JP2958583B2 - スプライサーの原紙ロール直径算出装置およびその算出方法 - Google Patents

スプライサーの原紙ロール直径算出装置およびその算出方法

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JP2958583B2 JP3251373A JP25137391A JP2958583B2 JP 2958583 B2 JP2958583 B2 JP 2958583B2 JP 3251373 A JP3251373 A JP 3251373A JP 25137391 A JP25137391 A JP 25137391A JP 2958583 B2 JP2958583 B2 JP 2958583B2
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浦 武 雄 梶
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ウェブ消費
機械に間断なくウェブを供給する2腕式または3腕式の
ロールスタンド型スプライサーにおいて、アームの先端
にセットされた原紙ロールの直径を自動的に算出するス
プライサーの原紙ロール直径算出装置およびスプライサ
ーの原紙ロール直径算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、2腕式ロールスタンド型スプラ
イサーSは、図1で示すようにアーム1,1両端のチャ
ック芯2,2で原紙ロール3,4を支承する形式のもの
である。上記のアーム1,1は、支持軸5に軸着され、
支持軸5の半回転により反転する。アーム1,1を軸着
する支持軸5は、アーム1,1の外側においてアーム
1,1と180度変角した状態でテンションアーム6,
6が軸着され、併立したスタンド7,7の中段に回転自
在な状態で軸支される。
【0003】テンションアーム6,6の両端には、テン
ションローラー9,9が回転自在に軸支される。また、
原紙ロール4の繰り出し側上方には、繰り出した原紙ロ
ール4の張りを調整するテンションローラー10のスプ
ライスアーム11,11が揺動自在に軸支されている。
原紙ロール繰り出し中において、空いているアームにセ
ットした新たな原紙ロールをアーム両端におけるモータ
等の回転手段で繰り出し、走行しているウェブの末端に
スプライスし、新たな原紙ロールの円周速度を走行中の
ウェブ走行速度と一致させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、アームに
セットされた新たな原紙ロールの円周速度を走行中のウ
ェブ走行速度と一致させるためには、新たな原紙ロール
の円周速度を適正に制御しなければならない。そのため
には円周速度を直接計測するか若しくは原紙ロールの円
周を演算してその数値を制御装置に伝えなければならな
かった。
【0005】この発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたもので、先行走行中のウェブ走行速度と一致さ
せるために、対設したアームの先端に支承した新たな
紙ロールの直径を自動的に算出するスプライサーの原紙
ロール直径算出装置およびその算出方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、支持軸に軸着され対設され
たアームの先端のチャック芯で原紙ロールを支承するス
プライサーにおいて、アームの旋回領域内に直径検出原
点用の光センサPH 1 を設置すると共に、アーム先端の
チャック芯の軌跡上に光センサPH2 を設置し、支持軸
に旋回角度エンコーダを付設し、アームの旋回により原
紙ロールの直径を演算する手段を設けたことを特徴とす
るスプライサーの原紙ロール直径算出装置とした。
【0007】また、支持軸に軸着され対設されたアーム
の先端のチャック芯で原紙ロールを支承するスプライサ
ーにおいて、アームの旋回領域内に直径検出原点用の光
センサPH 1 を設置すると共に、アームのチャック芯の
軌跡上に直径検出用の光センサPH2 を設置し、回動し
ているアーム端が光センサPH1 を遮蔽した時のアーム
チャック芯の位置をP1 とし、新しく支承した原紙ロ
ールの端が光センサPH2 を遮蔽した瞬間の位置にアー
ムのチャック芯が在ると仮定した時の位置をP2 とし、
しく支承した原紙ロールの端が光センサPH2 を遮蔽
