JP5832501B2 - 給紙装置及び印刷機並びにシワ抑制方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シワ抑制機能を有する給紙装置及びこれを備えた印刷機並びに給紙されるウェブのシワを抑制するシワ抑制方法に関するものである。
新聞輪転機等の輪転機では、印刷時に巻取紙(ウェブローラ)からウェブを供給する給紙を行なって印刷を連続的に行なう。輪転機では、この給紙中の巻取紙(以下、現巻取紙とも言う)が小径になり紙が残り少なくなった場合に、巻取紙の交換を行なう。ここで、印刷効率の低下を防止するためには、輪転機を停止することなく巻取紙を交換する必要がある。そこで、輪転機には、給紙を継続しながら自動的に巻取紙を交換することが可能な紙継ぎ装置(ペースタユニット)が備えられる。
紙継ぎ装置は、巻取紙が小径になると紙継ぎ準備に入る。図7は3本アーム式給紙装置の要部を示す模式的側面図であり、紙継ぎ準備は、3本アーム13a〜13cを有するアーム装置11の姿勢が、図7(a)に示す通常運転姿勢から、回動動作を行なって、図7(b)に示すように、次に使用する新巻取紙2bを紙継ぎ位置に接近させたペースタ姿勢にする。そして、現巻取紙2aのウェブ1の背面側に位置する図示しない紙継ぎ装置を移動させてウェブ押さえ部材によって現巻取紙2aのウェブ1を背面から新巻取紙2bに接近するように押し出して、更にウェブ押し出し部で現巻取紙2aのウェブ1の要所を押し出して、新巻取紙2bのウェブの先端部を現巻取紙2aのウェブ1に接着する。
この過程で、3本アーム13a〜13cが図7(b)に示すペースタ姿勢になると、小径になった現巻取紙2aの給紙ポイントから給紙を案内する最上流のガイドローラ16までのウェブパス長さLが長くなる。ウェブパス長さLが長くなると、この部分で現巻取紙のウェブ1の両縁付近がウェブ1の厚み方向にばたつきを生じて、ばたつく部分ではウェブ1の張力が上昇するため、ウェブ幅方向に張力ムラが発生する。これにより、ウェブ1が部分的に折り重なった状態でインフィードローラを通過することがあり、この通過時に、ウェブ1にシワが発生する。
特に、昨今、新聞印刷では、紙代節約のために減斤紙と呼ばれる薄い紙が使われるようになってきており、給紙段階で紙にシワが発生しやすい状況であり、こうしたシワの発生を抑制する技術が求められている。
シワの発生を抑制しつつ紙継ぎを行なう技術が、特許文献1に開示されている。この技術では、紙継ぎ準備に入る前の図7(a)に示す通常運転姿勢で紙パスが長くなると、アーム装置11を回動させずに現巻取紙を給紙位置に配置したままで、紙継ぎ装置を紙継ぎ位置に移動させて紙継ぎ装置のウェブ押さえ部材を現巻取紙のウェブの紙パス領域に当接させる(紙押さえ工程)。その後にアーム装置11を回動させて現巻取紙をガイドローラから離間させるとともに、新巻取紙を紙継ぎ位置に接近させ、新巻取紙のウェブの先端部を現巻取紙のウェブに接着し(回動及び接着工程)、その後現巻取紙のウェブを切断する(切断工程)。さらに、押さえ部材を回動して新巻取紙を給紙位置に移動させる(復帰工程)。これにより、紙パスが長くなることを回避でき、シワの発生を抑制できるとされている。
一方、紙継ぎ時には、新巻取紙の先端部に用意された粘着部が露出しているため、例えば現巻取紙の断紙等によって巻取紙からウェブが解けると、解けたウェブがこの露出した粘着部に不規則に接着して両巻取紙が損傷して、大量な損紙が生じるおそれがある。損紙が生じると、この損紙の処理などにラインを停止させることになり、大量な損紙が生じると復旧までに時間がかかり、印刷機の生産性を大きく低下させる。
これに関し、特許文献2には、紙継ぎ失敗により不良となったウェブがその下方に位置する待機時の巻取紙の粘着部に貼り付かないように、待機時の巻取紙の粘着部を下方に向ける技術が記載されている。この際、粘着部の位置はセンサ等にて検出することも記載されている。
特開2011−168401号公報 特開平4−89747号公報
ところで、上記の特許文献1の技術では、紙継ぎ装置を予め紙継ぎ位置に移動させておいてから、回動及び接着工程において、新巻取紙を紙継ぎ位置に移動させ、新巻取紙を回転させてその周速が現巻取紙のウェブ速度と同期したところで、現巻取紙のウェブの背面から紙継ぎ装置のブラシ(ウェブ押しつけ部材)を押し付けて、新巻取紙のウェブの先端部を現巻取紙のウェブに接着する。
