JP2659284B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JP2659284B2
JP2659284B2 JP3026204A JP2620491A JP2659284B2 JP 2659284 B2 JP2659284 B2 JP 2659284B2 JP 3026204 A JP3026204 A JP 3026204A JP 2620491 A JP2620491 A JP 2620491A JP 2659284 B2 JP2659284 B2 JP 2659284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼付装置にかか
り、特に複数枚のフィルムを順次焼付部へ供給するフィ
ルム供給装置を備えた写真焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、現像後のネガフィルムを用い
て印画紙等へ焼付作業を行う写真焼付装置がある。この
写真焼付装置を用いて焼付作業を行う場合には、ネガフ
ィルムをネガキャリアへ1本ずつセットし、プリント操
作キーを操作して光源からの焼付光をネガフィルムを通
して印画紙等へ露光する。従って、複数本のネガフィル
ムを順次焼付ける場合には、作業者がその都度ネガフィ
ルムのセット及びプリント操作キーの操作を必要とす
る。
【0003】一方、最近ではネガ検定の自動化等によ
り、ネガフィルムの供給の自動化が要望されている。
【0004】このため、大量のネガフィルムを連続して
焼付作業を行う場合には、ネガフィルムを接着テープ等
で直列に接続してリールに巻取り、このリールを焼付装
置に装填して自動的に全てのネガフィルムの焼付けを行
う場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネガフ
ィルムを接着テープ等で接続して自動的にネガフィルム
の焼付け作業を行った場合には、焼付後にこの連結され
たフィルムを各々切断分離した後に焼付プリントとネガ
フィルムとを照合する必要がある。また、連結されたフ
ィルムを各々に切断することがネガフィルムに傷をつけ
る原因ともなっている。
【0006】この問題を解決するために、複数枚のネガ
フィルムを積層し、積層した複数のネガフィルムから1
本ずつ自動的に補給して焼付作業を行うことが考えられ
るが、積層したネガフィルムの各々のフィルム状態が良
好なことは稀であり、ネガフィルムの傷み等によりネガ
フィルムの長さ方向のエッジやパーフォレーションのエ
ッジ等に盛り上がったネガフィルムがあり、送出時に
は、盛り上がり部分が、隣接したネガフィルムを引っ掛
けて同時に送ってしまうことがあるという問題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、複数枚のフィルムが焼付部へ重なって送出され
ることない写真焼付装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、複数のフィルムを積層して
保持した保持部から順次フィルムをフィルムの長さ方向
に搬送して焼付部へ供給するフィルム送出部を備えた写
真焼付装置において、前記保持部と焼付部との間のフィ
ルム搬送路のフィルムのパーフォレーションの搬送方向
長さを検出する検出手段と、検出された信号に基づいて
複数のフィルムが送出されたか否かを判断する判断手段
と、前記複数のフィルムが送出されたと判断された場合
にはフィルムの焼付を行わせない禁止手段とを設けたこ
とを特徴としている。
【0009】なお、前記検出手段は前記フィルムの重な
りによる前記パーフォレーションの見かけ上の搬送方向
長さを検出し、前記判断手段により前記長さが基準値未
満か否かを判断することにより複数のフィルムが送出さ
れたか否かを判断することもできる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、複数のフ
ィルムを積層して保持した保持部から順次フィルムをフ
ィルムの長さ方向に搬送して焼付部へ供給するフィルム
送出部を備えた写真焼付装置において、前記保持部と焼
付部との間のフィルム搬送路のフィルムの濃度を検出す
る検出手段と、検出された信号に基づいて複数のフィル
ムが送出されたか否かを判断する判断手段と、前記複数
のフィルムが送出されたと判断された場合にはフィルム
の焼付を行わせない禁止手段とを設けたことを特徴とす
る。なお、前記検出手段前記フィルムに隣合って記録
された齣画像間を透過した光量を検出することにより前
記濃度を検出し、前記判断手段により検出された光量が
基準値未満か否かを判断することにより複数のフィルム
が送出されたか否かを判断することもできる。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明の写真焼付装置は、積層
された複数のフィルムを保持した保持部から順次フィル