した瞬間のチャック芯の位置をPとし、アームを回転自
在に支承している支持軸中心をOとし、角P1 −O−P
2 をθ1 、角P−O−P1 をθ2 、角P−O−P2 をθ
3 として新しく支承した原紙ロールの直径を算出するこ
とを特徴とするスプライサーの原紙ロール直径算出方法
とした。
【0008】
【作用】新しい原紙ロールを装着支承したアームを回動
すると、先ず最初にアームが直径検出原点用の光センサ
PH1 を遮り、次いでアームに装着された新しい原紙ロ
ールの端が直径検出用の光センサPH2 を遮蔽するとア
ームの回動が停止するように構成されている。回動中の
アーム端が光センサPH1 を遮蔽した時のアームチャ
ック芯の位置をP1 、新しい原紙ロールの端が光センサ
PH 2 を遮蔽した瞬間の位置にアームチャック芯が在
ると仮定した時の位置をP2 、新しい原紙ロールの端が
光センサPH2 を遮蔽した瞬間のチャック芯の位置をP
とし、アームを回転自在に支承している支中心を
Oとする。
【0009】角P1 −O−P2 をθ1 、角P−O−P1
をθ2 、角P−O−P2 をθ3 とする。角度θ1 は、
持軸に結合された旋回角度エンコーダに依って算出され
る。角度θ2 は、回動しているアームが光センサPH1
を遮蔽した時から新しい原紙ロールの端が光センサPH
2 を遮蔽する時迄のアームの回動角度なので、旋回角度
エンコーダのパルスで算出される。角度θ3 は角度θ1
からθ2 を差し引いたである。以上から、r/2= s
in(θ 3 /2)×R新しい原紙ロールの直径Dは、D=
4× sin(θ 3 /2)×R となる。これを制御装置で
検出し、新しい原紙ロールの円周速度を適正にコントロ
ールする。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係るスプライサーにおける
原紙ロールの直径算出装置およびその算出方法の実施の
1例について、図面を参照して詳細に説明する。図1
は、この発明に係るスプライサーにおける原紙ロールの
直径算出装置を備えることのできるスプライサーの説明
用正面図である。また、図2は、その側面図であり、図
3は図2の要部を示す拡大側面図である。
【0011】図1において、図示のスプライサーSは、
アーム1,1両端のチャック芯2,2で新しい原紙ロー
ル3及び旧原紙ロール4を支承する2腕式のものであ
る。上記のアーム1,1は、支持軸5に摺動自在で位置
固定できる状態で軸着され、支持軸5の半回転により反
転する。各アーム1の端部には、チャック芯2,2で支
承した原紙ロール3,4を回転させる原紙ロール回転手
段12が備え付けられている。アーム1,1を軸着する
支持軸5は、アーム1,1の外側においてアーム1,1
と180度変角した状態でテンションアーム6,6が軸
着され、併立したスタンド7,7の中段に回転自在な状
態で軸支される。この支持軸5には、図2で示すように
旋回角度エンコーダ8が取り付けられている。
【0012】テンションアーム6,6の両端には、テン
ションローラー9,9が回転自在に軸支される。また、
原紙ロール4の繰り出し側上方には、繰り出した
紙ロール4の張りを調整するテンションローラー10の
スプライスヘッドが内蔵されたスプライスアーム11,
11が揺動自在に軸支されている。さらに、支持軸5
は、一方のスタンド7から突出して駆動手段13に連結
されている。
【0013】図2および図3において、スタンド7,7
の上方でアーム1,1の旋回領域内に直径検出原点用の
光センサPH1 が配設されると共に、アーム1,1のチ
ャック芯2の軌跡上に直径検出用の光センサPH2 が配
設される。
【0014】通常運転中は、旧原紙ロール4から繰り出
されたウエブがテンションローラー10を経てウエブ消
費装置に供給されている。旧原紙ロール4のウエブが無
くなる前に新しい原紙ロー3が装着され、スプライス
待機位置に回動される。旧原紙ロール4のウエブが無く
なる寸前に、スプライスヘッドを内蔵したスプライスア
ーム11,11が図2の2点鎖線で示すように新しい原
紙ロールの方向に接近しスプライス信号が出るとニッ
プローラー14がエアシリンダーに依って押し出され、
走行中の旧原紙ロールを、走行ウエブの速度に合致す
るよう予備駆動されていた新しい原紙ロールの外周に
押しつけ、新しい原紙ロールのリーディングエッジに
貼ってあった接着テープに貼接合させる。同時に切断ナ
イフ15が射出され、旧ウエブを貼合接着された後方で
切断する。