つまり、通常は、新巻取紙を紙継ぎ位置に移動させてから、紙継ぎ装置を紙継ぎ位置に移動させるが、特許文献1の技術はこの順序が逆になっている。巻取紙は極めて重量があるので、アームを回動させてペースタ姿勢に停止させた直後に、慣性によってペースタ姿勢の付近で振動することもある。このとき、紙継ぎ装置が紙継ぎ位置にあると、通常軌道よりも新巻取紙に近い位置にある現巻取紙のウェブに新巻取紙の粘着部が接触するおそれがある。
この場合、ウェブがこの粘着部に不規則に接着することになり、両巻取紙が損傷して大量な損紙が生じるおそれがある。前述のように、損紙が生じると、この損紙の処理などにラインを停止させることになり、大量な損紙が生じると復旧までに時間がかかり、印刷機の生産性を大きく低下させることになる。
特許文献2の技術は、紙継ぎ失敗により不良となったウェブがその下方に位置する待機時の巻取紙の粘着部に貼り付く点に着目したものであるが、紙継ぎ失敗によらなくても、上記のように、紙継ぎ装置を予め紙継ぎ位置に移動させてから新巻取紙を紙継ぎ位置に移動させるという順序を取ると、新巻取紙の粘着部が走行中のウェブに触れて貼り付くおそれがある点に着目し、粘着部の貼り付きを回避する対策が求められる。
本発明は、上記の課題に鑑み創案されたもので、巻取紙の外径が減少し紙継ぎが近づいてシワが発生し易くなる状況下で、新巻取紙の粘着部が現巻取紙のウェブに誤って接触することのないようにして、シワの発生を抑制しつつ紙継ぎを行なうことができるようにした、給紙装置及び印刷機並びにシワ抑制方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の給紙装置は、それぞれ巻取紙を支持する複数のアームを有するアーム装置と、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動装置と、前記各アームに装備され、支持している前記巻取紙を回転させる駆動装置と、前記巻取紙から供給されるウェブを案内するガイドローラと、前記巻取紙を新旧交換する際に、給紙時の退避位置から紙継ぎ位置に移動し、新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする紙継ぎ装置と、前記紙継ぎ装置に装備され、前記紙継ぎ位置において前記旧巻取紙のウェブの背面に当接し前記ウェブを抑えるウェブ押さえ部材と、前記新巻取紙に設けられた紙継ぎ用の粘着部を検出する粘着部センサと、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径よりも大きい第2所定径まで減少したら、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させ、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記粘着部を前記供給中のウェブに対向しない位置になるように移動させ、前記紙継ぎ装置を、前記退避位置から前記紙継ぎ位置の手前で前記ウェブ押さえ部材が前記旧巻取紙のウェブの背面に当接する位置まで移動させる制御装置とを有し、前記制御装置は、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径まで減少したら、前記紙継ぎ装置を前記紙継ぎ位置まで移動させ、前記新巻取紙の周速が前記旧巻取紙の各ウェブの移動速度と同期するように前記駆動装置を制御し、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を紙継ぎ動作させる。
)また、前記制御装置は、前記粘着部を移動させる際に、前記粘着部が前記供給中のウェブに対向する位置から180度位相がずれた反転領域まで移動するように前記駆動装置を制御することが好ましい。
)前記粘着部は、前記新巻取紙の外周面に形成され保護シートを剥ぐことによって露出する粘着面であることが好ましい。
)この場合、前記粘着面の明度は前記新巻取紙の表面よりも明度が低く、前記保護シートの表面の明度は前記新巻取紙の外周面の明度と略同様であることが好ましい。
)前記粘着部センサが粘着部を検出しない場合に警報を発する警報装置を備えることが好ましい。
)前記粘着部センサは、前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を動作させるタイミングを決定するために用いられるものであることが好ましい。