ムを長さ方向に搬送して焼付部へ供給するフィルム送出
部を備えている。また、写真焼付装置には検出手段が設
けられており、検出手段は、前記保持部と焼付部との間
のフィルム搬送路のフィルムのパーフォレーションの搬
送方向長さを検出する。この検出された信号に基づいて
複数のフィルムが送出されたか否かを判断手段が判断す
る。そして、複数のフィルムが送出されたと判断された
場合には禁止手段がフィルムの搬送を停止する等によっ
てフィルムの焼付を行わせないようにしている。このよ
うに、複数のフィルムが送出されるとフィルムの焼付は
行われないため、複数枚に重なったフィルムにより焼付
作業が行われることなく適正な焼付作業が行われる。
【0012】複数枚重なって送出されたか否かは、検出
手段によりフィルムのパーフォレーションの搬送方向長
さをフィルムの重なりによるパーフォレーションの見か
け上の搬送方向長さを検出することによって検出して、
判断手段によりパーフォレーションの搬送方向長さが基
準値未満か否かにより判断することもできる。
【0013】また、請求項3に記載の発明の写真焼付装
置の検出手段は、前記フィルム搬送路のフィルムの濃度
を検出する。この検出された信号に基づいて複数のフィ
ルムが送出されたか否かを判断手段が判断する。 複数枚
重なって送出されたか否かは、検出手段によりフィルム
に隣合って記録された齣画像間を透過した光量を検出す
ることにより濃度を検出し、判断手段により濃度である
前記光量が基準値未満か否かを判断することにより複数
のフィルムが送出されたか否かを判断することもでき
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図2には本発明の実施例が示されてい
る。
【0015】現像処理が行われた後のネガフィルムFは
多数枚が積層状態でかつ湾曲状態とされてテーブル12
上へ載置される。これらのネガフィルムFはその幅方向
がテーブル12の上面に対して垂直となるようにテーブ
ル12へと設置される。このネガフィルムFの湾曲状態
を維持したり、かつ立設状態を維持させるために、テー
ブル12上の適宜箇所に軸心を垂直としてテーブル12
の上面から立設させたガイドローラ14が軸支されて自
由に回転できるようになっている。
【0016】図3には、これらのネガフィルムFの先端
部を保持するため保持部材であるホルダ16が示されて
いる。このホルダ16は薄肉板材を略コ字型に屈曲させ
構成されており、屈曲された両脚部16Aがネガフィル
ムFのエッヂ部へ挟持力を付与して多数のネガフィルム
Fを積層状態で保持するようになっている。これらの脚
部16A間の間隔は先端部にかけて次第に狭くなるよう
に(角度で0〜30度程度)構成してもよい。また好ま
しくは脚部16Aの対向面間に多数枚のネガフィルムF
を互いに分離した状態で保持するための微小凸凹や柔軟
繊維等を形成したり植設させることができる。一例とし
て、この分離材料としては多数本の繊維の先端部が屈曲
若しくは拡径された、また両端が植設されたループとさ
れた布材を貼りつけることができる。このように、ネガ
フィルムFはホルダ16へ保持され、肉厚方向には移動
しにくいが長手方向には容易に移動できるようになって
いる。
【0017】このホルダ16はその中間部からピン18
が立設されており、このピン18は回動アーム22を貫
通し、先端部にストッパ24が固定されている。またこ
のピン18の回りでかつホルダ16と回動アーム22と
の間には圧縮コイルバネ26が介在されてホルダ16を
回動アーム22から離間する方向へと付勢している。回
動アーム22は図3に示される如く、ネガフィルムFの
長手方向(図3紙面直角方向)と平行な軸心を有する回
転軸28へ、その一端が固着されている。この回転軸2
8は無端ベルト29を介してモータ31へと連結されて
回転駆動力を受け、図3に示したように待機状態である
立設状態から送出状態である平伏状態へと矢印A方向に
回転できるようになっている。この送出状態ではホルダ
16がネガフィルムFの幅方向を水平状態とし、かつテ
ーブル12上へその一部が露出された送出ローラ32へ
湾曲最内側のネガフィルムFの先端部を押圧できるよう
になっている。この送出ローラ32は無端ベルト34を
介してモータ36と連結されており、モータ36の駆動
力によって湾曲最内側のネガフィルムFを焼付装置38
方向である矢印B方向に送り出すようになっている。な
お、モータ31を逆回転させることにより、ホルダ16
を送出状態から待機状態に戻すことができる。
【0018】送出ローラ32の下流側にはネガフィルム
Fの搬送軌跡の上側及び下側に挟持搬送ローラ42、4
3が配置され、挟持搬送ローラ43は無端ベルト34を
介してモータ36と連結されており、送出ローラ32と
同様にネガフィルムFの駆動力を付与できるようになっ
ている。また、挟持搬送ローラ42はテーブル12上へ
図示しない固定金具により固定されている。
【0019】図1に示したように焼付装置38には、ネ
ガフイルムFを焼付部に搬送するネガキヤリア60が設
