JP2659855B2 - 輪転印刷機の給紙装置 - Google Patents

輪転印刷機の給紙装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は輪転印刷機の給紙装置における3本アームあ
るいは2本アームの待機位置にあるアームに装着されて
いる巻取紙の紙継用接着部分の位置設定およびこの位置
保持に関するものである。
〔従来の技術〕 第1図および第2図に新聞輪転機の3本アームを有す
る給紙装置を示す。この給紙装置は、一対のY型機脚1
の軸受部に回転自在に支持された主軸2、主軸2に回転
方向には係合されその軸方向には摺動自在に取付けられ
た一対の3本アーム3、3本アーム3の各アーム先端部
に設けられた支持軸4および紙継用のペースタアーム5
より構成されていて、120゜間隔の3本アームの各アー
ムは主軸2の約120度回転毎に紙継ぎ位置P、巻取紙装
着位置Qおよび待機位置Rに順次移動する。また各一対
のアームの支持軸4の間には巻取紙が装架されている。
第1図は、第2図の紙継完了直後の紙継ぎ位置Pの巻
取紙Aより紙が印刷のため繰出され、その直径が予め定
められた径に減少すると、3本アーム3が回転し、減少
した巻取紙Aが巻取紙装着位置Qに移動した状態を示
す。またこの時第2図で待機位置Rにあった巻取紙Bが
紙継ぎ位置Pに回動する。この状態で更に減径した巻取
紙Aが巻取紙Bに紙継ぎされ、紙継された巻取紙Aは残
芯となり取外され、新しい巻取紙Cが装着される。第2
図はこの紙継ぎ完了し、新巻取紙C装着済の状態を示
す。
第3図および第4図は、2本アームの給紙装置を示
し、2本アームは紙継ぎ位置Pと巻取紙装着と待機位置
とを兼ねた位置Sとを順次移動する。従来のオートロー
デングシステム(全自動巻取紙装着システム)では、自
動仕立装置にて仕立てられた巻取紙の表皮の接着部分m
(第5図参照)が巻取紙の上方に向いており、この状態
で給紙装置の3本アームに自動装着されるので、接着部
分が上方を向いている。また手作業でも一般に接着部分
mは上方に向けて設けられる。(作業性を容易にするた
め)。
尚、待機位置に於てブレーキが作用していない場合に
は、巻取紙自身の重心の偏心のために巻取紙の装着軸芯
を中心として重心が下方となる様に重力により回転し、
そのため接着部分mの位置が装着時の位置に対して移動
する事が起こりうる。
なお、第6図は、新聞輪転機以外で用いられている をした巻取紙紙継端の仕立形状を示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
給紙装置で紙継ぎ時の紙継失敗および断紙が起ると、
巻取紙Aよりほどけたその表層部分の紙が待機位置にあ
る巻取紙Bの接着部分に不規則且塊状に(くちゃくち
ゃ)貼付き、両巻取紙が損傷する。損紙が多くなると共
に復旧にも時間を要する。一般に大径の巻取紙の場合、
巻取紙が待機位置にある時間が長く、この間の異物や紙
粉が付着すると、紙継ぎ失敗を起す大きな要因となる。
尚、自動仕立て装置あるいは手作業にて、接着部分を巻
取紙表皮の紙継端に設けて、紙粉等が付着しないように
接着部分に保護紙を剥がさず残したものもあるが、この
場合でも待機位置では次の紙継位置での紙継ぎのためこ
の保護紙は剥ぎ取らねばならない。この時接着部分の糊
面が上方に向いていては前述のような不具合が起る。
〔課題を解決するための手段〕
紙継ぎ失敗により紙継ぎ不良となった巻取紙より繰出
された紙あるいは断紙が、不正常に走行し、次のあるい
は隣接した給紙装置の巻取紙の表皮の接着部分にめちゃ
くちゃに貼付かないように、待機時の巻取紙の接着部分
を取紙の下方に向ける。このため待機位置にある巻取紙
の接着部分の位置を巻取紙を廻しながらセンサ等にて検