)前記アーム装置には、前記アームが3対備えられていることが好ましい。
)また、本発明の印刷機は、上記の給紙装置を備えた給紙部と、前記給紙部から給紙されるウェブに印刷をする印刷部とを備えている。
(9)本発明のシワ抑制方法は、それぞれ巻取紙を支持する複数のアームを有するアーム装置と、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動装置と、前記各アームに装備され、支持している前記巻取紙を回転させる駆動装置と、前記巻取紙から供給されるウェブを案内するガイドローラと、前記巻取紙を新旧交換する際に、給紙時の退避位置から紙継ぎ位置に移動し、新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする紙継ぎ装置と、前記紙継ぎ装置に装備され、前記紙継ぎ位置において旧巻取紙のウェブの背面に当接前記ウェブを抑えるウェブ押さえ部材と、前記新巻取紙に設けられた紙継ぎ用の粘着部を検出する粘着部センサと、を備えた給紙装置によって給紙されるウェブのシワを抑制する方法であって、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径よりも大きい第2所定径まで減少したら、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動工程と、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記粘着部を前記供給中のウェブに対向しない位置になるように移動させる粘着部移動工程と、前記紙継ぎ装置を、前記退避位置から前記紙継ぎ位置の手前で前記ウェブ押さえ部材が前記旧巻取紙のウェブの背面に当接する位置まで移動させるウェブ押さえ移動工程と、前記ウェブ押さえ移動工程後、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径まで減少したら、前記紙継ぎ装置を前記紙継ぎ位置まで移動させ、前記新巻取紙の周速が前記旧巻取紙の各ウェブの移動速度と同期するように前記駆動装置を制御し、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を紙継ぎ動作させる紙継ぎ工程と、を有している。
本発明の給紙装置によれば、巻取紙の外径が減少し紙継ぎが近づいてウェブのパス長が長くなってシワが発生し易くなる状況下で、ウェブのパス長を抑えてそのバタつきを抑制し、シワの発生を防止することができる。また、アーム装置が通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動したら、粘着部が供給中のウェブに対向しない位置になるように移動され、その後、紙継ぎ装置のウェブ押さえ部材が旧巻取紙のウェブの背面に当接する位置まで移動するので、新巻取紙の粘着部が近接したウェブに接触するおそれも回避される。
粘着部センサが粘着部を検出しない場合に警報を発する警報装置を備えれば、粘着部の保護シートの剥ぎ忘れがあっても、警報により事前に気づくことができ、早期に対応することができる。
本発明の一実施形態にかかる給紙装置の要部構成図であり、構造体を示す模式的側面図に制御系を示すブロックを組み込んで示すものである。 本発明の一実施形態にかかる給紙装置の動作を説明する給紙装置の要部の模式的側面図であり、(a)〜(d)は各動作工程を示している。 本発明の一実施形態にかかる給紙装置が装備される印刷機の例を示す模式的な構成図である。 巻取紙の紙継ぎ用の粘着部の例を説明する新巻取紙の斜視図であって、(a)は第1例、(b)は第2例である。 本発明の一実施形態にかかるシワ抑制方法を示すメインフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるシワ抑制方法を示すサブフローチャートである。 一般的な3本アーム式のアーム装置を有する給紙装置の要部を示す模式的側面図であり、(a)はアームの通常運転姿勢を、(b)にはアームのペースタ姿勢を示す。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。かかる実施形態を部分的に用いて実施したり、一部を変更して実施したり、同等の機能を有する他の機構や装置に置き換えて実施したりすることができるものである。