けられており、ネガキヤリア60の下方には、Y、M及
びCフイルタの3つの色フイルタで構成された調光フイ
ルタ62及びハロゲンランプ64が配置されている。ネ
ガキヤリア60の上方には、レンズ66、シヤツタ68
およびカラーペーパ70が順に配置されており、ハロゲ
ンランプ64から照射されて調光フイルタ62およびネ
ガフイルムFを透過した光線がレンズ66によってカラ
ーペーパ70上に結像するように構成されている。ま
た、結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつネガ
フイルムFの画像濃度を測光可能な位置に、ネガ画像を
多数個に分割して測光する2次元イメージセンサ72が
配置されている。なお、ネガキヤリア60の下流側に
は、挟持搬送ローラ74、75が配設されており、図示
しない駆動装置より駆動力が付与されて挟持搬送ローラ
74、75が回転することにより焼付装置38に搬入さ
れたネガフィルムFが搬出される。
【0020】上記挟持搬送ローラ42、43の下流側に
は発光素子48と受光素子44とで構成されたセンサS
が、受光素子44と発光素子48との間をネガフィルム
Fが通過しかつ、図10に示すようにネガフィルムFの
パーフォレーションPの通過を検出できる位置に配設さ
れている。この受光素子44には例えばフォトダイオー
ド等の光電変換素子が用いられ、発光素子48には例え
ばLED等の発光体を用いることができる。
【0021】第1実施例では、受光素子44としてフォ
トダイオード44Aを用いており、図4に示すように、
フォトダイオード44Aは増幅回路56、アナログ−デ
ジタル変換器(ADC)52を介して制御回路50に接
続されている。また、制御回路50にはモータドライバ
54Aを介してモータ31、モータドライバ54Bを介
してモータ36が接続されると共にキーボードが接続さ
れている。
【0022】以下、第1実施例の作用をフィルム送出制
御と共に説明する。現像作業が終了した複数のネガフィ
ルムFは先端部をホルダ16へと積層状態で保持され
る。このホルダ16への保持は図3の右方から左方へネ
ガフィルムFの先端を肉厚方向に押圧させることによっ
て行う。多数枚のネガフィルムFの中間部及び後端部も
積層状態とし、図2に示されるごとくガイドローラ14
に案内させながら湾曲状態とする。
【0023】図6は、フィルム送出制御のメインルーチ
ンについて示したもので、作業者が焼付開始ボタンを操
作すると、本メインルーチンが開始される。ステップ1
02では、装置の初期化が行われ、ホルダ16は待機状
態にされる。また、制御プログラムに用いる変数の初期
化が行われ、値AD0 、時間T0 、時間Tp に所定値が
取り込まれ、ステップ104へ進む。
【0024】なお、上記の値AD0 には、受光素子44
が、発光素子48の光をネガフィルムFのベース部を透
過して受光した光量値とネガフィルムFを透過せずに直
接発光素子48の光を受光した光量値との略中間値をデ
ジタル値に変換した値が使用されている。時間T0 は、
一定の搬送速度でネガフィルムFを搬送した場合の送出
ローラ32からセンサSまでのネガフィルムFの搬送時
間が使用されている。時間Tp は、一定の搬送速度でネ
ガフィルムFを搬送した場合の1枚のネガフィルムFの
1つのパーフォレーションを通過した光が受光される時
間、すなわち1つのパーフォレーションの搬送方向長さ
が使用されている。
【0025】ステップ104ではモータドライバ54B
を介してモータ36を駆動させることにより送出ローラ
32を回転し、ネガフィルムFが搬送可能にされる。ス
テップ106では、受光素子44に受光される光量に応
じてネガフィルムFの有無を判断し、受光素子の出力が
値AD0 より大きな場合には、受光素子44が受光した
光はネガフィルムFを透過せずに直接発光素子48の光
を受光した、すなわちネガフィルムFが無であると判別
してステップ108へ進む。ステップ108では、モー
タドライバ54Aを介してモータ31を駆動させて回動
アーム22をホルダ16と共に図3に示した待機状態か
ら送出状態へと旋回させる。
【0026】ネガフィルムFの先端部のみが長手方向の
回りに90度回転されて湾曲最内側のネガフィルムFが
送出ローラ32へと押圧される。このため、湾曲最内側
のネガフィルムFはその先端部が挟持搬送ローラ42、
43を通って焼付装置38へと矢印B方向に送られる。
この送出状態において先端部付近から引張力を受ける湾
曲最内側のネガフィルムFはその湾曲がさらに縮小する
方向に屈曲するので2枚目のネガフィルムFとは離間す
る力が作用し、長手方向へ移動して焼付装置38へ送ら
れる場合にもネガフィルムFの画像に傷付きを生ずるこ
とはない。
【0027】ステップ110では、回動アーム22をホ
ルダ16と共に待機状態から送出状態へ旋回させた時刻
Tを読み込んで時刻Ta として図示しないレジスタに記
憶し、ステップ112へ進む。ステップ112では、受
