から挿入し、保持部材15の
側面の開口に放電管13を挿入する。保持部材15の両
側面には放電管13を挿入する開口が設けられ、これら
の開口には放電管13を支持する支持部が設けられてい
る。これらの支持部により放電管13、反射傘12、及
びトリガ電極板14とが確実に接触した状態で保持され
る。後に保持部材15の前面に拡散板11が取り付けら
れる。その後にトリガ電極板14の一端をトリガ用トラ
ンスの二次電極16aに接続することによりストロボ装
置の組み立てが完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記で説
明した発光部は、機能的に拡散板11、反射傘12、放
電管13、及びトリガ電極板14だけでよく、これらを
一体に保持させるため、かつ反射傘12を介して放電管
13とトリガ電極板14とを確実に接触した状態とする
ために保持部材15を別途に用いている。この保持部材
15を用いているために構成要素が多くなり部品コスト
が高くなっていた。
【0005】本発明は、構成要素を少なくし、部品コス
トの低減を図ったストロボ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、トリガ信号を放電管に与えるために弾性を
有したトリガ電極板を反射傘の背面から覆い被さるよう
に設け、これの上下端と拡散板との連結によりこれらの
間に配置される反射傘及び放電管とを一体に保持するよ
うにした。
【0007】
【実施例】本発明に係るストロボ装置を用いたレンズ付
きフイルムユニットの外観を示す図2において、このレ
ンズ付きフイルムユニット20はユニット本体21を外
ケース22で覆って使用される。外ケース22には、レ
リーズボタン23,巻き上げノブ24,フイルムカウン
タ表示窓25などの他、ファインダ接眼窓26,ファイ
ンダ対物窓27,拡散板28を露出させるための穴が開
設され、これらの穴を通して撮影操作できるようにして
ある。
【0008】ユニット本体21は本体部29、前カバー
30、パトローネ付きフイルム31、及び後カバー32
とを備えており、本体部29、前カバー30、及び後カ
バー32との構造は、特公平2−32615号等に記載
されている構造をそのまま利用することが可能である。
前記本体部29には、その背面に部分的に露出してフイ
ルムのパーフォレーションに係合するスプロケット,蹴
飛ばしレバー,カウンタ円板を含むシャッタ羽根、及び
撮影レンズ34等を組み込んだ露光ユニット35が着脱
自在に取り付けられている。そして、シャッタボタン2
3を押すと蹴飛ばしレバーの先端が瞬間的に移動してシ
ャッタ羽根を開閉させ、撮影レンズ34から入射した光
がフイルムに露光される。
【0009】前記本体部29の右側には、ストロボユニ
ット36が着脱自在に取り付けられている。このストロ
ボユニット36は、ストロボ基板36aにX接点、発光
部、充電開始用接点,電池,メインコンデンサやトリガ
用コンデンサ等が搭載されている。回路構成は、図4に
示すように電池を有する電源回路37と充電開始用接点
38とが直列に接続されており、電源回路37からの高
電圧出力がトリガ用コンデンサ39及びメインコンデン
サ40を充電する。トリガ用コンデンサ39にはトリガ
用トランス41が接続され、その一次巻線41aにはX
接点42の接片42aの端部が、二次巻線41bには放
電管43の放電を開始させるためのトリガ電極板44が
それぞれ接続されている。
【0010】充電開始用接点38の作動は、前カバー3
0のスイッチ46の押圧操作によってその背面に設けた
短絡板47が接触することにより行われる。また、X接
点42の作動は、シャッタ羽根が絞り開口を全開時に一
方の接片42aを押圧し、この接片42aが他方の接片
42bに接触することにより行われる。なお、シャッタ
羽根の揺動完了後には、接片42aがそれ自身弾性によ
り接片42bから上方に退避するからX接点が非作動と
なる。
【0011】前記発光部は、図1及び図5に示すように
拡散板50、反射傘51、放電管43、及びトリガ電極
板44とから構成されている。放電管44は反射傘51
の側面開口から挿入された後に、その一端がメインコン
デンサ40に、また他端がアースに接続されメインコン
デンサ40に蓄えられた電荷によって放電する。拡散板
50は放電管43の前面に配置され被写体に向けて配光
する。反射傘51は前面が開口となっており、その内壁
の上下左右及び背面で放電管43から放たれる光を前方
に反射させる。
【0012】前記トリガ電極板44は厚みの薄い1枚の
導電性の材料で、上方先端部44a、下方先端部44b
及び中央部44cとからなるコの字型に弾性を有するよ
うに折り曲げられている。上方先端部44a及び下方先
端部44bはT字形状となっており、これらのは反射傘
を背面から上下で挟み込むような間隔となっている。そ
して、トリガ電極板44は、それらの上方先端部44a
及び下方先端部44bとを押し広げながら反射傘51の
背面から覆いかぶせられ、これらが拡散板50の上下面
に設けられたT字形状の切り欠き部50a,50bに係
合することにより拡散板50に保持される。
【0013】さらに拡散板50はその両側背面に突出し
先端がU字型となった押圧部50c,50dがそれぞれ
設けられており、これらの押圧部50c,50dが放電
管43を押圧する。これによりトリガ電極板44と拡散
板50との間で放電管43、反射傘51及びトリガ電極
板44とが接触した状態で一体に保持される。
【0014】またトリガ電極板44には中央部分に水平
方向に突出した細長い突出片44dが設けられており、
この突出片44dがトリガ用トランス41の二次電極4
1bに半田付けにより接続される。さらにまた拡散板5
0は上方両側と下方側とにそれぞれ係止爪50e,50
f,50gが設けられており、これらがストロボ基板3
6aの上端及び開口36bとに係合する。
【0015】次に、上記説明したレンズ付きフイルムユ
ニットのストロボ装置の組立について簡単に説明する。
反射傘51の両側面に設けた開口のうち何れか一方から
放電管43を挿入し、放電管43の両端が反射傘51の
両側面から露呈した状態とする。この反射傘51を拡散
板50の背面側に押し付けた状態で、トリガ電極板44
を背面から図1に示すように押し付ける。この押し付け
は、上方先端部44a及び下方先端部44bとを持って
上下に押し広げながら行い、上方先端部44a及び下方
先端部44bとを切り欠き部50a,50bに係止させ
る。
【0016】これによりトリガ電極板44の中央部44
cは、その上方先端部44a及び下方先端部44bとが
上下方向に押し広げられているから、前方に向けて反っ
た状態となっている。また、放電管43は、その両端が
拡散板50の押圧部50e,50fによって反射傘51
に向けて押圧された状態となっている。これにより、放
電管43、反射傘51及びトリガ電極板44とが確実に
接触した状態で一体化される。
【0017】その後、拡散板50の上方の係止爪50
e,50fをストロボ基板36aの上端にそれぞれ引っ
かけると、係止爪50gが開口36bに嵌合し、発光部
がストロボ基板36aに支持される。その後、トリガ電
極板44の突出片44dの先端を二次電極41bに半田
付け等により固着するが、突出片44aが細長い形状を
しているため折り曲げやすくなっており、簡単に半田付
け作業が行えるとともに、自動組立化にも適応させるこ
とが可能となる。さらに、突出片44dの一部を屈曲さ
