JP3692803B2 - ストロボ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来のレンズ付きフィルムユニットに組み込まれるストロボ装置における発光部ユニットのストロボ発光管の取付構造を説明するための説明図であって、同図(a)は同発光部ユニットのストロボ発光管を中心とした同ストロボ発光管の取付け部周辺の平面図、同図(b)は同ストロボ発光管の左側の部分拡大図、同図(c)は同図(b)のS−S矢視図である。
【0003】
図14において、101はキセノン放電管からなるストロボ発光管102を受け面103,104により受けて保持し、ストロボ発光管102を位置決め面105,106により受けて位置決めをする面を有する発光部ユニット107に設けられた放電管受けである。
【0004】
そして、ストロボ発光管102は受け面103,104を圧し広げるように、反射傘108によって放電管受け101方向に押圧されている。したがって、ストロボ発光管102と反射傘108とは図14に示すように、R面で密着している。
【0005】
また、発光部ユニット107には、ストロボ発光管102の放電管端子109,110と導通する帯状の接片111,112が設けられていて、半田付け部113のように両者は半田付けされる構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したストロボ装置においては、発光部ユニット107の長手方向の寸法を決めるストロボ発光管102の取付け部を含めた長手方向寸法は、位置決め面105,106と放電管受け101の端面との間の厚さt1 と、放電管受け101の端面と接片111,112との間の間隙t2 とを加えた寸法余裕(t1 +t2 )はどうしても必要である。
【0007】
すなわち、放電管受け101は通常樹脂による成形部材であり、放電管受け101の一部である厚さt1 は強度上所定の寸法が必要であり、また、間隙t2 は半田付けによる熱で、放電管受け101の端部が溶けないようにするために、所定の寸法が必要である。
【0008】
発光部ユニット107の小型化のためには、発光部ユニット107の長手方向の寸法を少しでも短くすることが重要であるにもかかわらず、放電管受け101の配設に伴う上記寸法余裕が小型化の妨げになるという問題があった。
【0009】
また、接片111,112は帯状部材であって、このためスペースを必要とするのみならず、材料費等もかさみ、さらに小型化及び低コスト化の妨げとなるという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、低コストで容易に小型化が可能なストロボ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、両端に電極用端子を有する発光管と、前記発光管が発したストロボ光を被写体側に反射させる反射傘と、前記反射傘の前面側を覆うと共にストロボ光を透過する透過窓と、前記反射傘の背面側を覆う反射傘被覆部材と、前記発光管に発光のためのトリガ信号を与えるワイヤ部材よりなるトリガ接続導体と、少なくともトリガコイルを搭載したストロボ基板と、を備え、前記トリガ接続導体の先端部を前記反射傘被覆部材に設けた挿通孔から挿通して前記トリガ接続導体に設けた屈曲部を前記挿通孔の側壁面に当接させ、且つ前記屈曲部に対して前記トリガ接続導体の中央部側に位置する直線部を前記反射傘被覆部材の裏面に設けた長溝に当接させることにより、前記トリガ接続導体の先端部を前記発光管の外周面に弾性接触させて前記トリガ接続導体を前記発光管と前記反射傘被覆部材とで保持し、前記トリガ接続導体の後端部を前記トリガコイルの端子に半田付けしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るレンズ付きフィルムユニットの構成を示す分解斜視図、図2は本実施の形態1によるストロボ装置を構成する発光部ユニットを正面側から見た斜視図、図3は同発光部ユニットを背面側から見た斜視図、図4は同発光部ユニットを分解して正面側から見た分解斜視図、図5は同発光部ユニットを分解して背面側から見た分解斜視図、図6は同発光部ユニットを透過窓部を除いた状態で示す斜視図、図7は同発光部ユニットを構成するストロボ発光管が反射傘によって保持され、かつ、トリガ電極用の接続導体が接続された状態を示す斜視図、図8は同トリガ電極用の接続導体の取付方法を説明するための説明図、図9及び図10は同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの正面側から見た斜視図、また、図11、図12及び図13は同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの背面側から見た斜視図である。