光素子44に入力された信号がAD0 未満か否かを判断
し、受光素子の出力が値AD0 未満の場合には、初めて
信号がAD0 未満になったため、ネガフィルムFの先端
であると判別しステップ118へ進む。ステップ118
では、モータ31を駆動させて回動アーム22をホルダ
16と共に図3の送出状態から待機状態へと旋回させ
て、ステップ120へ進み、後述するネガフィルムF重
なりチェックのサブルーチンが実行される。このネガフ
ィルムF重なりチェックのサブルーチンはネガフィルム
Fの先端部が検出されてから後端部が検出されるまで実
行され、このサブルーチンが終了すると、ステップ10
8へ戻る。一方、ステップ112において、受光素子の
出力が値AD0 よりも大きな場合には受光素子44が受
光した光はネガフィルムFを透過せずに直接発光素子4
8の光を受光した場合であり、ネガフィルムFが到達し
ていないと判断し、ステップ114において現在時刻T
を読み込んで時刻Tb として図示しないレジスタに記憶
し、ステップ116へ進む。ステップ116ではTb
a >T0 か否かが判断され、所定の時間T0 内ならば
ステップ112へ戻る。所定の時間T0 を越えた場合に
は、ホルダ16を送出状態にしたにも拘わらずフィルム
が検出されないため、ホルダ16にある全てのネガフィ
ルムFの送出が終了したと判断して、本制御ルーチンを
終了する。
【0028】このように、湾曲最内側のネガフィルムF
の先端部がセンサSで検出された後モータ31を逆回転
させてホルダ16を待機状態まで上昇させる。これによ
り、複数の積層されたネガフィルムFへの送出ローラ3
2からの押圧が解除され、ネガフィルムFの送出がさら
に円滑になる。後述するように湾曲最内側のネガフィル
ムFの重なりチェックが終了してネガフィルムFの後端
部がセンサSによって検知されると、ステップ108で
モータ31が回転してホルダ16は待機状態から送出状
態へ旋回され、2枚目のネガフィルムFが送出ローラ3
2へ押圧されることによって長手方向駆動力を受けて焼
付装置38へと順次送られる。
【0029】ここで、図12(A)に示したように発光
素子48の光と受光素子44との間を1枚のネガフィル
ムFが一定速度で移動した場合には、受光素子44の出
力信号は図12(B)に示したようになり、ネガフィル
ムFを透過せずに直接発光素子48の光を受光した時間
p がパーフォレーションの搬送方向長さに対応するこ
とになる。しかしながら、図13(A)に示したように
2枚のネガフィルムFが重なると各々のネガフィルムF
のパーフォレーションPの相対位置はずれて、受光素子
44が受光する光は、ネガフィルムFのベース部を透過
しない直接光、1枚のネガフィルムFを透過した光、2
枚のネガフィルムFを透過した光の3種類になる。この
ため、受光素子44から得られる信号波形は図13
(B)に示したように、ネガフィルムFを透過せずに直
接発光素子48の光を受光した時間はパーフォレーショ
ンを通過した光を受光した時間Tpより小さくなる。こ
のため、ネガフィルムFを透過せずに直接発光素子48
の光を受光した時間が所定値未満か否かを判断すること
により、複数枚のネガフィルムFが送出されたか否かが
判別できる。
【0030】図7は、ネガフィルムFのパーフォレーシ
ョンを検出してネガフィルムの重なりをチェックするサ
ブルーチンについて示したものである。ステップ132
では受光素子44の出力がデジタル変換された値AD1
を読み込む。ステップ134では、ネガフィルムのベー
ス部の透過光か直接光か判断され、値AD1 <基準値A
0 のときには現在ネガフィルムのベース部であると判
断してステップ136へ進む。ステップ136では、前
回の値AD1 の読み込み時にAD1 ≧AD0 であったか
否か、すなわちネガフィルムのベース部の透過光であっ
たか否かが判断され、前回のAD1 値がAD1 <AD0
の場合には、受光素子44への光量に変化なくネガフィ
ルムのベース部の送出中であると判断してステップ13
2へ戻る。一方、前回のAD1 値がAD1≧AD0 の場
合には、前回よりも現在の光量の方が小さくなったた
め、ネガフィルムのパーフォレーションからベース部に
移動したとき(立ち下がり)と判断してステップ140
へ進み、現在時刻Tを読み込み、時刻T2として図示し
ないレジスタに記憶してステップ146へ進む。ステッ
プ146では、ネガフィルムFのパーフォレーションを
通過して光が受光された時間すなわちパーフォレーショ
ンの搬送方向長さに対応する時間T2 −T1 と1枚のネ
ガフィルムFのパーフォレーションを通過した光が受光
された時間Tp との比較によりネガフィルムFが重なっ
ているか否か判断され、T2 −T1 ≧T p のときには検
出したパーフォレーションの搬送方向長さに対応する時
間が1枚のネガフィルムFのパーフォレーション通過時
間Tp 以上の時間であるため、ネガフィルムFは重なっ
ていないと判別されてステップ132へ戻る。複数枚の
ネガフィルムの隣接したネガフィルムFがずれるパーフ