〔印刷機〕
本実施形態にかかる給紙装置は、新聞輪転機等の輪転印刷機(輪転機、以下、単に印刷機ともいう)の給紙部に装備される。図3はタワー式の新聞輪転機の一例を示すもので、図3に示すように、新聞輪転機100は、複数の印刷ユニットT1〜T6,ウェブパス部40及び折加工部50が印刷用紙としての連続紙(ウェブ)1の走行経路にこの順にそなえて構成される。
また、各印刷ユニットT1〜T6には、巻取紙(ウェブローラ)2を装着された給紙部10と、インフィード部20と、表裏それぞれ適宜の数の版胴及びブランケット胴を備えた印刷部30とがこの順に設けられている。
各印刷ユニットT1〜T6の印刷部30には、ウェブ1を挟んで、刷版をそれぞれ装着された版胴31,31と、これに接触するブランケット胴32,32とがそれぞれ各印刷ユニットのインキ色の分だけ備えられている。
ウェブパス部40は、制御要素としてのコンペンセータローラ等によりウェブパスルートの長さを調整し、ウェブパスルート変更機構により種々の組み合わせで各ウェブ1の重ね合わせ順を変更することができる。
〔給紙装置〕
次に、本実施形態にかかる給紙装置を説明する。図1は本実施形態にかかる給紙装置の要部構成図である。図1に示すように、給紙装置10は、複数対(ここでは3対)のアーム13a〜13c(各アームを区別しない場合には、符号13で示す)を有する3本アーム式のアーム装置11と、ウェブ1を抑えるウェブ押さえ部材15を有し、新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする紙継ぎ装置14と、を備えている。
アーム装置11は、図示しないアームスタンドによって回転軸12の両端が回転可能に支持され、この回転軸12の両端からそれぞれ放射状に突出して一体回転するアーム13a〜13cを備え、各アーム13a〜13c間には、それぞれ巻取紙2a〜2c(各巻取紙を区別しない場合には、符号2で示す)が保持される。回転軸12には、回転軸12を回転駆動してアーム13を回動させるアーム回動装置17が付設され、アーム回動装置17によって、回転軸12を所定方向に回転させて、各アーム13a〜13cを回転軸12の周りで所定の回転位相に旋回駆動することができる。
これによって、アーム装置11は、通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢への回動、及び、紙継ぎ姿勢から通常運転姿勢への回動を実施することができる。通常運転姿勢では、アーム13a〜13cのうち何れかからウェブ1を繰り出す際の基本的な姿勢(アーム位相角度)であって、紙継ぎ姿勢は、紙継ぎ装置14によって新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする際に、新巻取紙の紙継ぎ位置に配置する姿勢である。
また、各アーム13a〜13cの先端には、巻取紙2a〜2cを支持する図示しない支持軸が装備され、この支持軸はアーム13a〜13cに対して回転自在であり、この支持軸には、巻取紙2a〜2cをウェブ繰り出し方向への回転を加速する加速装置(巻取紙を回転させる駆動装置)18と、巻取紙2a〜2cのウェブ繰り出し方向への回転を規制する図示しないブレーキ装置とが装備される。
紙継ぎ装置14は、ウェブ押さえ部材15に加えて、ペースタローラ14aが装備される。さらに、紙継ぎ装置14を図1に矢印で示すように移動させるアクチュエータ19が装備される。
紙継ぎ装置14は、このアクチュエータ19によって移動され、通常運転時には、走行するウェブ1から大きく離隔した退避位置をとり、紙継ぎ時には、走行するウェブ1にウェブ押さえ部材15を圧接させる紙継ぎ位置をとる。本装置の場合、この2つの位置のほかに、紙継ぎ位置の所定距離だけ手前の位置(ウェブパス長さ短縮位置)をとるようになっている。
ウェブ押さえ部材15は、両端のローラ15a,15bを備えている。紙継ぎ装置14が紙継ぎ位置やウェブパス長さ短縮位置になると、両端のローラ15a,15bが、走行するウェブ1の背面に接触して、走行するウェブ1に追従して走行する。これによって、ウェブ1の走行軌道を変え、ウェブ1が何にも拘束されずに自由に走行するウェブパス部分の長さも短縮する。