【0020】
この実施の形態1に係るレンズ付きフィルムユニット1は、予め写真フィルムが装填された状態で市販に供される簡易なカメラであり、写真フィルムがカメラの組立工程で装填され、ユーザの写真フィルムの装填や巻戻し等の操作が不要になり、ユーザは直ちに撮影操作を実行できるように構成されている。
【0021】
このレンズ付きフィルムユニット1は、図1に示すように、前カバー2と後カバー3とを組み付ける構成であり、前カバー2の前側中央には撮影レンズ孔4aが設けられ、この撮影レンズ孔4aの上方位置にはファインダ枠5a、対物レンズ5b、接視レンズ5cからなるファインダ5が設けられ、ファインダ5の近傍にはストロボ発光窓枠6が設けられている。
【0022】
ストロボ発光窓枠6の下方には、切換レバーであるストロボレバースイッチ7が設けられ、このストロボレバースイッチ7は後述するストロボ装置30を使用状態と未使用状態とに切り換えるようになっている。
【0023】
レンズ付きフィルムユニット1の右側部には、グリップ部8が設けられ、グリップ部8の上部にはレリーズボタン9が設けられている。
【0024】
このレンズ付きフィルムユニット1の前カバー2と後カバー3とに挟まれた内部には、図1に示すように、本体10が設けられている。
【0025】
本体10の中央には、撮影枠10aが設けられ、この撮影枠10aを挟んで一方にフィルム収納室10bが、他方に巻上室10cが設けられている。
【0026】
本体10の上部にはボス10dが設けられ、このボス10dにはセクタ11を駆動するセクタレバー12が回動可能に取り付けられている。このセクタレバー12の係止部12aと、本体10の係突起10eとの間にバネ13が設けられ、このバネ13によりセクタレバー12は常に閉じる方向に付勢されている。
【0027】
セクタレバー12のボス12bはセクタ11のU字溝11aに係合し、セクタレバー12の動きをセクタ11に伝達している。
【0028】
セクタレバー12は、本体10に組み付けられたレリーズ機構14によって回動し、このレリーズ機構14は、レリーズボタン9によって作動するようになっている。
【0029】
本体10の撮影枠10aの前側には、スペーサ15が設けられ、このスペーサ15の前側にはレンズ受け16が爪部16aをスペーサ15の凹部15aに係合して設けられている。スペーサ15には露光窓15bが形成され、このスペーサ15とレンズ受け16との間にセクタ11が配置されている。
【0030】
セクタ11は、その孔11bをスペーサ15のボス15cに挿通し、セクタレバー12により作動し、露光窓15bを解放可能になっている。
【0031】
上記レンズ受け16において、レンズ取付部16bには撮影レンズ4が組み付けられ、この撮影レンズ4に対応する位置に露光孔16cが形成されている。
【0032】
レンズ受け16には、絞り板17がセットされている。絞り板17には絞り孔17aが形成され、この絞り板17に形成された取付孔17bをスペーサ15に設けたボスに嵌合することによって、このスペーサ15により、絞り板17を回動可能に支持している。
【0033】
絞り板17には、長孔17cが形成され、この長孔17cにはスライドレバー18の凸部18aが係合され、さらに、スライドレバー18にはストッパ部18bが形成されている。
【0034】
また、スライドレバー18には、ストロボスイッチレバー7が係合している。
【0035】
なお、図1中、4bはレンズ押えである。
【0036】
ストロボ装置30は、図1に示すように、発光部ユニット(フラッシュ発光器)40がストロボ基板50に取り付けられてなり、この状態で本体10と前カバー2とに挟まれて組み込まれている。
【0037】
発光部ユニット40は、図2乃至図13に示すように、ストロボ発光管(発光管)41と、ストロボ収納部42と、反射傘43と、ストロボ発光管41の一方の電極棒(電極用端子)に導通する接続導体44と、トリガ電極用の接続導体45と、ストロボ光を透過する透過窓部46とを備えている。
【0038】
ストロボ発光管41は、例えば、直管状に形成されたキセノンランプからなり、発光管本体411の両端部には、電極棒411a,411bが取り付けられている。
【0039】