ォレーションの搬送方向長さが1枚のネガフィルムFの
パーフォレーションより短くなるため、T2 −T1 <T
p のときには、複数枚のネガフィルムFであると判別さ
れて、ステップ150へ進み、後述するエラー処理が成
された後にステップ132へ戻る。
【0031】一方、ステップ134において受光素子4
4の出力値AD1 が基準値AD0 以上のときには、ネガ
フィルムFを透過せずに直接発光素子48の光を受光し
たと判断してステップ138へ進む。ステップ138で
は、前回の値AD1 の読み込み時にAD1 ≧AD0 であ
ったか否か、すなわちネガフィルムのベース部の透過光
であったか否かが判断され、前回のAD1 値がAD1
AD0 の場合には、前回よりも現在の方が受光素子44
への光量は大きくなったため、ネガフィルムのベース部
からパーフォレーションに移動したとき(立ち上がり)
と判断してステップ142へ進み、現在時刻Tを読み込
み、時刻T1 として図示しないレジスタに記憶してステ
ップ132へ戻る。一方、前回のAD1 値がAD1 ≧A
0 の場合には、受光素子44への光量に変化なくネガ
フィルムFを透過せずに直接発光素子48の光を受光中
と判断してステップ144へ進み、現在時刻Tを読み込
み、ネガフィルムFを透過せずに直接発光素子48の光
を受光中である時刻を更新するため時刻T2 として図示
しないレジスタに記憶してステップ148へ進む。ステ
ップ148では、ネガフィルムFを透過せずに直接発光
素子48の光を受光している時間T2 −T1 がパーフォ
レーションを通過して受光される時間Tp 以上か否かを
判断し、T2 −T1 <Tp の場合には、直接発光素子4
8の光を受光している時間がパーフォレーションPの搬
送方向長さの範囲以内と判別されてステップ132へ戻
る。T2 −T1 >Tp の場合には、パーフォレーション
Pの搬送方向長さより長い間直接発光素子48の光を受
光しているため、1本のネガフィルムが終了した後所定
時間を経たと判別し、本ルーチンを終了する。
【0032】次に、ネガフィルムFが複数枚重なったと
きのエラー処理について説明すると、図15に示したよ
うに、初めにステップ152において、モータ36を停
止することによりネガフィルムFの送りを停止すると共
に図示しないアラームを鳴らして、ステップ154へ進
む。このとき、作業者はアラームを聞いて、重なって送
出された複数枚のネガフィルムFを取り外し、焼付作業
を行う1枚のネガフィルムFを設置した後、図示しない
再開始スイッチを押す。ステップ154では、再開始ス
イッチが作業者により押されたか否か判断され、再開始
スイッチが作業者により押された後、ステップ156に
進む。ステップ156では、モータ36を駆動してネガ
フィルムFの送りを再開し、中断した実行中のプログラ
ムへ復帰することにより、エラー処理が終了する。
【0033】このように、焼付装置38に搬入される以
前に、ネガフィルムFのパーフォレーションPの長さに
対応する時間を検出することにより複数枚のネガフィル
ムFが送出されたか否かが判別されて、複数枚のネガフ
ィルムFが重なって送出されることがないために、複数
枚のネガフィルムFの重なりによる不良焼付けを防ぐこ
とができる。
【0034】なお、上記第1実施例は、光学的にネガフ
ィルムFのパーフォレーションPの長さに対応する時間
を検出することにより複数枚のネガフィルムFが送出さ
れたか否かを判別したが、機械的にパーフォレーション
Pの長さを測ることにより行ってもよい。
【0035】上記第1実施例は、一定の搬送速度でネガ
フィルムFを搬送した場合のネガフィルムFのパーフォ
レーションを通過した光が受光される時間、すなわちパ
ーフォレーションの搬送方向長さを検出することにより
複数枚のネガフィルムFが送出されたか否かを判別した
場合について説明したが、パーフォレーションPの傷み
等により誤って判別されることがある。そこで第2実施
例は、ネガフィルムFに隣接して記録された画像を検出
することにより複数枚のネガフィルムFが送出されたか
否かを判別する場合について説明する。
【0036】第2実施例の構成は、第1実施例の構成と
略同様であるので、同一部分には、略号を付して詳細な
説明は省略する。第2実施例では、挟持搬送ローラ4
2、43の下流側に複数の画像センサ46A、46B、
46C、46Dが配設されている。この画像センサ46
には、図示しない発光素子48から射出される光が入射
され、かつ画像センサ46と発光素子48との間をネガ
フィルムFが通過するように配置されると共に、画像セ
ンサ46は図11に示すようにネガフィルムFの長手方
向と直交する方向に所定の間隔を隔てかつネガフィルム
Fの画像を検出できる位置に配設されている。なお、こ
の複数の画像センサ46はネガフィルムFの種類(例え
ば、ハーフ、フル、パノラマ等)により用いる画像セン
サ46の数量および位置を選択して使用することもでき
る。
【0037】図5に示すように、画像センサ46A、4