ペースタローラ(ウェブ押し出し部,紙継ぎ用押し付け部材)14aは、出没移動し、紙継ぎ装置14が紙継ぎ位置にあって紙継ぎ(ペースタ)のタイミングになると突出して、現巻取紙(旧巻取紙)2aのウェブ1の要所を新巻取紙2bに向けて押し出して新巻取紙2bに当接させ、新巻取紙2bのウェブの先端部の粘着部3を現巻取紙2aのウェブ1に接着する。なお、ウェブ押し出し部としては、ペースタローラ14aに替えてペースタブラシ等を装備しても良い。
〔給紙装置の制御系〕
このような給紙装置10の各部を制御するために、制御装置60が装備されている。
制御装置60は、インターフェース,CPU,メモリなどからなるコンピュータを備え、粘着部センサ71,回転センサ72,ギャップセンサ73等の検出情報及び本装置特有の制御(ペースタ事前移動制御)のオンオフを設定するペースタ事前移動モードスイッチ74のオンオフ信号に基づいて、アーム回動装置17,巻取紙2の加速装置18,紙継ぎ装置14のアクチュエータ19等の作動を制御する。
粘着部センサ71は、新巻取紙2bのウェブの先端部に予め仕立て作業によって設けられた粘着部3を検出するセンサである。この粘着部センサ71は、光学センサであって、検出領域の明度(明暗)を識別する。また、粘着部3は、粘着剤が付着した粘着面であって、粘着面3の明度は巻取紙の表面とは明らかに異なるものに設定されている。ここでは、巻取紙2の表面が白色又は略白色であるのに対して粘着面は黒色とされており、黒紙とも呼ぶ。これによって、新巻取紙2bが回転すると、粘着部センサ71が粘着面3を識別することができる。
なお、粘着面3は、例えば、図4(a),(b)に示すように、巻取紙2A,2Bのウェブの先端部に設けられる。仕立て作業では、ウェブの先端部を、図4(a)に示すように、V字型にカットしたり、図4(b)に示すように、両縁部のみを斜めにカットしたりして、カットしたウェブの先端縁に沿って、両面テープを貼り付ける等によって粘着面3A,3Bを設ける。また、図4(a)に示す例では、ウェブの先端部が解れないようにタブテープ4が貼り付けられている。
ただし、巻取紙2が給紙装置10に運び込まれるまでの間には、粘着面3A,3Bが露出していると粘着面3A,3Bに様々なものが粘着して粘着面3A,3Bが使えなくなってしまう。そこで、粘着面3A,3Bには、予め図示しない保護シートが貼られて保護される。巻取紙2がアーム13aに装着されてから、保護シートがはがされる。保護シートの表面は、巻取紙の表面と光学的に識別する必要がないので、巻取紙2の表面の明度に近い白色系或いは薄い色に設定される。
なお、粘着部センサ71は、紙継ぎの際に用いられる既存のセンサである。紙継ぎの際には、粘着部センサ71によって紙継ぎ位置にある新巻取紙2bのウェブの粘着部3を検出して、新巻取紙2bのウェブの粘着部3が旧巻取紙2aのウェブに対向する位置にくるタイミングで、ペースタローラ14aを押し出す。ただし、本装置では、粘着部センサ71を特有の使い方で使用する。
回転センサ72は、巻取紙2の回転数を検知するものである。
制御装置60には、この回転数を累積しながら巻取紙2の累積回転数に基づいて給紙によって減少する巻取紙2の外径(ロール径)RORを演算するロール径演算部61が設けられる。また、制御装置60には、ロール径演算部61によって演算されたロール径RORを予め設定された第1所定径R0及び第2所定径R1(R0<R1)と大小比較判定するロール径判定部62が設けられる。
ギャップセンサ73は、紙継ぎ装置14が紙継ぎ位置に進む際に、紙継ぎ装置14のウェブ押さえ部材15と新巻取紙2bの表面との距離(ギャップ)を検出する。
制御装置60には、さらに、アーム回動装置17の作動を制御するアーム回動制御部63と、紙継ぎ装置14のアクチュエータ19の作動を制御するペースタ移動制御部64と、巻取紙2の加速装置18の作動を制御して巻取紙(ロール)2の回転を制御するロール回転制御部65と、これらの各制御部63,64,65を統合制御する統合制御部66とをそなえている。
統合制御部66は、粘着部センサ71,回転センサ72,ギャップセンサ73からの検出情報,ペースタ事前移動モードスイッチ74のオンオフ信号及びロール径判定部62の判定結果に基づいて、各制御部63,64,65を介して、次のように制御を実施する。