ストロボ収納部42は、前面側に開口部を有する略箱型状に構成され、内部にストロボ発光管41や反射傘43が収納され、両側の側壁部には、ストロボ発光管41が挿通される挿通孔42a,42bが形成され、また、裏面側には、接続導体45の先端部を挿通する挿通孔42cと、その中央部側の直線部を案内し埋め込む溝部42dとが形成され、かつ、挿通孔42a近傍には接続導体44の先端部が嵌合孔421aに嵌め込まれることによって接続導体44を保持し固定する導体保持部421が設けられ、また、接続導体44の中間部を保持し補強する導体保持部422,423,424を備え、さらに、発光部ユニット40をストロボ基板50に取り付けるための位置決めピン425や係止爪426を有している。
【0040】
ここで、導体保持部422は、溝部に接続導体44を挟み込むことによって、接続導体44を上下方向に位置決めすると共に固定する。
【0041】
また、導体保持部423は抜止め用の爪部を有し、接続導体44を係止して前後方向に位置決めすると共に固定する。
【0042】
また、導体保持部424は、溝部に接続導体44を挟み込むことによって、接続導体44を左右方向に位置決めすると共に固定する。
【0043】
反射傘43は、ストロボ光を前方に向けて反射する放物反射面を内面に形成した反射部43aを有し、両側壁部には、ストロボ収納部42に取り付けるための突片431,431,432,432と、ストロボ発光管41が挿通される挿通部43b,43cとが設けられている。
【0044】
接続導体44,45は、共に所定の剛性を有する例えば燐青銅製のワイヤ部材が所定の形状に屈曲成形されてなり、それぞれ例えば略0.6mm〜1.0mm、略0.3mm〜0.5mmの径を有している。
【0045】
接続導体44は、先端部44aが嵌合孔421aに嵌め込まれて保持され、また、先端部近傍において、ストロボ発光管41の一方側の端面41aに当接してストロボ発光管41の長手方向の位置決めをするための部位と、電極棒411aに発光部ユニット40の裏面側から接触して電気的に接続するための部位とを有する位置決め部44bを備えている。
【0046】
接続導体45は、図7及び図8に示すように、先端部45aにおいて、発光管本体411の外周面の所定の部位に圧接状態で接触している。また、屈曲部45bの角部近傍は挿通孔42cの側壁面に、屈曲部45bの中央部側の直線部45cは溝部42dの壁面に、それぞれ、押し当てられている。
【0047】
なお、図8において、接続導体45がストロボ収納部42の裏面の壁部に埋め込まれた領域については、接続導体45の配設経路に沿って切断した状態で図示している。
【0048】
ここで、取付完了時に、接続導体45の屈曲部45bの角部近傍が挿通孔42cの側壁面に押し当てられることによって、先端部45aが発光管本体411外周面の所定の部位に強く圧接されるように部材の寸法形状が設定されている。
【0049】
透過窓部46は、透過板461と、この透過板461の両側端部から裏面側に配設された櫛状の保持部462,462とを備え、各保持部462は、ストロボ発光管41を反射傘43の反射部43aの底面との間でストロボ発光管41を挟んで弾性的に押さえることによって、ストロボ発光管41を保持し前後方向に位置決めして固定する挟持受部462aと、ストロボ収納部42の両側部に設けられた凸部426a,426bに係止されることによって透過窓部46をストロボ収納部42に取り付けるための係止爪部462bとを有している。
【0050】
ストロボ基板50は、コンデンサ51、発振トランス52、トリガコイル53等の回路部品が回路パターンに接続され搭載されている。また、ストロボ基板50の所定の箇所には、ストロボ発光管41の電極棒411bを受けて保持すると共に接触して電気的に接続するための接続片54と、位置決めピン425が嵌め込まれる嵌合孔50aと、接続導体44の後端部を挿入するための挿入孔50bとが設けられている。
【0051】
発光部ユニット40を組み立てるには、図4及び図5に示すように、まず、反射傘43の各突片431,432を対応するストロボ収納部42の各切欠部42e,42fに嵌め込むようにして、ストロボ収納部42内に反射傘43を収納する。
【0052】
次に、接続導体44の先端部44aを導体保持部421の嵌合孔421aに嵌め込み、かつ、中間部を導体保持部422,423,424によって保持させて、接続導体44を固定する。
【0053】
ここで、接続導体44は、先端部において、導体保持部421によって固定され、また、中間部においては、導体保持部422,423,424によって、それぞれ、上下方向、前後方向、左右方向に位置決めされ固定される。
【0054】
次に、ストロボ発光管41を、挿通孔42b側から挿通してストロボ収納部42内に収納する。すなわち、挿通孔42b、挿通部43c、挿通部43b、挿通孔42aと順に通していき、端面41aに、予め配設されている接続導体44の位置決め部44bを当接させてストロボ発光管41の長手方向の位置決めをする。この端面41aに接続導体44が当接した状態で、電極棒411aは接続導体44に接触する。