6B、46C、46Dは各々増幅回路56A、56B、
56C、56D、を介してセレクタ58に接続されてい
る。セレクタ58は、制御回路50から選択信号が入力
されるように接続されており、複数入力された画像セン
サの信号から選択された画像センサの信号を出力するよ
うにADC52を介して制御回路50に接続されてい
る。また、制御回路50にはモータドライバ54Aを介
してモータ31、モータドライバ54Bを介してモータ
36が接続されると共にキーボードが接続されている。
【0038】以下、第2実施例の作用について説明す
る。ネガフィルムFの送出が図6に示したフィルム送出
制御のメインルーチンにしたがって開始される。このと
き、ステップ102において装置の初期化が行われる所
定値として、値ADf は、1枚のネガフィルムFの画像
の記録されていない部分、すなわちフィルムベース部分
を透過したアナログ光量値とネガフィルムFを透過せず
に直接発光素子48の光を受光した光量値との略中間値
をデジタル値に変換した値が使用されている。時間Tf
は、一定の搬送速度でネガフィルムFを搬送した場合の
1枚のネガフィルムFの齣画像の間の画像の記録されて
いないフィルムベース部分を透過して光が受光される時
間が使用されている。
【0039】ここで、図14(A)に示したようにネガ
フィルムFを介して発光素子48の光を画像センサ46
に照射すると、画像が記録された部分よりフィルムベー
ス部分を透過した光量が大きく、画像センサ46の出力
信号は図14(B)に示したようになる。しかしなが
ら、2枚のネガフィルムFが重なると各々のネガフィル
ムFの画像の記録された部分はズレ、また2枚のフィル
ムベース部を透過した光量は1枚のネガフィルムFを透
過した信号より小さくなる。このため、所定値以上の光
量値のネガフィルム位置を検出し、このネガフィルム位
置の間隔を検出することにより、複数枚のネガフィルム
Fが送出されたか否かが判別できる。
【0040】図8は、第2実施例のネガフィルムFの画
像を検出することによりネガフィルムFの重なりをチェ
ックするサブルーチンについて示したものである。
【0041】ステップ162では複数ある画像センサ4
6の1つをキーボード入力等から選択し、ステップ16
4では画像センサ46の出力がデジタル変換された値A
2 を読み込む。ステップ166では、AD2 ≧ADf
か否かが判断され、AD2 <ADf のときにはネガフィ
ルムの画像の記録された部分であると判断し、ステップ
172へ進む。ステップ172では現在時刻Tを読み込
み、時刻T4 として図示しないレジスタに記憶して、ス
テップ174へ進む。ステップ174では、T 4 −T3
>Tf か否かを判断し、T4 −T3 ≦Tf の場合には、
画像の記録された搬送方向長さが齣範囲以内と判別され
てステップ162へ戻り、T4 −T3 >Tf の場合に
は、画像の記録された搬送方向長さが画像の齣範囲を越
えているため、ネガフィルムFが重なっていると判別
し、図15に示したエラー処理へ進む。エラー処理が終
了したのちにはステップ162へ戻る。
【0042】一方、ステップ166において、AD2
ADf のときには、画像の記録されていないベース部分
であると判別してステップ168へ進み、現在時刻Tを
読み込み、時刻T3 として図示しないレジスタに記憶す
る。ステップ170では、前回の値AD2 の読み込み時
においてAD2 <AD0 であったか否かを判断し、前回
のAD2 値がAD2 ≧AD0 の場合には、ネガフィルム
が無かったと判断してステップ162へ戻る。一方、前
回のAD2値がAD2 <AD0 の場合には、前回はネガ
フィルムが有ったと判断して、ステップ176へ進む。
ステップ176では、AD2 >AD0 であるか否かを判
断し、現在のAD2 値がAD2 <AD0 の場合には、ネ
ガフィルムがまだ存在すると判断してステップ162へ
戻る。現在のAD2 値がAD2 ≧AD0 の場合には、ネ
ガフィルムが無くなったと判断し、本ルーチンを終了す
る。
【0043】このように、ネガフィルムFの隣接して記
録された画像と画像の記録されていないベース部分を透
過する光量および時間を検出することにより複数枚のネ
ガフィルムFが送出されたか否かが判断されるため、複
数枚の重なったネガフィルムFが送出されることなくフ
ィルム1枚ずつ送出される。これにより、複数枚のネガ
フィルムFの重なりによる不良焼付けを防ぐことができ
る。また、エッヂ傷みやネガ異なった場合においても、
ネガフィルムFに記録されている画像により複数枚のネ
ガフィルムFが送出されたか否かが判別されるため、複
数枚のネガフィルムFの重なりによる不良焼付けを防ぐ
ことができる。
【0044】なお、上記セレクタ58には1つのチャン
ネルを時分割方式等により複数の回路で使用するマルチ
プレクサを使用することが望ましい。また、上記第2実
施例では、センサを4個用いた場合について説明した
が、数量に限定されるものではなく、特徴点を見いだせ