出する。もしくは巻取装着時に位置を認識させる。接着
部分を検出するとこの部分が巻取紙の下側に来るように
巻取紙を回転する。
更に接着部分が下側に来ると、巻取紙の支持軸にブレ
ーキをかける。
〔作用〕
待機位置で巻取紙の接着部分が下側に向いているの
で、紙継ぎに失敗した巻取紙より繰出された紙あるいは
断紙が貼付くことが殆どない。また待機中異物や紙粉が
接着部分に接着しにくいので、これら異物のための紙継
ぎ(接着不良起因の)不良は起らない。
また下向の位置を保持するためブレーキをかけている
ので、巻取紙の偏心等の原因で、接着部分が上向に回動
することがない。
〔実施例〕
第1図、第2図に本発明による巻取紙装着状態を示
す。3本アーム3の各アームのうち待機位置Rにあるア
ームに取付けられた巻取紙Bの接着部分m(両面接着テ
ープ、先端タブ等)(第5図参照)が、破線にて示すよ
うに、同巻取紙の下側に位置している。尚実線の接着部
分mは従来の上向位置を示している。
待機位置Rでは、紙継位置Pにて巻取紙を支えている
支持軸4を加速回転する駆動装置と、紙継位置Pと巻取
紙装着位置Qとで巻取紙の張力制御をするための支持軸
4に作用するブレーキ装置と同様な構造の簡易型緩動装
置とブレーキ装置とが設けられている。更に接着部分の
糊部を検出し得るセンサが取付けられている。(いづれ
の装置も公知のものにつき図示せず。) 緩動装置により巻取紙を回転させ、センサにて自動仕
立て装置および手作業にて作成された接着部分mを検出
すると、巻取紙を更に回動させ接着部分mを破線にて示
す下側位置に移動し、ブレーキ装置にて制動を掛け、そ
の位置を固定保持する。従って第2図及び第4図に示す
ように、紙継ぎが失敗した巻取紙Aより繰出された一点
鎖線にて示す紙又は断紙した時の紙が接着部分mに接着
することは殆どない。
尚、待機位置で手作業で接着部分を下向に向け、ブレ
ーキをかけ、ペースタ直前にブレーキを緩めてもよい。
〔発明の効果〕
給紙装置の3本アームあるいは2本アームのうちの一
つのアームが待機位置にある時このアームに装着された
巻取紙の接着部分を下側に向けることにより、紙継ぎを
失敗した巻取紙より繰出された紙又は断紙が待機位置に
ある巻取紙の接着部分に不規則、塊状に貼付くことがな
くなり、紙継準備作業のやり直しをする必要が無くな
る。
また、センサにて接着部分を検出し、接着部分を下方
の位置に移し、この位置にてブレーキをかけ固定する場
合には、巻取紙の偏心や外的要因にて巻取紙が回動し接
着部分が上方に向くのを自動的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る3本アーム給紙装置の紙
継ぎ直前の側面図、第2図は同上の通常運転時、紙継ぎ
直後の側面図、第3図は本発明の実施例に係る2本アー
ムの給紙装置の紙継ぎ直前の側面図、第4図は同上の通
常運転時、紙継ぎ直後の側面図、第5図は巻取紙表皮の
V字形をした紙継端を示す立体図、第6図は主に新聞輪
転機以外で用いられている巻取紙表皮の をした紙継端を示す立体図である。 A,B……巻取紙、m……接着部分、 R……待機位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3本又は2本アームの支持軸に巻取紙を担
    持し、巻取紙表皮の切断された縁に貼付された両面接着
    テープを介して紙継ぎを行う輪転印刷機の給紙装置にお
    いて、巻取紙を担持する前記支持軸にブレーキを設け、
    待機位置にある巻取紙の接着部分が巻取紙の下側に位置
    するように同巻取紙を保持することを特徴とした輪転印
    刷機の給紙装置。
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