【0055】
次に、透過窓部46をストロボ収納部42に取り付け、挟持受部462a,462aを拡開させながら挟み付けるようにして発光管本体411の両端部を押し付け、さらに反射傘43の反射部43aの底面との間でストロボ発光管41を挟んで弾性的に押しつける。これにより、ストロボ発光管41は前後方向に位置決めされ、固定されることとなる。
【0056】
ここで、透過窓部46は係止爪部462b,462bが凸部426a,426bに、係止爪部462cが凸部426cに、それぞれ係止されることによって固定される。
【0057】
次に、接続導体45の取付けは、先端部45aを挿通孔42cから挿通し、直線部45cを溝部42dに埋め込むようにして、ストロボ収納部42に裏面側から取り付ける。この際、屈曲部45bの角部近傍は挿通孔42cの側壁面に、屈曲部45bの中央部側の直線部45cは溝部42dの壁面に、それぞれ、押し当てた状態で、先端部45aを発光管本体411外周面の所定の部位に接触させるようにする。
【0058】
これにより接続導体45が固定されると共に、屈曲部45bの角部近傍が挿通孔42cの側壁面に押し当てられることによって、先端部45aが発光管本体411外周面の所定の部位に弾性的に圧接される。
【0059】
そして、電極棒411aに接続導体44を上記位置決め部44bの所定の部位において半田付けし電気的に接続する。
【0060】
この後、こうして作成された発光部ユニット40をストロボ基板50に取り付ける。まず、位置決めピン425をストロボ基板50の嵌合孔50aに嵌め込むと共に、係止爪426によって係止することで、発光部ユニット40をストロボ基板50に固定する。
【0061】
そして、接続導体44の後端部をストロボ基板50の挿入孔50bに差し込んだ後、裏面の配線パターンに半田付けして、電気的に接続する。また、電極棒411bは接続片54によって保持させた上で半田付けして、直接ストロボ基板50に電気的に接続する。さらに、接続導体45の後端部をトリガコイル53の端子53aに半田付けして電気的に接続する。
【0062】
これにより組立てが完了したストロボ装置30は、図1に示すように組み込まれる。
【0063】
以上説明したように、本実施の形態1によれば、従来の位置決め用の樹脂製の放電管受けを廃し、接続導体44に、位置決めの機能を兼ねさせたので、部品数の削減によりコストを低減することができ、かつ、発光部ユニットの長手方向の寸法を短くできるのでストロボ装置の小型化を図ることができる。
【0064】
また、ストロボ収納部42に設けられた導体保持部421によって、接続導体44の先端部を確実に保持固定し、導体保持部422,423,424によって、接続導体44の中間部を、それぞれ、上下方向、前後方向、左右方向に位置決めし、確実に保持固定しているので、ワイヤ部材からなる接続導体44は、予め設定された位置で確実にかつ強度が保たれた状態で固定される。
【0065】
この状態で、接続導体44の位置決め部44bが、ストロボ発光管41の一方側の端面41aに当接することにより、ストロボ発光管41の長手方向の位置決めを正確かつ確実に行うことができる。このように長手方向に位置決めされた状態で、ストロボ発光管41は透過窓部46の保持部462,462によって、前後方向にも位置決めされ強固に固定される。
【0066】
また、端面41aに接続導体44が当接した状態で、電極棒411aは接続導体44に接触するようになっているので、半田付けにより確実に接続することができ、かつ、ストロボ発光管41は保持部462,462によって強固に固定され、接続導体44も確実に強く固定されるので、堅固な接続状態が保たれる。
【0067】
また、接続導体45が取り付けられた状態では、先端部45aは発光管本体411外周面の所定の部位に、屈曲部45bの角部近傍は挿通孔42cの側壁面に、屈曲部45bの中央部側の直線部45cは溝部42dの壁面に、それぞれ、押し当てられているので、接続導体45は、どの方向から外力が加えられても動揺することなく確実に固定される。
【0068】
また、接続導体45は、屈曲部45bの角部近傍が挿通孔42cの側壁面に押し当てられることによって、先端部45aが発光管本体411外周面の所定の部位に弾性的に圧接されるので、確実にトリガをかけることができる。
【0069】
しかも、接続導体44,45は共にワイヤ部材からなっているので、材料費及び加工費を抑えることができ、かつ、配設の際にわずかなスペースしか要しないので、一段とストロボ装置の小型化を図ることができる。
【0070】