る測定点のみの測定でも良く、また、数を増やしてもよ
い。
【0045】なお、上記第2実施例は、ネガフィルムF
に隣接して記録された画像および画像の記録されていな
いベース部分を透過光量の変化を検出することにより複
数枚のネガフィルムFが送出されたか否かを判別する場
合について説明したが、カメラ等のマスク形状により決
められる画像フレームの情報を2次元検出センサ等によ
り検出して所定領域内の濃度値から複数枚のネガフィル
ムFが送出されたか否かの判別を行うこともできる。
【0046】第3実施例は、ネガフィルムFを透過せず
に光を通過させるパーフォレーションPの長さに対応す
る時間を検出し、かつネガフィルムFに隣接して記録さ
れた画像の間の濃度変化がある部分を検出することとの
双方を検出するにより複数枚のネガフィルムFが送出さ
れたか否かを判別する場合について説明する。第3実施
例の構成は、上記実施例の構成と略同様であるので、同
一部分には、略号を付して詳細な説明は省略する。第3
実施例のセンサには受光素子44、および複数の画像セ
ンサ46を用いている。
【0047】図9は、第3実施例のネガフィルムF重な
りチェックのサブルーチンについて示したものである。
ステップ180では複数ある画像センサ46の1つをキ
ーボード入力等から選択し、ステップ182では受光素
子44の出力がデジタル変換された値AD1 及び画像セ
ンサ46の出力がデジタル変換された値AD2 を読み込
む。ステップ184では、AD2 ≧ADf か否かを判断
し、AD2 <ADf のときには、現在時刻Tを読み込
み、時刻T4 に記憶し、ステップ192へ進む。ステッ
プ192では、T4 −T3 >Tf か否かを判断し、T4
−T3 ≦Tf の場合には、ステップ194ヘ進み、T4
−T3 >Tf の場合にはネガフィルムFが重なっている
と判断してエラー処理150へ進む。エラー処理が終了
したのちにはステップ162へ戻る。
【0048】一方、ステップ184においてAD2 ≧A
f のときにはステップ186へ進み、現在時刻Tを読
み込み、時刻T3 に記憶し、ステップ190へ進む。ス
テップ190では、前回のAD2 の読み込み時AD2
AD0 であったか否かを判断し、前回AD2 ≧AD0
場合には、ネガフィルムが無と判断してステップ194
へ進む。一方、前回のAD2 値がAD2 <AD0 の場合
には、前回にはネガフィルムが有と判断し、ステップ2
04へ進む。ステップ204では、現在のネガフィルム
がAD2 ≧ADf であるか否かを判断し、現在のAD2
値がAD2 <AD0 の場合には、ネガフィルムがまだ存
在すると判断しステップ194へ進む。一方、現在のA
2 値がAD2 ≧AD0 の場合には、ネガフィルムが無
くなったと判断し、本ルーチンを終了する。
【0049】ステップ194では、AD1 ≧AD0 であ
るか否かを判断し、AD1 <AD0 の場合にはステップ
204へ進み、ステップ204では前回のAD1 値がA
1 ≧AD0 であったか否かを判断し、AD1 <AD0
の場合には、ステップ180へ戻る。前回のAD1 値が
AD1≧AD0 の場合にはステップ206へ進み、現在
時刻Tを読み込み、時刻T2 に記憶してステップ208
へ進む。ステップ208では、T2 −T1 ≧Tp か否か
を判断し、T2−T1 ≧Tp のときには、得られる時間
がパーフォレーションPの長さに対応する時間以内であ
るためネガフィルムFは重なっていないと判断されてス
テップ180へ戻る。T2 −T1 <Tp のときには、複
数枚のネガフィルムFであると判別されて、ステップ1
50へ進み、エラー処理後にステップ180へ戻る。
【0050】一方、ステップ194においてAD1 ≧A
0 のときにはステップ196へ進み、ステップ196
では前回のAD1 値がAD1 ≧AD0 であったか否かが
判断され、AD1 <AD0 の場合には、現在時刻Tを読
み込み、時刻T1 に記憶してステップ180へ戻る。前
回のAD1 値がAD1 ≧AD0 の場合には、現在時刻T
を読み込み、時刻T2 に記憶してステップ202へ進
む。ステップ202では、T2 −T1 >Tp か否かを判
断し、T2 −T1 <Tp の場合には、直接発光素子48
の光を受光している時間がパーフォレーションPの搬送
方向長さの範囲以内であるためステップ180へ戻る。
2 −T1 >Tp の場合には、パーフォレーションPの
搬送方向長さより長い時間の間直接発光素子48の光を
受光しているため、1本のネガフィルムが終了した後所
定時間を経たと判断し、本ルーチンを終了する。
【0051】このように、第3実施例では、ネガフィル
ムFのパーフォレーションPを通過する時間を検出する
と共にネガフィルムFの画像の記録されていない部分を
通過する時間を検出することにより、複数枚のネガフィ
ルムFが送出されたか否かの判別が成される。また、ネ
ガフィルムFのパーフォレーションP及び画像情報が完
全に重なることは、極めてまれである。したがって、ネ