つまり、ペースタ事前移動モードスイッチ74がオンに設定されていて、現巻取紙2aロール径RORが、図2(a)に示すように第2所定径R1まで減少すると、図2(b)に示すように、アーム回動制御部63を通じてアーム装置11を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させる。このときには、紙継ぎ装置14は退避位置のままとする。
第2所定径R1は、現巻取紙2aのロール径RORが減少して、現巻取紙2aの給紙ポイントから給紙を案内する最上流のガイドローラ16までのウェブパス長さが限度長さの近くまで増大したことを判定する値であり、第2所定径R1は、現巻取紙2aのロール径RORが紙継ぎタイミングまで減少したことを判定する値である。
アーム装置11が紙継ぎ姿勢になると、新巻取紙2bは紙継ぎ位置を取るので、粘着部センサ71で新巻取紙2bのウェブの粘着部3を検出することができる。ここでは、ロール回転制御部65によって、新巻取紙2bの加速装置18の作動を制御して巻取紙2を回転させながら、粘着部センサ71で新巻取紙2bのウェブの粘着部3を検出する。
そして、ウェブの粘着部3が、紙継ぎ時に旧巻取紙2aのウェブに対向する位置と正反対の位置(即ち、180度位相がずれた位置)に反転するように、加速装置18の作動を制御してこの位置でブレーキ装置を作動させて新巻取紙2bの回転を規制する。
なお、ここで、ウェブの粘着部3が検出されない場合には、粘着部3の保護シートがはがされていないものと判断し、警報装置67を作動させて警告する。なお、警報装置67には、ブザーやライト、或いはこれらの組み合わせを適用できる。
その後、ペースタ移動制御部64を通じて紙継ぎ装置14のアクチュエータ19の作動を制御して、図2(c)に示すように、紙継ぎ装置14を退避位置から紙継ぎ位置の手前(ウェブパス長さ短縮位置)まで移動させる。
これによって、ウェブ1は紙継ぎ装置14のウェブ押さえ部材15の両端のローラ15a,15bと接触するため、ウェブパス部分の長さも短縮する。
その後、図2(d)に示すように、現巻取紙2aロール径RORが第1所定径R0まで減少すると、粘着部センサ71に基づくタイミングでペースタローラ14aを突出させる紙継ぎ動作をさせて、現巻取紙(旧巻取紙)2aのウェブ1の要所を新巻取紙2bに向けて押し出して新巻取紙2bに当接させ、新巻取紙2bのウェブの先端部の粘着部3を現巻取紙2aのウェブ1に接着する。
〔作用及び効果〕
本実施形態にかかる給紙装置は、上述のように構成されるので、例えば、図5,図6に示すように、紙継ぎに至る制御が実施される。
つまり、図5に示すように、ペースタ事前移動モードスイッチ74がオンに設定されているか否かを判定し(ステップS10)、ペースタ事前移動モードスイッチ74がオフであれば、通常通りのペースタサイクルを実施する。
ペースタ事前移動モードスイッチ74がオンであれば、現巻取紙2aのロール径RORが第2所定径R1まで減少したかを判定する(ステップS20)。現巻取紙2aのロール径RORが第2所定径R1まで減少したら、警報装置を鳴動させて装置の作動を合図する(ステップS30)。
その後、アーム装置11の回動を開始し(ステップS40)、これと並行して新巻取紙2bのロール径(NR巻径)RNRを算出し(ステップS50)、アーム装置11の回動を終了する(ステップS60)。
そして、ペースタ仕立て定位置停止制御を動作させる(ステップS70)。この処理は、図6に示すように、まず、新巻取紙(NR)2bのブレーキ装置を解除して(ステップS71)、新巻取紙2bの加速装置18を着動作して(ステップS72)、加速装置18の加速モータを正転させる(ステップS73)。この間に、粘着部センサ71で新巻取紙2bのウェブの粘着部(黒紙)3を検出する(ステップS74)。ウェブの粘着部(黒紙)3が、紙継ぎ時に旧巻取紙2aのウェブに対向する位置(紙継ぎ位置)と正反対(180度位相)に半周したかを判定し(ステップS75)、半周したらブレーキ装置を作動させて新巻取紙2bの回転を規制する(ステップS76)。なお、ここで、ウェブの粘着部3が検出されない場合には、粘着部3の保護シートがはがされていないものと判断し、警報装置67を作動させて警告する。
再び、図5を参照するが、ペースタ仕立て定位置停止処理が終了したら、紙継ぎ装置(ペースタ)14を退避位置から紙継ぎ位置の手前(ウェブパス長さ短縮位置)まで移動させる。この移動は、ペースタの移動開始(ステップS80)から、時間をカウントし、所定時間が経過したかを判定し(ステップS90)、所定時間が経過したら、ウェブパス長さ短縮位置まで移動したものとしてペースタを移動停止させる(ステップS100)、させる。