また、位置決め用の樹脂製の放電管受けを廃し、半田付けの際に樹脂製の部材に熱が加えられ難い構造としたので、半田付けの際の作業ミスによる部品溶解等の損傷の発生を未然に防止することができる。
【0071】
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではない。
【0072】
例えば、上述した実施の形態1では、ストロボ発光管41の一方の電極棒411aのみにワイヤ部材からなる接続導体44を接続して、この接続導体44でストロボ発光管41の長手方向の位置決めを行うように構成する場合について述べたが、両方の電極棒411a,411bにワイヤ部材からなる接続導体を接続するようにしても良い。
【0078】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、トリガ接続導体を確実に固定できると共に、トリガ接続導体はワイヤ部材よりなっているので、一段と低コストであり、かつ、小型化を図ることができるストロボ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るレンズ付きフィルムユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図2】本実施の形態1によるストロボ装置を構成する発光部ユニットを正面側から見た斜視図である。
【図3】同発光部ユニットを背面側から見た斜視図である。
【図4】同発光部ユニットを分解して正面側から見た分解斜視図である。
【図5】同発光部ユニットを分解して背面側から見た分解斜視図である。
【図6】同発光部ユニットを透過窓部を除いた状態で示す斜視図である。
【図7】同発光部ユニットを構成するストロボ発光管が反射傘によって保持され、かつ、トリガ電極用の接続導体が接続された状態を示す斜視図である。
【図8】同トリガ電極用の接続導体の取付方法を説明するための説明図である。
【図9】同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの正面側から見た斜視図である。
【図10】同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの正面側から見た斜視図である。
【図11】同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの背面側から見た斜視図である。
【図12】同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの背面側から見た斜視図である。
【図13】同ストロボ装置の構成を示す同発光部ユニットの背面側から見た斜視図である。
【図14】従来のレンズ付きフィルムユニットに組み込まれるストロボ装置における発光部ユニットのストロボ発光管の取付構造を説明するための説明図であって、同図(a)は同発光部ユニットのストロボ発光管を中心とした同ストロボ発光管の取付け部周辺の正面図、同図(b)は同ストロボ発光管の左側の部分拡大図、同図(c)は同図(b)のS−S矢視図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフィルムユニット
30 ストロボ装置
40 発光部ユニット(フラッシュ発光器)
41 ストロボ発光管(発光管)
411a,411b 電極棒(電極用端子)
42 ストロボ収納部(反射傘被覆部材)
421 導体保持部(穴)
422 導体保持部(溝)
423 導体保持部(抜止め部)
424 導体保持部(溝)
43 反射傘
44 接続導体
45 接続導体(トリガ接続導体)
46 透過窓部(透過窓)
Claims (1)
- 両端に電極用端子を有する発光管と、前記発光管が発したストロボ光を被写体側に反射させる反射傘と、前記反射傘の前面側を覆うと共にストロボ光を透過する透過窓と、前記反射傘の背面側を覆う反射傘被覆部材と、前記発光管に発光のためのトリガ信号を与えるワイヤ部材よりなるトリガ接続導体と、少なくともトリガコイルを搭載したストロボ基板と、を備え、
前記トリガ接続導体の先端部を前記反射傘被覆部材に設けた挿通孔から挿通して前記トリガ接続導体に設けた屈曲部を前記挿通孔の側壁面に当接させ、且つ前記屈曲部に対して前記トリガ接続導体の中央部側に位置する直線部を前記反射傘被覆部材の裏面に設けた長溝に当接させることにより、前記トリガ接続導体の先端部を前記発光管の外周面に弾性接触させて前記トリガ接続導体を前記発光管と前記反射傘被覆部材とで保持し、前記トリガ接続導体の後端部を前記トリガコイルの端子に半田付けしたことを特徴とするストロボ装置。
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