ガフィルムFのパーフォレーションPが完全に重なって
いても画像情報によっての判別が成され、ネガフィルム
Fの画像情報が完全に重なっていても、パーフォレーシ
ョンPによっての判別が成される。このため、複数枚の
重なったネガフィルムFが送出されることなく1枚のフ
ィルム毎に送出され、複数枚のネガフィルムFの重なり
による不良焼付けを防ぐことができる。
【0052】なお、上記説明したパーフォレーションP
および画像情報を検知する検出器は従来の写真焼付装置
の焼付位置を決定するために取り付けられているセンサ
を使用してもよい。このため、新たにセンサを追加する
ことなく、容易に本発明を実施することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数枚のフィルムが重なって送出されたか否かの判別が成
され、フィルムが重なって送出された場合には焼付が行
われないことにより、複数枚の重なったフィルムによる
不良焼付けを防ぐことのできる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す写真焼付装置の概略構成
図である。
【図2】本発明の実施例の写真焼付装置の構成を示す斜
視図である。
【図3】本発明の実施例にかかるホルダ及びその関連部
品を示す側面図である。
【図4】第1実施例の制御回路及びその周辺部分を示す
構成図である。
【図5】第2実施例の制御回路及びその周辺部分を示す
構成図である。
【図6】本発明の実施例にかかる制御ルーチンを示す流
れ図である。
【図7】第1実施例のフィルム重なりチェック制御を示
す流れ図である。
【図8】第2実施例のフィルム重なりチェック制御を示
す流れ図である。
【図9】第3実施例のフィルム重なりチェック制御を示
す流れ図である。
【図10】第1実施例のセンサの配置を示すフィルム図
である。
【図11】第2実施例のセンサの配置を示すフィルム図
である。
【図12】(A)は第1実施例にかかるネガフィルムの
パーフォレーションを含む長さ方向の断面図、(B)は
センサの出力信号を示す線図である。
【図13】(A)は第1実施例の2枚の重なったネガフ
ィルムのパーフォレーションを含む長さ方向の断面図、
(B)はセンサの出力信号を示す線図である。
【図14】(A)は第2実施例の画像の記録されたネガ
フィルムの画像部分を含む長さ方向の断面図、(B)は
センサの出力信号を示す線図である。
【図15】本発明の実施例にかかるエラー処理を示す流
れ図である。
【符号の説明】
P パーフォレーション F ネガフィルム 10 ネガフィルム送出部 16 ホルダ 38 焼付部 44 センサ 46 画像センサ 50 制御回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィルムを積層して保持した保持
    部から順次フィルムをフィルムの長さ方向に搬送して焼
    付部へ供給するフィルム送出部を備えた写真焼付装置に
    おいて、前記保持部と焼付部との間のフィルム搬送路の
    フィルムのパーフォレーションの搬送方向長さを検出す
    る検出手段と、検出された信号に基づいて複数のフィル
    ムが送出されたか否かを判断する判断手段と、前記複数
    のフィルムが送出されたと判断された場合にはフィルム
    の焼付を行わせない禁止手段とを設けたことを特徴とす
    る写真焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記フィルムの重なりに
    よる前記パーフォレーションの見かけ上の搬送方向長さ
    検出し、前記判断手段前記長さが基準値未満か否か
    を判断することにより複数のフィルムが送出されたか否
    かを判断することを特徴とする請求項1記載の写真焼付
    装置。
  3. 【請求項3】 複数のフィルムを積層して保持した保持
    部から順次フィルムをフィルムの長さ方向に搬送して焼
    付部へ供給するフィルム送出部を備えた写真焼付装置に
    おいて、前記保持部と焼付部との間のフィルム搬送路の
    フィルムの濃度を検出する検出手段と、検出された信号
    に基づいて複数のフィルムが送出されたか否かを判断す
    る判断手段と、前記複数のフィルムが送出されたと判断
    された場合にはフィルムの焼付を行わせない禁止手段と
    を設けたことを特徴とする写真焼付装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は前記フィルムに隣合って
    記録された齣画像間を透過した光量を検出することによ
    り前記濃度を検出し、前記判断手段は検出された光量が
    基準値未満か否かを判断することにより複数のフィルム
    が送出されたか否かを判断することを特徴とする請求項
    1記載の写真焼付装置。
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