【0015】上記のような構成からなるスプライサーS
において、アーム1,1の上方に支承した新しい原紙ロ
ール3の直径を算出するには、次のような手順で行う。
新しい原紙ロールを装着支承したアームを回動する
と、先ず最初にアームが直径検出原点用の光センサP
1 を遮り、次いでアームに装着された新しい原紙ロ
ール3の端が直径検出用の光センサPH2 を遮蔽すると
アームの回動が停止するようになっている。
【0016】回動しているアーム1端が光センサPH1
を遮蔽した時のアーム1のチャック芯2の位置をP1
新しい原紙ロール3の端が光センサPH 2 を遮蔽した瞬
間の位置にアーム1のチャック芯2が在ると仮定した時
の位置をP2 、新しい原紙ロール3の端が光センサPH
2 を遮蔽した瞬間のチャック芯2の位置をPとし、アー
を回転自在に支承している支5の中心をOとす
る。
【0017】角P1 −O−P2 をθ1 、角P−O−P1
をθ2 、角P−O−P2 をθ3 とする。角度θ1 は、
持軸5に結合された旋回角度エンコーダ8に依って算出
される。角度θ2 は、回動しているアーム1が光センサ
PH1 を遮蔽した時から新しい原紙ロール3の端が光セ
ンサPH2 を遮蔽する時迄のアームの回動角度なの
で、旋回角度エンコーダ8のパルスで算出される。角度
θ3 は角度θ1 からθ2 を差し引いたである。 以上から、r/2=sin (θ 3 /2)×R 新しい原紙ロールの直径Dは、三角数の定義によっ
て直径D=4×sin (θ 3 /2)×Rとなる。これを制
御装置で検出し、新しい原紙ロール3の円周速度を適正
にコントロールする指令を原紙ロール回転手段12に指
令する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るスプライ
サーの原紙ロール直径算出装置およびその算出方法は、
新しくチャック芯に支承した原紙ロールの直径を、アー
ムを少し回転させることにより検出し、原紙ロールの円
周速度を適正にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスプライサーにおける原紙ロー
ル直径算出装置を備えることができるスプライサーの説
明用正面図である。
【図2】スプライサーの概略側面図である。
【図3】図2の要部を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 チャック芯3 新しい原紙ロール 4 旧原紙ロール 5 支持軸 6 テンションアーム 7 スタンド 8 旋回角度エンコーダ 9、10 テンションローラー 11 スプライスアーム 12 原紙ロール回転手段 13 駆動手段 14 ニップローラー 15 切断ナイフ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持軸に軸着され対設されたアームの先
    端のチャック芯で原紙ロールを支承するスプライサーに
    おいて、 アームの旋回領域内に直径検出原点用の光センサPH1
    を設置すると共に、アームのチャック芯の軌跡上に光セ
    ンサPH2 を設置し、支持軸に旋回角度エンコーダを付
    設し、アームの旋回により原紙ロールの直径を演算する
    手段を設けたことを特徴とするスプライサーの原紙ロー
    ル直径算出装置。
  2. 【請求項2】 支持軸に軸着され対設されたアームの先
    端のチャック芯で原紙ロールを支承するスプライサーに
    おいて、 アームの旋回領域内に直径検出原点用の光センサPH 1
    を設置すると共に、アームのチャック芯の軌跡上に直径
    検出用の光センサPH2 を設置し、 回動しているアーム端が光センサPH1 を遮蔽した時の
    アームのチャック芯の位置をP1 とし、新しく支承した
    原紙ロールの端が光センサPH2 を遮蔽した瞬間の位置
    にアームのチャック芯が在ると仮定した時の位置をP2
    とし、新しく支承した原紙ロールの端が光センサPH2
    を遮蔽した瞬間のチャック芯の位置をPとし、アームを
    回転自在に支承している支持軸中心をOとし、 角P1 −O−P2 をθ1 、角P−O−P1 をθ2 、角P
    −O−P2 をθ3 として新しく支承した原紙ロールの直
    径を算出することを特徴とするスプライサーの原紙ロー
    ル直径算出方法。
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