その後は、現巻取紙2aのロール径RORが第1所定径R0まで減少したかを判定し(ステップS110)、ロール径RORが第1所定径R0まで減少したら、警報装置を鳴動させて装置の作動を合図する(ステップS120)。そして、紙継ぎ装置(ペースタ)14を再び移動させて、ウェブパス長さ短縮位置から紙継ぎ位置とする(ステップS130)。
このとき、ギャップセンサ73の情報に基づいて、紙継ぎ装置14のウェブ押さえ部材15と新巻取紙2bの表面との距離(ギャップ)を所定の状態にする。同時に、新巻取紙(NR)2bを加速して(ステップS140)、現巻取紙2aのウェブ1と同期させて紙継ぎを行なう通常のペースタサイクルと同一処理を実施する。
本実施形態にかかる給紙装置及びシワ抑制方法によれば、巻取紙2の外径が減少し紙継ぎが近づいてウェブ1のパス長が長くなってシワが発生し易くなる状況下で、ウェブ1のパス長を抑えてそのバタつきを抑制し、シワの発生を防止することができる。
また、アーム装置11が通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動したら、粘着部3が供給中のウェブ1に対向しない位置になるように移動され、その後、紙継ぎ装置14のウェブ押さえ部材15が背面に当接する位置まで移動するので、新巻取紙2bの粘着部3が近接したウェブ1に接触するおそれも回避される。
また、粘着部3が供給中のウェブ1に対向しない位置とする際、既存の紙接ぎ用のセンサ71を流用するのでコスト増が抑えられる。
さらに、新巻取紙2bを紙継ぎ位置に移動させてから、紙継ぎ装置14を紙継ぎ位置に移動させるので、新巻取紙2bが移動後振動したとしても、紙継ぎ時には、この振動も収まり、新巻取紙2bの旧巻取紙2aのウェブ1への接触のおそれも抑制される。
また、粘着部3の保護シートの剥ぎ忘れがあっても警報により事前に気づくことができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
例えば、上記の実施形態では、アーム13が3本のタイプのアーム装置11を襟持したが、アームの数はこれに限定されない。
また、粘着部センサ71として紙継ぎ用のものを流用しているが、専用のセンサを用いても新巻取紙の近傍の適宜の位置に配置しても良い。
1 ウェブ
2,2a〜2c 巻取紙
3 粘着部(粘着面)
10 給紙装置
11 アーム装置
12 回転軸
13,13a〜13c アーム
14 紙継ぎ装置
15 ウェブ押さえ部材
16 最上流のガイドローラ
17 アーム回動装置
18 加速装置(巻取紙を回転させる駆動装置)
19 アクチュエータ
60 制御装置
74 ペースタ事前移動モードスイッチ
61 ロール径演算部
62 ロール径判定部
63 アーム回動制御部
64 ペースタ移動制御部
65 ロール回転制御部
66 統合制御部
71 粘着部センサ
72 回転センサ
73 ギャップセンサ

Claims (9)

  1. それぞれ巻取紙を支持する複数のアームを有するアーム装置と、
    前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動装置と、
    前記各アームに装備され、支持している前記巻取紙を回転させる駆動装置と、
    前記巻取紙から供給されるウェブを案内するガイドローラと、
    前記巻取紙を新旧交換する際に、給紙時の退避位置から紙継ぎ位置に移動し、新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする紙継ぎ装置と、
    前記紙継ぎ装置に装備され、前記紙継ぎ位置において前記旧巻取紙のウェブの背面に当接し前記ウェブを抑えるウェブ押さえ部材と、
    前記新巻取紙に設けられた紙継ぎ用の粘着部を検出する粘着部センサと、
    前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径よりも大きい第2所定径まで減少したら、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させ、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記粘着部を前記供給中のウェブに対向しない位置になるように移動させ、前記紙継ぎ装置を、前記退避位置から前記紙継ぎ位置の手前で前記ウェブ押さえ部材が前記旧巻取紙のウェブの背面に当接する位置まで移動させる制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径まで減少したら、前記紙継ぎ装置を前記紙継ぎ位置まで移動させ、前記新巻取紙の周速が前記旧巻取紙の各ウェブの移動速度と同期するように前記駆動装置を制御し、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を紙継ぎ動作させる、
    給紙装置。
  2. 前記制御装置は、前記粘着部を移動させる際に、前記粘着部が前記供給中のウェブに対向する位置から180度位相がずれた反転領域まで移動するように前記駆動装置を制御する
    請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記粘着部は、前記新巻取紙の外周面に形成され保護シートを剥ぐことによって露出する粘着面である
    請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 前記粘着面の明度は前記新巻取紙の表面よりも明度が低く、前記保護シートの表面の明度は前記新巻取紙の外周面の明度と略同様である
    請求項3記載の給紙装置。
  5. 前記粘着部センサが粘着部を検出しない場合に警報を発する警報装置を備える
    請求項1〜4の何れか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記粘着部センサは、前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を動作させるタイミングを決定するために用いられるものである
    請求項1〜5の何れか1項に記載の給紙装置。
  7. 前記アーム装置には、前記アームが3対備えられている
    請求項1〜6の何れか1項に記載の給紙装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の給紙装置を備えた給紙部と、前記給紙部から給紙されるウェブに印刷をする印刷部とを備えている、印刷機。
  9. それぞれ巻取紙を支持する複数のアームを有するアーム装置と、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動装置と、前記各アームに装備され、支持している前記巻取紙を回転させる駆動装置と、前記巻取紙から供給されるウェブを案内するガイドローラと、前記巻取紙を新旧交換する際に、給紙時の退避位置から紙継ぎ位置に移動し、新巻取紙の旧巻取紙への紙継ぎをする紙継ぎ装置と、前記紙継ぎ装置に装備され、前記紙継ぎ位置において旧巻取紙のウェブの背面に当接前記ウェブを抑えるウェブ押さえ部材と、前記新巻取紙に設けられた紙継ぎ用の粘着部を検出する粘着部センサと、を備えた給紙装置によって給紙されるウェブのシワを抑制する方法であって、
    前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径よりも大きい第2所定径まで減少したら、前記アーム装置を通常運転姿勢から紙継ぎ姿勢へと回動させるアーム回動工程と、
    前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記粘着部を前記供給中のウェブに対向しない位置になるように移動させる粘着部移動工程と、
    前記紙継ぎ装置を、前記退避位置から前記紙継ぎ位置の手前で前記ウェブ押さえ部材が前記旧巻取紙のウェブの背面に当接する位置まで移動させるウェブ押さえ移動工程と、
    前記ウェブ押さえ移動工程後、前記ウェブを供給している巻取紙の径が紙継ぎ時の第1所定径まで減少したら、前記紙継ぎ装置を前記紙継ぎ位置まで移動させ、前記新巻取紙の周速が前記旧巻取紙の各ウェブの移動速度と同期するように前記駆動装置を制御し、前記粘着部センサの検出情報に基づいて前記紙継ぎ装置の紙継ぎ用押し付け部材を紙継ぎ動作させる紙継ぎ工程と、
    を有する、シワ抑制方法。
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