せているため、二次電極41bに固着された突出片44
dの他端側に加わる振動が吸収され半田付け部分の保護
の点でも信頼性の高い接続方法となる。
【0018】その後、放電管43の両端にメインコンデ
ンサ40からの電圧が加えられるように接続すれば本発
明に係るストロボ装置の組立が完了する。なお、本実施
例では、レンズ付きフイルムユニットにストロボ装置を
内蔵させた例としたが、本発明ではこれに限らずローコ
ストタイプのカメラ等に内蔵させることが可能なのはい
うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のストロボ
装置によれば、トリガ信号を放電管に与えるために弾性
を有したトリガ電極板を反射傘の背面から覆い被さるよ
うに設け、これの上下端と拡散板との連結によりこれら
の間に配置される反射傘及び放電管とを一体に保持する
ようにしているから、従来技術で説明したストロボ装置
と比較して、部品点数が削減され部品コストの削減が達
成できる。さらに、部品点数が削減されるのに伴って、
作業時間の短縮が図られ製造コストの削減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストロボ装置の要部を示した分解
斜視図である。
【図2】ストロボ装置付きレンズ付きフイルムユニット
の外観を示す斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの構成を示す分解
斜視図である。
【図4】ストロボ装置の電気的構成を示す回路図であ
る。
【図5】ストロボ装置の要部を示す縦断面図である。
【図6】従来技術で説明したストロボ装置の要部を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
11,50 拡散板 12,51 反射傘 13,43 放電管 14,44 トリガ電極板 16,41 トリガ用トランス 17,36a ストロボ基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインコンデンサに蓄えられた電荷によ
    って放電する放電管と、放電管の前面に配置される拡散
    板と、前記放電管の背面に配置され、放電管から放たれ
    る光を前方に反射させる反射傘と、前記反射傘の背面か
    ら覆いかぶさりその中央部分が前記反射傘に接触すると
    ともに、その上下端が前記拡散板に係合し、前記拡散板
    との間で前記放電管及び反射傘とを保持する弾性を持っ
    たトリガ電極板とを備えていることを特徴とするストロ
    ボ装置。
JP29024591A 1991-11-06 1991-11-06 ストロボ装置 Expired - Fee Related JP2637322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29024591A JP2637322B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ストロボ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29024591A JP2637322B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ストロボ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05127227A JPH05127227A (ja) 1993-05-25
JP2637322B2 true JP2637322B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=17753642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29024591A Expired - Fee Related JP2637322B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ストロボ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2637322B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100510989B1 (ko) * 2005-01-26 2005-08-30 주식회사 디오스텍 크세논 관을 이용한 플래시 장치
JP2006228597A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Sony Corp 発光管、発光管の製造方法、電子機器
KR100572222B1 (ko) * 2005-11-07 2006-04-18 주식회사 디오스텍 크세논 관을 이용한 플래시 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05127227A (ja) 1993-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2206221A (en) Electronic flash for a camera
JP2637322B2 (ja) ストロボ装置
KR19990063255A (ko) 렌즈부착사진필름 유니트 및 플래쉬 장치
US5565943A (en) Lens-fitted photo film unit
JP2000147617A (ja) 固定焦点カメラ
JP3773150B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット用ストロボ装置
JP3745891B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP2862220B2 (ja) ストロボ装置
JPH0772535A (ja) ストロボ放電管
JPH0915693A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP4105851B2 (ja) ストロボ装置並びにこれを用いたレンズ付きフイルムユニット又はカメラ及びレンズ付きフイルムユニットの製造方法
JP2574982Y2 (ja) ストロボ装置
JPH05127228A (ja) ストロボ装置
JPH0538337Y2 (ja)
JPH11167147A (ja) ストロボ装置の構造
JP3113437B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP2003057725A (ja) ストロボ用スイッチ装置
JPH10254096A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP2000010157A (ja) ストロボ装置
JPH03290635A (ja) 写真用ストロボ
JPH10307322A (ja) 操作ボタンを有するカメラ
JPH06347872A (ja) ストロボ装置
JPH10254030A (ja) レンズ付きフィルムユニット
JP2003057729A (ja) ストロボ内蔵カメラ
JP2002357860A (ja) ストロボ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees